JPH0551079A - たばこ自動販売機の商品装填方法およびたばこ包装箱 - Google Patents
たばこ自動販売機の商品装填方法およびたばこ包装箱Info
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- JPH0551079A JPH0551079A JP20836091A JP20836091A JPH0551079A JP H0551079 A JPH0551079 A JP H0551079A JP 20836091 A JP20836091 A JP 20836091A JP 20836091 A JP20836091 A JP 20836091A JP H0551079 A JPH0551079 A JP H0551079A
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- cigarettes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D85/00—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
- B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
- B65D85/08—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular
- B65D85/10—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
- B65D85/1072—Bundle of cigarette packs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】配送用のたばこ包装箱を巧みに活用することに
より、簡単な作業で能率よくたばこを自動販売機の商品
収納棚に装填できるようにしたたばこ自動販売機の商品
装填方法、並びにその商品装填方法の実施に使用するた
ばこ包装箱を提供する。 【構成】カートン単位のたばこ７を積み重ねて収容し、
かつ箱の周面上に分断切取り用のミシン目９を入れたた
ばこ包装箱８を使用し、この包装箱からたばこを自動販
売機の商品収納棚に装填する際には、まず包装箱を前記
ミシン目に沿い前半部８ａと後半部８ｂとに分断してそ
の後半部を取り除き、次に包装箱の前半部でたばこを積
み重ね状態に保持したまま自動販売機の商品収納棚のコ
ラム１に一括装填し、しかる後に包装箱の残部を商品収
納棚より抜き取る。
より、簡単な作業で能率よくたばこを自動販売機の商品
収納棚に装填できるようにしたたばこ自動販売機の商品
装填方法、並びにその商品装填方法の実施に使用するた
ばこ包装箱を提供する。 【構成】カートン単位のたばこ７を積み重ねて収容し、
かつ箱の周面上に分断切取り用のミシン目９を入れたた
ばこ包装箱８を使用し、この包装箱からたばこを自動販
売機の商品収納棚に装填する際には、まず包装箱を前記
ミシン目に沿い前半部８ａと後半部８ｂとに分断してそ
の後半部を取り除き、次に包装箱の前半部でたばこを積
み重ね状態に保持したまま自動販売機の商品収納棚のコ
ラム１に一括装填し、しかる後に包装箱の残部を商品収
納棚より抜き取る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこ自動販売機の商
品収納棚にたばこを補充する際の商品装填方法，および
その装填方法の実施に使用する配送用のたばこ包装箱に
関する。
品収納棚にたばこを補充する際の商品装填方法，および
その装填方法の実施に使用する配送用のたばこ包装箱に
関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、現在市場に展開しているたばこ自
動販売機の販売機構を図６に、商品収納棚へたばこを補
充する一般的な装填方法を図７に示す。図６において、
１はたばこ自動販売機の庫内に設置した商品収納棚のコ
ラム、２はコラム１の仕切壁、３はコラム１のステージ
上を前後に移動するプッシャ、４はプッシャの駆動機
構、５，６はコラム１の前後に配した搬出シュータ、７
はコラム１の中に前後二列に分けて積み上げ収納された
たばこである。なお、実際の構造では、各コラム１の前
方にゲート機構，たばこ転倒防止用の前軸などが装備さ
れている。
動販売機の販売機構を図６に、商品収納棚へたばこを補
充する一般的な装填方法を図７に示す。図６において、
１はたばこ自動販売機の庫内に設置した商品収納棚のコ
ラム、２はコラム１の仕切壁、３はコラム１のステージ
上を前後に移動するプッシャ、４はプッシャの駆動機
構、５，６はコラム１の前後に配した搬出シュータ、７
