JP2000053267A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2000053267A
JP2000053267A JP10227047A JP22704798A JP2000053267A JP 2000053267 A JP2000053267 A JP 2000053267A JP 10227047 A JP10227047 A JP 10227047A JP 22704798 A JP22704798 A JP 22704798A JP 2000053267 A JP2000053267 A JP 2000053267A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙ローラと分離片との間に生じる押圧力を
増加させることによる用紙搬送精度の劣化を招くことな
無く、かつ、用紙の重送を良好に防止可能な給紙装置を
提供すること。 【解決手段】 用紙支持板21により傾斜して積載され
た用紙Pを、用紙Pの幅方向に対応して離間配置された
分離爪62を介して、一度に多くの用紙Pが、給紙ロー
ラ22と分離片30との間へ流れ込むことを防止すると
ともに、分離爪62により分離された数枚の用紙Pを、
給紙ローラ22と分離片30とにより用紙Pを重送する
ことなく、良好に分離することを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置など
に用いられる給紙装置に係り、特に、用紙の重送を良好
に防止可能な給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ、複写機、ファクシ
ミリなどの画像形成装置を備えた電子機器において、該
電子機器の本体内部へ用紙を給紙する給紙装置が設けら
れており、かかる給紙装置において、用紙を給紙する給
紙ローラと、該給紙ローラに当接しながら用紙を一枚毎
に分離する分離片とにより、用紙を一枚毎に分離して給
紙する摩擦分離装置を備えたものが知られている。さら
に、これらの給紙装置において、用紙を水平方向に対し
て傾斜させて保持させ、用紙に加わる重力を利用すると
ともに、上述した摩擦分離手段を併用することにより、
傾斜面に沿って保持される用紙の最上部から順に電子機
器の本体内部へ用紙を給紙する給紙装置が各種提案され
ている。
【0003】このような構成の給紙装置に用いられる摩
擦分離手段により、一枚毎に給紙される用紙は、給紙ロ
ーラと分離片とにより一定の押圧力を受けながら、給紙
ローラが回動することにより、用紙搬送方向へ搬送さ
れ、用紙搬送方向の下流側に設けられた搬送ローラを介
して、電子機器の本体内部へと搬送されている。一方、
このような構成の給紙装置では、用紙を給紙する際に、
給紙ローラと搬送ローラとの間に生じる張力(バックテ
ンション)に起因して、用紙の後端が給紙ローラと分離
片との挟持を脱した瞬間に、用紙が所定搬送量よりも多
く搬送ローラ側に巻き取られることが知られており、こ
れらのバックテンションは、用紙搬送精度を劣化させる
原因となっていた。このため、給紙ローラと分離片との
間に生じる押圧力を減少させ、給紙ローラと搬送ローラ
との間の張力(バックテンション)を減少させることに
より、上述した用紙搬送精度の劣化を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給紙ロ
ーラと分離片との間に生じる押圧力を減少させることに
より、水平方向に対して傾斜させて保持された用紙は、
給紙ローラと分離片との間の押圧力に抗して、給紙ロー
ラと分離片との間に、多量の用紙が入り込み易くなり、
給紙すべき一枚の用紙と同時に、複数枚の用紙が、電子
機器の本体内部に搬送される、いわゆる重送が起こり易
いという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、給紙ローラと分離片との間に生じる押圧力を
増加させることによる用紙搬送精度の劣化を招くこと無
く、かつ、用紙の重送を良好に防止可能な給紙装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の給紙装置は、複数の用紙を傾斜した
状態で供給する第一給紙部と、第一給紙部の下方位置に
配設され、第一給紙部から供給される用紙の幅に対応し
て離間配置された一対の分離爪と、分離爪にて分離され
た用紙を所定の搬送方向に給紙する給紙ローラと、給紙
