JPH05507409A - ヒト免疫不全ウイルスのgagタンパク質前駆体に対するモノクローナル抗体 - Google Patents

ヒト免疫不全ウイルスのgagタンパク質前駆体に対するモノクローナル抗体

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JPH05507409A JP91509722A JP50972291A JPH05507409A JP H05507409 A JPH05507409 A JP H05507409A JP 91509722 A JP91509722 A JP 91509722A JP 50972291 A JP50972291 A JP 50972291A JP H05507409 A JPH05507409 A JP H05507409A
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サルビ,エドアルド・ジヤコモ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒト免疫不全ウィルスのgagタンパク質前駆体に対するモノクローナル抗体 ヒト免疫不全ウィルス(HIV)は後天性免疫欠損症候群(AIDS)の病原性 因子である。HIVはレトロウィルスのレンチウィルスの亜科の1メンバーであ りそしてヒトCD4+T−リンパ球、マクロファージ、および多分性の細胞型を 感染する[参照、A、S、コアウシ(Faucj):「ヒト免疫不全ウィルス: 感染性および病原性のメカニズム(The him jmmunodeficj ency virs:Infectivity and mechanisms  of path。
genes i s)J、サイエンス(Sc i ence)239 : 61 7−622.1988oD、D、 ホウ(Ho) 、R,J、ボメランズク(P omerantzk)およびi C,カブラン(Kaplan)+「ヒト免疫不 全ウィルスにより感染の病原性(Pathogenes is of 1nfe ction with human immun。
defjciency)J、ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディ シン(N、Engl、J、Med、)317:278−286゜1987]。こ のウィルスのゲノムは、他のレトロウィルスど同様に、ga、g、polおよび env遺伝子を含有し、これらの遺伝子は、それぞれ、ウィルスのコアタンパク 質、逆転写酵素を包含するウィルスの酵素およびウィルスのエンベロープタンパ ク質をコードする。このウィルスは、また、少なくとも5つの追加の遺伝子を含 有し、これらのうちの3つは調節機能を有し、そしてこれらの遺伝子の発現はウ ィルスが発揮する病原性メカニズムに対する衝撃をほとんど確実に有する。
抗HIV治療のための薬物を発見するためのい(つかのアプローチを最後の数年 において用いた[参照、J、 S、オックスフォード(Oxfo rd) 、A 、R,M、コーテス(Coates) 、D、Y、シア(Sia)、K、プラウ :/ (Brown)およびS、アサド(Asad):「ヒト免疫不全ウィルス (HIV)の抗ウイルス阻害因子のための潜在的標的部位(Potential  target 5ites f。
r antiviral 1nhtbitors of humanfmmun odefictency virus(HIV)J、ジャーナル・オブ・アンチ マイクロバイアル・ケモセラビイ−(J、Antimicrob、Chemot her、)J 23Supp1.A、 、9−27.1989]。
抗HIV薬物のための潜在的標的は本質的にウィルスの機能、例えば、細胞の中 へのウィルスの侵入、酵素の活性および細胞の活性化および増殖である。これら の機能はウィルスの遺伝子の発現により調節される。
