JPH055349Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055349Y2
JPH055349Y2 JP15933388U JP15933388U JPH055349Y2 JP H055349 Y2 JPH055349 Y2 JP H055349Y2 JP 15933388 U JP15933388 U JP 15933388U JP 15933388 U JP15933388 U JP 15933388U JP H055349 Y2 JPH055349 Y2 JP H055349Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
shaft bearing
centering member
valve shaft
flanges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15933388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0278877U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15933388U priority Critical patent/JPH055349Y2/ja
Publication of JPH0278877U publication Critical patent/JPH0278877U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055349Y2 publication Critical patent/JPH055349Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はウエハタイプの小型バタフライ弁を
管路に接続する際に、該弁を管路の正規の位置に
芯出しするために用いる芯出し部材に関するもの
である。
従来の技術 この種の芯出し部材として、実開昭61−84280
号公報に開示されたものが知られている。この芯
出し部材は第11図に示すように、円筒状本体1
02の外周部に位置して、弁軸軸受部103に取
付ねじ123により着脱自在に固着される芯出し
プレート120からなつている。この芯出しプレ
ート120は、ウエハタイプ(フランジレス)の
バタフライ弁101を管路の隣接管11,11′
端の対向フランジ12,12′間の正規の位置に
配置したとき、該フランジに設けたボルト孔1
3,13′に適合する少なくとも2つのボルト孔
127を有しており、このようなボルト孔127
をもつた芯出しプレート120を管路フランジ1
2,12′のフランジ規格に対応して多数用意し
ておくことによつて、所望のフランジ規格に適合
させて管路フランジ12,12′に正確に芯出し
を行なつて取付けることができ、フランジ規格の
変更、訂正に迅速に対応することができるとされ
ている。
考案が解決しようとする課題 ところで、前記従来の芯出しプレート120の
場合、ボルト孔127がボルト115に嵌挿され
ることによつてバタフライ弁101を管路に接続
するため、一度接続した後においては、取り外し
て再使用するようなことが不可能で、経済的でな
いという問題点がある。
そこで、この考案は前記従来の問題点を解決
し、一度接続した後においても取り外して何回で
も再利用が可能な芯出し部材を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 前記の目的を達成するため、この考案に係わる
芯出し部材20,40,60,80は、第1〜1
0図に示すように弁本体2の弁軸軸受部3に該弁
本体の流入口側又は流出口側の方向から嵌合され
る嵌合部22,42,62,82と、この嵌合部
の両側に張出した張出部23,43,63,83
とからなる本体21,41,61,81を具え、
バタフライ弁1が管路の隣接管11,11′端の
対向フランジ12,12′間の正規の位置に配置
されたとき、弁軸軸受部3の先端部に固定された
フランジ6に密接係合する係合部25,45,6
5,85が嵌合部22,42,62,82の軸線
方向となる本体21,41,61,81の一端縁
に、かつフランジ12,12′間を接続する複数
のボルト15のうち、弁軸軸受部3と隣接する少
なくとも2つのボルト15に係合する切欠き部2
7,47,67,87が本体21,41,61,
81の他端縁に形成されていることを特徴とす
る。
作 用 前記のような芯出し部材20,40,60,8
0を用いてバタフライ弁1を芯出しして管路に接
続するには、次のようにする。
まず、本体21,41,61,81を係合部2
5,45,65,85がフランジ6に密接係合
し、かつ張出部23,43,63,83が弁本体
2の周方向を向くように弁本体2の流入口側又は
流出口側の方向から挿入し、その嵌合部22,4
2,62,82を弁軸軸受部3に嵌合する。
次に、フランジ12,12′間を接続する複数
のボルト15のうち、弁軸軸受部3と隣接する2
つのボルト15を対向フランジ12,12′のボ
ルト孔13,13′間に挿通し、該ボルト15を
切欠き部27,47,67,87に係合させたう
えナツト16を螺合して締め付け、管路に固定す
る。
これにより、バタフライ弁1は管路の正規の位
置に芯出しされた状態となるので、この状態で残
りの全てのボルト15を同様にフランジ12,1
2′のボルト孔13,13′間に挿通し、管路に固
定する。
前記のように取付けた芯出し部材20,40,
60,80を取り外すには、本体21,41,6
1,81を挿入前の方向、すなわち弁軸軸受部3
から遠ざかる例えばフランジ12′側へ動かして、
嵌合部22,42,62,82を弁軸軸受部3か
ら外した後、本体21,41,61,81を弁本
