JPH0552280A - 冷媒輸送用ホース及びその継手構造 - Google Patents

冷媒輸送用ホース及びその継手構造

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JPH0552280A
JPH0552280A JP23409391A JP23409391A JPH0552280A JP H0552280 A JPH0552280 A JP H0552280A JP 23409391 A JP23409391 A JP 23409391A JP 23409391 A JP23409391 A JP 23409391A JP H0552280 A JPH0552280 A JP H0552280A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒輸送用ホースにおいて、その優れた冷媒
不透過性を維持しつつ、その柔軟性を同時に改善せしめ
る。また、そのような冷媒輸送用ホースの継手構造にお
いて、充分に耐久性があり、過酷な条件下での長期使用
に耐え得る継手構造を提供する。 【構成】 単層若しくは多層の内管層と、その径方向外
側に同心的に位置する外管層と、それら両層間に介在せ
しめられた繊維補強層とから、一体的に構成されてなる
ホースにおいて、該内管層の単層、または多層のうちの
一つの層を、変性ポリオレフィンとポリアミド樹脂との
重量比で40/60〜10/90のブレンド物に、1〜
10重量%のε−カプロラクタムを添加、含有せしめて
なる樹脂組成物で構成した。また、かかる冷媒輸送用ホ
ースの端部を、ニップルの端部に外嵌することにより、
連結してなる継手構造において、該ニップルの外周面と
ホース内周面との間を、受酸剤を分散含有させた塩素系
エラストマによってシールするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、冷媒輸送用ホース及びその継手
構造に係り、特に自動車のカークーラーやエアコン等の
配管用として好適に用いられるホース並びにそのような
ホースの継手構造に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、フロンガス等の冷媒を輸送する
ホースとしては、内管層と、その外側の外管層と、それ
ら両層間に介在せしめられた繊維補強層とから、一体的
に構成されてなる三層構造のものが知られている。そし
て、そのようなホースにおいて、内管層は、一般に、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)ま
たはクロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)によ
って形成されており、また繊維補強層は、ポリエステル
繊維、レーヨン繊維、ナイロン繊維等の有機繊維からな
る糸を用いて編成された網状体にて形成され、更に外管
層は、エチレン−プロピレン−非共役ポリエン(ジエ
ン)三元共重合体から得られるエラストマ乃至はゴム状
弾性体(EPDM)またはクロロプレンゴム(CR)に
よって形成されている。なお、外管層の適所には、その
外表面から繊維補強層まで延びるスパイキング孔が設け
られており、そのスパイキング孔を通じて、内管層から
の透過フロンガスを外部に逃がし、ホース壁の各層間に
滞留しないようにしている。この透過フロンガスが多層
のホース壁内に滞留すると、その部分が膨れ、層間剥離
の原因となるからである。
【0003】しかしながら、このような、全体が繊維補
強層を除いてゴム層にて形成されている構造のホース
は、柔軟で、配管作業が容易である;ニップル等の継手
とのシール性が良く、気密性が保たれる等の利点を有し
ているものの、一般に、ゴム材料、特に内管層として用
いられるNBR、CSM等のゴム材料は、ガス透過性を
有しているところから、冷媒としてフロンガス等の低分