gag、p’olおよびenv遺伝子の場合において、それらはタンパク質分解 プロセシングおよび他の修飾により翻訳後に修飾される前駆体ポリペプチドをコ ードする。プロテアーゼ、逆転写酵素およびエンドヌクレアーゼを包含するpo l遺伝子のポリペプチド前駆体から誘導された酵素活性は、阻害因子のための興 味ある標的と考えられる。プロテアーゼはgag遺伝子の前駆体産生物、p55 タンパク質をウィルスのコアの4つの構造タンパク質に切断し、その中にp24 、主要な内部のコア能力およびp17が存在する。これらの2つのタンパク質は p55タンパク質の連続的アミノ酸配列の分割から誘導される。同一プロテアー ゼは、また、gag−pol前駆体を切断してプロテアーゼそれ自体(自己分解 的活性化)、逆転写酵素およびエンドヌクレアーゼを生ずる[参照、W、 G、  oベイ(Robey) 、B、サファイ(safai)、S、オロスズラン( Oros z I an) 、L、 O,アーサー(Arthur)、M、A、 ゴング(Gonda) 、R,C,バo(Pallo)およびP、J、フィシン ガー(Fjschinger): rzイズ患者からの血清を使用するHTLV −I I Iのエンベロープおよびコアの構造遺伝子産生物の特性決定(Cha racterization ofenvelope and core 5t ruction gene products of HTLV−III wi th serafrom AIDS patients)J、サイエンス(Sc ience)、228:593−595.1985゜■、カトウ、T、ヤスナガ 、Y、イカワおよびY、ヨシナカ:「アスバルチルブロティナーゼ阻害因子によ るレトロウィルスのプロテアーゼ活性の阻害(Inhibition of r etroviral proteinase activity by an  asparty+ proteinase 1hibitor)J、ネイチャー  (Nature)329:654−656.1987゜C,デボラフ(Deb ouck) 、J、G、 ゴルニアク(Go rn i ak) 、J、E、ス トリックラー(Strickler)、T、D、ミータ(Me e k) 、B 、 Vv’、メトカーフ(Metcalf)およびM、oラセンバーブ(Ros enberg): r大腸菌中で発現されたヒト免疫不全ウィルスのプロテアー ゼはgag前駆体の自己プロセシングおよび特異的突然変異を示す(Human  immunodeficiency virus protease exp ressed in Escherichta coli exhibts a utoprocessing and 5pecific maturatio n of the gag precursor)J、プロシーディンゲス・オ ブ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシズ(Proc、Natl、Ac ad、Sci、)USA、84:8903−8906、1987コ 。
患者におけるHIV−1の存在またはそれへの暴露の検出は、最も最近の数年間 の科学的研究および商業的応用の主要な目標の1つであった。
HIV−1の検出のアッセイは、一般に、免疫学的反応に基づき、そして不活性 化された全ウィルスを抗原試薬として使用して適当な抗体を発生させる。ウィル スの複製に必須なHIV−1タンパク質に対する抗体、ならびにHIV−1抗原 の初期の検出およびHIV−1で感染した患者における抗ウイルス治療の管理の 両者におけるそれらの使用は、また、最近の特許および科学的文献に記載されて いる。と(に、HIV−1のgp41に対するマウスのモノクローナル抗体は欧 州特許出願(EP−A)公開第335134号に記載されている。HIV−1の p24に対して特異的反応性をもつマウスのモノクローナル抗体は、欧州特許出 願(EP−A)公開第345461号に記載されている。gp48に対して特異 的なモノクローナル抗体およびポリクローナル抗体は、国際特許出願公開第W0 90100617号に記載されている。
HIV−1で慢性的に感染したT−リンパ球の細胞リゼイトのウェスタンプロッ ト分析により、p24およびp17と反応性のモノクローナル抗体を使用してp 55、p24およびp17の存在を検出することは、T、D、ミータ(Meek )ら:「感染したT−リンパ球の中のI(IV−Aタンパク質の合成ペプチド類 似体による阻害(IhibitionofHIV−Aタンパク質 in 1nf ected T−1ymphocyte by 5ynthetic pept icle ana]、ogues)J、ネイチャー (Nature) 、34 3.9O−92(1990)。