ローラに当接して用紙を一枚毎に分離する分離片とを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】この給紙装置によれば、傾斜した状態で供
給される用紙は、用紙幅方向に離間配置された分離爪
と、所定の搬送方向に給紙する給紙ローラと、用紙を一
枚毎に分離する分離片とを介して、一枚毎に分離され、
給紙される。このため、用紙の多くは、分離爪により搬
送方向の下流側へ流れ込むことを規制されるとともに、
給紙ローラにより数枚の用紙のみが分離爪による規制を
脱し、給紙ローラと分離片との間に案内されるため、良
好に用紙を分離できる。また、分離片と給紙ローラとの
間に、一度に多くの用紙が入り込むことがないので、分
離片と給紙ローラとの間に用紙が堆積しないように、分
離片と給紙ローラとの間の押圧力を増加させる必要がな
く、バックテンションを低減可能となる。
【0008】また、請求項2記載の給紙装置は、請求項
1記載の給紙装置において、分離爪は、屈曲部を境に側
面視で略く字状に形成されており、第一給紙部から供給
される用紙の先端は屈曲部の上部に当接されて分離され
ることを特徴とするものである。
【0009】この給紙装置によれば、請求項1記載の給
紙装置の効果に加えさらに、分離爪は、屈曲部を境に側
面視で略く字状に形成されており、用紙の先端は屈曲部
の上部に当接するので、用紙に負担をかけることなく、
スムーズに用紙を分離することができる。
【0010】さらに、請求項3記載の給紙装置は、請求
項1または請求項2記載の給紙装置において、第一給紙
部に併設され、用紙を手差しにて供給する第二給紙部
と、各分離爪の上方位置に配設され、第二給紙部から供
給される用紙を給紙ローラと分離片との当接ポイントま
で案内する案内部材とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】この給紙装置によれば、請求項1または請
求項2記載の給紙装置の効果に加えさらに、手差しにて
供給される用紙は、分離爪の上方位置に配設された案内
部材により、給紙ローラと分離片との当接ポイントに案
内されるので、分離爪に用紙の幅方向両端を引っかける
ことなく、スムーズに当接ポイントへ案内され、用紙を
空送するなどの不都合が生じない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。図1は、本
発明の給紙装置を備えた多機能装置の外観斜視図であ
る。この多機能装置1は、ファクシミリ機能、プリンタ
機能、コピー機能、スキャナ機能等の各種機能を備えて
いる。
【0013】この多機能装置1は、本体筐体1a、上カ
バー1b、用紙カセット3、操作パネル6、原稿載置部
9、用紙排紙トレイ27、原稿排紙トレイ60、および
送受話器12などを備えている。
【0014】この多機能装置1では、上述した各種機能
動作や通信相手先の電話番号などを入力する複数のキー
スイッチ6aおよび多機能装置1の動作状態などを表示
する液晶表示部6bなどを備えた操作パネル6が上カバ
ー1bに対して操作パネル6の後端を中心に開閉自在に
軸支されており、同様に、上カバー1bは本体筐体1a
に対して上カバー1bの前端を中心に開閉自在に軸支さ
れている。
【0015】本体筐体1aには、被記録媒体としての用
紙を複数枚保持可能な用紙カセット3、記録処理された
用紙を複数枚保持可能な用紙排紙トレイ27および送受
話器12を載置する送受話器台13などが装着されてい
る。また、上カバー1bには、原稿を複数枚載置可能な
原稿載置部9、原稿のサイズに応じてスライド可能な原
稿ガイド10および読み取られた原稿を複数枚載置可能
な原稿排紙トレイ60などが装着されている。
【0016】また、用紙カセット3には、ユーザーが通
常使用する被記録媒体としての用紙を投入する用紙投入
口66と、通常時とは異なる用紙を使用する際に用いる
手差し用紙載置台65と、手差し用紙のサイズに応じて
スライド可能な手差し用紙ガイド64などを備えてい
る。
【0017】図2は、多機能装置1の中央部を用紙搬送
方向に沿って切断したときの側断面概略図である。図2
に示されるように、多機能装置1の内部には、各種情報
が記載された原稿を幅方向に1ライン毎に読み取る読取
装置5および受信したデータなどの記録すべき情報を用
紙Pに印字する記録装置2などを備えている。
【0018】読取装置5は、原稿搬送方向(図中矢印方
向)の上流側から順に、原稿載置部9、原稿分離片35
