JPH0553361U - 原稿読み取り装置 - Google Patents

原稿読み取り装置

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JPH0553361U
JPH0553361U JP10442491U JP10442491U JPH0553361U JP H0553361 U JPH0553361 U JP H0553361U JP 10442491 U JP10442491 U JP 10442491U JP 10442491 U JP10442491 U JP 10442491U JP H0553361 U JPH0553361 U JP H0553361U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージセンサを非密着型とすることにより
原稿読み取り部分の表面の汚れや傷の発生を防止し、し
かも、原稿搬送系統の構造を簡単にし、コストダウンを
図る。 【構成】 イメージセンサ21を原稿搬送面22aに対
して近接、離間方向に揺動可能とし、イメージセンサ2
1の焦点部分に対応する位置Pからオフセットした位置
に原稿送りローラ25を配置し、このオフセット位置で
イメージセンサ21を原稿送りローラ25に当接させる
ようにし、この状態で上記焦点部分に対応する位置Pに
おける原稿搬送面22aとイメージセンサ21とが所定
間隔を有するように設定している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シート状原稿を搬送しながらこれをイメージセンサで読み取る原稿 読み取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特開昭64−12667号公報に示されるように、ファクシミリ 等においてシート状の原稿を搬送しながら読み取る装置として、原稿を一定搬送 経路で搬送する手段と、その搬送経路上に位置するイメージセンサとを備え、こ のイメージセンサの受光面を原稿の一面に密着させて読み取りを行うようにした ものが知られている。すなわち、この公報に示されている装置では、イメージセ ンサが、その所定箇所に幅方向に延びる光電変換素子を有するとともに、その光 電変換素子部分が搬送ローラに弾圧接触するように、弾圧手段によって支持され た構造となっている。そしてこの構造により、原稿読み取り部分となる光電変換 素子部分の表面が確実に原稿に密着するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記装置によると、イメージセンサの原稿読み取り部分の表面が原稿に密着す るようになっており、その密着を確実にするため、常にイメージセンサの原稿読 み取り部分が搬送ローラに押し付けられているため、搬送ローラに付着する紙粉 、インク等によって上記原稿読み取り部分の表面が汚れ易く、またこの部分にす り傷が付くこともある。この汚れや傷により読み取り精度の低下を招き、また上 記汚れを除去するための清掃作業の頻度を多くすることが必要となってメインテ ナンス性が悪く、さらに上記傷により耐久性が低下する等の問題がある。
【0004】 そこで、原稿読み取り部分の表面を原稿に密着させず、一定の微小間隙(数百 ミクロン程度)を有する状態で焦点が合って原稿像を読み取ることができるよう な、所定の焦点深度を有する非密着型イメージセンサが考えられており、このよ うに非密着型とすると、上記のような原稿読み取り部分の表面の汚れ、傷等の問 題が解消される。
【0005】 ところが、このようにする場合、イメージセンサの原稿読み取り部分の表面と 原稿との間隙を数百ミクロン程度のオーダーで正しく管理する必要があるので、 従来は、原稿の搬送経路の設置およびイメージセンサの取付にあたってこれらの 位置決めを精度良く行うことを要するとともに、原稿がイメージセンサに対して 正しく一定間隙を保ちつつ搬送されるようにフィードローラ等を配設することを 必要とし、搬送系統の構造が複雑化し易かった。
【0006】 本考案は上記の事情に鑑み、イメージセンサを非密着型とすることにより原稿 読み取り部分の表面の汚れや傷の発生を防止し、しかも、イメージセンサの原稿 読み取り部分の表面と原稿との間に一定間隙が確保されるようにしつつ、原稿搬 送系統の構造を簡単にし、コストダウンを図ることができる原稿読み取り装置を 提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、シート状原稿に対して一定の間隙を有す る状態で原稿像を読み取る非密着型イメージセンサを、原稿搬送経路に臨ませて 設けた原稿読み取り装置であって、上記イメージセンサを、原稿搬送面に対して 近接、離間方向に揺動可能な状態に、支持手段に支持させるとともに、原稿搬送 経路における上記イメージセンサに対応する範囲内で、かつイメージセンサの焦 点部分に対応する位置からオフセットした位置に原稿送りローラ配置し、一方、 上記イメージセンサを原稿搬送面に向けて付勢することにより上記オフセット位 置でイメージセンサを上記原稿送りローラに当接させる付勢手段を設け、イメー ジセンサが原稿送りローラに当接した状態で上記焦点部分に対応する位置におけ る原稿搬送面とイメージセンサとが所定間隔を有するように設定したものである 。