組み換え融合ウィルスのコア能力および関係する抗体の産生は欧州特許出願(E P−A)公開第305777号に開示されている。
本発明は、gag遺伝子の前駆体産生物、すなわち、タンパク質p55、に対す るモノクローナル抗体、またはp24およびp17ポリベブチドを発生するH  r V−1プロテアーゼによりp55切断部位([p24/p17HIV−1プ ロテア一ゼ切断部位」)を含有するその一部分を提供する。本発明のモノクロー ナル抗体は、例えば、HIV−1に暴露されかつエイズを発生していない患者ま たは治療学的処理を行っていない患者において、ウィルス活性のマーカーとして プロテアーゼ活性をモニターする目的で、p24および他の小さいポリペプチド の両者のgag前駆体を含有する生物学的流体および/または組織の中のその存 在を検出するために有用である。用語「生物学的流体および/または組織ゴは、 哺乳動物の全血、血漿のほかに、リンパ球R細胞の培養物または真核生物、ある いはまた、原核生物の宿主におけるgag遺伝子の発現から誘導された細胞また はバクテリアの抽出物ならびにp24およびp17ポリベブチドを発生するHI V−1プロテアーゼによるp55切断部位を含有するp55の同一のアミノ酸配 列を含有する自然または合成のポリペプチドまたはその断片を含有する任意の混 合物または溶液を包含する。
したがって、本発明の抗体の主な使用の1つは、HIV−1に暴露された人々の 血清および他の体液および/または組織の酵素イムノアッセイにおいてである。
この抗体の他の使用は、p24およびp17ポリペプチドを発生するHIV−1 プロテアーゼによるp55切断部位を含有する自然または合成ペプチドの分離お よび/または精製である。これにより、ウィルスの複製メカニズムの研究のため およびHIV−1プロテアーゼに対して前駆体タンパク質と競争しそして潜在的 予防および/または治療学的因子を発現する物質を生産および分離するために望 ましい量で、前駆体タンパク質を得ることができる。
このような使用に従い、抗体を不活性な支持体に結合させてこの分野において知 られている方法により親和性マトリックスを形成することができる[参照、例え ば、J、W、 ボウディング(Goding):モノクローナル抗体および原理 および実施(Monoclonal Antibodies Pr1ncipl es and Practice)、アカデミツク・プレス(Academjc  Press)、=ユーヨーり、1983.188−207]。
本発明の抗生物質の実際の使用についてのいくつかの特定の実施例は、また、欧 州特許出願(E P−A)公開第345461号および欧州特許出願(EP−A )公開第335134号のように引き出すことができる。
本発明の抗体の特別の特性はp24およびp17ポリペプチドを発生するHIV −1プロテアーゼのp55切断部位からなるp55タンパク質のエピトープとの 特異的反応性であるので、この抗体は既知および未知の両者の物質を流体、組織 および培養した細胞におけるHIV−1プロテアーゼ阻害活性についてスクリー ニングするイムノアッセイ試験を案出するためにとくに適当である。事実、この ような活性の検出に現在使用されている試験は、通常、gag前駆体の切断から 生ずるウィルスのポリペプチドに対して主として向けられたポリクローナル抗体 またはモノクローナル抗体に頼る。前記抗体はgagFJ駆体と切断されたポリ ペプチドの産生物(p18またはp24)との間を区別することができず、した がって普通にウェスタンプロット分析において主要な抗体として使用される[参 照、T、 D、ミータ(Meek)ら、ネイチャー (Nature) 、34 3.90−92.1990およびマククエイド(McQuade)ら:抗ウィル スをもつ合成HIV−1プロテアーゼ阻害因子はHIV様粒子の成熟を阻止する (A 5ynthetic HIV−1protease 1nhibitor  with antiviral activity arrests HIV −1fkeparticle maturation)J、サイエンス(Sci ence) 、 247、454−456、1990コ 。
