JPH0553659B2 - - Google Patents
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- JPH0553659B2 JPH0553659B2 JP60022136A JP2213685A JPH0553659B2 JP H0553659 B2 JPH0553659 B2 JP H0553659B2 JP 60022136 A JP60022136 A JP 60022136A JP 2213685 A JP2213685 A JP 2213685A JP H0553659 B2 JPH0553659 B2 JP H0553659B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat assembly
- vehicle seat
- filament
- elastomeric
- filaments
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/70—Upholstery springs ; Upholstery
- B60N2/72—Attachment or adjustment thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乗り物のシート組立体、一層詳しく
は、間隔を置いた側フレームを横切つて予伸張し
た複数の横に並んだエラストマー・フイラメント
を有する薄い乗り物シート組立体に関する。
は、間隔を置いた側フレームを横切つて予伸張し
た複数の横に並んだエラストマー・フイラメント
を有する薄い乗り物シート組立体に関する。
現在生産されている乗り物シートは、普通、嵩
高のポリウレタン・スタツフイング材料を含む。
これはシートを比較的重くし、厚くし、シート下
の余裕が少なくなる。また、エラストマー・シー
ト・バツキング材料を用いた薄いシートを含む乗
り物用の薄肉シートも提案されている。公知技術
(たとえば、米国特許第2251318号)では、織物で
補強した中実のゴムテープまたはゴムストリツプ
をシート・フレームを覆つて引張つている。この
公知技術のように、伸張したエラストマーは衝撃
および振動の絶縁、吸収について良好な性質を有
し、かつ容易に変形して乗員の身体の形にぴつた
りと合う。
高のポリウレタン・スタツフイング材料を含む。
これはシートを比較的重くし、厚くし、シート下
の余裕が少なくなる。また、エラストマー・シー
ト・バツキング材料を用いた薄いシートを含む乗
り物用の薄肉シートも提案されている。公知技術
(たとえば、米国特許第2251318号)では、織物で
補強した中実のゴムテープまたはゴムストリツプ
をシート・フレームを覆つて引張つている。この
公知技術のように、伸張したエラストマーは衝撃
および振動の絶縁、吸収について良好な性質を有
し、かつ容易に変形して乗員の身体の形にぴつた
りと合う。
従来のエラストマーの使用には欠点があり、弾
性率(モジユラス)が低すぎるのである。このよ
うなエラストマーは静止状態下では乗員を座り心
地良く支えるが、乗り物が略面の隆起や穴に当つ
たときには、エラストマーが伸び、シートを撓ま
せ、底突きをし、次にはね返る。これは、おそら
くは、この公知の(例えば、米国特許第2251318
号)ゴムストリツプが織物と組合わせてあり、こ
の織物の、乗員の身体形状に一致する能力が小さ
いためであろう。
性率(モジユラス)が低すぎるのである。このよ
うなエラストマーは静止状態下では乗員を座り心
地良く支えるが、乗り物が略面の隆起や穴に当つ
たときには、エラストマーが伸び、シートを撓ま
せ、底突きをし、次にはね返る。これは、おそら
くは、この公知の(例えば、米国特許第2251318
号)ゴムストリツプが織物と組合わせてあり、こ
の織物の、乗員の身体形状に一致する能力が小さ
いためであろう。
本発明によれば、薄い乗り物シート組立体は複
数本の横に並んだエラストマー・フイラメントを
有し、これらのフイラメントが0.2から2mmの直
径を有し、天然ゴムよりもかなり高い引張強さと
100%伸び率におけるモジユラスとを有する材料
で作つてあり、かつこれらのフイラメントが2つ
の間隔を置いた側フレームを横切つて20%伸び率
から100%伸び率の範囲内で伸張されている。
