JPH0552811U - 光学顕微鏡 - Google Patents

光学顕微鏡

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JPH0552811U
JPH0552811U JP10552191U JP10552191U JPH0552811U JP H0552811 U JPH0552811 U JP H0552811U JP 10552191 U JP10552191 U JP 10552191U JP 10552191 U JP10552191 U JP 10552191U JP H0552811 U JPH0552811 U JP H0552811U
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JP
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lens
plano
optical
observation
concave
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JP10552191U
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敬之 清水
隆 長野
和男 梶谷
正明 岩瀬
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、無限遠観察光路中での光学部品の切
換挿脱に伴う光軸ズレ、即ち芯ズレを防止することによ
って、高精度に標本の多重観察を行うことができる光学
顕微鏡を提供する。 【構成】平面状の第1平面68a及び所定の曲率を有す
る凹面68bを備えた平凹レンズ68と、平面状の第2
平面70a及び凹面68bと同一曲率を有し且つ凹面6
8bに対面させて配置される凸面70bを備えた平凸レ
ンズ70と、平凹レンズ68の凹面68bと平凸レンズ
70の凸面70bとの間に所定の間隙が与えられるよう
に配置され、スペーサとして機能する環状板74、平凹
レンズ68を凸面70bに沿って移動させて、光軸を所
定量偏向させる第1ないし第3の押圧ピン76、78、
80とを具備した芯補正ユニット66が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、同一標本内において、複数の物質相互間に位置及び特定物 質の位置の変化等を多重観察するための光学顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、顕微鏡観察において、観察される物質により検鏡法が異なり、また、物 質によって染色される蛍光色素が異なるため、同一視野内で観察又は写真及びT V画像等に多重記録するためには、複数の検鏡法の切換や多重染色蛍光の蛍光励 起に切換等が行われている。なお、検鏡法の切換では、観察光路中で、例えば、 偏光板、偏光解消板、ハーフミラー等の切換挿脱が行われ、また、蛍光励起の切 換では、例えば、ダイクロイックミラー、吸収フィルタ等の切換挿脱が行われて いる。
【0003】 具体的には、例えば、特開昭50−80846号公報(以下、従来例1と称す る)に開示された観察光学系が知られている。この光学系は、平凹レンズ及び平 凸レンズを有する偏角手段を備えており、物体光の入射角度に対応して、平凹レ ンズを平凸レンズに対して相対的に移動させることによって、物体光を常に同一 位置に結像させるように構成されている。
【0004】 また、実開昭63−94417号公報(以下、従来例2と称する)に開示され た光学系も知られている。この光学系は、光軸調整用の凹レンズ及び凸レンズを 備えており、凸レンズを凹レンズの曲率に沿って移動させることによって、光軸 調整を行うように構成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、無限遠光学系を有する顕微鏡の無限遠観察光路中において、フィルタ 、偏光板、ハーフミラー等(従来例1では、平凹レンズ)の光学部品たる平行平 面板の切換挿脱を行うと、これら平行平面板の部品精度によって、観察光学系の 光軸ズレ、即ち芯ズレが生じる場合がある。この結果、検鏡法切換及び蛍光励起 切換毎の位置相互の関係に、誤差が生じてしまい、特に、微小位置を観察する場 合等では、検鏡法切換及び蛍光励起切換による多重観察ができなくなるという問 題が発生する。
