JP2001306327A - Os起動前のアプリケーション実行方法及びデータ処理システム - Google Patents

Os起動前のアプリケーション実行方法及びデータ処理システム

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JP2001306327A
JP2001306327A JP2000123196A JP2000123196A JP2001306327A JP 2001306327 A JP2001306327 A JP 2001306327A JP 2000123196 A JP2000123196 A JP 2000123196A JP 2000123196 A JP2000123196 A JP 2000123196A JP 2001306327 A JP2001306327 A JP 2001306327A
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Michitoshi Hongo
道敏 本郷
Takayuki Takeishi
尊之 武石
Masaru Takeuchi
大 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】OSに依存することなくアプリケーションソフ
トを実行することのできる方法およびその方法を使用し
たデータ処理装置を提供する。 【解決手段】HD装置7のIDE−HDD70には、O
Sの管理下にない特定アプリケーションソフト保存領域
M2が作成され、ここに、BIOSで読みだされて実行
される特定アプリケーションソフトが保存されている。
この特定アプリケーションソフトの読出し,実行はHD
装置7内のIDE−SCSIコンバータ71内に設けら
れているファームウエア72と、インターフェイスボー
ド5に設けられているSCSI−BIOS51とによっ
て行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ(PC)などのデータ処理装置に外部記憶装置
からアプリケーションソフトをロードして実行する方
法、特に、OSの起動前に同ソフトを実行する方法に関
する。また、そのような機能を持つデータシステムに関
する。
【0001】
【従来の技術】PCにおいてアプリケーションソフトを
実行するには、OS起動後に、外部記憶装置に記憶され
ているアプリケーションソフトをPC本体にロードして
実行するのが一般的である。このことは、外部記憶装置
からのアプリケーションソフトのロードや外部記憶装置
自身の管理がOSに基づいていることを意味する。現
在、PCにおいて広く利用されているOSとしては、W
indows(登録商標)95/98/2000/N
T、Linux、Unix(登録商標)、MacOS
(登録商標)などであるが、アプリケーションソフトの
ロードと実行は、これらのOSが立ち上がった後に行わ
れることになる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アプリ
ケーションソフトのロードや外部記憶装置の管理をPC
本体のOSに依存している従来の方法では以下に示す欠
点がある。
【0003】(1)OSの種類によって外部記憶装置の
容量全てを使用できない場合がある。
【0004】たとえば、MS−DOS、Windows
3.1、Windows95の古いバージョン等のOS
では、特定の容量(8GB)以上の記憶媒体を使用する
ことができない。このため、これ以上の容量の部分にデ
ータをコピーしたり、パーテション、ドライブを設定し
たりすることができない。
【0005】(2)OSによってユーザの操作環境が異
なってくる。
【0006】すなわち、OSの種類によってユーザイン
ターフェイスが異なるようになるために、OSを変える
と操作環境が変わる。このために複数のOS環境のPC
を持つ場合に非常に使いずらく、また、OSごとのアプ
リケーションソフトを作成しなければならないという問
題がある。
【0007】(3)OSによっては起動に時間がかか
る。
【0008】たとえば、WindowsNTを起動する
ためにはある程度の時間が必要であるが、非常に簡単で
軽いアプリケーションソフトだけを使用する場合でも、
その前に必ずOSを起動しておく必要があるため、ユー
ザからみて時間効率がよくない。
【0009】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、OSに依存することなくアプリケーションソフ
トを実行することのできる方法およびその方法を使用し
たデータ処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために次のように構成される。
