JPH05541A - 用紙供給装置 - Google Patents
用紙供給装置Info
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- JPH05541A JPH05541A JP15341591A JP15341591A JPH05541A JP H05541 A JPH05541 A JP H05541A JP 15341591 A JP15341591 A JP 15341591A JP 15341591 A JP15341591 A JP 15341591A JP H05541 A JPH05541 A JP H05541A
- Authority
- JP
- Japan
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- paper
- printing
- sheet
- roller
- printed
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- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 両面印刷に際して表裏、若しくはその反対の
順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印刷位置へ供給
することのできる用紙供給装置を提供する。 【構成】 ピックアップローラ20によって供給トレイ24
から送り出された1枚目の用紙は、用紙導入開口29及び
搬送路30を通り、プラテンローラ15とカウンタローラ31
との間のニップを経て、印刷領域32へ送られ、用紙の片
面に印刷が行われる。このとき、選択レバー37は実線の
位置とされる。片面の印刷が終わり、用紙の下端が排出
ローラ34を乗り越えると、用紙はベルトコンベア39上に
落下し、その下端はベルトの歯に係合する。ベルトコン
ベア39が反時計回りの方向に移動するにつれて、用紙の
下端は用紙導入開口29まで搬送され、用紙導入開口29に
投入される。このときには、用紙の表裏は印刷ヘッド16
に対して片面印刷の場合と反転されている。引き続き用
紙の裏面への印刷が行われた後、用紙は片面印刷の場合
と同様に搬送され、排紙トレイ40に収納される。
順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印刷位置へ供給
することのできる用紙供給装置を提供する。 【構成】 ピックアップローラ20によって供給トレイ24
から送り出された1枚目の用紙は、用紙導入開口29及び
搬送路30を通り、プラテンローラ15とカウンタローラ31
との間のニップを経て、印刷領域32へ送られ、用紙の片
面に印刷が行われる。このとき、選択レバー37は実線の
位置とされる。片面の印刷が終わり、用紙の下端が排出
ローラ34を乗り越えると、用紙はベルトコンベア39上に
落下し、その下端はベルトの歯に係合する。ベルトコン
ベア39が反時計回りの方向に移動するにつれて、用紙の
下端は用紙導入開口29まで搬送され、用紙導入開口29に
投入される。このときには、用紙の表裏は印刷ヘッド16
に対して片面印刷の場合と反転されている。引き続き用
紙の裏面への印刷が行われた後、用紙は片面印刷の場合
と同様に搬送され、排紙トレイ40に収納される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷されるべき用紙を
1枚ずつ表裏の順に印刷位置へ自動的に供給する用紙供
給装置に関する。
1枚ずつ表裏の順に印刷位置へ自動的に供給する用紙供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ等のOA(オフィスオ
ートメーション)機器には、はがき等の用紙を印刷位置
へ自動的に供給するための用紙供給装置が備えられてい
るものがある。
ートメーション)機器には、はがき等の用紙を印刷位置
へ自動的に供給するための用紙供給装置が備えられてい
るものがある。
【0003】図2は従来の用紙供給装置の概略構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【0004】同図に示すように、従来の用紙供給装置
は、図示していないモータに接続されているモータギア
51、ギア52、ピッカーギア53、ピッカーローラ53a 、ギ
ア54及び55、排出ギア56、給紙トレイ57並びにスタッカ
58を備えている。
は、図示していないモータに接続されているモータギア
51、ギア52、ピッカーギア53、ピッカーローラ53a 、ギ
