JPH0550987A - 無人潜水機 - Google Patents
無人潜水機Info
- Publication number
- JPH0550987A JPH0550987A JP23235191A JP23235191A JPH0550987A JP H0550987 A JPH0550987 A JP H0550987A JP 23235191 A JP23235191 A JP 23235191A JP 23235191 A JP23235191 A JP 23235191A JP H0550987 A JPH0550987 A JP H0550987A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- buoyancy
- buoyancy material
- diving machine
- negative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浮力を正から負へ変化させることを可能にし
た無人潜水機を提供する。 【構成】 潜水機本体の上部に正の浮力材を、下部に負
の浮力材をそれぞれ切離し可能に設けた無人潜水機。
た無人潜水機を提供する。 【構成】 潜水機本体の上部に正の浮力材を、下部に負
の浮力材をそれぞれ切離し可能に設けた無人潜水機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は深海底の調査等に用いら
れる無人潜水機に関するものである。
れる無人潜水機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
自走用エネルギー源として蓄電池を搭載した無人潜水機
では、例えば実公昭56-24157号公報に示すように、潜航
のためのエネルギーを節約するために、潜水機自体を負
の浮力として目的深度まで自然沈降し、その後バラスト
を放出することによって中性あるいは正の浮力とするよ
うな浮力調整を行っていた。
自走用エネルギー源として蓄電池を搭載した無人潜水機
では、例えば実公昭56-24157号公報に示すように、潜航
のためのエネルギーを節約するために、潜水機自体を負
の浮力として目的深度まで自然沈降し、その後バラスト
を放出することによって中性あるいは正の浮力とするよ
うな浮力調整を行っていた。
【0003】しかし、このような浮力調整では浮力を負
から正へと変化させることしか出来ないため、海面上に
機体を自然に浮かした状態で各部の動作確認を行い、そ
の後自然沈降するような運用を行うことが出来なかっ
た。又逆に機体を常に正の浮力にしておくと、機体を浮
力に打ち勝って潜航させるためのエネルギーが余分に必
要となる。
から正へと変化させることしか出来ないため、海面上に
機体を自然に浮かした状態で各部の動作確認を行い、そ
の後自然沈降するような運用を行うことが出来なかっ
た。又逆に機体を常に正の浮力にしておくと、機体を浮
力に打ち勝って潜航させるためのエネルギーが余分に必
要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、浮力を正から負へ変化させることを可能とした
無人潜水機を提供するもので、その特徴は、潜水機本体
の上部に正の浮力材を、下部に負の浮力材をそれぞれ切
離し可能に設けたことにある。
解消し、浮力を正から負へ変化させることを可能とした
無人潜水機を提供するもので、その特徴は、潜水機本体
の上部に正の浮力材を、下部に負の浮力材をそれぞれ切
離し可能に設けたことにある。
【0005】
【実施例】図1は本発明の無人潜水機の具体例の説明図
である。図面に示すように自走用エネルギー源として蓄
電池を搭載した無人潜水機本体1の上部には正の浮力材
2が浮力材切離装置4を介して設けられており、潜水機
本体1の下部には2個の負の浮力材3が浮力材切離装置
4を介して設けられている。この状態では潜水機は正の
浮力状態にあり、潜水機本体1は海面Aに浮んでおり、
各部の動作確認等を行うことが出来る。
である。図面に示すように自走用エネルギー源として蓄
電池を搭載した無人潜水機本体1の上部には正の浮力材
2が浮力材切離装置4を介して設けられており、潜水機
本体1の下部には2個の負の浮力材3が浮力材切離装置
4を介して設けられている。この状態では潜水機は正の
浮力状態にあり、潜水機本体1は海面Aに浮んでおり、
各部の動作確認等を行うことが出来る。
【0006】
【作用】次に図2(イ)に示すように浮力材切離装置4
を作動させて、正の浮力材2を切離すことで負の浮力と
なり、図の矢印のように潜水機本体1を自然沈降させ
る。潜水機本体1が目的深度に達したところで、図2
(ロ)のように2個の負の浮力材3のうち1つを浮力材
切離装置4により切離し、中性浮力として海底B等の調
査を行う。この調査が終了した時点で、図2(ハ)のよ
うに残る1つの負の浮力材3を切離すと正の浮力として
潜水機本体1は海面Aへ浮上する。このように、本発明
の無人潜水機においては、海面上に潜水機本体1を浮か
せて各部の動作確認を行い、その後、自然沈降に移ると
いう運用が可能となる。
を作動させて、正の浮力材2を切離すことで負の浮力と
なり、図の矢印のように潜水機本体1を自然沈降させ
る。潜水機本体1が目的深度に達したところで、図2
(ロ)のように2個の負の浮力材3のうち1つを浮力材
切離装置4により切離し、中性浮力として海底B等の調
査を行う。この調査が終了した時点で、図2(ハ)のよ
