JPH0554333B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0554333B2
JPH0554333B2 JP60111538A JP11153885A JPH0554333B2 JP H0554333 B2 JPH0554333 B2 JP H0554333B2 JP 60111538 A JP60111538 A JP 60111538A JP 11153885 A JP11153885 A JP 11153885A JP H0554333 B2 JPH0554333 B2 JP H0554333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye
circuit
index
measurement
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60111538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61268228A (ja
Inventor
Yasuo Kato
Yasufumi Fukuma
Kiwamu Horiguchi
Kiichi Kamyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP60111538A priority Critical patent/JPS61268228A/ja
Priority to US06/866,247 priority patent/US4744648A/en
Publication of JPS61268228A publication Critical patent/JPS61268228A/ja
Publication of JPH0554333B2 publication Critical patent/JPH0554333B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/103Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining refraction, e.g. refractometers, skiascopes

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被検眼眼底に測定光を投影し、この
測定光を検出して被検眼の屈折度数を検出する眼
屈折力測定装置に関するものである。
(従来の技術) 眼屈折力測定装置では、従来から、被検眼に対
して測定光学系の測定光軸が適正にセツトされて
いないと、測定結果に誤差を生じるために、測定
光学系により測定光を被検眼に投影してその被検
眼の測定を行う前に、被検眼に対する測定光学系
のアライメント調整を行うようにして、測定精度
を向上させるようにしている。たとえば、従来の
装置では、第1図に示すように、測定光学系1と
は別に、被検眼2の角膜3に向かつてアライメン
ト指標光を投影するアライメント指標投影系4を
設け、アライメント指標板5(第2図参照)を照
明光源6により照明し、そのアライメント指標板
5の円形ピンホール孔5aを通過した光を投影レ
ンズ7により、平行光束に変換し、アライメント
指標光としてハーフミラー8,9を介して被検眼
2に導き、その角膜3に虚像を形成し、その角膜
3に虚像を形成する反射光をハーフミラー9,
8、リレーレンズ10、ハーフミラー11を介し
て結像レンズ12に導き、その結像レンズ12に
よりアライメント指標像を撮像素子13の撮像面
14に前眼部像と共に結像させ、かつ、照明光源
15により基準パターン16(第3図参照)を照
明してその円形十字パターン16aを通過した光
を投影レンズ17により平行光束に変換し、基準
パターン光としてハーフミラー11を介して結像
レンズ12に導き、その結像レンズ12により撮
像素子13の撮像面14に基準パターン像として
結像させ、撮像素子13により前眼部像とアライ
メント指標像と基準パターン像とを映像信号に変
換し、テレビモニターの表示面18に第4図に示
すように前眼部像19と基準パターン像20とア
ライメント指標像21とを表示させ、それらを確
認しつつ測定光学系の測定光軸pに直交する平面
内での測定光軸pの位置合わせ調整を行うと共
に、そのアライメント指標像21の鮮鋭度によつ
て、被検眼2に対する測定光軸pの光軸方向間距
離、いわゆる作動距離の調整を行うようにしてい
る。なお、22は、測定光学系1の対物レンズで
ある。
(問題点を解決するための手段) ところで、この従来のものは、被検眼に対する
測定光学系の測定光軸方向間距離の調整を指標像
が先鋭に形成されたか否かといういわゆるピント
が合つたか否かにより行う構成となつているの
で、被検眼に対して測定光学系が適正にセツトさ
れたか否かの判定が容易でなく、光軸方向間の作
動距離調整が面倒であるという欠点がある。ま
た、被検眼に対して測定光学系が適正にセツトさ
れていないときには、一対の指標像を分離して視
認させ、適正にセツトされたときには重合して視
認させるようにした装置も提案されつつあるが、
被検眼に対して測定光学系が適正にセツトされて
いる光軸方向間距離の近傍では、一対の指標像の
分離量を判別することが難しく、いずれにして
も、被検眼に対して測定光学系を適正にセツトす
る作動距離調整は面倒であり、従来の装置では、
被検眼の屈折度数の測定を迅速かつ精度よく行い
難い不具合がある。
(発明の目的) 本発明は、上記の事情を考慮して為されたもの
で、その目的とするところは、被検眼に対する測
定光学系の光軸方向間距離を厳密に調整しなくと
も、屈折度数の測定結果に、被検眼に対して測定
光学系が適正にセツトされていないことに基づく
測定誤差が生じるのを極力防止でき、もつて、測
定の迅速化を図ることのできる眼屈折力測定装置
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、被検眼に対して測定光学系が適正に