【0006】 本考案は、このような問題を解決するためになされ、その目的は、無限遠観察 光路中での光学部品の切換挿脱に伴う光軸ズレ、即ち芯ズレを防止することによ って、高精度に標本の多重観察を行うことができる光学顕微鏡を提供することに ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案は、無限遠観察光学系を有する光学 顕微鏡であって、 平面状の第1平面及び所定の曲率を有する凹面を備えた第1のレンズと、 平面状の第2平面及び前記凹面と同一曲率を有し且つ前記凹面に対面させて配 置される凸面を備えた第2のレンズと、 前記第1のレンズの凹面と前記第2のレンズの凸面との間に所定の間隙が与え られるように配置されたスペーサと、
【0008】 前記第1のレンズを前記第2のレンズの凸面に沿って移動させて、光軸を所定 量偏向させる移動手段と、を具備した補正ユニットが設けられていることを特徴 とする。
【0009】
【作用】
移動手段が、第1のレンズを第2のレンズの凸面に沿って移動させることによ って、第1平面と第2平面との間の成す角度が変化し、光学系光軸を適量だけ偏 向させる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例に係る光学顕微鏡について、添付図面を参照して 説明する。 図1には、本実施例の光学顕微鏡の全体の構成が概略的に示されている。 図1に示すように、本実施例の光学顕微鏡は、微分干渉法及び蛍光法を用いた 顕微鏡観察が行えるように構成されている。 まず、微分干渉観察を行う場合について説明する。
【0011】 図1に示すように、例えば、ハロゲンランプ又は水銀ランプ等の第1の光源2 から発光された光は、第1のコレクターレンズ4を介して調光用の第1のフィル タ6に導光され、第1の視野絞り8及び第1のリレーレンズ10を介して反射ミ ラー12に照射される。この反射ミラー12から反射された光は、第1の開口絞 り14を介して第1のポラライザー16に照射される。この第1のポラライザー 16は、光路中に挿脱可能に(図1の矢印で示す方向)構成されており、照射さ れた光の偏光成分に所定の光学的特性を与える機能を有している。
【0012】 第1のポラライザー16を透過した光は、微分干渉用の第1の変形ウォーラス トンプリズム18に照射される。この第1の変形ウォーラストンプリズム18は 、光路中に挿脱可能(図1の矢印で示す方向)に構成されており、入射した光を 互いに直交した振動方向を持ったコヒーレントな2つの光束に振り分ける機能を 有している。
【0013】 第1の変形ウォーラストンプリズム18を透過した2つの光束は、コンデンサ ーレンズ20を介して顕微鏡ステージ22上に配置された標本24に照射される 。
【0014】 標本24を透過した2つの光束は、回転式レボルバー26にセットされた対物 レンズ28で平行光束に規制された後、微分干渉用の第2の変形ウォーラストン プリズム(又はコンペンセイター)30及び後述する蛍光キューブ56を透過し て、アナライザー32に照射される。このアナライザー32は、入射した2つの 光束の偏光成分を同一平面内(即ち、アナライザー32の透過軸内)に取り出し て互いに干渉させる機能を有している。
【0015】 アナライザー32によって形成された干渉光は、結像レンズ34を介してビー ムスプリッタ36に照射される。このビームスプリッタ36は、図1の矢印方向 に移動可能に構成されており、光路を観察系又は写真撮影系に切り換える機能を 有している。この結果、干渉光は、接眼光学系38又は写真撮影用接眼レンズ4 0に導光され、色のコントラストとして肉眼観察又は写真撮影される。 なお、このような顕微鏡光学系において、対物レンズ28と結像レンズ34と の間の観察光学系は、無限遠光学系となっている。 次に、落射蛍光観察を行う場合について説明する。