【0011】(1)パーソナルコンピュータ等のデータ
処理装置に外部記憶装置に記憶されているアプリケーシ
ョンソフトをロードして実行する方法において、外部記
憶装置に、OSの管理下にない特定アプリケーションソ
フトを保存する特定アプリケーションソフト保存領域を
作成し、OS起動前に読み出されるBIOSの実行中
に、特定のキー操作が行われ、且つ前記特定アプリケー
ション保存領域に保存されている特定アプリケーション
ソフトが存在すると、その選択と実行コマンド入力可能
な機能選択画面を表示し、実行コマンドが入力される
と、その時に選択された特定アプリケーションソフトを
実行し、その後、OSの起動、再起動または終了するこ
とを特徴とする。
【0012】この発明は、PC等のデータ処理装置(以
下、単にPCという)にハードディスク(以下、HDと
いう)等の外部記憶装置を接続し、外部記憶装置からア
プリケーションソフトを読み出して実行するシステムに
適用される。
【0013】PCの電源スイッチがオンすると、OSの
起動前にBIOSが起動して実行される。この時、あら
かじめ決められているあるキー操作を行うと、BIOS
メニュー画面が表示され、入出力機器の動作態様の設
定、変更等を行うことができるようになっている。そこ
で、この状態の時に特定アプリケーションソフトの選択
と実行コマンド入力可能な機能選択画面を呼び出し可能
とする。
【0014】特定アプリケーションソフトとは、特定ア
プリケーション保存領域に保存され、OSの管理下にな
く、BIOSによって実行可能なアプリケーションソフ
トである。
【0015】前記呼び出しが可能である時は、特定アプ
リケーション保存領域に特定アプリケーションソフトが
1つ以上保存されている時である。すなわち、特定アプ
リケーション保存領域に特定アプリケーションソフトが
保存されていると、BIOSの実行中にHDから同アプ
リケーションソフトが使用可能であることを通知し、こ
のアプリケーションソフトの機能選択画面の選択肢が上
記メニュー中に表示される。この時、この選択肢をキー
操作によって指定すると、機能選択画面が表示される。
この機能選択画面では、特定のアプリケーションソフト
の選択とその実行コマンドが入力される。
【0016】機能選択画面で特定アプリケーションソフ
トが選択されて実行コマンドが入力されると、そのソフ
トが実行され、その後OSの起動、再起動または終了が
実行される。
【0017】以上の動作で、特定アプリケーションソフ
トはOSの起動前に実行されるソフトであるために、以
下のことが可能である。
【0018】(a)特定アプリケーションソフトはHD
の容量によって制限されることがない。
【0019】HDがOSの管理下にないためにOSの制
限からくるHDの使用可能な容量制限ということがなく
なる。したがって、例えば、特定アプリケーションソフ
トがデータのコピー機能を持つものであれば、OSの管
理下にある時にアクセスできないエリアに対しデータコ
ピーを行うことが可能になる。
【0020】(b)OSがどのようなものであっても操
作環境、すなわちユーザインターフェイスが同一であ
る。
【0021】OSが起動する前のBIOSの実行時に
は、どのような種類のBIOSであってもテキストベー
スの処理が可能である。そこで、特定アプリケーション
ソフトを、その実行中の全ての表示画面がテキストベー
スで作成されるものとしておくことで、OSが変わって
もユーザインターフェイスを同じものとすることができ
る。
【0022】(c)OSを起動することなく特定アプリ
ケーションソフトが実行されるために、OSの起動のた
めの時間が不必要である。
【0023】そこで、特定アプリケーションソフトの機
能を、一方のドライブから他方のドライブへのデータコ
ピーやドライブ分割(一つのドライブを複数ドライブに
分割する)などの簡単なものとしておくことによって、
ユーザから見た作業効率を高くすることができる。
【0024】なお、特定アプリケーションの実行後は、
OSを起動してもよいし、システムの再起動を、または
システム終了をしてもよい。
【0025】(2)前記外部記憶装置の特定アプリケー
ション保存領域には、前記機能選択画面を表示するため
の機能選択用アプリケーションソフトが記憶されてお
り、前記特定のキー操作は、通常のBIOSメニュー読
み出し用のキー操作とは異なったキー操作であり、この
キー操作があると、前記機能選択用アプリケーションソ
フトを読み出して実行することを特徴とする。
【0026】上記特定アプリケーションソフトの機能選
択画面は、BIOSのメニュー表示機能で行ってもよい
が、BIOSを記憶する容量には制限があるという不都