b、原稿給紙ローラ35a、原稿搬送駆動ローラ36
a、原稿搬送従動ローラ36b、画像読取スキャナ3
4、原稿押圧部材38、原稿排紙駆動ローラ37aおよ
び原稿排紙従動ローラ37bなどから構成されている。
【0019】このように構成された読取装置5では、原
稿載置部9に載置された原稿を、原稿ガイド10により
原稿幅方向のずれを規制しながら、原稿給紙ローラ35
aと原稿分離片35bを介して一枚ずつに分離し、読取
装置5内部へと搬送する。読取装置5内部へと搬送され
た原稿は、上下一対に形成された原稿搬送駆動ローラ3
6aおよび原稿搬送従動ローラ36bに挟持されなが
ら、読取部42へと搬送される。読取部42は、CIS
(Contact Image Sensor)からなる画像読取スキャナ
34と、原稿を読み取る際に画像読取スキャナ34へ原
稿を押圧する原稿押圧部材38とにより、搬送されてく
る原稿を画像読取スキャナ34に密着させながら1ライ
ン毎の画像読み取りを行っている。そして、画像読み取
りが行われた原稿は、上下一対に形成された原稿排紙駆
動ローラ37aおよび原稿排紙従動ローラ37bに挟持
されながら、多機能装置1の本体外部へと搬送され、原
稿排紙トレイ60(図1参照)上に載置される。尚、原
稿押圧部材38の押圧面は、白色で形成されており、原
稿の先端検出および白色レベルの基準色として用いられ
ている。
【0020】また、上述した原稿分離片35b、原稿搬
送従動ローラ36b、原稿押圧部材38および原稿排紙
従動ローラ37bは、操作パネル6の裏面に装着されて
おり、操作パネル6は操作パネル支持軸7を中心に操作
パネル6の前端(図中右側)を開放する方向へ開閉自在
に軸支されている。これにより、原稿が原稿搬送経路上
で紙詰まりなど生じた際に、操作パネル6を開放するこ
とにより、容易に紙詰まりとなった原稿を取り除くこと
ができる。同様に、原稿載置部9、原稿給紙ローラ35
a、原稿搬送駆動ローラ36a、画像読取スキャナ3
4、原稿排紙駆動ローラ37aは、上カバー1bに装着
されており、上カバー支持軸4を中心に上カバー1bの
後端(図中左側)を開放する方向へ開閉自在に軸支され
ている。これにより、後述するインクジェットヘッドに
用いられるインクカートリッジ19を交換する場合や、
用紙Pの紙詰まりなどが生じた場合には、上カバー1b
の上方を開放することにより、上述したメンテナンス等
を容易に行うことができる。
【0021】次に、記録装置2の詳細について説明す
る。記録装置2は、用紙搬送方向(図中矢印方向)の上
流側から順に、用紙カセット3、分離機構31、キャリ
ッジ18、用紙先端検出センサ23、搬送ローラ24、
用紙後端検出センサ28、排紙駆動ローラ26および排
紙従動ローラ25などから構成されている。
【0022】このように構成された記録装置2は、用紙
投入口66から投入された用紙P、もしくは、手差し用
紙載置台65に載置された用紙Pを、後述する分離機構
31を介して一枚ずつに分離し、多機能装置1内部へと
搬送する。多機能装置1内部へと搬送された用紙Pは、
用紙先端検出センサ23により用紙Pの搬送が確認され
た後に、搬送ローラ24を介して印字ポイントへと搬送
される。ここで、キャリッジ18には、カラーインクジ
ェット式の記録ヘッド15が下向きに装着されており、
用紙幅方向(紙面垂直方向)に伸びたガイド軸17上
を、タイミングベルト20からの動力を受けて往復移動
するとともに、用紙P上にインクを吐出することにより
印字を行う。尚、カラー記録を実行するために、記録ヘ
ッド15はシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各
色を吐出する4つの記録ヘッド15が並列して装着され
ており、この各記録ヘッド15に供給するインクが収納
された各色毎のインクカートリッジ19がキャリッジ1
8にそれぞれ着脱可能に装着されている。そして、記録
が実行された用紙Pは、上下一対に形成された排紙駆動
ローラ26および排紙従動ローラ25に挟持されながら
多機能装置1の本体外部方向へと搬送され、用紙後端検
出センサ28により用紙Pの排出を確認した後、用紙排
紙トレイ27(図1参照)上に載置される。
【0023】図3は、多機能装置1に備えられた各種機
能を実行する制御部のブロック図であり、図に示される
ように、CPU52、ROM51、RAM54、モデム
55、NCU基板56、ハンドセット12、記録装置
2、用紙搬送部57、読取装置5、操作パネル6、電源
