JPH0553833A - プログラム起動方法 - Google Patents

プログラム起動方法

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JPH0553833A
JPH0553833A JP21328691A JP21328691A JPH0553833A JP H0553833 A JPH0553833 A JP H0553833A JP 21328691 A JP21328691 A JP 21328691A JP 21328691 A JP21328691 A JP 21328691A JP H0553833 A JPH0553833 A JP H0553833A
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JP21328691A
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Toshihiro Abe
敏浩 阿部
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ホストOS側の操作で、ゲストO
S上で動作する応用プログラムの起動,及び、動作環境
の変更を行う方法に関し、ホストOSの操作を習得する
だけで、ゲストOS上で動作する応用プログラムをホス
トOSで動作するプログラムとして扱う。 【構成】 複数のOSが並行して動作する情報処理シス
テムにおいて、ゲストOS上で動作する応用プログラム
の起動コマンドを実行し、ホストOSのファイルアクセ
ス形式と同一のインタフェースで、ゲストOSのファイ
ルをアクセスする手段を使用して、ゲストOS配下の
自動起動ファイルのパラメータを変更し、ゲストOS
をホストOSの応用プログラムとして起動することで、
ゲストOSのIPLを行い、該IPLの完了時点で、上
記ゲストOS配下の変更された自動起動ファイルを実行
し、該自動起動ファイルのパラメータが指示するゲス
トOS配下の応用プログラムを実行するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のオペレイティ
ングシステム(OS)が並行して動作する情報処理システム
において、ホストオペレイティングシステム(OS) (以
下、ホストOSという) 側の操作で、ゲストオペレイテ
ィングシステム(OS) (以下、ゲストOSという) 上で動
作する応用プログラムの起動,及び動作環境の変更を
行う方法に関する。
【0002】近年、パーソナルコンピュータ用のオペレ
イティングシステム (以下、OSという)の主流は、特
定のOS(以下、M−OSという)であり、その上で動
作する豊富な応用プログラムを使用するために、ホスト
OSで、配下の応用プログラムを実行しながら、別のゲ
ストOSとしてM−OSを使用する情報処理システムが
ある。
【0003】このような、複数のOSが並行動作するシ
ステムにおいて、ホストOSの操作方法で、ゲストOS
上で動作する応用プログラムの起動,及び動作環境の設
定を行う機能が要求されている。
【0004】
【従来の技術】図8は、従来のゲストOS配下の応用プ
ログラム起動方法を説明する図である。
【0005】(1) 先ず、ホストOS側のメニューからゲ
ストOSである「M−OS」を選択して起動する。 (2) 「M−OS」の初期プログラムローディング(IPL)
が行われ、該ゲストOSである「M−OS」が起動さ
れ、画面が「M−OS」側のメニューに代わり、例え
ば、コマンドの入力を許可する「プロンプト」が表示さ
れる。
【0006】(3) ここで、操作者は、該「M−OS」配
下の応用プログラム、例えば、日本語文書処理「F−
APL」を使用する為の環境指示コマンド,応用プログ
ラム指示コマンドを投入すると、画面は「F−APL」
の画面となる。
【0007】(4) ここで、操作者が該日本語文書処理
「F−APL」のメニューを選択して、該「F−AP
L」を運用し、運用が完了した時点で、「終了」のメニ
ューを選択すると、「「M−OS」の画面にもどり、上
記「プロンプト」が表示される。
【0008】(5) そこで、例えば、「POFF」コマン
ド、即ち、電源断コマンドを投入することにより、ホス
トOSに制御が移り、該ホストOS側のメニューが表示
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のゲスト
OS配下の応用プログラム起動方法においては、1) ゲ
ストOS上で動作する応用プログラム(上記の例では、
「F−APL」)の起動及び動作環境の設定は、ゲスト
OSの起動後、ゲストOSの操作方法で行っていた。と
ころが,利用者の目的は、その応用プログラムを使用し
