JPH05507538A - 二シリンダ型濃厚物質ポンプ用材料供給容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ニジリンダ型濃厚物質ポンプ用材料供給容器本発明は、特に上方へ向いた材料供 給口と、端壁に設けられかつ搬送シリンダに通じるポンプ側の２個の開口と、端 壁と反対側の背壁に設けられかつ搬送管に通じる出口側の開口と、容器内部に設 けられた揺動管とを具備し、この揺動管がポンプ側の開口の前へ交互に揺動可能 であり、この開口を搬送管に接続し、搬送圧力の作用を受けてポンプ側の開口に 対して押圧可能であり、そして自動調整するポンプ側のシール兼閉鎖リンダを持 っている、濃厚物質を圧送するためのニジリンダ盟ポンプのための材料供給容器 に関する。

Ｓ字形管または台形スライダとして形成された管切換器を備えたこの種の公知の 材料供給容器の場合には、１本の搬送管にしか搬送物質を供給することができな い。背切換器範囲において材料の方向を変える必要がある。この方向変換は特に 台形スライダの場合に、流量が少ない範囲において材料に堆積を生じ、それによ って管切換器が徐々に塞がる。更に、この公知の管切換器の場合には、摩耗時に 自動調整するシール兼閉鎖板がポンプ側に設けられているが、出口側には設けら れていない。台形スライダの場合には更に、人工腎臓形のシールが出口側に設け られている。このシールの複雑な形状は、製作技術的な観点からもシール技術的 な観点からも不利である。

そこで、本発明の根底をなす課題は、管切換器を簡単にシールすることができ、 かつ一つまたは二つの搬送管を通常のごとく搬送のために使用することができる 、冒頭に述べた種類の材料供給容器を開発することである。

この課題を解決するために本発明では、ポンプ側の各々一つの開口に対して直径 方向に向き合う出口側の二つの開口が背壁に設けられ、真っ直ぐな通過管として 形成された揺動管が、出口側の両開口の前へ交互に揺動可能であり、それによっ てそれぞれ直径方向に対向するポンプ側の開口との連通を行い、搬送圧力の作用 を受けて出口側の開口に対して押圧可能であり、自動調整する出口側のシール兼 閉鎖リングを持っていることが提案される。出口側の開口は分離された二つの圧 送管に選択的に通じていてもよく、また分岐管を経て共通の１本の搬送管に通じ ていてもよい。

本発明の好ましい実施形では、揺動管がその出口側の端部に、反対側へ半径方向 に突出する２枚の被覆板を持ち、この被覆板がそれぞれ容器内部の方へ開放した 出口側の開口を逆流しないよう閉鎖する。それにより、出口管の一方が常に開放 され、他方の出口管が材料供給容器に対して閉鎖される。その際、開放した出口 側を完全にシールする必要は必ずしもない。往々にして逆流阻止手段で充分であ る。なぜなら、出口管から場合よっては逆流する材料が材料供給容器に逆流し、 次の機械に再び前方へ搬送されるからである。

ポンプ側と出口側に設けられた揺動管のシール兼閉鎖リングが同一に形成されて いると有利である。同様に、材料供給容器のポンプ側と出口側の開口は同一に形 成された眼鏡状の閉鎖板を備えていてもよい。この手段により、両方向で自動的 な摩耗補償が達成される。

更に、全長にわたって一定の管横断面積を有する直線的な揺動管は、硬化する堆 積物が形成される死空間を育していない。

次に、図に略示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

図１は揺動管を備えたニジリンダ型濃厚ポンプの材料供給容器の平面図、 図２ａと図２ｂは揺動管の二つの揺動位置を示す側面図である。

図１に示した材料供給容器１０は、端壁１２、背壁１４、二つの側壁１６および 容器底１８によって画成され、材料供給口２９を通って上側から濃厚液状の搬送 物質が供給される。端壁１２にはポンプ側の開口２２が設けられている。この開 口は容器内面に、眼鏡状の閉鎖板２４を備えている。この開口にはニジリンダ型 濃厚物質ポンプの両搬送シリンダ２６が接続されている。背壁１４には出口側の 開口２８が設けられている。この開口は容器内側に眼鏡状の閉鎖板３０を備え、 開口の外側には吐出管３２が接続されている。吐出管には、図示していない分離 された２本の搬送管または分岐管を介して共通の１本の搬送管を接続可能である 。

