JP2010020298A - 結像装置及び顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影対象となる試料を特定し、特定した試料の2次元画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時撮影可能な結像装置。
【解決手段】結像レンズ15と、撮像手段6と、試料の光軸方向に異なる複数の観察位置の像を撮像手段6の撮像面6aに並べて形成するために、結像レンズ15の光路を複数の光路に分割する光路分割手段52〜55と、前記複数の光路のうち少なくとも1つの光路の長さを変更する光路長変更部材57,58とからなる光路分割光路長変更素子51を有し、光路分割手段52〜55は前記複数の観察位置のうち基準となる基準観察位置の像を撮像面6aの中央部に形成し、かつ前記複数の光路のうち前記基準観察位置の像を形成する光路を前記光路分割手段52〜55の入射光路と同一直線上に導き、光路分割光路長変更素子51を光路から外した場合に前記基準観察位置の像が撮像面6aに形成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、結像装置及び顕微鏡に関する。
近年、試料の画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に撮影することが望まれつつある(例えば、特許文献1を参照。)。
特表2001−511902号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている顕微鏡は、共焦点顕微鏡であるため、試料の2次元画像を撮影することができないという問題があった。
また、試料の画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に撮影を行うための顕微鏡においては、撮影を行う際に、撮影対象となる最適な試料(例えば、培養細胞等)を予め特定しておく必要がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、撮影対象となる試料を特定し、特定した試料の2次元画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に撮影することが可能な結像装置及び顕微鏡を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
試料の像を形成する結像レンズと、
前記結像レンズによって形成された前記試料の像を撮影する撮像手段と、
前記試料の光軸方向に異なる複数の観察位置の像を、前記撮像手段の撮像面上に並べて形成するために、前記結像レンズからの光路を複数の光路に分割する光路分割手段と、前記複数の光路のうちの少なくとも1つの光路の長さを変更する光路長変更部材とからなる光路分割光路長変更素子と、
を有しており、
前記光路分割手段は、前記試料の光軸方向に異なる前記複数の観察位置のうち、基準となる観察位置の像を前記撮像面上の中央部に形成し、かつ、前記複数の光路のうち、前記基準となる観察位置の像を形成するための光路を、前記光路分割手段の入射光路と同一直線上に導き、
前記光路分割光路長変更素子を光路から外した場合に、前記基準となる観察位置の像が前記撮像手段の前記撮像面上に形成されることを特徴とする結像装置を提供する。
また、本発明の結像装置を有することを特徴とする顕微鏡を提供する。
本発明によれば、撮影対象となる試料を特定し、特定した試料の2次元画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に撮影することが可能な結像装置及び顕微鏡を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る顕微鏡の全体構成を示す図である。 (a)は、本発明の第1実施形態に係る顕微鏡における結像部の構成を示す拡大図であり、(b)は、光路分割光路長変更素子の各平行平板にそれぞれ設けられている遮光部の形状を示す図である。 (a)は、本発明の第1実施形態に係る顕微鏡において、試料の光軸方向に異なる複数の観察位置を示す図であり、(b)は、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料の像が3つ並んで同時に形成されているカメラの撮像面の様子を示す図である。 (a)は、本発明の参考例に係る顕微鏡の全体構成を示す図であり、(b)は、本発明の参考例に係る顕微鏡における平行平板部の変形例である回転ターレット部の構成を示す拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る顕微鏡における結像部の第1変形例の構成を示す拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る顕微鏡における結像部の第2変形例の構成を示す拡大図である。
