JPH0555004A - Ｐｔｃサーミスタ発熱装置 - Google Patents
Ｐｔｃサーミスタ発熱装置Info
- Publication number
- JPH0555004A JPH0555004A JP3213969A JP21396991A JPH0555004A JP H0555004 A JPH0555004 A JP H0555004A JP 3213969 A JP3213969 A JP 3213969A JP 21396991 A JP21396991 A JP 21396991A JP H0555004 A JPH0555004 A JP H0555004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ptc
- insulating
- insulating material
- electrode plates
- ptc thermistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y02B30/762—
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 上下の平行な帯状電極板１，２間に複数個の
ＰＴＣ素子３を所定間隙を置いて接合したＰＴＣサーミ
スタ発熱装置において、前記間隙に耐熱性、絶縁性のあ
る絶縁材４、例えば雲母板、セラミック系材料、合成樹
脂等を配設する。 【効果】 電極板１，２間の空隙に絶縁材４を配設した
ことにより、上下の電極板１，２が薄かったり、剛性の
低い材料であっても、荷重によって電極板１，２が湾曲
して短絡することがなく、ヒータ全体の強度も安全性も
著しく向上する。
ＰＴＣ素子３を所定間隙を置いて接合したＰＴＣサーミ
スタ発熱装置において、前記間隙に耐熱性、絶縁性のあ
る絶縁材４、例えば雲母板、セラミック系材料、合成樹
脂等を配設する。 【効果】 電極板１，２間の空隙に絶縁材４を配設した
ことにより、上下の電極板１，２が薄かったり、剛性の
低い材料であっても、荷重によって電極板１，２が湾曲
して短絡することがなく、ヒータ全体の強度も安全性も
著しく向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般暖房用、床暖房用
等に用いることのできるＰＴＣサーミスタ発熱装置に関
する。
等に用いることのできるＰＴＣサーミスタ発熱装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ＰＴＣサーミスタ発熱装置は、ＰＴＣ
（正の抵抗温度係数）サーミスタを発熱体として使用し
た暖房用装置である。ＰＴＣサーミスタは、自己温度制
御機能を有するため、一定温度以上には発熱せず、安全
である。
（正の抵抗温度係数）サーミスタを発熱体として使用し
た暖房用装置である。ＰＴＣサーミスタは、自己温度制
御機能を有するため、一定温度以上には発熱せず、安全
である。
【０００３】従来においては、大面積のパネルを加熱す
るために、図２に示すように、上下の平行な帯状電極板
１，２間に複数個のＰＴＣ素子３を所定間隙を置いて接
合した構造をもったヒータが使用されている。
るために、図２に示すように、上下の平行な帯状電極板
１，２間に複数個のＰＴＣ素子３を所定間隙を置いて接
合した構造をもったヒータが使用されている。
【０００４】この構造のヒータは、パネルの均熱性、通
電するＰＴＣ素子の数を変えることにより出力を調整で
きる、作業性が簡便になる等の点から、ＰＴＣ素子３を
電極板１，２間にすべて取り付けず、適度に空間を設け
て、少ない個数で済むような構造にしている。
電するＰＴＣ素子の数を変えることにより出力を調整で
きる、作業性が簡便になる等の点から、ＰＴＣ素子３を
電極板１，２間にすべて取り付けず、適度に空間を設け
て、少ない個数で済むような構造にしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造において、電極板１，２が薄かったり、剛性の
低い材料の場合には、上と下の電極板１，２が荷重によ
って彎曲し、短絡して発火や破損が生じることがあっ
た。
うな構造において、電極板１，２が薄かったり、剛性の
低い材料の場合には、上と下の電極板１，２が荷重によ
って彎曲し、短絡して発火や破損が生じることがあっ
た。
【０００６】そこで本発明が解決すべき課題は、間隔を
置いて配置されるＰＴＣ素子間の空隙による強度の低
下、短絡による発火や破損を防止することにある。
置いて配置されるＰＴＣ素子間の空隙による強度の低
下、短絡による発火や破損を防止することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明のＰＴＣサーミスタ発熱装置は、上下の平行
な帯状電極板間に複数個のＰＴＣ素子を所定間隙を置い
て接合したＰＴＣサーミスタ発熱装置において、前記間
隙に絶縁材を配設したことを特徴とする。
め、本発明のＰＴＣサーミスタ発熱装置は、上下の平行
な帯状電極板間に複数個のＰＴＣ素子を所定間隙を置い
て接合したＰＴＣサーミスタ発熱装置において、前記間
隙に絶縁材を配設したことを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明においては、上下の平行な電極板間の間
隙にＰＴＣ素子と同程度の厚みをもつ絶縁板を設けた。
これにより、ＰＴＣ素子間に荷重が掛かっても、電極板
が絶縁板によって支持されるため、電極板が湾曲するこ
とはない。
隙にＰＴＣ素子と同程度の厚みをもつ絶縁板を設けた。
これにより、ＰＴＣ素子間に荷重が掛かっても、電極板
が絶縁板によって支持されるため、電極板が湾曲するこ
とはない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例を示す斜視図であ
り、１，２は上下の電極板である。本例では、８００ｍ
ｍ×２５ｍｍ×０．３ｍｍの真鍮の板を使用した。３は
ＰＴＣセラミック素子であり、上下の電極板１，２間
に、等しい空間をおいて配列して接合した例を示してい
る。ＰＴＣセラミックス素子３としては、例えばチタン
酸バリウム (BaTiＯ3)を用いることができる。４は絶縁
材であり、耐熱性，絶縁性の点から、雲母板を用いた。
この絶縁材４は、ＰＴＣセラミック素子３と同じ厚み、
本例では２．５ｍｍに加工したものを用い、接着剤で電
極板１，２に接着した。
り、１，２は上下の電極板である。本例では、８００ｍ
ｍ×２５ｍｍ×０．３ｍｍの真鍮の板を使用した。３は
ＰＴＣセラミック素子であり、上下の電極板１，２間
に、等しい空間をおいて配列して接合した例を示してい
る。ＰＴＣセラミックス素子３としては、例えばチタン
酸バリウム (BaTiＯ3)を用いることができる。４は絶縁
材であり、耐熱性，絶縁性の点から、雲母板を用いた。
この絶縁材４は、ＰＴＣセラミック素子３と同じ厚み、
