JPH03273482A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は自動販売機に関する。

（ロ）従来の技術 例えば缶入り清涼飲料の自動販売機において、従来のも
のは、商品を補充する際には、自動販売機の所定の商品
格納位置に商品を一本一本装填しなければならず、その
作業は大変面倒で、且つ多くの時間を要するものであっ
た。これは缶入り清涼飲料の自動販売機に限らず、たば
こ等の他の商品の自動販売機においても同様であった。

実公昭４６−３６７２１号公報には、商品格納装置を自
動販売機本体から回動可能に構成し、且つその開口部を
大きくておき、商品格納装置に多数の商品を収納した後
にその商品格納装置を回動させて本体内に位置させる自
動販売機が示されているが、かかる構成においても自動
販売機の商品格納装置に商品を装填するという作業には
変化はなく、面倒で且つ多くの時間を要するものであっ
た。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、自動販売機の所定の商品格納位置に商品を個
々に装填するという、面倒で多くの時間を要する作業を
行う必要がなく、商品の補充を簡単に短時間で行うこと
ができる自動販売機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の自動販売機は、複数の商品を収納するとともに
、連続する３つの面にまたがった切り込み部を形成し且
つその切り込み部の終端部分の一面部分を前記商品１個
を取り出し得る商品取り出し窓となした商品収納箱と、
前記商品収納箱を収容可能な苗収容空間を有する本体と
、該本体に設けられ収容された商品収納箱の前記切り込
み部の始端部分から前記商品収納箱内に進入し前記商品
を前記商品取り出し窓から送り出すプッシャを有する販
売機構とよりなる４：とを特徴とする。

（ホ）作用 複数の商品を収納した商品収納箱を苗収容空間に収容す
ることで、複数の商品が自動販売機へ装填、補充される
。

商品収納箱の切り込み部から商品収納箱内に進入したプ
ッシャが、商品を前記商品取り出し窓から送り出すこと
により販売動作がなされる。

（へ）実施例 第１図乃至第６図は本発明の第１の実施例である缶入り
清涼飲料の自動販売機を示す。

第４図乃至第６図は商品収納箱を示す。１は商品である
複数の缶入り清涼飲料（以下、単に缶と称する）２を収
納したボール紙製の商品収納箱である。これらはその清
涼飲料の工場において、複数の缶２を商品収納箱１に収
納した状態で出荷される。商品収納箱１は直方体形状を
しており、その内部に複数の缶２を並べて収納しである
。そしてその商品収納箱１は、工場出荷時には第４図に
示すごとく、取っ手用の開口穴３と、その開口穴３につ
ながったミシン目４とが形成されている。

そして、開口穴３からミシン目４にそって切り離せば、
第５図及び第６図に示す如く、商品収納箱１の連続する
３つの面にまたがった切り込み部５が形成される。

商品収納箱１は、ミシン目４にそって切り離した後に形
成される切り込み部５が、中心部が商品収納箱１の一面
を横断し、始端部分が開口穴３と連続し、終端部分の一
面部分が缶２を１個取り出し得るだけの大きさの商品取
り出し窓６となるようになされている。

第１図乃至第３図は自動販売機の構成及び動作を示す、
７は自動販売機の本体、８は商品取り出し口９や図示し
ない商品展示部、操作パネルを有し、本体７の前面に開
閉自在に取り付けられて通常は本体７の前面を閉塞する
前蓋、１０は商品収納箱１を収容可能となるように本体
７の内部に複数形成された苗収容空間である。商品収納
箱１は、ミシン目４にそって切り離して切り込み部５を
形成した後、その切り込み部５を下に向けて苗収容空間
１０に収容される。１１は各苗収容空間１０の下面に夫
々設けられ、商品収納箱ｌ内の缶２を商品取り出し窓６
から送り出す販売機構であり、図示しないモータにより
回転駆動されるドラム１２．１２と、ドラム１２．１２
間に掛は渡されたベルト１３と、ベルト１３に取り付け
られたプッシャ１４とよりなっている。プッシャ１４は
、販売動作時に前記モータの回転にともない、苗収容空
間１０に収容された商品収納１ｉＩの切り込み部５の始
端部分から前記商品収納箱内に進入し、その商品収納箱
１内の缶２を商品取り出し窓６から送り出す。

１５は各箱収容空［１０の後面下部に商品収納箱１の商
品取り出し窓６に対応して形成されたシュート開口、Ｉ
６はシュート開口１５の下縁に設けられ、缶２の送り出
しを検出して前記モータの回転を停止させるためのスイ
ッチ作動片、１７はシュート開口１５の上縁に設けられ
、缶２が１個送り出された時にその後ろに続く缶が不所
望に送り出されるのを阻止する板バネ、１８は販売機構
１１により商品収納箱１がら送り出された缶２を前Ｍ８
に形成された商品取り出し口９へ導くシュータ、１９は
苗収容空間１ｏの底面に形成されたプッシャ１４突出用
のプッシャ穴であるである。