ア54及び55、排出ギア56、給紙トレイ57並びにスタッカ
58を備えている。
【0005】このような従来の用紙供給装置は、例えば
ワードプロセッサに取り付けられた場合、ワードプロセ
ッサのキー操作により、給紙トレイ57にセットされた複
数枚の用紙を印刷部に供給し、印刷部で印刷された用紙
を排出することが可能なように構成されている。
ワードプロセッサに取り付けられた場合、ワードプロセ
ッサのキー操作により、給紙トレイ57にセットされた複
数枚の用紙を印刷部に供給し、印刷部で印刷された用紙
を排出することが可能なように構成されている。
【0006】給紙トレイ57にセットされた複数枚の用紙
を印刷部に供給する場合には、ワードプロセッサからの
制御信号によりモータが駆動し、モータギア51は反時計
回りの方向に回転する。このとき、ピッカーギア53は用
紙をピックアップする方向(反時計回りの方向)に回転
し、給紙トレイ57にセットされている複数枚の用紙はセ
パレータ部61で1枚ずつ分離され、図の下方に配置され
ている図示していない印刷部へ供給される。
を印刷部に供給する場合には、ワードプロセッサからの
制御信号によりモータが駆動し、モータギア51は反時計
回りの方向に回転する。このとき、ピッカーギア53は用
紙をピックアップする方向(反時計回りの方向)に回転
し、給紙トレイ57にセットされている複数枚の用紙はセ
パレータ部61で1枚ずつ分離され、図の下方に配置され
ている図示していない印刷部へ供給される。
【0007】印刷部で印刷された用紙を排出する場合に
は、ワードプロセッサからの制御信号によりモータが駆
動し、モータギア51は時計回りの方向に回転し、モータ
からの動力はギア52(反時計回りの方向に回転)、ピッ
カーギア53(時計回りの方向に回転)、ギア54(反時計
回りの方向に回転)及びギア55(時計回りの方向に回
転)を介して排出ギア56に伝わる。このとき用紙は反時
計回りの方向に回転する排出ギア56と連動する排出ロー
ラと、フロントカバー62のリブとの間で排出される方向
に力を受ける。又、ピッカーギア53は時計回りの方向に
回転するが、ピッカーローラ53a は軸53b との間に設け
られている図示していないローラクラッチによって回転
力は伝わらず、静止したままとなる。
は、ワードプロセッサからの制御信号によりモータが駆
動し、モータギア51は時計回りの方向に回転し、モータ
からの動力はギア52(反時計回りの方向に回転)、ピッ
カーギア53(時計回りの方向に回転)、ギア54(反時計
回りの方向に回転)及びギア55(時計回りの方向に回
転)を介して排出ギア56に伝わる。このとき用紙は反時
計回りの方向に回転する排出ギア56と連動する排出ロー
ラと、フロントカバー62のリブとの間で排出される方向
に力を受ける。又、ピッカーギア53は時計回りの方向に
回転するが、ピッカーローラ53a は軸53b との間に設け
られている図示していないローラクラッチによって回転
力は伝わらず、静止したままとなる。
【0008】即ち、従来の用紙供給装置は、ワードプロ
セッサの1回のキー操作で片面印刷が可能となり、片面
に印刷の済んだ用紙は排紙トレイに排出されるように構
成されている。
セッサの1回のキー操作で片面印刷が可能となり、片面
に印刷の済んだ用紙は排紙トレイに排出されるように構
成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の用紙
供給装置では、用紙の両面に印刷をするためには、排紙
トレイに排出された用紙を表裏反転した上で再び給紙ト
レイにセットし、ワードプロセッサのキー操作等を再び
行うことにより印刷しなければならない。このため、表
裏を反転した用紙を給紙トレイにセットするに際には、
用紙の表裏や印刷の向きを考慮しなければならず、操作
が煩雑であるという問題点がある。
供給装置では、用紙の両面に印刷をするためには、排紙
トレイに排出された用紙を表裏反転した上で再び給紙ト
レイにセットし、ワードプロセッサのキー操作等を再び
行うことにより印刷しなければならない。このため、表
裏を反転した用紙を給紙トレイにセットするに際には、
用紙の表裏や印刷の向きを考慮しなければならず、操作
が煩雑であるという問題点がある。
【0010】本発明は、両面印刷に際して表裏、若しく
はその反対の順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印
刷位置へ供給することのできる用紙供給装置を提供する
ことにある。
