JPH0552912U - ボルテージレギュレータ - Google Patents

ボルテージレギュレータ

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Publication number
JPH0552912U
JPH0552912U JP10050391U JP10050391U JPH0552912U JP H0552912 U JPH0552912 U JP H0552912U JP 10050391 U JP10050391 U JP 10050391U JP 10050391 U JP10050391 U JP 10050391U JP H0552912 U JPH0552912 U JP H0552912U
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JP
Japan
Prior art keywords
resistor
input terminal
voltage
transistor
voltage regulator
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Pending
Application number
JP10050391U
Other languages
English (en)
Inventor
貞之 下田
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルテージレギュレータにおいて、抵抗とコ
ンデンサとトランジスタからなる突入電流防止回路を形
成し、ボルテージレギュレータの電源ON時の破壊を防
止する。 【構成】 入力端子5と接地間に抵抗7とコンデンサ8
を直列に接続し、該接続点と出力トランジスタ4のゲー
トとソース間に接続されたトランジスタのゲートとを接
続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ボルテージレギュレータの突入電流防止回路に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、図2に示すようなボルテージレギュレータが、モノリシックIC化され ている。このボルテージレギュレータは、基準電圧1と誤差増幅器2と抵抗3と 出力トランジスタ4により構成されており、入力端子5に電圧を印加すると、出 力端子6に、一定の安定化された電圧を出力する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなボルテージレギュレータにおいて、入力端子5に、階段状の入力電 圧を印加すると、内部素子の遅延があるため、誤差増幅器2の出力端子6の電圧 は、接地電位から次第に増加して、適当な電圧まで上昇する。しかし、この時、 出力トランジスタ4のゲートの電圧が一時的にせよ接地電位になると、出力トラ ンジスタ4のゲート、ソース間電圧が入力端子5の入力電圧と等しいことになり 出力トランジスタ4には大電流が流れることになる。これが突入電流と呼ばれる ものであり、この大電流による発熱によって、最悪の場合出力トランジスタ4が 破壊に到ってしまうという課題があった。そこで、この考案の目的は従来のこの ような課題を解決するため、突入電流を防止することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案はモノリシックIC化されたボルテージ レギュレータにおいて、トランジスタと抵抗とコンデンサを該ボルテージレギュ レータに付加することによって、突入電流を防止するようにした。
【0005】
【作用】 上記のように構成されたボルテージレギュレータにおいては、抵抗とコンデン サによる時定数回路が電源投入時にトランジスタをONさせ、該トランジスタが 出力トランジスタ4のゲート、ソース間電圧をゼロにするように作動して、出力 トランジスタ4に電流を流さないようになる。
【0006】
【実施例】
以下に、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1は、本考案のボルテージレギュレータである。入力端子(正電源入力端子 )5と接地間に抵抗7とコンデンサ8が直列に接続されており、該両者の接続点 は、トランジスタ9のゲートに入力されている。該トランジスタ9のソースは入 力端子5に、また該ドレインは出力トランジスタ4のゲートに接続されている。
【0007】 入力端子5に、図3(a)のように階段状の電圧V1 が印加されると、抵抗7 とコンデンサ8の接続点の電圧は、図3(b)のように上昇する。この時、トラ ンジスタ9は該トランジスタの閾値電圧になるA点までONし続ける。したがっ て、出力トランジスタ4のゲート電圧は図3(c)のように電圧V1 から降下し 、出力トランジスタ4をOFF状態から次第にON状態へと移行させる。この結 果、電源投入時のt1 時間において、出力トランジスタ4には電流が流れないこ とになる。これらトランジスタ9と抵抗7とコンデンサ8は、ボルテージレギュ レータと共にモノリシックIC上に形成することは可能である。
【0008】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したようにトランジスタと抵抗とコンデンサをモノリシ ックIC上に形成した構成としたので、電源ON時の突入電流による破壊を防止 したモノリシックIC化されたボルテージレギュレータを得られるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示したボルテージレギュレー
タ回路の説明図である。
【図2】従来のボルテージレギュレータ回路の説明図で
ある。
【図3】(a)は入力端子の電圧波形図である。(b)
は抵抗とコンデンサの接続点の電圧波形図である。
(c)は出力トランジスタのゲート電圧の波形図であ
る。
【符号の説明】
4 出力トランジスタ 7 抵抗 8 コンデンサ 9 トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧を一方の入力端子の入力とする
    誤差増幅器と、前記誤差増幅器からの出力をゲート入力
    とし、ソースが正電源入力端子に接続される出力MOS
    トランジスタと、前記出力MOSトランジスタのドレイ
    ンと前記誤差増幅器の他方の入力端子との間に接続され
    る第1の抵抗と、前記他方の入力端子と接地間に接続さ
    れる第2の抵抗とからなるモノリシックIC化されたボ
    ルテージレギュレータにおいて、前記正電源入力端子と
    前記接地間に第3の抵抗とコンデンサとが直列に接続さ
    れ、更に前記第3の抵抗と前記コンデンサとの接続点と
    他のMOSトランジスタのゲートとが接続されると共
    に、前記出力MOSトランジスタのゲートとソースとが
    前記他のMOSトランジスタのドレインとソースとに接
    続されることを特徴とするボルテージレギュレータ。
JP10050391U 1991-12-05 1991-12-05 ボルテージレギュレータ Pending JPH0552912U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990072377A (ko) * 1998-02-04 1999-09-27 이토 기요시 전압레귤레이터
KR20120112175A (ko) * 2011-03-30 2012-10-11 세이코 인스트루 가부시키가이샤 볼티지 레귤레이터

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KR101869565B1 (ko) * 2011-03-30 2018-06-20 에이블릭 가부시키가이샤 볼티지 레귤레이터

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