JPH0554456A - 光磁気デイスク用ヘツド - Google Patents
光磁気デイスク用ヘツドInfo
- Publication number
- JPH0554456A JPH0554456A JP21551291A JP21551291A JPH0554456A JP H0554456 A JPH0554456 A JP H0554456A JP 21551291 A JP21551291 A JP 21551291A JP 21551291 A JP21551291 A JP 21551291A JP H0554456 A JPH0554456 A JP H0554456A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- magneto
- objective lens
- optical disk
- head
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は光磁気ディスク用ヘッドに関し、書
き込みの高密度化及び高速化を実現することを目的とす
る。 【構成】 対物レンズ２１の中央を開口２２とし、ここ
に棒状の電磁石２３を固定して構成する。電磁石２３の
磁極２３ａが、対物レンズ２１により集光されるスポッ
ト８に接近しており、電磁石２３は、小型である。この
電磁石２３は高速で応答する。電磁石２３は対物レンズ
２１の中央を通る光を遮蔽し、超解像を起こせるよう構
成する。
き込みの高密度化及び高速化を実現することを目的とす
る。 【構成】 対物レンズ２１の中央を開口２２とし、ここ
に棒状の電磁石２３を固定して構成する。電磁石２３の
磁極２３ａが、対物レンズ２１により集光されるスポッ
ト８に接近しており、電磁石２３は、小型である。この
電磁石２３は高速で応答する。電磁石２３は対物レンズ
２１の中央を通る光を遮蔽し、超解像を起こせるよう構
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク用ヘッド
に関する。
に関する。
【０００２】近年、光磁気記録においては、記録の高密
度化に加えて、書き込み速度の高速化が望まれている。
度化に加えて、書き込み速度の高速化が望まれている。
【０００３】
【従来の技術】図３は従来の１例の光磁気ディスク用ヘ
ッド１を示す。
ッド１を示す。
【０００４】２は本体部であり、半導体レーザ等が組込
まれている。
まれている。
【０００５】３は対物レンズ、４はリング状の電磁石で
ある。
ある。
【０００６】対物レンズ３の中央部分には超解像を実現
するための円形の遮光板５が設けてある。
するための円形の遮光板５が設けてある。
【０００７】この遮光板５によって、対物レンズ３を通
過する光束のうち対物レンズ３の中央を通る部分が遮ぎ
られ、超解像が生じ、図４中線IIで示すガウス型ビーム
による集光パターンよりも集光した、線Ｉで示す集光パ
ターンとなり、光磁気ディスク６の磁性層７上に従来に
比べて径の小さいスポット８が形成される。
過する光束のうち対物レンズ３の中央を通る部分が遮ぎ
られ、超解像が生じ、図４中線IIで示すガウス型ビーム
による集光パターンよりも集光した、線Ｉで示す集光パ
ターンとなり、光磁気ディスク６の磁性層７上に従来に
比べて径の小さいスポット８が形成される。
【０００８】また、書き込む信号に対応した電流が電磁
石４のコイル９に加えられ、電磁石４が磁界１０を発生
し、これが光磁気ディスク６の磁性層７に作用し、スポ
ット８の個所の磁性層７の磁化の向きが反転され、信号
が磁界変調で書き込まれる。
石４のコイル９に加えられ、電磁石４が磁界１０を発生
し、これが光磁気ディスク６の磁性層７に作用し、スポ
ット８の個所の磁性層７の磁化の向きが反転され、信号
が磁界変調で書き込まれる。
【０００９】上記のように、超解像を利用しており、ス
ポット８の径が小さく、然して磁界の向きが反転される
領域は小さく、情報はその分高密度に記録される。
ポット８の径が小さく、然して磁界の向きが反転される
領域は小さく、情報はその分高密度に記録される。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ここで、電磁石４は、
リング状であって対物レンズ３の周囲に設けてあり、ス
ポット８より比較的離れている。
リング状であって対物レンズ３の周囲に設けてあり、ス
ポット８より比較的離れている。
【００１１】このため、電磁石４より発生して光磁気デ
ィスク６に作用する磁界の強さは、図２中線IVで示す如
くになり、スポット８には、弱い部分の磁界が作用して
しまう。
ィスク６に作用する磁界の強さは、図２中線IVで示す如
くになり、スポット８には、弱い部分の磁界が作用して
しまう。
【００１２】そこで、スポット８の部位に、磁化の向き
を反転させるに必要な強さの磁界Ｈ 1 を作用させるべ
く、コイル９のターン数Ｎ1 は多くしてある。
を反転させるに必要な強さの磁界Ｈ 1 を作用させるべ
く、コイル９のターン数Ｎ1 は多くしてある。
【００１３】このため、電磁石４のインダクタンスＬが