セツトされているときの光軸方向間距離からのず
れ量と、屈折度数の測定結果に生ずる測定誤差と
の間に相関関係があることに着目してなされたも
ので、本発明の構成は、被検眼眼底に測定光を投
影し、この測定光を検出して被検眼の屈折度数を
測定する測定系を有する眼屈折力測定装置におい
て、前記測定系光軸方向での被検眼の適正位置か
らのずれ量を検出する被検眼位置検出系と、その
検出結果に基づいて前記屈折度数の測定結果を補
正する補正手段が設けられているものである。
(作 用) このものでは、測定光学系により測定光を被検
眼に投影して被検眼の測定を行う前に、被検眼に
対する測定光学系の光軸方向間距離調整を、被検
眼に対して測定光学系が適正にセツトされている
ときの光軸方向間距離から大幅なずれがない範囲
で行う。このときのずれ量を被検眼位置検出系で
測定しそのずれ量の検出結果に基づいて被検眼の
屈折度数の測定結果を補正させる。
(実施例) 以下に、本発明に係る眼屈折力測定装置の実施
例を図面に基づいて説明する。
第5図は、本発明に係る眼屈折力測定装置の光
学系の一例を示すもので、ここでは、眼屈折力測
定装置としてのオートレフラクトメータについて
説明する。この第5図において、23は測定光学
系を示すもので、光源24により照明された測定
ターゲツト板25からの光束はリレーレンズ2
6、反射ミラー27、孔あきミラー28、対物レ
ンズ29、反射ミラー30、ハーフミラー31を
介して被検眼32に向けて投影され、眼底33に
測定ターゲツト像を形成する。ここで、測定ター
ゲツト板25は第6図に拡大して示すように、ス
リツト25a〜25dが形成されており、このス
リツトには4つの偏角プリズム25e〜25hが
貼り付けられており、測定ターゲツト板25を光
軸に沿つて移動させ眼底33上で測定ターゲツト
像が合焦した場合には眼底33上の測定ターゲツ
ト像の上下の一対のスリツト像間隔が等しく形成
されるように構成されている。
また、眼底33上の測定ターゲツト像からの光
束は、ハーフミラー31、反射ミラー30、対物
レンズ29、孔あきミラー28の孔部28aを通
り、リレーレンズ34,35、結像レンズ36に
より撮像素子37の撮像面38上に測定ターゲツ
ト像を形成する。リレーレンズ35は測定ターゲ
ツト板25と一体で、光軸方向に沿つて移動可能
になつており、測定ターゲツト板25と撮像面3
8とは光学的に共役な関係に保持される。
この構成により、後述するように撮像素子37
の映像信号に基づき撮像面38上に形成された測
定ターゲツト像の上下の一対のスリツト像間隔が
等しくなる位置すなわち眼底33上に測定ターゲ
ツト像が合焦する位置まで、測定ターゲツト板2
5及びリレーレンズ35を一体で移動させ、この
移動量により被検眼32の屈折度数を測定するも
のである。
次に、被検眼位置検出光学系39について述べ
る。この被検眼位置検出光学系39は、測定光学
系23の測定光軸pの位置合わせを行うための位
置合わせ用指標像と、被検眼32に対する測定光
学系23の光軸方向間距離調整を行うための指標
像とを撮像装置上に結像させる機能を有する。被
検眼32の前方には、被検眼位置検出光学系39
の検出光軸qを境に対称位置に一対の指標像投影
手段40,41が設けられている。この指標像投
影手段40,41は、被検眼32に対する測定光
学系23の光軸方向間距離調整を行うための指標
光を、被検眼32の瞳孔を境に左右両側部分に投
影する機能を有し、各々照明光源42,43と、
指標板44,45と、偏光板46,47とから構
成されている。指標板44,45には、第6図に
示すように縦長のスリツト孔48が形成されてお
り、偏光板46,47は、第8図、第9図に示す
ように互いに偏光軸が直交する分割型偏光板46
a,46b,47a,47bから構成されてい
る。照明光は、スリツト孔48を通つて、指標光
となり被検眼32の角膜表面49に投影され、そ
の角膜表面49にスリツト孔48に対応する矩形
状の指標虚像が形成されるものである。
ここで、指標像投影手段41によつて形成され
る矩形状の指標虚像は、その上半分が水平方向の
偏光成分を有する光のみによつて形成され、その
下半分が垂直方向の偏光成分を有する光のみによ
つて形成され、指標像投影手段42によつて形成
される矩形状の指標虚像は、その上半分が垂直方
向の偏光成分を有する光のみによつて形成され、
その下半分が、水平方向の偏光成分を有する光の
みによつて形成されるものである。
被検眼位置検出光学系39の検出光軸q上に
は、撮像素子50が設けられ、ハーフミラー31
と撮像素子50との間には、対物レンズ51と、
絞り板52と、ハーフミラー53と、結像レンズ
54とが配設されている。絞り板52は、第10
図に示すようにその中央部に縦長の透孔55を有
し、その両側に小円孔56,57を有している。
この絞り板52は、指標虚像の検出光路を二光路
に分ける機能を有し、対物レンズ51と絞り板5
2との間には、各々小円孔56,57に臨ませて
検光子58,59が設けられている。検光子58
は、第11図に示すように水平方向の偏光成分を
有する光のみを通過させ、検光子49は、第12
図に示すように垂直方向の偏光成分を有する光の
みを通過させる機能を有する。検光子58を通過
する光の光路途中には、絞り板52と結像レンズ
54との間に凸レンズ60と凹レンズ61とが配
設され、検光子59を通過する光の光路途中に
は、絞り板52と結像レンズ54との間に、凸レ
ンズ62と凹レンズ63とが配設され、これら、
凸レンズ60,61と凹レンズ61,63はそれ
ぞれ検出光軸qを境に対称位置に配置されて、ガ
リレオ変倍系が形成されている。このガリレオ変
倍系は、指標像を拡大して撮像素子50の撮像面
64に結像させる機能を有する。
被検眼32の前眼部は、照明光によつて照明さ
れており、その前眼部によつて反射された反射光
は、対物レンズ51により平行光束に変換され、
絞り板52の透孔55を通つて結像レンズ54に
導かれ、その撮像素子50の撮像面64に前眼部
像が指標像と共に結像されるものである。この撮
像素子50の撮像面64に形成された前眼部像と
