JPH0554655U - 鋼剪断兼用剥離破砕用アタッチメント - Google Patents

鋼剪断兼用剥離破砕用アタッチメント

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JPH0554655U
JPH0554655U JP11133291U JP11133291U JPH0554655U JP H0554655 U JPH0554655 U JP H0554655U JP 11133291 U JP11133291 U JP 11133291U JP 11133291 U JP11133291 U JP 11133291U JP H0554655 U JPH0554655 U JP H0554655U
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crushing
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peeling
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恭男 森川
登 中山
弘之 佐藤根
信行 座光寺
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大淀ヂ−ゼル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワ−ショベルの剥離破砕用アタッチメント
に鋼剪断機能を付加し、アタッチメントの使用範囲を拡
大する。 【構成】 パワ−ショベルのア−ム2の先端に、剥離破
砕用アタッチメントを着脱自在に取付ける。この剥離破
砕用アタッチメントには、下側に先細り状の剥離爪12
を設け、上側に破砕爪18を設ける。剥離爪12は1対
のフォ−ク状に形成して、その先端を尖鋭部材13で連
結する。破砕爪18は内蔵された油圧シリンダ21によ
り回動させてこのフォ−ク部14に上から突入させる。
そして、剥離爪12のフォ−ク部14の内側に下側剪断
刃26,27を取付け、この下側剪断刃26,27と対
向する破砕爪18に上側剪断刃20を取付け、これらの
剪断刃20,26,27で鉄筋コンクリ−トを破砕切断
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鋼剪断作業ができるアスファルト等の剥離破砕用アタッチメントに 関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
一般に土木建設機械は、各種の作業用アタッチメントを取り替えることにより 、いわゆる万能土木建設機械に構成し、その使用範囲を拡大している。 例えば、ショベル系掘削機のフロントアタッチメントを、ショベル、バックホ −、ドラグライン、ア−スドリル、クレ−ン、パイルドライバ等に取り替えるこ とにより、機械の本体は殆ど変更することなく使用範囲を拡大している。
【0003】 しかしながら、これらのアタッチメントは専用であるので、作業内容に応じた 数の作業用アタッチメントを必要とする、という問題があった。 例えば、パワ−ショベルのバケットを、次に述べる剥離破砕用アタッチメント に取り替えた場合について述べる。すなわち、アスファルトやコンクリ−ト等の 舗装路盤を地盤から剥離し、かつ、破砕するのに用いる剥離破砕用アタッチメン トが知られている(特公平1−54484号参照)。
【0004】 これを図1および図2に示す本考案の実施例を借りて説明する。1はパワ−シ ョベル(図示省略)のア−ム2の先端に、ピン3を介して、回動可能に取付けら れた作業用アタッチメント、4はこのア−ム2に沿って設けられた俯仰用油圧シ リンダのロッド、5はリンクで、その先端はピン7を介してアタッチメント本体 8に接続されている。6もリンクで前記リンク5とア−ム2とをピン結合により 連結している。
【0005】 アタッチメント本体8は、1対の側板9,9を、外向きに弯曲形成した外板1 0に溶着・連結してその内部に空間11を形成している。また、アタッチメント 本体8の下側部には、前方に延出した全体が先細り状になった剥離爪12が一体 的に設けられている。この剥離爪12は、1対のフォ−ク状に形成されており、 そのフォ−ク部14,14の先端は尖鋭部材13によって互に連結されている。 また、剥離爪12の基部には、断面視で、ボックス状になった連結部16が設け られている。したがって、これらのフォ−ク部14、尖鋭部材13および連結部 16により囲まれた、平面視の貫通部17を形成している。