以下、本発明の各実施形態に係る結像装置を適用した顕微鏡を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
はじめに、本実施形態に係る顕微鏡の全体的な構成を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る顕微鏡の全体構成を示す図である。
図1に示すように本実施形態に係る顕微鏡1は、顕微鏡本体部2と、顕微鏡本体部2のステージ3に載置された試料4を照明するための照明部5と、試料4からの光をカメラ6の撮像面6a上に結ぶための結像部7と、試料4の2次元画像を撮影する前記カメラ6とからなる。
照明部5は、ステージ3上の試料4を照明して励起するための励起光源8と、レンズ9、視野絞り10、及びレンズ11とを備えている。
顕微鏡本体部2は、前述のステージ3の他に、対物レンズ12と、照明部5からの励起光を反射して試料4へ導くための半透過ミラー13と、試料4からの光を反射して結像部7へ導くための全反射ミラー14とを備えている。
次に、本実施形態において最も特徴的な結像部7の構成について詳細に説明する。
図2(a)は、本発明の第1実施形態に係る顕微鏡1における結像部7の構成を示す要部拡大図である。
結像部7は、試料4からの光を結像する結像レンズ15と、結像レンズ15からの光を分割してカメラ6へ導く光路分割光路長変更素子16とを備えている。
この光路分割光路長変更素子16は、3つの反射部17,18,19(反射部17,18は半透過)を備えたプリズム部20と、各反射部17,18,19に対応してプリズム部20の射出端面に一体的に備えられた厚みの異なる3つの平行平板27,28,29とからなる。なお、反射部17,18,19には、例えば透過ミラーと全反射ミラーが用いられる。
まず、プリズム部20内において、結像レンズ15の射出光軸上には、透過率が約30%の反射部17が配置されている。そして、この反射部17の透過光路上であってプリズム部20の射出端面には平行平板27が備えられている。
また、プリズム部20内において、反射部17の反射光軸上には、透過率が約50%の反射部18が前記反射部17に対して平行に配置されている。そして、この反射部18の反射光路上であってプリズム部20の射出端面には、平行平板27よりも光軸方向の厚みが大きい平行平板28が備えられている。さらに、プリズム部20内において、反射部18の透過光軸上には、反射部19が前記反射部18に対して平行に配置されている。そして、この反射部19の反射光路上であってプリズム部20の射出端面には、平行平板28よりも光軸方向の厚みがさらに大きい平行平板29が備えられている。
ここで、本実施形態において各平行平板27,28,29は、いずれもガラス板で構成されており、その射出端面の両端には、図2(b)に示すように開口が図2(a)紙面に対して垂直に延びる帯形状の遮光部30がそれぞれ設けられている。なお、図2(b)は、光路分割光路長変更素子16の各平行平板27,28,29にそれぞれ設けられている遮光部30の形状を示す図である。
以上の構成の下、本顕微鏡1において、照明部5の励起光源8から発せられた励起光は、レンズ9、視野絞り10、レンズ11を順に経て顕微鏡本体部2へ導かれる。そしてこの励起光は、半透過ミラー13によって反射され、対物レンズ12を介してステージ3上の試料4に照射される。これにより、試料4から発せられた蛍光は、対物レンズ12、半透過ミラー13を順に経た後、全反射ミラー14によって反射されて結像部7へ導かれる。
図3(a)は、本発明の第1実施形態に係る顕微鏡1において、試料4の光軸方向に異なる複数の観察位置を示す図である。
倒立顕微鏡を例に、各光路の光路長について説明する。まず、図2(a)のように3つの光路に分岐する場合、平行平板28がある中段の光路を基準位置とする。この光路は、図3(a)の観察位置z2の像をカメラ6へ導くものである。また、平行平板29がある上段の光路は、基準となる中段の光路の光路長よりも長い光路長にしたものであり、図3(a)の観察位置z1の像をカメラ6へ導くものである。さらに、平行平板27がある下段の光路は、基準となる中段の光路の光路長よりも短い光路長にしたもので、図3(a)の観察位置z3の像をカメラ6へ導くものである。
結像部7に入射した光は、結像レンズ15を介して光路分割光路長変更素子16内の反射部17へ入射する。この反射部17へ入射した光のうち、該反射部17を透過した光は、平行平板27を経てカメラ6の撮像面6a上に結像される(「第1結像系」という。)。
なお、このときの試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z3となる。
一方、反射部17へ入射した光のうち、該反射部17によって反射された光は、反射部18に入射する。そして、この反射部18へ入射した光のうち、該反射部18によって反射された光は、平行平板28を経てカメラ6の撮像面6a上に結像される(「第2結像系」という。)。このため、試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z2となる。