子量ガスを用いる場合には、ガス漏れが生じるという欠
点を内在している。つまり、そのようなゴム材料を主構
成材料とする従来のホースにあっては、ホース内を循環
流通せしめられるフロンガス等の冷媒ガスがホース壁を
透過して外部に漏れることにより、漸次循環冷媒量が減
少することとなり、そのため長期に亘る冷却能力保持性
に劣り、冷却能力を維持するためにはガスチャージ(冷
媒の充填)を頻繁に行わなければならないという、メン
テナンス上の問題を内在している。特に、近年における
フロンガスによる大気圏オゾン層の破壊という社会問題
に対して、かかる冷媒輸送用ホースにおけるガス透過性
の改善は、大きな課題となっているのである。
【0004】このため、かかるホースの冷媒不透過性を
改善すべく、従来から、ホースの内管層の一つの層を冷
媒不透過性に優れた樹脂材料にて構成することが検討さ
れてきており、例えばナイロン6、ナイロン66や、そ
れらの共重合体の如き、ポリアミド樹脂からなる層を内
管層の一つとしたホースが明らかにされているが、この
ようなホースにあっては、冷媒不透過性は大きく改善さ
れる反面、かかるポリアミド樹脂が極めて剛性の高いも
のであることによって、ホース全体の柔軟性が失われる
という問題を惹起している。また、柔軟性を確保しよう
として、上記ポリアミド樹脂層の肉厚を薄くしたりする
と、目的とする冷媒ガス不透過性が損なわれるという問
題を生じる。
【0005】このように、従来のホースは、何れも冷媒
輸送用として一長一短があり、近年における冷媒ガスの
不透過性のより一層の向上が要求されている状況下にお
いては、品質的に、何れも満足するものではなかったの
である。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その課題とするところ
は、冷媒輸送用ホースにおいて、その優れた冷媒不透過
性を維持しつつ、その柔軟性を同時に改善せしめること
にある。また、本発明は、そのような冷媒輸送用ホース
の継手構造にして、充分に耐久性があり、過酷な条件下
での長期使用に耐え得る継手構造を提供することをも、
その課題とするものである。
【0007】
【解決手段】そして、本発明は、かかる課題解決のため
に、単層若しくは多層の内管層と、その径方向外側に同
心的に位置する外管層と、それら両層間に介在せしめら
れた繊維補強層とから、一体的に構成されてなるホース
において、該内管層の単層、または多層のうちの一つの
層が、変性ポリオレフィンとポリアミド樹脂との重量比
で40/60〜10/90のブレンド物に、1〜10重
量%のε−カプロラクタムを添加、含有せしめてなる樹
脂組成物から構成されていることを特徴とする冷媒輸送
用ホースを、その要旨とするものである。
【0008】なお、かかる本発明に従う冷媒輸送用ホー
スにおいて、内管層は、有利には、前記樹脂組成物から
なる内側樹脂層と該内側樹脂層の径方向外側に隣接して
一体的に設けられた非極性ゴム材料からなる外側ゴム層
とを含んで、複数層にて構成され、またそのような内側
樹脂層と外側ゴム層とは、有利には、接着剤を介して接
着せしめられることとなる。
【0009】また、本発明にあっては、上記の如き冷媒
輸送用ホースの端部をニップルの端部に外嵌することに
より連結してなる継手構造であって、該ニップルの外周
面とホース内周面との間が、受酸剤を分散含有させた塩
素系エラストマによってシールされていることを特徴と
する冷媒輸送用ホースの継手構造をも、その要旨とする
ものである。
【0010】このような継手構造においては、受酸剤
は、塩素系エラストマに対して、一般に5〜25重量%
の割合において含有せしめられることとなる。
【0011】
【作用】要するに、本発明は、ホースの一つの層を構成
する材料として用いられるポリアミド樹脂に柔軟性を付
与することを目的として、種々研究を重ねた結果、エチ
レン及び/またはプロピレンを基本成分とするポリオレ
フィンに、不飽和カルボン酸若しくはその誘導体をグラ