【0008】
【作用】
上記構成によると、原稿読み取り部分(焦点部分)以外の位置でイメージセン サが原稿送りローラに当接することにより、上記焦点部分に対応する位置におけ る原稿搬送面とイメージセンサとの間隔が確実に規制され、かつ、上記原稿送り ローラに当接した部分は原稿を送りローラに押し付ける抑え部材の役目も兼ねる こととなる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例による原稿読み取り装置の要部を示し、図2はこの装 置の適用例を示している。図2の例ではファクシミリに適用しており、この図に おいて、ファクシミリの本体枠1の上部の一端寄りの箇所には、複数枚の原稿2 を束ねて傾斜状態で挿入することができるように原稿挿入口3が形成され、また 本体枠1の上部の他端寄りの箇所には、原稿取出口4が形成されている。そして 、本体枠1の内部において、上記原稿挿入口3と原稿取出口4との間に、原稿搬 送経路5が配置されている。
【0010】 上記原稿搬送経路5には、原稿取り込みローラ7とこれに圧接する押え部材8 等により原稿挿入口3から1枚ずつ原稿2を取り込むように構成された原稿取り 込み手段6と、一対のガイドローラ9,10と、後に詳述するようなイメージセ ンサ21、原稿送りローラ25等からなる原稿読み取り装置20とが配設されて いる。そして、原稿2が、原稿挿入口3から原稿取り込み手段6、ガイドローラ 9,10、原稿読み取り装置20をこの順に通過して原稿取出口4に送られると ともに、原稿読み取り装置20を通過する間に原稿像が読み取られ、電気信号に 変換されて送信されるようになっている。一方、受信した信号を像に再生してプ リントするための装置として、ロール状の用紙を繰り出し可能に保持した給紙部 11、サーマルヘッド12、該サーマルヘッド12に当接するローラ13等が本 体枠1内の適宜箇所に配置されている。14は原稿取り込み手段6を駆動するモ ータ、15は原稿読み取り装置20の原稿送りローラを駆動するモータ、16は サーマルプリンタ用モータである。
【0011】 上記原稿読み取り装置20を図1に基づいて具体的に説明する。この原稿読み 取り装置20は、シート状の原稿に対して一定の間隙を有する状態で原稿像を読 み取る非密着型のイメージセンサ21を備えている。このイメージセンサ21は 、その下面側の所定箇所に光電変換素子等からなる像読取り部(図示せず)を有 し、原稿搬送用プレート22の上面により構成される原稿搬送面22aの上方に 配置され、焦点部分に対応する位置Pの原稿像を読み取るようになっている。そ してこのイメージセンサ21は、本体枠に軸支された揺動軸(支持手段)23に 、取付アーム24を介して取り付けられることにより、この揺動軸23を揺動中 心として、原稿搬送面22aに対して近接、離間方向に揺動可能となっている。 上記揺動軸23はイメージセンサ21の原稿導入側の側方に配置されている。
【0012】 原稿読み取り装置20の配置部分において原稿搬送経路5の途中には、原稿2 を取出口側に送る原稿送りローラ25が具備されている。この原稿送りローラ2 5は、原稿搬送経路5における上記イメージセンサ21に対応する範囲内で、か つイメージセンサ21の焦点部分に対応する位置Pからオフセットした位置に設 けられ、例えば図示のように、イメージセンサ21の原稿導出側端部に対応する 位置に配置されている。この送りローラ25は、その外周部が原稿搬送面22a から一定量だけ上方に突出した状態で、本体枠に回転自在に取り付けられるとと もに、図2中のモータ15に連結されている。一方、イメージセンサ21の上端 と本体枠との間には、イメージセンサ21を原稿搬送面22aに向けて付勢する 付勢手段としてのコイル状のスプリング26が取り付けられており、このスプリ ング26の付勢力で、イメージセンサ21の端部下面が上記送りローラ25に押 し付けられた状態となっている。
【0013】 上記原稿搬送面22aには、イメージセンサ21の焦点部分に対応する位置P と送りローラ25が配置されている箇所との間に、段差をもたせる屈曲部分27 が形成されることにより、原稿搬送面22a上の原稿が、上記送りローラ25に より引っ張られた状態において上記位置Pでは確実に原稿搬送面22aに密着す るようになっている。また、上記イメージセンサ21の下面は原稿搬送面22a に対して原稿導入側が離間するように所定角度θだけ傾斜している。そして、上 記イメージセンサ21の端部下面が上記送りローラ25に押し付けられた状態で 、上記焦点部分に対応する位置Pにおいて原稿搬送面22aとイメージセンサ2 1とが所定間隔c(0.2mm程度)を有するように、上記角度θ等が設定されて いる。