はその反対の順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印
刷位置へ供給することのできる用紙供給装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】印刷されるべき用紙を収
納する第1の収納部と、第1の収納部に収納された用紙
を印刷位置へ供給する第1の供給手段と、印刷位置から
印刷された用紙を排出する排出手段と、印刷された用紙
を収納する第2の収納部と、印刷された用紙を第1の供
給手段により供給される用紙の印刷位置に対する表裏の
状態と反転させて印刷位置へ再び供給する第2の供給手
段と、排出手段により排出される印刷された用紙を第2
の供給手段及び第2の収納部のいずれか一方に案内する
案内手段とを備えている。
納する第1の収納部と、第1の収納部に収納された用紙
を印刷位置へ供給する第1の供給手段と、印刷位置から
印刷された用紙を排出する排出手段と、印刷された用紙
を収納する第2の収納部と、印刷された用紙を第1の供
給手段により供給される用紙の印刷位置に対する表裏の
状態と反転させて印刷位置へ再び供給する第2の供給手
段と、排出手段により排出される印刷された用紙を第2
の供給手段及び第2の収納部のいずれか一方に案内する
案内手段とを備えている。
【0012】
【作用】第1の収納部に収納された用紙は第1の供給手
段によって印刷位置へ供給され、用紙の片面に印刷が行
われる。片面に印刷された用紙は排出手段によって印刷
位置から排出される。用紙の片面にのみ印刷する際に
は、排出手段によって排出される片面に印刷された用紙
は案内手段によって第2の収納部へ送られ、第2の収納
部に収納される。用紙の両面に印刷する際には、排出手
段によって排出される片面に印刷された用紙は、案内手
段によって第2の供給手段へ送られ、第2の供給手段に
よって片面に印刷された際の用紙の印刷位置に対する表
裏の状態が反転されて印刷位置へ再び供給され、もう一
方の面の印刷が行われる。こうして両面印刷された用紙
は案内手段によって第2の収納部へ送られ、第2の収納
部に収納される。
段によって印刷位置へ供給され、用紙の片面に印刷が行
われる。片面に印刷された用紙は排出手段によって印刷
位置から排出される。用紙の片面にのみ印刷する際に
は、排出手段によって排出される片面に印刷された用紙
は案内手段によって第2の収納部へ送られ、第2の収納
部に収納される。用紙の両面に印刷する際には、排出手
段によって排出される片面に印刷された用紙は、案内手
段によって第2の供給手段へ送られ、第2の供給手段に
よって片面に印刷された際の用紙の印刷位置に対する表
裏の状態が反転されて印刷位置へ再び供給され、もう一
方の面の印刷が行われる。こうして両面印刷された用紙
は案内手段によって第2の収納部へ送られ、第2の収納
部に収納される。
【0013】従って、両面印刷に際して表裏、若しくは
その反対の順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印刷
位置へ供給することができる。
その反対の順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印刷
位置へ供給することができる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例を説明する。ここでは、この実施例として本発明に係
る用紙供給装置をワードプロセッサに搭載した例を説明
する。
例を説明する。ここでは、この実施例として本発明に係
る用紙供給装置をワードプロセッサに搭載した例を説明
する。
【0015】図1は本発明に係る用紙供給装置の一実施
例の概略構成を示す断面図である。
例の概略構成を示す断面図である。
【0016】同図に示すように、この実施例の用紙供給
装置10はハウジング11を有しており、ハウジング11は一
対のノッチ付きの支持金具12を有している。
装置10はハウジング11を有しており、ハウジング11は一
対のノッチ付きの支持金具12を有している。
【0017】ワードプロセッサ13はプリンタ部14を内蔵
しており、プリンタ部14はプラテンローラ15及び印刷ヘ
ッド16を備えている。
しており、プリンタ部14はプラテンローラ15及び印刷ヘ
ッド16を備えている。
【0018】用紙供給装置10は、プラテンローラ15のシ
ャフト17に支持金具12のノッチを係合させ、ハウジング
11をワードプロセッサ13のハウジング18上に安定させる
ことにより、ワードプロセッサ13に着脱可能に搭載され
るように構成されている。
ャフト17に支持金具12のノッチを係合させ、ハウジング