部58などから構成されている。このように構成された
制御部は、各種制御・演算を実行するためのCPU5
2、各種制御動作を指示する制御プログラムを記憶した
ROM51、一部が受信バッファメモリ54aとして用
いられるRAM54、他の通信装置との通信処理を行う
NCU基板56、NCU基板56を介して他の通信装置
との間で通信データを送受信するためのモデム55、他
の電話装置との会話を行うためのハンドセット12、記
録ヘッド15を搭載したキャリッジ18などを備えた記
録装置2、各用紙搬送ローラを駆動する駆動モータ53
および駆動モータ53の駆動制御を行う制御回路92を
備えた用紙搬送部57、原稿の幅方向に1ライン毎の読
み取りを行う画像読取スキャナ34を備えた読取装置
5、操作キー6aおよび液晶表示部6bなどを備えた操
作パネル6、多機能装置1に電源の供給を行う電源部5
8などがバスライン59を介して接続されている。
【0024】次に、上述した分離機構31の構成につい
て、図4乃至図6を参照しながら詳細に説明する。尚、
図4は、分離機構31を上方から見た概略平面図、図5
は、分離機構31を側方から見た概略側断面図、図6
は、分離機構31の要部を拡大した要部拡大側断面図で
ある。
【0025】図4に示すように、この分離機構31に
は、用紙搬送方向の上流側(図中、上方向)から順に、
用紙Pを最大200枚積載可能な用紙支持板21、手差
し用紙載置台65(図5参照)に取り付けられ手差し用
紙の幅方向中央部を用紙搬送方向にガイドする第一手差
しフィルム43a、手差し用紙の幅方向両端をガイドす
る第二手差しフィルム43b、該第一手差しフィルム4
3aを上方へ付勢するフィルム押圧ワイヤ44、用紙の
幅方向両端に配置された分離爪62、後述する給紙ロー
ラ22(図5参照)側に用紙Pを押圧する分離片30、
用紙Pを用紙搬送方向の上流側に押し戻す用紙戻しレバ
ー50などから構成されている。尚、分離片30には、
給紙ローラ22の回動力を介して、用紙Pを一枚毎に分
離する分離パッド29および分離片30の長手方向に突
設した分離片突設部49などから構成されている。ま
た、用紙戻しレバー50には、分離片突設部49と係合
可能な分離片押下レバー48などが備えられている。
【0026】次に、図5および図6を参照しながら、分
離機構31を側方から見た構成について説明する。尚、
図面をわかりやすくするために、図5では、上述した用
紙戻しレバー50を図示しないことにして、図6におい
て、その補足を行うことにする。
【0027】図5に示すように、用紙支持板21は、支
持軸39を中心に回動可能に軸支されており、用紙搬送
方向の下流側端部(図中、下方向)には、下方に突出す
る突出部21aが設けられている。分離片30は、分離
片支持軸41を中心に回動可能に軸支されており、第一
押圧バネ32を介して給紙ローラ22側に付勢されてい
る。加圧部材40は、第二押圧バネ33を介して分離片
30を給紙ローラ22側に付勢可能な分離片当接部67
と、分離片当接部67に対して他端側に設けられ、突出
部21aと当接可能な当接部40aとを備えている。第
一手差しフィルム43aは、手差し用紙載置台65に載
置された手差し用紙を、分離片30と給紙ローラ22の
間(以下、分離ポイントと称する)にガイドするように
形成されており、一方、第二手差しフィルム43bは、
手差し用紙の幅方向両端を上方へガイドするように形成
されている。尚、第一押圧バネ32および第二押圧バネ
33を介して分離片30を付勢する付勢力は、それぞれ
100gおよび200gの付勢力が加わるように構成さ
れている。
【0028】また、給紙ローラ22は、用紙Pに接する
円弧面を有するほぼ扇形状の給紙部22aと、用紙Pに
接しない面を有する非給紙部22bとを有し、給紙部2
2aが用紙Pの上面に接触することにより、用紙Pを一
枚ずつ搬送ローラ24(図2参照)に向けて給紙するよ
うに構成されている。給紙ローラ22の同軸上には、円
形の給紙コロ63が設けられており、分離片30と非給
紙部22bが向かい合う位置においても、給紙コロ63
と分離片30とが常に当接することにより、用紙支持板
21に積載された用紙Pが、分離片30と非給紙部22
bとの間に流れ込まないような構成となっている。尚、
給紙部22aの円弧面の円弧長は、用紙Pを給紙ローラ
22から搬送ローラ24まで到達させるのに十分な長さ
に形成されており、給紙ローラ22が1回転することに
より、用紙Pが一枚給紙されるように構成されている。
