JPH0554760A - 油圧操作機構監視装置 - Google Patents
油圧操作機構監視装置Info
- Publication number
- JPH0554760A JPH0554760A JP24285291A JP24285291A JPH0554760A JP H0554760 A JPH0554760 A JP H0554760A JP 24285291 A JP24285291 A JP 24285291A JP 24285291 A JP24285291 A JP 24285291A JP H0554760 A JPH0554760 A JP H0554760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic pump
- hydraulic
- contact
- operating mechanism
- circuit breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮断器油圧操作機構の異常を早期に、高い精
度で検出する。 【構成】 遮断器コンタクト18の開閉状態を示す補助
開閉器接点19の出力を取込む絶縁I/F20と油圧ポ
ンプ用モータ1を動作させる電磁開閉器の開閉状態を示
す接点2の出力を取込む絶縁I/Fこれらの接点信号を
組合せることにより、油圧操作機構の診断を行うCPU
22を備えたもの。
度で検出する。 【構成】 遮断器コンタクト18の開閉状態を示す補助
開閉器接点19の出力を取込む絶縁I/F20と油圧ポ
ンプ用モータ1を動作させる電磁開閉器の開閉状態を示
す接点2の出力を取込む絶縁I/Fこれらの接点信号を
組合せることにより、油圧操作機構の診断を行うCPU
22を備えたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遮断器の油圧ポンプの
モータやピストンの破損、配管等からの漏油といった油
圧操作機構の異常を自動検出する油圧操作機構監視装置
に関するものである。
モータやピストンの破損、配管等からの漏油といった油
圧操作機構の異常を自動検出する油圧操作機構監視装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば電磁カウンタを使った従来
の油圧ポンプの動作監視装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、1は油圧ポンプ用モータ、2は油圧
ポンプ用モータ1をon/offさせる電磁開閉器の状
態接点、3は接点2がメイクされる毎に入力されるパル
スを1ずつ加算していく電磁カウンタである。
の油圧ポンプの動作監視装置の構成を示すブロック図で
ある。図において、1は油圧ポンプ用モータ、2は油圧
ポンプ用モータ1をon/offさせる電磁開閉器の状
態接点、3は接点2がメイクされる毎に入力されるパル
スを1ずつ加算していく電磁カウンタである。
【0003】まず図5により油圧操作機構の動作原理を
説明する。図5(a)は投入状態、(b)は遮断状態を
示す。遮断器コンタクト18を投入状態から遮断動作を
開始させるには、図5(a)に示す如く油圧リレー4内
のシリンダ用排油弁5を開き、高圧油6を油タンク7に
急速に排出させる。これにより油圧ピストン8は図の右
方向へ移動する。絶縁操作棒9は下方へ駆動され、遮断
動作が行われる。
説明する。図5(a)は投入状態、(b)は遮断状態を
示す。遮断器コンタクト18を投入状態から遮断動作を
開始させるには、図5(a)に示す如く油圧リレー4内
のシリンダ用排油弁5を開き、高圧油6を油タンク7に
急速に排出させる。これにより油圧ピストン8は図の右
方向へ移動する。絶縁操作棒9は下方へ駆動され、遮断
動作が行われる。
【0004】この時、アキュムレータ10の高圧油6は
油圧シリンダ11内へと流出するため油圧が低下する。
油圧が設定値:PS1まで低下すると油圧SW12で検出
して、油圧ポンプ13を作動させ油タンク7の低圧油1
4をアキュムレータ10へ送り返す。所定の油圧:PS2
(PS1より少し高目に設定されている)に回復すると油
圧SW12が検出して油圧ポンプ13を停止させる。
油圧シリンダ11内へと流出するため油圧が低下する。
油圧が設定値:PS1まで低下すると油圧SW12で検出
して、油圧ポンプ13を作動させ油タンク7の低圧油1
4をアキュムレータ10へ送り返す。所定の油圧:PS2
(PS1より少し高目に設定されている)に回復すると油
圧SW12が検出して油圧ポンプ13を停止させる。
【0005】また、遮断器コンタクト18の投入動作を
遮断状態から開始させるには、図5(b)に示す如く油
圧リレー4内のシリンダ用給油弁15を開き高圧油6を