個々のエラストマー・フイラメントは乗員の身体
輪郭に一致し、エラストマーがゴムストリツプの
形をしている場合よりも座り心地の良いシートを
提供する。
数本の横に並んだエラストマー・フイラメントを
有し、これらのフイラメントが0.2から2mmの直
径を有し、天然ゴムよりもかなり高い引張強さと
100%伸び率におけるモジユラスとを有する材料
で作つてあり、かつこれらのフイラメントが2つ
の間隔を置いた側フレームを横切つて20%伸び率
から100%伸び率の範囲内で伸張されている。
個々のエラストマー・フイラメントは乗員の身体
輪郭に一致し、エラストマーがゴムストリツプの
形をしている場合よりも座り心地の良いシートを
提供する。
したがつて、本発明の目的は、0.2〜2mm、好
ましくは0.5mmの直径を有する複数本の個々の横
に並んで位置したエラストマー・フイラメントを
有し、これらのフイラメントの両端が間隔を置い
た側フレームに取付けてあり、フイラメントが側
フレームに対して直角に延びており、フイラメン
トが天然ゴムよりもかなり高い引張強さおよび
100%延び率におけるモジユラスを有する材料で
作つてあり、側フレームに取付けたときに20%延
び率から100%延び率の間で予伸張されている新
規で改良された薄肉の乗り物シート組立体を提供
することにある。
ましくは0.5mmの直径を有する複数本の個々の横
に並んで位置したエラストマー・フイラメントを
有し、これらのフイラメントの両端が間隔を置い
た側フレームに取付けてあり、フイラメントが側
フレームに対して直角に延びており、フイラメン
トが天然ゴムよりもかなり高い引張強さおよび
100%延び率におけるモジユラスを有する材料で
作つてあり、側フレームに取付けたときに20%延
び率から100%延び率の間で予伸張されている新
規で改良された薄肉の乗り物シート組立体を提供
することにある。
本発明の別の目的は、エラストマー・フイラメ
ントがポリテトラメチレン テレフタレート ポ
リエステルとポリ(テトラメチレンエーテル)と
からなるブロツク共重合体で作つてある上記目的
で定義したような新規で改良された乗り物シート
組立体を提供することにある。
ントがポリテトラメチレン テレフタレート ポ
リエステルとポリ(テトラメチレンエーテル)と
からなるブロツク共重合体で作つてある上記目的
で定義したような新規で改良された乗り物シート
組立体を提供することにある。
本発明の好ましい実施例は、エラストマー・フ
イラメントの張力を変えることのできる手段を有
する新規で改良された乗り物シート組立体を包含
する。
イラメントの張力を変えることのできる手段を有
する新規で改良された乗り物シート組立体を包含
する。
本発明は、さらに、種々の部品構造、配置を意
図しており、そのさらなる目的、新規な特徴およ
び利点は添付図面に関連した行なつた図示実施例
についての以下の詳細な説明から当業者に明らか
となろう。添付図面において、それを通じて対応
する部分を示すのに同じ参照符号を用いているこ
とは了解されたい。
図しており、そのさらなる目的、新規な特徴およ
び利点は添付図面に関連した行なつた図示実施例
についての以下の詳細な説明から当業者に明らか
となろう。添付図面において、それを通じて対応
する部分を示すのに同じ参照符号を用いているこ
とは了解されたい。
第1〜3図を参照して、ここには新規な乗り物
シート組立体Aが示してあり、このシート組立体
は、大雑把に言つて、フレーム手段10と、シー
ト支持体12と、バツクレスト支持体14と、シ
ート支持体12のカバー16と、バツクレスト支
持体14のカバー18とを包含する。
シート組立体Aが示してあり、このシート組立体
は、大雑把に言つて、フレーム手段10と、シー
ト支持体12と、バツクレスト支持体14と、シ
ート支持体12のカバー16と、バツクレスト支
持体14のカバー18とを包含する。
シートのフレーム手段10は、一対の間隔を置
いた管状のシート側フレーム20,22を包含す
る。側フレーム20,22は輪郭を付けた上部2
0a,22aと、乗り物の床面に載るようになつ
ている底部20b,22bと、前端部20c,2
2cと、後端部20d,22dとを有する。側フ
レーム20,22は垂直方向の控え板20e,2
2eも包含し、これらの控え板はそれぞれ前端2
0c,22cに隣接して上部20a,22aと底
