JPH05507711A - 新規方法 - Google Patents
新規方法Info
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- JPH05507711A JPH05507711A JP91511387A JP51138791A JPH05507711A JP H05507711 A JPH05507711 A JP H05507711A JP 91511387 A JP91511387 A JP 91511387A JP 51138791 A JP51138791 A JP 51138791A JP H05507711 A JPH05507711 A JP H05507711A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/02—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
- C07H15/04—Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
新規方法
本発明は、薬剤の製造で有効な中間体を製造するための新規な方法、上記薬剤の
製造におけるそれらの使用、および上記中間体から製造した薬剤に関する。
今まで特定記述されていなかった本発明の新規な方法は、以下の式II中に示す
トリー〇−アセチルーD−グルカールから、以下の式I中に示すメチルトリーO
−アセチルー2−デオキシグルコシドを製造ためのものである。
この方法は、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、トルエン、酢酸エチル、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、N−メチルピロリドン、アセト
ン、およびエーテル類、例えばテトラヒドロフランおよびt−ブチルメチルエー
テル、より特別にはアセトニトリルおよび1.2−ジメトキシエタンから選択さ
れる適切な溶媒中、臭化水素またはそれらの給源を含む触媒、例えば臭化水素酸
または臭化水素酸トリフェニルホスフィンの存在下、メタノールと反応させるこ
とによって行われる。好適には、式IIを有する開始材料に対する触媒のモル率
は、少なくとも10%、好適には20%から50%もしくはそれ以上である。こ
の反応は、便利に不活性雰囲気下、例えば窒素下、室温もしくは室温近(で行わ
れる。
式Iaを有する化合物は、例えばRosen池、J、 Org、 Chem、、
1984.49.3994−4003およびCorey他、J、 Am、 Ch
em、 Soc、、1980.102.1439に記述されている従来から公知
の方法で用いられている、潜在的な危険性を示す水銀化合物を用いる必要なく、
メバロン酸類似物の立体特異的製造を可能にする反応順序中の、鍵となる中間体
である。
メバロン酸類似物の製造を可能にする反応順序における、本発明の方法で製造し
た化合物の使用、およびそれによって製造したメバロン酸類似物は、本発明の更
に一層の特徴である。
上記メバロン酸類似物は、価値有る薬学的活性化合物、より詳細には3−ヒドロ
キシ−3−メチルグルタリル補酵素Aレダクターゼの競合阻害剤であり、従って
コレステロール生合成の阻害剤であり、そしてその結果として、高コレステロー
ル血症および高リポ蛋白血症状態、アテローム性動脈硬化症、およびそれに関連
した状態の予防もしくは治療で使用される。
上記メバロン酸類似物の例は、例えば認可された南アフリカ特許番号8g158
52および8910645、並びに池の国におけるそれらの同等特許、例えば米
国特許出願番号07/230038および07/302389の明細書中に記述
されている。
本発明の方法は良好な立体特異性を示す、即ちこの生成物は、以下の式Ib中に
示すβ−メチルトリーO−アセチルー2−デオキシグルコシドに対して、以下の
式Iaに示すα−メチルトリーO−アセチルー2−デオキシグルコシドを高い比
率で含んでおり、その比率は典型的に10:1もしくはそれ以上に及ぶ。式1a
を有する化合物は、公知方法を適用するか或は適合させることによって、例えば
クロマトグラフィーによって分離され得るか、或は特にこの生成物がIaを少な
くとも90%含んでいる場合、そのまま使用され得る。
このα−メチルトリーO−アセチルー2−デオキシグルコシドアノマーが好適な
生成物である、と言うのは、薬剤製造において現在のところこれが、β−メチル
トリー0−アセチル−2−デオキシグルコシドアノマーよりも大きな利用度を有
しているからである。
公知方法を適用するか或は適合させることによって、式Iaの化合物を加水分解
することにより、以下の式III中に示すα−メチル−2−デオキシグルコシド
を生じさせることが可能であり、これをその後、公知方法を適用するか或は適合
させることで精密に上記メバロン酸類似物を製造することができる。
公知方法を適用するか或は適合させることによって、式IIの化合物を製造する
ことができる。
この明細書で用いる言葉「公知方法」は、今までに用いられたか或は文献中で知
られている方法を意味している。
以下に示す実施例は本発明を説明するものである。
実施例中、「%触媒」は、初期反応混合物中の式IIを有する化合物に対する触
媒のモル率を表し、rTPHBJは臭化水素酸トリフェニルホスフィンを表し、
raq、HBrJは48重重量型量%の臭化水素酸を表し、「DCM」はジクロ
