JPH06332716A - リモートブートシステム - Google Patents

リモートブートシステム

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JPH06332716A
JPH06332716A JP5123794A JP12379493A JPH06332716A JP H06332716 A JPH06332716 A JP H06332716A JP 5123794 A JP5123794 A JP 5123794A JP 12379493 A JP12379493 A JP 12379493A JP H06332716 A JPH06332716 A JP H06332716A
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JP
Japan
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file
client
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program
remote boot
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Application number
JP5123794A
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Inventor
Yumiko Takahashi
由美子 高橋
Hiromichi Ito
浩道 伊藤
Keiichi Nakane
啓一 中根
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】サーバのハードディスク上の種類の異なる複数
のOSファイル群を対応付けした識別子を用いて選択し
て、クライアントの主記憶に読み込む。例えば、OSフ
ァイルを、その種類毎に異なるサーバディレクトリに格
納するとともに、ディレクトリとユーザ識別子との対応
を記述した対応付けファイルを用意した。LANボード
BIOS初期化プログラムに、ユーザ識別子入力手段1
004と、対応付けファイルからユーザ識別子に対応し
たOSファイルを格納したディレクトリ名を取得し記憶
する手段1006、1007を設け、ディレクトリから
OSファイルを読み出す。 【効果】1台のクライアントを複数のユーザが使用した
場合でも、各ユーザの所望のOSあるいは環境設定での
リモートブートができ、作業効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置、及びこれを複数接続した情報処理ネットワー
クに係り、特に、情報処理装置のオペレーテイングシス
テムを他の情報処理装置からロードするためのプログラ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータのダウンサイジング
化、ネットワークオペレーティングシステムの発達など
の影響を受けて、パーソナルコンピュータ(以下PCと
略す)等の情報処理装置をLAN(Local Are
a Network)等のネットワークで接続したシス
テムが増加している。これらのシステムは、クライアン
トと呼ばれる情報処理装置と、サーバと呼ばれる情報処
理装置から構成されることが多い。クライアントは、ネ
ットワークを介しサーバのハードデイスク(以下HDと
略す)上のファイルをアクセスしたり、サーバに接続さ
れたプリンタを利用することが可能である。このような
システムを、クライアントサーバシステムという。
【0003】ところで、PC等の情報処理装置において
は、そのオペレーティングシステム(以下OSと略す)
を該情報処理装置が具備するフロッピーデイスク(以下
FDと略す)、あるいはHD等の不揮発性記憶装置に格
納し、該情報処理装置の立ち上げ時に、該OSを該情報
処理装置の主記憶上に読み出し、OSを立ち上げるよう
になっている。このOS立ち上げ動作は、OSのブート
と呼ばれている。
【0004】上述のクライアントサーバシステムにおい
ては、サーバのHD上にOSのプログラムファイルを格
納しておき、クライアントのシステム立ち上げ時に、サ
ーバのHDから該OSプログラムファイルをネットワー
ク経由でクライアントの主記憶上に読み出し、OSをブ
ートするといったことも行われている。このようなOS
のブート方法は、リモートブートと呼ばれ、各クライア
