JPH0555020U - 磁気エンコーダ - Google Patents

磁気エンコーダ

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JPH0555020U
JPH0555020U JP10640891U JP10640891U JPH0555020U JP H0555020 U JPH0555020 U JP H0555020U JP 10640891 U JP10640891 U JP 10640891U JP 10640891 U JP10640891 U JP 10640891U JP H0555020 U JPH0555020 U JP H0555020U
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
displacement
shield plate
magnetic recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP10640891U
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English (en)
Inventor
好典 林
七幸 竹内
晃 三木
正芳 山下
真 細川
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部磁場の影響を少なくする。 【構成】 回転自在に支持された磁気ドラム1と、磁気
ドラム1近傍に設けられ、磁気ドラム1に記録された磁
気情報を読み出して磁気ドラム1の変位を検出する磁気
センサ2とを有する磁気エンコーダに、磁気センサ2を
覆うとともに、磁気センサ2側から磁気ドラム1側へ延
出したシールド板5を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転角度や回転子の磁極位置あるいは直線変位等を検出する磁気エ ンコーダに関し、特に、センサ部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の回転角度や回転子の磁極位置を検出する磁気ロータリエンコーダは、回 転軸に固定された円盤状の磁気記録媒体に、その円周方向に沿って原点トラック とピッチ信号トラックとが設けられ、原点トラックの特定の1箇所には原点信号 が記録され、また、ピッチ信号トラックには一定間隔でピッチ信号が記録されて いる。
【0003】 そして、ピッチ信号トラックから磁気センサによって検出されたピッチ信号に 基づいて得られるパルスをカウントするとともに、原点トラックから別の磁気セ ンサによって検出された原点信号によってリセットされるカウンタを設け、この カウンタのカウント値を、回転軸の回転角度に対応した角度データとして出力す るようになっている。 ところで、上述した従来の磁気エンコーダにおいては、外部磁場の影響を防止 するために、センサ部をシールド板で覆うものがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の磁気エンコーダにおいては、センサ部の一部や センサ部のみをシールド板で覆っていたので、シールド効果が充分でなかった。 したがって、外部磁場の影響を受け、誤動作する場合があった。 本考案は、このような背景の下になされたもので、外部磁場の影響を少なくす ることができる磁気エンコーダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の考案による磁気エンコーダは、回転自在もしくは直線移動自在 に支持された磁気記録媒体と、該磁気記録媒体近傍に設けられ、前記磁気記録媒 体に記録された磁気情報を読み出して前記磁気記録媒体の変位を検出する変位検 出手段とを具備する磁気エンコーダにおいて、前記変位検出手段を覆うとともに 、前記変位検出手段側から前記磁気記録媒体側へ延出した磁気遮蔽板を設けたこ とを特徴としている。 また、請求項2記載の考案による磁気エンコーダは、回転自在もしくは直線移 動自在に支持された磁気記録媒体と、該磁気記録媒体近傍に設けられ、前記磁気 記録媒体に記録された磁気情報を読み出して前記磁気記録媒体の変位を検出する 変位検出手段とを具備する磁気エンコーダにおいて、前記変位検出手段を覆うと ともに、前記変位検出手段背面から前記変位検出手段の検出面と平行な面に沿う 延出部を有する磁気遮蔽板を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
請求項1および請求項2記載の考案による磁気エンコーダの構成によれば、磁 気遮蔽板によるシールド効果が従来に比べて向上する。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の一実施例について説明する。図1は本考案の 第1の実施例による磁気エンコーダの要部の構成を示す図であり、この図におい て、(a)は側面図、(b)は上面図である。図1において、1は図示せぬ回転 軸に回転自在に支持された円盤状の磁気ドラム(磁気記録媒体)、2は磁気ドラ ム1近傍のセンサブロック3上に設けられ、磁気ドラム1に記録された磁気情報 を読み出して磁気ドラム1の変位を検出する磁気センサ(変位検出手段)、4は 磁気センサ2の端部に接続されたリード線である。
