JPH05514A - インク吐出用ノズルの目詰まり防止機能をもつ保存装置 - Google Patents

インク吐出用ノズルの目詰まり防止機能をもつ保存装置

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JPH05514A
JPH05514A JP15146691A JP15146691A JPH05514A JP H05514 A JPH05514 A JP H05514A JP 15146691 A JP15146691 A JP 15146691A JP 15146691 A JP15146691 A JP 15146691A JP H05514 A JPH05514 A JP H05514A
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JP
Japan
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ink
container
nozzle
lid
recording head
Prior art date
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Application number
JP15146691A
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English (en)
Inventor
Masafumi Kadonaga
雅史 門永
Eiko Suzuki
栄子 鈴木
Takuro Sekiya
卓朗 関谷
Mitsuru Shingyouchi
充 新行内
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録ヘッドを保存しておく場
合において、インクの蒸発に伴うノズルの目詰まりを防
止する。 【構成】 インク吐出用のノズルとこのノズルに連通さ
れたインク容器14とインクに吐出用のエネルギーを作
用させるエネルギー作用部とを有するインクジェット記
録ヘッド15を収納する気密性の容器16を設け、前記
容器16内に乾燥防止手段20を設けた。また、乾燥防
止手段20を、液体含浸材19に乾燥防止液を含浸させ
ることによって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タにおける交換用のインクジェット記録ヘッドを保存し
ておく際において、インク吐出用のノズルがインクの乾
燥によって目詰まりすることを防止するためのインク吐
出用ノズルの目詰まり防止機能を持つ保存装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタにおいて
用いられているインクジェット記録ヘッドの構造として
は図4及び図5に示すものが一般的である。まず、複数
個のインク吐出用のノズル1が形成されたインク吐出部
材2が設けられており、このインク吐出部材2は、電気
鋳造法を用いてニッケルから作られたり、ガラスをエッ
チングして作られている。前記インク吐出部材2の裏面
には溝部3が形成されており、この溝部3内に前記ノズ
ル1が形成されるとともに複数個の隔壁4が設けられて
いる。前記隔壁4は、特定のノズル1からインクを吐出
させる際に他のノズル1からインクを吐出させないため
に設けるもので、一方、前記溝部3は前記ノズル1を囲
んでいるので、吐出動作の際にはノズル1内のインク吐
出圧力が他に逃げにくくなり、従って、インク滴の吐出
距離が長くなるという効果を有する。
【0003】つぎに、シリコンやガラス等の材料からな
る基板5が設けられており、この基板5上には複数の電
気抵抗体6、複数の通電電極7、インク供給孔8等が設
けられている。そして、前記通電電極7に所定の電流を
流すことにより前記電気抵抗体6が発熱してインクに吐
出用のエネルギーを作用させるもので、この電気抵抗体
6は50μm×50μm程度の大きさに形成されてい
る。なお、前記基板5としては、安価なセラミックス板
上の少なくとも抵抗素子を設ける近傍に、温度の高速立
上りに必要な適度な蓄熱効果を有するガラス質層を設け
たものを用いてもよい。
【0004】前記基板5は基板保持部材9の溝10に取
付けられており、この基板保持部材9には前記インク供
給孔8に連通されるインク供給孔11、及び、本体ケー
ス12に取付けるための複数個の取付穴13が形成され
ており、本体ケース12内にはインクを貯蔵したインク
容器14が収納されている。そして、このインク容器1
4は前記インク供給孔11,8を介して前記ノズル1に