ントのHDを不要に出来、またアクセス速度が低速なF
Dを使用しなくても良く、さらにOSプログラムファイ
ルの一元管理が出来るいった利点がある。
【0005】上記リモートブートにおいて、各クライア
ントの機種が異なる場合には、機種ごとのOSプログラ
ムファイルをサーバHD上に用意しておき、クライアン
トの機種に合ったOSプログラムファイルをリモートブ
ート実行時に読み出す必要がある。
【0006】この場合、サーバのHD上に置かれた複数
のOSファイルと、クライアント機種との対応付けは、
従来該サーバ及び該クライアントに装着するLANボー
ドのMAC(Medium Access Contr
ol)アドレスを用いて行われていた。ここで、MAC
アドレスとはLANにおける通信データの授受を行う際
に、各情報処理装置のLANボードのアドレスとして使
われるものであり、該ボード一枚一枚に固有の値が割り
当てられている。
【0007】上記対応付けを以下具体的に説明する。
【0008】図5に、リモートブート実行時のシステム
構成を示す。クライアント2、クライアント3、クライ
アント4、クライアント5は、ネットワーク6を経由
し、サーバ1のHD7上のファイル8を共通にアクセス
する。クライアント2及びクライアント3はXタイプの
機種であり、クライアント4及びクライアント5はYタ
イプの機種である。また、クライアント2、3、4、5
のMACアドレスはそれぞれ5A003B77H(Hは
16進数を示す)、4B931211H、2C984A
67H、75682732Hである。
【0009】図8に、前記各クライアントがリモートブ
ートを実行する際に必要な、サーバHD7上のファイル
構成を示す。IPL(Initial Program
Loader)21、31はOSをロードするための
プログラムである。DOS.SYS22、32とINO
UT.SYS23、33はOSのカーネルプログラムで
ある。このうち、DOS.SYS22、32はファイル
管理、メモリ管理、プロセス管理等のOSの基本機能を
持ち、INOUT.SYS23、33は周辺装置を制御
する。COM.COM24、34はコマンドインタプリ
タであり、入力したコマンドを解析し、指定されたコマ
ンドプログラムを実行する。CONF.SYS25、3
5はユーザが固有の機能をOSに追加するため、デバイ
スドライバ等を指定する設定ファイルである。AUT
O.BAT26、36はOSの起動時に自動的に実行す
るプログラム等の設定を行う自動実行バッチファイルで
ある。なお、上述のファイルを総称してOSファイル群
と呼ぶ。ディレクトリXTYPE81の下に格納された
OSファイル群は、前記Xタイプの機種用であり、ディ
レクトリYTYPE82の下に格納されたOSファイル
群は、前記Yタイプの機種用である。MATCH.SY
S83は、前記MACアドレスと前記OSファイル群と
の対応付けを行うためのファイルである。
【0010】図9は、テキストファイルである前記MA
TCH.SYS83の内容である。1行目、2行目は、
クライアント2、クライアント3のMACアドレスであ
る5A003B77H,4B931211Hと前記ディ
レクトリXTYPE81が対応付けられていることを示
し、3行目、4行目は、クライアント4、クライアント
5のMACアドレスである2C984A67H、756
82732Hと前記ディレクトリYTYPE82が対応
づけられていることを示している。
【0011】このように、クライアントは、該クライア
ントのLANボードのMACアドレスと、前記対応付け
ファイルMATCH.SYS83を用いて、該クライア
ント機種用のOSファイル群が格納されたディレクトリ
を判別し、該ディレクトリの下のOSファイル群を用い
てリモートブートを行なう。これにより、クライアント
機種に合ったOSファイル群を選択出来、複数のクライ
アント機種が混在した場合にも正しくリモートブートで
きる。
【0012】リモートブートについては、米国特許N
o.240,955に開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、OS、かな
漢字変換プログラム、グラフィカルユーザインタフェー
スプログラム等の種類や立ち上げ後の初期状態は、ユー
ザ毎の作業内容や好みによって異なる。また、同一ユー
ザでも行う作業内容によって、使用したいOS、かな漢
字変換プログラム、グラフィカルユーザインタフェース
プログラム等の種類や立ち上げ後の初期状態が異なる場
合がある。