【0016】 図1に示すように、例えば、ハロゲンランプ又は水銀ランプ等の第2の光源4 2から発光された光は、第2のコレクターレンズ44を介して調光用の第2のフ ィルタ46に導光され、第2の開口絞り48、第2の視野絞り50及び第2のリ レーレンズ52を経て第2のポラライザー54に照射される。この第2のポララ イザー54は、光路中に挿脱可能に(図1の矢印で示す方向)構成されており、 照射された光の偏光成分に所定の光学的特性を与える機能を有している。第2の ポラライザー54を透過した光は、蛍光キューブ56に照射される。
【0017】 図1及び図2の(b)に示すように、第2のポラライザー54を透過した光は 、蛍光キューブ56の励起フィルタ58を透過してダイクロイックミラー60に 照射される。このダイクロイックミラー60は、一種の干渉フィルタであり、短 波長を反射し、超波長を透過するように構成されている。従って、励起フィルタ 58で励起された励起光は、その励起光帯のみが全反射され、セットされた対物 レンズ28に導光される。
【0018】 この対物レンズ28を透過した励起光は、顕微鏡ステージ22上に配置された 標本24に集光される。標本24から発光された蛍光は、再び、対物レンズ28 を介して平行光束に規制され、蛍光キューブ56のダイクロイックミラー60に 照射される。標本から発光された蛍光の波長は、ストークスシフトにより、励起 光の波長より超波長側にシフトしている。このため、蛍光は、ダイクロイックミ ラー60では、そのほとんどの光量が透過され、蛍光キューブ56の吸収フィル タ62に照射される。この吸収フィルタ62は、散乱又は反射に伴う僅かな励起 光を吸収して標本24から発光された蛍光のみを取り出すように構成されている 。
【0019】 この結果、標本24から発光された蛍光のみが、結像レンズ34を介してビー ムスプリッタ36に照射され、接眼光学系38又は写真撮影用接眼レンズ40を 介して肉眼観察又は写真撮影される。
【0020】 なお、上述した落射蛍光観察中、第2の変形ウォーラストンプリズム(又はコ ンペンセイター)30、第2のポラライザー54及びアナライザー32等の蛍光 観察に不要な光学部品は、光路から回避されているものとする。
【0021】 また、蛍光キューブ56は、取付アリ64を介して切換用ターレット(図示し ない)に取り付けられている。この結果、蛍光キューブ56は、図1の矢印方向 に回転して切換可能に構成されている。
【0022】 このような落射蛍光観察において、標本24が多重染色蛍光標本である場合、 夫々の蛍光色素に対応して励起光を変える必要がある。このため、蛍光キューブ 56を切換用ターレットによって切り換えなければならない。その際、ダイクロ イックミラー60及び吸収フィルタ62の部品精度(平行の精度)によって、楔 状となるため、光軸が偏向し、蛍光キューブ56相互間において観察光学系の芯 がずれる場合がある。つまり、写真及びTV画像等で多重露光を行う場合、蛍光 色素毎に像面での観察像が動いてしまい、蛍光毎の相互間位置は実際と異なって しまう。 そこで、本考案に係る実施例において、図2ないし図4に示すように、蛍光キ ューブ56には、芯ズレ補正用の芯補正ユニット66が設けられている。
【0023】 図2ないし図4に示すように、芯補正ユニット66は、光軸方向に並列した平 凹レンズ68と平凸レンズ70とを備えている。具体的には、平凹レンズ68は 、結像レンズ34(図1参照)側に配置され、この平凹レンズ68に隣設した平 凸レンズ70は、吸収フィルタ62(図2の(b)参照)側に配置されている。 また、平凹レンズ68は、その結像レンズ34側の面(以下、単に、第1平面6 8aと称する)が平面状に、その下面(即ち、平凸レンズ70側の面、以下、こ の面を凹面68bと称する)が凹面状に形成されている(特に、図4参照)。一 方、平凸レンズ70は、その平凹レンズ68の凹面68bに対面する側の面(以 下、単に凸面70bと称する)が、平凹レンズ68の凹面68bと同等の曲率半 径を有した凸面状に、その下面(即ち、吸収フィルタ62側の面、以下、この面 を第2平面70aと称する)が平面状に形成されている(特に、図4参照)。
【0024】 また、平凹レンズ68の外周面には、環状枠69が取り付けられており、一方 、平凸レンズ70は、その外周面が芯補正ユニット本体72に支持されている。 平凸レンズ70の凸面70bの外周縁部には、平凹レンズ68と平凸レンズ70 との間のスペーサとして機能する厚さ0.1mm程度の環状板74が配置されて いる。この環状板74は、その外径が平凹レンズ68の外径より小さく且つ環状 枠69の内径より内側に配置されている。そして、この環状板74の上に平凹レ ンズ68の凹面68bが載置されている。