材料供給容器内には、直線的な通過管として形成された揺動管３４が設けられて いる。この揺動管は揺動軸３６と二つのプランジャシリンダ３８を介してその両 端が一方および他方のポンプ側および出口側の開口対の前で交互に揺動可能であ る。その際、揺動管３４を介して所属の吐出管３２に接続された搬送シリンダは 、抑圧行程時にその中にある搬送物質を圧送するよう作動し、材料供給容器１０ の内部に開放した搬送シリンダ２６は吸込み行程時に搬送物質を吸込みよう作動 する。揺動管３４は出口側の端部に、半径方向に突出する二枚の被覆板４０を備 えている。この被覆板は、所属の吐出管から材料供給容器への搬送物質の逆流を 防ぐために、材料供給容器の方へ開放する出口側の開口２８を即時に閉鎖する。

更に、揺動管はその両端に、同じように調整可能なシール兼閉鎖リング４２を備 えている。このシール兼閉鎖リングは搬送圧力の作用を受けて眼鏡板２４．３２ 内の当該の開口に対して封隙的に押圧可能である。

要約すると、本発明は、揺動管３４として形成された管切換器を有するニジリン ダ型濃厚物質ポンプ用の材料供給容器に関する。材料供給容器１０の端壁１２に は、搬送シリンダ２６に通じるポンプ側の二つの開口２２が設けられ、反対側の 背壁１４には、それぞれ一つの吐出管３２と搬送管に通じる出口側の二つの開口 ２８が設けられている。真っ直ぐな通過管として形成された揺動管３４はポンプ 側と出口側の両開口２２゜２８の前へ交互に揺動し、この開口を対をなして相互 に接続する。揺動管はその両端に、それぞれ一つのシール兼閉鎖リング４２を備 えている。このシール兼閉鎖リングは搬送圧力の作用を受けて隣の開口に対して 押圧可能であり、自動的に調整可能である。更に、揺動管はその出口側の端部に 、二つの被覆板４ｏを備えている。この被覆板は反対側へ半径方向に突出し、そ の都度容器内部の方へ開放する出口側の開口２８を逆流しないように閉鎖する。

要　約　書 本発明は、揺動管（３４）として形成された背切換器を有するニジリンダ型濃厚 物質ポンプ用材料供給容器に関する。材料供給容器（１０）の端壁（１２）には 、搬送シリンダ（２６）に通じるポンプ側の二つの開口（２２）が設けられてい る。一方、反対側の背壁（１４）には、それぞれ１本の管（３２）と搬送管に通 じる二つの開口（２８）が設けられている。真っ直ぐな通過管として形成された 揺動管（３４）は、ポンプ側と出口側の両開口（２２，２８）の前へ交互に揺動 し、対をなすようにこの開口を相互に接続する。揺動管はその両端部に、各々一 つのシール兼閉鎖リング（４２）を備えている。このシール兼閉鎖リングは搬送 圧力の作用を受けて隣の開口に対して押圧可能であり、自動的に調整可能である 。更に、揺動管はその出０　（ａｌｌの端部に、反対側へ半径方向に突出する被 覆板（４０）を備えている。この被覆板はそれぞれ容器内部の方へ開放した出口 側の開口（２８）を逆流しないように閉鎖する。

