JPS5833661Y2 - 遠赤外線加熱素子 - Google Patents
遠赤外線加熱素子Info
- Publication number
- JPS5833661Y2 JPS5833661Y2 JP1977092251U JP9225177U JPS5833661Y2 JP S5833661 Y2 JPS5833661 Y2 JP S5833661Y2 JP 1977092251 U JP1977092251 U JP 1977092251U JP 9225177 U JP9225177 U JP 9225177U JP S5833661 Y2 JPS5833661 Y2 JP S5833661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heating element
- infrared heating
- far
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
金属基板の表面に金属酸化物等を塗布し、該基板の裏面
に配置したヒー!でこの金属基板を加熱し、以って遠赤
外線を開封せしめるようにした従来の遠赤外線加熱素子
によれば、加熱源としての□コイルヒータを金属基板面
から所是距離隔てて配装するかまたは該ヒータを多数の
絶縁碍子管で包囲するようにするか若しくは金属基板と
ヒータとの間に絶縁板を介装する等の手段でヒータと金
属基板間の電気的絶縁を計るようにしていたが、斯かる
手段は、上記の如き絶縁部材により素子全体の重量を増
加せしめること、所要の加熱温度を得る為に必要なヒー
タ入力を大ならしめること、従ってヒータの寿命を低減
すること等に加え、加熱面の温度立上り特性を阻害する
などの問題点があり、その加熱源としての有効性が注目
されて居る割合には、一般的な加熱手段への適用を大き
く阻むものがある。
に配置したヒー!でこの金属基板を加熱し、以って遠赤
外線を開封せしめるようにした従来の遠赤外線加熱素子
によれば、加熱源としての□コイルヒータを金属基板面
から所是距離隔てて配装するかまたは該ヒータを多数の
絶縁碍子管で包囲するようにするか若しくは金属基板と
ヒータとの間に絶縁板を介装する等の手段でヒータと金
属基板間の電気的絶縁を計るようにしていたが、斯かる
手段は、上記の如き絶縁部材により素子全体の重量を増
加せしめること、所要の加熱温度を得る為に必要なヒー
タ入力を大ならしめること、従ってヒータの寿命を低減
すること等に加え、加熱面の温度立上り特性を阻害する
などの問題点があり、その加熱源としての有効性が注目
されて居る割合には、一般的な加熱手段への適用を大き
く阻むものがある。
本考案は、斯かる情況を考慮し、第1図の如く例えば鉄
板などからなる金属基板1の表面にFe2O3、SiC
3MnO2若しくはZr2O3等の如き遠赤外線加熱素
子の良好な金属酸化物2を適宜塗布焼付け、一方、該金
属基板1の裏面にはアルミナA1□03などの耐熱性に
富む電気絶縁物を焼付けて耐熱性電気絶縁層3を形成し
てなる面状遠赤線加熱素子を提供するもので、このよう
な三層構造からなる面状遠赤外線加熱素子を構成すると
きには、第2図に示すとおり、従来の如くヒータと金属
基板とを適当に離隔するか又はその間に別体の絶縁板を
設置する必要もなく或いはヒータを碍子で包む等の手段
を介することなく、適当な絶縁材4上にコイルヒータ5
を配置した状態で該ヒータ5を上記耐熱性電気絶縁層3
に直接当接して設置せしめることが可能となる。
板などからなる金属基板1の表面にFe2O3、SiC
3MnO2若しくはZr2O3等の如き遠赤外線加熱素
子の良好な金属酸化物2を適宜塗布焼付け、一方、該金
属基板1の裏面にはアルミナA1□03などの耐熱性に
富む電気絶縁物を焼付けて耐熱性電気絶縁層3を形成し
てなる面状遠赤線加熱素子を提供するもので、このよう
な三層構造からなる面状遠赤外線加熱素子を構成すると
きには、第2図に示すとおり、従来の如くヒータと金属
基板とを適当に離隔するか又はその間に別体の絶縁板を
設置する必要もなく或いはヒータを碍子で包む等の手段
を介することなく、適当な絶縁材4上にコイルヒータ5
を配置した状態で該ヒータ5を上記耐熱性電気絶縁層3
に直接当接して設置せしめることが可能となる。
この場合、絶縁材4に代えて絶縁性断熱材を用いること
も好適であるが、いずれの場合に於いてもヒータ5を裸
状態で耐熱性電気絶縁層3に接触せしめることが出来る
。
も好適であるが、いずれの場合に於いてもヒータ5を裸
状態で耐熱性電気絶縁層3に接触せしめることが出来る
。
従って、本考案の遠赤外線加熱素子の構造によれば、金
属基板面の遠赤外線加熱素子に直接的に熱を与え得るよ