油圧シリンダ11内へ送り込む。この時、シリンダ用排
油弁15は閉じられている。よって、高圧油6は油圧ピ
ストン8を図の左方向へ押す。絶縁操作棒9は上方へ駆
動され投入動作が行われる。油圧ポンプ13は遮断動作
時と同様にして作動、停止する。油圧ポンプ13の動作
時間は、油圧操作機構の構成、つまりアキュムレータ1
0からの流出油量により変化する。
遮断状態から開始させるには、図5(b)に示す如く油
圧リレー4内のシリンダ用給油弁15を開き高圧油6を
油圧シリンダ11内へ送り込む。この時、シリンダ用排
油弁15は閉じられている。よって、高圧油6は油圧ピ
ストン8を図の左方向へ押す。絶縁操作棒9は上方へ駆
動され投入動作が行われる。油圧ポンプ13は遮断動作
時と同様にして作動、停止する。油圧ポンプ13の動作
時間は、油圧操作機構の構成、つまりアキュムレータ1
0からの流出油量により変化する。
【0006】油圧ポンプ13は以上の様に通常、遮断器
開閉操作時に動作するが、この他にスローリークや配管
等からの漏油による油圧低下時にも動作する。スローリ
ークとは、アキュムレータ10内に封入された窒素(N
2 )ガス16(ガス圧設定値:PS3、PS2>PS1>
PS3)がパッキン17より油内に漏れたり、油の循環中
に生ずる気泡による高圧油6の「圧力抜け」防止のため
に、ごく微量ずつ故意に高圧油6側から低圧油14側へ
漏油させて、低圧油14側の油タンク7にて排気するも
のである。
開閉操作時に動作するが、この他にスローリークや配管
等からの漏油による油圧低下時にも動作する。スローリ
ークとは、アキュムレータ10内に封入された窒素(N
2 )ガス16(ガス圧設定値:PS3、PS2>PS1>
PS3)がパッキン17より油内に漏れたり、油の循環中
に生ずる気泡による高圧油6の「圧力抜け」防止のため
に、ごく微量ずつ故意に高圧油6側から低圧油14側へ
漏油させて、低圧油14側の油タンク7にて排気するも
のである。
【0007】次に従来の油圧操作機構の監視方法につい
て図4により説明する。図5に示す油圧SW12により
油圧ポンプ用電磁開閉器2が励磁され、油圧ポンプ用モ
ータ1が起動される。この時、油圧ポンプ用電磁開閉器
接点2を電磁カウンタ3に入力することで油圧ポンプ1
3の動作回数(=油圧ポンプ用モータ1の動作回数)を
カウントする。
て図4により説明する。図5に示す油圧SW12により
油圧ポンプ用電磁開閉器2が励磁され、油圧ポンプ用モ
ータ1が起動される。この時、油圧ポンプ用電磁開閉器
接点2を電磁カウンタ3に入力することで油圧ポンプ1
3の動作回数(=油圧ポンプ用モータ1の動作回数)を
カウントする。
【0008】スローリークによる漏油量は一定であり、
よって1日当りのスローリークによる油圧ポンプ動作回
数は算出できる。カウンタの値が「あらかじめ算出して
いるスローリークによる動作回数」+「当日の遮断器動
作回数」と似通った値であり、かつ、圧力計による油圧
が正常範囲内であれば問題はないと人為的な点検で判断
していた。
よって1日当りのスローリークによる油圧ポンプ動作回
数は算出できる。カウンタの値が「あらかじめ算出して
いるスローリークによる動作回数」+「当日の遮断器動
作回数」と似通った値であり、かつ、圧力計による油圧
が正常範囲内であれば問題はないと人為的な点検で判断
していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧操作機構の
監視は以上の様になされているので油圧ポンプの異常が
軽微な段階や微量の漏油では検知しにくいこと、正確な
判断には遮断器の動作履歴による補正が必要なこと、さ
らにその動作責務により、補正の仕方が異なること、
又、急激に異常が進展した場合、操作機構が動作不能に
おちいるなどの問題点があった。
監視は以上の様になされているので油圧ポンプの異常が
軽微な段階や微量の漏油では検知しにくいこと、正確な
判断には遮断器の動作履歴による補正が必要なこと、さ
らにその動作責務により、補正の仕方が異なること、
又、急激に異常が進展した場合、操作機構が動作不能に
おちいるなどの問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、簡単な手段で油圧操作機構の異
常を初期の段階で、又、急激な進展に対しても早期に自
動的に発見できる装置を得ることを目的としている。
ためになされたもので、簡単な手段で油圧操作機構の異
常を初期の段階で、又、急激な進展に対しても早期に自
動的に発見できる装置を得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧操作
機構監視装置は、油圧操作により遮断器のコンタクトを
投入、及び遮断する油圧操作機構と、該油圧操作機構の
