JPH05508374A - ウエブ材料のストリップをスプールに巻き取る装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウェブ材料のストリップをスプールに巻き取る装置技術分野 本発明はシート状材料（以下ウェブ材料）のストリップとスプールに巻き取るた めの装置に関する。更に詳細には、本発明は写真フィルム又は印画紙のような感 光材料のストリップをスプールに巻き取るための装置に関する。

背景技術 写真フィルムのようなウェブ材料のストリップをスプールに巻き取るために種々 の装置が数年に亙って開発されてきた。このような装置の一つにおいて、フィル ムのストリップの先端を受けるための長手方向に伸びるスロットのあるコアを有 する形式のスプールは、４位置ロータの第１の位置まで並んで軌道を下りる。

スプールは軌道から一つ一つ取り上げられかつロータに取り付けられた第１の対 のタイルによってロータに固定され、そのクイルはスプールの両端に係合する。

ロータはそれから第２の位置に割り送りされ、そこで第１の対のタイルは隣接す る支持フレームの第１の機構と係合して回転され、コアのスロットを第１の位置 に向ける。同時に、第２のスプールが第２の対のタイルによって軌道から取り上 げられる。ロータはそれから再び第３の位置に割り送りされ、そこでフィルムの ストリップの先端はコアのスロット内に挿入されかつ第１の対のタイルは隣接す る支持フレームの第２の機構と係合して回転され、ストリップをコアに巻き取る 。

同時に、第３のスプールが第３の対のタイルによって軌道から取り上げられかつ 第２のスプールが第１の機構によって回転されてスロットを第１の位置に向ける 。

ロータはそれから第４の位置まで再び割り送りされ、そこで第１の対のタイルは 隣接する支持フレームの第３の機構と係合して回転され、その間に外側ラベルが スプールに取り付けられる。同時に、第４のスプールが第４の対のタイルによっ て軌道から取り上げられ、第２のスプールが第２の機構によつて回転されて別の ストリップを巻き取りかつ第３のスプールが第１の機構によりて回転されてスロ ットの向きを決める。

上記の形式のスプール巻き取り装置は良く機能するが、据え付は及び保守が複雑 である。巻かれたスプールの欠陥を修正するための装置の調整は、四つの組の同 様な巻き取りタイルが使用され、明らかな欠陥を引き起こしているか否かを決定 するためにそのタイルの各々を点検しなければならないので、困難である。高い 機械のサイクル速度を達成するために、巻き取りタイル及び巻き取られるフィル ムのストリップに比較的大きな加速と減速が必要になり、これによりフィルムに 引っ張り及び圧縮マークが発生し、したがって高速化は導入できない。フィルム のストリップの巻き取りが行われる前にロータは位置から位置まで割り送りされ なければならないので、このような巻き取りに利用可能な機械のサイクルの全体 の部分は限られ、機械の生産速度を減速することな（引っ張り及び圧縮マークを 修正することを困難にしている。タイルを回転するための三つの機構は４位置ロ ータの回りで混み入っていて、装置の保守及び据え付けを困難にしている。供給 軌道に並んだスプールは軌道内で互いにロックし合い、操作者は更に動作する前 に調整しなければならない。

発明の概要 本発明の主目的は、機械的に単純でかつ従来のスプール巻者取り装置より調整及 び保守が容易な、写真フィルムのようなウェブ（ｗｅｂ）材料のストリップをス プールに巻き取るための装置を提供することである。

本発明の他の目的は、機械のサイクルの多くの割合がウェブ材料を巻き取るのに 使われて速い生産速度を達成でき、それによってフィルムの引っ張り又は圧縮マ ークのような欠陥を少なくする装置を、提供することである。

本発明の更に別の目的は、機械の運動が共通のライン軸から機械的に制御され、 その結果位置、速度及び加速がサイクル毎に繰り替えし得る装置を、提供するこ とである。

本発明の更に別の目的は、スプールの分配、方向決め、巻き取り及びラベル取り 付は位置が互いに隔てられて据え付は及び保守のための接近を容易にした装置を 提供することである。

本発明の更に別の目的は、スプールを回転するタイルが多位置ローラでなくて装 置のフレームに取り付けられている装置を提供することである。

これらの目的は示された例で与えられ、他の好ましい目的及び本発明によって得 られる多の利点は当業者には明らかである。それでも、本発明の範囲は請求の範 囲によってのみ限定される。

本発明の装置は、特にウェブ材料のストリップをスプールに巻き取るようになっ ており、かつ支持フレームと、ストリップの先端を受けるための長手方向に伸び るスロットのあるコアを有する形式の空のスプールを配送するための、フレーム に取り付けられた手段とを備える。そのようなスロットを有するスプールを第１ の位置の方向決めするための手段がフレームに取り付けられている。第１のスプ ール移送アームが第１の軸線の回りで運動するように枢動可能に取り付けられ、 第１の移送アームは、方向決めする手段に各スプールを配送しかつ移送するため の手段からスプールを一時に取り除くための手段を支持する。このようなスプー ルの各々を回転してストリップをスプールに巻き取るための手段がフレームに取 り付けられている。第２のスプール移送アームが第１の軸線から隔てられた第２ の軸線の回りで運動するようにフレームに枢動可能に取り付けられ、第２のスプ ール移送アームは、方向決めする手段からスプールを一度の一つ取り除きかつ各 スプールをスロットがストリップの先端を受ける第２の位置になるようにして回 転するための手段に移送するための手段を、支持する。このような先端を回転す る手段においてスロット内に案内するための手段が設けられる。第３のスプール 移送アームが第１及び第２の軸線から隔てられた第３の軸線の回りで運動するよ うにフレームに枢動可能に取り付けられ、第３のスプール移送アームは、巻き取 ったスプールを一度の一つ回転する手段から取り除きかつ各巻かれたスプールを 次の処理ステーションに移送するための手段を支持する。