指標像とは、後述するテレビモニターの表示面に
表示されるもので、第13図ないし第15図は、
そのテレビモニターの表示面65に表示された前
眼部像と指標像とを示している。なお、本実施例
では、測定ターゲツト像が投影される撮像素子3
7と、前眼部像と指標像が投影される撮像素子5
0とは別個に設けているが、ハーフミラー等を用
いて両像とも同一の撮像素子に導くように構成す
ることにより、撮像素子を兼用し得るように構成
しても良い。この第13図ないし第15図におい
て、66は前眼部像、67は指標像である。指標
像は、上指標像68,69と下指標像70,71
とから構成されるもので、第13図に示すよう
に、被検眼32に対して測定光学系23の光軸方
向間距離が適正にセツトされているときには、上
指標像68と下指標像70とが一直線となると共
に、上指標像69と下指標像71とが一直線とな
るものであり、適正にセツトされていないときに
は、上指標像68,69と下指標像70,71と
が第14図、第15図に示すように左右方向にス
プリツトするものであり、このスプリツト量が、
被検眼32に対して測定光学系が適正にセツトさ
れたときの光軸方向間距離からのずれ量に対応す
る。
被検眼位置検出光学系39は、測定光軸pに対
して直交する平面内で、被検眼32に対する測定
光軸pの位置合わせ調整を行うための指標像を撮
像素子50の撮像面64に投影する指標像投影手
段72を有している。この指標像投影手段72
は、照明光源73と、指標板74と、投影レンズ
75とから大略構成されている。指標板74に
は、第16図に示すように、その中央に円形十字
線を形成するパターン76が形成されており、そ
のパターン76を狭んで両側には、被検眼32に
対して測定光学系23の光軸方向間距離が適正に
セツトされたときの指標像の位置を示す位置指標
パターン77が形成されている。この位置指標パ
ターン77は、細線状のスリツトから構成され
る。第13図ないし第15図において、78は、
パターン76に対応する位置合わせ用指標像を示
し、79は位置指標パターン77に対応する位置
指標像を示しており、第13図及び第15図は、
測定光学系23の測定光軸pに直交する平面内で
被検眼32に対して測定光軸pが適正にセツトさ
れた状態を示しており、第14図は、測定光学系
23の測定光軸pに直交する平面内で被検眼32
に対してその測定光軸pがずれている状態を示し
ている。
測定光学系23は、撮像素子37を有してお
り、その撮像素子37の撮像面38には、眼底3
3に形成された測定ターゲツト像に対応する形状
の測定ターゲツト像が形成され、その測定ターゲ
ツト像は、光軸変換により映像信号としてテレビ
モニター79′に出力されると共に、後述する測
定回路の制御演算部に向かつて出力されるもので
ある。第17図は、その撮像素子37の撮像面3
8に形成された測定ターゲツト像80を示してお
り、この測定ターゲツト像80は、上一対のスリ
ツト状の矩形像80b,80cと下一対の矩形像
80d,80eとからなつている。制御演算部
は、矩形像80b,80cの間隔l1と矩形像80
d,80eの間隔l2とを求める機能を有してい
る。この撮像素子37は、測定回路に接続されて
おり、測定回路は、撮像面38を走査して上一対
の指標像80b,80cの間隔l1と下一対の指標
像80d,80eの間隔l2を求める機能を有して
いる。なお、符号Zは、走査線の走査方向を示
す。
この間隔l1,l2は、以下に説明する手順によつ
て求められる。まず、指標像80bの前縁80f
の位置をA、指標像80bの後縁80gの位置を
B、指標像80cの前縁80hの位置をC、指標
80cの後縁80iの位置をDとする。ここで、
位置A〜Dは変数であり、下一対の指標像80
d,80eの間隔l2を求めるときには、Aは指標
像80dの前縁80jの位置に対応し、Bは指標
像80dの後縁80kの位置に対応し、Cは指標
像80eの前縁80lの位置に対応し、Dは指標
像80eの後縁80mの位置に対応する。指標像
の間隔は、走査線毎に異なるもので、走査線niに
対応する間隔をliとする。この走査線niに対応す
る各位置をAi〜Diと表現する。すると、liは以下
に記載する式によつて求められる。
li=1/2{(Ai+Bi)−(Ci+Di)} なお、この式を理解するにあたつては、第18
図を参照のこと。
この測定にあたつては、一対の指標像に対して
2回ほどliを求めるようになつている。ここで
は、上一対の指標像80b,80cの間隔liを求
めるにあたつて、走査線n1,n2+2を使用するこ
とにしており、下一対の指標像70d,70e間
隔l2を求めるにあたつて走査線n2,n2+2を使用
することにしている。走査線n1,n1+2,n2,n2
+2,ln1,l1+2,ln2,ln+2を算術平均して
求めるものである。すなわち、 l1=1/2{ln1+ln2+2} =1/2[1/2{(An1+Bn1)−(Cn1+Dn1)} −1/2{(An2+2+Bn1+2) −(Cn1+2+Dn1+2)}] =1/4[{(An1+Bn1)−(Cn1+Dn1)} +{(An1+2+Bn1+2)−(Cn1+2+Dn1
2)}] …(A) l2=1/2{ln2+ln2+2} =1/4[{(An2+Bn2) −(Cn2+2+Dn2+2)}] …(B) 測定は、各指標像80b〜80eの前縁位置、
後縁位置を検出し、制御演算部によつて演算処理
して行なうものである。なお、上一対の指標像の
間隔l1と下一対の指標像の間隔l2との求め方は同
一であるので、以降の指標像の間隔l1を求める場
合を想定しつつ説明する。
測定回路は、第19図に示すように、制御演算
部81と、指標像信号検出回路82と、タイミン
グ信号検出回路83と、基準信号形成回路84
と、指標像位置検出回路85と、駆動回路86と
から構成されている。指標像信号検出回路82
は、映像信号からターゲツト像に対応する輝度信
号を抽出して矩形信号に変換する機能を有してい
る。指標信号検出回路82は、同期信号抽出回路
87を有している。同期信号抽出回路87には撮
像装置37から出力される映像信号が入力されて