フト重合して得られるグラフト重合物等の変性ポリオレ
フィンと、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12ま
たはそれらの共重合体等から選ばれるポリアミド樹脂と
を所定の混合比にてブレンドして得られるブレンド物
に、ε−カプロラクタムを1〜10重量%の割合におい
て混合せしめてなる、3種の必須成分から構成される樹
脂組成物にて、ホース内管層の一つの層を構成せしめる
ことによって、ホースのガス不透過性と柔軟性の両特性
が同時に著しく向上せしめられ得ることを見い出し、本
発明を完成するに至ったのである。
【0012】また、かかる樹脂組成物からなる内管層の
一つの樹脂層の外側に隣接するゴム層として、エチレン
・プロピレンゴム、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム
等の非極性ゴム層を採用した場合において、特にそれら
樹脂層とゴム層との間の接着性が著しく向上せしめられ
得ることも見い出したのである。
【0013】さらに、本発明者等は、上記の如き冷媒輸
送用ホースの継手構造に用いられるシーリング剤につい
ての一連の研究の過程において、塩素化ポリエチレン、
クロロスルホン化ポリエチレン等の塩素系エラストマを
シーリング剤として用いると、密着性、耐熱性、耐光性
等に非常に優れた特性を発揮することを見い出した。し
かし、上記塩素系エラストマをシーリング剤として長期
に亘って継手構造に使用すると、上記エラストマ中に残
存する未反応塩素によって、ホース内周面の樹脂層が酸
化されて劣化し、ひび割れ等を生じることが分かった。
また、塩素を含有しない非塩素系エラストマを用いる
と、上記のような樹脂層劣化は生じないものの、耐熱性
及び密着性が悪く、実用的なものが得られないことが分
かった。そこで、上記塩素系エラストマを改良して、塩
素の活性を減じる方法及び非塩素系エラストマを改良し
て、耐熱性及び密着性を高める方法について更に研究し
た結果、塩素系エラストマに、MgO、PbO等の受酸
剤を分散含有させるようにすると、そのような受酸剤が
エラストマ中の塩素をトラップしてハロゲン化物を作
り、ホース内周面の樹脂層が劣化しなくなることを見い
出し、本発明を更に発展させることが出来たのである。
【0014】
【具体的構成・実施例】以下に、本発明の好ましい具体
例を示し、本発明の構成について更に具体的に明らかに
することとする。
【0015】先ず、図1には、本発明に従う冷媒輸送用
ホースの代表的な構造の一つが示されている。そこにお
いて、2は、ホース最内層となる樹脂層であって、変性
ポリオレフィンとポリアミド樹脂とε−カプロラクタム
との三成分からなる樹脂組成物から構成されている。そ
して、この樹脂層2の径方向外側に隣接して、所定厚さ
の内管ゴム層4が一体的に形成されており、またこの内
管ゴム層4の外側に繊維補強層6、更にその外側に外管
ゴム層8が形成されて、全体として一体的な積層構造の
ホースとされている。
【0016】このような構成のホースにおいて、本発明
は、内管層の一つの層(内側層)を構成する樹脂層2
を、上記の如く、変性ポリオレフィンとポリアミドとε
−カプロラクタムとの所定組成の樹脂組成物にて構成し
たものであり、これによって、従来の単なるポリアミド
樹脂のみにて構成する場合に比して、ホースの柔軟性を
大幅に向上せしめ、しかも充分なる冷媒不透過性を具備
せしめるようにしたものである。尤も、冷媒不透過性能
に関して、本発明に従う樹脂組成物からなる樹脂層2
は、ポリアミド樹脂のみからなる層よりも若干劣ること
となるが、本発明に従う樹脂組成物からなる樹脂層2は
柔軟性に富んでいるため、その肉厚を冷媒不透過性能に
劣る分だけ厚くすることにより、かかる樹脂層2の柔軟
性を損なうことなく、ポリアミド樹脂のみからなる層に
充分に対抗し得る冷媒不透過性能を与えることが出来
る。
