JPH0555771B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0555771B2 JPH0555771B2 JP60252178A JP25217885A JPH0555771B2 JP H0555771 B2 JPH0555771 B2 JP H0555771B2 JP 60252178 A JP60252178 A JP 60252178A JP 25217885 A JP25217885 A JP 25217885A JP H0555771 B2 JPH0555771 B2 JP H0555771B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- pot
- box
- radiant
- broth
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 13
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、輻射熱を応用し、対流とともに併用
することに高い熱効率を提供する調理器に関する
ものである。
することに高い熱効率を提供する調理器に関する
ものである。
従来の技術
従来この種の調理器は、ガスあるいは電気をエ
ネルギー源とする輻射用の加熱面を上方に向け、
ガラスあるいはセラミツクス等の熱透過部材を天
板とするいわゆるスムーズトツプタイプであつ
た。第２図、第３図はガスをエネルギー源とする
タイプであり、ガスは空気と混合して混合管１に
導かれ、バーナ２で燃焼し、その排ガスは排気部
３を通り、フアン４により調理器本体外へ排出さ
れる。一方、バーナ２で燃焼し輻射を出す加熱面
５は上方を向いており、前記加熱面５の上方には
間〓をおいてガラス等の熱透過部材が設けてあ
り、天板６として構成されている。天板６の上方
には鍋７を載せるようになつている。
ネルギー源とする輻射用の加熱面を上方に向け、
ガラスあるいはセラミツクス等の熱透過部材を天
板とするいわゆるスムーズトツプタイプであつ
た。第２図、第３図はガスをエネルギー源とする
タイプであり、ガスは空気と混合して混合管１に
導かれ、バーナ２で燃焼し、その排ガスは排気部
３を通り、フアン４により調理器本体外へ排出さ
れる。一方、バーナ２で燃焼し輻射を出す加熱面
５は上方を向いており、前記加熱面５の上方には
間〓をおいてガラス等の熱透過部材が設けてあ
り、天板６として構成されている。天板６の上方
には鍋７を載せるようになつている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、燃焼排ガ
スはすべて排気部３を通り調理器外へ放出され、
鍋７の加熱は加熱面５と鍋７との輻射による伝熱
のみとなり熱効率が30％前後と、通常のコンロの
45〜50％に比べ非常に悪かつた。この熱効率が悪
いということはすなわち、与えた熱量に比べ鍋が
得た熱量が少ないということで、他は調理器外へ
逃げてゆくものもあるが器具を加熱し、器具の温
度を異常に上昇させてしまうという欠点も有して
いた。
スはすべて排気部３を通り調理器外へ放出され、
鍋７の加熱は加熱面５と鍋７との輻射による伝熱
のみとなり熱効率が30％前後と、通常のコンロの
45〜50％に比べ非常に悪かつた。この熱効率が悪
いということはすなわち、与えた熱量に比べ鍋が
得た熱量が少ないということで、他は調理器外へ
逃げてゆくものもあるが器具を加熱し、器具の温
度を異常に上昇させてしまうという欠点も有して
いた。
このことは一般に輻射伝熱は鍋底面と加熱面で
伝熱されるわけであるが、鍋底面と加熱面が排気
に必要な間〓を持つように設計する場合、加熱面
からの輻射熱は、鍋底面の輻射率が低いせいもあ
り、鍋底面に向かう分よりもはるかに加熱面と鍋
底面の間から外へ逃げる熱量が多いためである。
従つてこの逃げる熱量が器具の加熱に使われ異常
温度上昇という問題点を有していたのである。
伝熱されるわけであるが、鍋底面と加熱面が排気
に必要な間〓を持つように設計する場合、加熱面
からの輻射熱は、鍋底面の輻射率が低いせいもあ
り、鍋底面に向かう分よりもはるかに加熱面と鍋
底面の間から外へ逃げる熱量が多いためである。
従つてこの逃げる熱量が器具の加熱に使われ異常
温度上昇という問題点を有していたのである。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、
器具の温度上昇を最小限に抑え、熱効率を大きく
向上させることを目的とする。
器具の温度上昇を最小限に抑え、熱効率を大きく
向上させることを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の調理器
は、概略垂直方向に赤熱面を対向させた輻射型バ
ーナ、および前記輻射型バーナの下方を反射面あ
るいは断熱面とする底面とにより構成した箱型燃
焼部と、前記箱型燃焼部の上方に中央開口部を有
する前記煮汁受けと連接し、かつ輻射型バーナの
赤熱面に対向して設けた熱透過性部材と、煮汁受
けと熱透過性部材との間に設けた排ガス通気口と
から成るものである。
は、概略垂直方向に赤熱面を対向させた輻射型バ
ーナ、および前記輻射型バーナの下方を反射面あ
るいは断熱面とする底面とにより構成した箱型燃