大となり、コイル９（電磁石４）に加えることができる
信号の周波数は数ＭＨｚに制限され、書込み速度が制限
されていた。
大となり、コイル９（電磁石４）に加えることができる
信号の周波数は数ＭＨｚに制限され、書込み速度が制限
されていた。
【００１４】そこで、本発明は、記録の高密度に加えて
書込み速度の高速化を図った光磁気ディスク用ヘッドを
提供することを目的とする。
書込み速度の高速化を図った光磁気ディスク用ヘッドを
提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、対物
レンズを、その中央を開口とした形状とすると共に、該
開口内に棒状の電磁石を固定してなる構成としたもので
ある。
レンズを、その中央を開口とした形状とすると共に、該
開口内に棒状の電磁石を固定してなる構成としたもので
ある。
【００１６】
【作用】対物レンズの中央に固定された電磁石は、対物
レンズの中央を通るレーザ光を遮蔽すると共に、光磁気
ディスク上のスポットに近接して配されるように作用す
る。
レンズの中央を通るレーザ光を遮蔽すると共に、光磁気
ディスク上のスポットに近接して配されるように作用す
る。
【００１７】
【実施例】図１は本発明の一実施例になる光磁気ディス
ク用ヘッド２０を示す。
ク用ヘッド２０を示す。
【００１８】図中、図３に示す構成部分と対応する部分
には同一符号を付す。
には同一符号を付す。
【００１９】２１は対物レンズであり、その中央に光軸
方向に貫通した開口２２が形成してある。
方向に貫通した開口２２が形成してある。
【００２０】２３は棒状の電磁石であり、上記開口２２
内に嵌合して、対物レンズ２１に固定してある。
内に嵌合して、対物レンズ２１に固定してある。
【００２１】この電磁石２３は、対物レンズ２１の中央
部分を透過しようとする光束を遮蔽して超解像を実現さ
せる作用と、光磁気ディスク６に磁界を印加する作用を
行う。
部分を透過しようとする光束を遮蔽して超解像を実現さ
せる作用と、光磁気ディスク６に磁界を印加する作用を
行う。
【００２２】電磁石２３は、棒状であり、その一の磁極
面２３ａはスポット８の真下に位置しており、電磁石２
３が光磁気ディスク６に作用させる磁界の強さは、図２
中線III で示すように分布する。
面２３ａはスポット８の真下に位置しており、電磁石２
３が光磁気ディスク６に作用させる磁界の強さは、図２
中線III で示すように分布する。
【００２３】スポット８には、最も強い部分の磁界が作
用する。
用する。
【００２４】このため、電磁石２３は、従来例のヘッド
１の電磁石４に比べて相当に小型であり、コイル２４の
ターン数Ｎ2 は電磁石４のコイル９のターン数Ｎ1 に比
べて相当に少ない。
１の電磁石４に比べて相当に小型であり、コイル２４の
ターン数Ｎ2 は電磁石４のコイル９のターン数Ｎ1 に比
べて相当に少ない。
【００２５】なお、コイル２４の両端側は対物レンズ２
１の表面に沿って引き出されるけれども、コイル２４は
細く、スポット８の結像に影響は及ぼさない。
１の表面に沿って引き出されるけれども、コイル２４は
細く、スポット８の結像に影響は及ぼさない。
【００２６】次に、上記構成になる光磁気ディスク用ヘ
ッド２０の動作について説明する。
ッド２０の動作について説明する。
【００２７】本体部２より出射したレーザ光のうち、対
物レンズ２１の中央部に向かう光束は、電磁石２３によ
って遮蔽され、対物レンズ２１の周囲部分に向かう光束
だけが対物レンズ２１を通過し、屈折されて超解像によ
って従来と同様に、径の小さいスポット８が形成され
る。
物レンズ２１の中央部に向かう光束は、電磁石２３によ
って遮蔽され、対物レンズ２１の周囲部分に向かう光束
だけが対物レンズ２１を通過し、屈折されて超解像によ
って従来と同様に、径の小さいスポット８が形成され
る。
【００２８】また、書き込み信号に対応した電流が電磁
石２３のコイル２４に加えられ、電磁石２３が磁界２５
を発生し、これが光磁気ディスク６の磁性層７に作用
し、スポット８の個所の磁性層７の磁化の向きが反転さ
れ、信号が磁界変調で書き込まれる。
石２３のコイル２４に加えられ、電磁石２３が磁界２５
を発生し、これが光磁気ディスク６の磁性層７に作用
し、スポット８の個所の磁性層７の磁化の向きが反転さ
れ、信号が磁界変調で書き込まれる。
【００２９】ここで、スポット８が小さいため、従来例
と同様に、情報信号が高密度に書き込まれる。
と同様に、情報信号が高密度に書き込まれる。
【００３０】また、コイル２４はターン数Ｎ2 が少な
く、このインダクタンスは従来のものに比べて小さい。
く、このインダクタンスは従来のものに比べて小さい。
【００３１】このインダクタンスが少ない分、従来より
も電磁石２３の応答が、従来の電磁石４に比べて高速と
なり、書込み速度は従来に比べて高速となる。
も電磁石２３の応答が、従来の電磁石４に比べて高速と
なり、書込み速度は従来に比べて高速となる。
【００３２】これにより、コイル２４には、従来よりも
高い周波数、例えば従来の約1.5 倍の周波数である５Ｍ
Ｈｚ程度の周波数の書込み信号を加えることが可能とな
