JPH05508392A - 抗菌性胆汁酸誘導体 - Google Patents

抗菌性胆汁酸誘導体

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JPH05508392A
JPH05508392A JP3508516A JP50851691A JPH05508392A JP H05508392 A JPH05508392 A JP H05508392A JP 3508516 A JP3508516 A JP 3508516A JP 50851691 A JP50851691 A JP 50851691A JP H05508392 A JPH05508392 A JP H05508392A
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JP3508516A
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マープルズ、ブライアン・アーサー
ストレットン、レジャナルド・ジョン
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ラフバラ・ユニバーシティー・オブ・テクノロジー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗菌性胆汁酸誘導体 発明の背景 1、発明の分野 本発明は、特定のステロイドの抗菌剤としての使用に関する。
2 従来技術 イギリス特許2161380B (ナショナル・リサーチ・ディベロップメント ・コーポレイション)には下記一般式(1)で示される胆汁酸(bile ac id)またはその誘導体: [式中、X、YおよびZは夫々独立して水素原子または水酸基である]またはア ミノ酸のカルボキシル基とNH,基の間に形成されたコンジュゲート(conj ugate)であるその誘導体並びに薬理学的に許容されつるこれらの塩類を抗 菌剤特にカンジダ属に対する抗菌剤として使用することが開示されている。
ヒトの身体を侵害する様々な菌に対して、改善された治療効果を有するこれに代 わる抗菌剤の発見が懸案となっている。
一般式(7): [式中、Xは水素原子または水酸基を示し、Yは水素原子または水酸基を示し、 少なくともXかYの一方が水酸基であり、Zは水酸基またはメチロール基(−C H!OH)を示す]で示されるものが、有用な抗菌活性を有することが発見され た。い(つかの菌に対して、少なくとも先行特許の胆汁酸塩から得られるより高 い活性を示す。このような菌類にはカンジダ属の種および足の水虫や白書の原因 となる菌類(毛癒白書菌(Trfcophyton ientagrophyt es)およびオーズアン小胞子WI(Microsporum audon旦) 等を含む。本発明の化合物は局所投与に特に有用である。
一般式(7)の化合物のZが水酸基である化合物は既知である。この種の化合物 のうち、従来から医学的用途への使用が開示されていなかった範囲において、本 発明はこの化合物の最初の医学的な使用に関する。また従来から医療用途の知ら れている範囲内においては、本発明はこの化合物の抗菌剤としての特別な第2の 医療的な用法に関し、該用法は各国特許法に適応するように権利請求される。特 にEPC諸国において、一般式(7)の化合物を菌感染に対する医薬として、特 に局所投与によって適用する医薬製造の原料体として用いることが含まれ、一方 米国特許においては、ヒト患者における菌感染の治療法を含み、その患者に好ま しくは局所投与によって、一般式(7)の化合物の治療効果量を適応することを 含む。
本発明には、特に局所投与に用いる医薬化合物を含み、これは一般式(7)の化 合物を薬理学的受容可能担体あるいは希釈体と共に含有する。
Zがメチロール基である一般式(7)の構造の化合物は、新規な化合物であり、 請求の範囲に含まれる。これらの化合物は胆汁酸あるいは胆汁アルコール(Z= OH)に比べて側鎖の炭素原子が1個多い。
好ましい具体例の説明 様々な胆汁酸誘導体の効果の研究の結果、本発明の化合物が3つの選択された菌 種のうちの少なくともひとつの菌株に対して対応する式(1)の胆汁酸と比較し て、より強い活性を有することが分かった、その試験は以下に報告する。以下の 一般式(7)の化合物が以下に示す各国に対して特に効果的であることを示す。
・X=OH,Y=H(ケノデオキシコール酸)、Z=OH:オーズアン小胞子菌 αicrosporum audonii)および毛癒白書菌(Trichop hyton mentagrophytes)に対して有効。
−X=I(、Y=OH(デt+シーx−ル酸) 、Z=OHまたlt−CH20 H:オーズアン小胞子菌および毛癒白書菌に対して有効。
−X=OH,Y=OH(:l−ル#) 、Z=−CHzOH:毛癒白1111J :対して有効。
上に列挙した化合物あるいは化合物群は、それゆえ好ましい。
本発明の化合物は、21位の不斉炭素原子のため、光学異性を示す。本発明には 個々の異性体であって常法により分離できるものも、それらの混合物同様含まれ る。
本発明の化合物は、カンジダ症および皮膚糸状菌(dermatophytes )類による感染の治療に対して特に有用である(皮膚糸状菌は、ヒトおよび動物 の皮膚、毛髪および爪に感染する菌である)。特に、白書菌(Trichoph yton)一般、特に毛癒白書菌および狸紅色群(rubru+i)、および小 胞子菌(Microsporum)に対して有用である。皮膚糸状菌(Derm atophytes)は多(の抗原性を付与された化合物を有する。
一般式(7)の抗菌剤は、それが水に溶解しないことを念頭に1いていれば、局 所投与に適当であるような、従来のどのような列形としてもよい。こうして、例 えば腔内投与(膣、尿道あるいは直腸)用にカプセル、座薬、膣挿入座薬として でも、またゲル、軟こう、クリームあるいは類似物、散布剤あるいはエアロゾー ルスプレー〇列形であってもよい。座薬あるいは膣挿入座薬にはカカオ脂、グリ セリン化ゼラチンあるいはポリエチレングリコールを例えば、体温で溶解するあ るいは体液中で溶解する担体として含有していてもよい。一般式(7)の化合物 は油性またはワックス様バインダーと共に、軟こうあるいはクリーム等に製剤し てもよい。クリームとするには、水性相を添加すればよい。他の製剤の列形とし ては、液体希釈剤中に成分を含有するゼラチンカプセル、タルクあるいはその類 似物との混合物である散布剤および、成分と不活性抛射薬からなるエアゾールボ ンベも含む。膣挿入用座薬は、イギリス特許明細書第2047903A (ナシ ョナル・リサーチ・ディベロップメント・コーポレイション)に記載のごとく賦 形剤としてウレタン基を介して架橋される残基、およびポリエチレンオキシドを 含有する重合性担体を用いて徐放性製剤としてもよい。
