JPH0553834U - テーブル案内装置におけるヨーイング防止装置 - Google Patents

テーブル案内装置におけるヨーイング防止装置

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JPH0553834U
JPH0553834U JP10774991U JP10774991U JPH0553834U JP H0553834 U JPH0553834 U JP H0553834U JP 10774991 U JP10774991 U JP 10774991U JP 10774991 U JP10774991 U JP 10774991U JP H0553834 U JPH0553834 U JP H0553834U
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JP
Japan
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actuator
motor
movement
bed
yawing
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Pending
Application number
JP10774991U
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English (en)
Inventor
退三 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】テーブルに対するケーブルベアによる移動抵抗
によって、テーブルにヨーイングが発生し、テーブルの
位置決め精度や運動精度が悪くなるので、ケーブルベア
による移動抵抗を打ち消す力を与えること。 【構成】テーブル4にケーブルベア6が連結した部分を
テーブル4の移動方向に駆動するアクチュエータ9と、
前記テーブルを駆動するモータ12と前記アクチュエー
タ9を同期制御する制御装置22とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーブルベアを取り付けたテーブルのヨーイングを防止するテーブ ル案内装置におけるヨーイング防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
超精密加工機に用いられるテーブル案内装置は図4に示すように、ベッド15 に固着された案内台22の案内面にテーブル17を移動可能に支持し、テーブル 17をボールねじ16によって移動させるモータ21を設け、テーブル17とベ ッド15に連結されるとともに、テーブル17の移動によってUの字に折れ曲が った場所が変化するケーブルベア19を備えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ケーブルベア19は、テーブル17の移動力によって駆動するので、逆にテー ブル17には、ケーブルベア19の移動抵抗が作用する。また、ケーブルベア1 9の移動中心とテーブル17の移動中心がオフセットしているため、ケーブルベ ア19の移動抵抗によってテーブル17にヨーイングを発生させるモーメントや 移動抵抗が作用する。以上の作用のために、超精密加工機において、テーブルの 位置決め精度や運動精度が悪くなるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した問題点を解決するためになされたもので、テーブルにケー ブルベアが連結した部分をテーブルの移動方向に駆動するアクチュエータと、前 記テーブルを駆動するモータと前記アクチュエータを同期制御する制御装置とを 設けたものである。
【0005】
【作用】
制御装置によって、モータとアクチュエータが同期制御されると、前記モータ によって駆動されるテーブルの動きに同期して、アクチュエータによって前記ケ ーブルベアの移動抵抗を打ち消す力を与えることができる。このことにより、前 記テーブルにヨーイングを発生させるモーメントと移動抵抗が作用しなくなる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 超精密加工機に用いられる本考案の一実施例であるテーブル案内装置における ヨーイング防止装置を示す。 テーブル案内装置は、ベッド1、案内台2、モータ12、ボールねじ13から 構成されている。テーブル4は、ベッド1に固着された案内台2の案内面3に移 動可能に支持されモータ12によって駆動するボールねじ13によって移動する 。
【0007】 また、テーブル4からの配線・配管(図示せず)を固定部(図示せず)に導く ために、テーブル案内装置には、ダクト5、ケーブルベア6、ブラケット11が 設けてある。 ケーブルベア6は、テーブル4の移動方向に平行に設置され、一端をベッド1 の側面に取り付けられたブラケット11に固定され、他端は、一端をテーブル4 に固定されるダクト5に連結している。ケーブルベア6の形状は、Uの字に折れ 曲がっており、この折れ曲がった場所がテーブル4の移動により変化する。
【0008】 本考案の一実施例であるヨーイング防止装置は、ベッド1に設置されたアクチ ュエータ9、アクチュエータ9に直結したプーリー10、ベッド1にブラケット 14を介して設置されたクラウニングローラー8、アクチュエータ9からケーブ ルベア6への力伝達手段であるスチールリボン7で構成されている。 スチールリボン7は、一端をダクト5に取り付けられ、他端をアクチュエータ 9に直結したプーリー10に巻きつけられている。スチールリボンは途中でクラ ウニングローラ8に掛けられ、中央から両端に向かって曲線的に径が減少する形 状をもつクラウニングローラ8の形状に沿ってスチールリボン7が湾曲する。