連通されている。
【0005】このようなインクジェット記録ヘッドにお
いては、インク容器14内のインクが切れた場合にはイ
ンクジェット記録ヘッドを全体として交換する方法が一
般的である。そして、交換用のインクジェット記録ヘッ
ドは、工場出荷時に密閉容器に入れた状態で出荷される
ものであり、インクの乾燥によるノズル1の目詰まりを
防止するためにノズル1の先端部にテープを貼付けると
いうことが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ノズル1の先端部にテ
ープを長期間貼付けたままの状態にしておくと、インク
が毛管現象によりノズル1の先端部からしみだし、テー
プによる密封性を低下させてノズル1が目詰まりする場
合がある。また、テープを剥がした際に、テープの粘着
膜がノズル1の先端部に残り、インク滴形成に悪影響を
及ぼす場合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、インク吐出用のノズルとこのノズルに連通されたイ
ンク容器とインクに吐出用のエネルギーを作用させるエ
ネルギー作用部とを有するインクジェット記録ヘッドを
収納する気密性の容器を設け、前記容器内に乾燥防止手
段を設けた。
【0008】請求項2記載の発明では、インク吐出用の
ノズルとこのノズルに連通されたインク容器とインクに
吐出用のエネルギーを作用させるエネルギー作用部とを
有するインクジェット記録ヘッドを収納するとともに容
器本体に蓋を取付けた容器を設け、前記容器内に乾燥防
止手段を設け、前記蓋を前記容器本体に着脱自在に取付
けるとともに前記蓋における前記容器本体への取付部を
取付状態において気密性を保持する弾性部材により形成
した。
【0009】請求項3記載の発明では、インク吐出用の
ノズルとこのノズルに連通されたインク容器とインクに
吐出用のエネルギーを作用させるエネルギー作用部とを
有するインクジェット記録ヘッドを収納するとともに容
器本体に蓋を取付けた容器を設け、前記容器内に乾燥防
止手段を設け、前記蓋と前記容器本体との間に気密性保
持部材を介装するとともに前記蓋を前記容器本体に機械
的に着脱自在に取付けた。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1,2又
は3記載の発明において、乾燥防止液を液体含浸材に含
浸させた乾燥防止手段を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、乾燥防止手段によっ
て気密性の容器内の乾燥が防止され、インクの蒸発が防
止されるとともにインクの蒸発に伴うノズルの目詰まり
が防止される。
【0012】請求項2記載の発明では、蓋を容器本体に
取付けた状態においては、蓋の容器本体への取付部が気
密性を保持する弾性部材により形成されているため、容
器内が気密状態に保持されるとともに乾燥防止手段によ
って容器内の乾燥が防止され、インクの蒸発が防止され
るとともにインクの蒸発に伴うノズルの目詰まりが防止
される。また、蓋が着脱自在であり、使用途中のインク
ジェット記録ヘッドを容器内に収納した場合において
も、インクの蒸発が防止されるとともにインクの蒸発に
伴うノズルの目詰まりが防止される。
【0013】請求項3記載の発明では、気密性保持部材
を介装して蓋を容器本体に機械的に着脱自在に取付ける
ことにより、容器内が気密状態に保持されるとともに乾
燥防止手段によって容器内の乾燥が防止され、インクの
蒸発が防止されるとともにインクの蒸発に伴うノズルの
目詰まりが防止される。また、蓋が着脱自在であり、使
用途中のインクジェット記録ヘッドを容器内に収納した
場合においても、インクの蒸発が防止されるとともにイ
ンクの蒸発に伴うノズルの目詰まりが防止される。しか
も、気密性保持部材を介装して蓋を容器本体に機械的に
取付けることにより、容器内の気密性が確実に保持され
る。
【0014】請求項4記載の発明では、液体含浸材に乾
燥防止液を含浸させることにより、乾燥防止手段が簡単
に達成されるとともに、液体含浸材から多量の乾燥防止
液が蒸発し、容器内が飽和蒸気で満たされるために容器
内の乾燥が防止される。
【0015】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1に基づいて説明
する。なお、図4及び図5において説明した部分と同一
部分は、図4及び図5における説明を援用する(以下、
同様)。まず、インク容器14を収納した本体ケース1
2に基板保持部材9を取付け、さらに、この基板保持部