好ましい列形は、その有効性に基づいて1から5重量パーセントの一般式(7) の化合物を含有する軟こうあるいはクリームである。
水虫および白書に対する処方としては、製品中にドデシル硫酸を含有するものが よい。試験によれば、これはオードニル小胞子菌および毛癒白書菌に対する活性 を有しており、少なくとも胆汁酸塩の活性よりは付加的な活性を有した。
本発明において特に好ましいのは、一般式(7)の化合物と抗炎症剤、特にステ ロイドタイプの、最も好ましくはコルチコステロイド、例えばベータメサゾン( betamethasone)、フルオシノロンアセトニド(fluocino loneacetonide)、ベクロメサゾンジブロビオネート(beclo methasone dipropionate)、ハイドロコーチシン(hy drocortisone)、コーチシン(cortisone)、あるいはコ ーチゾル(cortisol)と共に配合された製剤である。これらの化合物は 皮膚の菌感染の治療に有用である。
入手できる情報から、本発明はミコナゾール(+l1conazole)と同様 の、局所的な菌感染に対する治療薬として特に有用であるということが論理的に 予想される。
構造式(7)の化合物はまた、咽頭周辺あるいは上部気道へ経口あるいは鼻腔内 投与のためのエアロゾールとして製剤してもよい。基本的には、これらは全身投 与することもでき、例えば経口摂取用タブレット、ビルおよびカプセル類に製剤 してもよい。
以下の試験は一般式(7)の化合物を一般式(1)の従来技術の化合物とを比較 して行ったものである。
菌 びオーズアン小胞子菌NCPF638を試験菌株として使用した。これらは、ナ ショナル・コレクション・オブ・イースト・カルチャーズ(National  Co11ection ofYeast Cu1turesXノルウイツチ、イ ギリス)およびコモンウエルス・マイコロジカル・インスティテユートのナショ ナル・コレクション・オブ・バソジエニツク・フンギ(National Co 11ection of Pathogenic Fungi of Col朧 onwealth Myc盾撃盾■堰| cal In5tituteXキユー、イギリス)に公開寄託されているもので ある。
培地 全ての菌株は、ラブ・レムコ(Lab Lemco) (オキソイド(Oxoi d)製)を5g1−’、ペプトン(オキソイド製)を5gl”、 NaC1を1 0g1−’含有する栄養培地中で維持した。
抗微生物活性試験のための培養に使用する前にこの培地中で18時間前培養した ものを用いた。固形培地は寒天(オキソイド製 No、 3)を1.5%(W/ V)添加して調製した。
抗菌活性 抗菌活性は化合物のジメチルスルホキシド溶液(遊離酸として)を用いて評価し た。各化合物は、MICを概算するためにある濃度範囲にて試験した。13mm のディスク(ワットマン(Whatman))を適当に希釈した溶液に浸し、放 置して乾燥させた後、あるいはそのまま、試験菌を播種した栄養寒天プレート上 へ置いた。
24時間の培養の後、抑制帯の直径を測定した。さらに24時間の培養の後、こ のプレートを再測定し、該抑制帯を再測定した。
結果を以下の表に示した: MICμg/ml 化合物の基本骨格 従来技術 本発明 一般式(1) 一般式(2) Z=OHZ=CH20H 3α−0[i(リソコール酸、Xll■、Y−[1)・鵞口癒カンジダ 410 ・毛癒白書菌 ・オーズアン小胞子菌 100 3a、7a−OR(ケ/デtキノフール酸、X−OH,Y−Oll)・鵞口癒カ ンジダ 140 7000 110・毛癒白書菌 1300 30 なし ・オーズアン小胞子菌 1000 50 2703(Z、12a−OB(テt4 ンコール酸、X−OH,Y−H)・鵞口癒カンジダ 2100 730 150 ・毛癒白書菌 300 10 30 ・オーズアン小胞子菌 30 10 53α、7α、12α−oncコール酸、 X=OB、 Y−0111)・鵞口癒カンジダ 390 900 450・毛癒 白書菌 10000 1650 100・オーズアン小胞子菌 5500 3g 00 20〜50上記表から、デオキシコール酸およびホモデオキシコーランが 、水虫および白書に対して顕著な効果を示し、また他の化合物にも効果があった こと力(わ力Xる。
一般に、これらの化合物のうち最小阻止濃度が100μg/mlある(1(マそ れ以下を示すものが好ましい。
以下の実施例は、本発明の化合物の合成方法を図示したものである。フローシー トは一般的な筋道を示す。化合物のうちのあるものは2つの融解部を示す。結晶 はポリモルフオリズムの結果、融解、固化および再融解するのであろう。
1.3α、7α、12α−トリホルモキシ−5β−ツーラン−24−オイックア シッド(2a)ギ酸中のコール酸(15,0g、 ’ 36.8maol)を5 5℃で4時間撹拌し、その後室温で一装置いた。生成した混合物をその後、エバ ポレーションによって乾燥させ、ベンゼンに溶解した。さらにエバポレーション して残存しているギ酸を全て除き、白色固体を得た(18.0g、 99.5% )。エタノールから再結晶し、3α、7α、12α−トリホルモキシ−5β−ツ ーラン−24−オイックアシッド(2a)’を得(12,8g、 71%)、T LCオヨCF’ HNMR: (60MH2; CDCl5) 60.77(3 L s、 1g−C!13)、0.95(3H,s、 P9 <U3)、4.3−5.1(IH,m、 3β−H)、5.0−5.2(IH, !1.7β−■)、5.2−5゜4(IH,鳳、12β−H) 、8.02(I H,s、 3−OCHO)、8.12(1■、 s、 7−OCHO)、8.1 7 (IL s、 12−OCHOj、 9、5(0,0(LH,m[D20の添加で交換コ、24−0H)により純粋で あることを確かめた。
ギ酸中のデオキシコール酸(15,0g、 38.2mmol)を55℃で4時 間撹拌し、その後室温で一装置いた。生成した混合物をその後エバポレーション によって乾燥させ、ベンゼンに溶解した。さらにエバポレーションして残存して いるギ酸を全て除き、白色固体を得た(17.1g、99.8%)。エタノール からの再結晶によって3α、12α−ジホルモキシー5β−コーラン−24−オ イックアシッド(2b)”を得(13,9g、 81%)、TLCオヨヒ’HN MR: (60Mtlz : CDC13)δ0.75(3H,s、 18−C Hs)、0.93(3B、 s。