はコラム１の中に前後二列に分けて積み上げ収納された
たばこである。なお、実際の構造では、各コラム１の前
方にゲート機構，たばこ転倒防止用の前軸などが装備さ
れている。
【０００３】かかる構成の販売機構は周知であり、コラ
ム１にたばこ７を種類別に分けて図示のように多数積み
上げ収納した状態で、販売指令により選択されたコラム
のプッシャ３を前後方向に移動操作すると、コラム内の
最下位に並ぶたばこ７がプッシャ３に押されて搬出し、
シュータ５ないし６を通じて図示されてない商品取出口
に送出される。
ム１にたばこ７を種類別に分けて図示のように多数積み
上げ収納した状態で、販売指令により選択されたコラム
のプッシャ３を前後方向に移動操作すると、コラム内の
最下位に並ぶたばこ７がプッシャ３に押されて搬出し、
シュータ５ないし６を通じて図示されてない商品取出口
に送出される。
【０００４】一方、商品収納棚のたばこ在庫量が少なく
なった際には次のような装填方法でたばこを補充するよ
うにしている。すなわち、図７で示すように商品収納棚
のラック１の間口はたばこ７の外形に合わせて狭い寸法
に設定されているため、作業者はカートン包装箱（カー
トン（１０〜２０個）単位のたばこを収容した配送用の
紙製包装箱）から片手で掴める数（４〜５個）を取出し
て、図示のように手に持って商品収納棚の前方からコラ
ム１に装填し、この手作業を繰り返し行って商品収納棚
の各コラムに商品を補充する。
なった際には次のような装填方法でたばこを補充するよ
うにしている。すなわち、図７で示すように商品収納棚
のラック１の間口はたばこ７の外形に合わせて狭い寸法
に設定されているため、作業者はカートン包装箱（カー
トン（１０〜２０個）単位のたばこを収容した配送用の
紙製包装箱）から片手で掴める数（４〜５個）を取出し
て、図示のように手に持って商品収納棚の前方からコラ
ム１に装填し、この手作業を繰り返し行って商品収納棚
の各コラムに商品を補充する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な手作業の手順でたばこを商品収納棚に装填する方法は
作業能率が悪く、特にコラムの後列に商品を装填するに
は手がコラムの奥まで自由に入らないので作業がやり難
い。このために１台の自動販売機に商品を補充するにも
長い作業時間と手間が強いられ、ユーザーからの要望と
してその改善策が強く望まれている。
な手作業の手順でたばこを商品収納棚に装填する方法は
作業能率が悪く、特にコラムの後列に商品を装填するに
は手がコラムの奥まで自由に入らないので作業がやり難
い。このために１台の自動販売機に商品を補充するにも
長い作業時間と手間が強いられ、ユーザーからの要望と
してその改善策が強く望まれている。
【０００６】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は配送用のカートン包装箱を巧みに活
用することにより、簡単な作業で能率よくたばこを自動
販売機の商品収納棚に装填できるようにしたたばこ自動
販売機の商品装填方法、並びにその商品装填方法の実施
に使用するたばこ包装箱を提供することにある。
であり、その目的は配送用のカートン包装箱を巧みに活
用することにより、簡単な作業で能率よくたばこを自動
販売機の商品収納棚に装填できるようにしたたばこ自動
販売機の商品装填方法、並びにその商品装填方法の実施
に使用するたばこ包装箱を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
り次記の商品装填方法を採用することにより達成され
る。 （１）カートン単位のたばこを積み重ねて収容した包装
箱を前後に分断してその後半分を取り除き、次に包装箱
の前半分でたばこを積み重ね状態に保持したまま自動販
売機の商品収納棚のコラム内に一括装填し、しかる後に
包装箱の残部を商品収納棚より抜き取る。
り次記の商品装填方法を採用することにより達成され
る。 （１）カートン単位のたばこを積み重ねて収容した包装
箱を前後に分断してその後半分を取り除き、次に包装箱
の前半分でたばこを積み重ね状態に保持したまま自動販
売機の商品収納棚のコラム内に一括装填し、しかる後に
包装箱の残部を商品収納棚より抜き取る。
【０００８】（２）カートン単位のたばこを積み重ねて
収容した包装箱の前後端面を開放し、次に包装箱を装填
位置に保持した状態で装填治具の操作により包装箱から
たばこを突き出してコラム内に押し込み装填する。 （３）あらかじめ結束バンドで積み重ね状態に括られた
カートン単位のたばこをバンドで括ったまま商品収納棚
のラック内に装填し、しかる後に結束バンドを切断して
抜き取る。
収容した包装箱の前後端面を開放し、次に包装箱を装填
位置に保持した状態で装填治具の操作により包装箱から