うに残る1つの負の浮力材3を切離すと正の浮力として
潜水機本体1は海面Aへ浮上する。このように、本発明
の無人潜水機においては、海面上に潜水機本体1を浮か
せて各部の動作確認を行い、その後、自然沈降に移ると
いう運用が可能となる。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無人潜水
機によれば、エネルギーの節減と、海面上での各部の動
作確認が両立できるので、エネルギー源として蓄電池を
搭載した無人潜水機として利用するとき、極めて効果的
である。
機によれば、エネルギーの節減と、海面上での各部の動
作確認が両立できるので、エネルギー源として蓄電池を
搭載した無人潜水機として利用するとき、極めて効果的
である。
【図1】本発明の無人潜水機の具体例の説明図である。
【図2】図2(イ)〜(ハ)は本発明の無人潜水機の作
用の説明図である。
用の説明図である。
1 潜水機本体 2 正の浮力体 3 負の浮力体 4 浮力体切離装置
Claims (1)
- 【請求項1】 潜水機本体の上部に正の浮力材を、下部
に負の浮力材をそれぞれ切離し可能に設けたことを特徴
とする無人潜水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23235191A JPH0550987A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 無人潜水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23235191A JPH0550987A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 無人潜水機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550987A true JPH0550987A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16937849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23235191A Pending JPH0550987A (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 無人潜水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0550987A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5770900A (en) * | 1995-11-17 | 1998-06-23 | Nippon Seiki K.K. | Stepper motor |
KR101279079B1 (ko) * | 2012-01-27 | 2013-06-26 | 한국해양과학기술원 | 자동 수평유지 무인 잠수정 |
CN103879532A (zh) * | 2014-03-20 | 2014-06-25 | 中国海洋石油总公司 | 深海载人潜水器应急抛载机构 |
CN104670445A (zh) * | 2013-11-30 | 2015-06-03 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种潜水器超深保护装置及方法 |
KR20180026985A (ko) * | 2016-09-05 | 2018-03-14 | 현대중공업 주식회사 | 잠수함 긴급 부상장치 |
CN108502133A (zh) * | 2018-04-18 | 2018-09-07 | 天津艾孚森科技发展有限公司 | 一种深海无人潜艇及其自巡航方法 |
CN108791784A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-11-13 | 上海海洋大学 | 一种切割式手动抛载装置 |
JP2019031180A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 石井 昭良 | 海中輸送機 |
CN112977767A (zh) * | 2021-02-05 | 2021-06-18 | 中国船舶科学研究中心 | 一种全海深载人潜水器应急抛弃箱体装置及抛弃方法 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP23235191A patent/JPH0550987A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5770900A (en) * | 1995-11-17 | 1998-06-23 | Nippon Seiki K.K. | Stepper motor |
KR101279079B1 (ko) * | 2012-01-27 | 2013-06-26 | 한국해양과학기술원 | 자동 수평유지 무인 잠수정 |
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JP2019031180A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | 石井 昭良 | 海中輸送機 |
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