JPH0554198B2 - - Google Patents

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JPH0554198B2
JPH0554198B2 JP61262392A JP26239286A JPH0554198B2 JP H0554198 B2 JPH0554198 B2 JP H0554198B2 JP 61262392 A JP61262392 A JP 61262392A JP 26239286 A JP26239286 A JP 26239286A JP H0554198 B2 JPH0554198 B2 JP H0554198B2
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JP
Japan
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reel
control signal
magnetic tape
amount
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JP61262392A
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JPS63117387A (ja
Inventor
Masaharu Hayakawa
Takumi Ishida
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS63117387A publication Critical patent/JPS63117387A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気記録再生装置の磁気テープ量
を表示するようにしたテープ量表示装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来の磁気テープの量を表示するテー
プ量表示装置の構成を示すブロツク図であり、第
5図は従来の磁気記録再生装置の記録再生状態の
概略的平面図である。
この第4図、第5図の両図において、16は供
給側リール2の回転を検出し、供給側リール2が
1回転するごとに信号Rを出力する供給側リール
回転検出手段、17は磁気テープ1が所定の長さ
を移動するごとに信号Pを出力する磁気テープ所
定量検出手段である。
この磁気テープ所定量検出手段17により出力
される信号Pを供給側リール回転検出手段16よ
り出力される信号Rを基準として供給側磁気テー
プ移動量検出手段18で計数し、この供給側磁気
テープ移動量検出手段18は供給側リール2が1
回転する間の磁気テープ移動量lsを検出し、磁気
テープ移動量lsに対応した信号を出力する。
この供給側磁気テープ移動量検出手段18より
出力される磁気テープ移動量lsに対応した信号は
磁気テープ量演算手段19に入力される。この磁
気テープ量演算手段19はこの信号を入力とし、
供給側リール2上に巻装されている磁気テープ量
Lsを演算し、磁気テープ量Lsに対応した信号を
出力するものである。
また、20は前記磁気テープ量演算手段19の
出力される磁気テープ量Lsに対応した信号を入
力とし、供給側リール2に巻装されている磁気テ
ープ量Lsを表示する表示手段である。
磁気テープ量演算手段19は2乗演算手段2
1、減算手段22、除算手段23により構成さ
れ、これらは縦続接続されている。
次に動作について説明する。まず従来の磁気テ
ープの量を表示するテープ量表示装置は第5図に
示すごと前記磁気記録再生装置が記録再生状態に
おいて動作する。
供給側リール回転検出手段16は、供給側リー
ル2が1回転するごとに信号Rを出力するように
供給側リール2の回転系に反射板を設け、フオト
ダイオードにより供給側リール2の回転を検出
し、信号Rを出力する。
磁気テープ所定量検出手段17は、磁気記録再
生装置が記録再生時において磁気テープ1がキヤ
プスタン24とピンチローラ25により圧送され
ることにより、キヤプスン24の回転系に供給側
リール回転検出手段16と同様にしてキヤプスタ
ン24の回転を検出し、信号Pを出力すること
で、磁気テープ1が所定の長さ移動したことを検
出する。ここで信号P1周期間の磁気テープ1の
所定の長さをlpとする。
遂に供給側磁気テープ移動量検出手段18は、
供給側リール回転検出手段16の出力信号Rによ
りリセツトし、リセツト後磁気テープ所定量検出
手段17の出力信号Pを計数し始め、次の供給側
リール回転検出手段16の出力信号Rにより磁気
テープ所定量検出手段17の出力信号Pの計数値
Nを出力し、再びリセツトし計数し始めるカウン
タを設ける。
これにより、供給側リール2の1回転する間の
磁気テープ移動量lsは計数値Nと供給側磁気テー
プ所定量検出手段17の出力信号Pの1周期間の
磁気テープの所定の長さlpと乗ずることにより求
まる。
次に、磁気テープ量演算手段19は、供給側磁
気テープ移動量検出手段18の出力される磁気テ
ープ移動量lsに対応した出力、計数値Nを入力と
し、供給側リール上に巻装されている磁気テープ
量Ls=(N・lp)2−4π2rh 2/4πaに対応した信号を出
力 する演算手段である。