たばこを突き出してコラム内に押し込み装填する。 （３）あらかじめ結束バンドで積み重ね状態に括られた
カートン単位のたばこをバンドで括ったまま商品収納棚
のラック内に装填し、しかる後に結束バンドを切断して
抜き取る。
【０００９】（４）カートン単位のたばこを積み重ねて
収容した包装箱の端面一部を切り取って前記プッシャの
移動通路を形成し、次にたばこを収容したまま前記切取
り面を下に向けて包装箱を商品収納棚のコラム内にセッ
トする。 一方、前記（１）〜（４）の各商品装填方法の実施に対
応して、本発明では次記のたばこ包装箱を使用するもの
とする。 （５）前記（１）の装填方法の実施には、包装箱内にカ
ートン単位のたばこを積み重ねて収容し、かつ包装箱の
周面上にはたばこの積み重ね方向に沿って前後に分断す
る切取り用のミシン目を入れたたばこ包装箱を使用す
る。
収容した包装箱の端面一部を切り取って前記プッシャの
移動通路を形成し、次にたばこを収容したまま前記切取
り面を下に向けて包装箱を商品収納棚のコラム内にセッ
トする。 一方、前記（１）〜（４）の各商品装填方法の実施に対
応して、本発明では次記のたばこ包装箱を使用するもの
とする。 （５）前記（１）の装填方法の実施には、包装箱内にカ
ートン単位のたばこを積み重ねて収容し、かつ包装箱の
周面上にはたばこの積み重ね方向に沿って前後に分断す
る切取り用のミシン目を入れたたばこ包装箱を使用す
る。
【００１０】（６）前記（３）の装填方法の実施には、
包装箱内にカートン単位のたばこを結束バンドにより積
み重ね状態に括って収容したたばこ包装箱を使用する。 （７）前記（４）の装填方法の実施には、包装箱内にカ
ートン単位のたばこを積み重ねて収容し、かつ包装箱の
周面一部には自動販売機のプッシャ移動通路を形成する
切取り用のミシン目、および包装箱を商品収納棚に係止
保持させる爪片を形成する切り起こし用のミシン目を入
れたたばこ包装箱を使用する。
包装箱内にカートン単位のたばこを結束バンドにより積
み重ね状態に括って収容したたばこ包装箱を使用する。 （７）前記（４）の装填方法の実施には、包装箱内にカ
ートン単位のたばこを積み重ねて収容し、かつ包装箱の
周面一部には自動販売機のプッシャ移動通路を形成する
切取り用のミシン目、および包装箱を商品収納棚に係止
保持させる爪片を形成する切り起こし用のミシン目を入
れたたばこ包装箱を使用する。
【００１１】
【作用】上記（１）〜（４）の商品装填方法によれば、
カートン包装箱に収容されているたばこを何回かに分け
て商品収納棚のラックに装填する手間が省け、１回の装
填操作でたばこ包装箱に入っているカートン単位のたば
こを一括して包装箱からラック内に直接装填することが
できる。また、特に（４）の方法においては、たばこ包
装箱自身がベンドラックとして商品収納棚内でたばこを
積み上げ状態に保持し、プッシャの動作で包装箱からた
ばこを搬出することができる。これにより簡易な構造の
商品収納棚に対応できるほか、包装箱を並べ替えること
でコラムの変更も簡単に行える。
カートン包装箱に収容されているたばこを何回かに分け
て商品収納棚のラックに装填する手間が省け、１回の装
填操作でたばこ包装箱に入っているカートン単位のたば
こを一括して包装箱からラック内に直接装填することが
できる。また、特に（４）の方法においては、たばこ包
装箱自身がベンドラックとして商品収納棚内でたばこを
積み上げ状態に保持し、プッシャの動作で包装箱からた
ばこを搬出することができる。これにより簡易な構造の
商品収納棚に対応できるほか、包装箱を並べ替えること
でコラムの変更も簡単に行える。
【００１２】また、前記した各商品装填方法の実施に対
応して（５）〜（７）に記したたばこ包装箱を使用し、
現場での装填作業時に包装箱をミシン目に沿って開封す
ることにより、たばこの装填作業，ないし商品収納棚へ
の包装箱のセッティングが簡単に行える。
応して（５）〜（７）に記したたばこ包装箱を使用し、
現場での装填作業時に包装箱をミシン目に沿って開封す
ることにより、たばこの装填作業，ないし商品収納棚へ
の包装箱のセッティングが簡単に行える。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の商品装填方法、並びにその装
填方法の実施に使用するたばこ包装箱の実施例を図面に
基づいて説明する。 実施例１：図１は本発明の請求項１，５に対応する実施
例を示すものである。まず、図１（ａ）において、１は
たばこ７をカートン単位（例えば１０個）を一列に積み
重ねて収容したボール紙で作られた配送用のたばこ包装
箱であり、その周面には図示のように縦向き姿勢で包装
箱８を前半部８ａと後半部８ｂとに分断するよう全周に
亙る切取り用のミシン目９、および前半部８ａをさらに
左右に分断する切取り用のミシン目１０があらかじめ入
