JPH0553437A - 画像形成装置及びプロセスカートリツジ - Google Patents

画像形成装置及びプロセスカートリツジ

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JPH0553437A
JPH0553437A JP3236819A JP23681991A JPH0553437A JP H0553437 A JPH0553437 A JP H0553437A JP 3236819 A JP3236819 A JP 3236819A JP 23681991 A JP23681991 A JP 23681991A JP H0553437 A JPH0553437 A JP H0553437A
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image
developing
gap
photosensitive drum
image carrier
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Mitsugi Inomata
貢 猪股
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 現像手段の現像剤担持体を像担持体に直接突
き当てなくても、これ等の隙間(SDギャップ)を精度
よく容易に保持できる多色画像の形成可能な画像形成装
置等を提供することである。 [構成] 像担持体1の両端部側の支持部材に複数機能
部材10を固定し、この複数機能部材10により像担持
体1を位置決め支持させるようにすると共に、複数機能
部材10の加圧支点12bに現像手段2を係合させ、該
加圧支点12bを介して複数機能部材10の位置決め部
12aに現像手段2の現像剤担持体20を加圧させるこ
とにより、像担持体1と現像剤担持体20間の隙間(S
Dギャップ)を一定に保持させるようにした。従って、
SDギャップは像担持体1と現像手段2間に介在する複
数機能部材10のみによって決定され、現像剤担持体2
0を像担持体1に突き当てなくても、SDギャップは精
度よく容易に保持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多色画像の形成可能な複
写機やプリンタ等の画像形成装置及びこれに使用される
プロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】像担持体である感光ドラム周りに複数の
現像器を配設し、多色画像の形成可能な画像形成装置は
知られている。図6はかかる画像形成装置の装置本体内
に着脱自在に配設されるプロセスカートリッジ100を
示しており、該プロセスカートリッジ100の保持フレ
ーム100a内には感光ドラム101周りにクリーニン
グ器102、帯電ローラ103、3つの現像器104が
配設されている。
【0003】感光ドラム101はその両端のドラム軸1
01aが保持フレーム100aの軸受部110に枢支さ
れ、現像器104はその現像剤担持体である現像スリー
ブ104aが感光ドラム101と一定の隙間(以降SD
ギャップと称す)を有する如く保持フレーム100aに
支持されている。このSDギャップは現像作業において
重要な役割をはたすため、プロセスカートリッジ100
の組み立てにおいて精度よく保持する必要がある。
【0004】このため、保持フレーム100aに対し
て、ガイド部111aを介して矢印方向に移動可能な位
置決め部材111が設けられ、感光ドラム101に対し
てSDギャップが所定値になるようにこの位置決め部材
111の位置調整をした後、これを保持フレーム100
aに固定し、この位置決め部材111のU字溝内に現像
器104の現像スリーブ104aを突き当て、加圧部材
112を介してこの現像スリーブ104aを感光ドラム
101側に加圧するようにしている。
【0005】尚、SDギャップを一定値に保持させる手
段としては、現像スリーブ104aの非現像部に所定厚
さの円管部材を取り付け、該円管部材を感光ドラム10
1に突き当てた後、この現像スリーブ104aを感光ド
ラム101側に加圧する方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
従来技術にかかるプロセスカートリッジ100では、現
像器104の現像スリーブ104aは位置決め部材11
1、保持フレーム100a、軸受部110を介して感光
ドラム101に位置決めされるため、複数の現像器10
4に対する位置決め部材111を介したSDギャップの
調整は簡単でないという問題があった。また、この場
合、感光ドラム101にトラブルがあり、これを新たな
ものに交換するに当り、全現像器104についてSDギ
ャップの再調整が必要になるという問題があった。
