JPH0551036A - 折畳可能容器 - Google Patents

折畳可能容器

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Publication number
JPH0551036A
JPH0551036A JP23217291A JP23217291A JPH0551036A JP H0551036 A JPH0551036 A JP H0551036A JP 23217291 A JP23217291 A JP 23217291A JP 23217291 A JP23217291 A JP 23217291A JP H0551036 A JPH0551036 A JP H0551036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foldable container
container
band
body part
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP23217291A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ekuan
憲司 栄久庵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JII K GRAPHICS KK
Original Assignee
JII K GRAPHICS KK
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Filing date
Publication date
Application filed by JII K GRAPHICS KK filed Critical JII K GRAPHICS KK
Priority to JP23217291A priority Critical patent/JPH0551036A/ja
Publication of JPH0551036A publication Critical patent/JPH0551036A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】空容器の収集に極力場所をとらず、その回収作
業、処理作業をも効率的とする折畳可能容器を提供す
る。 【構成】胴部6に傾斜凹部形成帯10を形成する。傾斜
凹部形成帯10は胴部6の周方向に所定間隔で形成した
複数の傾斜凹部11よりなる。傾斜凹部11はその中央
部に傾斜谷線12を有し、両側の傾斜稜線13により画
成される。折畳可能容器1を胴部6の軸方向に圧縮する
ことにより、傾斜凹部形成帯10が圧縮されてその幅員
が消滅し、折畳可能容器1は折り畳まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビ−ル、紅茶、コ−ヒ
−、果実飲料等の飲料を収容し、飲用後は折り畳んで廃
棄するようにした折畳可能容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビ−ル、紅茶、コ−ヒ−、果実飲
料等の飲料を収容する容器としては、ステンレス、アル
ミニウム、プラスチック等を円筒状に成形したもの、紙
等を折曲して箱体状としたもの等が一般に使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の容器は製
造、輸送等の観点からは種々の工夫、改良がなされてい
るものの、回収、処分等の便宜についてはあまり考慮さ
れていないのが実情である。従って、空容器をそのまま
の形態で廃棄する場合には嵩張り、路上、公園等に設置
されたゴミ箱は空容器で満杯状態となり、空容器の回収
作業にも多大の労力を要した。又、圧潰するにも多大の
労力を要し、処理作業の効率も極めて悪いものであっ
た。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、空容器の収集に
極力場所をとらず、又、その回収作業、処理作業をも効
率的とする折畳可能容器を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折畳可能容器は、中央部に傾斜谷線を有
し、両側の傾斜稜線により画成された傾斜凹部を胴部の
周方向に所定間隔で形成した傾斜凹部形成帯を設けたも
のである。
【0006】
【作用】折畳可能容器を胴部の軸方向に圧縮すれば、胴
部の軸線z−zと傾斜谷線とのなす角度α及び軸線z−
zと傾斜稜線とのなす角度βとが徐々に大となり、傾斜
凹部形成帯が軸方向に圧縮される。
【0007】さらに圧縮すれば、軸線z−zと傾斜谷線
とのなす角度α及び軸線z−zと傾斜稜線とのなす角度
βはともに90°となり、傾斜凹部形成帯の幅員が消滅