材9にインク吐出部材2を取付けたインクジェット記録
ヘッド15が設けられている。なお、前記基板保持部材
9の溝部10に基板5が取付けられ、この基板5にはエ
ネルギー作用部である電気抵抗体6が設けられている。
また、前記インク吐出部材2には、前記インク容器14
に連通される複数個のノズル1が形成されている。
【0016】つぎに、前記インクジェット記録ヘッド1
5を収納する容器16が設けられており、この容器16
は容器本体17と蓋18とにより構成されている。さら
に、前記容器16内には、液体含浸材19に乾燥防止液
を含浸させることにより構成した乾燥防止手段20が設
けられている。
【0017】ここで、前記容器本体17及び前記蓋18
の材料としては、例えば、ポリエチレンを使用すること
ができ、ポリエチレンを使用した場合には容器本体17
と蓋18とを熱溶着によって溶着したり接着剤によって
接着することによって容器16内の気密性が保たれてい
る。
【0018】また、前記液体含浸材19としては、いわ
ゆる素焼きの材料、ゼオライト等の無機多孔質材料、親
水性高分子を使用した多孔質材料、発泡フォーム、発泡
金属、発泡セラミックス等が適している。
【0019】また、前記乾燥防止液としては、インク中
の蒸発成分、例えば、水性インクならビヒクルでよい。
ビヒクルとは、インクから染料の部分を除いたもの、例
えば、水、ジエチレングリコール、グリセリン等よりな
る溶液である。あるいは、ビヒクル中の主要成分の一つ
の液体だけであってもよい。また、インクそのものを乾
燥防止液としてもよい。
【0020】このような構成において、インクジェット
記録ヘッド15を工場から出荷する場合には、容器本体
17内にインクジェット記録ヘッド15と乾燥防止液を
含浸させた液体含浸材19(乾燥防止手段20)とを入
れ、容器本体17に蓋18を熱溶着し又は接着剤で接着
することによって容器16内を気密状態とする。気密状
態となった容器16内においては、液体含浸材19から
多量の乾燥防止液が蒸発し、容器16内は飽和蒸気で満
たされる。このため、ノズル1からのインクの蒸発量は
大幅に低減され、インクの蒸発に伴うノズル1の目詰ま
りが防止される。
【0021】ついで、本発明の第二の実施例を図2に基
づいて説明する。本実施例は、容器21を容器本体17
とこの容器本体17に対して着脱自在に取付けられる蓋
22とによって構成したものである。前記蓋22はゴム
等の弾性部材により形成されており、この蓋22におけ
る前記容器本体17への取付部23は容器本体17の上
端部を挾む二重構造となっている。なお、前記容器21
内には、図1において説明した実施例と同様に、インク
ジェット記録ヘッド15と乾燥防止液を含浸させた液体
含浸材19(乾燥防止手段20)とが収納されている。
【0022】ここで、前記容器本体17の材料として
は、上述したポリエチレンの他に、PVDF、ポリプロ
ピレン、硬質塩化ビニル等を用いることができ、前記蓋
22の材料としては、上述したゴム以外に、軟質塩化ビ
ニルや高分子ゴム等を用いることができる。
【0023】このような構成において、弾性部材により
形成した蓋22を容器本体17に取付けるとともにその
取付部23が二重構造となっているため、容器21内は
気密状態に維持されている。従って、液体含浸材19か
ら多量の乾燥防止液が蒸発し、容器21内は飽和蒸気で
満たされ、ノズル1からのインクの蒸発量は大幅に低減
されるとともにインクの蒸発に伴うノズル1の目詰まり
が防止される。
【0024】また、蓋22を一旦外して再び取付けた後
においても容器21内は気密状態に維持されるため、一
旦プリンタに取付けたインクジェット記録ヘッド15を
長期間使用しない場合には、そのインクジェット記録ヘ
ッド15をプリンタから取外して容器本体17内に入
れ、さらに、液体含浸材19に乾燥防止液を充填すると
ともに容器本体17に蓋を取付ける。これにより、容器
21内は再び気密状態に維持され、容器21内が蒸発し
た乾燥防止液の飽和蒸気で満たされるため、使用途中の
インクジェット記録ヘッド15であってもノズル1の目
詰まりを防止して長期間保存することができる。
【0025】ついで、本発明の第三の実施例を図3に基
づいて説明する。本実施例は、容器24を容器本体17
とこの容器本体17に対して着脱自在に取付けられる蓋
25とによって構成したものである。前記容器本体17
や蓋25は金属やガラス等の材料により形成されてお
り、前記容器本体17の上端部外周面にはネジ山26が
形成され、容器本体17の上端部外周面に嵌合される前
記蓋25の内周面にはネジ溝27が形成されている。そ