れてある。
填方法の実施に使用するたばこ包装箱の実施例を図面に
基づいて説明する。 実施例１：図１は本発明の請求項１，５に対応する実施
例を示すものである。まず、図１（ａ）において、１は
たばこ７をカートン単位（例えば１０個）を一列に積み
重ねて収容したボール紙で作られた配送用のたばこ包装
箱であり、その周面には図示のように縦向き姿勢で包装
箱８を前半部８ａと後半部８ｂとに分断するよう全周に
亙る切取り用のミシン目９、および前半部８ａをさらに
左右に分断する切取り用のミシン目１０があらかじめ入
れてある。
【００１４】かかる構造のたばこ包装箱８を使用して自
動販売機の商品収納棚にたばこを装填するには、まず
（ｂ）図のように包装箱８をミシン目９に沿って切取
り、包装箱８を前半部８ａと後半部８ｂとに二分する。
次に（ｃ）図のように包装箱８の後半部８ｂを取り外
し、前半部８ａでたばこ７を積み重ね状態に保持させた
状態で（ｄ）図のように商品収納棚の前方側からコラム
１内に一括装填する。続いてコラム内で包装箱８をミシ
ン目１０に沿い切り取って前半部８ａを左右に二分し、
最後に前半部８ａをコラム１から引き抜く。これによ
り、１回の装填操作でたばこ包装箱８に入っていたカー
トン単位のたばこ７を一括して商品収納棚のコラム内に
装填することができる。
動販売機の商品収納棚にたばこを装填するには、まず
（ｂ）図のように包装箱８をミシン目９に沿って切取
り、包装箱８を前半部８ａと後半部８ｂとに二分する。
次に（ｃ）図のように包装箱８の後半部８ｂを取り外
し、前半部８ａでたばこ７を積み重ね状態に保持させた
状態で（ｄ）図のように商品収納棚の前方側からコラム
１内に一括装填する。続いてコラム内で包装箱８をミシ
ン目１０に沿い切り取って前半部８ａを左右に二分し、
最後に前半部８ａをコラム１から引き抜く。これによ
り、１回の装填操作でたばこ包装箱８に入っていたカー
トン単位のたばこ７を一括して商品収納棚のコラム内に
装填することができる。
【００１５】実施例２：図２は本発明の請求項２に対応
する商品装填方法の実施例を示すものである。この実施
例では、たばこ包装箱８が１０個入りで、たばこ７が５
個ずつ二列に分けて積み重ね収容されている。そして、
包装箱８からたばこ７を自動販売機の商品収納棚に装填
するには、まず（ａ）図のように包装箱８の前後端面の
蓋を開放（蓋は開いて切り取る）した後、（ｂ）図のよ
うにたばこ７を収容したまま包装箱８の先端を商品収納
棚のコラム１の中へ差込んで手で支え、この状態で押し
棒式の装填治具１１を包装箱８の前方よりたばこ７の端
面に当てがって押し込む。これにより、積み重ね状態に
並ぶたばこ５が包装箱８から一括して押し出され、コラ
ム１内に押し出されて装填される。
する商品装填方法の実施例を示すものである。この実施
例では、たばこ包装箱８が１０個入りで、たばこ７が５
個ずつ二列に分けて積み重ね収容されている。そして、
包装箱８からたばこ７を自動販売機の商品収納棚に装填
するには、まず（ａ）図のように包装箱８の前後端面の
蓋を開放（蓋は開いて切り取る）した後、（ｂ）図のよ
うにたばこ７を収容したまま包装箱８の先端を商品収納
棚のコラム１の中へ差込んで手で支え、この状態で押し
棒式の装填治具１１を包装箱８の前方よりたばこ７の端
面に当てがって押し込む。これにより、積み重ね状態に
並ぶたばこ５が包装箱８から一括して押し出され、コラ
ム１内に押し出されて装填される。
【００１６】実施例３：図３は本発明の請求項３，６に
対応する実施例を示すものである。まず（ａ）図のよう
に、たばこ包装箱８には積み重ね状態でカートン単位
（１０個入り）のたばこ７が結束バンド１２を掛けて括
られた状態で入っている。なお、１２ａは結束バンド１
２の切り口である。この結束バンド１２は、たばこ製造
工場でのパッケージ工程でたばこ７を包装箱８に入れる
前にバンド掛けされる。そして、搬送先で自動販売機の
商品収納棚に装填するには、まず包装箱８からバンド１
２を付けた状態でたばこ７を引出し、次にバンド１２で
括ったまま（ｂ）図のようにコラム１に装填した後に、
ラック内でで結束バンド１２を切り口１２ａから切断
し、最後に（ｃ）図のようにバンド１２をラック１から
引き抜く。これによりたばこ７がカートン単位で一括装
填されることになる。
対応する実施例を示すものである。まず（ａ）図のよう
に、たばこ包装箱８には積み重ね状態でカートン単位
（１０個入り）のたばこ７が結束バンド１２を掛けて括
られた状態で入っている。なお、１２ａは結束バンド１
２の切り口である。この結束バンド１２は、たばこ製造
工場でのパッケージ工程でたばこ７を包装箱８に入れる
前にバンド掛けされる。そして、搬送先で自動販売機の
商品収納棚に装填するには、まず包装箱８からバンド１
２を付けた状態でたばこ７を引出し、次にバンド１２で
