JPH0551712U - ヒートシール装置 - Google Patents

ヒートシール装置

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JPH0551712U
JPH0551712U JP10253491U JP10253491U JPH0551712U JP H0551712 U JPH0551712 U JP H0551712U JP 10253491 U JP10253491 U JP 10253491U JP 10253491 U JP10253491 U JP 10253491U JP H0551712 U JPH0551712 U JP H0551712U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱融着性ラミネート紙を熱融着して密閉さ
れた袋部を所要の間隔をおいて形成し、その袋部を予め
設定された数に切断するヒートシール装置において、ラ
ミネート紙の紙通しを容易とする。 【構成】 幅方向に二つ折りされたラミネート紙Pの移
送路に、そのラミネート紙を加熱融着して密閉された袋
部を形成する一対の融着ローラR1 、R2 と、所要数の
袋部を切り離すカッタ装置20とを設ける。一対の融着
ローラR1 、R2 を支持するローラフレーム4を融着ロ
ーラR1 、R2 の接触線に沿って分割し、一方の分割フ
レーム4aを固定し、他方の分割フレーム4bを固定の
分割フレーム4aに対して揺動自在に設ける。揺動自在
の分割フレーム4bにカッタ装置20を形成する固定刃
21を取付ける。揺動自在の分割フレーム4bを固定の
分割フレーム4aに対して揺動させて一対の融着ローラ
1 、R2 間および固定刃21とこれと対をなす回転刃
22との間に紙通し可能な間隔を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、加熱融着性ラミネート紙をヒートシールして薬剤等が収容された 密封された袋部を連続して形成し、所要数の袋部を一単位として上記ラミネート 紙を切断するようにしたヒートシール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、薬剤分包装置のヒートシール装置を示す。このヒートシール装置は、 幅方向に二つ折りされた加熱融着性ラミネート紙Pの移送路にモータ40によっ て互に逆方向に回転される一対の融着ローラR1 、R2 とその融着ローラR1 、 R2 の搬送側に固定刃41と回転刃42とから成るカッタ装置43とを設け、上 記ラミネート紙Pを一方向に搬送し、融着ローラR1 、R2 の搬送側に設けた図 示省略のホッパからラミネート紙P間に所定量の薬剤を間歇的に供給し、一対の 融着ローラR1 、R2 の軸方向加熱面1がラミネート紙Pを幅方向に帯状に熱融 着する動作と、周方向加熱面2がラミネート紙Pの両側縁部を帯状に熱融着する 動作とによって薬剤が封入された袋部aを連続的に形成している。そして、所定 数の袋部aが形成されたとき、回転刃42を回転させ、固定刃41とでラミネー ト紙Pを幅方向の熱融着部bに沿って切断して所定数の袋部aを切り離すように している。
【0003】 上記のような薬剤分包装置のヒートシール装置においては、薬剤の分包処理を 開始する前に、一対の融着ローラR1 、R2 間および固定刃41と回転刃42間 にラミネート紙Pを挿通している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記ヒートシール装置においては、一対の融着ローラR1 、R2 の 周方向加熱面2が常に接触する状態にあり、また、回転刃42が固定刃41と接 触している場合もあるため、ラミネート紙Pの紙通しが困難であり、紙通しの際 に、一対の融着ローラR1 、R2 で指先が噛み込まれる危険がある。
【0005】 この考案は、上記の問題点を解決し、一対の融着ローラ間および固定刃と回転 刃間へのラミネート紙の紙通しが容易に行なえるようにすることを技術的課題と している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、ラミネート紙の移送路に 一対の融着ローラと、固定刃と回転刃とから成るカッタ装置とを設けたヒートシ ール装置において、一対の融着ローラを回転自在に支持するローラフレームを融 着ローラの接触線に沿って分割し、その分割フレームの一方を固定とし、他方を 固定分割フレームに揺動自在に連結し、その揺動自在の分割フレームを固定の分 割フレームに連結する連結具を設け、前記揺動自在の分割フレームでカッタ装置 の固定刃を支持し、回転刃を固定のカッタフレームで支持した構成を採用したの である。
【0007】 そして、カッタ装置の切れ味を常に最適な状態に保つため、固定刃を揺動自在 の分割フレームで弾性支持し、回転刃には固定刃の両端部の当接によって固定刃 と回転刃の両刃を切断可能な状態に位置決めする一対の円形ガイド板を設けた構 成を採用したのである。
