JPH0552123U - ユニットルーム - Google Patents

ユニットルーム

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JPH0552123U
JPH0552123U JP104485U JP10448591U JPH0552123U JP H0552123 U JPH0552123 U JP H0552123U JP 104485 U JP104485 U JP 104485U JP 10448591 U JP10448591 U JP 10448591U JP H0552123 U JPH0552123 U JP H0552123U
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ceiling wall
unit room
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wall
lighting
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JP104485U
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宏 伊庭
浩介 武井
昌己 白鳥
裕 葛西
俊実 北角
和夫 満田
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 今までにない雰囲気を醸し出すことができ且
つ耐強度に優れた天井壁を備えたユニットルームを提供
する。 【構成】 天井壁3に、陰影形成用リブ条3aを全長に
渡って平行に多数突出形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浴室ユニット、洗面ユニット、トイレユニット等、所謂ユニットルー ムに関するものである。
【0002】
【従来技術】
ユニットルームは側周壁や天井壁の所望箇所に照明器具を配設して内部スペー スを所定の照度に維持する普及タイプから、照明器具として白熱燈、ダウンライ ト等を使用し、更に調光を行うことで色々な雰囲気を醸し出すことができるよう になっているグレードが高い高級タイプのものまで様々なタイプが現存している 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、照明器具のレイアウトやその照明器具の種類に工夫を講じたものばか りであり、照明に関しては照度、色調に改良を加えたものが殆どであった。また 、天井壁はフラット面で構成されている為、大型化する場合には強度上において 信頼性がなく、裏面に多数の補強材で裏打ち補強して対処する必要が生じ、施工 性が悪くなったり、重量化することから側周壁の耐強度を増強しなければならな い等、問題があった。
【0004】 本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、今まで にない雰囲気を醸し出すことができ且つ耐強度に優れた天井壁を備えたユニット ルームを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、天井壁が、陰影形成用リブ条 を長手全長に渡って平行に多数突出形成したものであることを要旨とする。また 上記天井壁が、長さ方向中央部分を最低部または最高部とする正面視円弧状に形 成され、且つ陰影形成用リブ条が、同天井壁の長さ方向全長に渡り短手方向へ平 行に多数一体成形してあると更に有効である。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、下記の作用を奏する。 (請求項1)陰影形成用リブ条が、照明器具の配設位置によって天井壁所望箇所 に明暗部分を交互に生成し、且つ天井壁の強度を増強する。 (請求項2)上記請求項1の作用の他、天井壁が、その丸味で室内の雰囲気を柔 らかくして落ちついた安堵感を出したり、上方への広がりによって開放感を持た せる。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、下記の利点がある。 (請求項1)陰影形成用リブ条が、照明器具の取着位置によって明度のある帯条 部分と陰影になる帯条部分とを交互に表現して、明度にコントラストを付ける縞 模様を天井壁全面に形成し且つ天井壁の強度アップを図る。 従って、明度のコントラストで今までにない豪華性のある雰囲気を、裏打ち補 強材で補強せずとも十分な耐強度を有する天井壁で醸し出す新規なユニットルー ムを提供できる。 (請求項2)上記請求項1の効果の他、室内スペースに外部への広がり、丸味を 持たせてユニットルーム特有の狭小感を解消し、全体的に大型化を図らずともリ ラックスしたゆったり感のある使用感を満喫できるユニットルームを提供する。 また、正面視円弧状の天井壁は曲率や照明器具の配設位置によって明暗帯状部分 に幅の大小を自然に形成するから、明度によるコントラストに変化を持たせ、更 にバラエティーに富んだ雰囲気の中での使用を可能にする。更に陰影形成用リブ 条の突出量を部分的に変化させたり、中央部分を小さくまたは大きくした場合等 には、更に変化に富んだ様々な雰囲気を作り出すこともできる。
【0008】
【実施例】 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1及び図2は本考案ユニットルームにおいて請求項2の実施例を示している 。
【0009】 ユニットルームAは一半部を浴槽部1、他半部を洗い場部2とする浴室を示し 、天井壁3が、浴槽部1の長手側上縁面1aに隣設する側壁一辺4と、その側壁 一辺4が正対する側壁一辺5との間の中間部位を最低部とする正面視下向き円弧 状に形成されている。
【0010】 この天井壁3はFPP等所望な合成樹脂材で一体成形され、陰影形成用リブ条 3aを、前記長手方向全長に渡って短手方向に互いに平行に多数形成している。
【0011】 この陰影形成用リブ条3aは図2に示すように波形状に形成したり、コ形凸部 とコ形凹部が交互に隣設するようにする等、その形状については図示するものに 限定されるものではない。
【0012】 天井壁3を正面視下向き円弧状とした理由は長さ方向両端部、即ち浴槽部1の 長手側上縁面1aに隣設する側壁一辺4と、その側壁一辺4が正対する側壁一辺 5とに接続される両端部近傍の天井壁3部分が、中間部の最低部を境にして上広 がりな傾斜状に露呈する結果、その形状性で丸味と上向きな開放感を受感させる ようにする為である。この本実施例においては最低部を両端部3bよりも200 m m程度低くしてある。