l9−CB、)、4.5−5.2(111,m、 3β−H)5.2−5.4. (IH,trr、 12β−■)、8.04(IH,s。
3−OCBO)、8.15(IH,s、 12−OCIIの、8.8−9.5( Ill、 m、 D20〕添加で交換、24−0H)により純粋であることを確 かめた。
3.3α、7α−ジホルモキシー5β−コーラン−24−オイックアシッド(2 C)の合成ギ酸中のケノデオキシコール酸(9,3g、23.7mmol)を5 5℃で4時間撹拌し、その後室温で一装置いた。生成した混合物をその後エバポ レーションによって乾燥させ、ベンゼンに溶解した。さらにエバポレーションし て残存しているギ酸を全て除き、白色固体を得た(10.5g、 99%)。エ タノールからの再結晶によって3α、7α−シホルモキシー5β−コーラン−2 4−オイックアシッド(2c) ” (8,0g、75%)を得、TLCと’  HNMR: (60i1Bz ; CDCl5)60.77(3t1. s、1 8−CHz)、0.97(31L s、19<t3)、 4.3−5.0(lit、 tn、 3β−■)、4.9−5.2(IH,m、  7β−H)、7.1−7.5(IL w、、 D、0の添■ で交換、24−CE)、8.02(IH,s、 3−OCHの、8.09(IH ,s、 7−OCHO)l:ヨッテ純粋テすることを確かめた。
3α、7α、12α−トリホルモキシ−5β−ツーラン−24−オイックアシッ ド(2a)(1,0g、 2.0111101)に新たに蒸留したチオニルクロ ライド(2,5m1)を添加した。2時間室温で反応を行った。その後過剰のチ オニルクロライドを真空下で除き、残渣をベンゼンへ溶解し、再びエバポレーン タンして、全ての残存しているチオニルクロライドを除いた。酸クロライドの粗 生成物をその後ベンゼン(5hl)中へ溶解させ、0℃のジアゾメタンのジエチ ルエーテル溶液(5軸1中およそ1g;ジアザルド(diazald)より定法 によって合成した)中へ滴下して加えた。その後室温で一装置くことによって反 応させた。エバポレーションによって黄色の泡が生成し、これをメタノールで再 結晶して黄色固体(0,65g、 62%)を得た。TLCでは不純物の痕跡が 認められたが、’B NIIRによって生成物は本質的に純粋な3α、7α、1 2α−トリホルモキシ−24−オキソ−25−ジアゾ−25−ホモコーラン(3 a)’であることがわかった。’HNMR: (60MBz : CDCl5) 60.77(311,s、 18−CHs)、0.97(3H,s。
19−CB5)、4.4−5゜0(fill、 ra、 3β〜H)、5.0− 5.2(LH,va、 7β−■)、5.25(l[I、 刀A 25−Ill ) 、5.2−5.4(11,a、 12β−■)、8.09(IH,s、 3−O Cllの、8.18(IH,s、 7−OCHO)、8.2R (lli、 s、 12−OCHO)。生成物はホモ酸を製造する以下の反応に 供するのには十分な純度であると思われる。
3α、12α−ジホルモキシー5β−コーラン−24−オイックアシッド(2b X1. Og。
2、2mmol)へ、新たに蒸留したチオニルクロライド(2,5m1)を添加 した。2時間室温で反応を行った。その後過剰のチオニルクロライドを真空下で 除き、残渣をベンゼンへ溶解し、再びエバポレージ9ンして、全ての残存してい るチオニルクロライドを除いた。酸クロライドの粗生成物をその後ベンゼン(1 0i1)中へ溶解させ、0℃のジアゾメタンのジエチルエーテル溶液(50sl 中およそ1g;ジアザルド(diazald)より定法によって合成した)中へ 滴下して加えた。その後室温で一装置くことによって反応させた。エバポレージ ジンによって黄色の泡状物質(1,1g。
100%)を得たがこれは再結晶しなかった。TLCでは不純物の痕跡が認めら れたが1HN11Rによれば生成物は本質的に純粋な3α、12α−ジホルモキ シー24−オキソー25−ジアゾー25−ホモニーラン(3b) ”であること がわかった。’HN11R: (60M!lz ; CDC13)δ0.73( 3L s、 18−CHs)、0.92(3H,s、 19−cEs)、4.5 −5.1(IH,*、 3β−■)、5.18iI L s、 25−H)、5.1−5.4(IH,m、 12β−■)、7.97 (1f[、s、 3−OCHO)、8.07(IH,s。
12−OCBO) : IR(ニー) (neat))2100.1716(2 4−Co)、1638(25−C−N−N)cr ’。生成■■ ホモ酸を製造する以下の反応に供するのに十分な純度であると思われる。
3α、7α−ンホルモキシー5β−コーラン−24−オイックアシッド(2c  O2,1g。
4、7m+5ol)へ、新たに蒸留したチオニルクロライド(5,kl)を添加 した。2時間室温で反応を行った。その後過剰のチオニルクロライドを真空下で 除き、残渣をベンゼンへ溶解し、再びエバポレージジンして、全ての残存してい るチオニルクロライドを除いた。酸クロライドの粗生成物をその後ベンゼン(1 0bl)中へ溶解させ、0℃のジアゾメタンのジエチルエーテル溶液(10bl 中約2g:ジアザルド(diazald)より定法によって合成した)中へ滴下 して加えた。その後室温で一装置(ことによって反応させた。エバポレーション によって黄色の油状物質を得、これをエタノールから再結晶して黄色固体を得た (2.0g、 90%)。TLCでは不純物の痕跡が認められたがIIIINM Hによれば生成物は本質的に純粋な3α、7α、−ジホルモキシー24−オキソ −25−ジアゾ−25−ホモニーラン(3c) ”であることがわかった。’H NMR:(60MHz ; CDCl2)δ0.65(3H,s、 1g−CB x)、0.96(3H,s、 19−CL)、4.4−5.0(IHCm。
3β−B)、4.9−5.2(lLL 7β−H)、5.23(IL s、 2 5−H)、8.04(111,s、 3−OCBO)、8、LO(IH,s、  7−OCIIO)。生成物はホモ酸を製造する、以下の反応に供するのには十分 な純度であると思われる。
コリジン(collidine) (4ml)およびベンジルアルコール(4m l)の混合溶媒中の3α。