【0025】 このように、環状板74を介して平凹レンズ68と平凸レンズ70との間に間 隙を設けることによって、光学密着が回避できると共に、干渉によるニュートン リングの発生が防止できる。
【0026】 環状板74上に載置された状態で、平凹レンズ68は、その環状枠69の外周 面を、芯補正ユニット本体72に設けられた第1ないし第3の押圧ピン76、7 8、80によって支持される。これら第1ないし第3の押圧ピン76、78、8 0は、特に、図2の(a)及び図3に示すように、環状枠69の外周面を3等分 する位置に配置されている。
【0027】 具体的には、これら第1ないし第3の押圧ピン76、78、80は、夫々、そ の先端が球状に形成されており、環状枠69に設けられた斜面部に当接可能に構 成されている。また、第2及び第3の押圧ピン78、80は、夫々、その基端部 がねじ(図示しない)によって芯補正ユニット本体72に固定されている。一方 、第1の押圧ピン76は、芯補正ユニット本体72に開口された孔に挿入された コイルばね82によって、常時、環状枠69方向に付勢されている。また、コイ ルばね82の基端部は、芯補正ユニット本体72に螺合されたビス84によって 、固定されている。なお、第2及び第3の押圧ピン78、80は、顕微鏡フレー ム(図示しない)に開口された孔を介して、顕微鏡外部から調節可能に構成され ている。
【0028】 従って、第1の押圧ピン76が、平凹レンズ68に設けられた環状枠69の斜 面部を押圧することによって、平凹レンズ68は、第2及び第3の押圧ピン78 、80方向に水平移動される。そして、環状枠69の斜面部が第2及び第3の押 圧ピン78、80に当接される。この結果、環状枠69の斜面部に作用した第1 ないし第3の押圧ピン76、78、80の押圧力は、この環状枠69を下方(即 ち、平凸レンズ70方向)に押圧するように働く。このように環状枠69が下方 に移動する結果、平凹レンズ68も下方に移動して、その凹面68bが環状板7 4に当接される。かくして、平凹レンズ68及び環状板74は、第1ないし第3 の押圧ピン76、78、80と平凸レンズ70との間で挟持される。
【0029】 上述した環状板74は、平凹レンズ68の移動に伴って移動可能に構成されて いる。このため、ビス84を介してコイルばね82を調節することによって、第 1の押圧ピン76が環状枠69を付勢し、平凹レンズ68を環状板74と共に移 動させる。このとき、環状枠69は、常時、下方に押圧されているので、平凹レ ンズ68は、平凸レンズ70の凸面70bの曲率に沿って移動することになる。 このとき、平凸レンズ70の第2平面70aに対する平凹レンズ68の第1平面 68aの成す角は変化する。この結果、光軸が偏向され、光学系の光軸合わせ、 即ち芯補正が成される。 以下、このような芯補正について、図4を参照して説明する。
【0030】 図4の(a)に示すように、平行光束中に平凹レンズ68と平凸レンズ70と を並列して配置させた場合、互いに対面された凹面68bと凸面70bの曲率R は、極めて大きく、且つ、これら凹面68bと凸面70bとの間の間隙が微小で ある。このため、合わせレンズとしての作用は働かず、第2平面70a側から入 射された光束は、等倍率のまま第1平面68aから出射される。このとき、第1 平面68aと第2平面70aとが高精度に平行であるなら、光軸も曲がることは ない。
【0031】 図4の(b)に示すように、平凹レンズ68を凸面70bの曲率に沿って移動 させた場合、この場合も、合わせレンズとしての作用は働かない。ただ、第2面 70aに対して第1面68aが、角度αだけ傾くため、光軸も角度θだけ傾く。 この結果、第1平面68aから出射される光束は、第2平面70aに入射される 光束の入射方向に対して、角度θだけ傾く。 ここで、空気の屈折率をn、平凹レンズ68の屈折率をn´とすると、αとθ との関係は、
【0032】
【数1】 となる。また、平凸レンズ70に対する平凹レンズ68の水平方向移動距離をx とすると、 x=Rsinα なので、
【0033】