し、折畳可能容器は折り畳まれる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0009】本発明の折畳可能容器を、ビ−ル、紅茶、
コ−ヒ−、果実飲料等の飲料を収容するアルミニウム缶
に適用した場合について説明する。
【0010】図1に示す折畳可能容器1は、アルミニウ
ム薄板材を深絞りして有底薄肉円筒状に成形した本体2
と、アルミニウム薄板材をプレスして薄肉円板状に成形
した蓋体3とよりなり、本体2の上端周縁部4と蓋体3
の周縁部5とを巻き締めして一体としたものである。
【0011】本体2は胴部6と底部7とよりなり、底部
7は従来のアルミニウム缶と同様であるが、胴部6は上
端部8と下端部9との間に傾斜凹部形成帯10を上下二
段に形成してある。蓋体3は従来のアルミニウム缶と同
様である。
【0012】この傾斜凹部形成帯10は、図1及び図2
に示すように、胴部6の周方向に60°間隔で形成した
6つの傾斜凹部11よりなるものである。
【0013】この傾斜凹部11は、その中央部に傾斜谷
線12を有し、両側の傾斜稜線13により画成されてい
る。ここで、傾斜谷線12の長さをa、傾斜稜線13の
長さをbとしてあり、胴部6の軸線z−zと傾斜谷線1
2とのなす角度をα、軸線z−zと傾斜稜線13とのな
す角度をβとしてある。そして、傾斜谷線12の長さa
は胴部6の直径より小としてある。
【0014】なお、上段の傾斜凹部形成帯10aと下段
の傾斜凹部形成帯10bとは胴部6の中央横断面p−p
に関して対称としてあり、上段の傾斜凹部形成帯10a
と下段の傾斜凹部形成帯10bとの間には平坦部14を
形成してある。
【0015】この折畳可能容器1は、蓋体3の上面及び
本体2の底部7の下面に押圧部材(図示しない)を当接
し、この押圧部材により折畳可能容器1を圧縮すれば、
軸線z−zと傾斜谷線12とのなす角度α及び軸線z−
zと傾斜稜線13とのなす角度βとは徐々に大となり、
すなわち、傾斜凹部形成帯10が軸線z−z方向に圧縮
され、上端部8と下端部9は略静止して回転変位しない
が、平坦部14はA方向に回転変位する。
【0016】さらに折畳可能容器1を圧縮すれば、図3
及び図4に示すように、軸線z−zと傾斜谷線12との
なす角度α及び軸線z−zと傾斜稜線13とのなす角度
βは90°となり、すなわち、傾斜凹部形成帯10の幅
員は消滅し、上端部8、下端部部9及び平坦部14だけ
が残存することになる。
【0017】このように、胴部6に傾斜凹部形成帯10
を形成することによって、極めて小さい力で折畳可能容
器1を折り畳むことができ、折り畳み後は小容積となる
とともに形状も略円筒状となるから、収集に場所をとら
ず、回収作業、処理作業も効率的となる。
【0018】なお、折畳可能容器1において、上段の傾
斜凹部形成帯10aと下段の傾斜凹部形成帯10bとは
胴部6の中央横断面p−pに関して対称としてあるが、
必ずしも対称としなくともよい。この場合には、下端部
9も上端部8に対して回転変位する。又、傾斜谷線12
の長さaは胴部6の直径より小としてあるが、傾斜凹部
形成帯10を消失せしめなくとよい場合には胴部6の直
径より大としてもよい。これらの点については、以下の
実施例においても同様である。
【0019】図5に示す折畳可能容器21は、胴部6の
上端部8と下端部9との間に傾斜凹部形成帯22を一段
のみ形成したものであり、従って、平坦部は存在しな
い。
【0020】この折畳可能容器21は、蓋体3の上面及
び本体2の底部7の下面に押圧部材(図示しない)を当
接し、この押圧部材により折畳可能容器21を圧縮すれ
ば、胴部6の軸線z−zと傾斜谷線12とのなす角度α
及び軸線z−zと傾斜稜線13とのなす角度βとが徐々
に大となり、すなわち、傾斜凹部形成帯22が軸線z−
z方向に圧縮され、下端部9は上端部8に対して回転変
位する。
【0021】さらに折畳可能容器21を圧縮すれば、傾
斜凹部形成帯22の幅員は減少し、上端部8及び下端部
9はそのままで、折畳可能容器21の高さが所定量だけ
減少する。
【0022】図6に示す折畳可能容器31は、胴部6の
上端部8と下端部9との間に傾斜凹部形成帯32を上中
下三段形成したものである。
【0023】ここで、上段の傾斜凹部形成帯32aと中
段の傾斜凹部形成帯32bとは胴部6の中央横断面q−
qに関して対称、中段の傾斜凹部形成帯32bと下段の
傾斜凹部形成帯32cとは胴部6の中央横断面r−rに
関して対称としてあり、上段の傾斜凹部形成帯32aと
中段の傾斜凹部形成帯32bとの間には平坦部33a
を、中段の傾斜凹部形成帯32bと下段の傾斜凹部形成
帯32cとの間には平坦部33bを形成してある。
【0024】この折畳可能容器31は、蓋体3の上面及
び本体2の底部7の下面に押圧部材(図示しない)を当
接し、この押圧部材により折畳可能容器31を圧縮すれ
ば、胴部6の軸線z−zと傾斜谷線12とのなす角度α