【0017】なお、かかる樹脂層2を与える樹脂組成物
を構成する変性ポリオレフィン(A)は、エチレンやプ
ロピレンの単独重合体、若しくはそれらの共重合体等の
ポリオレフィンを、不飽和カルボン酸またはその誘導体
等のモノマーのグラフト重合によって変性したものであ
る。かかるグラフト重合成分として用いられる不飽和カ
ルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸等の不飽
和モノカルボン酸;マレイン酸、フマル酸等の不飽和ジ
カルボン酸が挙げられ、またそれらの誘導体としては、
酸無水物、アミド、エステル及び酸ハライド等が挙げら
れる。また、このようなグラフト重合成分は、生成する
グラフト重合物中において0.1〜20モル%の範囲内
において用いられることとなる。
【0018】また、かかる変性ポリオレフィン(A)と
ブレンドせしめられるポリアミド樹脂(B)としては、
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロン6
12、ナイロン6/66等があり、またそれらナイロン
の複数を組み合わせて用いることも可能である。
【0019】そして、かかる変性ポリオレフィン(A)
とポリアミド樹脂(B)とのブレンド比(配合割合)
は、柔軟性と冷媒不透過性のバランスより、重量比でA
/B=40/60〜10/90の範囲内に設定され、好
ましくはA/B=30/70〜20/80の範囲内とさ
れる。なお、変性ポリオレフィン(A)とポリアミド樹
脂(B)とのブレンドに際して、変性ポリオレフィンの
ブレンド割合が多く、ポリアミド樹脂のブレンド割合が
少なくなると、ホースの冷媒不透過性能を充分に高め得
なくなるのであり、また変性ポリオレフィンの割合が少
なく、ポリアミド樹脂の割合が多くなると、ホースの柔
軟性が低下するようになる。
【0020】本発明にあっては、かかるブレンド割合に
おいて変性ポリオレフィン(A)とポリアミド樹脂
(B)とから構成されるブレンド物に対して、ナイロン
6のモノマーとして広く用いられているε−カプロラク
タムを、組成物全体において1〜10重量%、好ましく
は3〜7重量%の割合となるように、配合含有せしめて
なる樹脂組成物を用い、それにて内管層の一つの層を構
成するようにしたものであり、そしてそれによって、得
られる樹脂組成物からなる内管構成層、ひいてはホース
の柔軟性を飛躍的に向上せしめ得たのである。なお、ε
−カプロラクタムの配合効果を充分に発揮させるために
は、少なくとも1重量%以上の割合において配合せしめ
る必要があり、またその配合量が10重量%を超えるよ
うになると、ホースの冷媒不透過性能が悪化し、且つホ
ースの表面にε−カプロラクタムが滲み出すブルーム現
象が惹起されるようになる。
【0021】このように、ホース内管層の一つの層とな
る樹脂層2は、変性ポリオレフィンとポリアミド樹脂と
ε−カプロラクタムとの所定割合の樹脂組成物にて構成
されるものであるが、そのような樹脂組成物を構成する
一成分たるε−カプロラクタムは、また、非極性ゴム材
料、例えばエチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチ
レン−プロピレン−ジエン三元共重合体ゴム(EPD
M)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム
(Cl−IIR,Br−IIR等)等の極性官能基を有
しないゴム材料との親和性が良好であるところから、内
管層を構成する樹脂層2と内管ゴム層4との間の接着性
を向上する上において、かかる内管ゴム層4を前述した
非極性ゴム材料にて形成することが望ましい。
【0022】なお、これら内管層を構成する樹脂層2と
内管ゴム層4との間には、適宜接着剤が施され、それら
両層のより一層の一体化が図られる。接着剤としては、
塩化ゴム系接着剤やフェノール系接着剤等が好適に用い
られることとなる。