正常稼動維持のため油を供給する油圧ポンプの動作回数
をカウント、或は動作時間を計時して動作情報を得る動
作監視手段と、上記遮断器の動作回数をカウントする計
数手段と、遮断器の動作回数と比較した油圧ポンプの動
作情報より油圧操作機構の異常診断、及び油圧ポンプの
動作傾向を判定する動作情報の補正を行う監視手段とを
設けたものである。
機構監視装置は、油圧操作により遮断器のコンタクトを
投入、及び遮断する油圧操作機構と、該油圧操作機構の
正常稼動維持のため油を供給する油圧ポンプの動作回数
をカウント、或は動作時間を計時して動作情報を得る動
作監視手段と、上記遮断器の動作回数をカウントする計
数手段と、遮断器の動作回数と比較した油圧ポンプの動
作情報より油圧操作機構の異常診断、及び油圧ポンプの
動作傾向を判定する動作情報の補正を行う監視手段とを
設けたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、油圧ポンプの動作回数、
動作時間を計測し同時に遮断器の動作回数等の情報を直
接取込んでその動作責務をパターン認識して、動作時
間、動作回数の補正を行った上で、その傾向を判断する
ことにより正確にしかも早期に異常を検出するものであ
る。
動作時間を計測し同時に遮断器の動作回数等の情報を直
接取込んでその動作責務をパターン認識して、動作時
間、動作回数の補正を行った上で、その傾向を判断する
ことにより正確にしかも早期に異常を検出するものであ
る。
【0013】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は、油圧ポンプ用モータ、2は
油圧ポンプ用モータ1をon/offさせる電磁開閉器
の状態接点、18は遮断器コンタクト、19は遮断器コ
ンタクト18の開閉状態を示す補助接点、20、21は
それぞれ油圧ポンプ用電磁開閉器接点2、補助接点19
のon/off状態を安全のためにリレー、フォトカプ
ラ等で絶縁を取って入力するための絶縁I/F、22は
絶縁I/F20、21の信号を取込み、油圧操作機構の
状態診断を行うCPU、23はこれらをまとめた油圧操
作機構監視装置である。
する。図1において、1は、油圧ポンプ用モータ、2は
油圧ポンプ用モータ1をon/offさせる電磁開閉器
の状態接点、18は遮断器コンタクト、19は遮断器コ
ンタクト18の開閉状態を示す補助接点、20、21は
それぞれ油圧ポンプ用電磁開閉器接点2、補助接点19
のon/off状態を安全のためにリレー、フォトカプ
ラ等で絶縁を取って入力するための絶縁I/F、22は
絶縁I/F20、21の信号を取込み、油圧操作機構の
状態診断を行うCPU、23はこれらをまとめた油圧操
作機構監視装置である。
【0014】次に図1に示したこの発明の一実施例の動
作について説明する。図2に示したように油圧ポンプ用
モータ1が動作している間、電磁開閉器接点2がメイク
される。このメイク時間を「油圧ポンプの動作時間」と
する。又、このメイクされた回数を、ある時間を起点と
してカウントしたものを「油圧ポンプの動作回数」とす
る。遮断器コンタクト1がクローズしている時に補助接
点19はメイクされるものとする。これらの接点状態は
絶縁I/F20、21を介してCPU22に取込まれこ
れより動作時間、回数を算出し同時に遮断器コンタクト
18の開閉状態を判断する。
作について説明する。図2に示したように油圧ポンプ用
モータ1が動作している間、電磁開閉器接点2がメイク
される。このメイク時間を「油圧ポンプの動作時間」と
する。又、このメイクされた回数を、ある時間を起点と
してカウントしたものを「油圧ポンプの動作回数」とす
る。遮断器コンタクト1がクローズしている時に補助接
点19はメイクされるものとする。これらの接点状態は
絶縁I/F20、21を介してCPU22に取込まれこ
れより動作時間、回数を算出し同時に遮断器コンタクト
18の開閉状態を判断する。
【0015】まず、動作回数の判定アルゴリズムについ
て説明する。仮にスローリーク量を10kgf/cm2
/hrとすると、1日当りの動作回数は24hr÷(P
S2−PS1)/10となり、仮にPS2−PS1=10kgf
/cm2 とすると24回となる。これに、配管等からの
漏油が10kgf/cm2 あったとすると1日当りの動
作回数は 24hr÷(PS2−PS1)/(10+10)=48
(回) となり異常と判断できる。
て説明する。仮にスローリーク量を10kgf/cm2
/hrとすると、1日当りの動作回数は24hr÷(P
S2−PS1)/10となり、仮にPS2−PS1=10kgf
/cm2 とすると24回となる。これに、配管等からの
漏油が10kgf/cm2 あったとすると1日当りの動
作回数は 24hr÷(PS2−PS1)/(10+10)=48