【0014】しかし、従来のリモートブート機能では、
同一クライアントを複数のユーザが使用した場合、ユー
ザ毎にOSの種類やOSの立ち上げ後の初期状態を決め
る環境設定内容を選択できないという問題があった。
【0015】また、従来のリモートブート機能では、O
S立ち上げ時にユーザがOSの種類やOS立ち上げ後の
初期状態を決める環境設定内容を選択できないという問
題があった。
【0016】したがって、本発明の目的は、ユーザ毎に
使用するクライアントのOSの種類、及び該OSの立ち
上げ時の環境設定内容を選択可能なリモートブートシス
テムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サーバとクライアントから成る情報処理
システムにおいて、ユーザ識別子に対応するOSファイ
ル群を記述した対応付けファイルと、ユーザ識別子取得
手段、前記ユーザ識別子と前記対応付けファイルを用い
て、サーバHD上に置かれた複数のOSファイル群の中
から所望のOSファイル群を読み出すOSファイル読み
出し手段を設けた。
【0018】
【作用】ユーザ識別子取得手段は、画面表示等でユーザ
識別子の入力を促し、ユーザがキーボード等から入力す
るユーザ識別子を取得する。OSファイル読みだし手段
は、該ユーザ識別子と、ユーザ識別子とOSファイル群
との対応付けを記述した対応付けファイルとを用いて、
サーバHD上に置かれた複数のOSファイル群の中から
所望のOSファイル群を選択し、クライアント上に読み
出す。これによって、予め対応付けファイルでユーザ毎
に指定したOSファイル群を使用することができ、ユー
ザ毎にOSの種類、及び該OSの立ち上げ時の環境設定
を選択できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。本実施例におけるシステム構成は、従来例において
図5で示したものと同一である。
【0020】サーバ1のHD7には、クライアント2、
クライアント3、クライアント4、クライアント5の立
ち上げに必要な、機種及びユーザ毎のOSファイル群
と、前記クライアント2、クライアント3、クライアン
ト4、クライアント5の機種識別子及びユーザ識別子と
前記OSファイル群との対応付けを行う対応付けファイ
ルが格納されている。
【0021】図4は、本発明の一実施例におけるクライ
アント2の構成例である。41はCPU、42は主記
憶、43はROMである。ROM43には、情報処理装
置の制御を行うBIOSプログラム等が格納される。4
4はキーボード45からのキー入力を制御するキーボー
ドコントローラ、46はHD47への読み書きを制御す
るHDコントローラ、48はFDドライブ49に装着さ
れるFDへの読み書きを制御するFDコントローラ、5
0はディスプレイ51への表示データを制御するための
表示コントローラ、55はCPU41、主記憶42,R
OM43と各コントローラ間の信号の伝送を行うバスで
ある。LANボード9はLANコントローラ52、LA
NボードBIOS ROM53、MACアドレスROM
54から構成される。LANボードBIOS ROM5
3にはリモートブートを制御するプログラムが格納され
る。
【0022】図6は、前記クライアント2のメモリマッ
プの一例を示す図である。システムプログラム61、F
D BIOSプログラム62、表示BIOSプログラム
63は、前記ROM43に格納されている。システムプ
ログラム61内には、図6(b)に示すように、ハード
ウェアのチェックを行う初期診断プログラム66、FD
D等の組み込み周辺装置用ROM BIOSプログラム
67、記憶装置からIPLを読み出し実行するブートプ
ログラム68がある。前記LANボード9のBIOS
ROM53内に格納されるLANボードBIOS RO
Mプログラム64は、本実施例ではC000:0000
H番地から配置されている。該LANボードBIOS
ROMプログラム64の先頭アドレス部分には、図6
(c)に示すように、特定のコード例えば55H,AA
Hと、前記コードに続いて初期化プログラム69が書き
込まれる約束になっている。また、アドレスC000:
1000H番地からは、割り込みによりサービスされる
FDへの入出力を、サーバHD7への入出力に置き換え
るためのFD BIOSエミュレータプログラム70が
格納されている。また、0000:0000H番地から
0000:03FFH番地の部分には割込みベクタテー
ブル65が置かれている。
【0023】図11に、対応付けファイルMATCH.