【0029】図6に示すように、用紙戻しレバー50
は、用紙戻しレバー支持軸68を中心に回動可能に軸支
されており、第二巻きバネ47を介して、用紙搬送経路
を開放する方向(図中、時計方向)に付勢されている。
また、用紙戻しレバー50が、用紙戻しレバー支持軸6
8を中心として反時計方向に回動することにより、分離
片30に設けられた分離片突設部49と係合可能な分離
片押下レバー48は、分離片押下レバー支持軸69に回
動可能に軸支されるとともに、第一巻きバネ46を介し
て時計方向に付勢されている。さらに、用紙戻しレバー
50は、用紙戻しレバー支持軸68を中心として反時計
方向に回動した際に、用紙Pの先端に当接するととも
に、用紙Pを用紙搬送方向の上流側に押し戻す第一用紙
当接面61aと第二用紙当接面61bとを備えている。
また、用紙戻しレバー50の時計方向への回動は、用紙
カセット3に設けられた消音パッド45を介して所定範
囲内に規制されている。
【0030】次に、以上のように構成された分離機構3
1により、用紙Pを一枚毎に多機能装置1内に給紙する
給紙動作の内、用紙Pを一枚毎に分離する分離動作(図
5、図10、図11参照)および用紙Pを一枚分離する
毎に所定の状態に整頓する用紙整頓動作(図6乃至図9
参照)について、図5乃至図11を参照しながら詳細に
説明する。尚、図5乃至図11に示される給紙動作は、
ループ化されており、図5に示す分離動作の初期状態か
ら図6乃至図9に示す用紙整頓動作を行い、図10およ
び図11に示す分離動作を経て、図5に示す分離動作の
初期状態に戻ることにより用紙Pを一枚給紙する構成と
なっている。
【0031】図5は、分離機構31による分離動作の初
期状態を示した図である。図5に示されるように、用紙
支持板21は、支持軸39を中心として、時計方向に対
して最も回転し(下死点)、用紙支持板21に設けられ
た突出部21aが、加圧部材40に設けられた用紙支持
板当接部40aに当接し、第二押圧バネ33の付勢力に
抗して、加圧部材40を押し下げた状態を示している。
この分離動作の初期状態では、加圧部材40が押し下げ
られることにより、分離片30と分離片当接部67との
当接が解除され、分離片30に加わる押圧力は、第一押
圧バネ32による押圧力のみ加わっている。また、この
分離動作の初期状態では、給紙ローラ22の非給紙部2
2bと、分離片30とは向かい合い、給紙コロ63と分
離パッド29のみが当接している。
【0032】図5に示す分離動作の初期状態において、
CPU52により、用紙Pの給紙指示が与えられると、
分離機構31は最初に前回行った給紙の際に、給紙ロー
ラ22と分離片30との間に残された用紙Pを、用紙搬
送方向の上流側に押し戻し、用紙Pを整頓する用紙整頓
動作を行う。以下、この用紙整頓動作を図6乃至図9を
参照しながら詳細に説明する。
【0033】図6は、上述した用紙整頓動作の初期状態
を示した図である。図6に示されるように、用紙戻しレ
バー50は、用紙戻しレバー支持軸68を中心として時
計方向に対して最も回転し(下死点)、用紙戻しレバー
50が、消音パッド45と当接した状態を示している。
【0034】図7は、上述した用紙整頓動作の第二段階
を示した図である。図7に示されるように、図6に示さ
れる用紙整頓動作の初期状態から、用紙戻しレバー50
が反時計方向へ回動し、分離片押下レバー48が、分離
片30に設けられた分離片突出部49の上方で係合をし
た状態を示している。このとき、分離片押下レバー48
は、分離片突出部49を介して、分離片30を第一押圧
バネ32の付勢力に抗しながら下方に押し下げる構成と
なっており、これにより、給紙コロ63と分離パッド2
9が当接しなくなり、給紙コロ63と分離パッド29と
により挟持されている用紙Pへの押圧力を解除してい
る。また、用紙整頓動作の初期状態から第二段階の動作
において、給紙コロ63と分離パッド29とによる押圧
力が解除された用紙Pは、該用紙Pの先端と第一用紙当
接面61aとのなす角を略直角に保たれながら、用紙戻
しレバー50の反時計方向の回動により、用紙搬送方向
の上流側に押し戻される構成となっている。
【0035】図8は、上述した用紙整頓動作の第三段階
を示した図である。図8に示されるように、図7に示さ
れる用紙整頓動作の第二段階から、用紙戻しレバー50
がさらに反時計方向へ回動し、分離片押下レバー48と
分離片突設部49との係合が解除され、用紙戻しレバー
支持軸68を中心として反時計方向に対して最も回転し