(回) となり異常と判断できる。
【0016】次に動作時間の判定アルゴリズムについて
説明する。油圧ポンプの昇圧能力を0.5kgf/cm
2 /Sとすると、スローリークによりPS1になってから
PS2まで昇圧すると時間は (PS2−PS1)/0.5=10/0.5=20(S) となる。仮にポンプのピストンが4極あり1極が破損す
ると (PS2−PS1)/0.5/3/4≒27(S) かかることになり、異常と判断できる。
説明する。油圧ポンプの昇圧能力を0.5kgf/cm
2 /Sとすると、スローリークによりPS1になってから
PS2まで昇圧すると時間は (PS2−PS1)/0.5=10/0.5=20(S) となる。仮にポンプのピストンが4極あり1極が破損す
ると (PS2−PS1)/0.5/3/4≒27(S) かかることになり、異常と判断できる。
【0017】特にこの動作時間に関しては従来監視して
いない項目であり上記のような不具合の場合には昇圧時
間がかかるだけで主要な機能には問題がないことから軽
微な異常といえるがこの段階で保守交換等の対策を検討
することが可能になる。漏油と油圧ポンプの異常が併発
した場合には動作回数、動作時間とも増加する。
いない項目であり上記のような不具合の場合には昇圧時
間がかかるだけで主要な機能には問題がないことから軽
微な異常といえるがこの段階で保守交換等の対策を検討
することが可能になる。漏油と油圧ポンプの異常が併発
した場合には動作回数、動作時間とも増加する。
【0018】以上が、動作回数、動作時間の基本的な判
定の考え方であるが次に遮断器動作情報、つまり補助接
点19による補正について説明する。油圧ポンプは実際
には、スローリーク時だけに動作するものではなく、そ
の遮断器コンタクト18の開閉時に油圧が低下した時に
も動作するわけであり当然その分だけ動作回数は増加す
る(特に調相用、揚水発電所用遮断器が考えられる)。
又、その動作時間も開閉各々の油圧低下量が異なり、い
ずれもスローリーク時より長くなる。
定の考え方であるが次に遮断器動作情報、つまり補助接
点19による補正について説明する。油圧ポンプは実際
には、スローリーク時だけに動作するものではなく、そ
の遮断器コンタクト18の開閉時に油圧が低下した時に
も動作するわけであり当然その分だけ動作回数は増加す
る(特に調相用、揚水発電所用遮断器が考えられる)。
又、その動作時間も開閉各々の油圧低下量が異なり、い
ずれもスローリーク時より長くなる。
【0019】さらに詳細に述べると図3に示すようにそ
の動作責務により遮断器の動作回数と油圧ポンプの動作
回数は一致せず遮断器の連続操作、たとえばCO(開極
してすぐに開極)の場合には油圧ポンプは1度だけ動作
し、かわりに動作時間が長くなることなにる。
の動作責務により遮断器の動作回数と油圧ポンプの動作
回数は一致せず遮断器の連続操作、たとえばCO(開極
してすぐに開極)の場合には油圧ポンプは1度だけ動作
し、かわりに動作時間が長くなることなにる。
【0020】図3(a)は通常の開極動作及びその後昇
圧完了して開極動作を行った時の油圧ポンプの動作時
間、動作回数のある遮断器についての例、図3(b)は
電気学会の電気規格調査会標準規格交流遮断器JEC−
2300に示されている標準動作責務の一般用(A)で
動作した時の例である。
圧完了して開極動作を行った時の油圧ポンプの動作時
間、動作回数のある遮断器についての例、図3(b)は
電気学会の電気規格調査会標準規格交流遮断器JEC−
2300に示されている標準動作責務の一般用(A)で
動作した時の例である。
【0021】このようにして、遮断器の動作情報と油圧
ポンプの動作情報の組合せで判定することにより、より
精度の高い異常の検出が可能となる。従来は動作時間情
報及び遮断器動作責務(と、その時間)情報がなかった
ため、この様な補正は不可能であり、動作回数のみから
おおよその推定をするしかなかった。
ポンプの動作情報の組合せで判定することにより、より
精度の高い異常の検出が可能となる。従来は動作時間情
報及び遮断器動作責務(と、その時間)情報がなかった
ため、この様な補正は不可能であり、動作回数のみから
おおよその推定をするしかなかった。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、油圧ポ
ンプの動作情報と遮断器の動作情報を同時に取込んで、
連続自動監視するようにしたので、より早期に高い精度
で異常を検出できる効果がある。
ンプの動作情報と遮断器の動作情報を同時に取込んで、
連続自動監視するようにしたので、より早期に高い精度
で異常を検出できる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による油圧操作機構監視装