7α、12α−トリホルモキシ−24−オキソ−25−ジアゾ−25−ホモニー ラン(3a)(1,3g、 2.5m1o1)を200℃に前加熱したフラスコ へ投入し、撹拌しながら15分間180〜200℃に加熱した。反応混液を室温 にまで冷却し、水(5hl)で希釈し、ジエチルエーテル(4×)中へ抽出した 。化合したエーテル抽出物をその後、水(ド)、2MのHCI(2X)、水(1 x)、飽和NaHCO3溶液(1x)および水(3x)で洗浄し、乾燥(MgS O,) L、エバポレージジンした。生成したガム状物質をその後、10%のK OIIIメタノール溶液(4hl)に溶解し、1.5時間還流して加水分解した 。生成した混合物を0℃まで冷却し、水(20+sl)と2.5%に2Co、溶 液(40+al)とでクエンチした。この塩基性溶液をその後エチルアセテート (3×)で洗浄してベンジルアルコールを除き、2MのHCIで酸性化し、ジエ チルエーテル中(3x)へ抽出した。化合したエーテル抽出物は水(3x)で洗 浄し、乾燥(MgSOa)させ、その後エバポレーションしてクリーム色の固体 (0,91g、86%)を得た。アセトン/ジクロロメタン混合溶媒による再結 晶によって白色固体(0,58g、 55%)を得た。TLCでは不純物の痕跡 が認められたが、IHN北、”CNMRおよびrRによってこの化合物は本質的 に純粋な25−ホモコール酸(4a)’であることがわかつた: m、 p、  218〜220℃(軟化点215℃)[文献コ219.5〜220℃1“:21 6〜218℃”] : ’HNMII(90M11z :CDC15/DMSO cta)δ0.66(3H,s、 18−Cl1ls)、0.87(3g,s。
19−CH5)、2.1−2.3(2H,t[ブロートコ、 24−CH,)、 3.0−3.6(IH,m、3β−■)、3.6−3゜8(IH,rm、 7β −■)、3.8−4.0(lI[、ra、 12β−Ill) ; ”CNMR (ピリジンd5/CD3CN)δ11.5(C−18)、16.4(C−21) 、20.9(C−23)、21.6(C−19)、22.3(C−15)、25 .9(C−X)、 26、8(C−16)、27.9(C−11)、29.9(C−2)、33.8 (C−6,C−10)、34.2.34.7(C−1,C−Q0゜ C−22,C−24)、39.1(C−4,C−8)、41.1(C−5,C− 14)、45.5(C−13)、46.0(C−17)、6U゜ 6(C−7)、70.5(C−3)、71.4(C−12)、176、4(C− 25) ; I+? 3490.3350(011)、17O7(C=O) a「1゜ 生成品は試験に供する前にさらに2回、アセトン/ジクロロメタン混合溶媒力) ら再結晶させた。TLCのプレートにはまだ不純物の痕跡が認められたカベ、メ チルエステル(6a) [詳細な合成方法は下記参照のこと]のがスクロマトグ ラフ分析1こよって試験に供された化合物は純度99%であることが示された。
[GC方法:メチルエステル(6a) (10mg)は、ピリジン(1,0m1 )中に溶解し、ヘキサメチルジシラザン(hexamethyldisilaz ane) (0,2m1)およびトリメチルクロロシラン(trimethyl −chlorosilaneXO,1m1)で処理した。02μmのこの溶液を 、BP−1カラム−25mxO,2mmへ282℃でインンジエクトしした:チ ャートスピード121. Oct/win、。1ノテンションタイム1116. 1m1n ; (参考:コール酸メチルのリテンションタイムIt 13.6m 1n、であった)BP−1カラムは結合(bonded phase)非極性ジ メチルシロキサンカラムである(ニスジーイー・ユーケー株式会社(SGE U K Ltd)製)]。
8.25−ホモデオキシコール酸の合成コリジン(5ml)とベンジルアルコー ル(5ml)の混合溶媒中の3α、12α−ジホルモキンー24−オキソ−25 −ジアゾ−25ホモコーラン(3bX3. Og、 6.3w+mol)を20 0℃に前加熱したフラスコへ投入し、撹拌しながら15分間180〜200℃に 加熱した。反応混液を室温にまで冷却し、水(5hl)で希釈し、ジエチルエー テルした。化合したエーテル抽出物をその後、水(1x)、2IllのBCI( 2X)、水(1x)、飽和NaECO3溶液(1x)および水(3x)で洗浄し 、乾燥(MgS04)シ、二ノくボレーションした。
生成したガム状物質をその後、10%のKOHメタノール溶液(60菖1)1こ 溶解し、1,5時間還流して加水分解した。生成した混合物を0℃まで冷却し、 水(3hl)と2.5%に.2CO3溶液(60ml)とでクエンチした。この 塩基性溶液をその後エチルアセテート(3×)で洗浄してベンジルアルコールを 除き、2MのIICIで酸性イヒし、ジエチルエーテル中(3×)へ抽出した。
化合したエーテル抽出物(ま水(3x)で洗浄し、乾燥(MgSO4)し、その 後エバポレートしてオレンジ色の油状物質(1.8g, 70%)を得た。アセ トン/ジクロロメタン混合溶媒による再結晶によってオフホワイトの固体(1. 2g、47%)を得た。TLCでは不純物の痕跡が認められたが、111 NM RSI3C NuおよびIRによってこの化合物は本質的に純粋な25−デオキ シホモコール酸(4b) 2であることがわかったニー、p.169〜171℃ (軟化点167℃)[文献”:160〜b’ H NMR(9011Bz ;  CDC15/DMSO δ6)60. 65(311, s, 1g−CHs) 、0. 88(3H.@s, 19−Cllls)、 2、 1−2. 3(2L t[ブロード]、 24−cHり、3.2−3.7 (LH, rm. 3β−■)、3.8’−4.0(LH,@m。
12β−El) 、 ”C NIIR(ピリジンds/CDsCN)δ11.  6(C−18)、16. 4(C−21)、21. 0(C|23)、 22、 1(C−19)、22. 9(C−15)、25. 5(C−16)、 26. 5(C−7)、26. 8(C−6)、28. 2iC−11)、29 。
8(C−2)、32. 8(C−9)、33. 3(C−10)、34.8.  35.2(C−1. C−20. C−22. C−24)A35. 8(C −4)、36. 2(C−111)、41. 4(C−5)、45. 7(C− 13)、46. 2(C−17)、47. 2(C−14)A70. 0(C− 3)、 71、 4(C−12)、174. 9(C−25) ; IR 3490.  3260(0111)、1702(C−0)cr’。