及び軸線z−zと傾斜稜線13とのなす角度βとが徐々
に大となり、すなわち、傾斜凹部形成帯32が軸線z−
z方向に圧縮され、上端部8と平坦部33bとは略静止
して回転変位しないが、平坦部33aと下端部9とは上
端部8に対して回転変位する。
【0025】さらに折畳可能容器31を圧縮すれば、傾
斜凹部形成帯32の幅員は消滅し、上端部8、下端部9
及び平坦部33が残存することになる。
【0026】このように、折畳可能容器において傾斜凹
部形成帯は一段のみ形成してもよく、複数段形成しても
よい。又、傾斜凹部形成帯において胴部周方向に如何な
る間隔で傾斜凹部を形成してもよい。傾斜谷線の長さa
及び傾斜稜線の長さbは、その構成上からa>bである
点は限定されるものの、任意の長さに設定することがで
きる。又、軸線z−zと傾斜谷線とのなす角度α及び軸
線z−zと傾斜稜線とのなす角度βも、その構成上から
α>βである点は限定されるものの、任意の角度に設定
することができる。
【0027】以上、飲料を収容するアルミニウム缶に適
用する場合について説明したが、本発明の折畳可能容器
は、このような用途、材質に限定されるものではなく、
果実、肉類、海苔等の食料を収容する用途等に使用する
ものでもよく、又、ステンレス、プラスチック、紙等種
々の材質で製造するものでもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明の折畳可能容器は、胴部に傾斜凹
部形成帯を形成することによって、極めて小さい力で折
り畳むことができ、、折り畳み後は小容積となるととも
に形状も略円筒状となるから、空容器の収集に場所をと
らず、回収作業、処理作業も効率的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】傾斜凹部形成帯を2段形成した折畳可能容器の
正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1の折畳可能容器を折り畳んだ状態を示す正
面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】傾斜凹部形成帯を1段形成した折畳可能容器の
正面図である。
【図6】傾斜凹部形成帯を3段形成した折畳可能容器の
正面図である。
【符号の説明】
1 折畳可能容器 6 胴部 10 傾斜凹部形成帯 11 傾斜凹部 12 傾斜谷線 13 傾斜稜線 21 折畳可能容器 22 傾斜凹部形成帯 31 折畳可能容器 32 傾斜凹部形成帯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に傾斜谷線を有し、両側の傾斜稜
    線により画成された傾斜凹部を胴部の周方向に所定間隔
    で形成した傾斜凹部形成帯を設けたことを特徴とする折
    畳可能容器。
JP23217291A 1991-08-20 1991-08-20 折畳可能容器 Pending JPH0551036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23217291A JPH0551036A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 折畳可能容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP23217291A JPH0551036A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 折畳可能容器

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Publication Number Publication Date
JPH0551036A true JPH0551036A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16935132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23217291A Pending JPH0551036A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 折畳可能容器

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JP (1) JPH0551036A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE36377E (en) * 1992-01-21 1999-11-09 Gilbert; Neil Y. Collapsible container
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