そして、反射部18へ入射した光のうち、該反射部18を透過した光は、反射部19によって反射された後、平行平板29を経てカメラ6の撮像面6a上に結像される(「第3結像系」という。)。このため、試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z1となる。
このようにしてカメラ6の撮像面6a上には、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料4の像が3つ並んで同時に形成される。言い換えれば、カメラ6の撮像面6aに、光軸方向に異なる3つの観察位置についての結像面が3つ並んで同時に形成される。
より詳しくは、本実施形態では上述した構成の光路分割光路長変更素子16によって結像レンズ15とカメラ6の撮像面6aとの間、即ち非平行光束の光路を3つに分割し、各光路に厚みの異なる平行平板27,28,29を配置したことで、光路長の異なる第1結像系、第2結像系、及び第3結像系を形成し、これによりカメラ6の撮像面6a上には、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料4の像が、図3(b)に示すように3つ並んで同時に形成されることとなる(なお、本実施形態では上述のように3つの平行平板27,28,29を用いているが、平行平板27は必須ではなく平行平板28,29のみでもよい。)。したがってカメラ6では、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料4の像を、3つ並んだ1つの2次元画像として撮影することが可能となる。なお、図3(b)は、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料4の像が3つ並んで同時に形成されているカメラ6の撮像面6aの様子を示す図である。
以上より、本実施形態によれば、試料4の2次元画像を光軸方向に異なる3つの観察位置z1,z2,z3で同時に撮影することが可能な顕微鏡を実現することができる。また、このように光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に試料の状態を画像化できることで、試料に生じた光軸方向へ空間的に異なった現象を同時に観察することができる。したがって、解析方法によっては、試料内をXYZ方向へ移動する物体の追尾観察をすることも可能となる。
また前述のように、3つの観察位置z1,z2,z3についての試料4の像を3つ並べて1つの2次元画像として撮影することができるため、観察に際して見やすい。また、複数台のカメラを用意する必要がないため、簡素な構成を採ることができる。
また本実施形態では、上述のように各平行平板27,28,29には、遮光部30が設けられている。これにより、カメラ6の撮像面6a上に形成される3つの観察位置z1,z2,z3についての試料4の像は、図3(b)に示すように撮像面6a上で区切られることとなるため、互いに重なり合ってしまうことを防ぐことができる。
また、各反射部17,18の透過率を上述のように設定したことによって、第1結像系、第2結像系、及び第3結像系からカメラ6の撮像面6aへそれぞれ導かれる蛍光の光量を均一にすることができる。したがって、カメラ6の撮像面6aに形成される3つの観察位置z1,z2,z3についての試料4の像の明るさを均一にすることができる。
なお、本実施形態において光路分割光路長変更素子16は、上述のように3つの反射部17,18,19を備えたプリズム部20と、厚みの異なる平行平板27,28,29とから構成されている。しかしながら光路分割光路長変更素子16の構成はこれに限られず、プリズム部20と平行平板27,28,29を排除し、上記3つの反射部17,18,19のみで構成することもできる。3つの反射部17,18,19によって光路を3つに分割し、それぞれがカメラ6の撮像面6a上に試料4の像を結ぶように反射部17,18,19どうしの間隔を設定すれば、光路長の異なる第1結像系、第2結像系、及び第3結像系を形成することができ、本発明の目的を達成することができる。
また、本実施形態において光路分割光路長変更素子16による光路の分割数は3つに限られず、ミラー及び平行平板を減らす又は増やすことで2つ又は4つ以上の光路を設け、光軸方向に異なる2つ又は4つ以上の観察位置についての試料像を同時に撮影可能な構成とすることもできる。
また、本実施形態では、上述のように各平行平板27,28,29に遮光部30を設けることにより、カメラ6の撮像面6aに形成される3つの試料像どうしが重なり合ってしまうことを防いでいる。しかしながらこれに限られず、照明部5の視野絞り10の位置に、前記遮光部30と同様の形状の遮光部を配置する構成とすることもできる。
