JPH055110Y2 - - Google Patents

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JPH055110Y2
JPH055110Y2 JP14740984U JP14740984U JPH055110Y2 JP H055110 Y2 JPH055110 Y2 JP H055110Y2 JP 14740984 U JP14740984 U JP 14740984U JP 14740984 U JP14740984 U JP 14740984U JP H055110 Y2 JPH055110 Y2 JP H055110Y2
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locking
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support
side covers
cushion
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、カバー装着装置に関し、トラクタ
ー等の動力車両に利用される。
〔従来技術〕
従来、この種の装置は、カバーの一端を機体側
に枢着し、他端側に回動自在に取付けたハンドル
のネジ部を機体側のネジ孔にネジ込むか、あるい
は他端側に回動自在に取付けたハンドルの支軸に
その軸端からサインカーブ状に形成された係合溝
を機体側に張られピアノ線に係合するとともに、
ハンドルを回動することによつてピアノ線を係合
溝に呼び込むとサインフアスナーかによつてカバ
ーを装着していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来技術には上記のようにカバーが機体側に枢
着されているため狭い所での開閉ができず、ハン
ドルネジ込みのものはハンドル回動に時間がかか
り、サインフアスナーのものはピアノ線と係合溝
が係合しにくい等の問題点がある。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は上記従来技術の問題点を解決するた
めに、つぎの技術手段を講じた。すなわち、エン
ジンルームの上方を前後方向に回動可能なボンネ
ツト21で覆い、エンジンルームの左右は着脱自
在な上下2段のサイドカバー14,37で被覆し
てなる動力車両において、前記サイドカバー1
4,37のうち上部のサイドカバー14は機体に
設けた支持ブラケツト9,10,11,12に対
して上下方向から抜き差し自在に取り付ける構成
となし、その下方に装着される下部のサイドカバ
ー37には、その後端に係止ピン38,38を固
着して設けると共に、前部には引掛アーム43を
有するロツクレバー41を回動可能に枢支して設
け、前記係止ピン38,38をハンドル支持体6
の左右に設けられた保持体24,25に前後方向
から抜き差し自在に嵌合できるように構成する一
方、前記引掛アーム43は機体前部の係止杆35
に係合できるように構成したことを特徴とするも
のである。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、この考案の実施例の一
つを説明する。
まず、構成について説明する。農用トラクター
の機体1の前側のフレーム2の上にエンジン3と
ラジエーター4を塔載し、エンジン3の後側には
ハンドルポスト5を支持するハンドル支持体6を
フレーム2の上に立設している。
ラジエーターフレーム7の左右両側とハンドル
支持体6とをサイドフレーム8,8で連結し、ハ
ンドル支持体6から前方へ上下に離間して支持ブ
ラケツト9,10,9,10を前側が低くなるよ
う突設し、ラジエーターフレーム7の左右から前
方へ上下に離間して支持ブラケツト11,12,
11,12を前側が低くなるよう突設し、これら
ブラケツト9,10,11,12,9……の孔部
に孔付クツシヨンゴム13,13……を取付け、
台形状のサイドカバー14,14の上部の前後の
内側に突設したブラケツト15……に斜め上下に
上部係止ピン16……を突設し、サイドカバー1
4,14の下部の前後の内側に突設したブラケツ
ト17……に斜め下方へ下部係止ピン18……を
設け、サイドカバーの上部係止ピン16……を上
側の支持ブラケツト9,9と前側ブラケツト1
1,11の孔付クツシヨンゴム13……に係合す
るとともに、下部係止ピン18……を下側の支持
ブラケツト10,10と前側の支持ブラケツト1
2,12の孔付クツシヨンゴム13……に係合し
てサイドカバー14,14を取付けている。サイ
ドカバー14,14の上にはフレーム2の前端か
ら上方へ立設したヘツドカバー部19にボンネツ
トグリル20とボンネツト21を一体にしたもの
を横軸22の回りに上下回動可能に設け、ボンネ
ツト21の下端内側鍔部に設けた係止孔(図示省
略)を上部係止ピン16……の上部に係合し、開
閉ハンドル23を回動してボンネツト21の固定
及び解除を行なう構成としている。
サイドカバー14,14の下部においては、ハ
ンドル支持体6の左右に上下に離間して設けた上
部の保持体24,24と下部の保持部25,25
に前方が斜め下方に向い前後方向の係止孔(図示
省略)を設けたクツションゴム26,26,2
6,26を取付け、支持ブラケツト12,12の
下部のボス部27,27に左右下方へ向くよう設
けたネジ孔28,28に中間クツション支持部2
9,29のネジ部30,30を嵌合し、フレーム
2の前部に設けた主ブラケツト31左右に後方へ
向けて突設したL型の支持ホルダー32,32の
下部に左右斜め下方へ向けて移動調節可能に前ク
ツション支持部33,33のネジ部34,34を
取付け、支持ホルダー32,32の上部に左右斜
め下方へ向くよう係止杆35,35を突設し、こ
の係止杆35,35に係止溝36,36が形成さ
れ、上側のサイドカバー14,14の下側を被う
サイドカバー37,37の後端鍔部にクツション
ゴム26,26,26,26の係止孔に係合する
係止ピン38,38,38,38を突設し、サイ
ドカバー37,37の中間内側に設けた中間ステ
ー39,39の上部に中間クツション支持部2
9,29が当接する中間受部40,40を設け、
サイドカバー37,37の上記係止杆35,35
より前部にロツクレバー41,41を回動可能に
枢着して、そのレバー軸42,42の内側部に係
止杆35,35の係合溝36,36に係合するフ