空のスプールを配送するための手段は第１の軸線と本質的に平行に配！された導 管を備えてもよ（、その導管を通してそのようなスプールは端を合わせて移動し 、第１の取り除く手段と係合する。方向決めする手段は、フレームに取り付けら れたハウジングと、スプールの一端と係合するようにハウジングによって回転可 能に支持されたヘッドストックと、スプールの他端と係合するように／１ウジン グによって回転可能に支持されたテールストックと、スプールが第１の取り除（ 手段によって保持されている間にヘッドストック及びテールストックを互いに軸 方向に動かしてスプールと係合される手段と、ヘッドストックを回転してスロッ トを第１の位置に方向決めする手段とを備えてもよい。この例ではテールストッ クが回転可能であるが、各スプールを回転してストリップをスプールに巻き取る ための手段として、同様のヘッドストック及びテールストック組立体が使用され 得る。好ましい実施例において、各スプールのコアはヘッドストック及びテール ストックと係合可能な特徴を有する端面を備え、そのような特徴はスロットと所 定の角度で位置決めされ、方向決めする手段のテールストックは、そのような特 徴がいつテールストックと係合するかを決定するためのかつスロットが第１の位 置に到着したとき方向決めする手段のヘッドストックの回転を停止するための信 号を発生するための手段を備える。

スプール移送アームの各々は支持フレームの後部に取り付けられた機械式揺動装 置と、それぞれの軸の回りで運動するように揺動装置の一体に取り付けられたリ ンクとを備える。第１の取り除く手段は、配送する手段及び方向決めする手段と 協働するように第１のスプール移送アームのリンクの他端に取り付けられてもよ い。同様に、第２の取り除く手段は方向決めする手段及び各スプールを回転する 手段と協働するように第２のスプール移送アームのリンクの他端に取り付けられ てもよい。巻かれたスプールを取り除く手段は各スプールを回転する手段と協働 するように第３のスプール移送アームのリンクの他端に取り付けられてもよい。

第１の取り除くための手段は、配送するための手段からスプールを受けるための 受け台（ｃｒａｄｌｅ）と、受は舎内のスプールを安定化するための真空手段と を備える。第２の取り除く手段は、好ましくは、方向決めするための手段におい てスプールを把持するための第１の手段と、アームが第１の軸線の回りで動くと き、方向決めする手段からスプールを取り除く第１の位置からスプールのスロッ トがストリップの先端を受けるように位置決めされた第２の位置に、第１の把持 する手段をリンクに関して回転するための手段とを備え、前記第１の把持する手 段は第２のスプール移送アームのリンクの他端に回転可能に取り付けられ、前記 回転する手段は第１の把持する手段に取り付けられている。第１の把持する手段 は、スプールのコアと係合するための半円筒状のリセスを有する本体と、そのよ うなコアをリセス内に保持するための真空手段とを備えている。

第３の巻かれたスプールを取り除（手段は、回転する手段において完全に巻かれ たスプールを把持するための第２の手段と、アームが軸線の回りで動くとき、回 転する手段から巻かれたスプールを取り除くための第１の位置から続く処理ステ ーションに巻かれたスプールを移送するための第２の位置に、把持する手段をリ ンクに関して回転するための手段とを備え、前記第２の把持する手段は第３のス プール移送アームのリンクの他端において回転可能に取り付けられ、前記第２の 手段を回転する手段がフレームに取り付けられかつ把持する手段と接続されてい る。

図面の簡単な説明 第１図は、ある要素の運動範囲が鎖線で示されている本発明による装置の前立面 図である。

第２図は、空のスプールをスプール方向決めステーションに移送するための装置 の第１図の線２−２に沿って切断した一部を断面で示す図である。

第３図は、空のスプールをスプール方向決めステーションに移送するためにそれ らを受けかつ保持する受け台の展開斜視図である。

第４図は、本発明によるスプール方向決めヘッド及びテールストック機構の、第 １図の右側から見た断面図である。

第５図は、第３図の装置のテールストックの下側の一部を鎖線で示す図である。

第６図は、スプールをスプール方向決めステーションから動かしかつスプール巻 き取りステーションに移送するための装置の、第１図の線６−６に沿って切断し た、一部を断面図で示す図である。

第７図は、スプール方向決めステーションにおいてスプールを把持しかつスプー ル巻き取りステーションへの移送中にスプールを保持するための手段の展開斜視 図である。

第８図は、本発明によるスプール巻き取りヘッド及びテールストック機構の部分 図である。

第９図は、スプールをスプール巻き取りステーションから取り除きかつ続く処理 ステーションにスプールを移送するための装置の、線９−９に沿つて切断した、 一部を断面図で示す図である。

第１０ｖｌｉは、本発明による受動スプール把持機構の展開斜視図である。

以下は本発明の好ましい実施例の詳細な記載であり、同じ参照番号は幾つかの図 の各々において構造の同じ要素を示す図面を参照して説明する。

全体の構造及び動作 第１図は本発明の装置の前立面図を示す。上方に直立する堅い面板１０は装置用 の支持フレームを提供する。第３図に示される形式の空のスプール１４を配送す るための手段１２が設けられ、そのスプールには写真フィルム又は紙或いはその 両者のようなウェブ材料のストリップが巻かれる。第３図に示されるように、ス プール１４は巻かれるべきストリップの幅に相当する長さ及びそのようなストリ ップの先端を受けるための長手方向に伸びる貫通スロット１８を有する長いコア １６を備えている。端フランジ２０がコア１６のいずれの端部にも設けられ、フ ランジ２０の外側表面には、例えば９０°の角度でスロット１８に向けられた中 央のキースロット２２又は同様の特徴部分が設けられている。キースロット２２ はスロット１８の方向を決定するための手段及びフィルムストリップの巻き取り 中にスプールと係合するための手段を与える。

再び第１図において、第１のスプール移送アーム組立体２４は、面板１０に策１ の軸２６の回りで第１図で鎖線で示されている下位置から実線で示されて上位置 まで回転するように、枢動可能に取り付けられている。アーム組立体２４は、そ のような下位置でスプール配送手段１２からスプールを一度に一つ取り除くため の第°１の手段２８を、外端において支持している。手段２８はそのような上位 置に移送中にスプールを保持し、その上位置において、スプールはスロット１８ を第１の位置に同けるために、第１に鎖線でかつ第４図に断面で示される手段３ ０と係合する。一度スプールが手段３０と係合すると、移送アーム組立体２４は そのような下位置まで下方に回転されて次のスプールを取り除く。