焼部と、前記箱型燃焼部の上方に中央開口部を有
する前記煮汁受けと連接し、かつ輻射型バーナの
赤熱面に対向して設けた熱透過性部材と、煮汁受
けと熱透過性部材との間に設けた排ガス通気口と
から成るものである。
作 用
本発明は上記した構成によつて、箱型燃焼部の
側面にある輻射型バーナから出る噴射により、ス
ムーズトツプタイプの輻射能力と同程度の熱量を
得ると共に、鍋底面に直接あたる対流伝熱による
熱量受授により、高い熱効率を与えるものであ
る。
側面にある輻射型バーナから出る噴射により、ス
ムーズトツプタイプの輻射能力と同程度の熱量を
得ると共に、鍋底面に直接あたる対流伝熱による
熱量受授により、高い熱効率を与えるものであ
る。
実施例
以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
説明する。
第１図において、１は輻射型バーナで断熱性の
あるあるいは反射性のある底面２と共に箱型燃焼
部３を形成しておる。そして、前記箱型燃焼部３
内の輻射型バーナ１の赤熱面４に対向して熱透過
性部剤（例えば耐熱ガラスなどで以下は耐熱ガラ
スという）５が配置してある。前記耐熱ガラス５
は前記輻射型バーナ１の上方にあつて、カバーす
る煮汁受け６に取付けられ、また煮汁受け６は天
板７へと連接してある。ただし排ガスが通るよう
に排ガス通気口Ａ部及Ｂ部は一部開口している。
通常、排ガスは温度が高いため上部Ａ部を通過す
る。天板７は箱型燃焼部３の上方に排気口８が設
けてあり、この排気口８の回りの天板７上には五
徳９がある。なお、底面２は低板１０上にあり、
引出すことができるようになつている。１１は鍋
である。
あるあるいは反射性のある底面２と共に箱型燃焼
部３を形成しておる。そして、前記箱型燃焼部３
内の輻射型バーナ１の赤熱面４に対向して熱透過
性部剤（例えば耐熱ガラスなどで以下は耐熱ガラ
スという）５が配置してある。前記耐熱ガラス５
は前記輻射型バーナ１の上方にあつて、カバーす
る煮汁受け６に取付けられ、また煮汁受け６は天
板７へと連接してある。ただし排ガスが通るよう
に排ガス通気口Ａ部及Ｂ部は一部開口している。
通常、排ガスは温度が高いため上部Ａ部を通過す
る。天板７は箱型燃焼部３の上方に排気口８が設
けてあり、この排気口８の回りの天板７上には五
徳９がある。なお、底面２は低板１０上にあり、
引出すことができるようになつている。１１は鍋
である。
上記構成において、輻射型バーナ１は概略垂直
方向に赤熱面４が、互いに赤熱面４が向い合つて
いる。この赤熱面４が輻射体として底面２と排気
口８に熱放射する。底面２は、断熱材を使用し
た、あるいは反射性のある物質により構成されて
あるため、底面への熱放射の一部は前記底面２に
吸収されるが、大部分は反射され、あるいは再放
射され、排気口８へ放射される。従つて排気口８
に面し五徳９上におかれた鍋底面に多くの噴射エ
ネルギーが集まる。この輻射により集まるエネル
ギーは効率に換算するとおよそ20〜30％に相当す
る。（設計上に形状によりこの間は変化するので
うまく構成すれば多くの輻射エネルギーが取出せ
る。）一方、輻射型バーナ１により燃焼した火炎
による排ガスは耐熱ガラス５の主として上部（Ａ
部）あるいは下部（Ｂ部）を通り、中央の排気口
８から出て直接鍋底に当り、対流熱伝達する。こ
の対流熱伝達により、伝わる熱量は、平板（鍋
板）に対して垂直方向からあたる衝突流に相当
し、非常に高い熱伝達率を示したため、多くの量
が伝わる。従つて、上記輻射と対流の両方の熱伝
達により高い熱交換効率が得られる。
方向に赤熱面４が、互いに赤熱面４が向い合つて
いる。この赤熱面４が輻射体として底面２と排気
口８に熱放射する。底面２は、断熱材を使用し
た、あるいは反射性のある物質により構成されて
あるため、底面への熱放射の一部は前記底面２に
吸収されるが、大部分は反射され、あるいは再放
射され、排気口８へ放射される。従つて排気口８
に面し五徳９上におかれた鍋底面に多くの噴射エ
ネルギーが集まる。この輻射により集まるエネル
ギーは効率に換算するとおよそ20〜30％に相当す
る。（設計上に形状によりこの間は変化するので
うまく構成すれば多くの輻射エネルギーが取出せ
る。）一方、輻射型バーナ１により燃焼した火炎
による排ガスは耐熱ガラス５の主として上部（Ａ
部）あるいは下部（Ｂ部）を通り、中央の排気口
８から出て直接鍋底に当り、対流熱伝達する。こ
の対流熱伝達により、伝わる熱量は、平板（鍋
板）に対して垂直方向からあたる衝突流に相当
し、非常に高い熱伝達率を示したため、多くの量
が伝わる。従つて、上記輻射と対流の両方の熱伝
達により高い熱交換効率が得られる。
次の鍋からの煮こぼれがあつた場合の説明をす
る。煮こぼれがあると天板７上にこぼれる場合
と、排気口８を通り煮汁受け６、更に底面２にま
で落ちる場合がある。この時底面２は引出すよう
に構成してあり、煮汁を掃除することができる。
又、煮汁受け６には耐熱ガラス５を連接してある
ため底面２からのはね返り等により、輻射型バー
ナ１のところまで煮汁が来ない構成となつてい
る。従つて輻射型バーナ１の炎孔が詰まるという
ようなことがない。
る。煮こぼれがあると天板７上にこぼれる場合
と、排気口８を通り煮汁受け６、更に底面２にま
で落ちる場合がある。この時底面２は引出すよう
に構成してあり、煮汁を掃除することができる。