11をワードプロセッサ13のハウジング18上に安定させる
ことにより、ワードプロセッサ13に着脱可能に搭載され
るように構成されている。
【0019】用紙供給装置10はハウジング11に回転可能
に支持されたピックアップローラ20を有している。
に支持されたピックアップローラ20を有している。
【0020】ピックアップローラ20はギア21a 及び21b
を介して図示していないモータの駆動により回転するモ
ータギア22によって回転駆動されるように構成されてお
り、ピックアップローラ20と、ピックアップローラ20の
ギア23との間には、図示していない1方向クラッチが配
置されている。
を介して図示していないモータの駆動により回転するモ
ータギア22によって回転駆動されるように構成されてお
り、ピックアップローラ20と、ピックアップローラ20の
ギア23との間には、図示していない1方向クラッチが配
置されている。
【0021】この1方向クラッチは、ギア23が図1にお
いて反時計方向に回転するときにピックアップローラ20
に回転駆動力を伝達するが、ギア23が時計方向に回転す
るときにはピックアップローラ20の遊転を許容するよう
に構成されている。
いて反時計方向に回転するときにピックアップローラ20
に回転駆動力を伝達するが、ギア23が時計方向に回転す
るときにはピックアップローラ20の遊転を許容するよう
に構成されている。
【0022】ハウジング11には、又、はがき等の用紙を
収納するための給紙トレイ24の一部を構成するプレッシ
ャ板25がピボット26によって移動可能に取り付けられて
いる。プレッシャ板25は図示しないバネによってその下
端がピックアップローラ20に接触するように付勢されて
いる。
収納するための給紙トレイ24の一部を構成するプレッシ
ャ板25がピボット26によって移動可能に取り付けられて
いる。プレッシャ板25は図示しないバネによってその下
端がピックアップローラ20に接触するように付勢されて
いる。
【0023】従って、バネの作用に抗してプレッシャ板
25を押し下げて、プレッシャ板25の下端をピックアップ
ローラ20から押し離して隙間を作り、その隙間に用紙の
束を装填した後、プレッシャ板25を離せば、プレッシャ
板25は初めの位置の方向に移動し、用紙の束は給紙トレ
イ24にセットされる。
25を押し下げて、プレッシャ板25の下端をピックアップ
ローラ20から押し離して隙間を作り、その隙間に用紙の
束を装填した後、プレッシャ板25を離せば、プレッシャ
板25は初めの位置の方向に移動し、用紙の束は給紙トレ
イ24にセットされる。
【0024】給紙トレイ24は底板27を有しており、給紙
トレイ24に収納された用紙の下端は底板27に支持され
る。
トレイ24に収納された用紙の下端は底板27に支持され
る。
【0025】底板27には分離リブ28が設けられており、
ピックアップローラ20と分離リブ28とが、給紙トレイ24
に収納された用紙を1枚ずつ送出するように構成されて
いる。
ピックアップローラ20と分離リブ28とが、給紙トレイ24
に収納された用紙を1枚ずつ送出するように構成されて
いる。
【0026】ハウジング11の底部には用紙導入開口29が
設けられており、用紙導入開口29は搬送路30の入口部を
成している。
設けられており、用紙導入開口29は搬送路30の入口部を
成している。
【0027】図示していないモータの駆動によりモータ
ギア22が反時計回りの方向に回転すると、ピックアップ
ローラ20は用紙を1枚だけ送り出し、用紙は用紙導入開
口29及び搬送路30を経てプラテンローラ15とカウンタロ
ーラ31との間のニップへ送られる。プラテンローラ15が
更に回転するにつれて、用紙は印刷領域32へ送られ、印
刷ヘッド16によって用紙の片面に印刷が行われる。
ギア22が反時計回りの方向に回転すると、ピックアップ
ローラ20は用紙を1枚だけ送り出し、用紙は用紙導入開
口29及び搬送路30を経てプラテンローラ15とカウンタロ
ーラ31との間のニップへ送られる。プラテンローラ15が
更に回転するにつれて、用紙は印刷領域32へ送られ、印
刷ヘッド16によって用紙の片面に印刷が行われる。
【0028】片面に印刷の済んだ用紙は、ハウジング11
の排出開口33を経て排出ローラ34の方へ送られる。排出
ローラ34はギア23、ギア35及びギア36を介してモータギ
ア22に伝動しており、従って、排出ローラ34はモー
タギア22によって反時計回りの方向に回転駆動される。
このため、用紙の排出中は、プリンタ部14へ用紙を供給
する際と反対方向にモータギア22は回転され、ピックア