生成品は試験に供する前に再度、アセトン/ジクロロメタン混合溶媒から再結晶 させた。TLCのプレートにはまだ不純物の痕跡が認められたが、メチルエステ ル(6b) [詳細な合成方法は下記参照のこと]のガスクロマトグラフ分析に よって、試験に供された化合物は純度97%であることが示された。[■方法: メチルエステル(6b) (10■g)は、ピリジン(1. kl)中に溶解し 、ヘキサメチルジシラザン(0. 2ml)およびトリメチルクロロシラン(0 .131)で処理し;0.2μlのこの溶液を、BP−1カラム−25mxO.  21mへ282℃でインンジェクトしした:チャートスピードは1,Ocm/ IIin. 、リテンションタイム=15. 3分であった:(参考:デオキシ コール酸メチルのリテンションタイムは12.6分.であった)]O925−ホ モケノデオキシコール酸の合成コリジン(5ml)とベンジルアルコール(kl )混合溶媒中の3α.7α−ジホルモキシー24ーオキソ−25−ジアゾーホモ ニーラン(3cX2. Og, 4. 2龍01)を200℃に前加熱したフラ スコへ投入し、撹拌しながら15分間180〜200℃に加熱した。反応混液を 室温にまで冷却し、水(50+ll)で希釈し、ジエチルエーテル(4×)中へ 抽出した。
化合したエーテル抽出物をその後、水(ド)、2蓋のHCI(2X)、水(1x )、飽和NaHCOs溶液(1x)および水(3x)で洗浄し、乾燥(llgs OJ L、エバポレシヨンした。生成したガム状物質をその後、10%のKOH メタノール溶液(40■1)に溶解し、1.5時間還流して加水分解した。生成 した混合物を0℃まで冷却し、水(20+al)と2.5%に、Co、溶液(4 0ml)とでクエンチした。この塩基性溶液をその後エチルアセテート(3x) で洗浄してベンジルアルコールを除き、2MのHCIで酸性化し、ジエチルエー テル中(3x)へ抽出した。化合したエーテル抽出物は水(3×)で洗浄し、乾 燥(MgSOa)させ、その後エバポレーションしてクリーム色の固体(1,2 g、 70%)を得た。アセトン/ジクロロメタンによる再結晶によって白色固 体(0,71g、 41%)を得た。TLCでは不純物の痕跡が認められたが、 ’HNMR,”CNMRおよびIRによってこの化合物は本質的に純粋な25− ホモケノデオキシコール酸(4c)3であることがわかった: m、 p、 2 17〜219℃(軟化点210℃)[文献3:210〜bδ0.64(3H,s 、IIIICHs)、 0.88(3H,s、19−CHs)、 2.1−2. 3(2B、4 24−CHz)、 3Dニー 3.5(IB、 m、 3β−H)、3.6−3.8(111,m、 7β−I ll) : ’ ”CNMR(ピリジンds/CD5CN)δ10.8(C−1 8)、17.6(C−21)、19.9(C−11)、20.9(C−23)、 21.9(C−19)、22.8(C−P5)、 27、4(C−16)、30.3(C−2)、32.1(C−9)、34.3( C−6)、34.4(C−10)、34.8.34.9(C|1゜ C−20,C−22,C−24)、38.9(C−4)、39.4(C−8,C −12)、41.3(C−5)、41.6(C−13)、4X.7 (C−14)、55.2(C−17)、66、6(C−7)、70.5(C−3 )、175.0(C−25) : IR3470,3300iOB)、 1698(CgO)c+a−’。
生成品は試験に供する前に再度、アセトン/ジクロロメタン混合溶媒から再結晶 させた。TLCのプレートにはまだ不純物のこと痕跡が認められたが、メチルエ ステル(6c) [詳細な合成方法は下記参照のこと]のガスクロマトグラフ分 析によって、試験に供された化合物は純度96%であることが示された。[GC J法:メチルエステル(6bX10mg)は、ピリジン(1,011)中に溶解 し、ヘキサメチルジシラザン(0゜2m1)およびトリメチルクロロシラン(0 ,1++1)で処理した;0.2μmのこの溶液を、BP−1カラム−25aX O,2a+mへ282℃でインンジエクトしした:チャートスピードは1.0C 1Il/1lin0 リテンションタイム−15,7分:(参考二ケノデオキシ コール酸メチルのリテンションタイムは13.2分、)であった]。
θ℃のTHF(4hl)中のコール酸(1aX2.0g、 4.9mmol)中 へ、新たに調製したジアゾメタンのエーテル溶液(ジアザルドから定法により合 成した:ジアザルドは、N−メチル−N−ニトロソ−p−トルエンスルホンアミ ドである)を、黄色が消えなくなるまで滴下した。その後O℃で15分間保った 後、溶液をエバポレーションし、白色の泡状物質を得た(2.1g、100%) 。メタノールからの再結晶によって純粋なコール酸メチルが得られた(5a)’ (1,3g、 63%) : t p、 158〜159℃(結晶は86〜81 11℃で融解しはじめ、その後再び固化するーこれは結晶中にメタノールが残存 しているためであると思われる一NMHのデータを参照のこと) ) [lit ’ 156〜bl HNMR(60MIl[z ; CDCl5)60.66( 3H,s、 18−CHs)、0.87(311,s、 19−CHs)、R. 0−3.6 (111,m、 3β−,11)、3.2−3.5(3H,i[C20の添加で 交換コ3α、7αおよび12αのon)、3、48(s、結晶中のMeOB [ 約1モル当量] ) 、3.65(31i、 s、 24−OMe)、3.7− 3.9(LH。
鳳、7β−■)、3.8−4.0(IH,m、 12β−H) ; IR(ヌジ ョール法)3392.3300(OH)、1734(C=O)cm”。
化合物(5a)はさらなる精製操作を行うことな(試験に供した。ガスクロマト グラフ分析によって精製物は純度96%であることが確かめられた[GCの方法 は(4a)の合成を参照のこと:リテンンコンタイムー13.6分]。