置の構成図である。
置の構成図である。
【図2】電磁開閉器接点による動作回数、動作時間のカ
ウントの仕方の説明図である。
ウントの仕方の説明図である。
【図3】遮断器の動作責務(コンタクト状態)と油圧ポ
ンプの動作回数、時間の関係例を説明する説明図であ
る。
ンプの動作回数、時間の関係例を説明する説明図であ
る。
【図4】従来の監視方法の説明図である。
【図5】遮断器油圧操作機構の動作原理説明図である。
1 油圧ポンプ用モータ 2 油圧ポンプ用電磁開閉器接点 18 遮断器コンタクタ 20、21 絶縁I/F 22 CPU 23 油圧操作機構監視装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】まず、動作回数の判定アルゴリズムについ
て説明する。仮にスローリーク量を10kgf/cm2
/hrとすると、1日当りの動作回数は24hr÷(P
S2−PS1)/10となり、仮にPS2−PS1=10kgf
/cm2 とすると24回となる。これに、配管等からの
漏油が10kgf/hrあったとすると1日当りの動作
回数は 24hr÷(PS2−PS1)/(10+10)=48
(回) となり異常と判断できる。
て説明する。仮にスローリーク量を10kgf/cm2
/hrとすると、1日当りの動作回数は24hr÷(P
S2−PS1)/10となり、仮にPS2−PS1=10kgf
/cm2 とすると24回となる。これに、配管等からの
漏油が10kgf/hrあったとすると1日当りの動作
回数は 24hr÷(PS2−PS1)/(10+10)=48
(回) となり異常と判断できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】さらに詳細に述べると図3に示すようにそ
の動作責務により遮断器の動作回数と油圧ポンプの動作
回数は一致せず遮断器の連続操作、たとえばCO(開極
してすぐに開極)の場合には油圧ポンプは1度だけ動作
し、かわりに動作時間が長くなることになる。
の動作責務により遮断器の動作回数と油圧ポンプの動作
回数は一致せず遮断器の連続操作、たとえばCO(開極
してすぐに開極)の場合には油圧ポンプは1度だけ動作
し、かわりに動作時間が長くなることになる。
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧操作により遮断器のコンタクトを投
入、及び遮断する油圧操作機構と、該油圧操作機構の正
常稼動維持のため油を供給する油圧ポンプの動作回数を
カウント、或は動作時間を計時して動作情報を得る動作
監視手段と、上記遮断器の動作回数をカウントする計数
手段と、遮断器の動作回数と比較した油圧ポンプの動作
情報より油圧操作機構の異常診断、及び油圧ポンプの動
作傾向を判定する動作情報の補正を行う監視手段とを備
えたことを特徴とする油圧操作機構監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242852A JP2708651B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 油圧操作機構監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3242852A JP2708651B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 油圧操作機構監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0554760A true JPH0554760A (ja) | 1993-03-05 |
JP2708651B2 JP2708651B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=17095236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3242852A Expired - Lifetime JP2708651B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 油圧操作機構監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708651B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193803A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの油圧ブレーキ異常検出装置 |