ここで、磁気テープ厚aおよびリールハブ径rh
は既知とする。磁気テープ量演算手段19は
(N・lp)2を得る2乗演算手段21、4π2rh 2を減算
する減算手段22、4πaで除算する除算手段23
より構成される。次に表示手段20は、前記演算
手段19の出力である供給側リール2上に巻装さ
れている磁気テープ量Lsに対応した信号を入力
とし、その値を表示する表示手段である。
前記従来例以外に、巻き取り側リール3にも供
給側リール2と同様の焼き取り側リール回転検出
手段と磁気テープ移動量検出手段を設け、巻き取
り側リール3が1回転する間の磁気テープ移動量
lTを求め供給側リール2が1回転する間の磁気テ
ープ移動量lsとともにls2/4π+lT 2/4πを演算する。
これは供給側および巻き取り側リールハブの面
積とリール上に巻装される磁気テープの各々の面
積和である。この面積和は存在するすべてのリー
ルハブ径、テープ長、テープ厚の任意の組合せに
ついて固有の値をもつ。したがつて、前記面積和
に判別区間を設けリールハブ径を求めるものもあ
つた。
さらに、磁気記録再生装置を少なくとも1度記
録再生状態にして、磁気テープ量を検出した後、
それ以後の早送り、巻き戻し時においても供給側
リールの回転だけで磁気テープ量を表示するもの
もあつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のテープ量表示装置は以上のように構成さ
れているので、磁気テープ量を表示するために
は、前記磁気記録再生装置を少なくとも1度記録
再生状態にする必要がある、早送り巻き戻し状態
だけでは前記磁気テープ量を表示し得ないという
問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、磁気記録装置を1度も記録再生状
態にすることなく早送り、巻き戻し状態だけで
も、常に正確な磁気テープ量が表示でき、しかも
簡単かつ安価にできるテープ量表示装置を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るテープ量表示装置は、早送り巻
戻し時においても走行制御信号を検出し、出力す
る走行制御信号検出手段と、供給側リールおよび
巻き取り側リールの回転周期を検出する供給側リ
ール回転検出手段および巻き取り側リール回転検
出手段と、この供給側および巻き取り側リール回
転検出手段の出力に同期して供給側および巻き取
り側リールの1回転する間の前記走行制御信号検
出手段および巻き取り側走行制御信号計数手段
と、存在する磁気テープの記録速度およびリール
ハブ径の組合せに対して、供給側走行制御信号計
数手段および巻き取り側走行計制御計数手段の出
力である供給側走行制御信号計数値および巻き取
り側走行制御信号計数値に基づく複数の判別区間
を有し、走行中の磁気テープが複数の判別区間の
いずれの判別区間に該当するかを判別し、その判
別区間に対応する磁気テープの記録速度およびリ
ールハブ径を出力する判別手段と、この判別手段
の出力および供給側および巻き取り側走行制御信
号計数手段の出力により供給側もしくは巻き取り
側またはその両方の磁気テープを演算して出力す
る磁気テープ量の演算手段と、この演算手段の出
力を入力して磁気テープ量を表示する表示手段と
を設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、早送り巻き戻し時におい
て、供給側および巻き取り側リールの1回転の間
に移動する磁気テープ上の走行制御信号を各々計
数し、演算によつて磁気テープの記録時における
記録速度とリールのハブ径の組合せを判別し、判
別された記録速度と計数された走行制御信号の計
数値から両リールの巻装されたテープの周囲長を
求め、同周囲長および判別されたハブ径から両リ
ールに巻装されたテープ量を演算によつて求め
る。又、判別に当つては、各リールの1回転の間
の走行制御信号計数値の各々に判別区間を設け、
この判別区間の組合せにより磁気テープの記録速
度及びリールハブ径を判別する。
〔実施例〕
以下、この発明のレープ量表示装置の実施例を
図面に基づき説明する。第1図はその一実施例の
構成を示すブロツク図、第2図はこの発明に適用
される時期記録再生装置の概略的な平面図であ
る。
この第1図および第2図の両図のうち、まず、
第2図において、1は磁気テープ、2は供給側リ
ール2、3は巻き取り側リール、4は早送り、巻
戻し時に走行制御信号を検出し、信号Cを出力す
る走行制御信号検出手段である。
次に、第1図について説明する。この第1図に
おいて、5は供給側リール2が1回転するごとに
信号RSを出力する供給側リール回転検出手段、
6は巻き取り側リール3が1回転するごとに信号
RTを出力する巻き取り側リール回転検出手段で
ある。
供給側リール回転検出手段5の出力信号RS
基準とし、供給側走行制御信号計数手段7は供給
側リール2が1回転する間の走行制御信号検出手
段4の出力信号Cを計数し、出力計数値NSを記
録速度およびリールハブ径判別手段9と演算手段
10に出力するようになつている。
巻き取り側走行制御信号計数手段8は巻き取り
側リール回転検出手段6の出力信号RTを基準と
し、巻き取り側リール3が1回転する間の走行制
御信号検出手段4の出力信号Cを計数し、出力計
数値NTを記録速度およびリールハブ径判別手段