いる。第20図において、符号はこの映像信号
を示している。映像信号には、水平同期信号
Hp、垂直同期信号VHが含まれているとともに、
指標像80b,80cに対応する輝度信号T1
T2が含まれている。同期信号抽出回路87は、
水平同期信号Hpと垂直同期信号Vpとを抽出し、
カウンタ回路88に向かつて出力するものであ
る。第20図において、符号は、分離抽出され
た水平同期信号を示している。カウンタ回路88
は、タイミング信号形成回路83の一部を構成
し、タイミング信号形成回路83は、基準信号形
成回路84、指標像位置検出回路85、制御演算
部84の処理タイミングを指定する機能を有す
る。
カウンタ回路88は、測定を行なうに際して、
走査線を指定する機能を有する。このカウンタ回
路78は、水平同期信号の入力個数をカウント
して走査線の本数を計数し、垂直同期信号Vpに
基づいてカウント内容がリセツトされる。カウン
タ回路88は、制御演算部81の端子a,bに接
続されている。端子a,bは、走査線番号n1,n2
に対応する番地信号をカウンタ回路88に向かつ
て出力する。走査線番号n1は指標像80b,80
cの間隔l1の測定を行なうときの走査線に対応
し、走査線番号n2は指標像80d,80eの間隔
l2の測定を行なうときの走査線に対応している。
カウンタ回路88は、番地信号に基づいて、走査
線番号「n1」、「n1+2」、「n2」、「n2+2」のとき
にパルス信号をウインド回路89に向かつて、出
力されるものである。第20図において、符号
はこのカウンタ回路88から出力される信号を示
している。
ウイント回路89は、パルス信号に基づいて
矩形波,を出力する。矩形波は、矩形波
の逆信号である。矩形波はパルス信号に基づ
いて、LからHとなり、矩形波はHからLとな
る。矩形波がHとなつている期間Yは、一対の
指標像が合焦状態に応じて最大離間したときの輝
度信号を含むように設定されている。なお、これ
らの矩形波,の機能については後述する。
映像信号は、同期信号抽出回路87を介して
サンプルホールド回路90と比較回路91とに入
力されている。サンプルホールド回路90は、矩
形波の立ち上がりに基づいて映像信号のレベル
をS/Hレベルとして固定する機能を有する。
比較回路91には、輝度信号T1,T2のスライス
レベルSLを決定するスライスレベル信号が入力
されており、このスライスレベル信号は、スライ
スレベル決定回路92から出力される。このスラ
イスレベル決定回路92は、制御演算部81の端
子hに接続され、制御演算部81によつてコント
ロールされる。比較回路91は、サンプルホール
ド回路90とスライスレベル決定回路92とに基
づいて、輝度信号T1,T2を矩形波に変換する
機能を有している。第20図の符号は、走査線
番号n1,n1+2に対応する矩形波を示している。
比較回路91はアンド回路93の一端子に接続
されており、アンド回路93の他端子にはウイン
ド回路89が接続されている。アンド回路93
は、矩形波に基づいて、矩形波の中から走査
線番号n+1に対応する矩形波を含めて測定に不
用の測定不用信号を除去し、測定に際して使用す
る矩形波を抽出して出力する機能を有している。
第20図において、符号は測定に使用する矩形
波を示している。矩形波は、基準信号形波回路
84と指標像位置検出回路85とに入力されてい
る。指標像位置検出回路85は、遅延回路94を
有しており、矩形波は遅延回路94によつて時
間td分遅延される。第20図において、符号は
遅延を受けた矩形波を示している。この遅延回路
94は、基準信号形成回路94と指標像位置検出
回路85とのタイミング調整として機能する。
指標像位置検出回路85は、カウント回路95
とラツチ回路96〜99とを示している。このカ
ウンタ回路95は端子QA,QBを有している。こ
のカウンタ回路95は、タイミング信号形成回路
83の一部を構成するリセツト回路100に接続
されている。このリセツト回路100は、ウイン
ド回路89に接続されており、矩形波の立ち上
がりに基づいてリセツトパルスをカウンタ回路
95に出力する。カウンタ回路95は、2進カウ
ンタ構成とされ、リセツトパルスによりカウン
ト内容がクリアされ、リセツト回路100はカウ
ントタイミングの指定機能を有する。カウンタ回
路95は、矩形波の立ち上がりで計数を行なつ
ており、端子QAは下位桁に対応する矩形波を
出力し、端子QBは上位桁に対応する矩形波を
出力するものである。矩形波の立ち上がりは、
指標像80b,80dの後縁80g,80kに対
応しており、矩形波の立ち上がりは指標像80
c,80eの後縁80i,80mに対応してい
る。
端子QAは、ラツタ回路97とアンド回路10
1に一端子とに接続されている。端子QBはラツ
チ回路99に接続されており、アンド回路101
の出力端はラツチ回路98に接続されており、ラ
ツチ回路95とアンド回路101の他端子とは遅
延回路94に接続されている。アンド回路101
は、矩形波と矩形波とに基づいて指標像80
c,80eに対応する矩形波を出力する。第20
図において、符号はこのアンド回路101から
出力される矩形波を示している。
ラツチ回路96〜99は指標像80b〜80e
の各前縁位置、後縁位置を時間に変換して記憶す
る機能を有している。このラツチ回路96〜99
は、タイミング信号形成回路83の一部を構成す
るモノステーブル回路102によつて記憶内容が
クリアされるもので、モノステーブル回路102
には、矩形波が入力されており、矩形波がL
からHになると、LからHに立ち上がる。第20
図において、符号は、このモノステーブル回路
102から出力される矩形波を示している。ラツ
チ回路96〜99は、モノステーブル回路102
の出力がLからHになると、ラツチ可能状態とな
るものであり、この出力については後述すること
にし、次に基準信号形成回路84について説明す
る。
基準信号形成回路84は、時間に換算して検出
された前縁位置、後縁位置を電圧に変換するため
の基準電圧を生成する機能を有している。この基
準信号形成回路84は、ラツチ回路103と、コ