た状態(上死点)を示している。分離片押下レバー48
と分離片突設部49との係合が解除された結果、分離片
30は第一押圧バネ32の付勢力により、再び給紙コロ
63と分離パッド29とが当接する構成となっている。
また、用紙整頓動作の第二段階から第三段階の動作にお
いて、給紙コロ63と分離パッド29とによる押圧力が
解除された用紙Pは、該用紙Pの先端と第二用紙当接面
61bとのなす角を略直角に保たれながら、用紙戻しレ
バー50の反時計方向の回動により、用紙搬送方向の上
流側に押し戻される構成となっている。
【0036】図9は、上述した用紙整頓動作の第四段階
を示した図である。図9に示されるように、図8に示さ
れる用紙整頓動作の第三段階から、用紙戻しレバー50
が時計方向へ回動し、分離片押下レバー48が、分離片
突出部49の下方で係合した状態を示している。このと
き、分離片押下レバー48は、分離片突出部49によ
り、第一巻きバネ46の付勢力に抗して、分離片押下レ
バー支持軸69を中心として下方に押し下げられる構成
となっており、これにより、給紙コロ63と分離パッド
29とによる押圧力を解除すること無く、分離片押下レ
バー48が分離片突出部49の下方をスムーズに通過す
ることが可能となる。この用紙整頓動作の第四段階が行
われた後、用紙戻しレバー50は、さらに時計方向への
回動を行い、図6に示される用紙整頓動作の初期状態に
戻ることにより、上述した用紙整頓動作を終了する。こ
のとき、用紙戻しレバー50は、第二巻きバネ47の付
勢力により、時計方向へ回動されるが、用紙戻しレバー
50の時計方向への回動は、消音パッド45により規制
されているため、衝突音の発生が良好に防止されてい
る。尚、上述した用紙整頓動作の間は、用紙戻しレバー
50のみが回動し、給紙ローラ22および用紙支持板2
1は、回動しない構成となっている。
【0037】以上図6乃至図9を参照しながら説明した
用紙整頓動作により、前回の給紙の際に、分離ポイント
に残された用紙Pは、用紙戻しレバー50の反時計方向
への回動を介して、用紙搬送方向の上流側に押し戻さ
れ、用紙支持板21上に載置し直される。これにより、
後述する分離動作の開始時には、常に用紙が整頓された
状態で行われ、用紙Pの重送や、空送を良好に防止可能
となる。
【0038】次に、上述した用紙整頓動作を実行した後
に行う、用紙Pの分離動作について、図5、図10、図
11を参照しながら説明する。
【0039】図10は、上述した用紙整頓動作を実行し
た後に行う分離動作の第二段階を示した図である。図1
0に示されるように、図5に示される分離動作の初期状
態から、用紙支持板21が支持軸39を中心として、反
時計方向に最も回転(上死点)するとともに、給紙ロー
ラ22が用紙搬送方向(反時計方向)に回動し、用紙P
と給紙部22aとが当接可能な状態を示している。この
とき、用紙支持板21に設けられた突出部21aと、加
圧部材40に設けられた当接部40aとの係合が解除さ
れ、加圧部材40に設けられた分離片当接部67が分離
片30を押圧する構成となっている。これにより、分離
パッド30は、第一押圧バネ32と第二押圧バネ33と
の2つの押圧バネにより、給紙ローラ22側に付勢さ
れ、用紙Pを分離する際に必要な摩擦抵抗を得ることが
可能となる。
【0040】この分離動作の第二段階から、給紙ローラ
22がさらに用紙搬送方向(反時計方向)に回動するこ
とにより、用紙支持板21に載置された用紙Pが分離パ
ッド29と給紙ローラ22の給紙部22aに挟持され、
給紙ローラ22に当接する用紙Pのみが多機能装置1内
部へと搬送される。このとき、用紙支持板21に載置さ
れた用紙Pの多くは、用紙幅方向の両端に設けられた分
離爪62(図4参照)によって、分離ポイントに流れ込
むことを防止されているため、分離ポイントへ同時に大
量の用紙Pが流れ込むことがない。
【0041】図11は、上述した分離動作の第三段階を
示した図である。図11に示されるように図10に示さ
れる分離動作の第二段階から、給紙ローラ22が用紙搬
送方向(反時計方向)に回動するとともに、用紙支持板
21が支持軸39を中心として時計方向に回転し、突出
部21aと用紙支持板当接部40aとが当接した状態を
示している。この分離動作の第三段階の後、用紙支持板
12は、さらに時計方向への回動を行い、突出部21a
が用紙支持板当接部40aを介して、加圧部材40を第
二押圧バネ33の付勢力に抗して押し下げ、図5に示さ
れる分離動作の初期状態に戻ることにより、上述した分