【数2】 となる。
【0034】 このように、光軸がθだけ傾いた場合でも、屈折率n及び曲率Rは、事前に決 定されているので、水平方向移動距離xを算出することができる。また、スペー スの都合上、水平方向移動距離xが限定されている場合には、平凹レンズ68及 び平凸レンズ70の部品精度より、角度θの最大値は予測できるので、水平方向 移動距離x内で調節が可能なように、屈折率n及び曲率Rを決定することができ る。
【0035】 従って、上述したような芯補正ユニット66を蛍光キューブ56に設け、観察 前に蛍光キューブ56を調節しておくことによって、落射蛍光観察における多重 染色蛍光観察が可能となる。 ここで、調節法について説明する。
【0036】 図2及び図3に示すように、ダイクロイックミラー60及び吸収フィルタ62 の切換挿脱によって、光軸ズレ、即ち芯ズレが生じた場合、まず、標本観察前に 、基準となる標本を観察しながら蛍光キューブ56を切り換える。そして、第1 ないし第3の押圧ピン76、78、80を調節し、平凹レンズ68に所定の押圧 力を与えて水平移動させる。この結果、顕微鏡観察を行いながら、顕微鏡の外部 から簡単に観察光学系の芯合わせを行なうことができる。また、各蛍光キューブ 56は、切換用ターレット(図示しない)を中心に放射状に配置されている。こ のように各蛍光キューブ56を、その側面が互いに正面しないように配置させる ことによって、調節操作における光学的影響が防止される。
【0037】 次に、本考案の第2の実施例に係る光学顕微鏡について、図5を参照して説明 する。なお、本実施例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成には、同一符号 を付してその説明を省略する。
【0038】 図5には、本実施例の主要部である芯補正ユニット66の部分のみが拡大して 示されている。他の構成は、第1の実施例と同一であるため、その説明は省略す る。
【0039】 図5に示すように、本実施例では、第1の実施例に用いられた環状板74(図 3参照)の代わりに、断面の直径0.1mm程度の環状リング86が、スペーサ として用いられている。この環状リング86は、芯補正ユニット本体72に支持 された平凸レンズ70の外周面に外接可能なリング径を有している。そして、平 凸レンズ70が芯補正ユニット本体72に支持されたとき、環状リング86は、 芯補正ユニット本体72上に載置される状態になる。
【0040】 従って、第1ないし第3の押圧ピン76、78、80が、環状枠69の斜面部 を押圧して、平凹レンズ68を平凸レンズ70方向に移動させることによって、 環状リング86は、平凹レンズ68と芯補正ユニット本体72との間に挟持され る。この状態で、平凹レンズ68と平凸レンズ70との間に所定の間隙が形成さ れる点では、第1の実施例と同様である。しかし、本実施例において、環状リン グ86は、平凹レンズ68の移動に伴って移動されることはない。即ち、平凹レ ンズ68は、その凹面68bの曲率に沿って移動されるのみである。
【0041】 本実施例の光学顕微鏡では、スペーサの移動を考慮する必要がないため、平凸 レンズ70の有効径が、そのままユニットの有効径となる。この結果、レンズ径 を小さくすることが可能となり、結果、製造コストの低減が達成される。また、 スペーサの平凹レンズ68への接触面積も小さくできるため、平凹レンズ68に 傷が付きにくくなると共に、動きも円滑になる。
【0042】 なお、上述した各実施例の光学顕微鏡を用いて微分干渉観察又は偏光観察を行 うこともできる。かかる観察において、特に、落射照明観察を行う場合には、蛍 光キューブ56(図1参照)の代わりに、明視野用ハーフミラーキューブ(図示 しない)が用いられ、また、特に、透過照明観察を行う場合には、蛍光キューブ 56が取り払われて、その部分は風穴となる。
【0043】 また、上述の構成に加えて、微分干渉観察では、更に、微分干渉用の第1及び 第2の変形ウォーラストンプリズム18、30が共に光路中に配置される。一方 、偏光観察では、更に、第1及び第2のポラライザー16、54と、アナライザ ー32(図1参照)とが共に光路中に配置される。