【0007】更に、円筒部材を介して現像スリーブ10
4aを直接感光ドラム101に突き当ててSDギャップ
を所定値に保持しようとするものでは、SDギャップの
保持は比較的に容易であるが、現像スリーブ104aの
回転時の振動が直接円筒部材を介して感光ドラム101
に伝わり、画像にピッチムラを生じさせたり、感光ドラ
ム101と円筒部材間に現像剤が侵入し、SDギャップ
が変動したり振動等を発生させてしまうという問題があ
った。
【0008】尚、上記問題はプロセスカートリッジ10
0だけでなく、感光ドラム101周りに複数の現像器1
04を有する多色画像の形成可能な画像形成装置につい
ても同様である。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、像担持体周りに複数の現像手
段を有するものであっても、像担持体と現像手段の現像
剤担持体間の隙間の保持が、該現像剤担持体を像担持体
に直接突き当てなくても、精度よく且つ容易にできる画
像形成装置及びプロセスカートリッジを提供するにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、像担持体の周りに複数の現像手段を有して、多
色画像の形成可能な画像形成装置において、像担持体の
両端部側の支持部材に固定されて像担持体の位置決め支
持部材として使用され、且つ、現像手段の現像剤担持体
と像担持体間の隙間を一定に保持させるべく現像剤担持
体が突き当てられる位置決め部をその外周部に有してい
ると共に、現像手段の現像剤担持体を像担持体の中心方
向に加圧させる加圧支点を有する複合機能部材を備えて
いることを特徴とする。
【0011】また本発明は、少なくとも像担持体と該像
担持体周りに複数の現像手段を有し、多色画像の形成可
能な画像形成装置内に着脱自在に配設されるプロセスカ
ートリッジにおいて、像担持体の両端部側のカートリッ
ジフレームに固定されて像担持体の位置決め支持部材と
して使用され、且つ、現像手段の現像剤担持体と像担持
体間の隙間を一定に保持させるべく現像剤担持体が突き
当てられる位置決め部をその外周部に有していると共
に、現像手段の現像剤担持体を像担持体の中心方向に加
圧させる加圧支点を有する複合機能部材を備えているこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】像担持体の両端部側の支持部材に複数機能部材
を固定し、この複数機能部材により像担持体を位置決め
支持させるようにすると共に、複数機能部材の加圧支点
に現像手段の一部を係合させ、この加圧支点を介してこ
の複数機能部材の位置決め部に現像手段の現像剤担持体
を加圧させることにより、像担持体と現像手段の現像剤
担持体間の隙間(SDギャップ)を一定に保持させるよ
うにしている。
【0013】従って、SDギャップの決定に当り、像担
持体と現像手段の現像剤担持体間には複合機能部材のみ
が介在することになり、SDギャップの値は複合機能部
材の製作精度のみによって単一に決定できることになっ
て、現像剤担持体を像担持体に直接突き当てなくても、
SDギャップを精度よく容易に保持することができるよ
うになる。特に像担持体周りに複数の現像手段を有する
場合に本発明の効果は大きい。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0015】先ず、本発明の第1実施例を図1乃至図3
により説明する。
【0016】図1は多色画像の形成可能な画像形成装置
の装置本体内に配設される像担持体である感光ドラム1
周りの状態を示している。該感光ドラム1周りにはクリ
ーニング器、帯電ローラ、異なる色トナーを有する3つ
の現像器2、転写帯電器等が配設されているが、図1中
1つの現像器2を除き他の機器はすべて省略されてい
る。
【0017】即ち、帯電ローラにより一様帯電された感
光ドラム1に例えばイエロー画像の画像光に基づき静電
潜像が形成されると、該静電潜像は感光ドラム1の回転
と共にイエロートナーを有する現像器2の方へ向けら
れ、該現像器2によりトナーが供給されてトナー像とし
て顕像化される。そして、このトナー像は転写帯電器の
方へ向けられ転写紙上に転写されると共に、転写の終了
した感光ドラム1はクリーニング器にてクリーニングさ
れ再び帯電ローラにより一様帯電される。
【0018】以降同様に感光ドラム1上にマゼンタ画
像、シアン画像の画像光により静電潜像が形成され、該
静電潜像がマゼンタトナー、シアントナーを有する現像
器2によってトナー像として顕像化される。そしてこれ
等のトナー像はそれぞれ前期イエロートナー像が転写さ
れた転写紙上に多重転写されて多色画像が形成される。
尚、この転写紙上のトナー像は定着器により加熱等され
て永久像として定着される。