SYS105の内容を示す。MATCH.SYS105
は、機種識別子であるMACアドレスとユーザ識別子を
合わせた識別子と、前記ユーザ毎に用意したOSファイ
ル群とを対応させるためのファイルである。本実施例で
は、ユーザ識別子としてSUZUKI、SATOを使用
する。
【0024】例えば、1行目はクライアント2のMAC
アドレス5A003B77Hとユーザ識別子SUZUK
IからOSファイル群が格納されたディレクトリとして
XSUZUKIを対応させ、2行目はクライアント2の
MACアドレス5A003B77Hとユーザ識別子SA
TOからOSファイル群が格納されたディレクトリとし
てXSATOを対応させることを示している。以下3行
目から8行目まで同様の対応付けを示している。
【0025】図10に、図5のシステム構成において各
クライアントがリモートブートを実行する際に必要な、
サーバHD7上のファイル構成を示す。XSUZUKI
101、YSUZUKI102、XSATO103、Y
SATO104は、クライアント機種及びユーザ毎に用
意したディレクトリであり、各ディレクトリにOSファ
イル群が格納されている。以下でOSファイル群を構成
する各ファイルについて説明するが、前記各ファイルの
詳細な機能説明については、従来の技術で記した同一名
ファイルの説明と同様であるのでここでは省略する。
【0026】IPL71、DOS.SYS72、INO
UT.SYS73、COM.COM74は、Xタイプの
機種に固有のOSファイルである。CONF.SYS7
5、AUTO.BAT76は、Xタイプの機種でSUZ
UKIがリモートブートを行う場合の固有の環境設定が
なされているファイルである。同様に、CONF.SY
S75’、AUTO.BAT76’は、Xタイプの機種
でSATOがリモートブートを行う場合の固有の環境設
定がなされているファイルである。IPL81、DO
S.SYS82、INOUT.SYS83、COM.C
OM84は、Yタイプの機種に固有のOSファイルであ
る。上述のOSファイルと名前は同じであるが、内容は
異なっている。CONF.SYS85、AUTO.BA
T86は、Yタイプの機種でSUZUKIがリモートブ
ートを行う場合の固有の環境設定がなされているファイ
ルである。同様に、CONF.SYS85’、AUT
O.BAT86’は、Yタイプの機種でSATOがリモ
ートブートを行う場合の固有の環境設定がなされている
ファイルである。
【0027】次に、リモートブート時の動作の説明をす
る前に、クライアント2がFDからブートを行った場合
の動作について、図2のフローチャートを用いて以下で
説明する。
【0028】ユーザにより電源投入あるいはリセット指
示がかかると、上記システムプログラム61が実行され
る。システムプログラム61内の初期診断プログラム6
6は、ステップ201においてメモリチェック等の初期
診断を行う。次に、前記周辺装置用ROM BIOSプ
ログラム67に制御が移りステップ202からステップ
206までの処理を実行する。ステップ202ではFD
D49等の組み込み周辺機器、及びそのコントローラを
初期化する。この時、FDD49等に対する入出力処理
をサービスするためのROMプログラムのエントリ番地
を、割り込みベクタとして主記憶42に設定する。FD
D49等に対する入出力処理を行う際には、ソフトウェ
ア割り込みをプログラムから発行することにより、前記
割り込みベクタに指定された処理プログラムを呼び出す
ことが出来る。ステップ203では、情報処理装置のオ
プションスロット等に装着された拡張ボードのBIOS
ROMの有無を調査する。本実施例では、拡張ボードB
IOS ROMプログラムの先頭アドレスに位置するデ
ータを55H,AAHと約束しているので、55H,A
AHのデータが連続して存在するアドレスを調査する。
該調査の結果、拡張ボードBIOSが検出されると、ス
テップ204において該拡張ボードBIOSの初期化プ
ログラムが実行される。後述するリモートブート時には
LANボードBIOSが検出された後、該初期化プログ
ラム69が実行される。次に、ステップ206において
全アドレスを調査したかどうかによって拡張ボードBI
OS調査の終了判定を行い、終了するまでステップ20
3〜205を繰り返す。拡張ボードBIOSの調査が終
了した場合は制御が上記ブートプログラム68に移り、
ステップ206において、IPLをFDD49から読み
だし実行する。次に、前記IPLがステップ207にお
いてOSのカーネルプログラムであるDOS.SYSと
INOUT.SYSを読みだし実行する。具体的には、
INOUT.SYSが周辺装置の初期化(周辺装置の接
続状態のチェック、ドライバルーチンの初期化)を行っ
た後、OSの本体であるDOS.SYSの初期化ルーチ
ンを実行し、作業領域の確保、バッファ領域の確保等を
行う。次に、ステップ208においてCONF.SYS
を参照し、指定された周辺装置等のドライバプログラム
をシステムへ組み込んだ後、ステップ209でコマンド
インタプリタであるCOM.COMを読み出し実行す
る。COM.COMはステップ210において、自動実
行バッチファイルであるAUTO.BATを読み出し実
行する。
【0029】図6で示したように、リモートブートを制
御するLANボードBIOSプログラム64の先頭アド
レスに格納されているデータは、55H,AAHであ
