JPH0553518U - 持ち帰り用弁当箱 - Google Patents
持ち帰り用弁当箱Info
- Publication number
- JPH0553518U JPH0553518U JP11198191U JP11198191U JPH0553518U JP H0553518 U JPH0553518 U JP H0553518U JP 11198191 U JP11198191 U JP 11198191U JP 11198191 U JP11198191 U JP 11198191U JP H0553518 U JPH0553518 U JP H0553518U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- straight cylinder
- straight
- cylinder box
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- Pending
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】主食と副食を整然と分別収容できてしかもコン
パクトなセットとして取り扱うことができ、かつ、構造
が簡単で安価に製造することができ、焼却も容易なこの
種の持ち帰り用弁当箱を提供することにある。 【構成】口縁より適度に下方の胴部内側に係止突起を有
する紙製の第1直筒ボックスと、前記第1直筒ボックス
に内嵌し得る径を有し前記係止突起により支持される紙
製の第2直筒ボックスと、第2直筒ボックスに被せられ
る紙製の蓋体とからなる。
パクトなセットとして取り扱うことができ、かつ、構造
が簡単で安価に製造することができ、焼却も容易なこの
種の持ち帰り用弁当箱を提供することにある。 【構成】口縁より適度に下方の胴部内側に係止突起を有
する紙製の第1直筒ボックスと、前記第1直筒ボックス
に内嵌し得る径を有し前記係止突起により支持される紙
製の第2直筒ボックスと、第2直筒ボックスに被せられ
る紙製の蓋体とからなる。
Description
【0001】
本考案は持ち帰り用弁当箱に関する。
【0002】
持ち帰り弁当に用いられる弁当箱に関し、従来では一般に、熱可塑性樹脂シー トを成形した比較的深さの浅い本体と蓋体からなっており、その本体に主食と副 食の両方を収容して販売されていた。 このため、主食と副食の絶対量が不足したり、持ち運び中に主食と副食が混じ り合ってしまったりしやすく、これを避けるには、2つの本体に主食と副食を別 々に収容しておのおの蓋体を被せなければならず、このため、手間がかかり、コ ストも高くなり、また2体に独立した弁当箱となるため、携帯や持ち運びに不便 であるという問題があった。 また、高分子化合物のため、使用後に焼却すると炉を損傷したり、有害ガスが 発生するなど、廃棄処理上でも問題があった。
【0003】
本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、その目的と するところは、主食と副食を整然と分別収容できてしかもコンパクトなセットと して取り扱うことができ、かつ、構造が簡単で安価に製造することができ、焼却 も容易なこの種の持ち帰り用弁当箱を提供することにある。 上記目的を達成するため本考案は、口縁より適度に下方の胴部内側に係止突起 を有する紙製の第1直筒ボックスと、前記第1直筒ボックスに内嵌し得る径を有 し前記係止突起により支持される紙製の第2直筒ボックスと、第2直筒ボックス に被せられる紙製の蓋体とからなる構成としたものである。 好ましくは、第1直筒ボックスの底部と第2直筒ボックスの底部の少なくとも 片方に通気部を設ける。
【0004】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1と図2は本考案の第1実施例を示しており、第1直筒ボックス1と、該第 1直筒ボックス1に嵌合状態で重ねられた第2直筒ボックス2と、この第2直筒 ボックス2の開口を覆う蓋体3とからなっており、それらは、それぞれ緻密で、 耐水性、防湿性、はっ水性の良好な紙材によって構成されている。ここで紙材は バージンパルプあるいはラミネート紙などの板紙類が用いられる。 前記第1直筒ボックス1は、径が全長にわたってほぼ同一の胴部体1aと、胴 部体1aの内径とほぼ同じ径の平板からなる底部体1bの組立て構造からなり、 底部体1bは胴部体1aに嵌合され、該胴部体1aの下部に形成した内向きカー ル部10に支持され、これにより全体として有底カップ状に作られている。 そして、前記胴部体1aの上部域には、内側に張り出す係止突起12が型押し により形成されている。この係止突起12は必ずしもリング状をなしている必要 はないが、内向きカール部10よりも張り出し量ははるかに小さい。 この実施例では、第1直筒ボックス1が米飯などの主食収容用であり、このた め、底部体1bには通気部13が適当数設けられている。その通気部13は小孔 でもよいが、この実施例では、底部体1bの外縁部に、内向きカール部10の張 り出し寸法よりも長い切欠きを設けることによって得ている。
【0005】 第2直筒ボックス2は、第1直筒ボックス1と同様に、全長にわたってほぼ同 一の径を持つ胴部体2aにこれの内径とほぼ同じ径の平板からなる底部体2bを 嵌合し、胴部体2aに形成した内向きカール部20に支持させた組立て式の有底 カップからなっている。 但し、第2直筒ボックス2は第1直筒ボックス1よりも外径が適度に小さく、 第1直筒ボックス1に嵌合することによって、図2のように内向きカール部20 が係止突起12で支持されている。 蓋体3は直筒状の胴部体3aの上端に内向きカール部31を形成し、この内向 きカール部31に蓋片3bを取付けたもので、胴部体3aは前記第2直筒ボック ス2に外嵌し得る内径を有している。
【0006】 図3と図4は本考案の第2実施例を示している。この実施例は、それぞれが紙 質で作られた第1直筒ボックス1と第2直筒ボックス2および蓋体3を有し、ま た、第1直筒ボックス1と第2直筒ボックス2がそれぞれストレート径の胴部体 1a,2aと底部体1b,2bとの組立て構造からなっていることは、第1実施 例と同様である。 第2実施例では、さらに第1直筒ボックス1にこれの内径とほぼ一致する外径 を持つ中間蓋4が内嵌されることで係止突起12によって支持されており、第2 第2直筒ボックス2はその中間蓋4によって支持されている。中間蓋4は一部に 手掛り40を有しており、その手掛り40は図示するものでは180度対称位置 に切欠きを設けることで得ているが、これに限定されるものではない。