り、従来よりも高い周波数の信号を書き込むことが可能
となる。
高い周波数、例えば従来の約1.5 倍の周波数である５Ｍ
Ｈｚ程度の周波数の書込み信号を加えることが可能とな
り、従来よりも高い周波数の信号を書き込むことが可能
となる。
【００３３】なお、この書き込み速度の高速化は、光磁
気ディスク装置にあっては、データ転送速度の向上とな
る。
気ディスク装置にあっては、データ転送速度の向上とな
る。
【００３４】また、上記電磁石２３が小型であるため、
ヘッド２０の消費電力が、従来のものに比べて低くな
る。
ヘッド２０の消費電力が、従来のものに比べて低くな
る。
【００３５】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項１の発明によ
れば、電磁石によって超解像を実現することが出来、こ
れによって記録の高密度化を図ることが出来、併せて、
電磁石がスポットに近接していることにより電磁石を小
型としてコイルのターン数を少なくし得、コイルのター
ン数が少なくなった分、電磁石の応答を高速にすること
が出来、書き込み速度の高速化を実現出来る。
れば、電磁石によって超解像を実現することが出来、こ
れによって記録の高密度化を図ることが出来、併せて、
電磁石がスポットに近接していることにより電磁石を小
型としてコイルのターン数を少なくし得、コイルのター
ン数が少なくなった分、電磁石の応答を高速にすること
が出来、書き込み速度の高速化を実現出来る。
【図１】本発明の一実施例になる光磁気ディスク用ヘッ
ドを示す図である。
ドを示す図である。
【図２】図１中の電磁石による磁界の強さの分布を従来
例と対比して示す図である。
例と対比して示す図である。
【図３】従来の１例の光磁気ディスク用ヘッドを示す図
である。
である。
【図４】超解像による集光パターンを示す図である。
２ 本体部 ６ 光磁気ディスク ７ 磁性層 ８ スポット ２０ 光磁気ディスク用ヘッド ２１ 対物レンズ ２２ 開口 ２３ 棒状の電磁石 ２３ａ 磁極面 ２４ コイル ２５ 磁界
Claims (1)
- 【請求項１】 対物レンズ（２１）を、その中央を開口
（２２）とした形状とすると共に、 該開口（２２）内に棒状の電磁石（２３）を固定してな
る構成としたことを特徴とする光磁気ディスク用ヘッ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21551291A JPH0554456A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 光磁気デイスク用ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21551291A JPH0554456A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 光磁気デイスク用ヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554456A true JPH0554456A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16673642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21551291A Pending JPH0554456A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 光磁気デイスク用ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0554456A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005029485A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Recording head for magneto-optical recording device and magneto-optical recording device comprising the same |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21551291A patent/JPH0554456A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005029485A1 (en) * | 2003-09-22 | 2005-03-31 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Recording head for magneto-optical recording device and magneto-optical recording device comprising the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010327 |