JPH0551333U - 医療用治療台における支脚装置 - Google Patents

医療用治療台における支脚装置

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JPH0551333U
JPH0551333U JP11411691U JP11411691U JPH0551333U JP H0551333 U JPH0551333 U JP H0551333U JP 11411691 U JP11411691 U JP 11411691U JP 11411691 U JP11411691 U JP 11411691U JP H0551333 U JPH0551333 U JP H0551333U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は、医療用治療台、特に産科用検診台
及び分娩台における被施術者の脚を容易にかつ安楽な状
態で支持するようにした医療用治療台における支脚装置
である。 【構成】 傾動可能な背凭れ6及びシート8が設けられ
た治療台において、側板部3に第1アーム9を取り付
け、背凭れの傾動に追従するように支持され、該第1ア
ーム9の前方先端部に、ホルダー11aが一体的に形成
された第2アーム11が回動自在に取り付ける。該ホル
ダー11aの上方部に、股受け12を保持する転子12
bが自由方向に回動するように支持されている。下方部
には、踵受け17を支持するための支持杆15が回動自
在に嵌挿されていおり、股受け12及び踵受け17は前
記ホルダー11a内に設けられた締着杆14により、固
定レバー13を介して固定できるようになっている。さ
らには股受け12の平面形状が外側方向に膨らませた形
状に成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、医療用治療台、特に産科用検診台及び分娩台において、治療の際の 被施術者の脚を支持するための医療用治療台における支脚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の手術台、産科用検診台及び分娩台などの医療用治療台における支脚装置 は、図6に示す如く、治療台等のシート(図示されていないが)に取り付けられ た支持杆22にブラケット21が前後方向に摺動可能に、又回動部21aの部分 で床面に対して水平に回動するように取り付けられており、該ブラケット上端に は、股受け19が、ピン20で前後方向に回転可能になっている。 又前記した股受け19の支板19aの前下方には、踵を支持するための支持ブ ラケット23が取り付けられ、踵受け用の支持棒24が固定されている。
【0003】 さらには、図7及び図8に示すように、股受け19の形状は、前後方向に向か って、中心線よりほぼ対称となるように形状を成しているものがほとんどである 。 このように従来の支脚装置は、手術中における被施術者の体形に合わせた又被 施術者の力みなどにより、股受けは前後方向又は左右方向に揺動又は回動自在に なっているものの、施術時には締着レバーなどで固定して施術するために、長時 間にわたる施術時などは、股部及び膝裏部などに無理な負荷が加わり、被施術者 に対して苦痛感を与えるものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述したように従来のこの種の手術台、産科用検診台及び分娩台などの医療用 治療台における支脚装置は、長時間にわたる施術時などの際に、被施術者に対し て股部及び膝裏部などに無理な負荷が加わるために、股部及び膝裏部などへの負 荷を少しでも解消し、膝部を上げた状態で本来ある自然体での施術を行ってもら おうというものである。
【0005】 従って、被施術者の体形に合った、又被施術者自身が左右揺動、前後回動など 微動作させることにより、自由に位置決定行えるように、被施術者に対してあま り苦痛を与えずに施術できるような支脚装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の目的を達成するための手術台、産科用検診台及び分娩台など の医療用治療台における支脚装置に関し、傾動可能な背凭れ6及びシート8が設 けられた治療台において、シート8の両側部に設けられた側板部3に背凭れ6の 動作に追従するように第1アーム9が取り付けられ、該第1アーム9の前方先端 部にはホルダー11aが一体的に形成された第2アーム11が回動自在に取り付 けられている。
【0007】 さらにはホルダー11aには上方部に、股受け12を保持する支持杆12aが 自由方向に回動するように支持されている。 他方、該ホルダー11aの下方向には、踵受け17を支持するための支持杆1 5が回動自在に嵌挿されている。 又、前記した股受け12は、被施術者側から外側方向に大きく膨らませる形状 を成し、膝部を上げた状態での自然体すなわちO脚状態を維持するように工夫さ れている。
【0008】 以上のように、第2アーム11の回動による左右方向への微動、股受け12の 自由自在な方向への回動及び股受け12の外側を凸部にした人間工学的検地から の股受け形状、さらには股受け12位置状態での踵受け17の回動など、被施術 者の適正治療位置が決定でき、その状態での施術が可能となるものである。
【0009】
【作用】
以上のような構成であるため、治療を行う際、シート8が下降位の状態、かつ 背凭れ6が起きた状態で被施術者を導入させ、この時に被施術者は股受け12に 足を載せ、踵を踵受け17に載せる。
【0010】 この状態で、第2アーム11は左右に回動するため、開脚状態の確認、又股受 け12が自由に回動するようになっているために、被施術者の体形に合わせて適 正位置に、又これとは別に踵受け17も左右方向に回動するようになっているた め、被施術者が自由に足の位置を決定することができ、適正位置の状態で、固定 レバー13で固定することにより最適正位置での治療状態が得られるものである 。 次に、施術者の施術しやすい位置まで上昇させ、その後背凭れ6を傾倒させる と、第1アーム9は背凭れ6の傾動に追従するように動作するようになっている 。
【0011】
【考案の実施例】
次に、本考案の実施例を図1〜図5をもとに以下に説明する。 1は基台で、その上部には昇降部2があり、3は側板で、4はシリンダー、6 は背凭れで、ブラケット5で連結された前記シリンダー4により、傾倒可能にな っている。
【0012】 7は背凭れ6の側方部に装着された脇部支持板、8はシート、9は第1アーム で側板3に回動自在に軸支され、図示していないが、背凭れ6の傾動に追従して 傾動するようになっている。 前記第1アーム9上には手摺り9aが一体的に構成されており、11は第2ア ームで、一方が第1アーム9に軸ピン10により水平方向に回動自在に軸支され ており、他方はホルダー11aが一体的に形成されている。 又軸ピン10は、第1アーム9に螺合され、ツマミ10aにより固定、解除で きるようになっている。
【0013】 12は股受けで、支板12aに固定されており、支板12aには先端部が球形 状を有する転子12bが固定されており、ホルダー11a内で2部材で構成され た締着杆14に回動自在に支持されている。 前記締着杆14は、軸ピン13aが螺嵌されており、固定レバー13の回動に より軸ピン13aを回動させ、締着杆14を締着するようになっている。 15は踵受け17を支持するための支持杆で、該支持杆15の上方部は、前記 締着杆14に回動自在に支持されている。
【0014】 従って、支板12の転子12b及び支持杆15の係合部15aは、固定レバー 13及び軸13aを介して、締着杆14によりそれぞれ締着できるようになって いる。 18は治療時に必要な機器、トレイなどを置く補助台である。 さらには股受け12の平面形状を外側方向に膨らんだ形状に成しており、膝を 曲げた状態での自然体であるO脚状態を維持できるようにしている。
【0015】 以上のように、治療の際にシート8が下降位の状態でかつ背凭れ6が起きた状 態で被施術者を座らせ、この際に被施術者の足を股受け12に載せ、踵を踵受け 17に載せることにより、被施術者の着座状態となる。 この位置で被施術者が自由に足の位置を決定することができ、この時点で固定 レバー13により固定させる。 次に、背凭れ6を傾倒させることにより、施術者の治療部位まで上昇させ治療 に入る。 さらには股受け12は、外側方向に膨らんだ形状を成しており、膝を曲状態で の自然体であるO脚状態を維持することができ、このようにすれば、被施術者の 体形に合った自然体での安楽な状態での治療が可能となる。 本考案では、第1アーム9が背凭れ6に連結され追従するように説明されてい るが、シート8の傾動に連動又は固定させることもできる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は叙上のように、第2アームの回動による左右方向ヘの微動、股受け1 2の自由自在な方向への回動さらには股受けの動作とは別に踵受けの回動など、 被施術者の脚の適正治療位置が実現でき、安楽な状態での施術が可能となるもの である。 又前記した股受けは、人間工学的検地により被施術者側から見て外側方向に大 きく膨らませる形状を成しているため、膝部を曲げた状態での自然体すなわちO 脚状態を維持するように工夫されているため、脚部に無理な負担が解消できるも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の支脚装置が取り付けられた治療
台の全体の側面図である。
【図2】図2は本考案の支脚装置が取り付けられた治療
台の全体の平面図である。
【図3】図3は本考案の股受けの一部断面図である。
【図4】図4は本考案の股受けの平面図である。
【図5】図5は本考案の股受けのA−A断面図である。
【図6】図6は従来の股受けの一部断面図である。
【図7】図7は従来の股受けの平面図である。
【図8】図8は従来の股受けのB−B断面図である。
【符号の説明】
1 基台 3 側板 4 シリンダー 6 背凭れ 7 腕部支持板 8 シート 9 第1アーム 9a 手摺り 10 軸ピン 11 第2アーム 11a ホルダー 12 股受け 12b 転子 13 固定レバー 14 締着杆 15 支持杆 17 踵受け