たいだけであるにもかかわらず、ゲストOS、本例で
は、「M−OS」の操作方法も習得する必要があった。
【0010】2) 別の方法として、複数のOS間で通信
を行い,ゲストOSの応用プログラムを起動する方式が
あるが、予め、ゲストOS側で通信用のプログラムを起
動しておく必要があり、又、ゲストOSの改造が必要で
あるため、ゲストOSのエンハンスがある度に対応を行
わなければならない。
【0011】本発明は上記従来の欠点に鑑み、(1) ホス
トOS側から、ゲストOS上で動作する応用プログラム
の起動及び動作環境の設定を、ゲストOSの操作方法
を習得しなくても行えるようにする。(2) ゲストOSの
エンハンスに対して容易に追従できるようにするため、
ゲストOSの改造を行わずに対応可能とすることができ
るプログラム起動方法を提供することを目的とするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、(a) はゲストOS配下の自動起動ファイル
,又は、動作環境ファイルを起動する場合を示し、
(b) は自動起動ファイルを使用する場合の実施例を示
している。上記の問題点は下記の如くに構成したプログ
ラム起動方法によって解決される。
【0013】複数のオペレイティングシステム(OS)が並
行して動作する情報処理システムにおいて、ゲストオペ
レイティングシステム (ゲストOS) 2 上で動作する応
用プログラムを起動するコマンド 6を実行し、ホスト
オペレイティングシステム (ホストOS) 1 のファイル
アクセス形式と同一のインタフェースで、ゲストオペレ
イティングシステム (ゲストOS) 2 のファイルをアク
セスするプログラムを使用して、ゲストオペレイティ
ングシステム (ゲストOS) 2 配下の自動起動ファイル
のパラメータを変更し、ゲストオペレイティングシス
テム (ゲストOS) 2 を、ホストオペレイティングシス
テム (ホストOS) 1 の応用プログラムとして起動する
ことで、ゲストオペレイティングシステム (ゲストO
S) 2 の初期プログラムローディング (IPL) を行
い、該初期プログラムローディング (IPL) の完了時
点で、上記ゲストオペレイティングシステム(ゲストO
S) 2 配下の、上記パラメータの変更された自動起動フ
ァイルを実行し、該自動起動ファイルのパラメータ
が指示するゲストオペレイティングシステム (ゲストO
S) 2 配下の応用プログラムを実行するように制御す
る。
【0014】又、ゲストOS配下の応用プログラムが
動作するのに必要な条件、例えば、画面サイズ,ディス
クの容量,メモリ容量等を指示する場合は、上記と同じ
方法で動作環境ファイルを更新する。
【0015】
【作用】図1は、本発明の原理説明図である。図中、10
はホストOS用の補助記憶装置であり、10b は上記補助
記憶装置 10 のゲストOS用の論理区画で、自動起動フ
ァイル,及び、動作環境ファイルを持つ。はゲス
トOS起動時に自動的に実行される処理手続き (後述
の、例えば、「AUTOEXEC.BAT」: 自動起動ファイル) で
あり、はゲストOSの動作環境を記述しているファイ
ル (動作環境ファイル) で、ゲストOS配下の応用プロ
グラムは、該動作環境ファイルに設定された情報を
もとに動作する。はゲストOSのファイル構造を意識
したアクセス手段である。応用プログラム起動コマンド
6は、上記ゲストOSファイルアクセス手段を介し
て、自動起動ファイルに、利用者が指定した応用プロ
グラムを起動する処理手続きを記述し、ゲストOSを初
期プログラムローディング(IPL)することによって、ゲ
ストOS配下の応用プログラムを起動する。動作環境
変更コマンド 7は、利用者が指定した動作環境情報を、
上記動作環境ファイルに記述し、ゲストOS配下の応
用プログラムが動作するのに必要な動作環境を変更す
る。尚、ゲストOSファイルアクセス手段,応用プロ
グラム起動コマンド6, 動作環境変更コマンド 7は、ホ
ストOSの主記憶装置 8にロードされる。
【0016】本発明によるプログラム起動方法では、図
1の如くホストOSの操作方法、具体的には、ホストO
S配下の応用プログラム起動コマンド 6を実行し、上記
ゲストOSファイルアクセス手段を用いて、該応用プ
ログラム起動コマンド 6のパラメタが指示する動作環
境, 応用プログラム名を、ゲストOS 2配下の自動起動
ファイル「AUTOEXEC.BAT」上で設定しておき、ホスト
OS 2の応用プログラムの1つとして、ゲストOSを起
動することで、上記ゲストOS 2配下の自動起動ファイ
ル「AUTOEXEC.BAT」を実行し、該自動起動ファイル
「AUTOEXEC.BAT」が指示するゲストOS配下の応用プ
ログラムの起動を行うことができる。
【0017】従って、ホストOS 1の操作を習得するだ
