JPH0553893A - 耐障害フアイル装置 - Google Patents
耐障害フアイル装置Info
- Publication number
- JPH0553893A JPH0553893A JP3209737A JP20973791A JPH0553893A JP H0553893 A JPH0553893 A JP H0553893A JP 3209737 A JP3209737 A JP 3209737A JP 20973791 A JP20973791 A JP 20973791A JP H0553893 A JPH0553893 A JP H0553893A
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】輻輳監視部６は中央制御部８内の各部の処理時
間を監視する。複写制御部５は主ファイル部１ａから副
ファイル部１ｂへのファイル全体の複写を周期的に行な
うが、輻輳監視部６の空き時間情報により、空き時間が
長い時は複写制御部５の処理時間を長くしてファイルの
複写時間を短縮し、一方、空き時間が短い時は複写制御
部５の処理時間を短縮してシステムの性能の低下を防
ぐ。 【効果】ファイル部の増設あるいは障害復旧時に、主フ
ァイル部から副ファイル部へのファイル全体の複写時間
が短縮でき、また一時的な輻輳に対応できる。
間を監視する。複写制御部５は主ファイル部１ａから副
ファイル部１ｂへのファイル全体の複写を周期的に行な
うが、輻輳監視部６の空き時間情報により、空き時間が
長い時は複写制御部５の処理時間を長くしてファイルの
複写時間を短縮し、一方、空き時間が短い時は複写制御
部５の処理時間を短縮してシステムの性能の低下を防
ぐ。 【効果】ファイル部の増設あるいは障害復旧時に、主フ
ァイル部から副ファイル部へのファイル全体の複写時間
が短縮でき、また一時的な輻輳に対応できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファイル装置に関し、特
に耐障害機能を有する交換装置あるいはコンピュータシ
ステムのファイル装置におけるファイル部の増設あるい
は障害復旧時のファイル部の複写制御に関する。
に耐障害機能を有する交換装置あるいはコンピュータシ
ステムのファイル装置におけるファイル部の増設あるい
は障害復旧時のファイル部の複写制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の耐障害ファイル装置は、
ファイル部の増設あるいは障害復旧時に、主ファイル部
から副ファイル部への複写を一定時間に一定の量で固定
的に行なっていた。
ファイル部の増設あるいは障害復旧時に、主ファイル部
から副ファイル部への複写を一定時間に一定の量で固定
的に行なっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の耐障害
ファイル装置は、増設あるいは障害復旧時の複写を、一
定時間に一定量の割合で固定的に処理を行なっているた
め、中央制御部内の各処理部の処理時間に空きがあって
も有効利用できず、また、複写制御部の処理は周期的に
行なわれるため、中央制御部内の各部の処理を考慮して
複写制御部の処理時間は短めに設定され、ファイル部全
体の複写に時間がかかるという欠点があった。
ファイル装置は、増設あるいは障害復旧時の複写を、一
定時間に一定量の割合で固定的に処理を行なっているた
め、中央制御部内の各処理部の処理時間に空きがあって
も有効利用できず、また、複写制御部の処理は周期的に
行なわれるため、中央制御部内の各部の処理を考慮して
複写制御部の処理時間は短めに設定され、ファイル部全
体の複写に時間がかかるという欠点があった。
【０００４】本発明の目的は、中央制御部の各種処理の
実行状態を監視し、空時間により主ファイル部から副フ
ァイル部への複写時間の短縮、あるいはそれ以外の処理
時間の割合を変化し、一時的な輻輳に対応する耐障害フ
ァイル装置を提供することにある。
実行状態を監視し、空時間により主ファイル部から副フ
ァイル部への複写時間の短縮、あるいはそれ以外の処理
時間の割合を変化し、一時的な輻輳に対応する耐障害フ
ァイル装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の耐障害ファイル
装置は、交換装置、あるいはコンピュータシステム等に
おける耐障害機能を有するファイル装置において、主フ
ァイル部と副ファイル部が接続されたＩＯバスと接続
し、ファイルの入出力と管理を行なうファイル入出力部
と、前記各ファイル部の二重化制御を行なう二重化制御
部と、前記各ファイル部の増設あるいは障害復旧時にフ
ァイル全体の複写を制御する複写制御部と、前記各部及
びその他システム内各制御部の各処理時間を計測，管理
する輻輳監視部と、システム内各部の処理時間及び優先
順位を制御する実行管理部と、前記各ファイル部及びＩ
Ｏバスを除く各部とその他のシステム内各制御部を含む
中央制御部とからなり、前記副ファイル部の増設時ある
いは障害復旧時に前記二重化制御部から前記複写制御部
を起動し、前記主ファイル部から前記副ファイル部への
複写を周期的に行ない、また、前記輻輳監視部は前記中
央制御部内の各部の実行状態を監視し、空き時間情報を
前記実行管理部へ通知し、空き時間が所定時間以上ある
場合は前記複写制御部の処理時間を延長するよう制御す
る。
装置は、交換装置、あるいはコンピュータシステム等に
おける耐障害機能を有するファイル装置において、主フ
ァイル部と副ファイル部が接続されたＩＯバスと接続
し、ファイルの入出力と管理を行なうファイル入出力部
と、前記各ファイル部の二重化制御を行なう二重化制御
