JP2603954B2 - 開閉機器用操作装置動作監視システム - Google Patents

開閉機器用操作装置動作監視システム

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JP2603954B2
JP2603954B2 JP62183631A JP18363187A JP2603954B2 JP 2603954 B2 JP2603954 B2 JP 2603954B2 JP 62183631 A JP62183631 A JP 62183631A JP 18363187 A JP18363187 A JP 18363187A JP 2603954 B2 JP2603954 B2 JP 2603954B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電力系統に使用される電力用開閉機器の開
閉操作を行なう液体圧操作装置において、その動作異常
の診断を行なう開閉機器用操作装置動作監視システムに
関するものである。
(従来の技術) 近年、遮断器等の高速動作を必要とする機器は、液圧
を利用した液圧操作装置が使用されている。
液圧操作装置を第6図を用いて説明する。
タンク1内に油等の液体2を蓄え、この液体2はポン
プユニット3により配管4を介してアキュムレータ5に
移送される。アキュムレータ5は一部にN2ガス等のガス
6が充填されていて、このガス6をピストン5aを介し圧
縮して液体2は高圧となりアキュムレータ5内に蓄えら
れる。この昇圧された液体2は配管7を介して機器の駆
動部8に導かれる。そして、駆動部8内の液体2は配管
9を介してタンク1に戻されている。また、配管7と配
管9との間は投入弁10により連絡され、配管9の投入弁
10よりタンク1側には引外し弁11が設けられている。機
器の投入は、投入弁10を開き、引外し弁11を閉じること
により行なわれ、引外しは逆操作により行なわれる。と
ころで、この液圧操作装置における液体は通常数百気圧
にも達し、長時間放置しておくと低圧側へ微量のリーク
が生じる。もし、このリーグが大量に行なわれるように
なると、機器の動作能力が低下するばかりでなく最悪の
場合動作不能となることもある。そこでこれら液圧系の
異常を検出には、コンタクタ接点信号等を用いポンプユ
ニットの運転時間・運転回数を常時監視する方法が取ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のようにホンプユニットの運転時間、運転回数を
監視する場合、データ量が極めて多くなりその表示方法
が煩雑になり、不具合・異常の有無の見極めが難しいと
いう問題がある。
本発明は上記欠点を除去するために成されたもので、
開閉機器動作後のポンプユニットの運転については運転
時間を、開閉機器の動作に伴わないポンプユニットの運
転については運転回数のみを計測することにより、液体
圧系の異常を検出する開閉機器用操作装置動作監視シス
テムを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば液体ポンプ動作補助接点を用い、開閉
機器動作後のポンプユニットの運転については運転時間
を、開閉機器の動作に伴わないポンプユニットの運転に
ついては運転回数のみを計測し、予め設定した所定条件
とを比較して液体圧操作装置の異常の有無を判別する。
(作用) これにより、微妙な油圧系の異常を的確に検出するこ
とができ開閉器の開閉操作に関する保守・保全の省力化
が図れる。
(実施例) 以下本発明を図面に示す実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例である遮断器油圧操作装置
の動作監視システムを示したものである。
12は油圧力接点で、油圧が任意の値以下となった場合
はONとなり、所定圧力以上となった場合はOFFとなる。
油圧力が低下し、油圧力接点12が閉じると圧力継電器コ
イル13aが励磁し、接点13bが入る。14aは補機用接触器
コイルで、前記圧力継電器接点13bが閉じることにより
励磁されこれにより接点14bが入りモーター15が回転す
なわちポンプユニットが運転され油圧の昇圧を行なう。
またもう1つの補機用接触器接点14cは、モーター15
の運転状態検出に使用する。16はモーター15の運転状態
を示す信号を伝えるバッファリレーコイルで17はその接
点であり、ポンプ運転時間計測器18に接続されている。
ポンプ運転式時計測器18には引外し指令信号19、投入指
令信号20が引込まれており、ここにてポンプ運転時間の
計測を行ない、主監視装置22へ計測データ21を伝送す
る。主監視装置22では各データ21を所定の基準値と比較
し異常の場合は警報出力23を行なう。
次に、第2図及び第3図に示すフローチャートを参照
して動作説明を行なう。