ンデンサ104と、抵抗器105と、オペレーシ
ヨナルアンプレフアイア106と、スイツチ10
7とから構成されている。ラツチ回路103は、
ウインド回路89とアンド回路93とに接続され
ており、一対の矩形波のうち最初に入力される
矩形波の立ち上がりに基づいて、LからHとな
り、矩形波のHからLの立ち下がりに基づいて
HからLになる。第20図において、符号はこ
のラツチ回路103から出力される矩形波を示し
ている。コンデンサ104と抵抗器105とオペ
レーシヨナブルアンプリフアイア106とスイツ
チ107とは、積分回路108を構成している。
積分回路108は、矩形波のLからHの立ち上
がりに基づいて積分を開始するものである。積分
回路108は、第20図の符号で示すような積
分電圧を出力するものである。この積分電圧
は、矩形波がHの間、リニアーに増加し、矩形
波がHからLになるとスイツチ102が閉成さ
れて、積分電圧は充放電特性に従つて減少する
ものである。なお、スイツチ107は、矩形波
がHとなつている間開成される。この積分電圧の
うちリニア部分が測定に際して使用される。
ラツチ回路96は、矩形波の最初に入力され
るパルスの立ち上がりによつてLからHとなり、
矩形波の立ち下がりによつてHからLとなる。
第20図において、符号はこのラツチ回路96
から出力される矩形波を示している。ラツチ回路
97は端子QAから出力されるパルス信号の立
ち上がりによつてLからHとなり、矩形波の立
ち下がりによつてHからLとなる。第20図にお
いて、符Hはこのラツチ回路97から出力され
る矩形波を示している。ラツチ回路98は、アン
ド回路101から出力される矩形波の立ち上が
りによつてLからHとなり、矩形波の立ち下が
りによつてHからLとなる。第20図において、
符号は、このラツチ回路98から出力される矩
形波を示している。
ラツチ回路99は端子QBから出力される矩形
波の立ち上がりによつてLからHとなり、矩形
波の立ち下がりによつてHからLとなる。第2
0図において、符号は、このラツチ回路99か
ら出力される矩形波を示している。ここで、矩形
波の立ち上がりは、指標像80b,80dの前
縁80f,80jの対応しており、矩形波の立
ち上がりは、指標像80b,80dの後縁80
g,80kに対応しており、矩形波の立ち上が
りは、指標像80c,80eの前縁80h,80
eに対応しており、矩形波の立ち上がりは、指
標像80c,80eの後縁80i,80mに対応
している。
各ラツチ回路96〜99の出力は切換部として
のセレクタ回路109に入力されている。このセ
レクタ回路109はスイツチ110〜113を有
している。スイツチ110は、固定接点114,
115と可動接点116とを有している。スイツ
チ111は固定接点117,118と可動接点1
19とを有している。スイツチ112は、固定接
点110,121と可動接点122とを有してい
る。スイツチ113は、固定接点123,124
と可動接点125とを有している。セレクタ回路
109には、ウインド回路89から出力される矩
形波が入力され、セレクタ回路109はこの矩
形波に基づいて、可動接点116,119,1
22,125を固定接点114,115,11
7,118,120,121,123,124の
間で切換える機能を有している。可動接点116
は、矩形波の立ち上がりごとに、接点114と
接点115とへ交互に接続される。可動接点11
9は、矩形波の立ち上がりごとに接点117と
接点118とへ交互に接続される。可動接点12
2は、矩形波の立ち上がりごとに接点121と
接点120とへ交互に接続される。可動接点12
5は、矩形波の立ち上がりにより接点124と
接点123とへ交互に接続される。ウインド回路
89は、このスイツチ110〜113の切換タイ
ミングをも指定する機能を有している。
固定接点114は、ラツチ回路96に接続さ
れ、固定接点115はラツチ回路97に接続さ
れ、固定接点117は、ラツチ回路97に接続さ
れ、固定接点118はラツチ回路99に接続さ
れ、固定接点120は、ラツチ回路96に接続さ
れ、固定接点121はラツチ回路98に接続さ
れ、固定接点123は、ラツチ回路97に接続さ
れ、固定接点124はラツチ回路99に接続され
ている。可動接点116はサンプルホールド回路
126に接続され、可動接点119はサンプルホ
ールド回路127に接続され、可動接点122は
サンプルホールド回路128に接続され、可動接
点125はサンプルホールド回路129に接続さ
れている。サンプルホールド回路126〜129
は、積分回路108から出力される積分電圧を、
ラツチ回路96〜99から入力される矩形波〜
の立ち上がり、立ち下がりに基づいてサンプル
ホールドする機能を有している。サンプルホール
ド回路126は、矩形波,に基づいて符号
で示す電圧をホールドし、サンプルホールド回路
127は、矩形波,に基づいて符号で示す
電圧をホールドし、サンプルホールド回路128
は、矩形波,に基づいて符号で示す電圧を
ホールドし、サンプルホールド回路129は、矩
形波,に基づいて符号〓〓で示す電圧をホール
ドする。このサンプルホールド回路126〜12
9は、各前縁、後縁位置を電圧値に換算する機能
を有している。この電圧〜〓〓において、An1
走査線番号n1における指標像80bの前縁80f
の位置に対応する電圧を示しており、Bn1は走査
線番号n1における指標像80bの後縁80gの位
置に対応する電圧を示しており、Cn1は走査線番
号n1における指標像80cの前縁80hの位置に
対応する電圧を示しており、Dn1は走査線番号n1
における指標像80cの後縁80iの位置に対応
する電圧を示している。走査線番号n1+2におい
て、各位置に対応する電圧には、符号A〜Bの添
字の「n1+2」の添字を付しておく。
ここで、サンプルホールド回路126は、走査
線番号がn1のときには、指標像80bの前縁80
fの位置に対応する電圧An1をホールドし、走査
線番号がn1+2のときには、指標像80cの前縁
80hの位置に対応する電圧Cn1+2をホールド
する。サンプルホールド回路127は、走査線番