11、デオキシコール酸メチルの合成 0℃のTHF(lhl)中のデオキシコール酸(1b) (0,54g、1.4 amol)を、新たに調製したジアゾメタンのエーテル溶液(ジアザルドから定 法により合成した:ジアザルドは、N−メチル−N−ニトロソ−p−トルエンス ルホンアミドである)を、黄色が消えなくなるまで滴下した。その後0℃で15 分間保った後、溶液をエバポレーションし、白色の泡状物質を得た(0.60  g )。化合物は再結晶しなかったが、ガスクロマトグラフ分析によって精製物 が純度99%であることがわかった[GC方法は(4b)の合成を参照のこと: リテンションタイムー12.6分]。生成物は分取用シリカTLCにてさらに精 製しく溶離液: EtOAc/Cf1IC1,/^cOH−10: 10 :  1)、純粋なデオキシコール酸メチル(5b)’(0,45g、 80%)を泡 状物質として得た: IB NMR(60MHz:CDC1g)60.67(3 H,s、 18−cH3)、0.82(3H,s、 19−CHs)、2.18 (2H,m[C20の添加で交換コ3aおよび12αのOR)、3.2−3.7 (IH,va、 3β−■)、3.65(3H,s、 24−OMe)、3.8 −4.1(IH,ta、 12β−■) ; IR(ヌジョール法)336g( OH)、1740(C=0)cm−’ ; MS :■ 測値m/z288.2951 CzsH4aos、(ト■、■計算値ta/z  3g8.2977゜化合物(5b)はさらなる精製操作を行うことなくに試験に 供した。
12、ケノデオキシコール酸メチル(5c)の合成0℃のTHF(10@L)中 のケノデオキシコール酸(1c ) (0,5g、 1.3mmol)を、新た に調製したジアゾメタンのエーテル溶液(ジアザルドから定法により合成した: ジアザルドは、N−メチルートニトロソ−p−t−ルエンスルホンアミドである )を、黄色が消えなくなるまで滴下した。その後0℃で15分間保った後、溶液 をエバポレーションし、白色の泡状物質を得た(0.55g)。化合物は再結晶 しなかったが、ガスクロマトグラフ分析によって精製物が純度97%であること がわかった[GC方法は(4c)の合成を参照のこと;リテンションタイム−1 3,2分]。生成物は分取用シリカTLCにてさらに精製しく溶離液: EtO ^e/CHtC12/Ac0H−10: 10 : 1)、純粋なデオキシコー ル酸メチル(5c)’(0,42g、 81%)を泡状物質として得た: ’  HNMR(60Mtlz :CDC1a)δ0.65(3H,s、 18−CH s)、0.80(3L s、 19−C11la)、1.85(2B、 s[D tOの添■■ 交換]3αおよび7αのOf)、3.1−3.7(It rrr、 3β−■) 、3.64(3H,s、 24−OMe)、3.7−3.9(IH,m、 7β −H) ; IIl(ヌジョール法)3384(011)、1740(C=O) cm−’ ; Its :実測l m/z406.307T CuLzOi(l[)、計算値406.3083゜化 合物(5c)はさらなる精製操作を行うことな(試験に供した。
13.25−ホモコール酸メチル(6a)の合成0℃のTHF(bl)中のホモ コール酸(4aX0.10g、 0.24a+mol)を、新たに調製したジア ゾメタンのエーテル溶液(ジアザルドから定法により合成した:ジアザルドは、 N−メチル−N−ニトロソ−p−トルエンスルホンアミドである)を、黄色が消 えなくなるまで滴下した。その後0℃で15分間保った後、溶液をエバポレーシ ョンし、白色の泡状物質を得た(0.11g)。ガスクロマトグラフ分析によっ て生成物が純度99%であることがわかった〔詳細は(4a)の合成を参照のこ とコ。アセトンから再結晶し、純粋な25−ホモコール酸メチル(6a) ’を 得た(4kg、 45%) + 1.p、 155〜157および169〜17 0℃[文献” 150〜151および166〜bCDCIg)δ0.67(3H ,s、 18−C111s)、0.88(311,s、 19−C113)、3 .0−3.6(IH,m、 Rβ−H)、 3.67(3H,s、 24−OMe)、3.7”3.9(IH,ts、 7β −H) ; 3.8−4.1(IIl、 m、 12β−1P) : IR (KBr)3416(OH)、1378(C−のcm−’化合物(6a)はさら なる精製操作を行うことなく試験に供した。
14.25−ホモデオキシコール酸メチル(6b)の合成0℃ノTHF(8ml ) 中0) ホモチオキシ:) −/L[(4b) (0,28g50.69+ uol) ヲ、新たニ調製したジアゾメタンのエーテル溶液(ジアザルドから定 法により合成した:ジアザルドは、N−メチル−N−ニトロソ−p−トルエンス ルホンアミドである)を、黄色が消えな(なるまで滴下した。その後O℃で15 分間保った後、溶液をエバポレーションし、白色の泡状物質を得た(0.28g 、 97%)。ガスクロマトグラフ分析によって生成物が純度97%であること がわかった[詳細は(4b)の合成を参照のことコ。
メタノールから再結晶し、純粋な25−ホモデオキシコール酸メチル(6b)” を得た(0. l1g、 38%)二層、p、 126〜127および129〜 131℃[文献2125〜126℃]、lHNMR(6011Hz ; CDC l5)δ0.67(3L s、 1g−cHs)、0.90(3L s、 19 −C■、)、3.3−3.7(hH,m。
3β−H)、3.67(3H,s、 24−OMe)、3.8−4.1(IB、  ta、 12β−II) : IR(KBr)3412(nH)、 1740(CIIO)cr’。
化合物(6b)はさらなる精製操作を全く行わずに試験に供した。
15.25−ホモデオキシコール酸メチル(6c)の合成0℃のTHF(bl) 中のホモケノデオキシコール酸(4cXO,19g、 0.47mmol)を、 新たに調製したジアゾメタンのエーテル溶液(ジアザルドから定法により合成し た;ジアザルドは、N−メチル−N−二トロン−p−トルエンスルホンアミドで ある)を、黄色が消えなくなるまで滴下した。その後O℃で15分間保った後、 溶液をエバポレーションし、白色の泡状物質を得た(0.20g、 100%) 。ガスクロマトグラフ分析によって生成物が純度96%であることがわかった[ 詳細は(4c)の合成を参照のこと]。生成物は再結晶しなかうた。生成物(0 ,12g)はそれゆえ、同様にして得た生成物(0,14g)と併せて分取用T LCにてさらに精製しく溶媒系: EtOAc/CH,CI。
/^cOH−10: 10 : 1)、純粋な25−ホモケノデオキシコール酸 メチル(6c)’を得た(0.23g、 89%) : ’HNMR(60ME Iz 、 CDCl、)60.66(3H,s、 18−CBs)、0.91( 31P,s、 19 <Hs)、1.82(211,5[Dloの添加で交換〕3αおよび7αのOE )、3.1−3.7(IH,!1.3β、H)、3.68(3H,s、24−O Me)、3.7−4.(1(III、t 17β−11): IRCニート)3 392(011)、1738(C藁0)cm−’ 化合物(6c)はさらなる精製操作を行うことなく試験に供した。