部20b,22bとに適当に溶接してある。シー
ト側フレーム20,22は、さらに、後方控え板
20f,22fを包含する。これら後方控え板
は、それぞれ、上部20a,22aと、下部20
b,22bと、端部20d,22dとに適当に溶
接してある。これらの控え板20e,20f,2
2e,22fは上部20a,22aの曲げを防い
でいる。控え板20e,22eには横控え24が
適当に溶接してある。上部20a,22aの各々
には一対の間隔を置いたフツク26,28が溶接
してあり、これらのフツクは最初は下方に、次に
内側に前シート・フレームの中心に向つて延びて
いる。その理由については後に詳しく説明する。
側フレーム20,22は後端部20d,22dに
溶接した後方横控え29も包含する。
いた管状のシート側フレーム20,22を包含す
る。側フレーム20,22は輪郭を付けた上部2
0a,22aと、乗り物の床面に載るようになつ
ている底部20b,22bと、前端部20c,2
2cと、後端部20d,22dとを有する。側フ
レーム20,22は垂直方向の控え板20e,2
2eも包含し、これらの控え板はそれぞれ前端2
0c,22cに隣接して上部20a,22aと底
部20b,22bとに適当に溶接してある。シー
ト側フレーム20,22は、さらに、後方控え板
20f,22fを包含する。これら後方控え板
は、それぞれ、上部20a,22aと、下部20
b,22bと、端部20d,22dとに適当に溶
接してある。これらの控え板20e,20f,2
2e,22fは上部20a,22aの曲げを防い
でいる。控え板20e,22eには横控え24が
適当に溶接してある。上部20a,22aの各々
には一対の間隔を置いたフツク26,28が溶接
してあり、これらのフツクは最初は下方に、次に
内側に前シート・フレームの中心に向つて延びて
いる。その理由については後に詳しく説明する。
側フレーム20,22は後端部20d,22dに
溶接した後方横控え29も包含する。
シート・フレーム10はバツクレスト・フレー
ム30も包含する。このバツクレスト・フレーム
30は管状であり、ほぼ逆U字形のものである
が、第2図に最も良く示すような輪郭となつてい
る。U字形バツクレスト・フレーム30の端は、
それぞれ、側フレーム20,22の控え板20
f,22fに適当に溶接してある。バツクレス
ト・フレーム30は、第2図に示すように、その
下端付近に横控え32を有する。さらに、バツク
レスト・フレーム30は複数のフツク40を包含
し、これらのフツクはバツクレスト・フレーム3
0の側面に溶接してあり、後方内向きに延びてい
る。その理由については後に詳述する。
ム30も包含する。このバツクレスト・フレーム
30は管状であり、ほぼ逆U字形のものである
が、第2図に最も良く示すような輪郭となつてい
る。U字形バツクレスト・フレーム30の端は、
それぞれ、側フレーム20,22の控え板20
f,22fに適当に溶接してある。バツクレス
ト・フレーム30は、第2図に示すように、その
下端付近に横控え32を有する。さらに、バツク
レスト・フレーム30は複数のフツク40を包含
し、これらのフツクはバツクレスト・フレーム3
0の側面に溶接してあり、後方内向きに延びてい
る。その理由については後に詳述する。
シート支持体12は側フレーム20,22に対
して直角に延びる複数本の横に並んだエラストマ
ー・フイラメント50を包含する。フイラメント
50の両端はロツド52(図には1つだけ示す)
に取付けてあり、これらのロツドはそれぞれ側フ
レーム20,22の上部20a,22aと対応し
た形状となつている。シート支持体12はロツド
52をフツク28内に設置し、次いでシートを横
切つてかつそれを覆つてフイラメント50を張り
渡し、他方のロツド52をフツク26内に設置す
ることによつて組立てる。
して直角に延びる複数本の横に並んだエラストマ
ー・フイラメント50を包含する。フイラメント
50の両端はロツド52(図には1つだけ示す)
に取付けてあり、これらのロツドはそれぞれ側フ
レーム20,22の上部20a,22aと対応し
た形状となつている。シート支持体12はロツド
52をフツク28内に設置し、次いでシートを横
切つてかつそれを覆つてフイラメント50を張り
渡し、他方のロツド52をフツク26内に設置す
ることによつて組立てる。
同様にして、バツクレスト・ユニツトも複数本