合がある。そこで、この発明では、機能選択画面を表示
するための機能選択用アプリケーションソフトを特定ア
プリケーション保存領域に記憶しておき、特定のキー操
作が行われた時にこの機能選択用アプリケーションソフ
トを読みだして実行する。
【0027】このようにすると、BIOSによって機能
選択画面を表示する必要がなく、BIOSの負担が重く
なることがない。また、機能選択用アプリケーションソ
フトの容量については制限がないために、機能選択画面
をより凝ったものとすることも容易である。
【0028】なお、特定のキー操作は、BIOSメニュ
ー読出し用の通常のキー操作とは異なったキー操作にす
る。このようにすると、BIOS実行中に通常のBIO
Sメニューの表示画面を経過することなく、BIOS実
行中に上記特定のキー操作を行うと直ちに機能選択用ア
プリケーションソフトが実行されて機能選択画面とな
る。したがって、トータルとしてユーザのキー操作を1
ステップ省くことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
るPCシステムの概略の構成図である。PC1は、CP
U10にチップセット11およびPCIバスインターフ
ェイス12を接続し、さらにROM、RAM等を含む通
常のものであって、これにモニター2とキーボード3等
の入出力装置が接続されている。PCIバスインターフ
ェイス12には、PCIバス4を介して、拡張ボードの
SCSIインターフェイスボード5が接続されている。
【0030】このSCSIインターフェイスボード5
は、SCSIコントローラ50とフラッシュROM51
とを備え、フラッシュROM51にはSCSI−BIO
Sが記憶されている。
【0031】SCSIコントローラ50にはSCSIバ
ス6を介して外部記憶装置のHD装置7が接続されてい
る。このHD装置7はIDE規格のHDドライブIDE
−HDD70と、SCSIインターフェイスとIDEイ
ンターフェイスとをコンバートするIDE−SCSIコ
ンバータ(以下、単にコンバータという)71とを備
え、コンバータ71には、フアームウェア72を記憶す
るフラッシュROMが設けられている。このフアームウ
ェアは、IDE−HDD70の中に、OSの管理下では
通常のアクセスができない特定アプリケーション保存領
域M2を用意する機能と、独自のコマンドによって、こ
の特定アプリケーションソフトの使用が可能であること
をインターフェイスカード5(SCSI−BIOS)に
知らせる機能と、独自のコマンドに応答して、上記保存
領域M2とPC1との間で特定アプリケーションソフト
の転送を行う機能とを備えている。
【0032】また、インターフェイスボード5に設けら
れているSCSI−BIOS51は、通常のSCSI−
BIOSに加えて、独自のコマンドによってSCSIバ
ス6に接続されているHD装置を検索する機能と、独自
のコマンドによって、見つかったHD装置7から特定ア
プリケーションソフトを読み出す機能と、読み出した同
アプリケーションソフトを実行する機能とを備えてい
る。なお、通常のSCSI−BIOSは、インターフェ
イスボード5の初期化などの処理を行う。
【0033】IDE−HDD70は、図2に示す記憶領
域を持っている。領域M1はOSの管理下にある領域で
あり、ファイル管理領域、OS自身、通常のアプリケー
ションソフト、データなどを記憶する。領域M2は、O
Sの管理下にない領域であり、上記HD装置7のフラッ
シュROMに記憶されているファームウエア72の機能
によって用意される特定アプリケーションソフト保存領
域である。この特定アプリケーションソフト保存領域M
2は、インターフェイスボード5のフラッシュROMに
記憶されているSCSI−BIOS51によってアクセ
スされ、同特定アプリケーションソフトが読み出され
て、実行される。なお、特定アプリケーションソフト保
存領域M2を最初に作成するには、OSの起動後にユー
ティリティソフトを立ち上げる。このユーティリティソ
フトを実行することによって、保存領域M2の大きさな
どを設定して、IDE−SCSIコンバータ71内のフ
ァームウエア72の保存領域作成機能を使って同保存領
域M2を作成することができる。また、ユーザは、この
ユーティリティソフトを使用することによって、この保
存領域M2に対して特定アプリケーションソフトを保存
する。保存するアプリケーションソフトは複数個可能で
ある。後述のように、特定アプリケーションソフトの追
加記憶はOSの管理下にあるユーティリティソフトでな
く、特定アプリケーションソフトの一つである機能選択
用アプリケーションソフトによっても可能である。
【0034】図3は、PC1の電源スイッチオン後の動