【0044】 かかる観察において、光軸ズレ、即ち芯ズレに影響を与える光学部品は、ハー フミラー(図示しない)とアナライザー32(図1参照)である。また、明視野 観察(暗視野等の他の検鏡法でもよい)と、微分干渉又は偏光観察とを切り換え て観察する場合、アナライザー32を光路中に挿脱しなければならない。
【0045】 以下、アナライザー32の挿脱に用いられるスライダ式アナライザースライダ について、図6を参照して説明する。なお、アナライザースライダの説明に際し 、上述した実施例と同一の構成には、同一符号を付してその説明を省略する。
【0046】 図6に示すように、アナライザースライダは、スライダ本体88を備えており 、このスライダ本体88の略中央部には、芯補正ユニット66(図3参照)が配 置され、その両側には、夫々、押圧部材90とアナライザー32とが配置されて いる。
【0047】 押圧部材90と芯補正ユニット66との間には、芯出球92が配置されている 。押圧部材90は、その一端側に送りネジ94が取り付けられており、この送り ネジ94を操作することによって、スライド可能に構成されている。なお、送り ネジ94は、Eリング96によってスライダ本体88に固定されている。このた め、送りネジ94を介して押圧部材90をスライドさせることによって、芯出球 92は、平凹レンズ68の環状枠69の斜面部を押圧可能に構成されている。ま た、新補正ユニット66と押圧部材90との領域の上面には、上カバー89が設 けられている。
【0048】 また、芯補正ユニット66のアナライザー32側には、板ばね98が設けられ ている。この板ばね98の両側は、夫々、ビス100を介してスライダ本体88 に固定されている。また、板ばね98の中央部には、押圧球102が設けられて おり、板ばね98の付勢力が、押圧球102を介して平凹レンズ68の斜面部に 作用するように構成されている。
【0049】 この結果、芯補正ユニット66の平凹レンズ68は、送りネジ94を操作する ことによって、芯出球92と押圧球102との間に挟持された状態で、水平平面 内で任意に移動させることができる。なお、送りネジ94の操作は、顕微鏡観察 を行いながら、外部から操作でき得る。
【0050】 このようなアナライザースライダは、各光学部品を並列させて構成されている ため、光軸方向の厚さを削減させることができる。この結果、観察光学系のコン パクト化が達成される。なお光学系にスペースがある場合には、例えば、アナラ イザー32を芯補正ユニット66上に重ねて配置させることも可能である。 以下、上述したアナライザースライダの動作について説明する。
【0051】 明視野観察(又は他のアナライザーを使用しない検鏡法)を行う場合、アナラ イザースライダをスライドさせて、アナライザー32を観察光路中に挿入する。 基準標本の観察終了後、再び、アナライザースライダをスライドさせて、アナラ イザー32を光路から回避させると共に、芯補正ユニット66を光路中に配置さ せる。次に、送りネジ94を操作して、平凹レンズ68を水平平面内で移動させ つつ、光軸合わせ、即ち芯合わせを行って、観察標本の像の位置を合わせる。
【0052】 かかる芯合わせは、アナライザー32の挿脱によってずれた光学系の芯を元に 戻すのではない。つまり、ずれた分に相当する量だけ、芯補正ユニット66を調 節して、光学系の芯をずらすことで芯合わせが行われる。この結果、検鏡法の切 り換えても、観察像面における観察像は移動されず、同一標本内の物質の位置を 多重観察記録することが可能となる。
【0053】 従って、本考案に係る光学顕微鏡で、落射蛍光観察と、微分干渉及び蛍光観察 と、を組み合わせた場合でも、蛍光キューブ56及びアナライザースライダに、 上述の芯補正ユニット66を配置させて事前に芯合わせを行うことによって、同 一標本における観察像面の像ズレを生じることなく、検鏡法及び蛍光励起を任意 に切り換えて多重観察又は多重露光観察することができる。 なお、本考案は、上述した実施例の構成に限定されることはなく、適用目的に 応じて任意に変更可能であることは言うまでもない。
【0054】
【考案の効果】
本考案に係る光学顕微鏡は、移動手段によって、第1のレンズを第2のレンズ の凸面に沿って移動させるだけで、簡単に、光軸を適量だけ偏向させることがで きる。従って、本考案に係る光学顕微鏡で、落射蛍光観察と、微分干渉及び蛍光 観察と、を組み合わせた場合でも、補正ユニットで事前に芯合わせを行うことに よって、同一標本における観察像面の像ズレを生じることなく、検鏡法及び蛍光 励起を任意に切り換えて多重観察又は多重露光観察することができる。