【0008】
【作用】
上記のように、一対の融着ローラの一方と固定刃とが揺動自在の分割フレーム で支持されているので、その揺動自在の分割フレームを固定の分割フレームから 離反する方向に揺動させることにより、一対の融着ローラ間および固定刃と回転 刃間に紙通しが可能な間隔を形成することができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。
【0010】 図1乃至図4に示すように、幅方向に二つ折りされた加熱融着性ラミネート紙 Pの移送路には、一対の融着ローラR1 、R2 と、カッタ装置20と、そのカッ タ装置20の搬入側および排出側にラミネート紙Pの送りローラ30、31とが 設けられている。
【0011】 融着ローラR1 、R2 は、従来の融着ローラと同様に、ラミネート紙Pを幅方 向に熱融着させる軸方向加熱面1と、ラミネート紙Pの両端縁部を長さ方向に熱 融着させる周方向加熱面2とを有する。なお、融着ローラR1 、R2 は両方とも 加熱されるものであってもよく、一方のみが加熱されるものであってもよい。
【0012】 融着ローラR1 、R2 のそれぞれは両端にローラ軸3を有し、そのローラ軸3 がローラフレーム4によって回転自在に支持されている。各ローラ軸3、3の上 側端部はローラフレームを貫通してローラフレーム4の上面より上方に位置し、 その上側端部に互に噛合する一対の歯車5a、5bが取付けられている。また、 一方のローラ軸3には傘歯車6aが取付けられ、その傘歯車6aと噛合する傘歯 車6bは図示省略したモータによって回転される。このため、傘歯車6bをモー タで回転させることにより、一対の融着ローラR1 、R2 が互に逆方向に回転す る。
【0013】 ローラフレーム4は、一対の融着ローラR1 、R2 の接触線を含む平面に沿っ て分割され、その分割によって一対の分割フレーム4a、4bが形成される。
【0014】 一対の分割フレーム4a、4bのうち一方の分割フレーム4aはサイドフレー ム7に固定されている。
【0015】 一対の分割フレーム4a、4bの上部には、端部が互に重なる一対のヒンジ片 8、8がラミネート紙Pの移動方向前後に形成され、その一対のヒンジ片8、8 を互に連結するピン9を中心にして他方の分割フレーム4bが揺動自在に支持さ れている。
【0016】 ここで、ピン9の中心は、図3に示すように、前記平歯車5a、5bのピッチ 点を通るかみ合い線の外側端又はそれより少し外側に配置されている。このため 、揺動自在の分割フレーム4bを固定の分割フレーム4aから離れる方向に揺動 させても、歯車5a、5bは一部が常に噛合する状態に保持される。
【0017】 一対のヒンジ片8、8の上部間にはスプリング10がかけ渡され、そのスプリ ング10の弾力は揺動自在の分割フレーム4bを開放させる方向に作用する。
【0018】 一対の分割フレーム4a、4bの下部間には、揺動自在の分割フレーム4bを 固定の分割フレーム4aに結合させて一対の融着ローラR1 、R2 が互に接触す る状態に保持する連結具11が設けられている。
【0019】 連結具11は、図1および図3に示すように、揺動自在の分割フレーム4bの 背面下部に操作レバー12の一端をピン13で揺動自在に連結し、その操作レバ ー12の一端部にピン14を介して係合レバー15を揺動自在に連結し、この係 合レバー15の先端部に鉤部16を設けている。
【0020】 一方、固定の分割フレーム4aの下端部に取付けた係合板17には上記鉤部1 6が係合可能な係合孔18を設け、その係合孔18に鉤部16を係合し、操作レ バー15の揺動によって揺動自在の分割フレーム4bを固定の分割フレーム4a に向けて揺動させ、一対の融着ローラR1 、R2 が接触する状態で揺動自在の分 割フレーム4bを保持している 前記カッタ装置20は、帯状の固定刃21と、その固定刃21とでラミネート 紙Pを切断する回転刃22とから成る。
【0021】 回転刃22は帯状をなし、その両端部には一対の円形のガイド板23が設けら れ、このガイド板23の外周に固定刃21の両端部が当接することにより、固定 刃21と回転刃22とは切断可能な状態に相対的に位置決めされる。
【0022】 前記固定刃21は、図1および図2に示すように、板ばね24を介して揺動自 在の分割フレーム4bに取付けられている。
【0023】 一方、回転刃22はカッタフレーム25に回転自在に支持され、そのカッタフ レーム25は前記サイドフレーム7に固定されている。カッタフレーム25上に はモータ26が設けられ、そのモータ26の回転は、伝動ギヤ機構27を介して 回転刃22に伝達される。
【0024】 実施例で示すヒートシール装置は上記の構造から成り、一対の融着ローラR1 、R2 間および固定刃21と回転刃22間に対するラミネート紙Rの紙通しに際 しては、図3に示すピン13を中心に操作レバー12を矢印方向に回転させる。