の横に並んだエラストマー・フイラメント50を
包含し、これらのフイラメントの両端は一対のロ
ツド54,56に適当に取付けてある。バツクレ
スト支持体14は、一対のフツク40内にロツド
56を置き、次にバツクレストを横切つてかつそ
れを覆つてフイラメントを張り渡し、他方のフツ
ク40内にロツド54を置くことによつて組立て
る。ロツド54,56は側フレーム30の形状に
合つた輪郭となつている。
の横に並んだエラストマー・フイラメント50を
包含し、これらのフイラメントの両端は一対のロ
ツド54,56に適当に取付けてある。バツクレ
スト支持体14は、一対のフツク40内にロツド
56を置き、次にバツクレストを横切つてかつそ
れを覆つてフイラメントを張り渡し、他方のフツ
ク40内にロツド54を置くことによつて組立て
る。ロツド54,56は側フレーム30の形状に
合つた輪郭となつている。
エラストマー・フイラメント50は、ポリテト
ラメチレン テレフタレート ポリエステルとポ
リ(テトラメチレン エーテル)とからなるブロ
ツク共重合体で作つてある。この材料はポリエス
テルの硬質結晶セグメントとポリエーテルの軟質
非晶質セグメントとの組合わせである。フイラメ
ントを予伸張させながら或る特殊な温度でアニー
ルすることによつて、ポリエーテル分子に影響を
与えずにポリエステル分子を一方向に延伸する。
これにより、材料の剛さを高めると共に、その強
さを3倍よりも大きくする。このような材料の一
例として、Hytrel(E.I.DuPont DeNemours
Companyの商品名)として市販されているもの
がある。この材料は以下Hytrelと呼ぶ。
ラメチレン テレフタレート ポリエステルとポ
リ(テトラメチレン エーテル)とからなるブロ
ツク共重合体で作つてある。この材料はポリエス
テルの硬質結晶セグメントとポリエーテルの軟質
非晶質セグメントとの組合わせである。フイラメ
ントを予伸張させながら或る特殊な温度でアニー
ルすることによつて、ポリエーテル分子に影響を
与えずにポリエステル分子を一方向に延伸する。
これにより、材料の剛さを高めると共に、その強
さを3倍よりも大きくする。このような材料の一
例として、Hytrel(E.I.DuPont DeNemours
Companyの商品名)として市販されているもの
がある。この材料は以下Hytrelと呼ぶ。
Hytrelフイラメントは0.2〜2mm、好ましくは
約0.5mmの直径T(第4図参照)を有する。Hytrel
フイラメント50は、シート・フレーム10に取
付けられたとき、50%〜75%延び率に予伸張され
て良好な支持体としての柔軟性の感触を与える。
約0.5mmの直径T(第4図参照)を有する。Hytrel
フイラメント50は、シート・フレーム10に取
付けられたとき、50%〜75%延び率に予伸張され
て良好な支持体としての柔軟性の感触を与える。
Hytrelは普通のゴムあるいは天然ゴムの少な
くとも5倍の弾性率(モジユラス)を持つ。第6
図に示すグラフを参照して、ここでは、普通のゴ
ムの応力−歪曲線が破線で示してあり、Hytrel
の応力−歪曲線が実線で示してある。グラフの左
側において、応力はメガパスカルで測定してあ
り、歪は%伸び率で測定してある。延伸した
Hytrelフイラメントは、天然ゴムよりも、極限
引張強さがかなり高く(170mpa)、100%伸び率
におけるモジユラスもかなり高い(20mpa)。天
然ゴムでは、それぞれ、18mpa、3mpaである。
Hytrelの応力−歪曲線は20%伸び率から100%伸
び率までの歪範囲において平坦になる傾向があ
る。したがつて、この範囲で予伸張させたフイラ
メントは良好な座り心地を与え、容易に撓んで乗
員の身体に合うことになる。しかも、急激な応力
変化では、これらのフイラメントは100%以上の
歪で剛くなつて余分な荷重を支持することにな
る。
くとも5倍の弾性率(モジユラス)を持つ。第6
図に示すグラフを参照して、ここでは、普通のゴ
ムの応力−歪曲線が破線で示してあり、Hytrel
の応力−歪曲線が実線で示してある。グラフの左
側において、応力はメガパスカルで測定してあ
り、歪は%伸び率で測定してある。延伸した
Hytrelフイラメントは、天然ゴムよりも、極限
引張強さがかなり高く(170mpa)、100%伸び率
におけるモジユラスもかなり高い(20mpa)。天