号がn1のときには、指標像80bの後縁80gの
位置に対応する電圧Bn1をホールドし、走査線番
号がn1+22のときには、指標像80cの後縁80
iの位置に対応する電圧Dn1+2をホールドす
る。サンプルホールド回路128は、走査線番号
がn1のときには、指標像80cの前縁80hの位
置に対応する電圧Cn1をホールドし、走査線番号
がn1+2のときには、指標像80bの前縁80f
の位置に対応する電圧An1+2をホールドする。
サンプルホールド回路129は、走査線番号がn1
のときには、指標像80cの後縁80iの位置に
対応する電圧Dn1をホールドし、走査線番号がn1
+2のときには、指標像80bの後縁80gの位
置に対応する電圧Bn1+2をホールドする。これ
らの各電圧An1〜Dn1、An1+2〜Dn1+2は各サ
ンプルホールド回路126〜129が有するオフ
セツト温度特性、電源電圧変動に基づいて、誤差
電圧α,β,γ,δが加わつている。
サンプルホールド回路126が有する誤差電圧
をα、サンプルホールド回路127が有する誤差
電圧をβ、サンプルホールド回路128が有する
誤差電圧をγ、サンプルホールド回路129が有
する誤差電圧をδとする。このサンプルホールド
回路126〜129の出力電圧はマルチプレクサ
130に入力されている。このマルチプレクサ1
30は、A/D変換器131にサンプルホールド
回路126〜129を逐次接続する機能を有す
る。A/D変換器131は、サンプルホールド1
26〜129の出力電圧を逐次デジタル信号に変
換し、8ビツトのラインを介して制御演算部81
の端子eに出力する機能を有している。このA/
D変換器131には、制御演算部81の端子fか
らA/D変換開始信号が入力されている。この
A/D変換開始信号は、端子cを介して制御演
算部81に入力される矩形波の立ち下がりに基
づいて制御演算部81から出力されるものとなつ
ている。このA/D変換開始信号は、各サンプ
ルホールド回路126〜129の個数に対応して
一連の4個のパルスから形成されている。A/D
変換器131は、A/D変換終了毎にA/D変換
終了信号〓〓を出力する。このA/D変換終了信号
〓〓はセレクト回路132に入力されると共に端子
gを介して制御演算部81に入力されている。こ
のセレクト回路132の出力はマルチプレクサ1
30に入力されており、セレクト回路132は、
終了信号〓に基づいてマルチプレクサ130を各
サンプルホールド回路126〜129に逐次接続
させる機能を有している。なお、制御演算部81
は最終のA/D変換終了信号に基づいて指標像の
間隔l1,l2を求めるための演算を開始する。
指標間隔l1の演算には、(A)式を使用し、指標間
隔l2の演算には、(B)式を使用する。ここでは、指
標間隔l1の演算について説明する。サンプルホー
ルド回路126〜129には、各誤差電圧α〜δ
が加わつていることを考慮に入れて、 l1=1/4[{(An1+α+Bn1+β) −(Cn1+γ+Dn1+δ)} +{(An1+2+r+Bn1+2+δ) −(Cn1+2+α+Dn1+2+β)}] この式を整理すると、 l1=1/4[{(An1+Bn1)−(Cn1+Dn1)} +{(An1+2+Bn1+2) −(Cn1+2+Dn1+2)}] すなわち、サンプルホールド回路126〜12
9が有する誤差電圧α〜δが演算によつて消去さ
れる。このように検出された指標間隔l1,l2によ
り、l1=l2になるまですなわち被検眼眼底33上
に測定ターゲツト像が合焦する位置まで、駆動制
御回路86により測定ターゲツト板25及びリレ
ーレンズ35を一体で移動させ、この移動量に基
づき被検眼の屈折度数を算出するものである。
測定回路は、光軸方向間距離調整用の指標像6
7の検出に共用されている。撮像素子37により
光電変換された映像信号は、テレビモニタ79′
に入力されると共に、指標像信号検出回路82に
入力されている。その光軸方向距離調整用の指標
像67の処理手順は、測定ターゲツト像の処理手
順が2本一組の走査線を使用しているのに対して
各1本の走査線n1,n2を使用することを除いて、
その測定ターゲツト像の処理手順と大略同一であ
る。
すなわち、第21図に示すように、上指標像6
8,69の平均指標間隔X2を検出するに際して
は、1本の走査線n1によつて、第22図に示す一
対のパルスE,Fを得るものである。また、下指
標像70,71の平均指標間隔を検出するに際し
ては、1本の走査線n2によつて第22図に示す一
対のパルスG,Fを得るものである。この一対の
パルスE,F,G,Hは、第20図に符号で示
す最初のパルスに相当するものである。このパル
スE,F,G,Hの立ち上がり位置E1,F1,G1
H1は上指標像68,69の前縁68a,99a、
下指標像70,71の前縁70a,71aにそれ
ぞれ対応し、この立ち下がり位置E2,F2,G2
H2は上指標像68,69の後縁68b,69b、
下指標像70,71の後縁70b,71bにそれ
ぞれ対応していることも測定ターゲツト像処理手
順のそれと同様である。このパルスE,F,G,
Hの立ち上がり位置E1,F1,G1,H1と立ち下が
り位置E2,F2,G2,H2とは、測定ターゲツト像
の処理手順のそれと同様に測定回路により電圧に
変換された後にパルス化されるものである。平均
指標間隔X2,Y2はそのパルス化された信号を演
算制御部81に入力して求められるものである。
平均指標間隔X2は、パルスEの立ち上がり位
置E1からパルスFの立ち下がり位置F2までの間
隔X3とパルスEの立ち下がり位置E2からパルス
Fの立ち上がり位置F1までの間隔X1とを算述平
均して算出し、平均指標間隔Y2は、パルスGの
立ち上がり位置G1からパルスHの立ち下がり位
置H2までの間隔Y3とパルスGの立ち下がり位置
G2からパルスHの立ち上がり位置H1までの間隔
Y1とを算述平均して算出するものであり、この
平均指標間隔X2,Y2に基づいてずれ量2Xが求め
られる。このずれ量2Xが適正光軸間距離からの
ずれ量Δに対応する。ところで、この光軸間距離
誤差Δ(mm)、測定された屈折度数D(デイオプタ