油圧低下には、遮断器の開閉動作によるものと、油圧
系での油リーク等による自然低下によるものとがあり、
ポンプユニットはどちらの場合においても油圧が所定の
圧力以下になると運転される。
この油圧系の監視については、ポンプユニットの運転
時間及び運転回数を計測する方法がある。本実施例にお
いては、油圧系での油リーク等が原因となりポンプユニ
ットが運転した場合、すなわち開閉動作に伴なわない運
転については、運転回数を、開閉動作後油圧が低下し運
転されたものについてはポンプユニット運転時間を計測
するものとする。
開閉動作に伴なわないポンプユニットの運転は、油圧
系で油リークが発生し、油圧が所定値まで低下すると行
われる。通常は微少リークである為、この運転回数は比
較的少ないが何らかの原因により油リークが多くなる
と、前記運転回数は増加の方向にむかう。従って、ポン
プユニットの運転回数の監視は油圧系の異常を検出する
上で有効な手段である。ところで、油圧力変動の要因に
は、油リークの他に温度影響によるものがある。これ
は、アキュムレータ5内に封入されているガス(例えば
N2ガス)の圧力が温度変化により変動するためである。
従って、ポンプユニットの運転時間を計測しても、その
測定時間が真の油リークによるものか、あるいは温度の
影響によるものかを正確に判断することができない。さ
らに平均すると1日数回程度ポンプユニットが運転され
るためこれを累積した場合、データ量が無意味に増大す
るという問題がある。このため、開閉動作に伴なわない
ポンプユニットの運転に関しては、その回数のみ計測す
るものとし、ポンプユニットからの油の吐出量の減少等
を検出できる運転時間の計測は、開閉動作時のみ行なう
ものとする。このため、ポンプユニットの運転がどちら
の要因によるものかを引外し、投入指令信号19,20を用
いて、ポンプ運転時間計測器18にて判別する。(ステッ
プA1) 引外し19又は投入指令20が発せられた場合は以下の通
りとなる。開閉動作後、油圧力が低下すると補機用接触
器コイル14aが励磁され、その接点14b,14cが閉じモータ
ー15が回転し昇圧される。補機用接触器接点14cからの
信号は、バッファリレー16,17を介してポンプ運転時間
計測器18に入力され、ポンプ運転の有無を判断する。
(ステップA2) ポンプ運転すなわちモーターが回転すると、補機用接
触器接点14cと連動するバッファリレー接点17の立上が
りより時間計測を開始する。第2図に示すように、油圧
力接点12は所定の圧力(P1)以下でONし、昇圧中におい
ては設定圧力(P2)に達するとOFFするよう構成されて
いる。従って、ポンプ運転時間計測器18では、このON時
間(時間T)を計測する。(ステップA3) そして、ポンプ運転時間計測器18の計測時間は、デー
タ21として、主監視装置22に伝送され、予め設定した基
準値との比較を行なう。(ステップA4) 異常の場合は、警報を出力し(ステップA5)、測定デ
ータを主監視装置22内のメモリーに記憶する。また異常
無の場合も同様にメモリ内に記憶する。(ステップA6) 一方、ステップA1にて、引外し19又は投入指令20がな
い場合は、前記と同様にバッファリレー16,17を介して
入力される信号により、ポンプ運転の有無を判別する。
(ステップA7) ポンプ運転が行なわれた場合補機用接触器接点14cと
連動するバッファリレー接点17の立上がり又は立下がり
にて累積動作回数のカウントを行なう。(ステップA8) そして、ステップA8にてカウントした累積動作回数を
1日の動作回数、また、1ケ月間における1日の平均動
作回数を算出し、これを予め設定した基準値と比較す
る。(ステップA9) ステップA9にて異常の場合は、警報を出力し、(ステ
ップA10)、各動作回数を主監視装置22のメモリーに記
憶する。また、異常無の場合も同様にメモリ内に記憶す
る。(ステップA11) このように本実施例によれば、補機用接触器の接点を
用い遮断器動作時における油ポンプの運転について運転
時間を、遮断器の動作に伴なわないポンプユニットの運
転については運転回数が常時計測されることから微妙な
油圧系の異常に関しても適確に検出が可能となる。その
結果、遮断器の開閉操作に関する保守・保全の省力化を
図れるとともに、信頼性の向上が図れる。
また、本発明による他の実施例を第4図及び第5図を
参照して説明する。
本実施例は、気圧操作遮断器に適用したものである。
24は遮断器本体で、この中は高圧気体部24a及び低圧
気体部24bより構成され、前記高圧部24aの圧力により遮
断器の開閉を行なう。25は止弁で常時開となっている。
26は高圧気体部24aに設けられている圧力接点で、所定
の圧力以下になった場合ONとなり、電磁弁27が開とな
る。28は高圧タンクで、この中には高圧気体が充填され
ており配管29を介して高圧気体部24aの圧力が所定の値