また、本実施形態では、上述のように各反射部17,18の透過率を設定することによってカメラ6の撮像面6aに形成される3つの試料像の明るさを均一にしている。しかしながら各反射部17,18の透過率は上記設定に限られず、例えば通常のハーフミラーを用い、平行平板27,28,29の射出側に光量調整フィルタをそれぞれ配置する構成とすることで、試料像の明るさの均一化を図ることもできる。
ここで、以上に述べた本実施形態に係る顕微鏡1において、結像部7の構成は上述のものに限られない。以下に、結像部7についての2つの変形例を説明する。
図5は、結像部7の第1変形例である結像部50の構成を示す拡大図である。
第1変形例の結像部50は、結像レンズ15と、結像レンズ15からの光路を分割してカメラ6へ導く光路分割光路長変更素子51と、後述する光路長補正部材59とからなる。なお、光路分割光路長変更素子51と光路長補正部材59は、ターレット等の不図示の切り替え手段によって保持されており、結像レンズ15の射出光路内へ選択的に挿脱することができる。
光路分割光路長変更素子51は、4つの反射部52,53,54,55(反射部52,53は半透過)を備えたプリズム部56と、反射部54,55に対応してプリズム部56の射出端面に一体的に備えられた厚みの異なる2つの平行平板57,58とからなる。なお、反射部52,53,54,55には、例えば半透過ミラーと全反射ミラーが用いられる。
プリズム部56内において、結像レンズ15の射出光軸上には、結像レンズ15側から順に、透過率が約65%の反射部52と、透過率が約50%の反射部53とが配置されている。なお、反射部53は反射部52に対して垂直に配置されている。
プリズム部56内において、反射部52の反射光軸上には、反射部52からの反射光を全反射する反射部54が前記反射部52に対して平行に配置されている。そして、この反射部54の反射光路上であってプリズム部56の射出端面には平行平板57が備えられている。
プリズム部56内において、反射部53の反射光軸上には、反射部53からの反射光を全反射する反射部55が前記反射部53に対して平行に配置されている。そして、この反射部55の反射光路上であってプリズム部56の射出端面には、平行平板57よりも光軸方向の厚みが大きい平行平板58が備えられている。
ここで、各平行平板57,58は、いずれもガラス板で構成されている。なお、これらの射出端面、及びプリズム部56における反射部53の反射光路上の射出端面には、上記結像部7と同様に、図2(b)に示す帯形状の遮光部30がそれぞれ設けられている(図5中では不図示)。
光路長補正部材59は、上述した不図示の切り替え手段によって光路分割光路長変更素子51を光路外へ退避させた際に、該光路分割光路長変更素子51に代わって光路内へ配置されるものである。この光路長補正部材59は、基準となる観察位置の像(後述する観察位置z2の像)のみをカメラ6の撮像面6a上に形成するために、結像レンズ15からの光路の長さを変更するものである。本変形例において光路長補正部材59は、ガラス板で構成された平行平板からなる。
ここで、斯かる第1変形例の結像部50を適用した顕微鏡1について、光路分割光路長変更素子51を光路内へ配置した場合(「多焦点撮影モード」という)と、光路長補正部材59を光路内へ配置した場合(「通常観察モード」という)に分けて説明する。
はじめに、多焦点撮影モードについて図3を参照して説明する。
図5に示すように、光路分割光路長変更素子51で分割した3つの光路のうち、中段の光路を基準としたとき、この光路は、図3(a)に示す観察位置z2の像をカメラ6へ導くものである(基準像(Z=0))。また、平行平板58を備えた上段の光路は、中段の光路よりも光路長が長く、図3(a)の観察位置z1の像をカメラ6へ導くものである(負の焦点差(Z=−ΔZ))。さらに、平行平板57を備えた下段の光路は、中段の光路よりも光路長が短く、図3(a)の観察位置z3の像をカメラ6へ導くものである(正の焦点差(Z=+ΔZ))。
斯かる構成の下、試料4より発せられて結像部50へ導かれた観察光は、結像レンズ15を介して光路分割光路長変更素子51内の反射部52へ入射する。この反射部52へ入射した光のうち、該反射部52を透過した光は反射部53へ入射する。そして、この反射部53へ入射した光のうち、該反射部53を透過した光は、図3(b)に示すようにカメラ6の撮像面6a上の中央に結像されることとなる。なお、このときの試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z2となる。またこのとき、斯かる観察位置z2の像を形成するための光路(中段の光路)は、光路分割光路長変更素子51の入射光路と同一直線上に位置している。
一方、反射部52へ入射した光のうち、該反射部52によって反射された光は、反射部54によって反射され、平行平板57を経てカメラ6の撮像面6a上に結像されることとなる。このため、試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z3となる。