而して、本自動販売機において商品の装填、補充を行う
ときには、その清涼飲料の工場から缶２が出荷された状
態のもの、即ち商品収納箱１に入れられたままでのもの
に対し、商品収納箱１のミシン目４を切って切り込み部
５を形成し、商品取り出し窓６をシュート開０１５に対
応させるように切り込み部５を下に向けて商品収納箱１
ごとその全体を箱収容空間１０に収容する。

販売動作時には、前述の如くモータによりドラム１２を
回転させてベルト１３を駆動し、そのベルト１３に取り
付けられたプッシャ１４により、缶２を商品収納箱１か
ら商品取り出し窓６、シュート開口１５を介してシュー
タ１８に送り出し商品取り出し口９に導く。商品１個が
送り出されると、スイッチ作動片１６に結合された図示
しないスイッチ作がそれを検出して前記モータの回転を
停止させ、また板バネ１７がその他の缶２の不所望な送
り出しを阻止する。

以上の構成によれば、複数の缶２を収納した商品収納箱
１を箱収容空間１０に収容する動作のみで、複数の商品
を自動販売機に装填、補充することができ、自動販売機
の所定の商品格納位置に缶２を個々に一本一本装填する
という、面倒で多くの時間を要する作業を行う必要がな
い。従って、商品の補充を簡単に短時間で行うことがで
きる。

更に、自動販売機の本体７にサーペンタインのような商
品格納機構を設ける必要がなく、自動販売機の構造を簡
単化できる。また、切り込み部５の始端部分、開口穴３
から商品収納箱１内を見ることができ、商品収納箱１内
の商品の残量を容易に確認することができる。

尚、本実施例で述べたように、工場出荷時の商品収納箱
１を以上の説明のような構成にしておくことが望ましい
が、工場出荷時には通常の収納箱に商品を入れておき、
自動販売機の管理者の事務所等においてその通常の収納
箱から、前述のような形状の商品収納箱１に缶２を入れ
替える構成とすると、その入れ替えの手間はかかるもの
の、自動販売機の設置場所における商品充填の作業は簡
単になり時間も大幅に短縮できるという点においては何
ら変わらない効果がある。実施例においては、商品収納
箱１はボール紙製であったが、その他の材質を使ったも
のであってもよい。

第７図乃至第９図は本発明の第２の実施例である、たば
こ等の箱入り商品の自動販売機の要部を示す。この第２
の実施例において、商品収納箱１内にはたばこ２０が一
列に積み重ねられ、また商品収納箱１の商品取り出し窓
６と同一面には商品残量確認用の長穴２０が形成される
。箱収容空間１０は、底面を構成する第１金具２２と、
後面及び側面を構成する第２金具２３と、商品収納箱１
の前方に位置してその移動を阻止する第３金具２４、第
４金具２５とから構成されている。商品の充填、補充の
動作や販売時の動作は先に述べた第１の実施例と同一で
ある。

（ト）発明の効果 本発明によれば、複数の商品をあらかじめ収納した商品
収納箱を箱収容空間に収容することで、複数の商品が自
動販売機へ補充されるので、自動販売機の所定の商品格
納位置に商品を個々に装填するという、面倒で多くの時
間を要する作業を行う必要がなく、商品の補充を簡単に
短時間で行うことができる。更に、自動販売機の本体に
サーペンタインのような商品格納機構を設ける必要がな
く、自動販売機の構造を簡単化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の第１の実施例である缶入り
清涼飲料の自動販売機を示し、第１図は模式的斜視図、
第２図は本体の斜視図、第３図は要部断面図、第４図乃
至第６図は商品収納箱を示す斜視図である。 第７図乃至第９図は本発明の第２の実施例である箱入り
商品の自動販売機を示し、第７図は商品収納箱を示す斜
視図、第８図は要部斜視図、第９図は要部断面図である
。 １・・・商品収納箱、２・・・缶、５・・・切り込み部
、６・・・商品取り出し窓、７・・・本体、１０・・・
箱収容空間、１１・・・販売機構、１４・・・プッシャ
、２０・・・たばこ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の商品を収納するとともに、連続する３つの
   面にまたがった切り込み部を形成し且つその切り込み部
   の終端部分の一面部分を前記商品１個を取り出し得る商
   品取り出し窓となした商品収納箱と、前記商品収納箱を
   収容可能な箱収容空間を有する本体と、該本体に設けら
   れ収容された商品収納箱の前記切り込み部の始端部分か
   ら前記商品収納箱内に進入し前記商品を前記商品取り出
   し窓から送り出すプッシャを有する販売機構とよりなる
   ことを特徴とする自動販売機。