スプールの方向が決められた後、そのスプールは第２のスプール移送アーム組立 体３２によって手段３０から取り除かれ、そのアーム組立体３２は軸２６から隔 てられた第２の軸３４の回りで回転するように面板１０に枢動可能に取り付けら れている。アーム組立体３２は第１図で鎖線で示された上位置と第１図で実線で 示された下位置との間で動かされる。アーム組立体３２は、その外端において、 そのような上位置において方向決め手段３０からスプールを取り除くための第２ の手段３６を支持する。手段３６はそれから方向決めされたスプールを下位置へ の移送中に保持し、各スプールのスロット１８はウェブ材料のストリップの先端 を受けるように方向決めされる。後に述べるように、手段３６は下位置までの移 送中にアーム組立体３２に関して回転され、その結果スロット１８は適切に方向 決めされる。スプールはそれから第１図で鎖線で示される手段３８と係合してス プールを回転し、そのスプールにストリップ４ｏを巻き取る。ストリップの先端 をスロット１８内に導くための手段４２が設けられる。一度ストリップ４０がス プール１４に締められると、移送アーム組立体３２は上位置まで上方に回転され 、次の方向決めされたスプールを捕らえる。

移送アーム組立体３２が回転手段３８から離れる方向に回転されると、ストリッ プ４０は１秒以内でスプールに急速に巻き取られる。第３のスプール移送アーム 組立体４４は軸２６及び３４から隔てられた軸４６の回りで回転するように面板 １０に枢動可能に取り付けられている。アーム組立体４４は第１図で鎖線で示さ れた上位置と実線で示された下位置との間で運動する。アーム組立体４４は、そ の外端において、上位置において回転手段３８から巻かれたスプールを取り除く ための第３の手段４８を支持している。手段４８は下位置までの移送中に巻かれ たスプールを保持する。後に述べるように、手段４８は下位置までの移送中にア ーム組立体４４に関して回転され、その結果手段４８は第１図で鎖線で示される 続く処理ステーション５０と協働するように適切に方向決めされ、その位置で、 例えばテープのストリップが巻かれたスプールに取り付けられる。一度巻かれた スプールが処理ステーション５０において捕らえられると、移送アーム組立体４ ４は上位置まで上方に回転されて次の巻かれたスプールを捕らえる。

スプールの配送及び方向決め 第２図に示されるように、空のスプールを配送するための手段１２は、面板１０ 後部側から伸びる導管５４から端と端を接触させて移動する一連の空のスプール を受けるように移送アーム組立体２４の下で面板１０に取り付けられた供給管５ ２を備える。移送アーム組立体２４は面板１０の後部に取り付けられた機械式回 転揺動装置５６を備えている。揺動装置５６は、好ましくは、示されていない入 力軸を有する通常の形式であり、その入力軸は後述する目的のために水平にかつ 面板１０の後部側に平行に伸びている。孤立した（ｓｔａｎｄ−ｏｆｆ）支柱５ ８が揺動装置５６の出力部に取り付けられかつ空のスプールを取り除くための第 １の手段２８に真空を作用させるための軸方向穴６０が設けられている。リンク すなわちアーム部材６２は支柱５８と共に回転するようにその支柱の外端に固定 されている。手段２８はリンク６２の外端に取り付けられている。停止板６４が 、アーム組立体２４が第１図及び第２図に示される上位置にあるとき供給管５２ から出るのを阻止する位置で、外端近くで下側に取り付けられている。

第３図は空のスプールを供給管５２から取り除くための第１の手段２８の詳細を 示している。受は台ブロック６６はその外端においてリンク６２の上側に取り付 けられている。受は台ブロック６６はその内側端６８において上方に伸びるフラ ンジ７０が設けられ、そのフランジはその厚さ全体を通る上方に開口したＵ形通 路７２を有し、その通路の湾曲した下部分はスプール１４のフランジ２０が通る 大きさになっている。アーム組立体２４が第１図に示される下位置にあるとき、 通路７２の下部分は供給管５２からの出口に整合し、したがって、スプールが通 路７２を通して上に凹んだ円筒状面７４の上に軸方向に移動する許容し、その円 筒状面７４はフランジ７０から台ブロック６６の外側端７８に配置された上方に 伸びるフランジ７６まで伸びる。フランジ７６は厚さに亙って貫通する上方に開 口したＵ形通路８０を有し、その通路８０の湾曲した下部分は通路７２より半径 が実質的に小さく、その結果、各スプール１４はフランジ７６の内側表面に当た って停止する。通路８０の下部分の回りには円弧状の溝８２が伸び、その溝はフ ランジ７６の内側表面に機械加工によって形成されている。溝８２は第３図に示 されるように台ブロック６６に設けられた真空通路８４と連通している。通路８ ４は適当なコネクタ８６と連通しており、そのコネクタは、第２図に示されるよ うに、可撓性の導管８８によって軸方向穴６０に接続されている。したがって、 溝８２に真空を作用させると、先方のフランジ２０の部分が把持されかつスプー ル１４が台ブロツク内で安定にされる。スプール１４を支持するためかつスプー ルが端フランジ７０．７６の間で横方向に移動するのを防止するため、四つの支 持ビン９０がフランジ７０．７６の間で伸び、その結果、端フランジ２０の縁は 各スプールが通路７２を通して、表面７４の上に移動してフランジ７６と接触す るとき、ビン９０に沿って滑る。