ップローラ20は前述の一方向クラッチによって遊転す
る。
の排出開口33を経て排出ローラ34の方へ送られる。排出
ローラ34はギア23、ギア35及びギア36を介してモータギ
ア22に伝動しており、従って、排出ローラ34はモー
タギア22によって反時計回りの方向に回転駆動される。
このため、用紙の排出中は、プリンタ部14へ用紙を供給
する際と反対方向にモータギア22は回転され、ピックア
ップローラ20は前述の一方向クラッチによって遊転す
る。
【0029】排出ローラ34の上方には、選択レバー37が
ピボット38を介してハウジング11に移動可能に支持され
ている。
ピボット38を介してハウジング11に移動可能に支持され
ている。
【0030】選択レバー37はワードプロセッサ13により
制御される図示していないモータによって、図1に実線
で示す第1の位置と、1点鎖線で示す第2の位置とに、
選択的に位置決めすることができるように構成されてい
る。
制御される図示していないモータによって、図1に実線
で示す第1の位置と、1点鎖線で示す第2の位置とに、
選択的に位置決めすることができるように構成されてい
る。
【0031】選択レバー37が第1の位置にあるときに
は、排出ローラ34によって用紙が排出されるにつれて用
紙の先端は、選択レバー37の下面(図中、左側面)に沿
って案内され、用紙の下端は選択レバー37を乗り越えた
後は、後述するベルトコンベア39の方へ導かれる。選択
レバー37が第2の位置にあるときには、選択レバー37は
排出ローラ34を通過した用紙がベルトコンベア39の方へ
行くのを阻止するので、用紙は傾斜した選択レバー37の
上面(右側面)に沿って上昇する。
は、排出ローラ34によって用紙が排出されるにつれて用
紙の先端は、選択レバー37の下面(図中、左側面)に沿
って案内され、用紙の下端は選択レバー37を乗り越えた
後は、後述するベルトコンベア39の方へ導かれる。選択
レバー37が第2の位置にあるときには、選択レバー37は
排出ローラ34を通過した用紙がベルトコンベア39の方へ
行くのを阻止するので、用紙は傾斜した選択レバー37の
上面(右側面)に沿って上昇する。
【0032】又、この選択レバー37は、1点鎖線で示す
第2の位置と、2点鎖線で示す第3の位置との間で移動
し得るように構成されている。選択レバー37が第2の位
置から第3の位置へと移動するときには、選択レバー37
は、先ず、排出ローラ34を通過した用紙の下端を第2の
トレイ40の方へ押し動かすので、用紙の下端は排紙トレ
イ40の下部に落とし込まれる。選択レバー37が更に第3
の位置へ移動するにつれて、選択レバー37は用紙の上部
を排紙トレイ40に向かってしごくので、用紙は下端を排
紙トレイ40の下部にして排紙トレイ40に収納される。
第2の位置と、2点鎖線で示す第3の位置との間で移動
し得るように構成されている。選択レバー37が第2の位
置から第3の位置へと移動するときには、選択レバー37
は、先ず、排出ローラ34を通過した用紙の下端を第2の
トレイ40の方へ押し動かすので、用紙の下端は排紙トレ
イ40の下部に落とし込まれる。選択レバー37が更に第3
の位置へ移動するにつれて、選択レバー37は用紙の上部
を排紙トレイ40に向かってしごくので、用紙は下端を排
紙トレイ40の下部にして排紙トレイ40に収納される。
【0033】ベルトコンベア39は排出ローラ34の下方か
ら用紙導入開口29の近傍まで延長しており、例えば、歯
付きベルトを備えたギア35によって駆動されるコンベア
により構成することができる。
ら用紙導入開口29の近傍まで延長しており、例えば、歯
付きベルトを備えたギア35によって駆動されるコンベア
により構成することができる。
【0034】次に、片面印刷の場合の用紙供給装置10の
各部の動作と用紙の動きを説明する。
各部の動作と用紙の動きを説明する。
【0035】ピックアップローラ20によって供給トレイ
24から送り出された1枚目の用紙は、用紙導入開口29及
び搬送路30を通り、プラテンローラ15とカウンタローラ
31との間のニップを経て、印刷領域32へ送られ、用紙の
片面に印刷が行われる。印刷中は選択レバー37は1点鎖
線で示す第2の位置に位置決めされている。用紙の下端
が排出ローラ34を乗り越えると、選択レバー37は1点鎖
線で示す第2の位置から2点鎖線で示す第3の位置へと
移動させられ、このとき、用紙の下端は排紙トレイ40の
下部に落とし込まれ、選択レバー37によって用紙の上部
が排紙トレイ40に向かってしごかれるので、用紙は下端
を排紙トレイ40の下部にして排紙トレイ40に収納され