部と、前記各ファイル部の増設あるいは障害復旧時にフ
ァイル全体の複写を制御する複写制御部と、前記各部及
びその他システム内各制御部の各処理時間を計測，管理
する輻輳監視部と、システム内各部の処理時間及び優先
順位を制御する実行管理部と、前記各ファイル部及びＩ
Ｏバスを除く各部とその他のシステム内各制御部を含む
中央制御部とからなり、前記副ファイル部の増設時ある
いは障害復旧時に前記二重化制御部から前記複写制御部
を起動し、前記主ファイル部から前記副ファイル部への
複写を周期的に行ない、また、前記輻輳監視部は前記中
央制御部内の各部の実行状態を監視し、空き時間情報を
前記実行管理部へ通知し、空き時間が所定時間以上ある
場合は前記複写制御部の処理時間を延長するよう制御す
る。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の耐障害ファイル装置のブロック図で
ある。図１を参照すると、主ファイル部１ａと、副ファ
イル部１ｂと、それぞれのファイル部が接続されたＩＯ
バス２と、ＩＯバス２に接続されファイルの入出力と管
理を行なうファイル入出力部３，各ファイル部１ａ，１
ｂの二重化制御を行なう二重化制御部４，各ファイル部
１ａ，１ｂの増設あるいは障害復旧時にファイル全体の
複写を制御する複写制御部５，以上の各部及びその他シ
ステム内各制御部の各処理時間を計測，管理する輻輳監
視部６，システム内各部の処理の時間及び優先順位を制
御する実行管理部７から成る中央制御部８とから構成す
る。なお、図１は機能の実現に必要な構成要素のみを示
したものである。
る。図１は本発明の耐障害ファイル装置のブロック図で
ある。図１を参照すると、主ファイル部１ａと、副ファ
イル部１ｂと、それぞれのファイル部が接続されたＩＯ
バス２と、ＩＯバス２に接続されファイルの入出力と管
理を行なうファイル入出力部３，各ファイル部１ａ，１
ｂの二重化制御を行なう二重化制御部４，各ファイル部
１ａ，１ｂの増設あるいは障害復旧時にファイル全体の
複写を制御する複写制御部５，以上の各部及びその他シ
ステム内各制御部の各処理時間を計測，管理する輻輳監
視部６，システム内各部の処理の時間及び優先順位を制
御する実行管理部７から成る中央制御部８とから構成す
る。なお、図１は機能の実現に必要な構成要素のみを示
したものである。
【０００７】また主ファイル部１ａ，副ファイル部１ｂ
はハードディスク装置やフロッピーディスク装置等の磁
気ディスク装置や他の記憶装置等が考えられる。副ファ
イル部１ｂの数は１台に限定されず、２台あるいはそれ
以上の構成も考えられる。図１は、ファイル装置のみに
ついて示しているが本装置が他の装置の組合わされて実
現される場合も考えられる。
はハードディスク装置やフロッピーディスク装置等の磁
気ディスク装置や他の記憶装置等が考えられる。副ファ
イル部１ｂの数は１台に限定されず、２台あるいはそれ
以上の構成も考えられる。図１は、ファイル装置のみに
ついて示しているが本装置が他の装置の組合わされて実
現される場合も考えられる。
【０００８】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、副ファイル部１ｂの増設時、あるいは障害復旧時
に、副ファイル部１ｂの実装変化状態がファイル入出力
部３を経由して二重化制御部４に伝えられる。二重化制
御部４は複写制御部５を起動し、主ファイル１ａから副
ファイル部１ｂへの複写を一定時間毎に周期的に一定量
ずつ行なう。
まず、副ファイル部１ｂの増設時、あるいは障害復旧時
に、副ファイル部１ｂの実装変化状態がファイル入出力
部３を経由して二重化制御部４に伝えられる。二重化制
御部４は複写制御部５を起動し、主ファイル１ａから副
ファイル部１ｂへの複写を一定時間毎に周期的に一定量
ずつ行なう。
【０００９】一方、輻輳監視部６は中央制御部８内の各
部の実行状態を監視し、空き時間情報を求めて実行管理
部７へ伝える。空き時間がある程度あり、また複写制御
部５が起動されている時、実行管理部７は複写制御部５
の処理時間を延長し、空き時間を減少させるよう動作す
る。また、空き時間の調整の別の方法として、複写制御
部５は輻輳監視部６の空き時間情報により、周期時間や
複写する量を調整し、空き時間を調整する方法もある。
部の実行状態を監視し、空き時間情報を求めて実行管理
部７へ伝える。空き時間がある程度あり、また複写制御
部５が起動されている時、実行管理部７は複写制御部５
の処理時間を延長し、空き時間を減少させるよう動作す
る。また、空き時間の調整の別の方法として、複写制御
部５は輻輳監視部６の空き時間情報により、周期時間や
複写する量を調整し、空き時間を調整する方法もある。
【００１０】次に、空き時間の調整について図２を参照
して説明する。通常の状態（１０）では複写制御部５は
動作しておらず実行管理とその他処理時間以外は空時間
が多い。従来は複写制御部５の処理時間は空き時間の長
短にかかわらず一定である（２０）が、本実施例では、
例えば空時間が長くかつ複写制御部の処理量が多いとき
（３０）は、空時間を利用して複写制御部５の処理時間
を延長し、空き時間を短縮させるよう制御する。また、
複写制御以外の処理時間が長くなった場合（４０）、複
写制御部５の処理時間を短縮するよう制御してもよい。
して説明する。通常の状態（１０）では複写制御部５は
動作しておらず実行管理とその他処理時間以外は空時間
が多い。従来は複写制御部５の処理時間は空き時間の長
短にかかわらず一定である（２０）が、本実施例では、
例えば空時間が長くかつ複写制御部の処理量が多いとき
（３０）は、空時間を利用して複写制御部５の処理時間
を延長し、空き時間を短縮させるよう制御する。また、