一度スプールが供給管５２から動かされるとかつ溝８２に作用する真空によって 把持されると、アーム組立体２４は第１図及び第２図に示される上位！に回転さ れ、そこでスプールはスプールを方向決めするための手段３０によって捕らえら れる。第４図に示されるように、手段３０は面板１０に取り付けられたハウジン グ９２を備えている。貫通穴９４が一対のリニアベアリング９８に滑り可能に取 り付けられた中空のヘッドストックスプライン軸９６を囲んでいる。スプライン 軸９６内にはヘッドストック駆動軸１００が同軸に配置され、その駆動軸は一対 のベアリング１０２に回転可能に取り付けられ、その駆動軸は外側の一つのみが 第４図に示されている。駆動軸１００は、その内側端において、図示しないモー タによって回転されるように連結され、外側端において、被駆動ヘッドストック １０４が自由に取り付けられている。駆動軸１００の軸線上において、ヘッドス トック１０４は円いプローブチップ（ｐｒｏｂｅ　ｔｉｐ）　１０６を固定的に 支持し、そのプローブチップはスプール１４の中央スロット２２の中央部分に入 る大きさである。スプール１４の端フランジ２０との摩擦係合はプローブチップ １０６を囲む弾性○リング１０８によつて与えられる。アクチュエータブラケッ ト１１０がスプライン軸９６の内側端近くに取り付けられ、かつ一方の側に鎖線 で示されるカムフォロアローラ１１１を備え、そのカムフォロアローラは部分的 に示される回転可能な面カム１１４の円周方向に伸びるスロット１１２内に乗っ ている。

面カム１１４用の駆動軸は図示されていないが、好ましくは水平にかつ面板１０ の後部に平行に伸びる。スロット１１２はその円周方向の大部分の範囲に亙って 一定半径のドエル部分を備え、そのドウエル部分はアクチュエータブラケット１ １０を静止状態に保つ。スプライン軸９６を第４図に示されるように左に動かす ために、スロット１１２は第４図に鎖線で示されるように半径の増加する部分を 備える。したがって、面カム１１４が回転すると、スプライン軸９６は左に動き 、その結果ヘッドストック１０４は、スプールが移送アーム組立体２４によって 位置決めされると、スプール１４と係合する。

ブラケット１１６はハウジング９２に固定して取り付けられかつクランクアーム １１８を枢動可能に支持し、そのクランクアームはアクチュエータブラケット１ １０の一端に枢動可能に接続されかつアクチュエータブロック１２０の他端に枢 動可能に接続され、そのアクチュエータブロックはテールストックスプライン軸 １２２の内側端に固定して取り付けられ、そのスプライン軸１２２は貫通穴９４ と平行にハウジング９２に設けられた貫通穴１２６内に取り付けられた一対のリ ニアベアリング１２４によって滑り可能に支持されている。スプライン軸１２２ の外側端において、テールストック支持アーム１２８が固定して取り付けられて いる。回転不能であるが軸方向に可動のテールストック１３０が、支持アーム１ ２８の自由端において圧縮ばね１３２に抗してヘッドストック１０４の軸線と一 致する軸線に沿って移動するように、ハウジング１３１内に取り付けられている 。中央のプローブチップ１３３がテールストック１３０に固定されかつプローブ チップ１０６に同軸に向かっている。テールストック１３０内では、軸方向に伸 びる穴１３４が弾性的に偏倚されたプランジャ１３６を保持し、そのプランジャ は一端において一対のロケータプローブ１４２の一端を固定的に支持し、そのロ ケータプローブはプローブチップ１３３を並びかつテールストック１３０の面１ ４０の開口１４０を通して滑り可能に伸びている。したがって、プローブチップ １３３及びロケータプローブ１４２は、スプールがプローブに関して適切に方向 決めされていれば、スプール１４のスロット２２内に嵌まる。ばね１４４が、ス プール１４が移送アーム２４によって所定の位置に動かされたときプローブ１４ ２が面１４０を通して伸びるように、プランジャ１３６を偏倚する。第４図及び 第５図に示されるように、プランジャ１３６の外側端１４６はテールストック１ ３０用の保持キャップ１４９を通して設けられた横穴１４８を横切って動くよう に位置決めされている。外側端１４６は、したがって、穴１４８の両端に配置さ れた赤外線源１５０及び赤外線検出器１５２の間を通り得る。したがって、プラ ンジャ１３６が第４図及び第５図に示されるように左に移動すると、赤外線源１ ５０と検出器１５２との連通が阻止される。

第４図及び第５図に示された装置の動作において、スプールは移送アーム２４に よって示された位置に動かされ、スプールの軸線はヘッドストック１０４及びテ ールストック１３０の軸線とほぼ整合されている。スプール１４がこのように位 置決めされると、面カム１１４が予備負荷ばね１５４の助力でアクチュエータブ ラケット１１０を左に動かし、その結果、ヘッドストック１０４は台ブロック６ ６の通路７２を通して移動し、プローブチップ１０６がスロット２２内に入る。

同時に、クランクアーム１１８はアクチュエータブロック１２０を右に動かし、 その結果、テールストック１３０が台ブロック６６の通路８０を通してヘッドス トック１０４に向かって動く。もしスプール１４が偶然にも適切に位置決めされ ると、ヘッドストック１０４のプローブチップ１０６並びにテールストック１３ ０のプローブチップ１３３及びロケータプローブ１４２はスプールの端部におい てそれぞれのスロット２２内に入ることができる。しかしながら、もしスプール がそのような位置から離れるように回転されると、ロケータプローブ１４２はテ ールストック１３０がスプールと係合するときスロット２２に入るのを阻止され る。プローブチップ１３３がスロット２２に入る間、ロケータプローブ１４２及 びプランジャ１３６はばね１４４の作用に抗して第４図及び第５図に示されるよ うに左に押され、その結果、横穴１４８はプランジャ１３６の外側端１４６によ って塞がれる。スプール１４を方向決めするために、ヘッドストック駆動軸１０ ０は回転され、それによってスプール１４を０リング１０８によって与えられる 摩擦係合により回転させる。やがて、ロケータプローブ１４２の反対側のスロッ ト２２はある位置に回転し、その位置でロケータプローブ１４２はばね１４４の 影響の下でそれぞれのスロット２２内に十分に入る。これが起こると、プランジ ャ１３６は右に動きかつ赤外線源１５０と検出器１５２とが再び通じる。検出器 １５２の出力は示されていない適当なコントローラによって検知され、そのコン トローラはスプール１４のスロット１８を所定の位置にして駆動軸１００の回転 を停止する。スロット１８の方向決めはこのようにしえ行われ、スプール１４は 方向決め手段３０から容易に取り除かれかつ回転手段２８に移送される。

