JPH0552331A - 燃焼器の安全装置 - Google Patents

燃焼器の安全装置

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JPH0552331A
JPH0552331A JP3217124A JP21712491A JPH0552331A JP H0552331 A JPH0552331 A JP H0552331A JP 3217124 A JP3217124 A JP 3217124A JP 21712491 A JP21712491 A JP 21712491A JP H0552331 A JPH0552331 A JP H0552331A
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secondary air
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temperature sensor
flame
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JP3217124A
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Kazuhisa Morigami
和久 森上
Kenkichi Hashido
健吉 橋戸
Shingo Fujibayashi
新五 藤林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は燃焼器の安全装置に関するもので、
二次空気の供給停止が生じた時の安全性の向上を目的と
したものである。 【構成】 本発明は、燃焼部8と、燃焼部8の火炎側に
二次空気を供給する二次空気通路12と、この二次空気
通路12に空気を供給する送風機4とを備え、上記二次
空気通路途中の接続部近傍に温度センサ15を設けて二
次空気が供給されなくなった場合の温度変化を検出する
ように構成するとともに、この温度センサ15からの出
力に基づいて上記燃焼部8の燃焼を停止させる制御部1
6を具備している。したがって、二次空気通路12の接
続外れ等が生じて二次空気が供給されなくなった場合で
も、CO発生等の異常状態を防止することができ、燃焼
器の安全性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンヒータ、FF式温
風機等に用いる燃焼器の安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の燃焼器、たとえば石油燃
焼器は、図4に示すように気化筒21にノズル22から
の燃料と一次空気通路23からの一次空気を供給して混
合ガスを生成し、この混合ガスを気化筒21に装着した
燃焼部24の炎孔25から噴出させて燃焼させるように
なっている。そしてその際、上記炎孔25に形成される
火炎には二次空気口26からの二次空気を供給し完全燃
焼するように構成してある。この二次空気口26は上記
一次空気通路23から分岐した二次空気通路27を介し
て設けてあり、送風機28から空気を供給されるように
なっている。一方、上記燃焼部24の炎孔25外方には
フレームロッド29を設け、このフレームロッド29で
火炎の状態を監視して、異常状態になれば制御部30へ
出力を出し燃焼を停止させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の燃焼器では、二次空気通路27の接続部分27aが
外れる等して二次空気が供給されなくなっても、フレー
ムロッド29が検出する炎電流はさほど変化せず、その
まま燃焼を継続して多量のCOを発生したり、あるいは
また、外れた二次空気通路27から燃焼室31内の多量
のCOを含む排ガスが逆流してきて、その開口から室内
に流出するという課題があった。すなわち、炎電流は主
として火炎中の一次火炎から取り出しているが、その一
次火炎は二次空気がなくなってもそれほど燃焼状態が変
化せず、そのためフレームロッド29では検出できず、
そのまま燃焼を継続するのであった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、二次
空気が供給されなくなった場合でもこれを確実に検出し
て、安全性を向上させたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、二次空気通路途中の接続部近傍に温度センサ
を設けて、接続外れ等で二次空気が供給されなくなった
場合の温度変化を温度センサで検出し、この温度センサ
からの出力に基づいて制御部により燃焼部の燃焼を停止
させるように構成してある。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって、二次空気通路途中
の接続部が外れた場合など、二次空気が供給されなくな
った場合でも、接続部近傍に設けた温度センサが高温の
排ガスの逆流による温度上昇を検出し、この温度センサ
からの出力に基づいて制御部により燃焼部の燃焼を停止
させることができ、不完全燃焼による多量のCOの発生
や、多量のCOを含む排ガスの室内への放出という異常
状態を防止することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1、図2を参照して
説明する。
【0008】図1において、1は有底筒状の気化筒で、