ロメタンを表し、rMeCNJはアセトニトリルを表し、rDMEJは1.2−
ジメトキシエタンを表し、「%収率」は式IIを有する出発材料を基準にした式
Iを有する化合物のパーセント収率を表し、そして「α:β」は、生成物中のア
ノマー類の比率を表す(デステロクロロホルム中の粗生成物が示す核磁気共鳴ス
ペクトルを検査することで測定)。
実施例1から10
番号 %触媒 触媒 溶媒 %収率 α:β1 5 TPHB DCM 75
2:12 5 TPHB MeCN 86 4:13 10 TPHB MeC
N 81 8:14 20 TPHB MeCN 81 9:15 50 TP
HB 1lecN 82 10:16 20 丁PHB DME 81 10:
17 20 aq、HBr DME 53 5:18 5 aq、FIBr D
ME 38 2:19 5 aq、HBr MeCN 64 4:110 20
HBr DilE 零 3:1実施例1から10において、窒素下室温で、該
溶媒中のトリー〇−アセチルーD−グルカール(4ミリモル)とメタノール(6
ミリモル)から成る10重重量型量%溶液に該触媒を加えた後、室温で一晩撹拌
した。
次に、この溶液を濃縮した後、この生成物を、シリカゲル使用クロマトグラフィ
ーにかけ、酢酸エチルとシクロヘキサンから成る混合物(1・3体積/体積)で
溶離させることにより、表中に示す比率の、α−メチル トリーO−アセチルー
2−デオキシグルコシドとβ−メチル トリー0−アセチル−2−デオキシグル
コシドの混合物が得られた。
*実施例10における生成物は複雑な混合物であった。
実施例11
%触媒 触媒 溶媒 %収率 α・β
20 HBr MeCN 93 5:16ミリモルのメタノール中25重量/重
量%の臭化水素溶液を、窒素下室温で、アセトニトリル中10重量/重量%のト
リー〇−アセチルーD−グルカール(4ミリモル)溶液に加えた後、室温で一晩
撹拌した。
次に、この溶液を濃縮した後、この残渣を水とジクロロメタンの間で分割した。
この有機層を飽和重炭酸ナトリウム水溶液に続いて水で洗浄し、硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した後、真空中で濃縮することにより、α−メチル トリーO−アセ
チルー2−デオキシグルコシドとβ−メチルトリー〇−アセチルー2−デオキシ
グルコシドの混合物が5=1の比率で得られた。
要 約 書
本発明は、臭化水素またはそれらの給源存在下、トリー〇−アセチルーD−グル
カールとメタノールとを反応させることによる、メチルトリーO−アセチルー2
−デオキシグルコシドの製造方法を提供するものである。α−メチルトリーO−
アセチルー2−デオキシグルコシドは、薬学的に有益なメバロン酸誘導体の製造
における中間体として特に有効である。
補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成4年12月18
日
Claims (11)
- 1.臭化水素もしくはそれらの給源を含む触媒存在下、式▲数式、化学式、表等 があります▼IIを有する化合物とメタノールとを反応させることを含む、式▲ 数式、化学式、表等があります▼I を有するメチルトリ−O−アセチル−2−デオキシグルコシドの製造方法。
- 2.該メチルトリ−O−アセチル−2−デオキシグルコシド生成物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼Iaを有するα−メチルトリ−O−アセチル −2−デオキシグルコシドを少なくとも90%含んでいる請求の範囲1記載の方 法。
- 3.該反応を、溶媒としてのクロロホルム、ジクロロメタン、トルエン、酢酸エ チル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、N−メチルピロリドン 、アセトン、テトラヒドロフランまたはt−ブチルメチルエーテル中で行う請求 の範囲1または2記載の方法。
- 4.該反応を、溶媒としてのアセトニトリルまたは1,2−ジメトキシエタン中 で行う請求の範囲1または2記載の方法。
- 5.該反応を、触媒としての臭化水素酸または臭化水素酸トリフェニルホスフィ ン存在下で行う前項いずれか1項記載の方法。
- 6.式IIを有する出発材料に対する触媒のモル率が少なくとも10%である前 項いずれか1項記載の方法。
- 7.該モル率が20%から50%である請求の範囲6記載の方法。
- 8.該反応を不活性雰囲気下室温もしくは室温近くで行う前項いずれか1項記載 の方法。
- 9.式 ▲数式、化学式、表等があります▼Iaを有する化合物の加水分解を含む、式 ▲数式、化学式、表等があります▼IIIを有するα−メチル2−デオキシグル コシドの製造方法。
- 10.メバロン酸類似物の製造における請求の範囲9中に示した式Iaを有する 化合物の使用。
- 11.メバロン酸類似物の製造における請求の範囲9中に示した式IIIを有す る化合物の使用。
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GB909013699A GB9013699D0 (en) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | New process |
GB9013699.5 | 1990-06-20 | ||
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