して、前記ネジ山26とネジ溝27とを螺合させるとと
もに前記蓋25と前記容器本体17とが機械的に着脱自
在に取付けられている。なお、前記蓋25と容器本体1
7との間には、気密性保持部材であるOリング等のゴム
材28が介装されている。なお、前記容器24内には、
図1及び図2において説明した実施例と同様に、インク
ジェット記録ヘッド15と乾燥防止液を含浸させた液体
含浸材19(乾燥防止手段20)とが収納されている。
【0026】このような構成において、ネジ山26とネ
ジ溝27とを螺合させることにより容器本体17に蓋2
5を取付けるとともに容器本体17と蓋25との間にゴ
ム材28を介装する。これにより、容器24内は気密状
態に維持され、容器24内は液体含浸材19から蒸発し
た乾燥防止液による飽和蒸気で満たされるため、ノズル
1からのインクの蒸発量は大幅に低減されるとともにイ
ンクの蒸発に伴うノズル1の目詰まりが防止される。な
お、ネジ山26とネジ溝27とを螺合させるとともに容
器本体17と蓋25との間にゴム材28を介装すること
により、容器24内の気密性は確実に保持される。
【0027】また、蓋25を一旦外して再び取付けた後
においても容器24内は気密状態に維持されるため、使
用途中のインクジェット記録ヘッド15であっても乾燥
防止液を充填した液体含浸材19とともに容器24内に
収納することにより、ノズル1の目詰まりを防止して長
期間保存することができる。
【0028】さらに、蓋25の容器本体17への取付け
をネジ山26とネジ溝27との螺合により行えるため、
容器の24の開閉を容易に行える。
【0029】ここで、本発明に基づく具体的な実験結果
について説明する。ポリプロピレン材により形成した気
密性の容器16内にインクジェット記録ヘッド15と乾
燥防止液を含浸させた液体含浸材19とを収納し、2年
間放置した。なお、容器16のサイズは、縦50mm、
横80mm、高さ50mmであり、液体含浸材19のサ
イズは、縦45mm、横30mm、高さ20mmであ
る。また、乾燥防止液としては、水とジエチレンアルコ
ールとを3:1の割合で混合させたものである。結果
は、2年後に容器16を開封してインクジェット記録ヘ
ッド15を駆動させたところ、ノズル1の目詰まりは全
く発生しておらず、良好な印写結果が得られた。
【0030】一方、容器16内にインクジェット記録ヘ
ッド15のみを収納して乾燥防止液を含浸させた液体含
浸材19を収納せずに2年間放置したところ、結果は、
インクが乾燥固化してノズル1が目詰まりを起こし、イ
ンクジェット記録ヘッド15は使用不可能となってい
た。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明のように、インクジ
ェット記録ヘッドを乾燥防止手段とともに気密性の容器
内に収納したことにより、乾燥防止手段によって容器内
の乾燥が防止されるためにインクジェット記録ヘッド内
からのインクの蒸発を防止することができるとともにイ
ンクの蒸発に伴うインクジェット記録ヘッドのノズルの
目詰まりを防止することができ、従って、インクジェッ
ト記録ヘッドを長期間にわたって保存することができ、
また、請求項2記載の発明のように、容器本体に蓋を着
脱自在に取付けるとともに蓋における容器本体への取付
部を取付状態において気密性を保持する弾性部材により
形成したことにより、蓋を容器本体に取付けることによ
り構成した容器を気密状態に維持することができ、従っ
て、この容器内にインクジェット記録ヘッドと乾燥防止
手段とを収納することによってインクジェット記録ヘッ
ド内からのインクの蒸発を防止することができるととも
にインクの蒸発に伴うインクジェット記録ヘッドのノズ
ルの目詰まりを防止することができ、さらに、一旦蓋を
取外した後においても再度蓋を容器本体に取付けること
によって容器内を気密状態とすることができ、従って、
使用途中のインクジェット記録ヘッドを乾燥防止手段と
ともに容器内に収納することによってそのインクジェッ
ト記録ヘッドにおけるノズルの目詰まりを防止すること
ができ、また、請求項3記載の発明のように、蓋を容器
本体に機械的に着脱自在に取付けるとともに蓋と容器本
体との間に気密性保持部材を介装させたことにより、蓋
を気密性保持部材を介して容器本体に取付けることによ
り構成した容器を気密状態に維持することができ、しか
も、容器内の気密性を確実に維持することができ、従っ
て、この容器内にインクジェット記録ヘッドと乾燥防止
手段とを収納することによってインクジェット記録ヘッ
ド内からのインクの蒸発を防止することができるととも
にインクの蒸発に伴うインクジェット記録ヘッドのノズ
