JPH055413U - ロールブレンダー装置 - Google Patents

ロールブレンダー装置

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Publication number
JPH055413U
JPH055413U JP5295491U JP5295491U JPH055413U JP H055413 U JPH055413 U JP H055413U JP 5295491 U JP5295491 U JP 5295491U JP 5295491 U JP5295491 U JP 5295491U JP H055413 U JPH055413 U JP H055413U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
blender
blending
compound
rolls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5295491U
Other languages
English (en)
Inventor
博彦 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP5295491U priority Critical patent/JPH055413U/ja
Publication of JPH055413U publication Critical patent/JPH055413U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレンド中の発熱を抑制でき、焼けを防止す
ることが出来ると共に、山ゴムを必要最小限になり、ブ
レンド効果を増すことが出来、ブレンド時間の短縮化を
図ることが出来るロールブレンダー装置を提供すること
を目的とするものである。 【構成】 ブレンダーロール1a,1bと、ミキシング
ロール2a,2bとの間には、混練されたシート状のコ
ンパウンドWを、外側水平方向に引っ張るロ−ル3を備
えたガイドシリンダー4が水平に設置されている。そし
て、ミキシングロール2a,2bから出た所定幅のシー
ト状のコンパウンドWを、外側水平方向に引っ張ること
で、コンパウンドのパスラインが従来にくらべて長くな
り、これにより冷却される距離が約2倍になる結果、ブ
レンド中の発熱が抑制でき、焼けを防止することが出来
るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、混合トレーンのロールラインにおけるロールブレンダー装置にか かわり、更に詳しくはコンパウンドのブレンド効果を増大させたロールブレンダ ー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴム等の混合トレーンの一つに、ロールラインがあり、このロールライ ンには、図4に示すようなゴムを混練するためのブレンダーロール1a,1bと 、ミキシングロール2a,2bとを略垂直に設置し、ミキシングロール2a,2 bから混練されたゴムコンパウンドWをブレンダーロール1a,1bに供給し、 ブレンダーロール1a,1bと、ミキシングロール2a,2bとを所定時間循環 通過させることによりブレンドするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、上記のようなブレンダーロール装置で、コンパウンドWをブレンド する際に次のような問題があった。 (a).ミキシングロール2a,2bを通過するゴムWは、図4に示すように山 ゴムWaとなり、例えば、1分間ブレンドしてもミキシングロール2a,2bを 約4回しか通過させることができず、ブレンド時間を延長する必要があった。 (b).ブレンダーロール1a,1bと、ミキシングロール2a,2bとの間の 距離が短く、ロールから出たゴムWは、ブレンダーロール1a,1bを通り、す ぐ山ゴムWaへ入るため、ゴムWの冷却される時間が少なくなり、発熱がおこり 、焼けに結びつくと言う問題があった。
【0004】 この考案は、かかる従来の問題点に着目して案出されたもので、ブレンド中の 発熱を抑制でき、焼けを防止することが出来ると共に、山ゴムが必要最小限にな り、ブレンド効果を増すことが出来、ブレンド時間の短縮化を図ることが出来る ロールブレンダー装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するため、ブレンダーロールとミキシングロールと の間に、混練されたシート状のコンパウンドを、外側水平方向に引っ張るロ−ル を備えたガイドシリンダーを設置したことを要旨とするものである。
【0006】
【考案の作用】
この考案は上記のように構成され、ブレンダーロールとミキシングロールとの 間のシート状のコンパウンドを外方向に水平方向に引っ張ることで、コンパウン ドのパスラインが従来にくらべて長くなり、これにより冷却される距離が長くな る結果、ブレンド中の発熱が抑制でき、焼けを防止することが出来る。また、山 ゴムが必要最小限度となり、ブレンド効果が増加すると共に、ブレンド時間の短 縮化を図ることが出来るものである。
【0007】
【考案の実施例】
なお以下の説明で、従来例と同一構成要素は同一符号を付して説明する。 図1は、この考案を実施したロールブレンダー装置の概略正面図、図2は図1 のA−A線に沿う平面図を示し、ブレンダーロール1a,1bと、ミキシングロ ール2a,2bとの間には、混練されたシート状のコンパウンドWを、外側水平 方向に引っ張るロ−ル3を備えたガイドシリンダー4が水平に設置されている。