【提出日】平成5年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 この対物レンズ28を透過した励起光は、顕微鏡ステージ22上に配置された 標本24に集光される。標本24から発光された蛍光は、再び、対物レンズ28 を介して平行光束に規制され、蛍光キューブ56のダイクロイックミラー60に 照射される。標本から発光された蛍光の波長は、ストークスシフトにより、励起 光の波長より長波長側にシフトしている。このため、蛍光は、ダイクロイックミ ラー60では、そのほとんどの光量が透過され、蛍光キューブ56の吸収フィル タ62に照射される。この吸収フィルタ62は、散乱又は反射に伴う僅かな励起 光を吸収して標本24から発光された蛍光のみを取り出すように構成されている 。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 具体的には、これら第1ないし第3の押圧ピン76、78、80は、夫々、そ の先端が球状に形成されており、環状枠69に設けられた斜面部に当接可能に構 成されている。また、第2及び第3の押圧ピン78、80は、夫々、その基端部 がねじによって芯補正ユニット本体72のねじ孔に沿って環状枠69方向に移動 可能に螺合されている。 一方、第1の押圧ピン76は、芯補正ユニット本体72 に開口された孔に挿入されたコイルばね82によって、常時、環状枠69方向に 付勢されている。また、コイルばね82の基端部は、芯補正ユニット本体72に 螺合されたビス84によって、固定されている。なお、第2及び第3の押圧ピン 78、80は、顕微鏡フレーム(図示しない)に開口された孔を介して、顕微鏡 外部から調節可能に構成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 従って、第1の押圧ピン76のコイルばね82の付勢力に抗して、第2及び第 3の押圧ピン78,80を環状枠69方向に移動させることにより、平凹レンズ 68を任意の方向に水平移動させることができる。 そして、環状枠69の斜面部 が第2及び第3の押圧ピン78、80に当接される。この結果、環状枠69の斜 面部に作用した第1ないし第3の押圧ピン76、78、80の押圧力は、この環 状枠69を下方(即ち、平凸レンズ70方向)に押圧するように働く。このよう に環状枠69が下方に移動する結果、平凹レンズ68も下方に移動して、その凹 面68bが環状板74に当接される。かくして、平凹レンズ68及び環状板74 は、第1ないし第3の押圧ピン76、78、80と平凸レンズ70との間で挟持 される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 上述した環状板74は、平凹レンズ68の移動に伴って移動可能に構成されて いる。このため、第2及び第3の押圧ピン78,80をコイルばね82の付勢力 に抗して調整することによって、平凹レンズ68は環状板74を介して平凸レン ズ70上を摺動する。 このとき、環状枠69は、常時、下方に押圧されているの で、平凹レンズ68は、平凸レンズ70の凸面70bの曲率に沿って移動するこ とになる。このとき、平凸レンズ70の第2平面70aに対する平凹レンズ68 の第1平面68aの成す角は変化する。この結果、光軸が偏向され、光学系の光 軸合わせ、即ち芯補正が成される。 以下、このような芯補正について、図4を参照して説明する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 図2及び図3に示すように、ダイクロイックミラー60及び吸収フィルタ62 の切換挿脱によって、光軸ズレ、即ち芯ズレが生じた場合、まず、標本観察前に 、基準となる標本を観察しながら蛍光キューブ56を切り換える。そして、第2 及び第3の押圧ピン78,80 を調節し、平凹レンズ68に所定の押圧力を与え て水平移動させる。この結果、顕微鏡観察を行いながら、顕微鏡の外部から簡単 に観察光学系の芯合わせを行なうことができる。