【0009】 モータ12とアクチュエータ9を同期制御する制御装置22は、中央処理装置 22a、同期回路22b、パルス発生回路22c、22d、アンプ22e、22 fで構成されている。ここで、中央処理装置22aは、同期回路22bに接続し 、同期回路22bは、2つのパルス発生回路22c、22dに夫々接続し、また 、2つのパルス発生回路22c、22dは、夫々アンプ22e、22fを介して 夫々モータ12とアクチュエータ9に接続している。
【0010】 上記のように構成されたテーブル案内装置におけるヨーイング防止装置の作動 について説明する。 制御装置22において、中央処理装置22aから指令が同期回路22bに出さ れ、同期回路22bに接続された2つのパルス発生回路22c、22dからパル スが夫々アンプ22e、22fに送られ、アンプ22e、22fからパルスに応 じた電流が同時に出力される。アンプ22eからの電流は、テーブル4を駆動す るモータ12に出力され、アンプ22fからの電流は、ダクト5にケーブルベア 6が連結した部分を駆動するアクチュエータ9に出力される。
【0011】 制御装置22からモータ12とアクチュエータ9に同時に電流が出力されると 、モータ12によってボールねじ13が駆動し、それによってテーブル4は、ベ ッド1に固着された案内台2の案内面3に沿って移動し、また、アクチュエータ 9によってテーブル4の動きに対して同方向に同期して、アクチュエータ9に直 結したプーリー10で、一端をダクト5に取り付けられているスチールリボン7 の巻き取り、送り出しが行われるので、アクチュエータ9がスチールリボン7に よって、テーブル4にケーブルベア6の移動抵抗を打ち消す力を与えることにな る。このことにより、テーブル4にヨーイングを発生させるモーメントが作用し なくなる。
【0012】 スチールリボン7は、中央から両端に向って曲線的に径が減少する形状を持つ クラウニングローラー8の形状に沿って湾曲しているので、図2に示すようにX 軸(−)方向移動時も座屈しない。 なお、ケーブルベアへのアクチュエータからの運動伝達手段は、例えば、ボー ルねじやリニアモータまたはワイヤーで両側から引張る機構でもよい。
【0013】 また、上記実施例の移動テーブルの運動方向はX方向であったがZ方向でもよ い。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案は、制御装置によって、モータとアクチュエータが同 期制御されると、前記モータによって駆動されるテーブルの動きに同期して、前 記アクチュエータによって前記テーブルにケーブルベアの移動抵抗を打ち消す力 を与えられ、前記テーブルにヨーイングを発生させるモーメントが作用しなくな り、超精密加工において、テーブルの位置決め精度や運動精度が良くなる効果が 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を備えた超精密加工機の正面
図を示す。
【図2】本考案の一実施例を備えた超精密加工機の側面
図を示す。
【図3】本考案の一実施例を備えた超精密加工機の平面
図を示す。
【図4】従来の超精密加工機の平面図を示す。
【符号の説明】
1 ベッド 4 テーブル 5 ダクト 6 ケーブルベア 7 スチールリボン 8 クラウニングローラ 9 アクチュエータ 10 プーリー 12 モータ 13 ボールねじ 22 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド上の案内面にテーブルを移動可能
    に支持し、前記テーブルを移動させるモータを設け、前
    記テーブルと前記ベッドに連結されるとともに、テーブ
    ルの移動によってUの字に折れ曲がった部分が変化する
    ケーブルベアを備えたテーブル案内装置において、前記
    テーブルの前記ケーブルベアが連結した部分を前記テー
    ブルの移動方向に駆動するアクチュエータと、前記モー
    タと前記アクチュエータを同期制御する制御装置とを設
    けたことを特徴とするテーブル案内装置におけるヨーイ
    ング防止装置。
JP10774991U 1991-12-27 1991-12-27 テーブル案内装置におけるヨーイング防止装置 Pending JPH0553834U (ja)

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JP10774991U JPH0553834U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 テーブル案内装置におけるヨーイング防止装置

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JPH0553834U true JPH0553834U (ja) 1993-07-20

Family

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JP10774991U Pending JPH0553834U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 テーブル案内装置におけるヨーイング防止装置

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JP (1) JPH0553834U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288172A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Mitsutoyo Corp 直動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288172A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Mitsutoyo Corp 直動装置

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