離動作を終了する。尚、上述した分離動作および用紙整
頓動作とからなる給紙動作において、用紙支持板21の
支持軸39を中心とする回動、用紙戻しレバー50の用
紙戻しレバー支持軸68を中心とする回動、および給紙
ローラ22の用紙搬送方向(図中、反時計方向)への回
動は、図示しない駆動モータ53およびギア列などを介
して、駆動モータ53の駆動力を享受する構成となって
いる。
【0042】次に、用紙支持板21により、水平方向に
対して傾斜して載置された用紙Pの下方で、用紙Pの幅
に対応して離間配置された分離爪62による用紙Pの分
離について、図12を参照しながら詳細に説明する。
尚、図12は、分離爪62と用紙Pとの当接状態を示し
た図である。図12に示されるように、分離爪62は、
上部当接面70と下部当接面71とが屈曲部72を介し
て略く字状に形成されている。
【0043】図12(a)および図12(b)は、本実
施の形態に用いられる分離爪62と用紙Pとの当接状態
を示した図である。図12(a)に示されるように、分
離爪62は、用紙支持板21に載置された最上部の用紙
Pの先端が、屈曲部72よりも上部に形成された上部当
接面70に当接するように配置されている。これによ
り、用紙Pの先端は、重力を介して上部当接面70に沿
って下方に押し下げられる。また、用紙の幅方向の中央
部には、上述した給紙ローラ22および分離片30が配
置されており、用紙幅方向の中央部を挟持されながら用
紙搬送方向の下流側に搬送される。このとき、用紙Pの
幅方向両端部は、分離爪62の上部当接面70により下
方に下げられているため、図12(b)に示すように、
用紙幅方向の中央部を凸状にしながら、分離片62の切
欠部73に沿ってスムーズに分離されるのである。
【0044】次に、図12(c)および図12(d)の
図面を参照しながら、本実施の形態に則しない場合の形
態について説明する。
【0045】図12(c)には、分離爪62が、用紙支
持板21に載置された最上部の用紙Pの先端と、屈曲部
72よりも下部に形成された下部当接面71とが当接す
るように配置された場合が示されている。これにより、
用紙Pの先端は、重力を介して下部当接面71に沿って
上方に押し上げられる。また、用紙の幅方向の中央部に
は、上述した給紙ローラ22および分離片30が配置さ
れており、用紙幅方向の中央部を挟持されながら用紙搬
送方向の下流側に搬送される。このとき、用紙Pの幅方
向両端部は、分離爪62の下部当接面71により上方に
上げられているため、図12(d)に示すように、用紙
幅方向の中央部を凹状にしながら、分離片62の上部当
接面70に引っかかり、用紙Pに負担をかけ、折り曲げ
てしまったり、用紙Pが分離ポイントに供給されずに空
送を起こしてしまうなどの不都合を生じるのである。
【0046】一方、手差し用紙載置台65に、手差し用
紙が載置された場合は、第一手差しフィルム43aおよ
び第二手差しフィルム43bにより、用紙支持板21に
載置された用紙Pよりも上部へガイドされることによ
り、該用紙Pよりも優先して分離ポイントへ案内され、
搬送ローラ24を介して多機能装置1の内部へと搬送さ
れる。さらに、第二手差しフィルム43bは、手差し用
紙の幅方向両端を上方にガイドするように構成されてお
り、これにより、上述した分離爪62に手差し用紙が引
っかかり、手差し用紙が変形してしまったり、空送を起
こすという不都合を防止している。尚、手差し用紙載置
台65に手差し用紙を載置した場合においても、上述し
た給紙動作と同様の処理が行われる。
【0047】このように構成された分離機構31によ
り、用紙支持板21に傾斜されて載置された用紙Pの多
くは、分離爪62により用紙搬送方向の下流側への移動
を規制されるとともに、給紙ローラ22を介して数枚の
用紙Pのみが分離爪62による規制を脱し、分離ポイン
トへと搬送されるので、良好に用紙を分離できる。ま
た、分離ポイントに一度に多くの用紙Pが入り込むこと
がないので、分離片30と給紙ローラ22との間の押圧
力を増加させる必要が無く、バックテンションを低減可
能となり、バックテンションに起因する用紙搬送精度の
劣化を良好に防止できる。
【0048】また、分離爪62は、屈曲部72を境に側
面視で略く字状に形成されており、用紙Pの先端は屈曲
部72の上部に当接するので、用紙Pに負担をかけるこ
となく、スムーズに用紙Pを分離することができる。
【0049】さらに、手差しにて供給される用紙は、分
離爪62の上方に配設された第二手差しフィルム43b