【0023】また、繊維補強層6は、通常のゴムホース
に用いられているものがそのまま採用され、例えば、ポ
リエステル繊維、アラミド繊維等の合成繊維を主体とす
る糸の、ブレード編みやスパイラル編み等によって形成
される。更に、外管ゴム層8は、ホースの最外層となる
ものであって、ホースの耐光性、耐熱性、耐透水性等の
諸特性を保持する層であって、そのような観点から、前
記したEPDMやCl−IIR等のゴム材料が好適に用
いられることとなる。尤も、このようなゴム材料以外の
ゴム材料を用いても、何等差支えないことは、言うまで
もないところである。
【0024】ところで、本発明に従う冷媒輸送用ホース
の構造としては、図1に示されるものの他、本発明の趣
旨を逸脱しない限りにおいて、各種の構造が適宜に採用
され得、例えば図2に示される本発明の冷媒輸送用ホー
スの他の例にあっては、内管層が単層であって、それが
樹脂層2のみから構成されているものである。更に、図
3や図4に示される本発明に従う冷媒輸送用ホースの更
に他の例にあっては、図1や図2に示されるホースの樹
脂層2の内面に、内管層の最内層としての内面ゴム層1
0が所定厚さにおいて設けられている。この内面ゴム層
10は、ゴム弾性に富んだ材料から形成され、その存在
によってホースの両端に配されるニップル等の継手との
シール性が良好となるようにされている。なお、このよ
うなホースの層構成は、その用途に応じて適宜に選択さ
れるものであり、それによって各層構成に伴なう所定の
効果を得ることが可能である。
【0025】また、これら例示のホース構成において、
内管層を構成する樹脂層2や内管ゴム層4、内面ゴム層
10、更には外管ゴム層8等のホース構成層の厚さは、
それらを形成する材料の種類やホースの太さ、その壁厚
等によって適宜に決定されることとなるが、実用的なホ
ースのサイズにおいては、例えば樹脂層2の厚みは、
0.05〜0.5mm、好ましくは0.15mm程度に
設定され、また内管ゴム層4の厚みは、1.0〜3.0
mm、好ましくは2mm程度にすることが望ましい。尤
も、これら樹脂層2と内管ゴム層4の厚みは、柔軟性と
ガス不透過性のバランスという観点から適宜に選定され
ることとなる。更に、最外層の外管ゴム層8の厚みとし
ては、通常、1〜3mm程度が採用されることとなる。
【0026】ところで、このような本発明に従う冷媒輸
送用ホースは、上記各ホース構成層を、例えば以下のよ
うにして順次積層形成することにより、製造することが
出来る。
【0027】a) ゴム製或いは樹脂製のマンドレル上
に、内管層(2,4,10)形成用の樹脂若しくはゴム
組成物を押出成形機より押出し、該マンドレル上に管状
体を形成する。この押出操作を複数回繰り返すか、或い
は同時押出し成形することによって、図1、図3、図4
に示される如き、複数層からなる内管層を形成すること
が出来る。なお、そのような押出成形に際して、内管層
を構成する複数層の層間には、適宜接着剤が付与され
る。
【0028】b) 次いで、この単層若しくは複数層に
て構成される内管層の外周面に、必要に応じて接着剤
(ゴム糊)を塗布した後、繊維補強糸をブレード編み若
しくはスパイラル編みする等の手法によって、繊維補強
層(6)を形成する。
【0029】c) かかる形成された繊維補強層(6)
の外周面に所定の接着剤(ゴム糊等)を塗布した後、そ
の上に外管層形成用のゴム組成物を押し出して、目的と
する外管ゴム層(8)を所定厚さに形成する。
【0030】d) このようにして得られた積層管を加
硫(架橋)せしめて一体化した後、マンドレルを抜き取
ることにより、目的とするホースを得ることが出来る。
なお、この際の加硫条件としては、通常、140〜17
0℃程度の温度及び20〜90分程度の加硫時間が採用
されることとなる。
【0031】ところで、かくの如き、本発明に従う冷媒
輸送用ホースの優れた特徴は、以下のホース作製・評価
結果からも明らかに認識され得るところである。