9に出力するようにしている。
この記録速度およびリールハブ径判別手段9は
前記供給側走行制御信号手段7の出力計数値NS
と巻き取り側走行制御信号検出手段8の出力計数
値NTを入力とし、磁気テープ1の記録速度VRec
およびリールハブ径rhを判別して演算手段10の
上記2乗演算手段12に出力するようになつてい
る。
この演算手段10内の2乗演算手段12は記録
速度およびリールハブ径判別手段9の出力と供給
側走行制御信号計数手段7の出力からNS 2および
(VRec・T)2と(2πrh2を出力するもので、NS 2
(VRec・T)2は乗算手段13に送られ、(2πrh2
減算手段14に送られるようになつている。な
お、Tは走行制御信号の記録時の周期である。
乗算手段13は2乗演算手段12の出力NS 2
(VRec・T)2との乗算を行つて、その乗算結果NS
・(VRec・T)2を減算手段14に送出するように
している。
減算手段14はこの乗算手段13の出力から2
乗演算手段12の出力を減算し、減算結果NS 2
(VRec・T)2−(2πrh2を除算手段15に出力する
ようにしている。
除算手段15は除算結果
NS 2(VRec・T)2−(2πrh2/4πaを表示手段11に
出力 するようにしている。
このように、演算手段10は、記録速度および
リールハブ径判別手段9の出力、すなわち、磁気
テープ1の記録速度VRecおよびリールハブ径rh
供給側走行制御信号計数手段7の出力計数値NS
を入力とし、供給側リール2に巻装されている磁
気テープ1のLSを演算し、磁気テープ量LSに対応
する出力を行うものである。
また、表示手段11は前記演算手段10の出力
を入力とし、供給側リール2に巻装されたテープ
量を表示するものである。
次に、この発明の動作について説明する。まず
早送り巻戻し時において、走行制御信号検出手段
4は第2図に示すごとく記録再生時に走行制御信
号を記録再生する手段に早送り巻き戻し状態でも
磁気テープ1が接するようにし、再生時と、同様
に走行制御信号を磁気テー1上から検出し、信号
Cを出力する。
次に、供給側リール回転検出手段5は供給側リ
ール2が1回転するごとに信号RSを出力するよ
うに供給側リール2の回転系に反射板を設け、フ
オトダイオードにより供給側リール2の回転を検
出し、信号RSを出力する。
同様に、巻き取り側リール回転検出手段6は巻
き取り側リール3が1回転するごとに信号RT
出力する。
次に供給側走行制御信号計数手段7は前記供給
側リール回転検出手段5の出力信号RSによりリ
セツトし、リセツト後走行制御信号検出手段4の
出力信号Cを計数し始め、次の供給側リール回転
検出出力信号RSにより走行制御信号検出手段4
の出力信号Cの計数値NSを出力し、再びリセツ
トし、走行制御信号検出手段4の出力信号Cを計
数し始める。
これにより、供給側走行制御信号計数手段7は
供給側リール2が1回転する間の走行制御信号を
計数し、計数値NSを記録速度およびリールハブ
径判別手段9に出力する。
同様に巻き取り側走行制御信号計数手段8は巻
き取り側リール3は1回転する間の走行制御信号
を計数し、計数値NTを記録速度およびリールハ
ブ径判別手段9に出力する。
次に、磁気テープ1の記録速度およびリールハ
ブ径判別手段9は、前記供給側走行制御信号計数
手段7の計数値NSと巻き取り側走行制御信号計
数手段8の計数値NTを入力とし、磁気テープ1
の記録速度VRecおよびリールハブ径rhを判別し出
力する。
この記録速度およびリールハブ径判別手段9は
供給側リール2の1回転する間の供給側走行制御
信号計数値および巻き取り側リール3の1回転す
る間の巻き取り側走行制御信号計数値の2乗和が
存在するすべての記録速度、リールハブ径、テー
プ長の組合せについて、固有の値をもつことよ
り、存在しうる記録速度とリールハブ径の組合せ
について2乗和の判別区間を設け、計数値NS
計数値NTの2乗和を演算し、記録速度VRecとリ
ールハブ径rhを判別し、出力する。
これについて、さらに第3図で詳しく説明す
る。第3図は供給側および巻き取り側リールの
各々1回転する間の走行制御信号の計数値の関係
を示す図である。
この第3図では、CHS規格の各種ビデオカセ
ツトテープを例にとつて示している。横軸は、供
給側リール2が1回転する間の走行制御信号の計
数値、縦軸は巻き取り側リール3が1回転する間
の同じく走行制御信号の計数値、パラメータは
VHS規格に規定されたハブ径および記録速度で
ある。
第2図から明らかなように、供給側リール2お
よび巻き取り側リール3に巻装された磁気テープ
1の上方より見た面積の和は、テープ長とテープ
厚の積に等しく常に一定であり、それらに両リー
ルのハブを上方より見た面積を加えたものも常に
一定である。
同面積は、各々のリールに巻装された磁気テー
プの外周の2乗和に比例しており、各々の外周に
比例するリール1回転当りの走行制御信号の計数
値の2乗和にも比例する。
したがつて、第3図のように両計数値NS及び
NTの関係を示すグラフは、同一のテープについ
ては円弧を描く。この円弧の半径は、このときの
記録速度、リールハブ径、テープ長の各情報を含
むものであり、√S 2T 2で表される。
従つて、両計数値の2乗和(NS 2+NT 2)は、
存在するすべての記録速度、リールハブ径、テー