る。したがって、上記ステップ203で該LANボード
BIOSが検出される。該LANボードBIOSの初期
化プログラム69がステップ204で実行される。
【0030】次に、図1のフローチャートを用い、前記
初期化プログラム69の動作を説明する。
【0031】まず、ステップ1001でLANコントロ
ーラ5を介しサーバ1とのコネクトションを確立する。
次に、ステップ1002でLANボード9上のMACア
ドレスROM54にアクセスし、MACアドレスの読み
込みを行う。次に、ステップ1003でディスプレイ5
1にユーザ識別子入力画面を表示する。次に、ステップ
1004でキーボード45にユーザ識別子が入力される
と、ステップ1005でサーバHD7上の対応付けファ
イルMATCH.SYS105を読み込む。ステップ1
006で前記MACアドレスと前記ユーザ識別子に一致
する行を該対応付けファイルMATCH.SYS105
の中からサーチすることによって、該MACアドレスと
該ユーザ識別子に対応するOSファイル群が格納された
ディレクトリ名を得て、ステップ1007で該ディレク
トリ名を記憶する。
【0032】例えば、MACアドレスが5A003B7
7H、上記ユーザ識別子がSUZUKIであった場合
は、図11で示した対応付けファイルMATCH.SY
S105の1行目からXSUZUKIのディレクトリを
記憶するのである。次に、ステップ1008で上記FD
D49に対する入出力処理をサービスするための割り込
みベクタをFD BIOSエミュレータプログラム70
をコールするためのアドレスに書き換え、LANボード
BIOS初期化プログラム69を終了する。
【0033】図7は、図6で示した割り込みベクタテー
ブル65を拡大したメモリマップである。図7におい
て、割り込みベクタテーブル65内の0000:006
4H番地は上述のFDD49に対する入出力処理サービ
スをコールするためのエントリ番地が格納されている領
域である。上述のように図2のステップ202では、図
7(a)に示すように前記エントリ番地をFD BIO
Sプログラム62が格納されているF000:0000
H番地に設定している。上記LANボードBIOSプロ
グラム64の初期化プログラム69は、上述のように図
1のステップ1008において前記エントリ番地を図7
(b)に記すように、FD BIOSエミュレータプロ
グラム70が格納されているC000:0000番地に
書き換える。
【0034】次に、上記FD BIOSエミュレータプ
ログラム70の動作を、図3のフローチャートを用いて
以下説明する。FD BIOSエミュレータプログラム
70は、ステップ301において、上述のステップ10
07で記憶済のOSファイル群格納ディレクトリ名を読
み出す。次に、FD BIOSエミュレータプログラム
70を呼び出したプログラムからパラメータとして渡さ
れるファイル名に、前記OSファイル群格納ディレクト
リ名を付加する。次に、ステップ303で、前記付加を
行なったファイル名を用いてサーバHD1からファイル
を読み出す。
【0035】例えば、上述のようにMACアドレスが5
A003B77Hでユーザ識別子がSUZUKIであっ
た場合は、XSUZUKIというディレクトリ名が記憶
されているので、”IPL”というファイル名をパラメ
ータとして読み出し要求があった場合には、”XSUZ
UKI/IPL”というファイル名でサーバHD1から
読み出しを行なうのである。
【0036】上述の割込みベクタ書き換えと、前記FD
BIOSエミュレータプログラム70によって、図2
のステップ206〜210においてFDから読み出して
いたOSファイルは、サーバHD1上のMACアドレス
とユーザ識別子の組合せ毎に用意したディレクトリの下
に格納されたOSファイル群の中から読み出される。
【0037】以上の動作によって、ユーザ毎に異なるI
PL、OSのカーネルプログラム、コマンドインタプリ
タ、及び自動実行バッチファイル、周辺装置制御ファイ
ル等を使用してOSを立ち上げることができる。これに
より、1台の情報処理装置を複数のユーザで交代に使う
場合にも、各ユーザに最適な環境を提供出来るという効
果がある。
【0038】前記実施例では、MACアドレスとユーザ
識別子でOSファイル群を識別し、OSをブートする例
を示したが、ROM43に書かれた機種コード等を用い
てクライアントの機種を識別することも可能である。こ
のようにクライアントの機種が特定出来れば、MACア
ドレス以外の識別子を用いても良い。また、同一機種の
みでクライアントが構成される場合は、ユーザ識別子だ
けを用いても良い。さらに、ユーザ識別子に替えて、O
Sの種類を示すOS識別子を用いることによってリモー
トブートするOSの選択をすることも可能であり、環境
設定ファイルの種類を示す環境識別子を用いることによ
って、リモートブート時に利用する環境設定ファイルを
選択することも出来る。もちろん、各識別子を組み合わ
せて使用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リモートブートによって立ち上げるOSの種類、環境を
ユーザ毎に設定でき、1台の情報処理装置を複数のユー
ザで交代に使う場合にも各ユーザに最適な環境を提供出
来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるLANボードBIO
