JPH0550925U - 床配線用ボックス - Google Patents

床配線用ボックス

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JPH0550925U
JPH0550925U JP10163391U JP10163391U JPH0550925U JP H0550925 U JPH0550925 U JP H0550925U JP 10163391 U JP10163391 U JP 10163391U JP 10163391 U JP10163391 U JP 10163391U JP H0550925 U JPH0550925 U JP H0550925U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
base plate
wiring
box
knockout
Prior art date
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Pending
Application number
JP10163391U
Other languages
English (en)
Inventor
惠章 濱本
伸一 田中
幸博 松信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10163391U priority Critical patent/JPH0550925U/ja
Publication of JPH0550925U publication Critical patent/JPH0550925U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工性を向上させられる床配線用ボックスを
提供する。 【構成】 配線ダクトが接続されるボックス本体と、床
面に固定されるベースプレートとを備え、このベースプ
レートに前記ボックス本体が取り付けられるようになっ
ており、前記ベースプレート1には、床下配線引出口用
のノックアウト11が略中央に、配線ダクトの位置合わ
せ用センターマーク12が端部にそれぞれ設けられてい
るとともに、ベースプレート固定用の円弧状貫通孔1
3,14が前記ノックアウトの外周位置に設けられてい
る床配線用ボックス。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、床配線用ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内の床面に配線する場合、図6にみるように、フロアダクトやフロア ボックからの電線は、床配線用ボックス(分岐ボックス)70でL分岐(あるい はT分岐や十字分岐)されたり、床下より床面Fに引き出されたりした後、床配 線用ダクト(ワイヤプロテクタ)80を介して終端の床配線用コンセント90内 に導かれ結線されている。床配線用コンセント90は、前面に栓刃差込口のある プラグ接続器具95を備え、機器の電源コード先端のプラグ(図示省略)が栓刃 差込口に差し込まれ電源供給がなされることは言うまでもない。床配線用ボック ス70は箱状のボディ72および天板74からなり、ボディ72の底側で配線ダ クト80が接続される。床配線用ダクト80は長尺状のベース(図示せず)と長 尺状のカバー84とからなり、凹凸係合構造等によりベースにカバー84が固定 される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ただ、従来の床配線用ボックス70自体の施工や床配線用ダクト80の施工に 意外に手間がかかるという問題がある。 従来の床配線用ボックス70では、取り付けや正確な位置決めが簡単ではない のである。
【0004】 また、床配線用ダクト80の施工にあたっては、図7にみるように、床配線用 ボックスの端のくる位置aを求め、床配線用ボックスと床配線用コンセント間の 寸法L1を割り出し、その寸法L1の長さの長尺状のベース82を作る。位置a は固定するベース82の端を合わせる位置でもある。床面Fの開口Hの中心cか らボックス長さの半分の寸法L2だけ離れた所が位置aを求めるのであるが、開 口Hの中心cは開口Hの空間内にあるため寸法取りを迅速かつ正確に行うことは 難しい。したがって、位置aの正確な割り出しに時間がかかり、その結果、床配 線用ダクト80の施工に手間取ることになる。
【0005】 この考案は、上記事情に鑑み、施工性を向上させられる床配線用ボックスを提 供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この考案にかかる床配線用ボックスでは、配線ダク トが接続されるボックス本体と、床面に固定されるベースプレートとを備え、こ のベースプレートに前記ボックス本体が取り付けられるようになっており、前記 ベースプレートには、床下配線引出口用のノックアウトが略中央に、配線ダクト の位置合わせ用センターマークが端部にそれぞれ設けられているとともに、ベー スプレート固定用の円弧状貫通孔が前記ノックアウトの外周位置に設けられてい る構成をとるようにしている。
【0007】
【作用】
この考案の床配線用ボックスは、ベースプレートを備えており、ボックス本体 の設置に先立って、図4にみるように、ベースプレート1を床面Fに固定する。 そうすると、配線ダクトの寸法出し・配線ダクトのベース端を合わせる位置の基 になる位置aが直ちに求まる。つまり、ベースプレート1の端が位置aとなるか らである。なお、床配線用ボックスの相手となる床配線用コンセントはベースプ レートを元々備えていて、位置bは簡単かつ正確に分かる。したがって、寸法L 1が迅速かつ正確に求まり、寸法L1に切断したベース82の長手方向の位置合 わせも迅速かつ簡単に行える。
【0008】 それに、ベースプレート1に配線ダクトの位置合わせ用のセンターマーク12 があるため、ベース82の固定作業の際、センターマーク12を目印にベース8 2の幅方向の位置合わせも迅速かつ正確に行えるため、床配線用ボックス全体に 対する配線ダクトの設置位置は非常に正確なものとなる。 そして、ボックス本体は先に固定されたベースプレートにネジ止めなどで簡単 に取り付けられるため施工は非常にスムーズに完了する。ベースプレートはボッ クス本体などと違い平板状であるから床面に対する取り付け作業はやり易い。ひ とつのフロアの床配線作業では、同じような床配線用ボックスや配線ダクトの設 置作業が多数あるため、1個所の配線ダクト設置に要する作業時間の短縮は、全 体の配線作業に対して相当な工数減を生むことになる。
【0009】 この考案にかかる床に設置される床配線用ボックスでは、ノックアウトを除去 し床下配線引出口を開ければ、電線を床下より引き出せるし、床面を這う電線を 単に分岐する場合は床下配線引出口を開けずノックアウトを残しておいてノック アウト裏面を両面粘着テープの張り付け代にしてベースプレートを床面に接着に より簡単に固定する使い方も出来るため非常に有用である。
【0010】 加えて、ベースプレート1には円弧状の貫通孔13,14がノックアウト11 の周辺位置に設けられており、図3にみるように、床下のフロアボックス50に ベースプレート1を固定することで床面Fに対するベースプレート1の固定を行 う場合、ベースプレート1を円弧長の範囲内で回転させ固定用ネジ55との接触 位置を変えることにより、ベースプレート1の取り付け方向の調整が簡単に行え るため、ベースプレート1の採用で設置する向きが制限されるような不都合は全 くない。