スプールの取り除き、移送及びストリップ４０を巻き取るための回転スプール移 送アーム組立体３２及びスプールを動かすための第２の手段３６は第６図及び第 ７図に示される。移送アーム組立体３２は面板１０の後部に取り付けられた機械 的に回転する揺動装置１５６を備えて居る。揺動装置１５６は、好ましくは、図 示しない入力軸を有する従来の形式のものであり、その入力軸は水平にかつ面板 ｌＯの後部側面に平行に伸びている。揺動装置５６及び１５６の軸並びに面カム １１４の軸の平行は方向決めにより、手段１２．３０．３８及び５０は面板１０ の後部側面において共通のライン軸から駆動されることが可能になり、これによ り装置の駆動トレインが単純化している。孤立したブロック１５８が揺動装置１ ５６の出力部に取り付けられ、そのブロックは空のスプールを取り除（ための第 ２の手段３６に真空を作用させるために、鎖線で示された内側穴１５９が設けら れている。リンクすなわちクランクアーム部材１６０がブロック１５８と共に回 転するようにそのブロックの外端に固定され、その第２の手段はリンク１６０の 外端に取り付けられている。取り付はブロック１６２がリンク１６０の外端に固 定的に支持されかつ第２の軸３４に平行に伸びる中空軸１６４の一端を支持する 。軸１６４の内側穴１６５はブロック１５８の内側穴１５９に第１図及び第６図 に示される適当な可撓性の導管１６６によって接続されている。ハウジング１６ ７は一対のベアリング１６８によって軸１６４に回転可能に取り付けられている 。ハウジング１６７の側面にはスライダ軸１７０が垂直に取り付けられ、そのス ライダ軸の外端１７２はハウジング１７６によって支持されたリニアベアリング １７４を通して伸びている。ピボット軸１７８がスライダ軸１７０の軸線に直角 でハウジング１７６から伸びかつ一対のベアリング１８２によって回転可能に支 持されたベアリングスリーブ１８０内に取り付けられ、そのベアリング１８２は 面板１０に固定して取り付けられたハウジング１８４取り付けられている。した がって、リンク１６０が軸３４の回りで回転されると、スライダ軸１７０はリニ アベアリング１７４を通して移動し、そのリニアベアリングは軸１７８と共に回 転し、それによってハウジング１６７を回転する。スライダ及びクランク機構は 機械技術に属する当業者に知られ、それはリンク１６０、ブロック１６２、紬１ ６４、ハウジング１６７　紬１７０．ハウジング１７６及び軸１７８を備える一 般の形式である。

スプールを取り除く第２の手段３６はスライダ軸１７０に直径方向に反対にハウ ジング１６７の側部に取り付けられ、かつ第７図に示されるように、本体ブロッ ク１８８によって形成された真空把持ヘッド１８６を備え、その本体ブロックは 下端面に横に伸びる半円筒状のリセス１９０を有し、そのリセスはスプール１４ のコア１６の長さより小さい軸方向長さを有する。ブロック１８８の一面に取り 付けられた真空コネクタ１９２がブロック内の横穴１９４と連通し、その横穴１ ９４はリセス１９０に開口する複数の下方に伸びる穴１９６と連通している。第 ６図に示される導管１９８はコネクタ１９２から穴１６５用の同様のコネクタま で伸び、その結果、穴１５９内の真空は導管１６６、穴１６５、導管１９８及び 穴１９４．１９６を通してリセス１９０に作用される。したがって、リセス１９ ０がスロット１８の方向決めの後にコア１６の上に嵌められかつ真空が作用され ると、スプール１４はストリップ４０を巻き取るスプールを回転するための手段 ３８に移送するために把持ヘッド１８６によって確実に保持される。プローブチ ップ１０６．１３３が方向決め後に引き抜かれるときスプール１４が軸方向に移 動するのを阻止するため及びスプール１４の移送のために軸方向に適当に位置決 めされるのを確保するため、一対のスプール停止ブラケット２００がリセス１９ ０の上でブロック１８８の側面に固定されて、各停止ブラケットは手段３０及び ３８の方向決め及び巻き取りタイルを通すための下方に開口するリセスを備えて いる。ストリップ４０がスロット１８内に適当に案内されるようにするため、ブ ロック１８８は下縁近くに上方に伸びるガイドフート２０２が設けられ、そのガ イドフートは先縁２０４と上方に広がる下面２０６とを有し、その下面はスプー ル１４がリセス１９０内に保持されるときスロット１８の上縁から離れる方向に 伸びている。動作において、下面２０６は第１図に示される枢動可能なリッププ レート２０８と協働して狭い喉部を与え、ストリップ４０の先端はその喉部を通 してスロット１８内に案内される。手段３８の丸くなった或いは先細のプローブ チップがスロット２２と係合すると、スプール１４はリセス１９０から離れる方 向にわずかに引かれるが、把持ヘッド１８６は所定の位置を一時的に保つ。スプ ール１４が第７図に示されるように時計回り方向に回転されると、ストリップ４ ０の先端はコア１６とリセス１９０との間で折り曲げられストリップ４０をコア １６０に固定して巻き取りに対応する。一度コア１６が十分に回転されて先端が コアの回りで折り曲げられると、把持ヘッド１８６は移送アーム３２によって揺 動され次に方向決めされたスプールを取り上げる。同時に、リッププレート２０ ８は下方に枢動されてスプール１４に巻き取られるべきストリップ４０に対して 適当な隙間を与える。

スプールを取り除くための手段３６がタイルの間で第１図の位置まで揺動できる ようにするため位置が逆になっているけれども、ヘッドストック及びテールスト ックの好ましい幾何学的形状を除いて、手段３８は、好ましくは、第４図の手段 ３０と構造が同じである。第８図に示されるように、プローブチップ１０６は一 対の直径方向に伸びるキーすなわち羽根１０７が設けられ、その羽根は各スプー ルのスロット２２と確実に係合する。摩擦０リング１０８は省略されている。

回転可能で軸方向に滑り可能なテールストック１０９が一対のベアリング１１３ によって支持アーム１２８に取り付けられている。プランジャ１１５のハンドノ ブ１１９が必要ならプランジャの手動による引っ込み及び回転を可能にし、スプ ールを取り除き又はスプールの位置を調整する。動作において、プローブチップ １０６及びプローブプランジャ１１５はスプールの巻き取り中回転される。