作を示すフローチャート、図4はHD装置7の電源スイ
ッチオン後の動作を示すフローチャートである。
【0035】PC1の電源スイッチがオンされると(1
00)、PC内のBIOSが立ち上がり、入出力装置の
初期化やメモリカウントなどを含むPC初期化作業が行
われる(101)。次に、SCSIインターフェイス初
期化要求が発生し(102)、SCSI−BIOS51
が認識されて実行される(103)。このSCSI−B
IOS51がSCSIバス6に接続されているHD装置
7を検索し(104)、該当のHD装置がSCSIバス
6に接続されていて、且つ、IDE−HDD70に特定
アプリケーションソフト保存領域M2が作成されていれ
ば、ファームウエア72が、特定アプリケーションソフ
トを使用する機能(以下、この機能を特定ソフト機能と
いう)が使用可能であることをSCSI−BIOS51
に対して通知する(105)。
【0036】次に、ユーザがBIOSメニューを呼ぶキ
ー操作を行う(106)。このキー操作は、BIOS起
動中に、たとえばF2キーを操作することによって行
う。この時、もし一定の時間内に上記キー操作がなけれ
ばOSの起動へと移る(107)。なお、特定アプリケ
ーションソフト保存領域M2に、自動で実行するソフト
が保存されていれば、ステップ106からステップ10
8に進んで、同ソフトを読みだして実行させることもで
きる。このような自動実行ソフトには、たとえば、HD
装置7の自己診断ソフトなどがある。
【0037】ステップ106において、ユーザがF2キ
ー押下等のキー操作を行うと、BIOSメニューを起動
して、メニュー中に特定ソフト機能選択肢(特定アプリ
ケーションソフトの機能選択画面の選択肢)を表示する
(109)。
【0038】ユーザが特定ソフト機能選択肢を選択する
と(110)、機能選択画面を表示する(111)。こ
の機能選択画面は、特定アプリケーションソフト保存領
域M2に記憶されている特定アプリケーションソフト
(機能)のどれかを選択でき、且つその実行コマンドを
入力できる。
【0039】ユーザが特定アプリケーションソフトを選
択して(112)、その読出しを行って(113)、実
行する(114)。特定アプリケーションソフトの実行
を終えると、BIOSメニューを終了して(115)、
OSを起動または再起動し、または電源をオフする(1
16)。
【0040】図4において、HD装置7の電源スイッチ
をオンすると(200)、IDE−SCSIコンバータ
71の初期化を行い(201)、インターフェイスボー
ド5からの認識可能状態となる(202)。
【0041】図5は、上記ステップ109で表示される
BIOSメニューを示している。画面の左側は機能を示
し、画面の右側はその機能が有効であるかどうかを示
す。「Enabled」は有効であることを示し、「D
isabled」は無効であることを示す。メニュー中
のPで示す選択肢は特定ソフト機能選択肢、すなわち
「特定アプリケーションソフトの選択を行うための機能
選択画面の表示」を選択する。
【0042】図6は、機能選択画面である。図の左側の
画面では、SCSIバス6に接続されているドライブと
IDナンバーを示す。この例では、HDVS−UM30
Gがマルチドライブモードで(IDE−HDD70が複
数分割されて複数ドライブとして同時に使用可能なモー
ド)3分割されていて、各ドライブにID0〜2が割り
当てられている。右側の画面には、使用可能な特定アプ
リケーションソフトを示す。この例では、4種類の特定
アプリケーションソフトが使用可能であることを示し、
ドライブコピー機能を持つ特定アプリケーションソフト
が選択されていることを示す。この状態でエンターキー
が操作されると、ドライブコピーのソースとターゲット
を指定する実行画面が表示される。なお、ドライブコピ
ーの内容は、右側の画面の右側に示されている。この例
では、マルチドライブで、ドライブAとドライブB間で
データコピーが行われる。
【0043】図7は、図6において選択、実行されたド
ライブコピーが行われる実行画面である。この例では、
HDVS−UM30G−2のドライブAからHDVS−
UM30G−3のドライブBに対してデータコピーが行
われる。
【0044】特定アプリケーションソフトとしては以下
に示すものがある。
【0045】・HD装置のモード制御 HD装置を複数ドライブに分割して同時に使用するマル
チドライブモードのときに、ドライブの順番を入れ替え
たり、任意の一方のみを認識させたりする制御を行う。
この制御は、通常、物理的なスイッチ操作によって行っ
ていたが、これをパソコンの画面上で行うことができ
る。
【0046】・HD装置のドライブ分割 1台のHD装置を複数のドライブに分割できるようにし