る。2枚目以降の用紙も同様に搬送される。
24から送り出された1枚目の用紙は、用紙導入開口29及
び搬送路30を通り、プラテンローラ15とカウンタローラ
31との間のニップを経て、印刷領域32へ送られ、用紙の
片面に印刷が行われる。印刷中は選択レバー37は1点鎖
線で示す第2の位置に位置決めされている。用紙の下端
が排出ローラ34を乗り越えると、選択レバー37は1点鎖
線で示す第2の位置から2点鎖線で示す第3の位置へと
移動させられ、このとき、用紙の下端は排紙トレイ40の
下部に落とし込まれ、選択レバー37によって用紙の上部
が排紙トレイ40に向かってしごかれるので、用紙は下端
を排紙トレイ40の下部にして排紙トレイ40に収納され
る。2枚目以降の用紙も同様に搬送される。
【0036】両面印刷の場合には、選択レバー37は先
ず、実線で示す第1の位置に位置決めされる。片面の印
刷が終わり、用紙の下端が排出ローラ34を乗り越える
と、用紙はベルトコンベア39上に落下し、その下端はベ
ルトの歯に係合する。ベルトコンベア39が反時計回りの
方向に移動するにつれて、用紙の下端は用紙導入開口29
まで搬送され、用紙導入開口29に投入される。このとき
には、用紙の表裏は印刷ヘッド16に対して片面印刷の場
合と反転されている。引き続き用紙の裏面への印刷が行
われた後、用紙は片面印刷の場合と同様に搬送され、排
紙トレイ40に収納される。1枚目の表裏の印刷が終わる
と、同様にして2枚目の印刷が行われる。
ず、実線で示す第1の位置に位置決めされる。片面の印
刷が終わり、用紙の下端が排出ローラ34を乗り越える
と、用紙はベルトコンベア39上に落下し、その下端はベ
ルトの歯に係合する。ベルトコンベア39が反時計回りの
方向に移動するにつれて、用紙の下端は用紙導入開口29
まで搬送され、用紙導入開口29に投入される。このとき
には、用紙の表裏は印刷ヘッド16に対して片面印刷の場
合と反転されている。引き続き用紙の裏面への印刷が行
われた後、用紙は片面印刷の場合と同様に搬送され、排
紙トレイ40に収納される。1枚目の表裏の印刷が終わる
と、同様にして2枚目の印刷が行われる。
【0037】ピックアップローラ20、用紙導入開口29及
び搬送路30は本発明の第1の供給手段の一実施例であ
る。給紙トレイ24は本発明の第1の収納部の一実施例で
ある。排出ローラ34は本発明の排出手段の一実施例であ
る。選択レバー37は本発明の案内手段の一実施例であ
る。ベルトコンベア39は本発明の第2の供給手段の一実
施例である。排紙トレイ40は本発明の第2の収納部の一
実施例である。
び搬送路30は本発明の第1の供給手段の一実施例であ
る。給紙トレイ24は本発明の第1の収納部の一実施例で
ある。排出ローラ34は本発明の排出手段の一実施例であ
る。選択レバー37は本発明の案内手段の一実施例であ
る。ベルトコンベア39は本発明の第2の供給手段の一実
施例である。排紙トレイ40は本発明の第2の収納部の一
実施例である。
【0038】上述の実施例によれば、ワードプロセッサ
の1度のキー操作により、両面印刷に際して表裏、若し
くはその反対の順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に
印刷位置へ供給することができる。
の1度のキー操作により、両面印刷に際して表裏、若し
くはその反対の順に用紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に
印刷位置へ供給することができる。
【0039】又、ワードプロセッサ側において印刷条件
を設定することにより、縦横印刷のあらゆる条件を満足
する印刷を極めて簡単に行うことができる。
を設定することにより、縦横印刷のあらゆる条件を満足
する印刷を極めて簡単に行うことができる。
【0040】更に、用紙1枚毎の両面印刷が可能なた
め、内容の異なる何種類かの印刷を行う場合に、枚数設
定等を容易に行うことができる。
め、内容の異なる何種類かの印刷を行う場合に、枚数設
定等を容易に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、印刷さ
れるべき用紙を収納する第1の収納部と、第1の収納部
に収納された用紙を印刷位置へ供給する第1の供給手段
と、印刷位置から印刷された用紙を排出する排出手段
と、印刷された用紙を収納する第2の収納部と、印刷さ
れた用紙を第1の供給手段により供給される用紙の印刷
位置に対する表裏の状態と反転させて印刷位置へ再び供
給する第2の供給手段と、排出手段により排出される印
刷された用紙を第2の供給手段及び第2の収納部のいず