次の処理のためのスプールの取り除き 把持ベッド１８６が揺動して離れた直ぐ後、巻き取りが完了したとき第３のスプ ール移送アーム４４は第３の手段４８を揺動させてスプールの回りの位置にし、 次の処理ステーション５０に移送するために巻かれたスプールを把持する。スプ ール移送アーム組立体４４及びスプールと取り除くためのｊＦｒ３の手段４８の 構造は第１図、第６図及び第１０図に示されている。移送アーム組立体４４は、 真空作用穴が必要でない点を除いては前に記載した移送アーム組立体３２と機械 的には同じである。スプールを取り除（ための第３の手段４８は第１図及び第１ ０図に示されるようにハウジング１６７の側部に取り付けられている。手段４８ は、第３のスプール移送アーム４４が処理ステーション５０からスプールを回転 するための手段３８までの回転の終わりに近づいたときのように巻き取りが終わ るとき、スプール上を滑る受動スプール把持具の形式である。手段４８は基本的 Ｉこばねクリップであり、そのばねクリップは巻かれたスプールを端部近くで把 持しかつこの目的のためにピボットビン２１４を受けるための穴のある中央ボス ２１２を有する支蒋ブロック２１０を備える。一対の把持アーム２１６．２１８ がビン２１４に枢動可能に取り付けられかつ支持ブロック２１０の穴を通して伸 びる圧縮ばね２２０によってピボットの一方の側で離れるように偏倚されている 。把持アーム２１６．２１８は、反対端において、巻かれたスプールの外面と係 合するための滑らかに仕上げられたリセス２２２が設けられている。もし望むな ら、手段４８は、スプールが何らかの理由により巻かれていない場合に空のスプ ールのコア１６を把持するように形成され得る。各把持アーム２１６．２１６． ２１８は一対の横方向に隔てられたフィンガ２２４．２２６が形成され、そのフ ィンガはスプール１４のちょうど内側にフィンガを置くように選ばれた距離だけ 隔てられる。使用時において、手段４８は巻き取りの終わり近くにスプール上を 滑らされかつ処理ステーション５０への移送中に巻かれたスプール上の適所にス トリップ４０の端部を保持するように作用する。一度巻かれたスプールが完成す ると、第３のスプール移送アーム４４は第１図に示される位置に向かって揺動す る。処理ステーシコン５０は回転する手段３８の巻き取りタイルと同様の他の組 みの巻き取りタイルを備えてもよく、そのタイルは例えば示されていない手段に よって保持ラベルを取り付ける間にスプールを回転するのに使用される。好まし くは、手段５０は第４図のヘッドストックと第８図のテールストックとを備える 。巻かれたスプールが手段３８から取り除かれるやいなや、新たな方向状めされ たスプールが手段３２によって所定の場所に送られて処理が繰り返される。

我々の発明は特定の実施例を参照して記載されたが、当業者は本発明の範囲及び 精神から外れることなく他の変形例をつくれることを理解できる。

Ｈθ、６ 要約書 スプール（１４）は導管（５２）を通して台（６６−６８）に配送され、そのス プールは移送アーム（２４）によってスプール方向決めステーション（３ｏ）に 動かされ、そのステーションでスプールのコア（１６）のスロット（１８）は第 １の位置に向けられ、その後真空把持ヘッド（１８６−２０６）を有する移送ア ーム（３２）はスプールを取り除き、かつそのスプールを、スロットがスプール に巻かれるウェブ材料のストリップ（４０）の先端を受けるように方向法めされ て、スプール巻き取りステーション（３８）に移送し、その後巻かれたスプール が受動把持具（４８）を有する移送アーム（４４）によって取り除かれかつ次の 処理ステーション（５０）に移送される。

国際調査報告 １、．１．ｌ□１．１１．−ＰＣ丁ＡＩＳ９ＵＯ２Ｂ４Ｓ

Claims (21)