た場合、OSを起動した後ユーティリティソフトによっ
て分割することになるが、本実施形態では、ドライブ分
割のための特定アプリケーションソフトを上記保存領域
に記憶しておくことによってOS起動前にこのドライブ
分割を行うことができる。また、OS起動後にユーティ
リティソフトによってドライブ分割する場合には、その
作業を行うための環境を用意する必要があるとともに、
通常はOS起動用の別のHD装置を用意する必要があ
る。これに対して、本実施形態では、OSも作業を行う
ための環境も、またOS起動用の別のHD装置も用意す
る必要がない。このため、たとえば、上記保存領域にド
ライブ分割機能を持つ特定アプリケーションソフトを保
存した状態でHD装置を工場から出荷するなど、あらか
じめ保存領域の作成とその保存領域へのドライブ分割用
特定アプリケーションソフトを保存しておくことによっ
て、ユーザは、OSがなくても簡単にドライブ分割を行
うことができる。
【0047】・ドライブのバックアップ 1つのHD装置内で、ドライブを分割した場合に、分割
したドライブ間でデータのバックアップを行うことが考
えられる。先に示したデータコピーの機能を持つ特定ア
プリケーションソフトはこのバックアップを行うのに使
用可能である。本実施形態では、このような作業をOS
なしで実行できるために、バックアップユーティリティ
ソフトなどの充実してないOSの環境化でも簡単に実現
できる。
【0048】図8は、この発明の他の実施形態の動作を
示すフローチャートである。
【0049】図3に示す実施形態と相違する点は、ステ
ップ106において、ユーザがBIOSメニューを呼ぶ
キーと異なる特定のキー操作を行った時に、ステップ1
20に進んで、機能選択用アプリケーションソフトをH
D装置の保存領域から読みだして実行する点である。図
3に示す実施形態では、ステップ111の機能選択画面
表示をBIOS自身が行っているが、図8の実施形態で
は、ステップ111の機能選択画面の表示を保存領域か
ら読みだした機能選択用アプリケーションソフトによっ
て行っている。このようにすると、十分な記憶容量で機
能選択画面を表示することができるために、より使いや
すい凝ったユーザインターフェイスにすることができ
る。また、この機能選択用アプリケーションソフトによ
って、他の特定アプリケーションソフトの追加やそれら
のアップデートも行うことが可能になる。また、図3の
ステップ106においてBIOSメニューを呼ぶキー操
作が不要となるために、全体としてユーザのキー操作を
1ステップ省くことができる。
【0050】なお、以上の機能を実現するには、ステッ
プ106において、ユーザがBIOSメニューを呼ぶキ
ーを入力し、図5に示すBIOSメニューを表示した状
態で、特定ソフト機能選択肢Pを「Enabled」の
状態にしておく。それ以後は、ステップ106におい
て、BIOSメニューを呼ぶキーと異なる特定のキー入
力を行えば、図5の表示が省略されてすぐに図6の表示
に移る。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果がある。
【0052】(a)特定アプリケーションソフトはHD
の容量によって制限されることがないため、OSの管理
下にある時にアクセスできないエリアに対しデータコピ
ーや他の処理を行ったりすることが可能になる。
【0053】(b)OSがどのようなものであっても操
作環境、すなわちユーザインターフェイスが同一である
ため、OSが変わってもユーザインターフェイスを同じ
ものとすることができる。
【0054】(c)OSを起動することなく特定アプリ
ケーションソフトが実行されるために、OSの起動のた
めの時間が不必要である。このため、操作性が格段に向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法が適用されるPCシステムの構
成図
【図2】HDDの領域を示す図
【図3】この発明の実施形態におけるPC電源スイッチ
オン後の動作を示すフローチャート
【図4】HD装置電源オン後の動作を示すフローチャー
【図5】BIOSメニュー画面を示す図
【図6】機能選択画面
【図7】特定アプリケーションソフトの実行画面
【図8】この発明の第2の実施形態のPC電源スイッチ
オン後の動作を示すフローチャート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 大 石川県金沢市桜田町24街区1 株式会社ア イ・オー・データ機器内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CA14 CA18 ZA05 ZA07 5B076 BB01 BB05 BB17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータ等のデータ処理