【0019】ここで、現像器2には感光ドラム1に対向
する位置に現像剤担持体としての現像スリーブ20が設
けられており、磁力の作用で現像スリーブ20の外周面
に吸着されたトナーが、この現像スリーブ20の回転に
より感光ドラム側に移動されることにより現像作業が行
なわれる。この場合、感光ドラム1の静電潜像に合せて
現像スリーブ20には現像バイアス圧電が印加され、該
現像バイアス電圧の作用により、現像スリーブ20上の
トナーは感光ドラム1側に移動される。
【0020】さて、前記バイアス電圧の作用により、現
像スリーブ20上のトナーを適正に感光ドラム1側に移
動させるためには現像スリーブ20と感光ドラム1間の
隙間(以降SDギャップという)を一定値に保持してお
く必要があるが、このために図2で示される如く、感光
ドラム1の左右両端部側には左、右に複合機能部材1
0,10が設けられ、該複合機能部材10,10に3つ
の現像器2の現像スリーブ20の両端部を突き当ててS
Dギャップを一定に保持するようにしている。以下、こ
の複合機能部材10について説明する。尚、左、右の複
合機能部材10は左右対称の形状をしており、同一機能
を有するため、以降は一方側についてのみ説明する。
【0021】複合機能部材10は感光ドラム1の両端の
ドラム軸1a,1aを位置決め支持する小径の軸受部1
1(図2参照)と、該軸受部11より感光ドラム1の外
周面方向に伸び、その一部に形成される円弧部が感光ド
ラム1のドラム径よりやや大径となって現像器2の一端
部である現像スリーブ20側を支持する支持部12(図
1参照)とから構成されている。
【0022】複合機能部材10の軸受部11は図2で示
される如く、装置本体の本体フレーム50の内面側に固
定され、その内部に感光ドラム1のドラム軸1aが挿通
されていて、該感光ドラム1はこの支持部11を介して
本体フレーム50に位置決め支持されていることとな
る。
【0023】また、複合機能部材10の支持部12の円
弧部には図1で示される如く、現像器2の現像スリーブ
20の突き当て用の位置決め部12aと、現像器2の一
部を係合させて現像スリーブ20を支持部12を介して
感光ドラム1側に加圧させるための加圧軸受部12bと
が現像器2の数だけ、即ち、3組設けられている。
【0024】位置決め部12aは支持部12の円弧部を
感光ドラム1のドラム外面近くまで円形に切り欠いたも
のであり、現像器2の現像スリーブ20がこの位置決め
部12aに突き当てられることにより、感光ドラム1と
現像スリーブ20との外面間に現像に必要なSDギャッ
プが保持されることとなる。また、加圧軸受部12bは
内部がU字形に切り欠かれた半円状の係合部を支持部1
2の円弧部から外方に突出させたものである。
【0025】一方、現像器2の現像スリーブ20の端部
に設けられる軸受部は図2で示される如く、互いに近接
して配設される2枚の軸受板21,21より構成され、
該軸受板21,21の上部は加圧軸22により連結され
ている。また、現像器2の他端部側である後部側には本
体フレーム50との間にバネ部材30が配設されてい
て、現像器2の後部側は下方側に付勢されている。
【0026】従って、図2で示される如く、現像器2の
軸受部の軸受板21,21間の現像スリーブ20を、複
合機能部材10の支持部12の位置決め部12a(この
厚さは軸受板21,21間の距離に略等しい)に突き当
て、軸受板21,21間の加圧軸22を複合機能部材1
0の支持部12の加圧軸受部12bに係合させた後、現
像器2の後部側をバネ部材30により下方に押圧すれ
ば、現像器2は加圧軸22を介して図1中時計回り方向
に回動されんとするため、現像器2の現像スリーブ20
は複合機能部材10の位置決め部12a側に加圧され、
現像スリーブ20と感光ドラム1間のSDギャップが一
定に保持される。
【0027】而して、複合機能部材10に感光ドラム1
の位置決め支持部材としての機能と、SDギャップ保持
部材としての両機能を持たせるようにしているため、S
Dギャップの決定に当り、感光ドラム1と現像器2の現
像スリーブ20間には複合機能部材10のみが介在する
こととなり、SDギャップを所定値に容易且つ精度よく
保持することが可能となる。即ち、複合機能部材10に
より感光ドラム1の位置決めと現像器2の位置決めとが
同時にでき、SDギャップの保持量を複合機能部材10
の製作精度によって単一に決定できるからである。尚、
この複合機能部材10を使用することにより組み立てに
当りSDギャップの調整がほどんど不要となり、現像器
2の取り付けも容易となる。
【0028】また、複数の現像器2に対して一対の複合
機能部材10,10のみでSDギャップの保持ができ、
装置の組み立てが容易になると共に、装置の小型化をも
図ることが可能となる。更に、現像器2の加圧に当り、