ー)、光軸間距離誤差を補正した屈折度数D0(デ
イオプター)とは、次式の関係にある。
D0=1000×D −−−−− 1000+Δ×D この関係式に基づき、演算制御部81は、測定
されたΔ,DよりD0を算出するもので、屈折度
数の測定誤差を補正する補正手段としても機能す
るもので、その補正手段はプログラム化されてい
る。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、被検眼に対して
測定光学系が適正にセツトされているときの光軸
方向間距離からのずれ量と、被検眼の測定結果に
生ずる測定誤差との間に相関関係があることに着
目し、測定光学系がその被検眼に適正にセツトさ
れたときの光軸方向間距離からのずれ量を検出し
てその検出結果に基づいてその被検眼の測定結果
を補正する補正手段を設けたので、被検眼に対す
る測定光学系の光軸方向間距離を厳密に調整しな
くとも、被検眼の測定結果に、被検眼に対して測
定光学系が適正にセツトされていないことに基づ
く測定誤差が生じるのを極力防止でき、もつて被
検眼の測定の迅速化を図り得るという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の眼屈折力測定装置のアライメ
ント調整を説明するための光学系図、第2図は第
1図に示すアライメント指標板の平面図、第3図
は第1図に示す基準パターンの平面図、第4図は
テレビモニターへの表示状態を示す図、第5図は
本発明に係る眼屈折力測定装置の要部構成を示す
光学系図、第6図は第5図に示す測定ターゲツト
板の拡大図、第7図は第5図に示す指標板の平面
図、第8図、第9図は第5図に示す偏光板の平面
図、第10図は第5図に示す絞り板の平面図、第
11図、第12図は第5図に示す検光子の平面
図、第13図ないし第15図は本発明に係る被検
眼位置検出光学系によつて表示された前眼部像等
が表示されたテレビモニターの表示板を示す図、
第16図は第5図に示す位置合わせ用の指標板の
平面図、第17図は測定ターゲツト像の指標間隔
を求めるための説明図、第18図は演算処理の説
明をするための図、第19図は本発明に係る眼屈
折力測定装置に使用する測定回路のブロツク図、
第20図は本発明に係る眼屈折力測定装置の測定
回路のタイミングチヤート、第21図は、光軸方
向間距離用の指標像の指標間隔を求めるための説
明図、第22図は第21図に示す指標像に対応す
るパルス図である。 23…測定光学系、32…被検眼、39…被検
眼位置検出光学系、40,41…指標像投影手
段、37,50…撮像素子、65…表示面、66
…前眼部像、67…指標像、68,69…上指標
像、70,71…下指標像、81…制御演算部
(補正手段)、82…指標像信号形成回路、83…
タイミング信号形成回路、84…基準信号形成回
路、85…指標像位置検出回路、n1,n2…走査
線、P…測定光軸、Δ…ずれ量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検眼眼底に測定光を投影し、この測定光を
    検出して被検眼の屈折度数を測定する測定系を有
    する眼屈折力測定装置において、 前記測定系光軸方向での被検眼の適正位置から
    のずれ量を検出する被検眼位置検出系と、その検
    出結果に基づいて前記屈折度数の測定結果を補正
    する補正手段が設けられていることを特徴とする
    眼屈折力測定装置。 2 被検眼位置検出系は被検眼に向けて指標光束
    を投影するための指標像投影手段と、前記指標光
    束の被検眼角膜での反射光束により反射指標像を
    形成するための指標像結像系を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の眼屈折力測定
    装置。 3 反射指標像は撮像装置上に形成し、この撮像
    装置からの映像信号から反射指標像形成位置を検
    出して被検眼の適正位置からのずれ量を検出し得
    るように構成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の眼屈折力測定装置。
JP60111538A 1985-05-24 1985-05-24 眼屈折力測定装置 Granted JPS61268228A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60111538A JPS61268228A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 眼屈折力測定装置
US06/866,247 US4744648A (en) 1985-05-24 1986-05-23 Eye refractive power measuring apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60111538A JPS61268228A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 眼屈折力測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61268228A JPS61268228A (ja) 1986-11-27
JPH0554333B2 true JPH0554333B2 (ja) 1993-08-12

Family

ID=14563896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60111538A Granted JPS61268228A (ja) 1985-05-24 1985-05-24 眼屈折力測定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4744648A (ja)