【0007】 なお、実施例では第1直筒ボックス1、第2直筒ボックス2および蓋体3は真 円形断面であるが、長円形、楕円形などでもよいし、矩形状ないしこれに類する 断面であってもよいのは勿論である。 また、必要に応じて第2直筒ボックス2の胴部体2aにも係止突起を設けても 良く、これにより必要に応じて第2直筒ボックス2に仕切り片を装入することに より種類の異なる食物を分別して収容することができる。
【0008】
本考案による持ち帰り用弁当箱は、あらかじめあるいは外食の販売に際して胴 部体1a,2a,3aに蓋部体1b,2b,3bを嵌合することによって組立る 。そして、販売に当っては、たとえば、図1と図2のように第1直筒ボックス1 に米飯、スパゲッテイなどの主食Aを入れ、第2直筒ボックス2に副食Bを入れ る。そして、第2直筒ボックス2を第1直筒ボックス1に重合し、第2直筒ボッ クス2に蓋体3を装着すればよい。それにより、第2直筒ボックス2の下部が第 1直筒ボックス1に嵌められ、係止突起12によって支えられる。第2実施例で は中間蓋4により支持される。 したがって、主食Aと副食Bは混じり合わないように整然と収容され、しかも 第1直筒ボックス1と第2直筒ボックス2はスタックされて一つの弁当箱として コンパクトにまとまるため持ち運びも容易である。主食Aから湯気が生じても、 底部体1bに通気部13,13が設けられているためここから湯気が排出され、 主食Aが必要以上にベトついたりしない。 実施例では第1直筒ボックス1の胴部体1aに係止突起12の背面の溝120 が形成されているため、第1直筒ボックス1と第2直筒ボックス2が分離されて いる状態で、主食と副食のいずれを入れたものかを外部から一目で判別すること ができる。 第2直筒ボックス2が第1直筒ボックス1の蓋として機能するため、蓋は一つ で足りる。その上、第1直筒ボックス1、第2直筒ボックス2及び蓋体3はマン ドレルに帯紙をスパイラル状に巻回して連続的に紙管を作り、それを切断するこ とで作ることができ、第1直筒ボックス1と蓋体3は1つの寸法の紙管の切断寸 法を変えることで作ることができる。したがって、安価に量産することができる 。 そして、第1直筒ボックス1と第2直筒ボックス2および蓋体3がすべて紙 質であるため、カラフルな印刷を自在に施すことができるとともに、内容物が冷 えても直接電子レンジで温めることができ、さらに、使用後も焼却等の処分が容 易であり、公害問題を起さない。
【0009】
以上説明した本考案によるときには、十分な量の主食と副食を整然と区画して 収納でき、しかもまとまりのよいコンパクトなセットとすることができるため持 ち運びが容易であり、電子レンジでの再加熱も行え、かつ、焼却も容易で公害問 題も生じさせず、さらに製造も容易で安価に得ることができるなどのすぐれた効 果が得られる。
【図1】本考案による持ち帰り用弁当箱の第1実施例を
分解状態で示す斜視図である。
分解状態で示す斜視図である。
【図2】同じく使用状態を示す縦断面図である。
【図3】第2実施例を示す縦断面図である。
【図4】図3のX−X線に沿う断面図である。
1 第1直筒ボックス 1a,2a 胴部体 2 第2直筒ボックス 3 蓋体 12 係止突起
Claims (2)
- 【請求項1】口縁より適度に下方の胴部内側に係止突起
を有する紙製の第1直筒ボックスと、前記第1直筒ボッ
クスに内嵌し得る径を有し前記係止突起により支持され
る紙製の第2直筒ボックスと、第2直筒ボックスに被せ
られる紙製の蓋体とからなる持ち帰り用弁当箱。 - 【請求項2】第1直筒ボックスの底部または第2直筒ボ
ックスの底部の少なくともいずれかに通気部が設けられ
ているものを含む請求項1に記載の持ち帰り用弁当箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198191U JPH0553518U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 持ち帰り用弁当箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11198191U JPH0553518U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 持ち帰り用弁当箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553518U true JPH0553518U (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14574965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11198191U Pending JPH0553518U (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 持ち帰り用弁当箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0553518U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101414529B1 (ko) * | 2013-03-05 | 2014-07-03 | 김정수 | 지기 찬합 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP11198191U patent/JPH0553518U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101414529B1 (ko) * | 2013-03-05 | 2014-07-03 | 김정수 | 지기 찬합 |
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