また、各蛍光キューブ56は、 切換用ターレット(図示しない)を中心に放射状に配置されている。このように 各蛍光キューブ56を、その側面が互いに正面しないように配置させることによ って、調節操作における光学的影響が防止される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】 従って、本考案に係る光学顕微鏡で、落射蛍光観察と、微分干渉及び蛍光観察 と、を組み合わせた場合でも、蛍光キューブ56及びアナライザースライダに、 上述の芯補正ユニット66を配置させて事前に芯合わせを行うことによって、同 一標本における観察像面の像ズレを生じることなく、検鏡法及び蛍光励起を任意 に切り換えて多重観察又は多重露光観察することができる。 なお、本考案は、上述した実施例の構成に限定されることはなく、適用目的に 応じて任意に変更可能であることは言うまでもない。例えば、図6の芯補正機構 をターレットに着脱可能に設けた光学素子キューブに適用することができる。こ の場合、送りねじ94をターレットの外側に向ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る光学顕微鏡の全体
の構成を概略的に示す図。
【図2】図1に示す光学顕微鏡に設けられた蛍光キュー
ブの構成を概略的に示す図であって、(a)は、蛍光キ
ューブを上面から見た断面図、(b)は、蛍光キューブ
を側面から見た断面図。
【図3】図2に示す蛍光キューブに設けられた芯補正ユ
ニットの構成を概略的に示す拡大断面図。
【図4】図3に示す芯補正ユニットに設けられた平凹レ
ンズ及び平凸レンズの配置状態を示す図であって、
(a)は、平凹レンズが平凸レンズに対して移動してい
ない状態を示す図、(b)は、平凹レンズが平凸レンズ
の凸面に沿って距離xだけ水平移動させた状態を示す
図。
【図5】本考案の第2の実施例に係る光学顕微鏡に設け
られた芯補正ユニットの構成を概略的に示す拡大断面
図。
【図6】本考案の光学顕微鏡に設けられ得るアナライザ
ースライダの構成を概略的に示す図であって、(a)
は、その平面図、(b)は、その断面図。
【符号の説明】
66…芯補正ユニット、68…平凹レンズ、68a…第
1平面、68b…凹面、70…平凸レンズ、70a…第
2平面、70b…凸面、74…環状板、第1の押圧ピン
…76、第2の押圧ピン…78、第3の押圧ピン…8
0。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月3日
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
フロントページの続き (72)考案者 岩瀬 正明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無限遠観察光学系を有する光学顕微鏡で
    あって、 平面状の第1平面及び所定の曲率を有する凹面を備えた
    第1のレンズと、 平面状の第2平面及び前記凹面と同一曲率を有し且つ前
    記凹面に対面させて配置される凸面を備えた第2のレン
    ズと、 前記第1のレンズの凹面と前記第2のレンズの凸面との
    間に所定の間隙が与えられるように配置されたスペーサ
    と、 前記第1のレンズを前記第2のレンズの凸面に沿って移
    動させて、光軸を所定量偏向させる移動手段と、を具備
    した補正ユニットが設けられていることを特徴とする光
    学顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記補正ユニットは、光学系の光軸の偏
    向の要因となる平行平面板の無限遠光路内への挿脱に伴
    って、挿脱可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光学顕微鏡。
  3. 【請求項3】 前記第1のレンズは、前記補正ユニット
    が無限遠光路内に配置された状態で、前記移動手段によ
    って移動可能に構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の光学顕微鏡。
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