【0032】先ず、図1に示される多層構造のホースの
各種のものを、下記表1に示される材料構成において、
製造した。なお、ホースの製造には、前記したように、
ホースの最内側層より順次押出成形して、多層の積層管
を得た後、加熱・加硫操作を施すことによって、一体的
な多層構造のホース(内径:11.0mm)とする手法
を採用した。また、表1に用いられている各ゴム材料の
配合組成は、以下の通りである。
【0033】 1) Cl−IIR 配合成分 配合量(重量部) ポリマー ・・・・・・・・100 FEFカーボンブラック ・・・・・・・・ 50 パラフィン系プロセスオイル ・・・・・・・・ 20 ZnO ・・・・・・・・ 5 ステアリン酸 ・・・・・・・・ 1 テトラメチルチウラムジスルフィド・・・・・・・・ 1 2) EPDM 配合成分 配合量(重量部) ポリマー(C3 含量=35%) ・・・・・・・・100 FEFカーボンブラック ・・・・・・・・100 パラフィン系プロセスオイル ・・・・・・・・ 60 ZnO ・・・・・・・・ 5 ステアリン酸 ・・・・・・・・ 1 硫黄 ・・・・・・・・ 1 テトラメチルチウラムジスルフィド・・・・・・・・ 2 N−シクロヘキシル−2− ベンゾチアジルスルフェンアミド・・・・・・・・ 1 3) NBR 配合成分 配合量(重量部) ポリマー(AN=42%) ・・・・・・・・100 FEFカーボンブラック ・・・・・・・・・60 ジオクチルフタレート ・・・・・・・・・10 ZnO ・・・・・・・・・・5 ステアリン酸 ・・・・・・・・・・1 硫黄 ・・・・・・・・・・1 テトラメチルチウラムジスルフィド・・・・・・・・・・2 N−シクロヘキシル−2− ベンゾチアジルスルフェンアミド・・・・・・・・ 1
【0034】そして、このようにして得られた各ホース
について、ホースの柔軟性と冷媒不透過性、樹脂層
(2)と内管ゴム層(4)との間の接着性をそれぞれ評
価し、その結果を、下記表1に示した。なお、各評価
は、次のようにして行なった。
【0035】ホース柔軟性 ホース(内径:11.0mm)を400mmの長さに切
断し、その一端を平板上に固定する一方、他端を曲げ
て、その平板に到達させるために要する曲げ応力を測定
して評価した。その値の小さい方が、柔軟性の高いこと
を示している。冷媒不透過性 ホース(内径:11.0mm)を500mmの長さに切
断して、その中に40gのフロン134aを液状態で封
入した後、両端を密封し、これを72時間放置した後、
全体の重量を測定し、初期重量と対比して、フロンの透
過グラム数を求め、評価した。その値の小さい方が、冷
媒ガスの不透過性に優れていることを示している。接着性 内径:11.0mmφのホースを半割にした後、その樹
脂層(2)と内管ゴム層(4)との間の剥離評価を実施
し、定性判断をした。
【0036】
【表1】
【0037】かかる表1の結果から明らかなように、本
発明に従う樹脂組成物にて構成された樹脂層(2)を有
する多層構造のホースNo.1〜8は、ホースの柔軟
性、冷媒不透過性、並びに内管ゴム層(4)との接着性
の何れにおいても優れた性能を有しているのである。
【0038】これに対して、従来のホースの如き、内管
層をゴム材料のみで構成しているホース(No.13)
にあっては、冷媒不透過性において著しく劣り、また変
性ポリオレフィンとポリアミド樹脂とのブレンド物にε
−カプロラクタムを配合していない組成物を用いたホー
ス(No.10,No.12)にあっては、ホース柔軟
性において劣り、更に変性ポリオレフィンのブレンド割
合やε−カプロラクタムの配合割合が極めて多くなった
場合にあっても、冷媒不透過性が低下することが認めら
れる。
【0039】ところで、このような本発明に従う冷媒輸
送用ホースを配管するに際しては、一般に、図5に示さ
れるような継手構造が用いられることとなる。この継手
構造は、外周面が凹凸に形成されたニップル12の接続