括ったまま（ｂ）図のようにコラム１に装填した後に、
ラック内でで結束バンド１２を切り口１２ａから切断
し、最後に（ｃ）図のようにバンド１２をラック１から
引き抜く。これによりたばこ７がカートン単位で一括装
填されることになる。
【００１７】実施例４：図４は本発明の請求項４，７に
対応する実施例を示すものである。まず（ａ）図のよう
に、カートン単位（１０個入り）のたばこ７を一列に積
み重ねて収容した包装箱８の一端部には符号１３で示す
ような切取り用のミシン目が入れてある。このミシン目
１３は後記のように包装箱８を商品収納棚にセットした
状態でコラム側に装備したプッシャ３（図６参照）の移
動通路，並びにたばこの払出口を切取り形成するための
ものである。そして、たばこ７を商品収納棚のコラムに
装填するには、（ｂ）図で示すように前記したミシン目
１３に沿って包装箱８の底部８ｃを切り取る。次に
（ｃ）図のように包装箱８の切り口を下に向けた直立姿
勢でコラム１の中に挿入してコラムステージ上にセット
する。
対応する実施例を示すものである。まず（ａ）図のよう
に、カートン単位（１０個入り）のたばこ７を一列に積
み重ねて収容した包装箱８の一端部には符号１３で示す
ような切取り用のミシン目が入れてある。このミシン目
１３は後記のように包装箱８を商品収納棚にセットした
状態でコラム側に装備したプッシャ３（図６参照）の移
動通路，並びにたばこの払出口を切取り形成するための
ものである。そして、たばこ７を商品収納棚のコラムに
装填するには、（ｂ）図で示すように前記したミシン目
１３に沿って包装箱８の底部８ｃを切り取る。次に
（ｃ）図のように包装箱８の切り口を下に向けた直立姿
勢でコラム１の中に挿入してコラムステージ上にセット
する。
【００１８】このセット状態では、包装箱８がベンドラ
ックとしてその内部に収容されたたばこ８を積み重ね状
態に保持している。そして、コラム１の底部にてプッシ
ャ３を矢印方向に移動操作すると、包装箱８の前後端に
開口した前記切り口（切り口高さはたばこ７の１個分よ
り僅かに高くしておく）を通じてたばこ７が搬出され
る。しかも、前記の切り口には（ｂ）図のように包装箱
８の底面中央にプッシャ３の軸が通過する通路が確保さ
れているので、商品搬出動作を支障なく行うことができ
る。なお、（ｃ）図では包装箱８がコラム１の前列側に
装填されている状態を示したが、実際にはコラム内に二
箱の包装箱８を前後列にセットして使用される。
ックとしてその内部に収容されたたばこ８を積み重ね状
態に保持している。そして、コラム１の底部にてプッシ
ャ３を矢印方向に移動操作すると、包装箱８の前後端に
開口した前記切り口（切り口高さはたばこ７の１個分よ
り僅かに高くしておく）を通じてたばこ７が搬出され
る。しかも、前記の切り口には（ｂ）図のように包装箱
８の底面中央にプッシャ３の軸が通過する通路が確保さ
れているので、商品搬出動作を支障なく行うことができ
る。なお、（ｃ）図では包装箱８がコラム１の前列側に
装填されている状態を示したが、実際にはコラム内に二
箱の包装箱８を前後列にセットして使用される。
【００１９】実施例５：図５は前記した実施例４の応用
実施例を示すものであり、たばこ包装箱８には図４
（ａ）のミシン目１３に沿って切り取った切り口の他
に、上下端の側縁より突き出した爪片１４が形成されて
いる。この爪片１４は、包装箱８を商品収納棚のコラム
にセットした状態で、商品収納棚側に引っ掛けて包装箱
８を所定位置に係止保持するためのものであり、これに
より、図４（ｃ）に示したコラム１の仕切側壁２を省略
して包装箱８自身を独立したベンドラックとして使用す
ることができる。なお、爪片１４は、前記した底部側の
切り口と同様にあらかじめ包装箱８の周面にミシン目を
入れておき、装填時に切り起こして使用される。ここ
で、図５（ａ）の包装箱は１０個のたばこ７を一列に積
み重ねて収容したシングル形、（ｂ）図の包装箱はたば
こ７を前後二列に並べて収容したダブル形のカートン包
装箱を示している。なお、（ｂ）図のダブル形では商品
収納棚にセットした状態で包装箱内にプッシャの移動ス
ペースを確保するために、前後列の一方でたばこの数を
１個少なくしておく必要がある。
実施例を示すものであり、たばこ包装箱８には図４
（ａ）のミシン目１３に沿って切り取った切り口の他
に、上下端の側縁より突き出した爪片１４が形成されて
いる。この爪片１４は、包装箱８を商品収納棚のコラム
にセットした状態で、商品収納棚側に引っ掛けて包装箱
８を所定位置に係止保持するためのものであり、これに
より、図４（ｃ）に示したコラム１の仕切側壁２を省略
して包装箱８自身を独立したベンドラックとして使用す
ることができる。なお、爪片１４は、前記した底部側の
切り口と同様にあらかじめ包装箱８の周面にミシン目を