然ゴムでは、それぞれ、18mpa、3mpaである。
Hytrelの応力−歪曲線は20%伸び率から100%伸
び率までの歪範囲において平坦になる傾向があ
る。したがつて、この範囲で予伸張させたフイラ
メントは良好な座り心地を与え、容易に撓んで乗
員の身体に合うことになる。しかも、急激な応力
変化では、これらのフイラメントは100%以上の
歪で剛くなつて余分な荷重を支持することにな
る。
前述のように、シート支持体12における
Hytrelフイラメント50%伸び率から75%伸び率
の間で予伸張させられている。これらの条件下
で、車輌においてこのようなシート組立体の予測
される使用状態で最大撓みを許すに必要なスペー
ス量は約75mmの間隙である。これだけの間隙があ
れば、シートを非常に薄くすることもできるし、
後席乗員の脚に対するスペースをシート下に残す
こともできる。
Hytrelフイラメント50%伸び率から75%伸び率
の間で予伸張させられている。これらの条件下
で、車輌においてこのようなシート組立体の予測
される使用状態で最大撓みを許すに必要なスペー
ス量は約75mmの間隙である。これだけの間隙があ
れば、シートを非常に薄くすることもできるし、
後席乗員の脚に対するスペースをシート下に残す
こともできる。
バツクレスト支持体14のエラストマー・フイ
ラメント50は約20%に予伸張させてあつて支え
としても座り心地ちにも必要なものを与えてい
る。
ラメント50は約20%に予伸張させてあつて支え
としても座り心地ちにも必要なものを与えてい
る。
約0.5mm直径のHytrelフイラメントを使用した
場合、これらのフイラメントを50%伸び率と75%
伸び率の間で予伸張させたならば、シート支持体
において側フレームの1センチメートルあたりに
ほんの約6本のフイラメントがあれば良いことが
わかつた。また、バツクレスト支持体14のフイ
ラメント50を20%伸び率まで予伸張させた場
合、バツクレスト・フレーム1センチメートルあ
たり約2.75本のフイラメントだけで良いこともわ
かつた。
場合、これらのフイラメントを50%伸び率と75%
伸び率の間で予伸張させたならば、シート支持体
において側フレームの1センチメートルあたりに
ほんの約6本のフイラメントがあれば良いことが
わかつた。また、バツクレスト支持体14のフイ
ラメント50を20%伸び率まで予伸張させた場
合、バツクレスト・フレーム1センチメートルあ
たり約2.75本のフイラメントだけで良いこともわ
かつた。
また、Hytrelフイラメントを使用した場合、
応力歪測定によつて、フイラメントが良好なヒス
テリシス特性をもつことがわかつた。すなわち、
伸張中の所与の歪における応力が応力解除中より
もかなり高いということである。これは、伸張中
に吸収されたエネルギのかなりの部分がフイラメ
ントが緩められたときに消散させられ、元のもど
ることがないということを意味し、望ましいこと
である。その結果、衝撃がより良好に緩衝され
る。
応力歪測定によつて、フイラメントが良好なヒス
テリシス特性をもつことがわかつた。すなわち、
伸張中の所与の歪における応力が応力解除中より
もかなり高いということである。これは、伸張中
に吸収されたエネルギのかなりの部分がフイラメ
ントが緩められたときに消散させられ、元のもど
ることがないということを意味し、望ましいこと
である。その結果、衝撃がより良好に緩衝され
る。
Hytrelフイラメントを使用した場合、非常に
座り心地の良い薄いシートを得ることができ、そ
の緩衝特性は良好であり、従来の自動車のシート
と比べて非常に薄いものである。
座り心地の良い薄いシートを得ることができ、そ
の緩衝特性は良好であり、従来の自動車のシート
と比べて非常に薄いものである。
美観上の理由で、本発明のシート組立体の好ま
しい実施例では、シート支持体12およびバツク
レスト支持体14のフイラメント50を覆う適当
なカバー16,18を利用している。
しい実施例では、シート支持体12およびバツク
レスト支持体14のフイラメント50を覆う適当
なカバー16,18を利用している。
第5図は本発明の新規なシート組立体Bの別の
実施例を示している。このシート組立体Bは車輌
の床部分65に適当な固着される一対の間隔を置
いた側支持フレーム62,64と、一対の横控え
66とを有するシート・フレーム60を包含す