プ長の組合せについての固有の値を持つので、両
計数値の2乗和(NS 2+NT 2)を演算することに
より、記録速度、リールハブ径、テープ長の判別
が可能となる。
次に、演算手段10は、前記供給側走行制御信
号計数手段7の出力計数値NSと前記記録速度お
よびリールハブ径判別手段9の出力、すなわち、
磁気テープ1の速度VRecおよびリールハブ径rh
入力として、供給側リール2上に巻装されている
磁気テープ量LS=(NS・VRec・T)2−4π2rh 2/4πaに
対 応した信号を出力する。
すなわち、演算手段10内において、2乗演算
手段12で記録速度VRecとリールハブ径rhおよび
計数値NSから、NS 2と(VRec・T)2を演算し、乗
算手段13に送る。
乗算手段13は、この演算結果を乗算して、
NS 2(VRec・T)2を減算手段14に送る。減算手段
14はこの乗算手段13の出力から2乗演算手段
12の出力(2πrh2の減算、すなわち、NS 2
(VRec・T)2−(2πrh2の減算を行つて除算手段1
5に送る。
この除算手段15では、この減算手段14の出
力を4πaで除算し、除算結果
NS 2(VRec・T)2−(2πrh2/4πaを表示手段11に
出力 する。
上記の(VRec・T)2の演算は磁気テープ1の記
録速度が変化したときのみ演算され、(2πrh2
演算はテープハブ径が変化したときのみ演算され
る。
表示手段11は、前記演算手段10の出力であ
る供給側リール2上に巻装されている磁気テープ
量LSに対応した信号を入力とし、その値を表示す
る。
なお、上記実施例では、前記磁気テープの記録
速度およびリールハブ径判別手段9として、供給
側走行制御信号計数手段7の出力計数値NSと巻
き取り側走行制御信号計数手段8の出力計数値
NTの2乗和に判別区間を設けたものを示したが、
計数値NSおよび計数値NTの各々に判別区間を設
け、各々の判別区間の任意の組合せに対してそれ
ぞれの磁気テープ1の記録速度およびリールハブ
径の判別値を出力するものを設けてもよい。
さらに、上記実施例では、演算手段10の構成
要素である4πaで除する除算手段15の除数4πa
を4πaVにすることにより、供給側リール2上に
巻装される磁気テープ量の時間TSが得られる。
ここで、Vは、現在の記録速度または次期記録速
度またはその他標準的なテープ走行速度である。
上記実施例では、演算手段10の入力として、
供給側走行制御信号計数手段7の出力計数値NS
があるが、これを巻き取り側走行制御信号計数手
段8の出力計数値NTとすることで巻き取り側リ
ール上に巻装される磁気テープ量を表示すること
が実現できる。
また、上記実施例では、磁気テープ量表示を遂
次行つていたが、前記磁気テープの記録速度およ
びリールハブ径判別手段9および磁気テープ量の
演算手段10として可能な磁気テープの記録速度
およびリールハブ径のすべての組合せについて、
磁気テープ量が所定値以下となる供給側走行制御
信号計数手段7の出力計数値NSおよび巻き取り
側走行制御信号計数手段8の出力計数値NTに範
囲を予め設定しておき、各々の計数値が同範囲と
満すか否かによつて磁気テープ量を出力するもの
を設けてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、供給側および
巻き取り側リールの1回転の間に移動する磁気テ
ープ上の走行制御信号を計数し、存在する磁気テ
ープの記録速度およびリールハブ径の組合せに対
して両計数値に基づく複数の判別区間を有し、走
行中の磁気テープがこの複数の判別区間のいずれ
の判別区間に該当するかを判別し、その判別区間
に対応する磁気テープの記録速度およびリールハ
ブ径を出力し、この出力された記録速度およびリ
ールハブ径を用いて両リールの巻装されたテープ
量を演算するようにしたので、磁気記録再生装置
が早送り、巻戻し状態においても、テープ量を表
示することができ、磁気記録再生装置を1度も記
録再生状態にすることなく、常に正確な磁気テー
プ量を表示できるものを簡単かつ安価に得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のテープ量表示装置の一実施
例のブロツク図、第2図は同上テープ量表示装置
を適用する磁気記録再生装置の概略的平面図、第
3図は同上テープ量表示装置を説明するための供
給側リールと巻き取り側リールのそれぞれ1回転
する間の走行制御信号の計数値の関係を示す図、
第4図は従来のテープ量表示装置のブロツク図、
第5図は従来の磁気記録再生装置の記録再生状態
の概略的平面図である。 1……磁気テープ、2……供給側リール、3…
…巻き取り側リール、4……走行制御信号検出手
段、5……供給側リール回転検出手段、6……巻
き取り側リール回転検出手段、7……供給側走行
制御信号計数手段、8……巻き取り側走行制御信
号計数手段、9……記録速度およびリールハブ径
判別手段、10……演算手段、11……表示手
段。なお、図中、同一符号は同一または相当部分
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 早送り巻き戻し時に磁気テープ走行制御信号
    を検出して出力する走行制御信号検出手段と、 供給側リールおよび巻き取り側リールの回転周
    期をそれぞれ検出する供給側リール回転検出手段
