JPH0552124U - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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JPH0552124U
JPH0552124U JP10448791U JP10448791U JPH0552124U JP H0552124 U JPH0552124 U JP H0552124U JP 10448791 U JP10448791 U JP 10448791U JP 10448791 U JP10448791 U JP 10448791U JP H0552124 U JPH0552124 U JP H0552124U
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宏 伊庭
浩介 武井
昌己 白鳥
裕 葛西
俊実 北角
和夫 満田
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精神的な圧迫感や不安定感を照明と側壁部と
で協働して解消すると共に今までにない雰囲気を発現す
る浴室を提供する。 【構成】 天井壁4に、特定の側壁部3a−1に照射す
る間接照明手段9を設け、上記側壁部3a−1を、隣設
する両側壁部3a、3aとの接続部を両端として外側へ
膨出する平面視円弧状に形成すると共に、該側壁部3a
−1の表面を装飾部7で構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浴室、更に詳しくは照明装飾効果に優れた特長を発揮する浴室に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
浴室の使用感を満足させる大きな要因には内部スペースの広狭度、照明装飾効 果での雰囲気作りが挙げられる。 浴室の内部スペースについては、方形状にしてあり、また照明効果については 内部スペースを所定の照度に維持すべく所望の照明器具を所望箇所に配設したり 、白熱燈、ダウンライト等を使用し、更に調光を行うことで色々な雰囲気を醸し 出すことができるようになっている数種のタイプがある。 ところで浴槽、洗い場の納まりが良好であり、隣設する居住空間との間取りに 整合性があること等が平面視方形状に構築される理由として挙げられ、また照明 効果はグレードに比例してより多機能化しつつある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、平面視方形状の浴室では平面からなる側壁4面を互いに直角に接続し て側周壁を組立形成しており、有効スペースの狭さを原因としたり、平面集合体 固有の冷淡さを原因とする精神的な圧迫感、不安定感を拭いきれず、リラックス した気分の中で安堵感に浸りながら利用できない利用上の問題が未だ解決されな いでいる。照明効果についても照明器具のレイアウトやその照明器具の種類に工 夫を講じたものばかりであり、照明で内部スペースの前記する圧迫感や不安定感 解消する一助として利用できるように工夫したものはない。
【0004】 本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は精神的な 圧迫感や不安定感を照明と側壁部とで協働して解消すると共に今までにない雰囲 気を発現する浴室を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた技術的手段は、天井壁に、特定の側壁部に照 射する間接照明手段を設け、上記側壁部を、隣設する両側壁部との接続部を両端 として外側へ膨出する平面視円弧状に形成すると共に、該側壁部の表面を装飾部 で構成したことを要旨とする。
【0006】
【作用】
上記技術的手段によれば、平面視円弧状を呈する側壁部とその側壁部に照射す る間接照明手段との協働で、精神的な安堵感の要因になる丸味(柔らかさ)、室 内スペースを拡張する解放感を、ムーディーな落ちつきのある雰囲気と共に発現 する。それに幻想的に浮かび上がる装飾部の内装的美感が同調し、えもいわれぬ 雰囲気を発現する。
【0007】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、外側へ膨出し且つ表面を装飾部で構成し た平面視円弧状の側壁部とその側壁部を柔らかく照らす間接照明手段との協働で 、解放感、安堵感を間接照明手段で浮かびあがる幻想的な内装的美感と共に発現 する。 従って、全体的に大型化を図らずともリラックスした使用感と今までにない雰 囲気とを共に満喫できる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1乃至図5は本実施例浴室を示している。