その周壁の一部の偏心位置にポンプ2からの燃料を供給
するノズル3と送風機4から一次空気通路5を介して燃
焼用一次空気を供給する一次空気供給口6を臨ませてあ
る。7は上記気化筒1に埋設したヒータ、8は同気化筒
1の上部開口に覆設した燃焼部で、その周壁に炎孔9が
多数設けてある。10は上記燃焼部8の上部開口部に覆
設したバーナキャップ、11は上記燃焼部8の外方に同
心状に配設したバーナリングで、このバーナリング11
には一次空気通路5から分岐した二次空気通路12を介
して二次空気を供給する二次空気口13を設けてある。
14は上記燃焼部8の炎孔9に対向して配設したフレー
ムロッドであり、15は上記二次空気通路12の途中の
接続部12a近傍に設けた温度センサである。
【0009】上記構成において、燃焼開始時ポンプ2と
ノズル3を介して気化筒1に噴出された燃料は、ヒータ
7によって高温に加熱されている気化筒1内で気化し、
送風機4、一次空気通路5、一次空気供給口6を介して
気化筒1内に供給される燃焼用一次空気と予混合する。
この予混合ガスは気化筒1内を旋回しながら燃焼部8内
に流入し、燃焼部8側壁の炎孔9より噴出する。そして
適当な点火手段で点火してやると燃焼を開始し、炎孔9
にほぼ密着した火炎を形成する。そして、この火炎に
は、一次空気通路5から分岐した二次空気通路12およ
びバーナリング11に設けた二次空気口13を介して二
次空気が供給され、完全燃焼するようになる。
【0010】一方、燃焼部8の炎孔9に対向して設けた
フレームロッド14は、炎孔9に形成された火炎の状態
を監視しており、異常状態になれば制御部16へ出力を
出し燃焼を停止させるようになっている。
【0011】ここで、図2のように二次空気通路12の
途中の接続部12aが何らかの要因で外れて二次空気が
供給されなくなると、通常時には二次空気が噴出してい
る二次空気口13から二次空気が供給されなくなって完
全燃焼できず、COを多量に発生し始めるとともに、こ
のCOを含む高温の排ガスが逆流し接続部12aより室
内に噴出するようになる。ところがこの時、接続部12
a近傍に設けた温度センサ15の温度が上昇し、この温
度センサ15からの出力に基づいて制御部16により燃
焼部8の燃焼が停止する。すなわち、二次空気が供給さ
れなくなった異常状態が確実に検出でき、安全性を向上
させることができる。
【0012】図3は他の実施例を示し、4は燃焼用一次
空気を供給する送風機、17は二次空気を供給する送風
機であり、第1の実施例の構成のように二次空気通路1
2が一次空気通路5から分岐したものでなく、一次空気
通路5と二次空気通路12とがそれぞれ独立した構成に
なっている。この場合も先に示した第1の実施例と同様
に、二次空気通路12の途中の接続部12aが何らかの
要因で外れたり、二次空気を供給する送風機4が何らか
の要因で停止し、二次空気が供給されなくなると、高温
の排ガスは二次空気通路12を逆流し接続部12a近傍
に設けた温度センサ15の温度が上昇し、この温度セン
サ15からの出力に基づいて制御部16により燃焼部8
の燃焼が停止する。
【0013】したがって、これらの実施例の構成によれ
ば、二次空気通路12途中の接続部12a近傍に設けた
温度センサ15は、二次空気が供給されず高温の排ガス
が逆流することによる温度上昇を検出することができ、
この温度センサ15からの出力に基づいて制御部16が
燃焼部8の燃焼を停止させることにより、不完全燃焼に
よる多量のCOの発生や、排ガスの室内への流出という
異常状態を防止することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃焼器の安
全装置は、二次空気通路途中の接続部近傍に温度センサ
を設けて、二次空気が供給されなくなった場合の温度セ
ンサの温度変化を検出し、この温度センサからの出力に
基づいて制御部により燃焼部の燃焼を停止させるように
構成してあるので、二次空気が供給されなくなった場合
の不完全燃焼による多量のCOの発生や、排ガスの室内
への流出という異常状態を防止することができ、燃焼器
の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における燃焼器の断面図であ
る。
【図2】同二次空気が供給されなくなった場合の燃焼器
の断面図である。
【図3】本発明の他の実施例における燃焼器の断面図で
ある。
【図4】従来の燃焼器の断面図である。
【符号の説明】
4 送風機 8 燃焼部 12 二次空気通路 12a 接続部 15 温度センサ 16 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部と、燃焼部の火炎側に二次空気を
    供給する二次空気通路と、この二次空気通路に空気を供
    給する送風機とを備え、上記二次空気通路途中の接続部
    近傍に温度センサを設けて二次空気が供給されなくなっ
    た場合の温度変化を検出するように構成するとともに、
    この温度センサからの出力に基づいて上記燃焼部の燃焼
    を停止させる制御部を具備させた燃焼器の安全装置。
JP03217124A 1991-08-28 1991-08-28 燃焼器の安全装置 Expired - Lifetime JP3079673B2 (ja)

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