JP6338806B1 (ja) * | 2017-11-17 | 2018-06-06 | 三菱電機株式会社 | 油圧操作機構の異常診断装置および異常診断方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337925A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | 遮断器用油圧操作系の診断装置 |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3242852A patent/JP2708651B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337925A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | 遮断器用油圧操作系の診断装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193803A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの油圧ブレーキ異常検出装置 |
JP6338806B1 (ja) * | 2017-11-17 | 2018-06-06 | 三菱電機株式会社 | 油圧操作機構の異常診断装置および異常診断方法 |
WO2019097668A1 (ja) | 2017-11-17 | 2019-05-23 | 三菱電機株式会社 | 油圧操作機構の異常診断装置および異常診断方法 |
US11038339B2 (en) | 2017-11-17 | 2021-06-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Anomaly diagnosis device and anomaly diagnosis method for oil-hydraulic operating mechanism |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2708651B2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08329965A (ja) | 燃料電池発電システム | |
US7597974B2 (en) | Fuel cell system | |
CN105846291B (zh) | 气体激光装置 | |
KR970007770B1 (ko) | 개폐기의 동작감시장치 | |
JPH0554760A (ja) | 油圧操作機構監視装置 | |
US8113039B2 (en) | Method for testing the operation of a pressure sensing unit of an injection system of an internal combustion engine | |
JP2011185396A (ja) | 油圧操作機構監視システム | |
KR101415079B1 (ko) | 차단기 제어 회로 전원의 변화를 고려한 차단기 진단 장치 | |
WO2019097668A1 (ja) | 油圧操作機構の異常診断装置および異常診断方法 | |
JPH10299664A (ja) | ポンプの運転制御装置 | |
JP2603954B2 (ja) | 開閉機器用操作装置動作監視システム | |
JPH08254195A (ja) | 可変速ポンプを用いた給水装置 | |
US6653792B2 (en) | Ion implanting system | |
CN218646585U (zh) | 一种柴油机起动阀寿命试验装置 | |
JP4964179B2 (ja) | 電力開閉装置の動作時間予測装置及び方法 | |
JPS61175285A (ja) | 真空ポンプの監視装置 | |
CN114658543B (zh) | 一种高压燃油泄漏诊断方法、装置及系统 | |
JPS61175284A (ja) | 真空ポンプの監視装置 | |
JPH10339249A (ja) | 非常用ディーゼル発電設備及びその警報発生方法 | |
JPS62100148A (ja) | 電動機のベアリング性能試験方法 | |
JPH08200282A (ja) | 給水装置 | |
SU1610355A1 (ru) | Устройство дл контрол герметичности полых изделий | |
JPS58197482A (ja) | 液化石油ガス送給用電動ポンプの空転防止方法及び装置 | |
KR0135592Y1 (ko) | 유압 펌프/모터의 고장 경보장치 | |
JP3198578B2 (ja) | 同期投入継電器 |