体2から離れるようにして切欠き部27,47,
67,87とボルト15との係合を解く。
このように前記芯出し部材を用いれば、バタフ
ライ弁1を管路に接続した後においても、芯出し
部材20,40,60,80を容易に装着された
弁軸軸受部3から外すことができるので、別のウ
エハタイプのバタフライ弁を設置する際、再びこ
の取り外した芯出し部材を使用することが可能と
なる。
実施例 第1〜3図において1はウエハタイプのバタフ
ライ弁、2はその円筒状弁本体であり、この弁本
体2の外周部に円柱状の弁軸軸受部3が立設さ
れ、弁軸軸受部3には弁本体2内に弁体5を有す
る図示しない弁軸が回動自在に支承されている。
弁軸軸受部3の上端部にはフランジ6が水平に固
定され、該フランジ6には軸受部3を貫通した前
記弁軸の上端部に固定された操作レバー7と係合
し、弁体5の揺動を防止するとともに、弁開度を
標示するロツク板8がボルト9により取付けられ
ている。
弁本体2は管路の隣接管11,11′の対向フ
ランジ12,12′間の間隙に挿し込んで配置さ
れたうえ、フランジ12,12′に設けたボルト
孔13,13′に挿通されたボルト15、および
ナツト16を介して接続されるようになつてい
る。
20はゴムなどの弾性体からなる芯出し部材
で、この芯出し部材20は第4,5図に示すよう
に、弁軸軸受部3の外周面に密接する半円弧状の
内周面22aを有する嵌合部22と、この嵌合部
の両側に張出した張出部23とからなる本体21
を具えている。本体21の上、下縁は水平部2
5,26に形成され、下縁水平部26にはボルト
15に密接する円弧面27aをもつた切欠き部2
7が形成されており、バタフライ弁1が管路の隣
接管11,11′端の対向フランジ12,12′間
の正規の位置に配置されたとき、上縁水平部25
がフランジ6に密接係合し、かつ下縁水平部26
が弁本体2の外周面に係合するとともに、切欠き
部27の円弧面27aがボルト15に密接係合す
るようになつている。28は装着時に本体21を
持つためのつまみである。
第6図は芯出し部材20の嵌合部22の変形例
であつて、嵌合部22の両側に周方向縁部22b
が突設され、この周方向縁部により嵌合部22が
弁軸軸受部3を抱き込んで嵌合できるようになつ
ている。このような変形例は芯出し部材20の材
質が弾性体となつているために可能である。
第7,8図は芯出し部材の別の実施例を示し、
この実施例の芯出し部材40は鋼板などの剛性材
料から構成されている。芯出し部材40の本体4
1の上縁水平部45と下縁水平部46間の長さは
前記実施例の本体21のそれよりも短く、上縁水
平部45がフランジ6に密接係合した状態でも、
下縁水平部46は弁本体2の外周面には係合しな
い。下縁水平部46には上縁水平部45がフラン
ジ6に密接係合した状態でボルト15に係合する
半円弧状の面47aをもつた切欠き部47が設け
られている。そして、この本体41は嵌合部42
が弁軸軸受部3に嵌合して装着された際、バンド
50、ボルト51およびナツト52により弁軸軸
受部3に固定されるようになつている。尚、バタ
フライ弁1が図示のような縦置きでなく、横置き
に設置される場合には前記の固定は必要としな
い。
第9図は芯出し部材のさらに別の実施例を示
し、この実施例の芯出し部材60は弁軸軸受部3
の軸線と平行な面67aと直交する面67bから
切欠き部67が構成され、前記両面67a,67
bにわたりボルト15が係合するようになつてい
る。
第10図A,Bは芯出し部材のさらにまた別の
実施例を示し、この実施例の芯出し部材80はフ
ランジ6に係合する本体81の上縁係合部85の
形状と寸法を特定することによつて、接続後のバ
タフライ弁1を挾持する対向フランジ12,1
2′間の寸法Lが該フランジの周方向において所
定の寸法になつているかどうかをチエツクするゲ
ージの機能を付加した例を示す。すなわち、Aは
本体81の上縁水平部85の両側に対向フランジ
12,12′間の寸法Lとほぼ同一の所定寸法l
を保つて、該フランジの外縁が嵌合する切欠き部
89が形成され、この両切欠き部89をフランジ
12,12′との間に挿入することによつてフラ
ンジ12,12′間の寸法Lが所定寸法lとほぼ
同一であるかどうか(L≒l)を、またBは前記
と同様に本体81の上縁水平部85の一側に切欠
き部89aが形成され、この切欠き部89aと上
縁水平部85の他側をフランジ12,12′との
間に挿入することによつてフランジ間の寸法Lが
所定寸法の範囲l1〜l2にあるかどうか(l1<L<
l2)をチエツクできるようになつている。これに
より、接続部に漏洩がなく、ボルトの過締付けの
ない状態にバタフライ弁を接続することができ
る。
尚、前記実施例ではバタフライ弁を縦置きに設
置した場合のみを示したが、横置きに設置しても
よく、その他の細部の設計、例えば弁軸軸受部3
を必ずしも円柱状にしなくともよい等も、要旨を
変えない範囲で種々の変更が可能である。
考案の効果 この考案は前記のようであつて芯出し部材を何
回でも再使用が可能なので、極めて経済的であ
る。また、従来の芯出し部材は弁軸軸受部への装
着に際し、そのボルト孔が対向フランジのボルト
孔と同心状になるように弁本体が芯出し相当位置
にならなければボルトを挿通できないから、弁本
体を芯出し相当位置に位置決めするのに手間取る
が、この考案の芯出し部材は切欠き部がボルトに
係合するようになつているから、弁本体を本体の
切欠き部がボルトに係合する可能性のある大まか
な検討をつけた対向フランジ間に位置させてから
ボルトを対向フランジに挿通後、ボルトに係合さ
せればよいから、芯出し作業が楽にできるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は正面図、第3図は第2図の線−に沿う
側面図、第4図は芯出し部材の拡大側面図、第5