胆汁アルコールの合成 最初はコール酸(1a)をLiA1!II4で還元して得ようとしたが、この反 応はうまく行かなかった。結局メチルエステルの還元が関連の胆汁アルコールの 合成により良い方法であることが分かった。
16.3α、7α、12α224−テトラヒドロキン−5β−コーワン(7a) の合成LfA1)14(0,06g、3モル当量)をドライTHF(25el) 中に懸濁した懸濁液を、氷/メタノール檀中に保持し、窒素の存在下で撹拌した 。コール酸メチル(5aX0.22g10、52mmol)のドライTHF(1 0el)溶液を滴下して添加し、その混合物を室温で一晩撹拌した。その後、過 剰のLiAlH4がすべて消失するまで水を注意深くこの混合物に添加した。で きた混合物は2MのBCIで酸性化し、その後EtOAc(3X)中へ抽出した 。
化合した有機抽出物を水(2x)で洗浄し、乾燥、エバポレーションして白色固 体を得た(0.17g、 83%)。0. l1gをエチルアセテートから再結 晶して純粋な3α、7α、12α、24−テトラヒドロキシ−5β−コーワン( 7a)フを得た(4bg、 31%) : m、 p、 226〜227℃およ び231〜234℃[文献’:226〜227℃] ; ’ HNMR(90M Ez : CDCl5/DMSOda)60.64(3B、 s、 18−C1 13)、0.85(3[1,s、 19−C11s)、3.0−3.6(4H, lll[D20の添■■■ 換コ、3a−,7a−,12a−および24−のOH’)、3.0−3.6(I n、 rm、 3β−H)、3.35−3.55(2■。
t[ブロード1. 24−CH2)、3.6−3.8(IH,m、7β−H)、 3.8−4.0(Ill、m、12β−III) : I!H (KBr)3382(OH)ca+−’化合物(7a)はさらなる精製操作を行 うことなく試験に供した。
タノール槽中に保持し、窒素の存在下で撹拌した。デオキシコール酸メチル(5 b)(0,5g、 1.2uol)のドライTHF(30d)溶液を滴下して添 加し、その混合物を室温で一晩撹拌した。その後、過剰のLiAlH4がすべて 消失するまで水を注意深(この混合物に添加した。できた混合物は2菫のHCI で酸性化し、その後EtOAc(3X)中へ抽出した。化合した有機抽出物は水 (2x)で洗浄し、乾燥、エバポレーションして白色泡状物質を得た(0.47 g、 100%)。0.41gをエチルアセテートから再結晶して純粋な3a、  12α、24− トIJ ヒFoキシー573−コーラン(7b)’c得f: (0,30g、73%) + ta、 p、 110` 116℃[文献’:107〜114℃コ; ’ HNMR(90)IHz ;  CDCl5/DIISOda) 60.67(3H,s。
1g−CII3)、0.90(3L s、19−C11s)、3.2−3.7( IH,m、 3β−■)、3.4−3.6(2L t[ブロード]、24−CH ,)、3.8−4.0(11,*、12β−H): IR(KBr)3336( Otl)cr’化合物(7b)はさらなる精製操作を行うことなく試験に供した 。
18.3α、17α、 24− トリヒドロキシ−5β−コーワン(7C)の合 成LiAIE4(0,15g、3モル当量)をドライTHF(25■1)中に懸 濁した懸濁液を、氷/メタノール槽中に保持し、窒素の存在下で撹拌した。ケノ デオキシコール酸メチル(5cXO,5g51.2smol)のドライTy(3 0el)溶液を滴下して添加し、ソノ混合物を室温で一晩撹拌した。その後、過 剰のLiAlH4がすべて消失するまで水を注意深くこの混合物に添加した。で きた混合物は藷のHCIで酸性化し、その後EtOAc(3K)中へ抽出した。
化合した有機抽出物は水(2x)で洗浄し、乾燥、エバポレーションして白色泡 状物質を得た(0.47g、100%)。0.27gをエチルアセテートから再 結晶して純粋な3a、 7a、 24− トリヒドロキシ−5β−コーワン(7 c)”を得た(0.16g、 59%) : m、 p。
116〜118℃[1it、9′″150℃;アモルファス固体・5としての報 告もある] ; ’HNMR(90MHz ; CDCl!ルMSOda)δ龜 64(3H,s、 18−C11s)、0.88(3L s、 19−CB5) 、2.9−3D2(2 L s[D、0の添加で交換コ、0■]、3.1−3.6(LH,vr、 3β −H)、3.4−3.6(2H,t[ブロートコ、24−CB、)、3.6−4 .0(1B、 m[DzOの添加で交換1,011)、3.7−3.9(111 ,m、 7β−■)=IR(KBr)3420(OH)cm−’ ; MS : 実測値ra/z378.3130 : CxaHazOs(夏)計算値+s/z 3Vg、 3134゜ 化合物(7c)はさらなる精製操作を行うことなく試験に供した。
19.3α、7α、12α、25−テトラヒドロキシ−25−ホモ−58−コー ワン(7e)の合成Li^IB<(0,15g、 3モル当量)をドライTHF (25el)中に懸濁した懸濁液を氷/メタノール槽中に保持し、窒素の存在下 で撹拌した。ここへホモコール酸メチル(6aX0゜53g、 1.2mmol )のドライTHF(50el)溶液を滴下し、その混合物を室温で一晩撹拌した 。その後、過剰のLiAlH4がすべて消失するまで水を注意深(この混合物に 添加した。できた混合物を2MのHCIで酸性化し、その後EtOAc(3x) 中へ抽出した。化合した有機抽出物を水(2x)で洗浄し、乾燥、エバポレーシ ョンして白色固体を得た(0.50g、 100%)。エチルアセテートから再 結晶して純粋な3α、7α、12α、25−テトラヒドロキシ−25−ホモ−5 β−コーワン(7e)’を得た(0.26g、 52%) : m、 p、 1 71〜172℃および192〜194℃:Eαコo= + 31.7’ (cl ll、 0X : シオキ”jン> : ’HNl[R(90MHz G C DCl5/DMSOd6)δ0.64(3B、 s、 l8−CHs)、0J5 (3H,s、 19−CHs)、3.1−3.6(4H,r■ [D20の添加で交換コ、3a−,7a−,12a−および25−のoFi)、 3.2−3.6(IH,m、 3β−H)、3.4−3.6(2H,t[ブロー ド]、 24−CH2)、3.6−3.8(IH,ta、1β−H)、3.8− 4.0(IH,m。