    装置に外部記憶装置に記憶されているアプリケーション
    ソフトをロードして実行する方法において、 外部記憶装置に、OSの管理下にない特定アプリケーシ
    ョンソフトを保存する特定アプリケーションソフト保存
    領域を作成し、 OS起動前に読み出されるBIOSの実行中に、特定の
    キー操作が行われ、且つ前記特定アプリケーション保存
    領域に保存されている特定アプリケーションソフトが存
    在すると、その選択と実行コマンド入力可能な機能選択
    画面を表示し、 実行コマンドが入力されると、その時に選択された特定
    アプリケーションソフトを実行し、 その後、OSの起動、再起動または終了することを特徴
    とする、OS起動前のアプリケーション実行方法。
  2. 【請求項2】 前記外部記憶装置の特定アプリケーショ
    ン保存領域には、前記機能選択画面を表示するための機
    能選択用アプリケーションソフトが記憶されており、前
    記特定のキー操作は、通常のBIOSメニュー読み出し
    用のキー操作とは異なったキー操作であり、このキー操
    作があると、前記機能選択用アプリケーションソフトを
    読み出して実行することを特徴とする、請求項1記載の
    OS起動前のアプリケーション実行方法。
  3. 【請求項3】 パーソナルコンピュータ等のデータ処理
    装置と、 OSの管理下にある記憶領域と、OSの管理下にない特
    定アプリケーションソフトを保存する特定アプリケーシ
    ョンソフト保存領域とを備える外部記憶装置と、 OS起動前に読み出される特定のBIOSは、その実行
    中に,特定のキー操作が行われ、且つ前記特定アプリケ
    ーション保存領域に保存されている特定アプリケーショ
    ンソフトが存在すると、その選択と実行コマンド入力可
    能な機能選択画面を表示する機能選択画面表示実行機能
    と、 実行コマンドが入力されると、その時に選択された特定
    アプリケーションソフトをデータ処理装置にロードして
    実行する特定アプリケーション実行機能と、を有するこ
    とを特徴とする、データ処理システム。
  4. 【請求項4】 前記外部記憶装置の特定アプリケーショ
    ン保存領域には、前記特定アプリケーションソフトの選
    択と実行コマンド入力可能な機能選択画面を表示するた
    めの機能選択用アプリケーションソフトが記憶されてお
    り、前記特定のキー操作は、通常のBIOSメニュー読
    み出し用のキー操作とは異なったキー操作であり、この
    キー操作があると、前記機能選択画面表示実行機能は機
    能選択用アプリケーションソフトを読み出して実行する
    ことを特徴とする、請求項3記載のデータ処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のデータ処理シ
    ステムにおいて、 データ処理装置と外部記憶装置間に接続され、外部記憶
    装置のインターフェイスを行うとともに、前記BIOS
    の記憶手段を備えるインターフェイス装置を有し、 前記外部記憶装置は、さらに、前記特定アプリケーショ
    ンソフト保存領域の作成、アクセスを行うファームウエ
    アを有する、データ処理システム。
  6. 【請求項6】 前記外部記憶装置は、IDEインターフ
    ェイス記憶部と、IDEインターフェイスをSCSIイ
    ンターフェイスに変換するIDEーSCSI変換コンバ
    ータと、SCSIインターフェイス端子とを有し、前記
    インターフェイス装置はSCSIインターフェイス装置
    である、請求項5記載のデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項3または4に記載のデータ処理シ
    ステムに使用され、 データ処理装置と外部記憶装置間に接続され、外部記憶
    装置のインターフェイスを行うとともに、前記BIOS
    の記憶手段を備えるインターフェイス装置。
  8. 【請求項8】 請求項3または4に記載のデータ処理シ
    ステムに使用される外部記憶装置において、、 該外部記憶装置は、さらに、前記特定アプリケーション
    ソフト保存領域の作成、アクセスを行うファームウエア
    を有する、外部記憶装置。
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