位置決め部12aと加圧軸受部12bとが同一の複数機
能部材10に設けられているため、現像器2の現像スリ
ーブ20も感光ドラム1側に精度よく位置決めされると
共に、現像器2の加圧もその後部側を下方に押圧すれば
よいだけであるため、加圧機構も簡単なものでよくな
る。この意味から、現像器2の交換も容易となる。
【0029】尚、SDギャップの保持に当り、本発明に
係るものでは、現像器2の現像スリーブ20を直接感光
ドラム1に突き当てる必要がないため、現像器2側の振
動等が感光ドラム1側に伝わらないといったメリットが
あるのは勿論である。
【0030】ここで、以上の説明では複合機能部材10
の形状を左右対称であると説明したが、これに限らず同
形状にすることも可能であるのは勿論である。また、本
実施例では感光ドラム1のドラム軸1aが複合機能部材
10及び本体フレーム50を貫通するタイプのものとし
たが、本体フレーム50を貫通しないタイプのものにで
きるのは勿論である。この場合、装置に対し、感光ドラ
ム1と複合機能部材10とを一体として取り付け、交換
ができることとなる。
【0031】更に、図3で示される如く、感光ドラム1
にドラム軸を有しない場合であっても、複合機能部材1
0の軸受部11に感光ドラム1の回転中心を決定する位
置決め支部11aを設ければ、この複合機能部材10に
より感光ドラム1の位置決め支持が可能となり、上述と
同様な効果を得ることができる。
【0032】次に、本発明の第2実施例を図4により説
明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を有する
ものについては同一符号を付しその説明を省略する。
【0033】図4は多色画像の形成可能な画像形成装置
の装置本体内に着脱自在に配設されるプロセスカートリ
ッジ5の断面を示している。該プロセスカートリッジ5
は感光ドラム1回りに3つの現像器2(具体的にはイエ
ロートナーを有するイエロー現像器2A、マゼンタトナ
ー2を有するマゼンタ現像器2B、シアントナーを有す
るシアン現像器2C)、帯電ローラ3、クリーニング器
4等が保持フレーム5a内に一体的に収納されたもので
あり、メンテナンス等の容易下を図るためのものであ
る。
【0034】かかるプロセスカートリッジ5において
も、第1実施例に係るものと同一の複合機能部材10が
感光ドラム1の両端部側の保持フレーム5aに固定さ
れ、その軸受部11によりドラム軸1aを介して感光ド
ラム1を位置決め支持していると共に、支持部12の位
置決め部12aと加圧軸受部12bを介して現像器2の
現像スリーブ20側を位置決め支持している。従って、
本実施例においても第1実施例と同様な効果を得ること
ができる。
【0035】特に複合機能部材10をプロセスカートリ
ッジ5内に組み込んだ事により、該プロセスカートリッ
ジ5の保持フレーム5aの剛性が向上すると共に、プロ
セスカートリッジ5の装置本体に対する位置決め固定及
び光学ユニットの感光ドラム1に対する位置決めをこの
複合機能部材10を基準にして行なえばよく、プロセス
カートリッジ5の取り扱いが容易となる。
【0036】尚、ドラム軸1aのない感光ドラム1で
も、複合機能部材10を図3で示される如き構成とする
ことにより、同様な効果を得ることができる。
【0037】次に、本発明の第3実施例を図5により説
明する。尚、第1実施例に係るものと同一機能を有する
ものについては同一符号を付しその説明を省略する。
【0038】本実施例に係る複合機能部材10ではその
支持部12の位置決め部を調整可能として、感光ドラム
1と現像器2の現像スリーブ20間のSDギャップの大
きさを自由に調整できるようにした。
【0039】即ち、複合機能部材10の支持部12内に
固定軸13周りに偏心状態で回転可能な偏心部材14
と、該偏心部材14に当接し、支持部12の溝内を図中
矢印方向に進退自在な突き当て部材15とを設け、偏心
部材14の回動によりこの突き当て部材15を移動さ
せ、SDギャップを調整可能とし、複合機能部材10の
製作誤差に基づくSDギャップの狂いを無くすようにし
た。
【0040】SDギャップの具体的な調整方法は、感光
ドラム1とその両端の複合機能部材10,10とを治具
に固定して、調整用の現像スリーブ20をこの突き当て
部材15に突き当てた後、偏心部材13を回動させてS
Dギャップを調整し、その後、偏心部材14を接着剤等
を介して固定することにより行なう。この場合、感光ド
ラム1と複合機能部材10,10は一体となったユニッ
トを形成し、感光ドラム1等の交換もこのユニットで行
なうようにする。
【0041】以上の如く、本実施例では特に複合機能部
材10の製作誤差に基ずくSDギャップの狂いを防止で
き、複合機能部材10の製作の容易化に基づくコストダ
ウンを図ることができる。また、感光ドラム1と複合機