【0009】 浴室Aは図1に示すように、一半部に浴槽1を設置すると共に、他半部を洗い 場2aとした浴槽載置型床パン2周縁の壁載せ面2bにタイルパネル3a’…を 立設して形成された側壁部3a4面…からなる側周壁3の上部開放部を天井壁4 で被蓋して構成したユニットバスルームであり、洗い場2aに臨む側壁部分には L型カウンター6が突出状に設けられいる。
【0010】 この浴室Aは側周壁3の内、図1や図3に示すように浴槽1と洗い場2aとの 双方に隣接する側壁部3a(後述では符号3a−1と称する)を、表面部を大理 石模様等の装飾部7で構成したタイルパネル3a’…数枚を、外側へ平面視円弧 状に膨出するように互いに接続して形成してある。
【0011】 上記平面視円弧状に湾曲させた側壁部3a−1は、縦寸法1400mm、横寸法24 00mm程度とする平面視形状を有する本実施例のユニットバスルームにおいて、 浴槽1と洗い場2aとの境界部に添接する中途部分を最も外側に位置させており 、その部分が隣設する側壁部3a、3aとの接続部から200 mm程度外側へ位置 するような大きな曲率になっている。
【0012】 上記平面視円弧状を呈する側壁部3a−1に隣接する浴槽1の短辺側上縁リム 1a及び水栓器具(図示せず)を装設したL型カウンター6は全長に渡って同一 幅とする平面視弓状に形成してあり、同側壁部3a−1表面に添接させている。 符号8はバス水栓である。
【0013】 従って、ドア等の入出口部(図示せず)から入室すると、前方にその平面視円 弧状に膨出した側壁部3a−1及び各々平面視弓形状に湾曲形成してある浴槽1 の短辺側上縁リム1a、L型カウンター6が各々自然と視野に捕らえられる。
【0014】 該平面視円弧状を呈する側壁部3a−1上の天井壁4部分にはその側壁部3a −1を照射する間接照明手段9が装設してある(図2)。
【0015】 天井壁4は、浴槽1の長手側上縁リム1bに隣設する側壁部3aと、その側壁 部3aが正対する側壁部3aとの間の中間部位を最低部とする正面視下向き円弧 状に形成してなり、その天井壁4において、上記平面視円弧状の側壁部3a−1 上の端部部分に凹設した凹条部9aと、該凹条部9aの内側面に凹設した照明収 容凹部9bと、その照明収容凹部9b内の配設される照明具9cとで照明収容凹 部9bの開口部9b’及び凹条部9aの開口部9a’を介して前記装飾部7を付 設した平面視円弧状の側壁部3a−1に照射する間接照明手段9を構成している 。
【0016】 また、天井壁4はFRP等の合成樹脂材で一体成形され、陰影形成用リブ条4 aを長手方向全長に渡って短手方向に互いに平行に多数形成してなり、浴槽1の 長手側上縁リム1bに隣設する側壁部3aの上部部分に設けられた間接照明手段 (後述では第2間接照明手段と称す)10で照射されるようになっている(図1) 。
【0017】 陰影形成用リブ条4aは波形状に形成したり、コ型凸部とコ型凹部とが隣接す るようにする等、その形状については図示するものに限定されるものではない。
【0018】 図3乃至図5は側周壁3を構成するタイルパネル3a’…相互の接続装置を示 している。その接続装置にはコーナー用接続装置11と中間用接続装置12とがある 。
【0019】 タイルパネル3a’は基台100 aの表面に多数のタイル100 bを貼設したパネ ル体100 と、背面部一半部を開放し且つ該開放縁一縁から内側方向に係止片101 aが傾斜状に折曲され、パネル体100 の基台裏面各端部に裏打ち固着した4本の 内部中空な裏打杆101 …とで構成してある。
【0020】 コーナー用接続装置11は前記浴槽載置型床パン2において壁載せ面2bコーナ ー部に立設され、タイルパネル3a’と同一高さの金属製または合成樹脂製のジ ョイナー柱11aと、隣接するタイルパネル3a’、3a’において、上記ジョイ ナー柱11aと平行な長辺側の前記裏打杆101 、101 と、上記ジョイナー柱11aと その裏打杆101 とを挟持するコ型のクランプ材11bで構成されている。
【0021】 ジョイナー柱11aは上記壁載せ面1bのコーナーを境にして隣接するタイルパ ネル3a’、3a’のタイル表面に連続し、70乃至80mm程度の曲率とする湾曲 面11a’−1 を表面に有する第1中空柱部11a−1 両端に、タイルパネル3a’ 、3a’の端面(タイル端面、基台端面、裏打杆端面)に当接する第2中空柱部 11a−2 、11a−2 を外側へ突出状に連設すると共に、その第1、第2中空柱部 11a−1、11a−2 各々の対向する面部に渡って数体の補強筋体11a−3 を一体 に架設して補強してなり、第2中空柱部11a−2 と隣接する長辺側の裏打杆101 各々の上記係止片101 aとを挟持するクランプ材11bを高さ方向適宜間隔をおい て背後から嵌合し、該クランプ材11bを、第2中空柱部11a−2 の突端面及び係 止片101 aを折曲する裏打杆101 の背面部101 b各々に捻子13止めして、前記平 面視円弧状に膨出する前記側壁部3a−1とその側壁部3a−1に隣設する側壁 部3a、3aとを平面視ほぼ直角状に接続している。