端部にホース14の端部を外嵌せしめる一方、かかるホ
ース14とニップル12との嵌合部を、受酸剤を分散含
有させた塩素系エラストマからなるシーリング剤16に
てシールして、ホース14とニップル12との密着性を
効果的に高めるものである。
【0040】なお、ここで用いられる受酸剤は、発生し
たハロゲンをトラップしてハロゲン化物を作り、他成分
の劣化を防止する作用を為すものであって、具体的に
は、例えばMgO、PbO、ハイドロタルサイト、エポ
キシ樹脂、二塩基性フタル酸塩等が挙げられ、中でもM
gO(粉末)を用いることが好適である。そして、この
MgO粉末を用いる場合には、その粒径が19μm前後
のものを用いると、エラストマ中での分散性に優れ、好
適である。なお、MgOの表面を予め脂肪酸エステル等
の界面活性剤でコーティングしておくことにより、その
分散性を一層高めることが出来る。
【0041】一方、かかる受酸剤を分散含有させる母材
となる塩素系エラストマとは、エラストマに塩素を反応
させて、塩素化したものを言い、クロロスルホン化ポリ
エチレンゴム、塩素化ポリエチレンゴム等が挙げられ
る。中でも、クロロスルホン化ポリエチレンゴムが好適
である。
【0042】また、塩素系エラストマに対する受酸剤の
添加量としては、エラストマの固形分に対して、5〜2
5重量%の範囲内となるようにすることが好ましい。受
酸剤の添加量が5重量%未満では、受酸剤によるハロゲ
ンのトラップ効果が弱く、ホース樹脂層の劣化を完全に
防止することが出来ず、逆に、受酸剤の添加量が25重
量%よりも多くなると、得られるエラストマ組成物の粘
着性が低下して、ホース14とニップル12との間のシ
ール性が低下する。
【0043】なお、上記した如き継手構造は、上記各材
料を用い、例えば次のようにして形成することが出来
る。即ち、先ず、塩素系エラストマを、MgO等の受酸
剤とトルエン等の溶剤と共に適宜の配合割合で混合し、
ミキサーにより均一に混練して、流動性あるエラストマ
液を調製する。次に、図5に示されるように、ニップル
12の外周面に、かかる調製された受酸剤含有エラスト
マ液を塗布して、シーリング剤16からなる所定厚さの
層を形成せしめ、そしてこのシーリング剤層(16)を
備えたニップル12上に、前述した内管層の一つが所定
の樹脂組成物からなる樹脂層2にて構成されたホース1
4を外嵌するのである。そして、必要に応じて、その外
嵌部分の上に、従来と同様なソケットを外嵌せしめて、
圧締することにより、連結を完成せしめ、目的とする継
手構造と為すのである。
【0044】このような継手構造によれば、ホース14
とニップル12との間のシールが充分に為され、しかも
長期間使用しても、ホース14の内周面の樹脂層2の劣
化が生じ難い特徴がある。
【0045】また、上記の如き継手構造では、ニップル
12の外周面に受酸剤含有エラストマ液を塗布したが、
逆に、ホース14の内周面に受酸剤含有のエラストマ液
を塗布してから、ニップル12に外嵌するようにして
も、何等差支えない。
【0046】なお、このような継手構造の優れた効果
は、また、以下の実験結果からも明らかなところであ
る。
【0047】すなわち、先ず、下記表2に従って6種類
のエラストマ液を調製し、そしてそれらを、図5に示さ
れるように、ニップル12の外周面にそれぞれ塗布した
後、図1に示される如き多層構造の冷媒輸送用ホース1
4を外嵌して、継手構造を形成した。そして、この形成
された継手部を120℃の温度下で、168時間、放置
した後、ホース14における樹脂層(2)の劣化の有
無、シール性、密着性について評価した。
【0048】樹脂層の劣化の有無 目視によって、ホース14の樹脂層(2)内周面を観察
し、クラックの有無を評価した。 ○・・・クラックなし ×・・・クラックありシール性 得られた継手部を水中に浸漬した状態で、窒素ガスを3
0kg/cm2 のガス圧で、5分間、通過せしめ、かか
る継手部からガスが漏れて、泡が発生しないかどうかを