また一方、反射部53へ入射した光のうち、該反射部53によって反射された光は、反射部55によって反射され、平行平板58を経てカメラ6の撮像面6a上に結像されることとなる。このため、試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z1となる。
このようにしてカメラ6の撮像面6a上には、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料4の像が、観察位置z2の像を中心として3つ並んで同時に形成される。したがって結像部50を適用した顕微鏡1は、上述の結像部7を備えた顕微鏡1と同様の効果を奏することが可能となる。
次に、通常観察モードについて説明する。
通常観察モードにおいて、試料4より発せられて結像部50へ導かれた観察光は、結像レンズ15と光路長補正部材59を順に介し、カメラ6の撮像面6a上に結像される。なお、このときの試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z2のみとなるため、該観察位置z2の像がカメラ6の撮像面6a全体にわたって結像されることとなる。したがってカメラ6では、試料4における観察位置z2の2次元画像を、上述の多焦点撮影モード時よりも広い範囲で撮影することが可能となる。
詳しくは、上述のように多焦点撮影モード時には、基準となる観察位置z2の像を形成する光路(中段の光路)が、光路分割光路長変更素子51の入射光路と同一直線上に導かれるとともに、観察位置z2の像がカメラ6の撮像面6aの中央に形成される。したがって、当該中段の光路は、通常観察モード時に結像レンズ15とカメラ6の間にできる光路と一致し、撮像面6aの中央に入射することとなる。即ち、多焦点撮影モードと通常観察モードにおいて、視野の中心を一致させることができ、試料4の同じ観察位置(光軸に垂直な平面内において同じ観察位置)の像を撮影することが可能となる。言い換えれば、通常観察モードにおいて撮像面6aの中央部分に形成された像を、多焦点撮影モードで基準の観察位置z2の像として撮影することができる。
また、上述のように通常観察モード時には、光路長補正部材59が光路長を変更することで、結像レンズ15とカメラ6の間にできる光路の焦点位置を、多焦点撮影モード時の中段の光路の焦点位置と一致させることができる。即ち、多焦点撮影モードと通常観察モードにおいて、試料4の同じ観察位置(光軸方向において同じ観察位置、即ち観察位置z2)の像を撮影することが可能となる。
以上より、第1変形例の結像部50を適用した顕微鏡1では、通常観察モード時に、多焦点撮影モード時に基準となる観察位置z2の像を、位置や大きさ等の状態を変えることなく、より広い範囲で撮影することが可能となる。
ここで、第1変形例の結像部50を適用することで、上述のように多焦点撮影モードと通常観察モードが実施可能となった顕微鏡1について、使用手順の一例を説明する。
手順1:顕微鏡1の使用者は、ステージ3上の試料4を目視にて観察し、試料4のおおよその位置を調整する。
手順2:使用者は、通常観察モードで試料4を撮影し、顕微鏡1に別途備えられている不図示のモニタに試料4の画像を表示させる。そして使用者は、当該モニタを観察しながら、試料4の多焦点撮影モードで撮影したい箇所(観察希望位置)を特定する。
手順3:使用者は、手順2で特定した観察希望位置(例えば、培養細胞等)の像がカメラ6の撮像面6aの中央に位置するように、試料4の位置を調整する。また使用者は、通常観察モードから多焦点撮影モードへ切り替える。
手順4:使用者は、試料4に対して投薬等の実験を行い、多焦点撮影モードで撮影を行う。これにより、試料4の観察希望位置と、該観察希望位置を基準とした光軸方向における上下2つの観察位置で、試料4の二次元画像を同時に撮影することができる。
以上、第1変形例の結像部50を適用した顕微鏡1では、通常観察モードと多焦点撮影モードを切り替えて実施可能であり、これによって予め通常観察モードで試料4の観察希望位置を特定し、特定した観察希望位置を多焦点撮影モードで撮影することが可能となる。即ち、試料4の2次元画像を光軸方向に異なる3つの観察位置z1,z2,z3で同時に撮影可能な使い勝手の良い顕微鏡1を実現することができる。
次に、結像部7の第2変形例である結像部70について説明する。
図6は、結像部7の第2変形例である結像部70の構成を示す拡大図である。
第2変形例の結像部70は、結像レンズ15と、結像レンズ15からの光路を分割してカメラ6へ導く光路分割光路長変更素子71とからなる。なお、光路分割光路長変更素子71は、ターレット等の不図示の切り替え手段によって保持されており、結像レンズ15の射出光路外へ退避させることが可能である。