【0025】 その操作レバー12の揺動によって係合孔18と鉤部16の係合部を中心に係合 レバー15が回動するため、図5に示すように、揺動自在の分割フレーム4bが ピン9を中心に揺動して固定フレーム4aから離れ、一対の融着ローラR1 、R2 間に間隔が形成される。
【0026】 また、揺動自在の分割フレーム4bの揺動によって、固定刃21が回転刃22 から離反し、図6に示すように、両刃21、22間に間隔が形成される。
【0027】 このため、一対融着ローラR1 、R2 間および固定刃21と回転刃22間に対 してラミネート紙Pをきわめて容易に紙通しすることができる。
【0028】 ラミネート紙Pの紙通し後、図5に示す操作レバー12を上方向に回転させる と、揺動自在の分割フレーム4bが固定の分割フレーム4aに向けて揺動し、一 対の融着ローラR1 、R2 が接触状態に保持される。また、固定刃21の両端部 が回転刃22の両端に設けた円形のガイド板23の外周に弾力的に当接し、その 当接によって固定刃21と回転刃22の両刃はラミネート紙Pを切断可能な状態 に相対的に位置決めされる。
【0029】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係るヒートシール装置においては、揺動自在の分割 フレームを固定の分割フレームから離れる方向に揺動させることにより、一対の 融着ローラ間および固定刃と回転刃の間に間隔を形成することができるため、ラ ミネート紙の紙通し作業をきわめて容易に行なうことができる。
【0030】 また、揺動自在の分割フレームを固定の分割フレームに衝合させることにより 、弾性支持された固定刃が回転刃の円形ガイド板の外周に当接して固定刃と回転 刃の両刃が相対的に切断可能な状態に位置決めされるため、上記回転刃の回転に よってラミネート紙を常に確実に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るヒートシール装置の一実施例を
示す正面図
【図2】同上の平面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
【図5】同上の一対の融着ローラを紙通し可能な状態と
した図
【図6】同上の固定刃と回転刃を紙通し可能な状態とし
た図
【図7】従来のヒートシートシール装置を示す斜視図
【符号の説明】
P ラミネート紙 R1 、R2 融着ローラ 4 ローラフレーム 4a、4b 分割フレーム 11 連結具 20 カッタ装置 21 固定刃 22 回転刃 25 カッタフレーム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向に2つ折りされた加熱融着性ラミ
    ネート紙の移送路に、そのラミネート紙を加熱融着させ
    て密閉された袋部を形成する一対の融着ローラと、固定
    刃と回転刃とでラミネート紙を切断して袋部を所要数毎
    に切り離すカッタ装置とを設けたヒートシール装置にお
    いて、前記一対の融着ローラを回転自在に支持するロー
    ラフレームを融着ローラの接触線に沿って分割し、その
    分割フレームの一方を固定とし、他方を固定分割フレー
    ムに揺動自在に連結し、その揺動自在の分割フレームを
    固定の分割フレームに連結する連結具を設け、前記揺動
    自在の分割フレームでカッタ装置の固定刃を支持し、回
    転刃を固定のカッタフレームで支持したことを特徴とす
    るヒートシール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヒートシール装置にお
    いて、固定刃を揺動自在の分割フレームで弾性支持し、
    回転刃には固定刃の両端部の当接によって固定刃と回転
    刃の両刃を切断可能な状態に位置決めする一対の円形ガ
    イド板を設けたヒートシール装置。
JP10253491U 1991-12-12 1991-12-12 ヒートシール装置 Expired - Fee Related JP2555886Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170092060A (ko) * 2016-02-02 2017-08-10 (주)크레템 약제 포장지 밀봉 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170092060A (ko) * 2016-02-02 2017-08-10 (주)크레템 약제 포장지 밀봉 장치

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JP2555886Y2 (ja) 1997-11-26

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