けで、ゲストOS 2上で動作する応用プログラムの起
動,及び、ゲストOS 1配下の応用プログラムが動作
するのに必要な動作環境の設定を行うことができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理説明図であり、図2〜
図4は、本発明の一実施例を示した図であり、図5はゲ
ストOSファイルアクセス手段の位置付けを示した図で
あり、図6,図7は本発明による応用プログラムの起動
例を示した図である。
【0019】本発明においては、複数のOSが並行して
動作する情報処理システムにおいて、ゲストOS 2上で
動作する応用プログラムの起動コマンド 6を実行し、
ホストOS 1のファイルアクセス形式と同一のインタフ
ェースで、ゲストOS 2のファイルをアクセスするプロ
グラム「ゲストOSファイルアクセス手段」を使用し
て、ゲストOS 2配下の自動起動ファイルのパラメー
タを変更し、ゲストOS 2をホストOS 1の応用プログ
ラムとして起動することで、ゲストOS 2のIPLを行
い、該IPLの完了時点で、上記ゲストOS 2配下の変
更された自動起動ファイルを実行し、該自動起動ファ
イルのパラメータが指示するゲストOS 2配下の応用
プログラムを実行する手段が、本発明を実施するのに
必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号は同じ対
象物を示している。
【0020】以下、図1,図5,図6,図7を参照しな
がら、図2〜図4によって、本発明によるプログラム起
動方法を説明する。先ず、図5はゲストOSファイルア
クセス手段の位置付けを示した図である。本図からも明
らかなように、複数のOSが並行動作する情報処理シス
テムにおいては、例えば、補助記憶装置10 が、該複数
のOS、例えば、ホストOS 1と、ゲストOS 2で共用
されていて、該ホストOS 1で使用する論理区画 10a
と、ゲストOS 2で使用する論理区画 10bとに分割され
ており、それぞれのOS 1, 又は、OS 2から他のOS
2, 又は、OS 1の論理区画 10b, 又は、10a を見るこ
とができないようになっている。
【0021】このような情報処理システムにおいて、例
えば、ゲストOS 2の配下の、ある応用プログラム (例
えば、文書作成プログラム) で作成された文書を、ホ
ストOS 1側の特定の応用プログラム (例えば、文書作
成処理プログラム) で使用したい場合、上記ゲストO
S 2で使用する論理区画 10bをアクセスして、上記文書
を読み出し、ホストOS 1側の文書作成プログラムの文
書形態に変換して、ホストOS 1で使用する論理区画 1
0aの特定の領域に格納する必要があるが、このとき、上
記ホストOS 1側の特定の応用プログラムは、上記ゲ
ストOSファイルアクセス手段を使用することで、上
記ゲストOS 2で使用する論理区画 10bをアクセスする
ことができるようになっている。
【0022】このゲストOSファイルアクセス手段
は、図示されている如くに、ゲストOS 2で使用する論
理区画 10b上の媒体管理情報を解析して、ホストOS 1
側のファイルアクセスと同一のインタフェースで、ゲス
トOS 2側の異なる形式のファイルに対して、ホストO
S 1側と同等の処理 (例えば、オープン, クローズ, リ
ード, ライト, シーク等) を行うものである。
【0023】本発明は、このゲストOSファイルアクセ
ス手段を使用することで、ホストOS 1側の応用プロ
グラムから、上記ゲストOS 2で使用する論理区画 1
0bをアクセスできることに着目して、ゲストOS2配下
の自動起動ファイル (「AUTOEXEC.BAT」) が参照する
制御パラメタを変更しておき、ゲストOS 2を起動し
て、上記自動起動ファイル (「AUTOEXEC.BAT」) を実
行させ、該自動起動ファイル (「AUTOEXEC.BAT」)
が、該変更された制御パラメタを参照して、該制御パラ
メタの指示するゲストOS 1側の応用プログラムを起
動するようにしたものである。
【0024】以下、図2〜図4によって、より具体的
に、本発明によるプログラム起動方法を説明する。 (1) ホストOS 1側において、ゲストOS 2側で動作す
る応用プログラム起動コマンド 6を実行する。このと
き、起動処理手続きをパラメタで通知する。
【0025】(2) 該応用プログラム起動コマンド 6を実
行すると、ゲストOS、例えば、「M−OS」が使用す
る補助記憶装置 10 上の論理区画 10b上に格納されてい
る上記自動起動ファイル (「AUTOEXEC.BAT」) を、フ
ァイル名称を変更して、該補助記憶装置 10 の論理区画
10b上の特定の領域に待避する。
【0026】これは、ゲストOS 1そのものを運用する