又、煮汁受け６には耐熱ガラス５を連接してある
ため底面２からのはね返り等により、輻射型バー
ナ１のところまで煮汁が来ない構成となつてい
る。従つて輻射型バーナ１の炎孔が詰まるという
ようなことがない。
発明の効果
以上のように本発明の調理器によれば次の効果
がある。
がある。
(1) 輻射型バーナを使用し、炎の短い火炎であ
り、更に箱型燃焼部内に隠れているためてに安
全である。
り、更に箱型燃焼部内に隠れているためてに安
全である。
(2) 輻射型バーナと赤熱面を概略垂直方向に対向
させて底面を反射面あるいは断熱面とした構成
にし、残る面を鍋底面としているため輻射エネ
ルギーが充分とれる。
させて底面を反射面あるいは断熱面とした構成
にし、残る面を鍋底面としているため輻射エネ
ルギーが充分とれる。
(3) 更に鍋底面には排ガス通気口を通す煮汁受け
中央部から直接燃焼排ガスが衝突するようにな
つており、従来のスムーズトツプタイプの調理
器にはない対流熱伝達が付加されているため高
効率が得られる。
中央部から直接燃焼排ガスが衝突するようにな
つており、従来のスムーズトツプタイプの調理
器にはない対流熱伝達が付加されているため高
効率が得られる。
(4) 輻射型バーナは一般にブンレンに比べ低
NOx化されたバーナであり、排ガスのきれい
な調理器を提供することができる。
NOx化されたバーナであり、排ガスのきれい
な調理器を提供することができる。
第１図は本発明の実施例における調理器の正面
断面図、第２図は従来例の要部上面図、第３図は
同正面断面図である。 １……輻射型バーナ、２……底面、３……箱型
燃焼部、５……熱透過性部材、６……煮汁受け。
断面図、第２図は従来例の要部上面図、第３図は
同正面断面図である。 １……輻射型バーナ、２……底面、３……箱型
燃焼部、５……熱透過性部材、６……煮汁受け。
Claims (1)
- １ 概略垂直方向に赤熱面を対向させた輻射型バ
ーナと、前記輻射型バーナの下方を反射面あるい
は断熱面とする底面とにより構成した箱型燃焼部
と、前記箱型燃焼部の上方に中央開口部を有する
煮汁受けと、前記煮汁受けと連接し、かつ輻射型
バーナの赤熱面側に設けた熱透過性部材とから成
り、前記煮汁受けと前記熱透過性部材との間に設
けた排ガス通気口が前記煮汁受けの中央開口部に
連通して成る調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25217885A JPS62112926A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25217885A JPS62112926A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112926A JPS62112926A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH0555771B2 true JPH0555771B2 (ja) | 1993-08-17 |
Family
ID=17233577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25217885A Granted JPS62112926A (ja) | 1985-11-11 | 1985-11-11 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112926A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103234225B (zh) * | 2013-04-08 | 2015-10-21 | 中山炫能燃气科技股份有限公司 | 一种抗反射红外热能与热烟气分路定向输送装置 |
| CN104534523A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-22 | 昆山富凌能源利用有限公司 | 液化石油气灶节能灶盘 |
| CN107990364A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-05-04 | 高平市泫氏铸管有限公司 | 一种节能锅及配套灶具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710344U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58100729U (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-08 | ユニオン商事株式会社 | 焼物器 |
-
1985
- 1985-11-11 JP JP25217885A patent/JPS62112926A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5710344U (ja) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112926A (ja) | 1987-05-23 |
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