【0008】 前記ロ−ル3は、ガイドシリンダー4のロッド5の先端に、二股状のブラケッ ト6を介して回転自在に取付けられ、前記ミキシングロール2a,2bから出た 所定幅のシート状のコンパウンドWを、外方向に水平方向に引っ張ることで、コ ンパウンドのパスラインが従来にくらべて長くなり、これにより冷却される距離 が約2倍になる結果、ブレンド中の発熱が抑制でき、焼けを防止することが出来 る。また、山ゴムWaが必要最小限度となり、ブレンド効果が増加すると共に、 従来の最低1分間のブレンド時間が、15〜30秒で済み、ブレンド時間の短縮 化を図ることが出来るものである。
【0009】 なお、パスラインの距離は、ブレンドするゴムの量に応じてガイドシリンダー 4のストロークを調整することで容易に行なうことが出来るものである。 また、図3はこの考案の第2実施例を示し、この実施例は、ロ−ル3の両端軸 部を2本のガイドシリンダー4a,4bにより外側水平方向に引っ張るようにし たもので、ガイドシリンダー4a,4bのロッド5a,5bをロ−ル3の両端軸 部に連結し、両ガイドシリンダー4a,4bを同期して伸縮作動させることによ り、ミキシングロール2a,2bから出た所定幅のシート状のコンパウンドWを 、外方向に水平方向に引っ張って、コンパウンドのパスラインを従来にくらべて 長くでき、これにより冷却される距離が約2倍になる結果、ブレンド中の発熱が 抑制でき、焼けを防止することが出来る。
【0010】 また、この実施例の場合には、最初に作業者がミキシングロール2a,2bか ら出たシート状のコンパウンドWをブレンダーロール1a,1bに掛渡す際にも ガイドシリンダー4a,4bの間に立って作業が出来、従って上記第1実施例の 1本のガイドシリンダー4に較べて作業性を向上させることが出来る。
【0011】
【考案の効果】
この考案は、上記のようにブレンダーロールとミキシングロールとの間に、混 練されたシート状のコンパウンドを、外側水平方向に引っ張るロ−ルを備えたガ イドシリンダーを設置したので、コンパウンドのパスラインが従来にくらべて長 くなり、これにより冷却される距離が長くなる結果、ブレンド中の発熱が抑制で き、焼けを防止することが出来、また、山ゴムが必要最小限度となり、ブレンド 効果が増加すると共に、ブレンド時間の短縮化を図ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施したロールブレンダー装置の概
略正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う平面図である。
【図3】この考案の第2実施例を示す図2と同様な平面
図である。
【図4】従来のロールブレンダー装置の概略正面図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b ブレンダーロール 2a,2b ミキ
シングロール3 ロール4 ガイドシリンダー

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 混合トレーンのロールラインにおいて、
    ブレンダーロールとミキシングロールとの間に、混練さ
    れたシート状のコンパウンドを、外側水平方向に引っ張
    るロ−ルを備えたガイドシリンダーを設置したことを特
    徴とするロールブレンダー装置。
JP5295491U 1991-07-09 1991-07-09 ロールブレンダー装置 Pending JPH055413U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295491U JPH055413U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 ロールブレンダー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5295491U JPH055413U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 ロールブレンダー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055413U true JPH055413U (ja) 1993-01-26

Family

ID=12929279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5295491U Pending JPH055413U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 ロールブレンダー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055413U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101708636A (zh) * 2009-11-10 2010-05-19 张家港市兰航机械有限公司 开炼机中的翻料装置
CN103600436A (zh) * 2013-11-22 2014-02-26 芜湖集拓橡胶技术有限公司 开炼机中的翻料装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101708636A (zh) * 2009-11-10 2010-05-19 张家港市兰航机械有限公司 开炼机中的翻料装置
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