【0013】 また、陰影形成用リブ条3aは浴室用照明具100 からの照光で天井壁3部分に 陰影を生成する為及び樹脂性の天井壁3特有の強度的に信頼性がないことを解決 する為に設けてある。
【0014】 次に図1及び図2に示すように配設した浴室用照明具100 と、天井壁3とが織 りなす照明効果について簡単に説明する。 図1及び図2では浴槽部1において長手側上縁面1aに隣設する側壁一辺4上 端部に天井壁3のみを照らす浴室用照明具(間接照明手段)100 が配設されてい る。照光は図2に示すように浴室用照明具(間接照明手段)100 に近接する天井 壁3一半部の陰影形成用リブ条3aでは陰影を作らず、同浴室用照明具100 から 離間する天井壁3の他半部の陰影形成用リブ条3aではその後側構成面3a’に 陰影200 を生成する。このように浴槽用照明具100 の位置(レイアウト)によっ て明度のある帯条部分と陰影になる帯条部分とを交互に表現して、明度にコント ラストを付ける縞模様を天井壁3に形成し、今までにない雰囲気にユニットルー ムAを構成する。
【0015】 次に、天井壁3を、長さ方向中間部を最高部とする正面視円弧状した実施例を 簡単に説明すると、この実施例は、図示しないが、天井壁3を、浴槽部1の長手 側上縁面1aに隣設する側壁一辺4と、その側壁一辺4が正対する側壁一辺5と の間の中間部位を最高部とする正面視上向き円弧状に形成してなり、上向きな実 質的な広がりと丸味とでユニットルーム特有の狭小感を解消し、全体的に大型化 を図らずともリラックスしたゆったり感のある使用感を満喫できるようし、且つ 前記実施例と同様に強度アップの目的及び陰影生成の目的をもって長手方向全長 に渡って陰影形成用リブ条3aを、短手方向に平行な連続波形状に一体成形する 。
【0016】 また、請求項1の実施例についても図示しないが、天井壁3が前記のように正 面視円弧状に形成されていない、例えばフラット面で形成されていたり、直線状 傾斜面で形成してある場合等の既存形状の天井壁を有するユニットルームAを対 象とし、その天井壁3長さ方向全長に渡って短手方向へ平行に陰影形成用リブ条 3aを一体成形して、前記実施例と同様な照明効果と天井壁3の強度の増強を図 る。
【0017】 尚、本考案は実施例で示すユニットバスルームや、ユニットバスルームと洗面 ユニットルームとが隣接する大型な室等、使用者が長い時間使用するユニットル ームAに最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例ユニットルームの側面斜視図で、断面
して示す。
【図2】図1の(2)−(2)線断面図。
【符号の説明】
A :ユニットルーム 3 :天井壁 3a:陰影形成用リブ条 100 :浴槽用照明具 200 :陰影
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 9/22 F21S 1/00 A 7913−3K 3/02 N 7913−3K F21V 7/09 A 2113−3K (72)考案者 白鳥 昌己 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 葛西 裕 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 北角 俊実 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 満田 和夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井壁が、陰影形成用リブ条を全長に渡
    って平行に多数突出形成したものであることを特徴とす
    るユニットルーム。
  2. 【請求項2】 上記天井壁が、長さ方向中央部分を最低
    部または最高部とする正面視円弧状に形成され、且つ陰
    影形成用リブ条が、同天井壁の長さ方向全長に渡って短
    手方向へ平行に多数一体成形してあることを特徴とする
    請求項1記載のユニットルーム。
JP1991104485U 1991-12-18 1991-12-18 ユニットルーム Expired - Lifetime JP2564320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991104485U JP2564320Y2 (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ユニットルーム

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991104485U JP2564320Y2 (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ユニットルーム

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Publication Number Publication Date
JPH0552123U true JPH0552123U (ja) 1993-07-09
JP2564320Y2 JP2564320Y2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=14381860

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JP1991104485U Expired - Lifetime JP2564320Y2 (ja) 1991-12-18 1991-12-18 ユニットルーム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280223A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Daiwa House Ind Co Ltd 光を利用した装飾器及び同装飾システム
JP2006521000A (ja) * 2003-03-17 2006-09-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102618U (ja) * 1980-12-15 1982-06-24
JPS6289411U (ja) * 1985-11-25 1987-06-08

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