により、給紙ローラ22と分離片30との当接ポイント
に案内されるので、分離爪62に用紙Pの幅方向両端を
引っかけることなく、スムーズに当接ポイントへと案内
され、手差し用紙を空送するなどの不都合が生じない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の給
紙装置によれば、用紙の多くは、分離爪により搬送方向
の下流側へ流れ込むことを規制されるとともに、給紙ロ
ーラにより数枚の用紙のみが分離爪による規制を脱し、
給紙ローラと分離片との間に案内されるため、良好に用
紙を分離できる。また、分離片と給紙ローラとの間に、
一度に多くの用紙が入り込むことがないので、分離片と
給紙ローラとの間に用紙が堆積しないように、分離片と
給紙ローラとの間の押圧力を増加させる必要がなく、バ
ックテンションを低減可能となる。
【0051】また、請求項2記載の給紙装置によれば、
請求項1記載の給紙装置の効果に加えさらに、分離爪
は、屈曲部を境に側面視で略く字状に形成されており、
用紙の先端は屈曲部の上部に当接するので、用紙に負担
をかけることなく、スムーズに用紙を分離することがで
きる。
【0052】さらに、請求項3記載の給紙装置によれ
ば、請求項1または請求項2記載の給紙装置の効果に加
えさらに、手差しにて供給される用紙は、分離爪の上方
位置に配設された案内部材により、給紙ローラと分離片
との当接ポイントに案内されるので、分離爪に用紙の幅
方向両端を引っかけることなく、スムーズに当接ポイン
トへ案内され、用紙を空送するなどの不都合が生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の給紙装置を備えた多機能装置の外
観斜視図である。
【図2】多機能装置の中央部を用紙搬送方向に沿って切
断したときの側断面概略図である。
【図3】多機能装置に備えられた各種機能を実行する制
御部のブロック図である。
【図4】分離機構を上方から見た概略平面図である。
【図5】分離機構を側方から見た概略側断面図である。
【図6】分離機構の要部を拡大した要部拡大側断面図で
ある。
【図7】分離機構の要部を拡大した要部拡大側断面図で
ある。
【図8】分離機構の要部を拡大した要部拡大側断面図で
ある。
【図9】分離機構の要部を拡大した要部拡大側断面図で
ある。
【図10】分離機構を側方から見た概略側断面図であ
る。
【図11】分離機構を側方から見た概略側断面図であ
る。
【図12】分離爪と用紙との当接状態を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 多機能装置 3 用紙カセット 21 用紙支持板 22 給紙ローラ 22a 給紙部 22b 非給紙部 29 分離パッド 30 分離片 31 分離機構 43a 第一手差しフィルム 43b 第二手差しフィルム 44 フィルム押圧ワイヤ 62 分離爪 63 給紙コロ 64 手差し用紙ガイド 65 手差し用紙載置台 66 用紙投入口 70 上部当接面 71 下部当接面 72 屈曲部 73 切欠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の用紙を傾斜した状態で供給する第
    一給紙部と、 前記第一給紙部の下方位置に配設され、第一給紙部から
    供給される用紙の幅に対応して離間配置された一対の分
    離爪と、 前記分離爪にて分離された用紙を所定の搬送方向に給紙
    する給紙ローラと、 前記給紙ローラに当接して用紙を一枚毎に分離する分離
    片とを備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記分離爪は、屈曲部を境に側面視で略
    く字状に形成されており、前記第一給紙部から供給され
    る用紙の先端は屈曲部の上部に当接されて分離されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記第一給紙部に併設され、用紙を手差
    しにて供給する第二給紙部と、 前記各分離爪の上方位置に配設され、前記第二給紙部か
    ら供給される用紙を給紙ローラと分離片との当接ポイン
    トまで案内する案内部材とを備えたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の給紙装置。
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