際、その動作環境等が応用プログラムを起動する環境
になっていると、誤って、該応用プログラムが起動さ
れてしまうことを防止する為の手段である。
【0027】(3) 次に、上記ゲストOSファイルアクセ
ス手段を使用して、上記補助記憶装置 10 上の該ゲス
トOS側で使用する論理区画10b上にある、ゲストOS
2配下で動作する上記自動起動ファイル(「AUTOEXEC.BA
T」) に、上記応用プログラム起動コマンド 6が指示
するパラメタに基づいて、該ゲストOS配下の応用プロ
グラムの起動処理手続きを書き込む。
【0028】具体的には、該ゲストOS 2配下の応用プ
ログラムが動作する動作環境の設定(A) と、応用プロ
グラム「F-APL 」の実行指示 (「F-APL 」.EXE)(B)
と、該応用プログラム「F-APL 」の実行を終了した
後、ゲストOS「M−OS」の終了指示「POFF」(C)
を、該自動起動ファイル (「AUTOEXEC.BAT」) 上の特
定の領域に書き込む。
【0029】(4) ホストOS 1側の応用プログラムの1
つとして動作する、ゲストOS「M−OS」2 を起動す
る。 (5) ゲストOS「M−OS」2 側では、該「M−OS」
2 の初期プログラムローディング(IPL) が行われ、該初
期プログラムローディング(IPL) が終了すると、自動的
に、上記制御パラメタの変更された自動起動ファイル
(「AUTOEXEC.BAT」) が実行される。
【0030】(6) 該自動起動ファイル (「AUTOEXEC.BA
T」) が実行されると、該制御パラメタの指示する応
用プログラム「F-APL 」が実行され、該応用プログラ
ム「F-APL 」の実行が終了すると、制御がホストOS
1側に移る。
【0031】(7) ホストOS 1側においては、上記 (1)
の処理で待避しておいた元の自動起動ファイル (「AUTO
EXEC.BAT」) を復元して、本発明の一連のプログラム
起動処理を終了する。
【0032】図6,図7は、上記本発明のプログラム起
動を行ったときの、本情報処理システムのディスプレイ
画面の遷移を示している。 (a) 先ず、ホストOS 1側の画面が表示しているメニユ
ーから、ゲストOS 2側で動作する応用プログラム、例
えば、「F-APL 」を選択する。
【0033】(b) ゲストOS 2、本例では「M−OS」
の画面に切り替わり、「M−OS」の初期プログラムロ
ーディング(IPL) が開始される。 (c) 「M−OS」の初期プログラムローディング(IPL)
が終了すると、上記「M−OS」の自動起動ファイル
(「AUTOEXEC.BAT」) が実行され、上記操作者が指定
したゲストOS 2側の応用プログラム「F-APL 」 (例え
ば、文書処理プログラム) が起動され、そのメニュー
が表示される。
【0034】(d) ここで、操作者が、該応用プログラム
「F-APL」 (文書処理プログラム)の運用を終了して、
例えば、「終了」メニューを選択すると、図示されてい
る如くに、元のホストOS 1に制御が移り、その画面が
表示される。
【0035】上記のように、本発明によるプログラム起
動方法によれば、ゲストOS「M−OS」の操作方法,
環境設定方法を知らなくても、ホストOS 1のメニュー
等に、該ゲストOS「M−OS」配下の応用プログラム
起動コマンドを登録することによって、ホストOS 1の
操作方法を知っている操作者であれば、誰でも、ゲスト
OS「M−OS」下で動作する応用プログラムを起動
することができる。
【0036】このように、本発明のプログラム起動方法
は、複数のOSが並行して動作する情報処理システムに
おいて、ゲストOS 2上で動作する応用プログラムの起
動コマンド 6を実行し、ホストOS 1のファイルアクセ
ス形式と同一のインタフェースで、ゲストOSのファイ
ルをアクセスするプログラム「ゲストOSファイルアク
セス手段」を使用して、ゲストOS 2配下の、例え
ば、自動起動ファイルのパラメータを変更し、ゲスト
OS 2をホストOS 1の応用プログラムとして起動する
ことで、ゲストOS2のIPLが行われ、該IPLの完
了時点で、上記ゲストOS 2配下の変更された自動起動
ファイルが実行され、該自動起動ファイルのパラメ
ータが指示するゲストOS 2配下の応用プログラムを
実行するようにしたところに特徴がある。
【0037】尚、上記の実施例においては、ゲストOS
ファイルアクセス手段で、ゲストOS 2配下の応用プ
ログラムを起動する例で説明したが、同じゲストOS
ファイルアクセス手段を使用して、動作環境ファイル
を更新することで、ゲストOS 2の応用プログラム
が動作するのに必要な動作環境、例えば、画面のサイ
ズ, ディスク記憶装置の容量, メモリ容量等を設定する