複写制御以外の処理時間が長くなった場合（４０）、複
写制御部５の処理時間を短縮するよう制御してもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、輻輳監視
部により中央制御部内各部の実行状態を監視し、空き時
間情報により複写制御部の処理時間を調整するので、中
央制御部内各部の処理時間が短く、空き時間が長い場合
は複写制御部の処理時間を長くして、主ファイル部から
副ファイル部への複写時間が短縮できる。また一時的に
各部の処理時間が長くなった場合は複写制御部の処理時
間を短縮し、システム全体としての性能低下を防止する
という効果もある。
部により中央制御部内各部の実行状態を監視し、空き時
間情報により複写制御部の処理時間を調整するので、中
央制御部内各部の処理時間が短く、空き時間が長い場合
は複写制御部の処理時間を長くして、主ファイル部から
副ファイル部への複写時間が短縮できる。また一時的に
各部の処理時間が長くなった場合は複写制御部の処理時
間を短縮し、システム全体としての性能低下を防止する
という効果もある。
【図１】本発明の耐障害ファイル装置の一例を示す図で
ある。
ある。
【図２】中央制御装置の各種処理時間の割合を示す図で
ある。
ある。
１ａ 主ファイル部 １ｂ 副ファイル部 ２ ＩＯバス ３ ファイル入出力部 ４ 二重化制御部 ５ 複写制御部 ６ 輻輳監視部 ７ 実行管理部 ８ 中央制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 交換装置、あるいはコンピュータシステ
ム等における耐障害機能を有するファイル装置におい
て、主ファイル部と副ファイル部が接続されたＩＯバス
と接続し、ファイルの入出力と管理を行なうファイル入
出力部と、前記各ファイル部の二重化制御を行なう二重
化制御部と、前記各ファイル部の増設あるいは障害復旧
時にファイル全体の複写を制御する複写制御部と、前記
各部及びその他システム内各制御部の各処理時間を計
測，管理する輻輳監視部と、システム内各部の処理時間
及び優先順位を制御する実行管理部と、前記各ファイル
部及びＩＯバスを除く各部とその他のシステム内各制御
部を含む中央制御部とからなり、前記副ファイル部の増
設時あるいは障害復旧時に前記二重化制御部から前記複
写制御部を起動し、前記主ファイル部から前記副ファイ
ル部への複写を周期的に行ない、また、前記輻輳監視部
は前記中央制御部内の各部の実行状態を監視し、空き時
間情報を前記実行管理部へ通知し、空き時間が所定時間
以上ある場合は前記複写制御部の処理時間を延長するよ
う制御することを特徴とする耐障害ファイル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209737A JPH0553893A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 耐障害フアイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209737A JPH0553893A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 耐障害フアイル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553893A true JPH0553893A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16577806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3209737A Pending JPH0553893A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 耐障害フアイル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0553893A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015046180A (ja) * | 2006-10-02 | 2015-03-12 | フィッシャー−ローズマウント システムズ，インコーポレイテッド | プロセス制御ネットワークに統合された分析サーバ |
| US9841900B2 (en) | 2014-09-02 | 2017-12-12 | Fujitsu Limited | Storage control apparatus, method, and medium for scheduling volume recovery |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3209737A patent/JPH0553893A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015046180A (ja) * | 2006-10-02 | 2015-03-12 | フィッシャー−ローズマウント システムズ，インコーポレイテッド | プロセス制御ネットワークに統合された分析サーバ |
| US9841900B2 (en) | 2014-09-02 | 2017-12-12 | Fujitsu Limited | Storage control apparatus, method, and medium for scheduling volume recovery |
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