【特許請求の範囲】
1. １．ウエブ材料のストリップをスプールに巻き取るための装置において、支持フ レームと、 ストリップの先端を受けるための長手方向に伸びるスロットがあるコアを有する 形式の空のスプールを配送するための、前記フレームに取り付けられた手段と、 スプールの各々をスロットを第１の位置にして方向決めするための、前記フレー ムに取り付けられた手段と、 第１の軸線の回りで運動するように前記フレームに枢動可能に取り付けられた第 １のスプール移送アームであって、スプールを前記配送する手段から一度に一つ 取り除きかつ各スプールを前記方向決めする手段に移送するための第１の手段を 支持する第１のスプール移送アームと、各々のスプールを回転してストリップを 巻き取るための、前記フレームに取り付けられた手段と、 前記第１の軸線から隔てられた第２の軸線の回りで運動するように前記フレーム に枢動可能に取り付けられた第２のスプール移送アームであって、スプールを前 記方向決めする手段から一度に一つ取り除きかつスロットを先端を受ける第２の 位置にして各スプールを前記回転する手段に移送するための第２の手段を支持す る第２のスプール移送アームと、 前記回転する手段において先端をスロット内に案内するための手段と、前記第１ の軸線及び第２の軸線から隔てられた第３の軸線の回りで運動するように前記フ レームに枢動可能に取り付けられた第３のスプール移送アームであって、巻かれ たスプールを前記回転する手段から一度に一つ取り除きかつ各巻かれたスプール を次の処理ステーションに移送するための第３の手段を支持する第３のスプール 移送アームと、 を備えた装置。
2. ２．請求項１に記載の装置において、前記空のスプールを配送する手段が、前記 第１の軸線に本質的に平行な導管を有し、その導管を通してスプールが端と端を 合わせて移動して前記第１の取り除く手段と係合する装置。
3. ３．請求項１に記載の装置において、前記第１のスプール移送アームが、前記フ レームに取り付けられた機械式揺動装置と、前記第１の軸線の回りで運動するよ うに前記揺動装置に一端が取り付けられたリンクとを備え、前記第１の取り除く 手段が前記リンクの他端において取り付けられて前記配送する手段及び前記方向 決めする手段と協働する装置。
4. ４．請求項３に記載の装置において、前記第１の取り除く装置が、スプールを前 記配送する手段から受け取るための受け台と、スプールを前記受け台に保持する ための真空手段と、を備える装置。
5. ５．請求項１に記載の装置において、前記第２のスプール移送アームが、前記フ レームに取り付けられた機械式揺動装置と、一端において前記揺動装置に前記第 ２の軸線の回りで運動するように取り付けられたリンクと、 を備え、前記第２の取り除く装置が、 前記リンクの他端において回転可能に取り付けられた、前記方向決めする手段に おいてスプールを把持するための手段と、前記アームが前記第２の軸線の回りで 運動するとき、スプールを前記方向決めする手段から取り除く第１の位置からス ロットが前記第２の位置にある第２の位置まで前記把持する手段を前記リンクに 関して回転するための手段であって、前記フレームに取り付けられかつ前記把持 する手段に接続された、手段と、を備えている装置。
6. ６．請求項５に記載の装置において、前記把持する手段が、スプールのコアと係 合するための半円筒状のリセスを有する本体と、前記リセス内にコアを保持する ために前記リセスと関連された真空手段と、を備えた装置。
7. ７．請求項１に記載の装置において、前記第３のスプール移送アームが、前記フ レームに取り付けられた機械式揺動装置と、一端において前記揺動装置に前記第 ３の軸線の回りで運動するように取り付けられたリンクと、 を備え、前記第３の取り除く手段が、 前記リンクの他端において回転可能に取り付けられた、前記方向決めする手段に おいてスプールを把持するための手段と、前記アームが、スプールを前記回転す る手段から取り除く第１の位置からスプールを次の処理ステーションに移送する 第２の位置まで前記第３の軸線の回りで連動するとき、前記把持する手段を前記 リンクに関して回転するための手段であって、前記フレームに取り付けられかつ 前記把持する手段に接続された、手段と、を備えている装置。
8. ８．請求項７に記載の装置において、前記把持する手段が、前記リンクの他端に おいて回転可能に取り付けられた支持ブロックと、前記支持ブロックに枢動可能 に取り付けられた一対の対向する把持フィンガであって、各々が一端にスプール を把持するためのリセスを有する把持フィンガと、前記リセスがコアの反対側で スプールと係合するように前記反対フィンガを弾力的に偏倚するための手段と、 を備えた装置。
9. ９．請求項１に記載の装置において、 前記空のスプールを配送する手段が、前記第１の軸線に本質的に平行に配置され た導管を備え、その導管を通してスプールが端と端を合わせて移動して前記第１ の取り除く手段と係合し、 前記第１のスプール移送アームが、前記フレームに取り付けられた機械式揺動装 置と、前記第１の軸線の回りで運動するように前記揺動装置に一端が取り付けら れたリンクとを備え、前記第１の取り除く手段が前記リンクの他端において取り 付けられて前記配送する手段及び前記方向決めする手段と協働し、前記第１の取 り除く装置が、スプールを前記配送する手段から受け取るための受け台と、スプ ールを前記受け台に保持するための真空手段とを備える装置。
10. １０．請求項１に記載の装置において、前記方向決めする手段が、前記フレーム に取り付けられたハウジングと、前記スプールの一端と係合するように前記ハウ ジングによって回転可能に支持されたヘッドストックと、スプールの他端と係合 するように前記ハウジングによって回転可能に支持されたテールストックと、ス プールが前記第１の取り除く手段によって保持されている間に前記ヘッドストッ ク及びテールストックを互いに接近する方向に軸方向に移動してスプールと係合 させるための手段と、前記ヘッドストックを回転してスロットを好ましい位置に 向ける手段とを備え、前記第１のスプール移送アームが、前記フレームに取り付 けられた機械式揺動装置と、前記第１の軸線の回りで運動するように前記揺動装 置に一端が取り付けられたリンクとを備え、前記第１の取り除く手段が前記リン クの他端において取り付けられて前記配送する手段及び前記方向決めする手段と 協働する装置。
11. １１．請求項１０に記載の装置において、コアが前記ヘッドストック及びテール ストックと係合可能な特徴部分を有する端面を備え、その特徴部分がスロットに 所定の角度で位置決めされ、前記テールストックは、その特徴部分が前記テール ストックと係合したときを決定するためのかつスロットが前記第１の位置に達し たとき前記ヘッドストックの回転を停止する信号を発生するための手段を備えて いる装置。
12. １２．請求項１０に記載の装置において、前記第１の取り除く手段が、スプール を前記配送する手段から受け取るための受け台と、スプールを受け台に保持する ための真空手段と、を備えた装置。