簡単に述べると、既知の方法に従うと、流体、組織または細胞リゼイトの中に含 有されるタンパク質をポリアクリルアミドゲルの電気泳動(PAGE)により分 離し、次いでニトロセルロースのフィルター上にブロッティングする。引き続い て、主要な抗体により認識されるHIVタンパク質を共有結合的に標識した第2 抗体とインキュベーションすることによって可視化する。
結局、未処理試料の中の前駆体および産生物の間の比をプロテアーゼ反応の阻害 因子で処理した試料における同一の比と比較することができ、したがって処理し た試料の内側のこのような阻害因子の効能についての情報を得ることができる。
前駆体のみを認識しそしてプロテアーゼ切断産生物を認識しない抗体の入手可能 性は、タンパク質分離工程のためのPAGEを回避する。1つの例はサンドイッ チ−ELISA型アッセイの使用である。したがって、このような抗体を固体の 支持体、例えば、マイクロタイターウェル上に固定化し、そしてこれらのウェル にプロテアーゼ基質を含有するHIv感染した細胞からの流体、組織または細胞 リゼイトを添加することができる。結局、gag前駆体(その断片またはI)2 4/p17切断部位領域の同一のアミノ酸配列を含有する合成ポリペプチド:「 前駆体様ポリペプチド」)のみは結合されるが、ウィルスおよび細胞(または合 成)由来のすべての他のタンパク質は容易に洗浄除去することができる。
引き続いて、gag前駆体または前駆体様ポリペプチドの量は異なる抗体(モノ クローナルまたはポリクローナル)とインキュベーションすることによって決定 することができ、前記異なる抗体は前駆体の異なるエピトープ(そのp24また はp17部分上)を認識し、そしてマーカー酵素(例えば、セイヨウワサビペル オキシダーゼまたはアルカリ性ホスファターゼなど)で前2て標識されている。
このようなアッセイを実施するための異なる可能性の例ならびに反応条件の説明 は、次の文献に記載されている: 「酵素イムノアッセイの実施および理論(P ractice and theory of enzyme immunoa ssays)J、P、チジツセン(P、Tijssen)著、「生化学および分 子生物学における実験室の技術(Laboratory techniques  and molecu]ar biology)、R,H,バーデン(Bur den)およびP。
H,パン・ニラベンバーブ(van Knjppengerg)、エルセビーア (Elsecier)、1985゜本発明の選択的抗体は、すぐに使用できるキ ットにおいて分析アッセイの実施に必要な他の試薬および手段に関連させること ができる。
この抗体のそれ以上の使用はHIV−1プロテアーゼの潜在的阻害因子のスクリ ーニングにおいてであり、この試験において、プロテアーゼ特異的基質として。
p551Fr片を含有するHIV−gag融合タンパク質を利用し、p55断片 はp24またはp17の両者の部分からなり、そしてp24/p17HIV−1 切断部位を含み、マーカー酵素、例えば、β−ガラクトシダーゼに結合している 。この融合タンパク質は、例えば、HIV菌株LAVのウィルスのゲノムからの このようなタンパク質断片をコードするDNA断片を分離し、そしてこのような りNA断片をベクターのプラスミドpVR292の中に含有されるE、coli のβ−ガラクトシダーゼの構造遺伝子の中に挿入することによって調製できる。
β−ガラクトシダーゼ解読配列の同一のリーディングフレームの中に存在するこ のような挿入は、β−ガラクトシダーゼ酵素と融合したタンパク質としてE、c oliの中のgagタンパク質断片の発現を可能とする。
このようなイムノアッセイの1例は、次の手順において簡単に概略的に示す 1)潜在的阻害因子とHIV−1プロテアーゼおよびHIV−gag融合タンパ ク質を含有する溶液とのインキュベーション。
2)上の反応混合物と本発明の固定化したモノクローナル抗体とのインキュベー ション。これは切断しないHIV−gag融合タンパク質の抗体への選択的結合 を可能とする。