【0008】 また、5はシールド板であり、磁気センサ2を覆うとともに、磁気センサ2側 から磁気ドラム1の端面より図示せぬ回転軸側に長さA(mm)だけ延出して設 けられている。また、このシールド板5の幅C(mm)は、磁気センサ2の幅B (mm)より広くなるように設定されている。 このシールド板5の材質としては、たとえば、Fe(S10C)や電磁軟鉄等 の飽和磁束密度(Bs)が10(KG)以上で保磁力(Hc)が0.5以下のも のが好適であり、このほか、たとえば、Ni−Fe合金で45%Ni−55%F e(パーマロイ)や78%Ni−22%Fe等でも良く、上記材料を焼鈍したも のでも良い。 以上説明したように、シールド板5には、高透磁率、低保磁力、高飽和磁束密 度の各条件を満たす材料が適している。 このような構成によれば、シールド板5によるシールド効果が従来に比べて向 上する。
【0009】 ここで、シールド板5によるシールド効果を表す測定結果を表1に示す。
【表1】 表1からわかるように、シールド板5がある場合には、シールド板がないもの およびシールド板は設けられているが、磁気ドラム1側に延出していないもの( A=0)に比べて磁気センサ2の出力電圧(mVP-P)の外部磁界による減衰が 小さくなっている。
【0010】 次に、本考案の第2の実施例について説明する。図2は本考案の第2の実施例 による磁気エンコーダの要部の構成を示す図であり、この図において、(a)は 上面図、(b)は側面図である。図2において、6は図示せぬ回転軸に回転自在 に支持された円盤状の磁気ドラム(磁気記録媒体)、7は磁気ドラム6近傍に設 けられ、磁気ドラム6に記録された磁気情報を読み出して磁気ドラム6の変位を 検出する磁気センサ(変位検出手段)である。
【0011】 また、8はシールド板であり、磁気センサ7を覆うとともに、磁気センサ7背 面から磁気センサ7の検出面と平行な面に沿う延出部8aを有している。また、 このシールド板8の延出部8aと、磁気センサ7の磁気ドラム6側の面とが同一 平面9上に設置されており、かつ、シールド板8の中心から端面までの長さA( mm)は、磁気センサ7の幅B(mm)と同じ長さかそれ以上の長さになるよう に設定されている。このシールド板8の材質も上述したシールド板5と同様の材 質とする。 このような構成によれば、シールド板8によるシールド効果が従来に比べて向 上する。
【0012】 ここで、シールド板8によるシールド効果を表す測定結果を表2に示す。
【表2】 表2からわかるように、シールド板8がある場合には、シールド板がないもの およびシールド板は設けられているが、磁気センサ背面から磁気センサの検出面 と平行な面に沿う延出部を有していないもの(A<B)に比べて磁気センサの出 力電圧(mVP-P)の外部磁界による減衰が小さくなっている。 尚、上述した実施例においては、本考案を回転角度や回転子の磁極位置等を検 出する磁気ロータリエンコーダに適用した例を示したが、本考案を直線変位等を 検出する磁気リニアエンコーダに適用してもよいことはいうまでもない。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、磁気遮蔽板によるシールド効果が従来 より向上するので、外部磁場の影響を少なくすることができるという効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1の実施例による磁気エンコーダ
の構成を示す側面図および上面図である。
【図2】 本考案の第2の実施例による磁気エンコーダ
の構成を示す上面図および正面図である。
【符号の説明】
1,6……磁気ドラム、2,7……磁気センサ、3……
センサブロック、4……リード線、5,8……シールド
板、8a……延出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山下 正芳 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内 (72)考案者 細川 真 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在もしくは直線移動自在に支持さ
    れた磁気記録媒体と、 該磁気記録媒体近傍に設けられ、前記磁気記録媒体に記
    録された磁気情報を読み出して前記磁気記録媒体の変位
    を検出する変位検出手段とを具備する磁気エンコーダに
    おいて、 前記変位検出手段を覆うとともに、前記変位検出手段側
    から前記磁気記録媒体側へ延出した磁気遮蔽板を設けた
    ことを特徴とする磁気エンコーダ。
  2. 【請求項2】 回転自在もしくは直線移動自在に支持さ
    れた磁気記録媒体と、 該磁気記録媒体近傍に設けられ、前記磁気記録媒体に記
    録された磁気情報を読み出して前記磁気記録媒体の変位
    を検出する変位検出手段とを具備する磁気エンコーダに
    おいて、 前記変位検出手段を覆うとともに、前記変位検出手段背
    面から前記変位検出手段の検出面と平行な面に沿う延出
    部を有する磁気遮蔽板を設けたことを特徴とする磁気エ
    ンコーダ。
JP10640891U 1991-12-24 1991-12-24 磁気エンコーダ Pending JPH0555020U (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980324