光路分割光路長変更素子71は、5つの反射部72,73,74,75,76(反射部74,75は半透過)を備えたプリズム部77と、厚みの異なる3つの平行平板78,79,80からなる平行平板ユニット81で構成されている。なお、反射部72,73,74,75,76には、例えば半透過ミラーと全反射ミラーが用いられる。
プリズム部77内において、結像レンズ15の射出光軸上には、結像レンズ15からの光を全反射する反射部72が配置されており、反射部72の反射光路上には反射部73が反射部72に対して平行に配置されている。反射部73の反射光路上には、透過率が約35%の反射部74が、反射部73に対して垂直に配置されている。反射部74の反射光路上には、反射部74側から順に、透過率が約50%の反射部75と、反射部75からの透過光を全反射する反射部76とが、それぞれ反射部72に対して平行に配置されている。なお、反射部75は、反射部75の反射光軸が反射部72の入射光軸と同一直線上となるように配置されている。
平行平板ユニット81において、平行平板78は、反射部74の透過光路上及び反射部75,76の反射光路上であってプリズム部56の射出端面に備えられている。平行平板79は、反射部74の透過光路上及び反射部75の反射光路上であって平行平板78の射出端面に備えられている。平行平板80は、反射部74の透過光路上であって平行平板79の射出端面に備えられている。
なお、平行平板78,79,80は、いずれもガラス板で構成されており、それぞれの射出端面には、上記結像部7と同様に、図2(b)に示す帯形状の遮光部30が設けられている(図6中では不図示)。
ここで、第2変形例の結像部70を適用した顕微鏡1について、光路分割光路長変更素子71を光路内へ配置した場合(「多焦点撮影モード」)と、光路外へ退避させた場合(「通常観察モード」)に分けて説明する。
はじめに、多焦点撮影モードについて図3を参照して説明する。
図6に示すように、光路分割光路長変更素子71で分割した3つの光路のうち、中段の光路を基準としたとき、この光路は図3(a)に示す観察位置z2の像をカメラ6へ導くものである(基準像(Z=0))。また、平行平板80を備えた下段の光路は、中段の光路よりも光路長が長く、図3(a)の観察位置z1の像をカメラ6へ導くものである(負の焦点差(Z=−ΔZ))。これに対して上段の光路は、中段の光路よりも光路長が短く、図3(a)の観察位置z3の像をカメラ6へ導くものである(正の焦点差(Z=+ΔZ))。
斯かる構成の下、試料4より発せられて結像部70へ導かれた観察光は、結像レンズ15を介して光路分割光路長変更素子71のプリズム部77へ入射する。この光は反射部72、反射部73によって順に反射され、反射部74へ入射する。反射部74へ入射した光のうち、該反射部74を透過した光は、平行平板78,79,80を順に経てカメラ6の撮像面6a上に結像されることとなる。なお、このときの試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z1となる。
一方、反射部74へ入射した光のうち、該反射部74によって反射された光は、反射部75に入射する。反射部75へ入射した光のうち、該反射部75で反射された光は、平行平板78,79を順に経てカメラ6の撮像面6a上に結像されることとなる。このため、試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z2となる。またこのとき、斯かる観察位置z2の像を形成するための光路(中段の光路)は、光路分割光路長変更素子71の入射光路と同一直線上に位置している。
また一方、反射部75へ入射した光のうち、該反射部75を透過した光は、反射部76によって反射され、平行平板78を経てカメラ6の撮像面6a上に結像されることとなる。このため、試料4の観察位置は、上述のように図3(a)に示す観察位置z3となる。
このようにしてカメラ6の撮像面6a上には、光軸方向に異なる3つの観察位置についての試料4の像が、観察位置z2の像を中心として3つ並んで同時に形成される。したがって結像部70を適用した顕微鏡1は、上述の結像部7を備えた顕微鏡1と同様の効果を奏することが可能となる。
次に、通常観察モードについて説明する。
通常観察モードにおいて、試料4より発せられて結像部50へ導かれた観察光は、結像レンズ15を介してカメラ6の撮像面6a上に結像される。
ここで、第2変形例の結像部70においては、光路分割光路長変更素子71の各反射部72,73,74,75,76の枚数と間隔、及び各平行平板78,79,80の厚みは、多焦点撮影モード時の中段の光路の長さが、通常観察モード時に結像レンズ15とカメラ6の間にできる光路の長さと一致するように適切に設定されている。
したがって通常観察モードでは、上述した第1変形例と同様に、図3(a)に示す観察位置z2の像のみがカメラ6の撮像面6a上に結像されることとなる。このため、カメラ6では試料4における観察位置z2の2次元画像を、多焦点撮影モード時よりも広い範囲で撮影することが可能となる。