れか一方に案内する案内手段とを備えているので、従っ
て、両面印刷に際して表裏、若しくはその反対の順に用
紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印刷位置へ供給するこ
とができる。
れるべき用紙を収納する第1の収納部と、第1の収納部
に収納された用紙を印刷位置へ供給する第1の供給手段
と、印刷位置から印刷された用紙を排出する排出手段
と、印刷された用紙を収納する第2の収納部と、印刷さ
れた用紙を第1の供給手段により供給される用紙の印刷
位置に対する表裏の状態と反転させて印刷位置へ再び供
給する第2の供給手段と、排出手段により排出される印
刷された用紙を第2の供給手段及び第2の収納部のいず
れか一方に案内する案内手段とを備えているので、従っ
て、両面印刷に際して表裏、若しくはその反対の順に用
紙を1枚ずつ容易に且つ自動的に印刷位置へ供給するこ
とができる。
【図1】本発明に係る用紙供給装置の一実施例の概略構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】従来の用紙供給装置の概略構成を示す断面図で
ある。
ある。
10 用紙供給装置 13 ワードプロセッサ 14 プリンタ部 20 ピックアップローラ 24 給紙トレイ 30 搬送路 32 印刷領域 34 排出ローラ 37 選択レバー 39 ベルトコンベア 40 排紙トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山地 康路 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 印刷されるべき用紙を収納する第1の収
納部と、該第1の収納部に収納された用紙を印刷位置へ
供給する第1の供給手段と、前記印刷位置から印刷され
た用紙を排出する排出手段と、印刷された用紙を収納す
る第2の収納部と、印刷された用紙を前記第1の供給手
段により供給される用紙の前記印刷位置に対する表裏の
状態と反転させて前記印刷位置へ再び供給する第2の供
給手段と、前記排出手段により排出される印刷された用
紙を前記第2の供給手段及び前記第2の収納部のいずれ
か一方に案内する案内手段とを備えた用紙供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15341591A JPH05541A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 用紙供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15341591A JPH05541A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 用紙供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05541A true JPH05541A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15562000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15341591A Pending JPH05541A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 用紙供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05541A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4953552A (en) * | 1989-04-21 | 1990-09-04 | Demarzo Arthur P | Blood glucose monitoring system |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP15341591A patent/JPH05541A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4953552A (en) * | 1989-04-21 | 1990-09-04 | Demarzo Arthur P | Blood glucose monitoring system |
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