ツク状の引掛アーム43,43を設けている。な
お44,44は前受部45,45を設けた前補強
ステーである。
つぎに、作用について説明する。
例えばラジエーター7の水の注入作業を行う場
合には開閉ハンドル23を操作してボンネツト2
1を開閉して行なうが、燃料系統のフイルター及
び噴射ポンプの保守点検あるいは電装系統及び油
圧系統の保守点検を行なう場合には、ロツクレバ
ー41,41を前方へ回動すると引掛アーム4
3,43は係止杆35,35から外れるので、サ
イドカバー37,37を手で持つて斜め前方へ引
くことによつてサイドカバー37,37の後端の
係止ピン38,38,38,38を上部の保持部
24,24と下部の保持部25,25のクツショ
ンゴム26,26,26,26の孔から抜いて機
体1から離れた所に置き、燃料系統のフイルター
及び、噴射ポンプあるいは電装系統及び油圧系統
を必要に応じて保守点検し、その点検が終了した
後はサイドカバー37,37を持つて係止ピン3
8,38,38,38をクツションゴム26,2
6,26,26の孔に係合するとともに中間受部
40,40と前受部44,44を中間クツション
支持部29,29と前クツション支持部33,3
3に当接させてロツクレバー41,41を反対方
向に回動して引掛アーム43,43の先端を係止
杆35,35に引掛け、更にロツクレバー41,
41を回動することによつてサイドカバー37,
37を後方へ微動させてクツションゴム26,2
6,26,26を撓ませ、ロツク状態にする。
この考案の実施例ではロツクレバー41,41
を機体1の前方へ回動するだけでサイドカバー3
7,37のロツクが外れ、続いてロツクレバー4
1,41を操作した手と他方の手でサイドカバー
37,37を持つて斜め前方へ移動してサイドカ
バー37,37を迅速に取り外すことができ、ま
たサイドカバー37,37を取り付けるには係止
ピン38,38,38,38がクツションゴム2
6,26,26,26の孔に係合させるとともに
中間受部40,40と前受部44,44を中間ク
ツション支持部29,29と前クツション支持部
33,33に当接してロツクレバー41,41を
後方へ回動すればサイドカバー37,37はクツ
ションゴム26,26,26,26を撓ませた状
態で迅速に装着ロツクされ、保守点検が迅速容易
にできるとともにロツクレバー41,41の弛み
を防止することができる。
[考案の効果] この考案は前記の如く構成したので、次のよう
な効果を奏する。
即ち、エンジン3上方を点検するときにはボン
ネツト21をその支点回りに回動させた後、上部
サイドカバー14をつかんで支持ブラケツト9,
10,11,12から上方に引き抜けば良く、エ
ンジン3上方を広く開放することができて点検作
業が容易になる。
また、エンジン3下方に設けられたフイルター
や油圧ポンプ等の点検を行う場合には、ロツクレ
バー41を回して引掛アーム43を係止杆35か
ら離脱させ、下部のサイドカバー37を前側へ引
き抜くように移動させればサイドカバー37後端
の係止ピン38,38がハンドル支持体6の左右
に設けられた保持体24,25から外れることに
なり、前輪に邪魔されることなく簡単にこの下部
サイドカバー37を取り外すことができる。
しかも、この際、ボンネツト21や上部のサイ
ドカバー14はそのままの状態にしておくことが
でき、下部のサイドカバー37のみを単独で取り
外せるので、点検時の煩雑さを解消できると共
に、その点検処理を迅速に済ませることができ
る。
そして、下部のサイドカバー37の取り付け
は、後側は前後方向に沿う係止ピン38,38で
機体に係止し、前側はロツクレバー41と一体の
引掛アーム43が機体の係止杆35に係合するよ
うにして行うものであるから前後方向及び上下方
向の振動に対しても強く、走行時にこれが外れた
りするようなことがなく、確実に固定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例の一つを示し、第1図
は要部の側面図、第2図は要部の正面図、第3図
はフアンカバーの正面図、第4図は支持ホルダー
の斜視図、第5図は全体側面図である。 符号の説明、1……機体、2……フレーム、7
……ラジエーターフレーム、12……前部ブラケ
ツト、14……サイドカバー、24……保持体、
25……保持部、26……クツションゴム、29
……中間クツション支持部、32……支持ホルダ
ー、33……前クツション支持部、35……係止
杆、37……サイドカバー、38……係止ピン、
39……中間ステー、40……中間受部、41…
…ロツクレバー、43……引掛アーム、44……
前受部、45……前補強ステー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンルームの上方を前後方向に回動可能な
    ボンネツト21で覆い、エンジンルームの左右は
    着脱自在な上下2段のサイドカバー14,37で
    被覆してなる動力車両において、前記サイドカバ
    ー14,37のうち上部のサイドカバー14は機
    体に設けた支持ブラケツト9,10,11,12
    に対して上下方向から抜き差し自在に取り付ける
    構成となし、その下方に装着される下部のサイド
    カバー37には、その後端に係止ピン38,38
    を固着して設けると共に、前部には引掛アーム4
    3を有するロツクレバー41を回動可能に枢支し
    て設け、前記係止ピン38,38をハンドル支持
    体6の左右に設けられた保持体24,25に前後
    方向から抜き差し自在に嵌合できるように構成す
    る一方、前記引掛アーム43は機体前部の係止杆
    35に係合できるように構成したことを特徴とす
    る動力車両のカバー装着装置。
JP14740984U 1984-09-28 1984-09-28 Expired - Lifetime JPH055110Y2 (ja)

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JP14740984U JPH055110Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6162173U JPS6162173U (ja) 1986-04-26
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