入れておき、装填時に切り起こして使用される。ここ
で、図５（ａ）の包装箱は１０個のたばこ７を一列に積
み重ねて収容したシングル形、（ｂ）図の包装箱はたば
こ７を前後二列に並べて収容したダブル形のカートン包
装箱を示している。なお、（ｂ）図のダブル形では商品
収納棚にセットした状態で包装箱内にプッシャの移動ス
ペースを確保するために、前後列の一方でたばこの数を
１個少なくしておく必要がある。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるたばこ
自動販売機の商品装填方法，およびたばこ包装箱によれ
ば次の効果を奏する。 （１）請求項１〜４の商品装填方法を採用することによ
り、たばこをカートン単位で包装箱から直接自動販売機
の商品収納棚に一括装填することができ、従来のように
包装箱から何回かに分けてたばこを装填する方法と比べ
て作業能率の大幅な改善が図れる。
自動販売機の商品装填方法，およびたばこ包装箱によれ
ば次の効果を奏する。 （１）請求項１〜４の商品装填方法を採用することによ
り、たばこをカートン単位で包装箱から直接自動販売機
の商品収納棚に一括装填することができ、従来のように
包装箱から何回かに分けてたばこを装填する方法と比べ
て作業能率の大幅な改善が図れる。
【００２１】（２）また、前記装填方法の実施に際し
て、請求項５〜７のたばこ包装箱を採用することによ
り、所定の手順で装填作業を進める際の包装箱の開封が
簡単が行えるし、特に請求項７のたばこ包装箱の採用に
より、包装箱自身をベンドラックとして活用することが
でき、これにより包装箱単位でコラムを簡単に変更でき
るほか、コラムの仕切壁を省略するなどして自動販売機
の商品収納棚の構造を簡略化できる。
て、請求項５〜７のたばこ包装箱を採用することによ
り、所定の手順で装填作業を進める際の包装箱の開封が
簡単が行えるし、特に請求項７のたばこ包装箱の採用に
より、包装箱自身をベンドラックとして活用することが
でき、これにより包装箱単位でコラムを簡単に変更でき
るほか、コラムの仕切壁を省略するなどして自動販売機
の商品収納棚の構造を簡略化できる。
【図１】本発明の実施例１によるたばこ包装箱，および
商品装填方法の説明図であり、（ａ）は包装箱の外形
図、（ｂ）〜（ｅ）は商品収納棚への装填作業の手順を
表す各段階の工程図
商品装填方法の説明図であり、（ａ）は包装箱の外形
図、（ｂ）〜（ｅ）は商品収納棚への装填作業の手順を
表す各段階の工程図
【図２】本発明の実施例２による商品装填方法の説明図
であり、（ａ）は包装箱の開封状態図、（ｂ）は商品収
納棚への装填状態を表す図
であり、（ａ）は包装箱の開封状態図、（ｂ）は商品収
納棚への装填状態を表す図
【図３】本発明の実施例３によるたばこ包装箱，および
商品装填方法の説明図であり、（ａ）は包装箱の外形
図、（ｂ),（ｃ）は商品収納棚への装填作業の手順を表
す各段階の工程図
商品装填方法の説明図であり、（ａ）は包装箱の外形
図、（ｂ),（ｃ）は商品収納棚への装填作業の手順を表
す各段階の工程図
【図４】本発明の実施例４によるたばこ包装箱，および
商品装填方法の説明図であり、（ａ）は包装箱の外形
図、（ｂ),（ｃ）は商品収納棚への装填作業の手順を表
す各段階の工程図
商品装填方法の説明図であり、（ａ）は包装箱の外形
図、（ｂ),（ｃ）は商品収納棚への装填作業の手順を表
す各段階の工程図
【図５】本発明の実施例５によるたばこ包装箱の使用状
態を表した構成図であり、（ａ）はシングル形包装箱の
外形斜視図、（ｂ）はダブル形包装箱の外形斜視図
態を表した構成図であり、（ａ）はシングル形包装箱の
外形斜視図、（ｂ）はダブル形包装箱の外形斜視図
【図６】たばこ自動販売機の販売機構の構成概要図
【図７】従来行われている商品収納棚への商品装填方法
を表す図
を表す図
１ 商品収納棚のコラム ３ プッシャ ７ たばこ ８ 包装箱 ８ａ 包装箱の前半部 ８ｂ 包装箱の後半部 ９ 切取り用ミシン目 １１ 装填治具 １２ 結束バンド １３ 切取り用ミシン目 １４ 爪片
Claims (7)
- 【請求項１】商品収納棚の各コラムごとにたばこを積み
上げ収納し、コラムの底部に装備したプッシャの動作で
コラムからたばこを払出して販売するたばこ自動販売機
の商品装填方法であって、カートン単位のたばこを積み
重ねて収容した包装箱を前後に分断してその後半分を取
り除き、次に包装箱の前半分でたばこを積み重ね状態に
保持したまま自動販売機の商品収納棚のコラム内に一括
装填し、しかる後に包装箱の残部を商品収納棚より抜き
取ることを特徴とするたばこ自動販売機の商品装填方
法。 - 【請求項２】商品収納棚の各コラムごとにたばこを積み
上げ収納し、コラムの底部に装備したプッシャの動作で
コラムからたばこを払出して販売するたばこ自動販売機