3)試験溶液を除去して、HIV−1活性から生ずる産生物(切断したHIV− gag融合タンパク質)を、固定化された抗体に結合した切断しないHIV−g ag融合タンパク質から分離すること。
4)融合タンパク質のマーカー酵素部分の反応成分、例えば、β−ガラクトシダ ーゼ特異的発色性基質、例えば、p−ニトロ−フェニル−ガラクトピラノシド( PNPG)の添加、および酵素活性の決定。この最後の工程はHIV−1プロテ アーゼにより切断されなかったHIV−gag融合タンパク質の定量を可能とし 、それゆえ潜在的阻害因子を含有しないブランク試料との比較により、HIV− 1プロテアーゼ活性の測定を与える。
このアッセイは非常に効率よく、そしてマイクロタイターウェル中で実施するこ とができるので、多数の試料の迅速なスクリーニングのためにとくに適当である 。このような目的のために、自動化は可能である。
試験試料は任意の由来であることができる。それらは、化学的合成または自然の 産生物から誘導された、既知または未知の構造の化合物であることができる。ま た、それらは精製された物質または複雑な混合、すなわち、細胞の抽出物、微生 物の発酵ブロス、合成産生物または、植物を包含する生物学的物質の抽出物であ ることができる。
このアッセイは、また、低い濃度(5〜10%)の有機溶媒、例えば、メタノー ル、アセトニトリルまたはDMSOにより比較的影響を受けなず、これは、この アッセイを阻害活性の精製をモニターするために使用するとき、と(に有用な特 徴である。
本発明は、また、選択的モノクローナル抗体を調製する方法、およびそれを使用 する分析アッセイまたは精製手順を包含する。本発明の抗体の好ましい生産方法 は、抗体を商業的量で生産するためにとくに有用である。なぜなら、この方法は 潜在的に危険である、ウィルスまたは必須のウィルスの部分またはポリペプチド を抗原として直接の使用することを含まず、むしろ1.「不活性の」p55前駆 体または、好ましくは1.2つのポリペプチドを発生するHIV−1プロテアー ゼの切断部位からなるp24またはp17のポリペプチドの一部分を含有する、 遺伝子操作した融合タンパク質の使用を包含するからである。
本発明のモノクローナル抗体は、通常ハイブリドーマ細胞系である、抗体生産細 胞系により生産することができる。ハイブリドーマは、抗体生産細胞を、ハイブ リッド細胞に長期間の組織培養安定性を付与する安定化された細胞系に融合する ことによって形成される。抗体生産細胞はp24/p17HIV−1切断部位を 含有するタンパク質p55またはその一部分に対して免疫化された動物からの牌 細胞であることができる。
免疫化された動物は、通常小さい哺乳動物、好ましくは醤書類、例えば、ラット またはマウスである。
第2の融合相手、すなわち、安定化された細胞系は、リンパ芽球様細胞系または 骨髄腫細胞系であることができ、好ましくは、第1融合相手とシンジエネイック である。この型のいくつかの細胞系は既知であり、そして公の菌株保存機関、例 えば、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシaン(the Americ an Type Cu1tureCollection)(ATCC)米国マリ イランド州ロックビレ)から公衆に対して入手可能である。前記細胞の1例は、 HAT (/1イボキサンチン、アミノプテリン、チミジン)感受性非生産体の マウス骨髄腫細胞系Sp210−Ag14である。
融合技術は、通常、C,ミルスタイン(Milstain)およびG。
ケーラー(KOh I e r) 、ネイチ+−(Nature) 、256. 495−497 (1975)に記載されており、そして「モノクローナルイ1 イブリドーマ抗体:技術および応用(Mono、clonal Hybrido ma Antibodies:Techniques andAppl 1ca tions)J、J、 G、 、R,フレル(Hurrell)編、C,R,C ,プレス・インコーホレーテッド(P r e s s Inc、)(1982 )に概観されている。