【0006】 18は、アタッチメント本体8に横設されたピボット軸19により、その基部 が回動可能に支持された破砕爪であって、この破砕爪18の先端部18aは、前 記剥離爪12の貫通部17を貫通して下方に回動して抜けるように支持されてい る。21は、アタッチメント本体8の空間11内に設けられた破砕爪開閉用油圧 シリンダで、そのロッド22の先端が破砕爪18の基部側に連結されている。
【0007】 次に、以上述べた作業用アタッチメント1の作用の概要を述べる。アスファル ト等の舗装路盤24を地盤25から剥離するに際し、破砕爪開閉用油圧シリンダ 21を伸び作動させて、破砕爪18の先端部18aを剥離爪12の貫通部17に 位置させる。この状態で、パワ−ショベルを前進させると、剥離爪12の尖鋭部 材13が舗装路盤24と地盤25との間に侵入して舗装路盤24の剥離を行う。 次いで、剥離された舗装路分盤24aを、剥離爪12と破砕爪18とで挟んで、 貫通部17の内周縁にこの舗装路分盤24aを当接させ、破砕爪18の押圧力で 舗装路分盤24aを折曲させて小片に破砕する。
【0008】 以上述べた剥離破砕用アタッチメントでは、舗装路盤を剥離し、それを破砕す ることができるものの、かかる剥離破砕用アタッチメントの破砕機能を利用して 、ビル等の鉄筋コンクリ−ト片を破砕しようとしても、鉄骨が内蔵されておれば 破砕できず、そのときは、鋼剪断用アタッチメントに取り替える必要がある、と いう問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】 そこで本考案は、かかる問題点を解決するために案出されたもので、その要旨 とするところは、パワ−ショベルのア−ム2の先端に俯仰可能で着脱可能に装着 され、かつ、先端部に先細り状の剥離爪12を一体的に設けたアタッチメント本 体8と、該剥離爪12と対向してアタッチメント本体8にその基部が回動可能に 支持された破砕爪18と、該破砕爪18を回動させ、かつ、アタッチメント本体 8に内蔵された油圧シリンダ21と、からなり、前記剥離爪12をフォ−ク状に 形成し、これらの1対のフォ−ク部14の先端部を尖鋭部材13により連結して 、破砕爪18が回動して貫通する貫通部17を形成した作業用アタッチメントに おいて、前記破砕爪18の先端部下面に破砕用歯15を突設すると共に、破砕爪 18の下面片側縁部に直線状の上側剪断刃20を設ける一方、前記剥離爪12の 上面に、側面視で、その基部より先端に向うに従ってその略中央部が最低となる 凹部23を形成し、前記上側剪断刃20に対向する貫通部17の内周縁部に、該 凹部23に沿って複数の下側剪断刃26,27を設けたことを特徴とする鋼剪断 兼用剥離破砕用アタッチメントにある。
【0010】
【実施例】
本考案の構成を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。 図1は本考案の実施例の側面図、図2は図1の要部平面図、図3は図1の要部 側面図である。なお、前記した作業用アタッチメントにおける剥離破砕の構成お よびその作用の部分は、説明を省略する。
【0011】 破砕爪18の先端部下面には、破砕用歯15が突設されていて、これでコンク リ−ト片を確実に挟持する。この破砕用歯15は、この作業用アタッチメント1 を鋼剪断に用いるときには、その挟まれたワ−クが前滑りしないようになってい る。 破砕爪18の下面片側縁部には、直線状の上方剪断刃20がボルト(図示省略 )により着脱可能に取付けられている。
【0012】 剥離爪12の上面は、側面視で、基部より先端に向うに従ってその略中央部が 最低となる凹部23を形成し、前記上側剪断刃20に対向する貫通部17の内周 縁部には、この凹部23に沿って下側剪断刃26,27がボルト(図示省略)に より着脱可能に、かつ、折線状に取付けられている。
【0013】 次に、本実施例の作用を述べる。本実施例の作業用アタッチメント1で舗装路 盤24を剥離破砕する作業は、すでに述べたので省略し、ビルの解体作業時にお ける鉄筋を剪断する作業について述べると、破砕爪開閉用油圧シリンダ21を伸 び作動させて、破砕爪18と剥離爪12との間に例えば鉄筋コンクリ−ト片のワ −ク(図示省略)を挟み、破砕爪開閉用油圧シリンダ21に縮み作動させる。そ のとき、ワ−クは剥離爪12の凹部23にあって前滑りをせず、しかも、破砕爪 18の破砕用歯15によって抱持されるので、ワ−クは確実に切断できる。