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動可能な背凭れ6及びシート8を有す
    る治療台において、側板部3に第1アーム9が設けら
    れ、該第1アーム9の前方先端部に、ホルダー11aが
    一体的に形成された第2アーム11が回動自在に取り付
    けられ、該ホルダー11aの上方部には股受け12が自
    由方向に回動可能と成し、該ホルダー11aの下方部に
    は踵受け17を支持するための支持杆15が回動自在に
    嵌挿され、前記した股受け12及び踵受け17を係止可
    能に成したことを特徴とする医療用治療台における支脚
    装置。
  2. 【請求項2】 前記股受け12の平面形状が外測方向に
    膨らんだ形状を成したことを特徴とする請求項1の医療
    用治療台における支脚装置。
JP1991114116U 1991-12-12 1991-12-12 医療用治療台における支脚装置 Expired - Fee Related JPH0715546Y2 (ja)

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JPH0715546Y2 JPH0715546Y2 (ja) 1995-04-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340404A (ja) * 2000-03-31 2001-12-11 Morita Mfg Co Ltd 医療台、ストレッチャーおよび医療台装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5391963A (en) * 1977-01-22 1978-08-12 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Heat discoloration-resistant polymer composition
JPS5933531A (ja) * 1982-08-18 1984-02-23 Alps Electric Co Ltd 漢字入力装置
JPS6061008A (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 気液分離装置

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