１、国際出願番号 ＰＣＴ／ＥＰ９１１０１１６１ 、発明の名称 ニジリンダ型濃厚物質ポンプ用材料供給容器３、特許出願人 住所　ドイツ連邦共和国　デー・７４４７　アイヒタール　２マツクス・アイト ・シュトラー−ｔ！　２−３８名称　プッツマイスター・ヴエルク　マシーネン ファブリーク　ゲゼルシャフト　ミツト　ベシュレンクテル　ハフラング国　籍 　ドイツ連邦共和国 ４、代理人 住所　東京都新宿区四谷４丁目２５番５号５、補正書の提出年月日 １９９２年　７月１４日 ６、添付書類の目録 請　求　の　範　囲 ｌ、特に上方へ向いた材料供給口（２０）と、端壁（１２）に設けられかつ搬送 シリンダ（２６）に通じるポンプ側の２個の開口（２２）と、端壁（１２）と反 対側の背壁（１４）に設けられかつ搬送管（３２）に通じる出口側の２個の開口 （２８）と、容器内部に設けられた真っ直ぐな通過管（３４）とを具備し、この 通過管が対をなして直径方向に対向するポンプ側と出口側の開口（２４，２８） の前へ交互に移動して接続することが可能である、濃厚物質を圧送するためのニ ジリンダ型ポンプのための材料供給容器において、通過管（３４）が両開口対の 間を交互に揺動可能な揺動管として形成され、この揺動管がポンプ側と出口側に 、搬送圧力の作用を受けてポンプ側または出口側の開口（２４，２８）に対して 押圧可能で、自動調整するシール兼閉鎖リング（４２）を備え、ポンプ側と出口 側に設けられた、揺動管（３４）のシール兼閉鎖リング（４２）が、同一に形成 され、ポンプ側の開口（２２）と出口側の開口（２８）が、同一に形成された眼 鏡状の閉鎖板（２４，３０）を備え、揺動管（３４）がその出口側の端部に、半 径方向に突出する２枚の被覆板を持ち、この被覆板がそれぞれ容器内部の方へ開 放した出口側の開口（２８）を、逆流を阻止または逆流を防止するよう閉鎖し、 出口側の開口（２８）が分離された２本の搬送管（３２）に通じていることを特 徴とする材料供給容器。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．特に上方へ向いた材料供給口と、端壁に設けられかつ搬送シリンダに通じる ポンプ側の２個の開口と、端壁と反対側の背壁に設けられかつ搬送管に通じる出 口側の開口と、容器内部に設けられた揺動管とを具備し、この揺動管がポンプ側 の開口の前へ交互に揺動可能であり、この開口を搬送管に接続し、搬送圧力の作 用を受けてポンプ側の開口に対して押圧可能であり、そして自動調整するポンプ 側のシール兼閉鎖リングを持っている、濃厚物質を圧送するための二シリンダ型 ポンプのための材料供給容器において、ポンプ側の各々一つの開口（２２）に対 して直径方向に向き合う出口側の二つの開口（２８）が背壁（１４）に設けられ 、真っ直ぐな通過管として形成された揺動管（３４）が、出口側の両開口（２８ ）の前へ交互に揺動可能であり、それによってそれぞれ直径方向に対向するポン プ側の開口（２２）との連通を行い、搬送圧力の作用を受けて出口側の開口（２ ８）に対して抑圧可能であり、自動調整する出口側のシール兼閉鎖リング（４２ ）を持っていることを特徴とする材料供給容器。
2. ２．揺動管（３４）がその出口側の端部に、半径方向に突出する２枚の被覆板４ ０を備え、この被覆板がそれぞれ容器内部の方へ開放した出口側の開口（２８） を逆流を阻止または防止するよう閉鎖することを特徴とする請求の範囲第１項の 材料供給容器。
3. ３．ポンプ側と出口側に設けられた、揺動管（３４）のシール兼閉鎖リング（４ ２）が同一に形成されていることを特徴とする請求の範囲第１項または第２項の 材料供給容器。
4. ４．ポンプ側の開口（２２）と出口側の閉口（２８）が、同一に形成された眼鏡 状の閉鎖板（２４，３０）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項から 第３項までのいずれか一つの材料供給容器。
5. ５．揺動管（３４）がその全長にわたって一定の管横断面積を有することを特徴 とする請求の範囲第１項から第４項までのいずれか一つの材料供給容器。
6. ６．出口側の開口が分離された２木の搬送管に通じていることを特徴とする請求 の範囲第１項から第５項までのいずれか一つの材料供給容器。
7. ７．出口側の開口（２８）が分岐管を介して共通の１本の搬送管に通じているこ とを特徴とする請求の範囲第１項から第５項までのいずれか一つの材料供給容器 。