ことができることはいうまでもないことである。
【0038】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
プログラム起動方法は、複数のOSが並行に動作する情
報処理システムにおいては、ホストOS側に、ゲストO
S側のファイルをアクセスするゲストOSファイルアク
セス手段が備えられており、そのゲストOSファイル
アクセス手段を使用することで、ホストOS 1側の応
用プログラムから、ホストOS用の補助記憶装置 10
上の上記ゲストOS 2で使用する論理区画 10bをアクセ
スできることに着目して、該ゲストOSファイルアクセ
ス手段を使用し、ゲストOS 2配下の自動起動ファイ
ル (「AUTOEXEC.BAT」) が参照する制御パラメタを変
更しておき、ゲストOS 2を起動して、上記自動起動フ
ァイル (「AUTOEXEC.BAT」) を実行させ、該自動起動
ファイル (「AUTOEXEC.BAT」) が、該変更された制御
パラメタを参照して、該制御パラメタの指示する応用プ
ログラムを起動するようにしたものであるので、ホス
トOSの操作を習得するだけで、ゲストOS上で動作す
る応用プログラムの起動,及び、動作環境の変更を行
うことができるため、恰も、ゲストOS配下の豊富な応
用プログラムに対してもホストOSで動作する応用プ
ログラムとして扱うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】ゲストOSファイルアクセス手段の位置付けを
示した図
【図6】本発明による応用プログラムの起動例を示した
図(その1)
【図7】本発明による応用プログラムの起動例を示した
図(その2)
【図8】従来のゲストOS配下の応用プログラム起動方
法を説明する図
【符号の説明】
1 ホストOS 2 ゲストOS 10 補助記憶装置 10a ホストOS側で使用する論理区画 10b ゲストOS側で使用する論理区画 6 応用プログラム起動コマンド 7 動作環境変更コマンド 応用プログラム ゲストOSファイルアクセス手段(プログラム) 自動起動ファイル「AUTOEXEC.BAT」 動作環境ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のオペレイティングシステム(OS)が並
    行して動作する情報処理システムにおいて、 ゲストオペレイティングシステム (ゲストOS)(2)上で
    動作する応用プログラム () を起動するコマンド(6)
    を実行し、 ホストオペレイティングシステム (ホストOS)(1)のフ
    ァイルアクセス形式と同一のインタフェースで、ゲスト
    オペレイティングシステム(ゲストOS)(2)のファイル
    をアクセスするプログラム () を使用して、ゲストオ
    ペレイティングシステム (ゲストOS)(2)配下の自動起
    動ファイル () のパラメータを変更し、 ゲストオペレイティングシステム (ゲストOS)(2)を、
    ホストオペレイティングシステム (ホストOS)(1)の応
    用プログラムとして起動することで、 ゲストオペレイティングシステム (ゲストOS)(2)の初
    期プログラムローディング (IPL) を行い、該初期プ
    ログラムローディング (IPL) の完了時点で、上記ゲ
    ストオペレイティングシステム (ゲストOS)(2)配下
    の、上記パラメータの変更された自動起動ファイル
    () を実行し、該自動起動ファイル () のパラメー
    タが指示するゲストオペレイティングシステム (ゲスト
    OS)(2)配下の応用プログラム () を実行するように
    制御することを特徴とするプログラム起動方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508295A (ja) * 2007-12-03 2011-03-10 マイクロソフト コーポレーション 効率的なオペレーティング・システムの配備方法
JP2012038039A (ja) * 2010-08-05 2012-02-23 Ntt Docomo Inc 情報処理端末及び画面切替制御方法
US8468522B2 (en) 2007-12-26 2013-06-18 Nec Corporation Virtual machine system, system for forcing policy, method for forcing policy, and virtual machine control program

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Effective date: 19980602