以上より、第2変形例の結像部70を適用した顕微鏡1は、上記第1変形例における光路長補正部材59を必要とすることなく、第1変形例の結像部50を適用した顕微鏡1と同様の効果を奏することができる。
なお、以上に述べた第1変形例の結像部50における光路分割光路長変更素子51、及び第2変形例の結像部70における光路分割光路長変更素子71による光路の分割数は3つに限られず、反射部や平行平板の枚数を減らす又は増やすことで2つ又は4つ以上の光路を設け、試料4の光軸方向に異なる2つ又は4つ以上の観察位置について同時に撮影可能な構成とすることもできる。
以上、各変形例によれば、撮影対象となる試料を特定し、特定した試料の2次元画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に撮影することが可能な結像装置及び顕微鏡を実現することができる。
(参考例)
はじめに、本参考例に係る顕微鏡の全体的な構成を説明する。
図4(a)は、本発明の参考例に係る顕微鏡の全体構成を示す図である。
図4(a)に示すように本参考例に係る顕微鏡31は、顕微鏡本体部32と、顕微鏡本体部32のステージ3に載置された試料4を照明するための照明部5と、試料4からの光をカメラ33,34の撮像面上に結ぶための2つの結像部(第1結像部35、第2結像部36)と、試料4の2次元画像を撮影する2つのカメラ33,34からなる。
照明部5は、ステージ3上の試料4を照明して励起するための励起光源8と、レンズ9、視野絞り10、及びレンズ11とを備えている。
顕微鏡本体部32は、前述のステージ3の他に、対物レンズ12と、照明部5からの励起光を反射して試料4へ導くためのハーフミラー13と、試料4からの光を分割して第1結像部35と第2結像部36へ導くためのハーフミラー37とを備えている。
次に、本参考例において最も特徴的な2つの結像部35,36の構成について詳細に説明する。
第1結像部35は、試料4からの光を結像する結像レンズ15aと、該結像レンズ15aとカメラ33の間に配置された平行平板部38とを備えている。
平行平板部38は、光軸に対して垂直な方向へ並んだ光軸方向の厚さの異なる4つの平行平板を備え、光軸に対して垂直な方向へスライド可能なユニットである。これにより、平行平板部38をスライドさせることで、所望の厚さの平行平板を光路内へ選択的に配置することが可能となる。
第2結像部36は、前述の第1結像部35と同様の構成であるため、説明を省略する。なお、第2結像部36における平行平板部39には、第1結像部35における4つの平行平板とはいずれも光軸方向の厚さが異なる4つの平行平板が備えられている。
以上の構成の下、本顕微鏡31において、照明部5の光源8から発せられた光は、レンズ9、視野絞り10、レンズ11を順に経て顕微鏡本体部32へ導かれる。そしてこの光は、ハーフミラー13によって反射され、対物レンズ12を介してステージ3上の試料4に照射される。これにより、試料4からの光は、対物レンズ12、ハーフミラー13を順に経た後、ハーフミラー37に入射される。なお、蛍光観察の場合は、光源8からの光は励起光であり、試料4からの光は蛍光となる。
ハーフミラー37に入射した光のうち、該ハーフミラー37によって反射された光は、第1結像部35へ導かれる。そしてこの光は、結像レンズ15aを介して平行平板部38中の任意の平行平板を経て、カメラ33の撮像面上に結像される(「第1結像系」という。)。このようにして、カメラ33は試料4の2次元画像を撮影することが可能となる。
一方、ハーフミラー37に入射した光のうち、該ハーフミラー37を透過した光は、第2結像部36へ導かれる。そしてこの光は、結像レンズ15bを介して平行平板部39中の任意の平行平板を経て、カメラ34の撮像面上に結像される(「第2結像系」という。)。このようにして、カメラ34は試料4の2次元画像を撮影することが可能となる。なお、図4(a)では、いずれの結像部35,36においても光路内に平行平板を配置していない様子が示されている。
以上のように本参考例では、結像部を2つ設け、各結像部35,36において結像レンズ15a,15bとカメラ33,34の撮像面との間、即ち非平行光束の光路に厚みの異なる平行平板を配置することで、光路長の異なる第1結像系と第2結像系を形成している。これにより、結像部35,36毎に備えられたカメラ33,34の撮像面上には、観察位置が光軸方向に異なる試料4の像がそれぞれ形成されて、2次元画像として同時に撮影することができる。
以上より、本参考例によれば、試料4の2次元画像を光軸方向に異なる2つの観察位置で同時に撮影することが可能な顕微鏡を実現することができ、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、2つの結像部35,36において、平行平板部38,39をスライドさせることで所望の厚さの平行平板を光路内に配置することが可能であるため、光軸方向に異なる様々な観察位置で試料4の2次元画像を撮影することができる。