13. １３．請求項１に記載の装置において、前記スプールを回転する手段が、前記フ レームに取り付けられたハウジングと、前記スプールの一端と係合するように前 記ハウジングによって回転可能に支持されたヘッドストックと、スプールの他端 と係合するように前記ハウジングによって回転可能に支持されたテールストック と、スプールが前記第２の取り除く手段によって保持されている間に前記ヘッド ストック及びテールストックを互いに接近する方向に軸方向に移動してスプール と係合させるための手段と、前記ヘッドストックを回転してストリップをスプー ルに巻き取る手段とを備え、前記第２のスプール移送アームが、前記フレームに 取り付けられた機械式揺動装置と、前記第２の軸線の回りで運動するように前記 揺動装置に一端が取り付けられたリンクとを備え、 前記第２の取り除く装置が、前記リンクの他端において回転可能に取り付けられ た、前記方向決めする手段においてスプールを把持するための手段と、前記アー ムが前記第２の軸線の回りで運動するとき、スプールを前記方向決めする手段か ら取り除く第１の位置からスロットが前記第２の位置にある第２の位置まで前記 把持する手段を前記リンクに関して回転するための手段であって、前記フレーム に取り付けられかつ前記把持する手段に接続された、手段と、を備えている装置 。
14. １４．請求項１３に記載の装置において、前記把持する手段が、スプールのコア と係合するための半円筒状のリセスを有する本体と、前記リセス内にコアを保持 するために前記リセスと関連された真空手段と、を備えた装置。
15. １５．請求項１に記載の装置において、前記スプールを回転する手段が、前記フ レームに取り付けられたハウジングと、前記スプールの一端と係合するように前 記ハウジングによって回転可能に支持されたヘッドストックと、スプールの他端 と係合するように前記ハウジングによって回転可能に支持されたテールストック と、スプールが前記第２の取り除く手段によって保持されている間に前記ヘッド ストック及びテールストックを互いに接近する方向に軸方向に移動してスプール と係合させるための手段と、前記ヘッドストックを回転してストリップをスプー ルに巻き取る手段とを備え、前記第３のスプール移送アームが、前記フレームに 取り付けられた機械式揺動装置と、一端において前記揺動装置に前記第３の軸線 の回りで運動するように取り付けられたリンクと、を備え、前記第３の取り除く 手段が、前記リンクの他端において回転可能に取り付けられた、前記方向決めす る手段においてスプールを把持するための手段と、前記アームが前記第３の軸線 の回りで連動するとき、スプールを前記回転する手段から取り除く第１の位置か らスプールを次の処理ステーションに移送する第２の位置まで前記把持する手段 を前記リンクに関して回転するための手段であって、前記フレームに取り付けら れかつ前記把持する手段に接続された、手段と、を備えている装置。
16. １６．請求項１５に記載の装置において、前記把持する手段が、前記リンクの他 端において回転可能に取り付けられた支持ブロックと、前記支持ブロックに枢動 可能に取り付けられた一対の対向する把持フィンガであって、各々が一端にスプ ールを把持するためのリセスを有する把持フィンガと、前記リセスがコアの反対 側でスプールと係合するように前記反対フィンガを弾力的に偏倚するための手段 と、 を備えた装置。
17. １７．請求項１に記載の装置において、前記方向決めする手段が、前記フレーム に取り付けられた第１のハウジングと、前記スプールの一端と係合するように前 記第１のハウジングによって回転可能に支持された第１のヘッドストックと、ス プールの他端と係合するように前記第１のハウジングによって回転可能に支持さ れた第１のテールストックと、スプールが前記第１の取り除く手段によって保持 されている間に前記第１のヘッドストック及び第１のテールストックを互いに接 近する方向に軸方向に移動してスプールと係合させるための手段と、前記ヘッド ストックを回転してスロットを好ましい位置に向ける手段とを備え、 前記第１のスプール移送アームが、前記フレームに取り付けられた第１の機械式 揺動装置と、前記第１の軸線の回りで運動するように前記第１の揺動装置に一端 が取り付けられた第１のリンクとを備え、前記第１の取り除く手段が前記第１の リンクの他端において取り付けられて前記配送する手段及び前記方向決めする手 段と協働し、 前記スプールを回転する手段が、前記フレームに取り付けられた第２のハウジン グと、前記スプールの一端と係合するように前記第２のハウジングによって回転 可能に支持された第２のヘッドストックと、スプールの他端と係合するように前 記第２のハウジングによって回転可能に支持された第２のテールストックと、ス プールが前記第２の取り除く手段によって保持されている間に前記第２のヘッド ストック及び第２のテールストックを互いに接近する方向に軸方向に移動してス プールと係合させるための手段と、前記ヘッドストックを回転してストリップを スプールに巻き取る手段とを備え、 前記第２のスプール移送アームが、前記フレームに取り付けられた第２の機械式 揺動装置と、前記第２の軸線の回りで連動するように前記第２の揺動装置に一端 が取り付けられた第２のリンクとを備え、前記第２の取り除く装置が、前記第２ のリンクの他端において回転可能に取り付けられた、前記方向決めする手段にお いてスプールを把持するための第１の手段と、前記リンクが前記第２の軸線の回 りで運動するとき、スプールを前記方向決めする手段から取り除く第１の位置か らスロットが前記第２の位置にある第２の位置まで前記第１の把持する手段を前 記第２のリンクに関して回転するための手段であって、前記フレームに取り付け られかつ前記第１の把持する手段に接続された、手段とを備え、 前記第３のスプール移送アームが、前記フレームに取り付けられた第３の機械式 揺動装置と、一端において前記第３の揺動装置に前記第３の軸線の回りで連動す るように取り付けられた第３のリンクと、を備え、前記第３の取り除く手段が、 前記第３のリンクの他端において回転可能に取り付けられた、前記方向決めする 手段においてスプールを把持するための第２の手段と、前記第３のリンクが前記 第３の軸線の回りで運動するとき、スプールを前記回転する手段から取り除く第 １の位置からスプールを次の処理ステーションに移送する第２の位置まで前記第 ２の把持する手段を前記第３のリンクに関して回転するための手段であって、前 記フレームに取り付けられかつ前記第２の把持する手段に接続された手段と、を 備えている装置。
18. １８．請求項１７に記載の装置において、コアが前記第１のヘッドストック及び 第１のテールストックと係合可能な特徴を有する端面を備え、その特徴がスロッ トに所定の角度で位置決めされ、前記第１のテールストックはその特徴が前記第 １のテールストックと係合したときを決定するためのかつスロットが前記第１の 位置に達したとき前記第１のヘッドストックの回転を停止する信号を発生するた めの手段を備えている装置。
19. １９．請求項１７に記載の装置において、前記第１の取り除く装置が、スプール を前記配送する手段から受け取るための受け台と、スプールを前記受け台に保持 するための真空手段と、を備える装置。
20. ２０．請求項１７に記載の装置において、前記第１の把持する手段が、スプール のコアと係合するための半円筒状のリセスを有する本体と、前記リセス内にコア を保持するために前記リセスと関連された真空手段と、を備えた装置。
21. ２１．請求項１７に記載の装置において、前記第２の把持する手段が、前記第３ のリンクの他端において回転可能に取り付けられた支持ブロックと、前記支持ブ ロックに枢動可能に取り付けられた一対の対向する把持フィンガであって、各々 が一端にスプールと係合するためのリセスを有する把持フィンガと、前記リセス がコアの反対側でスプールと係合するように前記反対フィンガを弾力的に偏倚す るための手段と、 を備えた装置。