JP (1) JPS61268228A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL81928A (en) * 1987-03-18 1992-08-18 A T Systems Applic Of Advanced Apparatus for monitoring the eyes of an operator
EP0559236A3 (en) * 1988-06-27 1994-10-19 Ryusyo Industrial Co Apparatus for measuring refractive power of eye
US5042940A (en) * 1988-10-11 1991-08-27 Ryusyo Industrial Co., Ltd. Optical measuring apparatus for examining eye
US5206672A (en) * 1990-09-05 1993-04-27 Nestle S.A. Surgical optometer
JP3168212B2 (ja) * 1991-01-30 2001-05-21 株式会社ニデック 眼屈折力測定装置
US5572361A (en) * 1991-10-17 1996-11-05 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Binocular system with automatic diopter power adjustment
US5684561A (en) * 1992-05-26 1997-11-04 Daphne Eye Technologies Device and method for evaluation of refraction of the eye
US5523809A (en) * 1992-08-25 1996-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Eye refraction measuring apparatus including optical path separating member light beam separating member, and/or light diameter changing means
JPH08564A (ja) * 1994-06-17 1996-01-09 Nikon Corp 眼科装置
WO2011066305A1 (en) * 2009-11-24 2011-06-03 Nova Southeastern University A double pass device for retinal-image quality measurement

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4196979A (en) * 1976-10-16 1980-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Method and device for detecting distance between eye-examining instrument and eye
JPS5668428A (en) * 1979-11-09 1981-06-09 Tokyo Optical Refraction force measuring apparatus
JPS56106640A (en) * 1980-01-30 1981-08-25 Asahi Optical Co Ltd Measuring device for error of eye refraction

Also Published As

Publication number Publication date
US4744648A (en) 1988-05-17
JPS61268228A (ja) 1986-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5129400A (en) Ophthalmological measurement method and apparatus
JP4249016B2 (ja) 眼用波面測定装置
JP3420597B2 (ja) 前眼部撮影装置
US5058596A (en) Ophthalmological measurement method and apparatus
US4673264A (en) Ophthalmic instrument having focus detecting mark projecting means
JPS62229213A (ja) 撮影レンズ鏡筒およびカメラ
JPS6454B2 (ja)
JPH0554333B2 (ja)
JPH0311443B2 (ja)
US4626089A (en) Ophthalmic instrument having a focus detecting system
JP2002023044A (ja) 焦点検出装置、測距装置及びカメラ
JP3576656B2 (ja) 眼科器械用位置合わせ検出装置
JPS6251618B2 (ja)
JPH0229326B2 (ja)
JPH02252432A (ja) 眼屈折力測定装置
JPH0346774B2 (ja)
JPS61172535A (ja) 眼科器械の測定回路
US5694198A (en) Apparatus including waveform rectifying means and method for eye examination
JPS61255635A (ja) 自動眼屈折力測定装置
JP3581454B2 (ja) 角膜厚測定機能を有する角膜内皮撮影装置
JP2817793B2 (ja) 眼屈折力測定装置
JPH0121981B2 (ja)
JPH02252435A (ja) 眼屈折力測定装置
JP2805040B2 (ja) 眼屈折力測定装置
JP2939987B2 (ja) 眼屈折力測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term