ここで、平行平板部38,39に備えられた平行平板の光軸方向の厚みに対する試料4の観察位置の光軸方向のシフト量Δの一数値例を以下の表1に示す。なお、対物レンズ12は「Plan Apo TIRF 100×H/1.45」を想定し、試料4の観察位置の基準は光路内に平行平板を配置しなかったときとする。
(表1)
100倍対物レンズ使用時の試料面上の 平行平板の厚さ(mm)
フォーカスシフト量Δ(μm)
0.1 2.8
0.2 5.5
0.3 8.3
0.4 11.0
0.5 13.8
なお、本参考例において、上述のように光路内への所望な平行平板の挿脱は、平行平板部38,39を光軸に対して垂直な方向へスライドさせることで行われる。しかしながらこれに限られず、本参考例に係る顕微鏡31は、平行平板部38,39に代えて、図4(b)に示した回転軸40aを中心に回転可能な円盤部材40上に複数の平行平板を備え、当該円盤部材40を回転させることで所望の平行平板を光路内へ選択的に配置することが可能な回転ターレット部41を有する構成とすることもできる。これにより、本参考例に係る顕微鏡31は、平行平板部38,39を有する場合に比して、顕微鏡内のスペースをより有効に活用することができる。なお、図4(b)は、本発明の参考例に係る顕微鏡31における平行平板部38,39の変形例である回転ターレット部41の構成を示す拡大図である。
また、上述のように本参考例に係る顕微鏡31は2つの結像部35,36を備える構成であるが、ハーフミラー37及び第1結像部35を排除し、第2結像部36のみを備える構成とすることもできる。この場合、光軸方向に異なる複数の観察位置で試料4の2次元画像を同時に得ることはできないものの、平行平板部38,39をスライドさせることで、平行平板の切り替えが高速、高精度に実行できるため、ステージや対物レンズを光軸方向に移動することで光軸方向の観察位置を変更していた従来の顕微鏡に比して、光軸方向の観察位置の変更をより迅速に達成することができる。
以上、上記第1実施形態及び参考例によれば、試料の2次元画像を光軸方向に異なる複数の観察位置で同時に撮影することが可能な結像装置及び顕微鏡を実現することができる。
1,31 顕微鏡
2,32 顕微鏡本体部
5 照明部
4 試料
7,35,36 結像部
6,33,34 カメラ
12 対物レンズ
15,15a,15b 結像レンズ
16 光路分割光路長変更素子
17,18,19 反射部
27,28,29 平行平板
38,39 平行平板部
41 回転ターレット部
42 補助光学素子
50,70 結像部
51,71 光路分割光路長変更素子
52,53,54,55,72,73,74,75,76 反射部
57,58,78,79,80 平行平板

Claims (5)

  1. 試料の像を形成する結像レンズと、
    前記結像レンズによって形成された前記試料の像を撮影する撮像手段と、
    前記試料の光軸方向に異なる複数の観察位置の像を、前記撮像手段の撮像面上に並べて形成するために、前記結像レンズからの光路を複数の光路に分割する光路分割手段と、前記複数の光路のうちの少なくとも1つの光路の長さを変更する光路長変更部材とからなる光路分割光路長変更素子と、
    を有しており、
    前記光路分割手段は、前記試料の光軸方向に異なる前記複数の観察位置のうち、基準となる観察位置の像を前記撮像面上の中央部に形成し、かつ、前記複数の光路のうち、前記基準となる観察位置の像を形成するための光路を、前記光路分割手段の入射光路と同一直線上に導き、
    前記光路分割光路長変更素子を光路から外した場合に、前記基準となる観察位置の像が前記撮像手段の前記撮像面上に形成されることを特徴とする結像装置。
  2. 前記光路分割光路長変更素子を光路から外した場合に、前記基準となる観察位置の像を前記撮像手段の前記撮像面上に形成するために、前記結像レンズからの光路の長さを変更する光路長補正部材を、前記光路分割光路長変更素子と切り替え可能に有していることを特徴とする請求項1に記載の結像装置。
  3. 前記光路分割手段は、前記試料の光軸方向に異なる3つの観察位置の像を前記撮像面上に並べて形成するために、前記結像レンズからの光路を3つの光路に分割し、前記3つの観察位置のうち、中間の観察位置の像を前記基準となる観察位置の像として前記撮像面上の中央部に形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の結像装置。
  4. 前記光路長変更部材は、前記3つの光路のうち少なくとも2つの光路に設置された、光軸方向の厚みの異なる平行平板からなることを特徴とする請求項3に記載の結像装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の結像装置を有することを特徴とする顕微鏡。
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