動物の免疫化に有用な抗原は不活性化した全HIV−1ウィルス、または部分的 に精製した自然p55タンパク質から構成することができるが、p 24/p  17切断部位からなるp55配列またはその断片を含有するクローニングしたタ ンパク質を使用することが好ましい。この型の組み換えタンパク質は、自然p5 5タンパク質の利用を必要とするするときのような、HIV−1感染した宿主の 物質の危険な取り扱いなしに、本発明の方法の実施に十分な量でえられるという 利点を有する。特許および科学文献は、動物を免疫化して本発明のエピトープ特 異的モノクローナル抗体をえるための抗原として有用な融合タンパク質を提供す ることができる、HIV−gag融合タンパク質を発現する方法を報告している 。参照、例えば、欧州特許出願(EP−A)公開第305777号、欧州特許出 願(EP−A)公開第345461号およびC,グエネット(Guenet)ら 、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロシー(Eur、J、Phar maco、)−モレキュラー拳ファーマコロジー・セクンaン(Molecul ar PharmacologySection)、172.443−451  (1988)。
本発明の抗体の生産にとくに過当な抗原はp55断片を含有するHIV−gag 融合タンパク質であり、p55断片はp24/p17の両者の一部分からなりそ してp24/p17HIV−1プロテア一ゼ切断部位を含み、この融合タンパク 質は適当なマーカー酵素、例えば、β−ガラクトシダーゼに融合している。前記 融合タンパク質の典型的な例は、実施例1に記載するβ−ガラクトシダーゼ(g a、l−gagllO)に融合した110アミノ酸残基を含有する)IIV−g ag融合タンパク質である。
本発明の好ましい実施態様に従い、HIV−1プロテアーゼのp24/p17切 断部位からなるp55タンパク質のエピトープと特異的反応性を示す抗体は、( i)マウスを前述の融合タンパク質で免疫化し、:(11)免疫化したマウスか ら牌細胞を回収し、そしてそれらをHAT感受性非生産体のマウス骨髄腫S p  210−Ag 14と融合し:(111)得られたハイブリッドを適当なイム ノアッセイにより融合タンパク質のp55部分に対するモノクローナル抗体の生 産について試験し;(1v)前のアッセイに対して陽性の細胞をサブクローニン グし: (V)サブクローニングした細胞をエピトープの特異性について分析し 、そしてより大きい培養のために融合タンパク質のp24/p17HIV−1プ ロテア一ゼ切断部位に対して特異的に向けられた抗体を分泌するハイブリドーマ を選抜し;(vi)この分野において通常使用されている方法に従い、特異的抗 体を分離および精製することによって生産することができる。
一般に、免疫化工種はp24またはp17の両者の部分を含有する融合タンパク 質の精製した調製物を使用することによって実施する。動物は前の注射から12 〜17日の間隔で3〜5回注射する。抗体の満足すべき力価は、通常、免疫化の 開始後60日で得られる。マウスは通常殺す前2〜5日に最後の促進を与える。
血漿および膵臓から取り出した他のリンパ球細胞をマウス骨髄腫細胞と、通常融 合促進剤、例えば、ポリエチレングリコール2500の存在下に融合する。融合 後、骨髄腫細胞はHAT培地の添加により排除し、その間ハイブリダイゼーショ ンしない牌細胞は数日で死亡する。
抗体生産ハイブリドーマは、適当なgagタンパク質酵素結合イムノアッセイ( ELI SA)により上澄み液を試験することによって決定され、ここで融合し たHIV−gag/β−ガラクトシダーゼタンパク質に対するハイブリドーマに より分泌された抗体の反応性をβ−ガラクトシダーゼ単独に対するものと比較す る。融合タンパク質に対して陽性でありかつβ−ガラクトシダーゼに対して陰性 である、ハイブリドーマ供給上澄み液をサブクローニングし、そしてそれらの上 澄み液をイムノブロッティングによりHIV−1プロテアーゼによる切断前後に 融合タンパク質に対する反応性を試験することによってエピトープの特異性につ いて分析する。切断前に融合タンパク質に対してすぐれた親和性を実証する上澄 み液を生じそしてプロテアーゼにより切断したとき同一タンパク質に結合しない クローンを、それ以上のサブクローニングおよび大量培養のために選抜する。