に達するまで移送される。30は電磁弁の動作を検出する
リレーであり、その状態は、バッファリレー31を介して
32電磁弁動作時間計測器へ送られる。
また、33は低圧気体部24bに設けられた圧力接点で、
所定の圧力以上になった場合ONし、電磁弁34が開とな
り、低圧気体部24bの気体が所定の圧力値に低下するま
で低圧タンク27に移送される。
35は電磁弁の動作を検出するリレーで、高圧部と同様
その状態をバッファリレー36を介し電磁弁動作時間計測
器32に伝送する。22は主監視装置で、電磁弁動作時間計
測器32にて測定した高圧側・低圧側電磁弁動作時間、動
作回数を予め設定された所定値と比較し、異常の場合は
警報出力23を発するものであり、システムフローは第3
図に示すものと同様である。
以上の如く開閉動作による電磁弁の動作については動
作時間を、内部気体リークによる電磁弁の動作について
は回数のみを常時計測することにより気圧操作系の異常
を適確に検出でき、その結果遮断器の保守・保全の省力
化が図れるとともに、信頼性の向上が図れる。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、補機用接触器の接点を用
い開閉器動作時におけるポンプユニットの運転について
は運転時間を、開閉器の動作に伴わないポンプユニット
の運転については運転回数のみが常時計測されることか
ら、微妙な液体圧系の異常に関しても適確に検出が可能
となる。
その結果、開閉器の開閉操作に関する保守・保全の省
力化が図れるとともに、信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す遮断器用油圧操作装置
動作監視システムの概要回路図、第2図(a)(b)は
ポンプユニット動作出力を示し第2図(a)は開閉指令
後補助接点動作図、第2図(b)は補助接点のみの動作
図、第3図は動作監視システムの流れ図、第4図は本発
明の他の実施例を示す気圧操作遮断器の概要構成図、第
5図は第4図に示す遮断器の概要回路図、第6図は一般
的な遮断器用油圧操作装置の概要構成図である。 1……タンク、2……液体、3……ポンプユニット、4
……配管、5……アキュムレータ、6……ガス、7……
配管、8……駆動部、9……配管、10……投入弁、11…
…引外し弁、12……油圧力接点、13……圧力継電器、14
……補機用接触器、15……モータ、16……バッファリレ
ーコイル、17……バッファリレー接点、18……ポンプ運
転時間計測器、19……引外し指令信号、20……投入指令
信号、21……データ、22……主監視装置、23……警報出
力、24……遮断器、25……止弁、26……圧力接点、27…
…電磁弁、28……高圧タンク、29……配管、30……リレ
ー、31……バッファリレー、32……電磁弁動作時間計測
器、33……圧力接点、34……電磁弁、35……リレー、36
……バッファリレー、37……低圧タンク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内の液体圧力を移送するポンプユニ
    ットと、一部に気体を充填するとともに、前記移送され
    た液体圧力を前記気体を圧縮することにより昇圧して蓄
    えるアキュムレータとを備え、この昇圧された液体によ
    り機器を駆動するものであって、開閉機器動作後の前記
    ポンプユニットの運転については運転時間又は運転時間
    と運転回数を、開閉機器の動作に伴なわないポンプユニ
    ットの運転については運転回数のみを計測し、予め測定
    した所定条件とを比較して前記液体圧操作装置の異常の
    有無を判別することを特徴とする開閉機器用操作装置動
    作監視システム。
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JPS6430126A JPS6430126A (en) 1989-02-01
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WO2019097668A1 (ja) * 2017-11-17 2019-05-23 三菱電機株式会社 油圧操作機構の異常診断装置および異常診断方法

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JPS5190478A (ja) * 1975-02-05 1976-08-07
JPS5578426A (en) * 1978-12-08 1980-06-13 Hitachi Ltd Device for monitoring power equipment operating compressed air system

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