ルの目詰まりを防止することができ、さらに、一旦蓋を
取外した後においても再度蓋を容器本体に取付けること
によって容器内を気密状態とすることができるとともに
蓋の開閉を容易に行うことができ、従って、使用途中の
インクジェット記録ヘッドを乾燥防止手段とともに容器
内に収納することによってそのインクジェット記録ヘッ
ドにおけるノズルの目詰まりを防止することができ、ま
た、請求項4記載の発明のように液体含浸材に乾燥防止
液を含浸させることによって乾燥防止手段を簡単に達成
することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の第二の実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の第三の実施例を示す正面図である。
【図4】インクジェット記録ヘッドの一般的構造を示す
分解斜視図である。
【図5】ノズルが形成されたインク吐出部材を拡大して
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ノズル 6 エネルギー作用部 14 インク容器 15 インクジェット記録ヘッド 16,21,24 容器 17 容器本体 19 液体含浸材 20 乾燥防止手段 22,25 蓋 23 取付部 28 気密性保持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新行内 充 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 インク吐出用のノズルとこのノズルに連
    通されたインク容器とインクに吐出用のエネルギーを作
    用させるエネルギー作用部とを有するインクジェット記
    録ヘッドを収納する気密性の容器を設け、前記容器内に
    乾燥防止手段を設けたことを特徴とするインク吐出用ノ
    ズルの目詰まり防止機能を持つ保存装置。 【請求項2】 インク吐出用のノズルとこのノズルに連
    通されたインク容器とインクに吐出用のエネルギーを作
    用させるエネルギー作用部とを有するインクジェット記
    録ヘッドを収納するとともに容器本体に蓋を取付けた容
    器を設け、前記容器内に乾燥防止手段を設け、前記蓋を
    前記容器本体に着脱自在に取付けるとともに前記蓋にお
    ける前記容器本体への取付部を取付状態において気密性
    を保持する弾性部材により形成したことを特徴とするイ
    ンク吐出用ノズルの目詰まり防止機能を持つ保存装置。 【請求項3】 インク吐出用のノズルとこのノズルに連
    通されたインク容器とインクに吐出用のエネルギーを作
    用させるエネルギー作用部とを有するインクジェット記
    録ヘッドを収納するとともに容器本体に蓋を取付けた容
    器を設け、前記容器内に乾燥防止手段を設け、前記蓋と
    前記容器本体との間に気密性保持部材を介装するととも
    に前記蓋を前記容器本体に機械的に着脱自在に取付けた
    ことを特徴とする吐出用ノズルの目詰まり防止機能を持
    つ保存装置。 【請求項4】 乾燥防止液を液体含浸材に含浸させた乾
    燥防止手段を設けたことを特徴とする請求項1,2又は
    3記載のインク吐出用ノズルの目詰まり防止機能を持つ
    保存装置。
JP15146691A 1991-06-24 1991-06-24 インク吐出用ノズルの目詰まり防止機能をもつ保存装置 Pending JPH05514A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5573272A (en) * 1994-08-30 1996-11-12 Inoac Corporation Vehicle upholstery member
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US6578947B1 (en) 2000-03-02 2003-06-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Ink drying prevention apparatus, ink-jet recording head storage container, ink-jet recording apparatus and ink drying prevention method
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