【0022】 中間用接続装置12は隣接するタイルパネル3a’、3a’において、隣接する 裏打杆101 、101 と、前記コ型のクランプ材11bと同様なクランプ材12bで構成 され、一方の裏打杆101 の前記背面部101 bに高さ方向適宜間隔をおいて捻子13 等で止着したクランプ材12bの一方の折り曲げ片部12b’を他方の裏打杆101 の 前記係止片101 aに弾性的に係合させて平面視で円弧状に、隣接するタイルパネ ル3a’、3a’相互を接続している。
【0023】 尚、平面視円弧状を呈する前記側壁部3a−1を構成するタイルパネル3a’ …相互を接続する上記中間用接続装置12では図示するように、その側壁部3a− 1が平面視で直線状を呈するタイルパネル3a’…の集合体である関係で、隣接 する長辺側の裏打杆101 、101 間に、図示するように僅かな間隙14を残置するが 、この間隙14には漏水がないようにコーキング材15を充填する。
【0024】 次に本実施例浴室の作用を簡単に説明する。 ドア等の入出部(図示せず)から、室内に入室すると、前方にその平面視円弧 状に膨出した側壁部3a−1、平面視弓形状に湾曲した浴槽1の短辺側上縁リム 1a、L型カウンター6が自然と視野に捕らえられ、その丸味を伴った外側への 広がりで圧迫感を解消し且つ精神的な安堵感を受感させる。その際、ムーディー な間接照明によって平面視円弧状を呈するその表湾曲面に付設されている装飾部 (大理石模様等)7が淡く幻想的に入浴者の視覚に捕らえられ、えもいわれぬ雰 囲気を醸し出す。 そして、第2間接照明手段10を点灯して天井壁4を照らした場合には天井壁4 一半部の陰影形成用リブ条4aでは陰影部を作らず、同第2間接照明手段10から 離間する天井壁4他半部に帯状陰影部200 と帯状明度部(図示せず)を交互に生 成して、明度にコントラストを付ける縞模様を天井壁4に形成し、前記側壁部3 a−1と協働して今までにない雰囲気を発現する。 また、その陰影形成用リブ条4aの働きで補強せずとも天井壁4に信頼性のあ る強度を付与し、且つジョイナー柱11aが隣接するタイルパネル3a’、3a’ 間に鋭角部を形成せずに緩やかな曲面を形成することから、側周壁3のすみずみ まで清掃を簡単且つ確実に行き届かせることができるようにする。
【0025】 尚、前記装飾部7は大理石模様である必要はなく、他の模様や、装飾品(置物 、絵画等)であっても良く、それは顧客の好みで選定すれば良い。そして、側周 壁3全体や対向する側壁部3a、3aを平面視円弧状に形成することも自由であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室の斜視図で一部切欠して示す。
【図2】間接照明手段の拡大斜視図で一部切欠して示
す。
【図3】側壁部部分の横断面図。
【図4】図3の要部の拡大図。
【図5】コーナー用接続装置の背後からの斜視図で一部
切欠して示す。
【符号の説明】
3 :側周壁 3a−1 :側壁部(平面視円
弧状を呈する側壁部) 9 :間接照明手段 7 :装飾部 4 :天井壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 白鳥 昌己 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 葛西 裕 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 北角 俊実 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 満田 和夫 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井壁に、特定の側壁部に照射する間接
    照明手段を設け、上記側壁部を、隣設する両側壁部との
    接続部を両端として外側へ膨出する平面視円弧状に形成
    すると共に、該側壁部の表面を装飾部で構成したことを
    特徴とする浴室。
JP1991104487U 1991-12-18 1991-12-18 浴 室 Expired - Lifetime JP2565574Y2 (ja)

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JPH0552124U true JPH0552124U (ja) 1993-07-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280223A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Daiwa House Ind Co Ltd 光を利用した装飾器及び同装飾システム

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