本例では２．５ｍｍに加工したものを用い、接着剤で電
極板１，２に接着した。
【００１１】なお、絶縁材４は雲母板以外にも、絶縁性
と耐熱性を兼ね備えたものであれば何でもかまわない。
例えば、セラミック系材料が、均熱性の面から好適に使
用できる。さらに、熱効率と安全性向上の面から、ＰＴ
Ｃ素子と絶縁板間に、樹脂系の材料等をポッティングす
ることも考えられる。
と耐熱性を兼ね備えたものであれば何でもかまわない。
例えば、セラミック系材料が、均熱性の面から好適に使
用できる。さらに、熱効率と安全性向上の面から、ＰＴ
Ｃ素子と絶縁板間に、樹脂系の材料等をポッティングす
ることも考えられる。
【００１２】このように形成されたＰＴＣサーミスタ発
熱装置を数個、所定間隔で平行に配列することにより、
大面積のパネルを構成することができる。
熱装置を数個、所定間隔で平行に配列することにより、
大面積のパネルを構成することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
電極板間の空隙に絶縁材を配設したことにより、ヒータ
全体の強度も安全性も著しく向上する。
電極板間の空隙に絶縁材を配設したことにより、ヒータ
全体の強度も安全性も著しく向上する。
【図１】 本発明のＰＴＣサーミスタ発熱装置の実施例
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図２】 従来のＰＴＣサーミスタ発熱装置の例を示す
斜視図である。
斜視図である。
１，２ 電極板、３ ＰＴＣセラミック素子、４ 絶縁
体
体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 力久 勝利 福岡県福岡市南区塩原２丁目１番47号九州 電力株式会社総合研究所内 (72)発明者 吉田 泰憲 福岡県福岡市南区塩原２丁目１番47号九州 電力株式会社総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 上下の平行な帯状電極板間に複数個のＰ
ＴＣ素子を所定間隙を置いて接合したＰＴＣサーミスタ
発熱装置において、前記間隙に絶縁材を配設したことを
特徴とするＰＴＣサーミスタ発熱装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/039,114 US5592647A (en) | 1991-08-26 | 1991-08-25 | PTC panel heater with small rush current characteristic and highly heat insulating region corresponding to heater location to prevent local overheating |
| JP3213969A JPH0555004A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | Ｐｔｃサーミスタ発熱装置 |
| PCT/JP1992/001069 WO1993004490A1 (fr) | 1991-08-26 | 1992-08-25 | Appareil de chauffage utilisant un thermistor ctp |
| CA002094498A CA2094498C (en) | 1991-08-26 | 1992-08-25 | Positive temperature coefficient thermistor heater device |
| EP19920917986 EP0554459A4 (en) | 1991-08-26 | 1992-08-25 | PTC THERMISTOR USING HEATER. |
| KR1019930701235A KR970010986B1 (ko) | 1991-08-26 | 1992-08-25 | Ptc 더미스터 발열장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213969A JPH0555004A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | Ｐｔｃサーミスタ発熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0555004A true JPH0555004A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16648065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3213969A Pending JPH0555004A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | Ｐｔｃサーミスタ発熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0555004A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061954A (ja) * | 2000-06-14 | 2002-02-28 | Beru Ag | 空気加熱装置 |
| TWI411346B (zh) * | 2010-01-26 | 2013-10-01 | Betacera Inc | 鰭片式陶瓷加熱器 |
| JP2014123764A (ja) * | 2010-10-05 | 2014-07-03 | Otowa Denki Kogyo Kk | 非線形抵抗素子及びその製造方法 |
| WO2017170022A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 | ヒータ |
-
1991
- 1991-08-26 JP JP3213969A patent/JPH0555004A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002061954A (ja) * | 2000-06-14 | 2002-02-28 | Beru Ag | 空気加熱装置 |
| TWI411346B (zh) * | 2010-01-26 | 2013-10-01 | Betacera Inc | 鰭片式陶瓷加熱器 |
| JP2014123764A (ja) * | 2010-10-05 | 2014-07-03 | Otowa Denki Kogyo Kk | 非線形抵抗素子及びその製造方法 |
| WO2017170022A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 | ヒータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000428 |