観察した。 ○・・・泡の発生なし △・・・僅かに泡の発生あり ×・・・泡の発生あり密着性 継手部のニップル12を片手で持ち、他方の手でホース
14を引き抜く動作を行ない、容易にホース14が外れ
るかどうかを評価した。 ○・・・外れない △・・・やや外れ難い ×・・・容易に外れる
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に従う冷媒輸送用ホースは、その内管層を構成する一つ
の層が、変性ポリオレフィンとポリアミド樹脂とε−カ
プロラクタムとを、所定割合にてブレンドしてなる樹脂
組成物から形成されていることによって、優れた冷媒不
透過性を備えていると共に、優れた柔軟性をも同時に具
備するものであって、近年における厳格な要求を満たす
カークーラーやエアコン用ホースとして、最適なもので
ある。
【0051】また、本発明に従う冷媒輸送用ホースの継
手構造によれば、塩素系エラストマの優れた耐久性、密
着性、シール性によって、継手部から液漏れ等が生じる
ことがなく、また継手部の強度も充分なものが得られ、
しかも塩素系エラストマに含有された受酸剤によってエ
ラストマ中の残留塩素がトラップされるために、塩素系
エラストマと接触すると劣化して破壊されていたホース
内管層の樹脂層が劣化されず、長期に亘って使用するこ
とが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う冷媒輸送用ホースの代表的な一例
を示す斜視図である。
【図2】本発明に従う冷媒輸送用ホースの他の例を示す
ホース横断面図である。
【図3】本発明に従う冷媒輸送用ホースの更に他の例を
示すホース横断面図である。
【図4】本発明に従う冷媒輸送用ホースの異なる他の例
を示すホース横断面図である。
【図5】本発明に従う継手構造の一例を示す部分断面説
明図である。
【符号の説明】
2 樹脂層 4 内管ゴム層 6 繊維補強層 8 外管ゴム層 10 内面ゴム層 12 ニップル 14 ホース 16 シーリング剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単層若しくは多層の内管層と、その径方
    向外側に同心的に位置する外管層と、それら両層間に介
    在せしめられた繊維補強層とから、一体的に構成されて
    なるホースにして、 該内管層の単層、または多層のうちの一つの層が、変性
    ポリオレフィンとポリアミド樹脂との重量比で40/6
    0〜10/90のブレンド物に、1〜10重量%のε−
    カプロラクタムを添加、含有せしめてなる樹脂組成物か
    ら構成されていることを特徴とする冷媒輸送用ホース。
  2. 【請求項2】 前記内管層が、前記樹脂組成物からなる
    内側樹脂層と、該内側樹脂層の径方向外側に隣接して一
    体的に設けられた、非極性ゴム材料からなる外側ゴム層
    とを含んで、複数層にて構成されている請求項1に記載
    の冷媒輸送用ホース。
  3. 【請求項3】 前記内側樹脂層と前記外側ゴム層とが、
    接着剤を介して接着せしめられている請求項2に記載の
    冷媒輸送用ホース。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の冷媒輸送用ホースの
    端部を、ニップルの端部に外嵌することにより、連結し
    てなる継手構造であって、該ニップルの外周面とホース
    内周面との間が、受酸剤を分散含有させた塩素系エラス
    トマによってシールされていることを特徴とする冷媒輸
    送用ホースの継手構造。
  5. 【請求項5】 前記受酸剤が、塩素系エラストマに対し
    て5〜25重量%含有せしめられている請求項4に記載
    の冷媒輸送用ホースの継手構造。
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