Sの初期化プログラムの実行内容を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の一実施施例におけるクライアントの立
ち上げ動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例におけるFD BIOSエミ
ュレータプログラムの動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例におけるクライアントの構成
図である。
【図5】従来例および本発明の一実施例におけるシステ
ム全体の構成を示す図である。
【図6】本発明の一実施例におけるクライアントのメモ
リマップを示す図である。
【図7】本発明の一実施例におけるクライアントの割込
みベクタを示す図である。
【図8】従来のリモートブートにおけるサーバのHD上
のリモートブート用OSファイル構成を示す図である。
【図9】従来のリモートブートにおける対応付けファイ
ルの内容を示す図である。
【図10】本発明の一実施例におけるサーバのHD上の
リモートブート用OSファイル構成を示す図である。
【図11】本発明の一実施例における対応付けファイル
の内容を示す図である。
【符号の説明】
1…サーバ、 2・3・4・5…クライアント、 6…ネットワーク、 7…HD、 8…ファイル、 9…LANボード、 41…CPU、 42…主記憶、 43…ROM、 44…キーボードコントローラ、 45…キーボード、 46…HDコントローラ、 47…HD、 48…FDコントローラ、 49…FDD、 50…表示コントローラ、 51…ディスプレイ、 52…LANコントローラ、 53…LANボードBIOS ROM、 54…MACアドレスROM、 61…システムプログラム、 62…FD BIOSプログラム、 63…表示BIOSプログラム、 64…LANボードBIOSプログラム、 65…割込みベクタテーブル、 66…初期診断プログラム、 67…周辺装置用ROM BIOSプログラム、 68…ブートプログラム、 69…初期化プログラム、 70…FD BIOSエミュレータプログラム、 81・82・101・102・103・104…リモー
トブート用OSファイル格納ディレクトリ、 83・105…対応付けファイルの内容。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 啓一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントと呼ばれる情報処理装置とサ
    ーバと呼ばれる情報処理装置をネットワークで接続した
    システムで、前記クライアントが前記サーバのハードデ
    ィスク上に格納したオペレーティングシステムファイル
    群を、ネットワーク経由でクライアントの主記憶に読み
    込むリモートブートにおいて、前記サーバのハードディ
    スク上の種類の異なる複数のオペレーティングシステム
    ファイル群を識別子を用いて選択後、該クライアントの
    主記憶に読み込むことを特徴とするリモートブートシス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリモートブートシステムで
    あって、サーバのハードディスク上には、前記複数のオ
    ペレーティングシステムファイル群と前記識別子を対応
    付ける対応付けファイルを用意し、前記識別子を取得す
    る識別子取得手段、前記識別子と前記対応付けファイル
    を用いて所望のリモートブート用オペレーティングシス
    テムファイル群を読み出す手段とを持つことを特徴とす
    るリモートブートシステム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載のリモートブー
    トシステムであって、オペレーティングシステムファイ
    ル群を選択するための識別子が、各ユーザを識別するユ
    ーザ識別子であることを特徴とするリモートブートシス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2記載のリモートブー
    トシステムであって、オペレーティングシステムファイ
    ル群を選択するための識別子が、OSの種類を示すOS
    識別子であることを特徴とするリモートブートシステ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2記載のリモートブー
    トシステムであって、オペレーティングシステムファイ
    ル群を選択するための識別子が、環境ファイルの種類を
    示す環境識別子であることを特徴とするリモートブート
    システム。
JP5123794A 1993-05-26 1993-05-26 リモートブートシステム Pending JPH06332716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123794A JPH06332716A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 リモートブートシステム

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