【0014】 次に、鉄筋コンクリ−ト片を破砕する作業について述べると、この鉄筋コンク リ−ト片を破砕爪18と剥離爪12との間に挟んで破砕爪開閉用油圧シリンダ2 1を縮み作動させると、先ず、コンクリ−ト側が前記のように小片に破砕され、 次いで、鉄筋が前記のように切断される。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、次の諸効果を奏することができる。 従来の剥離破砕用アタッチメントに鉄筋等を剪断する剪断刃を付設したので 、アタッチメントの使用範囲が拡大でき、作業用アタッチメントの万能化ができ る。 従来の剥離破砕用アタッチメントの剛性のあるアタッチメント本体や剥離爪 や破砕爪をそのまま利用できるのは勿論、破砕用歯や剥離爪の凹部をそのまま利 用して、被剪断用のワ−クの前滑りが防止できる。 鉄筋コンクリ−トを破砕する場合、コンクリ−トの破砕と共に鉄筋の切断が できるので、工事が一段と能率化できる。 鉄筋の切断に際し、破砕爪が剥離爪の貫通部に入るので、破砕爪の横逃げが 防止でき、鉄筋コンクリ−トの破砕・切断が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の側面図である。
【図2】図1の要部平面図である。
【図3】図1の要部側面図である。
【符号の説明】
1…作業用アタッチメント、8…アタッチメント本体、
12…剥離爪、13…尖鋭部材、15…破砕用歯、17
…貫通部、20…上側剪断刃、23…凹部、26,27
…下側剪断刃
フロントページの続き (72)考案者 座光寺 信行 大阪市北区大淀中3丁目8番2号 大淀ヂ −ゼル株式会 社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワ−ショベルのア−ム2の先端に俯仰
    可能で着脱可能に装着され、かつ、先端部に先細り状の
    剥離爪12を一体的に設けたアタッチメント本体8と、
    該剥離爪12と対向してアタッチメント本体8にその基
    部が回動可能に支持された破砕爪18と、該破砕爪18
    を回動させ、かつ、アタッチメント本体8に内蔵された
    油圧シリンダ21と、からなり、前記剥離爪12をフォ
    −ク状に形成し、これらの1対のフォ−ク部14の先端
    部を尖鋭部材13により連結して、破砕爪18が回動し
    て貫通する貫通部17を形成した作業用アタッチメント
    において、 前記破砕爪18の先端部下面に破砕用歯15を突設する
    と共に、破砕爪18の下面片側縁部に直線状の上側剪断
    刃20を設ける一方、前記剥離爪12の上面に、側面視
    で、その基部より先端に向うに従ってその略中央部が最
    低となる凹部23を形成し、前記上側剪断刃20に対向
    する貫通部17の内周縁部に、該凹部23に沿って複数
    の下側剪断刃26,27を設けたことを特徴とする鋼剪
    断兼用剥離破砕用アタッチメント。
JP1991111332U 1991-12-19 1991-12-19 鋼剪断兼用剥離破砕用アタッチメント Expired - Lifetime JPH0743196Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125507A (en) * 1980-03-08 1981-10-01 Oyodo Komatsu Crusher
JPS62271619A (ja) * 1986-05-20 1987-11-25 ロイ イ− ラバウンチ 金属破壊剪断機

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125507A (en) * 1980-03-08 1981-10-01 Oyodo Komatsu Crusher
JPS62271619A (ja) * 1986-05-20 1987-11-25 ロイ イ− ラバウンチ 金属破壊剪断機

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