うに該基板の他面に耐熱性電気絶縁層を薄く形威し、こ
の絶縁層面に加熱ヒータを一一□ 接触配置可能に構成されているので、素子自体の重量を
著しく軽減してその熱容量を可及的に低減できるから、
加熱面の温度立上り特性を良好になし、また、加熱源た
るヒータと金属基板との間の熱抵抗はこれを小ならしめ
得る為、例えばヒータ温度を従来と同等にした場合には
素子の加熱温度が増大し全体の熱効率を向上できる。
属基板面の遠赤外線加熱素子に直接的に熱を与え得るよ
うに該基板の他面に耐熱性電気絶縁層を薄く形威し、こ
の絶縁層面に加熱ヒータを一一□ 接触配置可能に構成されているので、素子自体の重量を
著しく軽減してその熱容量を可及的に低減できるから、
加熱面の温度立上り特性を良好になし、また、加熱源た
るヒータと金属基板との間の熱抵抗はこれを小ならしめ
得る為、例えばヒータ温度を従来と同等にした場合には
素子の加熱温度が増大し全体の熱効率を向上できる。
一方、素子の加熱温度を従来と同じくする場合には、ヒ
ータ温度を下げ得るからヒータ寿命を伸長できる他、素
子は簡単な一体構造であるから機械的な強度を高めるこ
とが可能である等、軽量であって然も高効率の遠赤外線
加熱素子を低コストに提供し、各種分野の加熱手段に適
用して多大な効果を発揮する。
ータ温度を下げ得るからヒータ寿命を伸長できる他、素
子は簡単な一体構造であるから機械的な強度を高めるこ
とが可能である等、軽量であって然も高効率の遠赤外線
加熱素子を低コストに提供し、各種分野の加熱手段に適
用して多大な効果を発揮する。
第1図は本考案による遠赤外線加熱素子の拡大断面図、
第2図は加熱源としてのヒータを組付けた状態を示す第
1図と同様な拡大断面図である。 1・・・・・・金属基板、2・・・・・・金属酸化物、
3・・・・・・耐熱性電気絶縁層、5・・・・・・コイ
ルヒータ。
第2図は加熱源としてのヒータを組付けた状態を示す第
1図と同様な拡大断面図である。 1・・・・・・金属基板、2・・・・・・金属酸化物、
3・・・・・・耐熱性電気絶縁層、5・・・・・・コイ
ルヒータ。
Claims (1)
- 基板面に遠赤外線の銅対可能な物質を剥離不能に塗着し
てなる素子において、金属板からなる上記基板の他面に
加熱ヒータを接触配置させ得るように薄い耐熱性電気絶
縁層を形成したことを特徴とする遠赤外線加熱素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977092251U JPS5833661Y2 (ja) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | 遠赤外線加熱素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977092251U JPS5833661Y2 (ja) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | 遠赤外線加熱素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5419343U JPS5419343U (ja) | 1979-02-07 |
JPS5833661Y2 true JPS5833661Y2 (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=29022246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977092251U Expired JPS5833661Y2 (ja) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | 遠赤外線加熱素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833661Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865539A (ja) * | 1971-12-13 | 1973-09-10 |
-
1977
- 1977-07-11 JP JP1977092251U patent/JPS5833661Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4865539A (ja) * | 1971-12-13 | 1973-09-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5419343U (ja) | 1979-02-07 |
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