の商品装填方法であって、カートン単位のたばこを積み
重ねて収容した包装箱の前後端面を開放し、次に包装箱
を装填位置に保持した状態で装填治具の操作により包装
箱からたばこを突き出してコラム内に押し込み装填する
ことを特徴とするたばこ自動販売機の商品装填方法。 - 【請求項３】商品収納棚の各コラムごとにたばこを積み
上げ収納し、コラムの底部に装備したプッシャの動作で
コラムからたばこを払出して販売するたばこ自動販売機
の商品装填方法であって、あらかじめ結束バンドで積み
重ね状態に括られたカートン単位のたばこをバンドで括
ったまま商品収納棚のラック内に装填し、しかる後に結
束バンドを切断して抜き取ることを特徴とする自動販売
機の商品装填方法。 - 【請求項４】商品収納棚の各コラムごとにたばこを積み
上げ収納し、コラムの底部に装備したプッシャの動作で
コラムからたばこを払出して販売するたばこ自動販売機
の商品装填方法であって、カートン単位のたばこを積み
重ねて収容した包装箱の端面一部を切り取って前記プッ
シャの移動通路を形成し、次にたばこを収容したまま前
記切取り面を下に向けて包装箱を商品収納棚のコラム内
にセットすることを特徴とするたばこ自動販売機の商品
装填方法。 - 【請求項５】請求項１記載の商品装填方法の実施に使用
するたばこ包装箱であって、包装箱内にカートン単位の
たばこを積み重ねて収容し、かつ包装箱の周面上にはた
ばこの積み重ね方向に沿って前後に分断する切取り用の
ミシン目が入れてあることを特徴とするたばこ包装箱。 - 【請求項６】請求項３記載の商品装填方法の実施に使用
するたばこ包装箱であって、包装箱内にカートン単位の
たばこが結束バンドにより積み重ね状態に括って収容さ
れていることを特徴とするたばこ包装箱。 - 【請求項７】請求項４記載の商品装填方法の実施に使用
するたばこ包装箱であって、包装箱内にカートン単位の
たばこを積み重ねて収容し、かつ包装箱の周面一部には
自動販売機のプッシャ移動通路を形成する切取り用のミ
シン目、および包装箱を商品収納棚に係止保持させる爪
片を形成する切り起こし用のミシン目が入れてあること
を特徴とするたばこ包装箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20836091A JPH0551079A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | たばこ自動販売機の商品装填方法およびたばこ包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20836091A JPH0551079A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | たばこ自動販売機の商品装填方法およびたばこ包装箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551079A true JPH0551079A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16555006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20836091A Pending JPH0551079A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | たばこ自動販売機の商品装填方法およびたばこ包装箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551079A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0725018A1 (en) * | 1995-02-03 | 1996-08-07 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette parcel, container including a plurality of such cigarette parcels, and method of feeding the cigarette parcels to a vending machine |
| WO1996025347A1 (de) * | 1995-02-17 | 1996-08-22 | Sigismund Laskowski | Halteband, verfahren, und vorrichtung zur gestaltung einer umverpackungsfreien stange die aus zigaretten-packungen, aus faltschachteln mit medizinischem inhalt oder aus anderen vergleichbaren packungen besteht |