【0014】 このような当実施例の原稿読み取り装置20によると、この装置に送り込まれ た原稿2は、原稿搬送面22aとイメージセンサ21との間を通り、送りローラ 25上を通過し、送りローラ25の回転(矢印a)に伴って所定方向(矢印b) に搬送される。そして、上記焦点部分に対応する位置Pでは、原稿搬送面22a に密着した原稿2とイメージセンサ21との間に、ピントが合うような一定の間 隙が存在する状態で、この位置Pの像がイメージセンサ21に読み取られる。こ のようにイメージセンサ21が非密着型とされることにより、イメージセンサ2 1の像読み取り部分の汚れや損傷が抑制される。
【0015】 そして、上記イメージセンサ21の一端部が送りローラ25に押し付けられた 状態で、上記位置Pにおいて原稿搬送面22aとイメージセンサ21との間隔が 適正な値に規制され、つまり、送りローラ25でイメージセンサ21が支持され ることにより、適正な間隔規制状態が確保される。また、上記イメージセンサ2 1は、原稿2を送りローラ25の周面に押し付ける押え部材の役目を兼ねる。従 って、簡単な構造で、上記原稿搬送面22aとイメージセンサ21との間隔の規 制、および原稿2の搬送が達成される。
【0016】 また、イメージセンサ21の表面の清掃等を行う場合は、イメージセンサ21 の一端側を上記スプリング26の付勢力に抗して持ち上げることにより、原稿搬 送面22aとの間隔を広げることができる。
【0017】 なお、上記実施例ではイメージセンサ21を原稿搬送面22aに向けて付勢す る手段としてコイル状のスプリング26を設けているが、これに変えて板バネ、 エアクッションシリンダ等の弾性部材を用いてもよく、また、イメージセンサ2 1の自重だけで送りローラに圧接させてイメージセンサ自身を付勢手段としても よい。このほかにも、原稿読み取り装置20における各部の構造は、本考案の要 旨を逸脱しない範囲で変更して差し支えない。また、本考案の適用例も上記ファ クシミリに限らず、各種のマークシート、カード等の読み取りに適用できる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案の原稿読み取り装置は、非密着型のイメージセンサを原 稿搬送面に対して近接、離間方向に揺動可能とするとともに、イメージセンサの 焦点部分に対応する位置からオフセットした位置に原稿送りローラを配置し、上 記イメージセンサを上記オフセット位置で原稿送りローラに当接させるようにし 、この状態で上記焦点部分に対応する位置における原稿搬送面とイメージセンサ とが所定間隔を有するように設定している。このため、イメージセンサの原稿読 み取り部分の表面と原稿との間に一定間隙を確保することができて、イメージセ ンサの原稿読み取り部分の表面の汚れや傷の発生を防止することができ、しかも 、上記オフセット位置で原稿送りローラにイメージセンサを当接させた簡単な構 造により、上記一定間隙の確保および原稿の搬送を達成することができて、搬送 系統の構造を簡単にし、コストダウンを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による原稿読み取り装置の断
面図である。
【図2】本考案の装置の適用の一例を示すファクシミリ
の概略断面図である。
【符号の説明】
20 原稿読み取り装置 21 イメージセンサ 22a 原稿搬送面 23 揺動軸 25 送りローラ 26 スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状原稿に対して一定の間隙を有す
    る状態で原稿像を読み取る非密着型イメージセンサを、
    原稿搬送経路に臨ませて設けた原稿読み取り装置であっ
    て、上記イメージセンサを、原稿搬送面に対して近接、
    離間方向に揺動可能な状態に、支持手段に支持させると
    ともに、原稿搬送経路における上記イメージセンサに対
    応する範囲内で、かつイメージセンサの焦点部分に対応
    する位置からオフセットした位置に原稿送りローラを配
    置し、一方、上記イメージセンサを原稿搬送面に向けて
    付勢することにより上記オフセット位置でイメージセン
    サを上記原稿送りローラに当接させる付勢手段を設け、
    イメージセンサが原稿送りローラに当接した状態で上記
    焦点部分に対応する位置における原稿搬送面とイメージ
    センサとが所定間隔を有するように設定したことを特徴
    とする原稿読み取り装置。
JP1991104424U 1991-12-18 1991-12-18 原稿読み取り装置 Expired - Lifetime JP2596003Y2 (ja)

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