る。シート・フレーム60は管状部材で作つてあ
り、当業者に周知の要領で溶接することによつて
一体構造の管シート支持フレーム68を支持して
いる。このシート支持フレーム68はシート部6
9と、バツクレスト部70とを包含する。これら
の部分69,70は横に並んだHytrelフイラメ
ントを包含する。これらのフイラメントはフレー
ム68を横切つて張り渡されており、シートの側
部62,64に対して直角である。その要領はシ
ート組立体Aについて説明したのと同じである。
再び、フイラメント50の両端はロツド71に固
着してあり、これらのロツドは順次シート組立体
Bの下面にあるフツク72に固着してある。
実施例を示している。このシート組立体Bは車輌
の床部分65に適当な固着される一対の間隔を置
いた側支持フレーム62,64と、一対の横控え
66とを有するシート・フレーム60を包含す
る。シート・フレーム60は管状部材で作つてあ
り、当業者に周知の要領で溶接することによつて
一体構造の管シート支持フレーム68を支持して
いる。このシート支持フレーム68はシート部6
9と、バツクレスト部70とを包含する。これら
の部分69,70は横に並んだHytrelフイラメ
ントを包含する。これらのフイラメントはフレー
ム68を横切つて張り渡されており、シートの側
部62,64に対して直角である。その要領はシ
ート組立体Aについて説明したのと同じである。
再び、フイラメント50の両端はロツド71に固
着してあり、これらのロツドは順次シート組立体
Bの下面にあるフツク72に固着してある。
第5図に示す実施例は、シート部69上でフイ
ラメント50の張力を調節する手段78が設けて
あるという点で第1〜3図に示す実施例と異なつ
ている。この目的で、適当な電動機80が車輌の
床部分65によつて支持してあり、この電動機が
付勢されたとき、支持ロツド71上にある歯車8
4とかみ合つている歯車82を回転させる。ロツ
ド71はフツク72によつて回転自在に支持され
ている。したがつて、電動機80が付勢される
と、ロツド71が回転して歯車82の回転する方
向に従つてシート部69のフイラメント50の張
力を増減する。
ラメント50の張力を調節する手段78が設けて
あるという点で第1〜3図に示す実施例と異なつ
ている。この目的で、適当な電動機80が車輌の
床部分65によつて支持してあり、この電動機が
付勢されたとき、支持ロツド71上にある歯車8
4とかみ合つている歯車82を回転させる。ロツ
ド71はフツク72によつて回転自在に支持され
ている。したがつて、電動機80が付勢される
と、ロツド71が回転して歯車82の回転する方
向に従つてシート部69のフイラメント50の張
力を増減する。
以上に明らかにしたように、本発明の新規なシ
ート組立体は従来の発泡シートよりも薄くて、良
い座り心地を与え、重量も軽く、強度も大きく、
ヒステリシス特性が良好である。
ート組立体は従来の発泡シートよりも薄くて、良
い座り心地を与え、重量も軽く、強度も大きく、
ヒステリシス特性が良好である。
図示実施例を詳しく説明してきたが、特許請求
の範囲内で図示実施例に或る種の修正、変更を行
ない得ることは明らかであろう。
の範囲内で図示実施例に或る種の修正、変更を行
ない得ることは明らかであろう。
第1図は本発明による新規な乗り物シート組立
体の斜視図であり、シートを完全な形態で示す図
である。第2図は本発明の新規なシート組立体の
一部を含むシート・フレームの斜視図である。第
3図は第2図の乗り物シート・フレームの斜視図
であり、それを横切つて張り渡されかつそれに取
付けられたエラストマー・フイラメントを示す図
である。第4図は本発明の新規なシート組立体を
作るときに使用するフイラメントの断片斜視図で
ある。第5図は本発明の新規なシート組立体の別
の実施例の斜視図である。第6図は延伸した
Hytrel(商品名)フイラメントと代表的なゴム配
合物フイラメントの応力−歪曲線を示す図であ
る。 〈主要部分の符号の説明〉、12…シート、20,
22…略水平の側フレーム部、14…バツクレス
ト、30…略垂直の側フレーム部、50…フイラ
メント。
体の斜視図であり、シートを完全な形態で示す図
である。第2図は本発明の新規なシート組立体の
一部を含むシート・フレームの斜視図である。第
3図は第2図の乗り物シート・フレームの斜視図