能部材10,10をユニット化したため、感光ドラム1
の交換が容易化され、保守性の向上を図ることができる
ようになる。
【0042】尚、本実施例に係る複合機能部材10は画
像形成装置の装置本体以内又はプロセスカートリッジ5
内のいずれにも組み込めるのは勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く本発明によれ
ば、像担持体と現像手段の現像剤担持体間の隙間(SD
ギャップ)の大きさが複数機能部材のみによって定める
ため、像担持体周りに複数の現像手段を有す画像形成装
置やプロセスカートリッジであっても、現像剤担持体を
像担持体に直接突き当てずに、所定量のSDギャップを
容易に且つ精度よく確保できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る画像形成装置の感光ドラム周
りの側面図である。
【図2】同画像形成装置の感光ドラム周りの平面図であ
る。
【図3】第1実施例の変更実施例に係る画像形成装置の
感光ドラム周りの平面図である。
【図4】第2実施例に係るプロセスカートリッジの断面
図である。
【図5】第3実施例に画像形成装置の感光ドラム周りの
側面図である。
【図6】従来技術に係るプロセスカートリッジの断面図
である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 2 現像器(現像手段) 5 プロセスカートリッジ 10 複合機能部材 12a 位置決め部 12b 加圧軸受部(加圧支点) 20 現像スリーブ(現像剤担持体) 50 本体フレーム(支持部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体の周りに複数の現像手段を有し
    て、多色画像の形成可能な画像形成装置において、像担
    持体の両端部側の支持部材に固定されて像担持体の位置
    決め支持部材として使用され、且つ、現像手段の現像剤
    担持体と像担持体間の隙間を一定に保持させるべく現像
    剤担持体が突き当てられる位置決め部をその外周部に有
    していると共に、現像手段の現像剤担持体を像担持体の
    中心方向に加圧させる加圧支点を有する複合機能部材を
    備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体の両端部側に配設される前記複
    合機能部材の位置決め部には像担持体と現像剤担持体間
    の隙間を調整する調整機構が備えられていることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転軸を有しない像担持体に対し、前記
    複合機能部材は像担持体の回転中心を決定する位置決め
    支軸として機能することを特徴とする請求項1又は2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも像担持体と該像担持体周りに
    複数の現像手段を有し、多色画像の形成可能な画像形成
    装置内に着脱自在に配設されるプロセスカートリッジに
    おいて、像担持体の両端部側のカートリッジフレームに
    固定されて像担持体の位置決め支持部材として使用さ
    れ、且つ、現像手段の現像剤担持体と像担持体間の隙間
    を一定に保持させるべく現像剤担持体が突き当てられる
    位置決め部をその外周部に有していると共に、現像手段
    の現像剤担持体を像担持体の中心方向に加圧させる加圧
    支点を有する複合機能部材を備えていることを特徴とす
    るプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 像担持体の両端部側に配設される前記複
    合機能部材の位置決め部には像担持体と現像剤担持体間
    の隙間を調整する調整機構が備えられていることを特徴
    とする請求項4記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 回転軸を有しない像担持体に対し、前記
    複合機能部材は像担持体の回転中心を決定する位置決め
    支軸として機能することを特徴とする請求項5又は6記
    載のプロセスカートリッジ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014132316A (ja) * 2013-01-07 2014-07-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置、作像ユニットおよび現像ユニット

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