12β−H) : IR(KEr)3384(OH)arA−’ : MS : 実測値m/z390.3129;C25H4zosO1−HQO)、計 算値m/z390.3134 :元素分析、実測値: C,74,0+ 11. 11.0%: CzsL404計算値C,73,5、Hlo、9%。
化合物(7e)はさらなる精製操作を行うことな(試験に供した。
20.3α、12α、25−トリヒドロキシ−25−ホモ−5B−コーワン(7 b)の合成り、1AIL(0,15g、 3モル当量)をドライ丁HF(25e l)中に懸濁した懸濁液を氷/メタノール槽中に保持し、窒素の存在下で撹拌し た。ここへホモデオキシコール酸メチル(6bX0.54g、l、 3mmoI )のドライTHF(5hl)溶液を滴下し、その混合物を室温で一晩撹拌した。
その後、過剰のLiAlH4がすべて消失するまで水を注意深(この混合物に添 加した。できた混合物を2菫のHCIで酸性化し、その後EtOAc(3x)中 へ抽出した。化合した有機抽出物は水(2X)で洗浄し、乾燥、エバポレーショ ンして白色固体を得た(0.50g、 100%)。エチルアセテートから再結 晶して純粋な3α、12α、25−トリヒドロキシ−25−ホモ−5β−コーワ ン(7b)を得た(0.26g、52%):鳳、1)、94〜97℃; [a] o−+48.6’(c冨1.0%ニジオキサン) ; ’ HNIIR(90M Hz : CDCl5/DIISOda/D嘯n) δ0.64(3!1. s、 18−CHs)、0.88(31,s、 19− CHs)、3.2−3.7(ill、 m、 3β−H)、R.4−3゜ 6(211,t[ブロートコ、24−C111,)、3.8−4.0(IH,t n、12β−H)+ IR(KBr)3404(Oll)c香|’ ; 肥・実測値In/z374.3180 ; CzsH<zotcM−BzO)計 算値m/z374.3185 ;元素分析:実測値: C,75,5: H,1 1,3%: CzsHa40s計算値C,76、5+ Hll、 3%。
化合物(7b)はさらなる精製操作を行うことなく試験に供した。
21.3α、7α、25−トリヒドロキシ−25−ホモ−5β−コーワン(7g )の合成LiAIB4(0,15g、3モル当量)をドライTHF(25+al )中に懸濁した懸濁液を氷/メタノール槽中に保持し、窒素の存在下で撹拌した 。ここへホモケノデオキシコール酸メチル(6c)(0,55g、 1.3mm ol)のドライTHF(50!+1)溶液を滴下し、その混合物を室温で一晩撹 拌した。その後、過剰のLiAlH4がすべて消失するまで水を注意深くこの混 合物に添加した。できた混合物を2MのHClで酸性化し、その後EtOAc( 3X)中へ抽出した。化合した有機抽出物は水(2x)で洗浄し、乾燥、エバポ レーションして白色固体を得た(0.51g、 1(10%)。エチルアセテー トから再結晶して純粋な3α、7α。
25−トリヒドロキシ−25−ホモ−5β−コーワン(7g)を得た(0.23 g、 45駕):tp、185〜186.5℃: [α]D−416,1°(c−L 0%ニジオキサン) ; 1111 NMR (90旺z ; CDCl5/D菫SOds/Dzのδ0.U5 (3H,s、 18−CB5)、0.90(3H,s、 19−CBs)、3. 2−3.7(1■、l、3β−■)、3.5−3.7(2HB t[ブロード]、 24−C11,)、3.7−3.9(IH,tn、 7β− H) : IR(KBr)3414(OH)am−’ ; 高奄刀@:実 測値m/z392.3295 ; C25E4nOs□[)、計算値m/z39 2.3290 ;元素分析:実測値: C,76゜5 ; H,LL 4%;  CzsL40s計算値C,?6.5 ; Hll、 3− 化合物(7g)はさ らなる精製操作を行うことなく試験に供した。
参考文献 la、バールマン(マ、L Pearl++an)、ジェイ・アム・ケム・ソッ クCJ。
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1、 CEet)1971年第24巻第521頁す、 vツモト(K、 van  llatsumoto) ;ジェイバイオケム(日本)1955年第42巻第 207頁 以下の請求の範囲は、本発明のいくつかの重要な点を規定したものであり、後に 続くあるいは外国の特許出願中にさがされるものの中に考えられるすべてのもの を保護しようとするものではなく、先に述べた発明のコンセプトから一般に解釈 されないことまでを保護しようとするものではない。
要約書 1、一般式(7): 口式中Xは水素原子あるいは水酸基を示し、Yは水素原子あるいは水酸基を示し 、少なくともXとYのうちの一方が水酸基であり、Zは水酸基またはメチロール (−CH20H)基を示す]で表される化合物を、特にカンジダ属から選択され る菌および水虫/白書薗である毛厘白書菌およびオーズアン小胞子菌による感染 症に対する医薬品製造において使用する。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成4年11月4日E−

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式(7): ▲数式、化学式、表等があります▼(7)[式中Xは水素原子あるいは水酸基を 示し、Yは水素原子あるいは水酸基を示し、少なくともXとYのうちの一方が水 酸基であり、Zは水酸基またはメチロール(−CH2OH)基を示す]で表され る化合物の、菌感染症の治療用医薬を製造するための使用。
  2. 2.治療が局所的である第1項記載の使用。
  3. 3.治療されるのがカンジダ属の菌による感染症、水虫あるいは白癬である第1 項あるいは2項記載の使用。
  4. 4.構造式(2)で表される化合物が、X=OH,Y=H,Z=OH; X=H,Y=OH,Z=OHまたは−CH2OH;あるいはX=OH,Y=OH ,Z=CH2OH からなる群から選択される化合物であり、治療されるのが水虫あるいは白癬であ る第1記載の使用。
  5. 5.第1項あるいは第4項で規定される一般式(7)の化合物を薬学的に受け入 れられる希釈剤あるいは担体と共に含有する医薬組成物。
  6. 6.局所投与に適した剤形である第5項記載の組成物。
  7. 7.Zが−CH2OHである第1項記載の一般式(7)の化合物。
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