であり、それを横切つて張り渡されかつそれに取
付けられたエラストマー・フイラメントを示す図
である。第4図は本発明の新規なシート組立体を
作るときに使用するフイラメントの断片斜視図で
ある。第5図は本発明の新規なシート組立体の別
の実施例の斜視図である。第6図は延伸した
Hytrel(商品名)フイラメントと代表的なゴム配
合物フイラメントの応力−歪曲線を示す図であ
る。 〈主要部分の符号の説明〉、12…シート、20,
22…略水平の側フレーム部、14…バツクレス
ト、30…略垂直の側フレーム部、50…フイラ
メント。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エラストマー手段から形成したシートを支持
する側方に離間した略水平の側フレーム部と、エ
ラストマー手段から形成したバツクレストを支持
する側方に離間した略垂直の側フレーム部とを包
含する管状フレーム手段を有する乗り物シート組
立体において、前記シートおよびバツクレストの
各々が0.2から2・0ミリメートルの直径を持つ
複数の個々の横に並んで位置したエラストマー・
フイラメントを有し、これらのフイラメントの両
端が前記側フレーム部に取付けてあり、フイラメ
ントが前記側フレーム部に対して直角に延び、前
記シートおよびバツクレストが限られた厚さのも
のであり、前記エラストマー・フイラメントが天
然ゴムよりもなりに高い引張強さと、天然ゴムの
少なくとも5倍の、100%伸び率におけるモジユ
ラスとを有する材料で作つてあり、また、前記エ
ラストマー・フイラメントが前記側フレーム部に
取付けたときに20%伸び率から100%伸び率の範
囲で予伸張されていることを特徴とする乗り物シ
ート組立体。 2 特許請求の範囲第1項記載の乗り物シート組
立体において、各エラストマー・フイラメントが
0.5ミリメートルの近似直径を有し、ポリテトラ
メチレン、テレフタレート ポリエステルとポリ
(テトラメチレンエーテル)とからなるブロツク
共重合体で作つてあることを特徴とする乗り物シ
ート組立体。 3 特許請求の範囲第2項記載の乗り物シート組
立体において、前記シート内の側フレームの1セ
ンチメートルあたり約6本のエラストマー・フイ
ラメントがあり、前記バツクレスト内の側フレー
ムの1センチメートルあたり約3本のエラストマ
ー・フイラメントがあることを特徴とする乗り物
シート組立体。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
れか1つの項に記載の乗り物シート組立体におい
て、前記シート組立体がエラストマー・フイラメ
ントの張力を調節する手段を包含することを特徴
とする乗り物シート組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/578,686 US4545614A (en) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | Thin elastomeric seat |
US578686 | 1984-02-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60185509A JPS60185509A (ja) | 1985-09-21 |
JPH0553659B2 true JPH0553659B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=24313886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60022136A Granted JPS60185509A (ja) | 1984-02-09 | 1985-02-08 | 乗り物シート組立体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4545614A (ja) |
EP (1) | EP0152176B1 (ja) |
JP (1) | JPS60185509A (ja) |
CA (1) | CA1220126A (ja) |
DE (1) | DE3570975D1 (ja) |
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