図は同上の平面図、第6図は芯出し部材の変形例
を示す平面図、第7図は別の実施例を示す正面
図、第8図は第7図の線−に沿う側面図、第
9図はさらに別の実施例を示す第8図と対応する
側面図、第10図A,Bはさらにまた別の実施例
を示す芯出し部材の側面図、第11図は従来例を
示す斜視図である。 1……バタフライ弁、2……弁本体、3……弁
軸軸受部、6……フランジ、8……ロツク板、1
1,11′……隣接管、12,12′……対向フラ
ンジ、13,13′……ボルト孔、15……ボル
ト、16……ナツト、20,40,60,80…
…芯出し部材、21,41,61,81……本
体、22,42,62,82……嵌合部、23,
43,63,83……張出部、25,45,6
5,85……係合部、27,47,67,87…
…切欠き部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁本体の外周部に弁軸軸受部が該弁本体の径方
    向に延出して設けられ、この弁軸軸受部の先端部
    にフランジが固定されたウエハタイプのバタフラ
    イ弁の、前記弁軸軸受部に装着される芯出し部材
    において、 前記弁本体の弁軸軸受部に該弁本体の流入口側
    又は流出口側の方向から嵌合される嵌合部と、こ
    の嵌合部の両側に張出した張出部とからなる本体
    を具え、バタフライ弁が管路の隣接管端の対向フ
    ランジ間の正規の位置に配置されたとき、前記フ
    ランジに密接係合する係合部が前記嵌合部の軸線
    方向となる前記本体の一端縁に、かつ前記フラン
    ジ間を接続する複数のボルトのうち、前記弁軸軸
    受部と隣接する少なくとも2つのボルトに係合す
    る切欠き部が前記本体の他端縁に形成されている
    ことを特徴とするバタフライ弁の芯出し部材。
JP15933388U 1988-12-07 1988-12-07 Expired - Lifetime JPH055349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15933388U JPH055349Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15933388U JPH055349Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0278877U JPH0278877U (ja) 1990-06-18
JPH055349Y2 true JPH055349Y2 (ja) 1993-02-12

Family

ID=31440456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15933388U Expired - Lifetime JPH055349Y2 (ja) 1988-12-07 1988-12-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055349Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200100801A (ko) * 2017-12-26 2020-08-26 아사히 유키자이 가부시키가이샤 버터플라이 밸브의 배관용 얼라이닝 기구

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200100801A (ko) * 2017-12-26 2020-08-26 아사히 유키자이 가부시키가이샤 버터플라이 밸브의 배관용 얼라이닝 기구
JPWO2019131430A1 (ja) * 2017-12-26 2020-12-10 旭有機材株式会社 バタフライバルブの配管用調芯機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0278877U (ja) 1990-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1053112A (en) Preassembled pressure relief apparatus
US20070215211A1 (en) Universal washing machine outlet box
JP2000120875A (ja) 平形ガスケットリング
JPS607140B2 (ja) アダプタ及びスタッドを備えたウエ−フア形弁装置
US4101112A (en) Pipe line coupling system
US4968066A (en) Bolt-on flange
JPH055349Y2 (ja)
JPH07208700A (ja) パイプライン
JP3396128B2 (ja) 分岐管の接続装置
JPS6376986A (ja) 導管に分岐を取付けるための組立体
US4852403A (en) Water meter lock
JP3585220B2 (ja) 芯出し機構を備えたウェハータイプのバルブ
CN108332491B (zh) 冰箱、管道组件及管道固定件
JPS5911245Y2 (ja) ちょう形弁の芯出し部材
JPH08145255A (ja) 継手構造
JP3631953B2 (ja) ウェハータイプのバタフライ弁
JPS6212139Y2 (ja)
JP2572596Y2 (ja) フランジレス形の弁の芯出し構造
JPS5929196Y2 (ja) フランジ継手
JPH0616200Y2 (ja) 継手構造体
JPH06288478A (ja) バタフライ弁
JPH02536Y2 (ja)
JPH10196804A (ja) バタフライ弁
JPH0351591Y2 (ja)
JPH04101877U (ja) 弁の芯出し及び回転防止装置