| EP1060998A2 (en) * | 1999-06-19 | 2000-12-20 | David S. Smith Packaging Limited | Tear-open folded box |
| JP2003511316A (ja) * | 1999-10-14 | 2003-03-25 | ジー．デー ソチエタ ペル アツィオニ | 展示のために部分的に開閉可能なタバコ用硬質カートン |
| KR20160092060A (ko) * | 2012-08-05 | 2016-08-03 | 엔제루 프레잉구 카도 가부시키가이샤 | 셔플 플레잉 카드의 포장상자 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP20836091A patent/JPH0551079A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0725018A1 (en) * | 1995-02-03 | 1996-08-07 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette parcel, container including a plurality of such cigarette parcels, and method of feeding the cigarette parcels to a vending machine |
| WO1996025347A1 (de) * | 1995-02-17 | 1996-08-22 | Sigismund Laskowski | Halteband, verfahren, und vorrichtung zur gestaltung einer umverpackungsfreien stange die aus zigaretten-packungen, aus faltschachteln mit medizinischem inhalt oder aus anderen vergleichbaren packungen besteht |
| EP1060998A2 (en) * | 1999-06-19 | 2000-12-20 | David S. Smith Packaging Limited | Tear-open folded box |
| EP1060998A3 (en) * | 1999-06-19 | 2001-01-10 | David S. Smith Packaging Limited | Tear-open folded box |
| JP2003511316A (ja) * | 1999-10-14 | 2003-03-25 | ジー．デー ソチエタ ペル アツィオニ | 展示のために部分的に開閉可能なタバコ用硬質カートン |
| KR20160092060A (ko) * | 2012-08-05 | 2016-08-03 | 엔제루 프레잉구 카도 가부시키가이샤 | 셔플 플레잉 카드의 포장상자 |
| CN105944374A (zh) * | 2012-08-05 | 2016-09-21 | 天使游戏纸牌股份有限公司 | 游戏纸牌的包装盒 |
| US9555318B2 (en) | 2012-08-05 | 2017-01-31 | Angel Playing Cards Co., Ltd. | Packing box for shuffled playing cards |
| US9889370B2 (en) | 2012-08-05 | 2018-02-13 | Angel Playing Cards Co., Ltd. | Packing box for shuffled playing cards |
| KR20180049240A (ko) * | 2012-08-05 | 2018-05-10 | 엔제루 프레잉구 카도 가부시키가이샤 | 랜덤으로 셔플된 플레잉 카드의 포장상자로의 컷 카드의 삽입방법 |
| KR20190139329A (ko) * | 2012-08-05 | 2019-12-17 | 엔제루 프레잉구 카도 가부시키가이샤 | 셔플 플레잉 카드의 포장상자 |
| KR20210095234A (ko) * | 2012-08-05 | 2021-07-30 | 엔제루 구루푸 가부시키가이샤 | 셔플 플레잉 카드의 포장상자 |
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