    および巻き取り側リール回転検出手段と、 この供給側リール回転検出手段および巻き取り
    側リール回転検出手段の出力に同期して供給側リ
    ールおよび巻き取り側リールの1回転する間の前
    記走行制御信号検出手段の出力パルスを計数して
    出力する供給側走行制御信号計数手段および巻き
    取り側走行制御信号計数手段と、 存在する磁気テープの記録沿度およびリールハ
    ブ径の組合せに対して、前記供給側走行制御信号
    計数手段および前記巻き取り側走行制御信号計数
    手段の出力である供給側走行制御信号計数値およ
    び巻き取り側走行制御信号計数値に基づく複数の
    判別区間を有し、走行中の磁気テープが前記複数
    の判別区間のいずれの判別区間に該当するかを判
    別し、その判別区間に対応する磁気テープの記録
    速度およびリールハブ径を出力する判別手段と、 この判別手段の出力および前記供給側および巻
    き取り側走行制御信号計数手段の出力により供給
    側もしくは巻き取り側またはその両方の磁気テー
    プ量を演算して出力する磁気テープ量の演算手段
    と、 この演算手段の出力を入力して磁気テープ量を
    表示する表示手段とを備えたことを特徴とするテ
    ープ量表示装置。 2 判別手段および演算手段として可能な磁気テ
    ープの記録速度およびリールハブ径のすべての組
    合せについて、磁気テープ量が所定値以下となる
    供給側走行制御信号計数値および巻き取り側走行
    制御信号計数値の範囲を予め設定しておき、各々
    の計数値が同範囲を満すか否かによつて磁気テー
    プ量を出力することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のテープ量表示装置。 3 演算手段は、供給側走行制御信号計数手段の
    計数値NSと記録速度およびリールハブ径判別手
    段が出力する記録速度VRECとリールハブ径rhと走
    行制御信号の記録時の周期TとからNS 2
    (VREC・T)2と(2πrh2とを演算する2乗演算手
    段と、この演算手段から出力されるNS 2
    (VREC・T)2を乗算してNS 2・(VREC・T)2を算出
    する乗算手段と、 上記(2πrh2と乗算手段の出力NS 2・(VREC
    T)2との減算を行つて、減算結果NS 2・(VREC
    T)2−(2πrh2を算出する減算手段と、 この減算種結果を4πa(aはテープ厚)で除算
    して除算結果 NS 2・(VREC・T)2−(2πrh2/4πa を出力する除算手段とよりなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のテープ量表示装置。
JP26239286A 1986-11-04 1986-11-04 テ−プ量表示装置 Granted JPS63117387A (ja)

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JP26239286A JPS63117387A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 テ−プ量表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26239286A JPS63117387A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 テ−プ量表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS63117387A JPS63117387A (ja) 1988-05-21
JPH0554198B2 true JPH0554198B2 (ja) 1993-08-11

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ID=17375127

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Country Link
JP (1) JPS63117387A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59215093A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 Victor Co Of Japan Ltd テ−プ残量検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59215093A (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 Victor Co Of Japan Ltd テ−プ残量検出装置

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JPS63117387A (ja) 1988-05-21

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