【0011】
【実施例】
以下、この考案にかかる床配線用ボックスの具体的な実施例を説明する。この 考案は、勿論、下記の実施例に限らない。 図1は、実施例の床配線用ボックスのベースプレートの外観をあらわし、図2 は、実施例の床配線用ボックスのボックス本体をあらわす。
【0012】 実施例にかかる床配線用ボックス(分岐ボックス)は、図1,2にみるように 、略正方形のベースプレート1と、箱状のボディ2と天板3からなるボックス本 体とを備えている。 ベースプレート1は、床下配線引出口用のノックアウト11、配線ダクトの( 幅方向)位置合わせ用センターマーク12およびベースプレート固定用の円弧状 貫通孔13,14がそれぞれ設けられている。
【0013】 ノックアウト11はプレート中央に1個だけ設けられていて、必要に応じてノ ックアウト11を除去し真ん中に大きな床下配線引出口を形成できるようになっ ている。 センターマーク12は、プレート端部を三角形に凹ませることにより形成され ている。センターマーク12は各辺に1個づつあって、各辺のほぼ中央に位置し ている。
【0014】 円弧状貫通孔13,14は、ノックアウトの外周位置にそれぞれ設けられてい る。図5にみるように、外側の貫通孔13はプレート中心Pを中心とする直径8 9mmの円C1に沿って形成され、内側の貫通孔14はプレート中心Pを中心と する直径66.7mmの円C2に沿って形成されていて、図3にみるように、フ ロアボックス50のカバー51が中型(直径66.7mm)の場合は固定用ネジ 55を、貫通孔14に通し、大型(直径89mm)の場合は貫通孔13に通すよ うにして固定できるようになっており、大型・中型の両方のカバーに1個のベー スプレートで対応することができる。なお、普通、貫通孔13,14は、それぞ れ、図3にみるように、フロアボックス50のカバー51に固定するに際し、相 対する二つを組にして使うようにする。
【0015】 上のことから分かるように、この考案におけるベースプレート1の床面Fへの 固定は、ベースプレート1を床面Fに直付けすることにより行う固定だけでなく 、フロアボックス50を介して間接的に行う固定も含まれる。 ボックス本体における箱状のボディ2は配線ダクト接続用のノックアウト21 を側面に有し、開口22、ボディ止め孔23および天板止め孔24を有している 。
【0016】 ボディ2の上面のボディ止め孔23にネジ(図示省略)を通し先端を床面Fに 固定されたベースプレート1のネジ孔15にネジ込むことにより、ベースプレー ト1にボディ2が取り付けられる。ボディ2の端が丁度ベースプレート1の端に 合うように寸法が決められている。その後、天板3の係止爪31をボディ2の上 面の天板止め孔24に押し込んで嵌めて天板3を被着する。勿論、ボディ2にお ける配線ダクトを接続する面のノックアウト21は除去するようにする。
【0017】 ベースプレート1には、例えば、厚み2mmのSPCCが使えるが、これに限 らず、樹脂板なども使える。
【0018】
【考案の効果】
以上に述べたように、この考案にかかる床に設置される床配線用ボックスでは 、ボックス本体の設置に先立って固定されるノックアウト付きベースプレートを 設けたため、ボックス自体の施工が迅速かつ正確に行え、加えて、ベースプレー トには配線ダクトの位置合わせ用のセンターマークが設けられているため、配線 ダクトの施工も迅速かつ正確に行え、さらに、円弧状の貫通孔により床配線用ボ ックスの設置向きの制限を受けることもないため、非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の床配線用ボックスのベースプレートを
あらわす外観斜視図である。
【図2】実施例の床配線用ボックスのボックス本体の分
解斜視図である。
【図3】この考案の床配線用ボックスのベースプレート
の固定作業の様子をあらわす斜視図である。
【図4】この考案の床配線用ボックスを用いた配線作業
時の状況をあらわす斜視図である。
【図5】図1のベースプレートにおける円弧状貫通孔の
配置位置説明用の斜視図である。
【図6】床配線の一例をあらわす斜視図である。
【図7】従来の床配線用ボックスを用いた配線作業時の
状況をあらわす斜視図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 箱状のボディ 3 天板 11 ノックアウト 12 センターマーク 13 円弧状貫通孔 14 円弧状貫通孔 F 床面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線ダクトが接続されるボックス本体
    と、床面に固定されるベースプレートとを備え、このベ
    ースプレートに前記ボックス本体が取り付けられるよう
    になっており、前記ベースプレートには、床下配線引出
    口用のノックアウトが略中央に、配線ダクトの位置合わ
    せ用センターマークが端部にそれぞれ設けられていると
    ともに、ベースプレート固定用の円弧状貫通孔が前記ノ
    ックアウトの外周位置に設けられている床配線用ボック
    ス。
JP10163391U 1991-12-10 1991-12-10 床配線用ボックス Pending JPH0550925U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10163391U JPH0550925U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 床配線用ボックス

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JP10163391U JPH0550925U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 床配線用ボックス

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Publication Number Publication Date
JPH0550925U true JPH0550925U (ja) 1993-07-02

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ID=14305809

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JP10163391U Pending JPH0550925U (ja) 1991-12-10 1991-12-10 床配線用ボックス

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Cited By (3)

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JP2015022198A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 三和電気工業株式会社 光フロアコンセント
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