選択的抗体生産ハイブリドーマの選抜の方法の代表的な実施例として、2つの融 合実験において、880のクローンをスクリーニングした。
21のクローンはgal−gagllo融合タンパ融合タンパク−ガラクトシダ ーゼの両者に対して陽性であり、8つがβ−ガラクトシダーゼのみに対して、そ して7つがgal−gagllO融合タンパ融合タンパ対質て陽性であることが 発見された。ga I−gagllO融合タンパ融合タンパ対質7つのクローン をサブクローニングし、そしてエピトープ特異性についてさらに特性決定す、る ために選抜した。これらの7つのクローンの間で、4つのクローンは切断前にg a 1−gag110融合タンパ融合タンパ石質性について再確証されそして、 1つ、lG12と呼ぶ、のみは融合タンパク質に対してすぐれた親和性を実証し 、融合タンパク質の切断後に結合性を示さなかった。次いで、特異的抗体を生産 するクローンをそれ以上のサブクローニングおよび普通の技術に従い実施するこ とができる大量培養のために選抜した。例えば、マウスにおける適用によるか、 あるいは中空繊維のバイオリアクターの中の細胞培養による。
lG12抗体の分離および精製は、前記抗体を含有する溶液を親和クロマトグラ フィーのカラム、例えば、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus a ureus)プロティンA−セファローズ(Sepha、rose)カラム、前 2て結合緩衝液p8.9と平衡化した、に適用し、結合しないタンパク質を結合 緩衝液の添加により除去し、次いで結合した分画を特定の溶離緩衝液pH6で溶 離することによって実施することができる。次いで、回収された抗体をPBS  (リン酸塩緩衝液)に対して透析し、5DS−PAGE (ドデシル硫酸ナトリ ウム〜ポリアクリルアミドゲルの電気泳動)により減少する条件において均質性 について試験し、そして−206C(マイナス20℃)において貯蔵する。
精製したモノクローナル抗体lG12は、p24/p17切断部位を含有するp 55HIV−1gagタンパク質前駆体のエピトープに対して特異的反応性を示 し、さらに、ELISAアッセイによりクラス特異性について特性決定し、モし てIgG+クラスに属しそしてに型の軽鎖を有することが発見された。
還元性および非還元性条件における5DS−PAGE分析は、150゜000ダ ルトン程度の概算分子量を示す。
p24/p17切断部位をもつp24またはp17部分を含有しそしてβ−ガラ クトシダーゼに共有結合したgal−gagllO融合タンパ融合タンパ対質G 12抗体の親和性定数の概算値は、5・10’M−1次の実施例によって、本発 明をさらに説明する。これらの実施例は本発明を限定しない。次の材料、方法、 細胞系および培地を、実施例および図面に特記しない限り、使用した。使用した すべての化学物質は分析等級であった。
材料 次の材料を使用したニブロチイン−Aセファローズ(Sephar。
se)[ファーマシア(Pharmac i a)、スウェーデン国つップセラ ] :ヒツジ抗マウスIg1セイヨウワサビペルオキシダーゼ結合F(ab’) 2断片[アマ−ジャム(Ame r s h am) 、英国パツキンガムシャ イア−州インターナショナルリトルタルフロントコ、ヤギ抗マウスIg[ジャン セン・バイオヒミカ(Janssen Biochimica)、ベルギー国ベ ーセ〕、ジャンセン(Janssen)からのヒト内皮細胞上澄み液(HECS )。
細胞系および培地 融合実験に使用したHAT感受性非生産体のマウス骨髄腫S p 210−Ag 14 [M、C,シュルvン(Shu 1man) 、C,D、’フイルデ(W ilde)およびG、ケーラー(Kohler): r特異的抗体を分泌するハ イブリドーマをつくるためによりすぐれた細胞系(ABetter cell  1ine for making hybridoma secreting  5pecific antjbodies)にネイチャー(Nature)27 6.269−270.1978コを、10%の胎児仔ウシ血清(FCS、フロー ・ラボラトリーズ(Flow Laboratories)、1ミリモルのグル タミン、1.OU/mlのペニシリン、O,01mg/mlのストレプトマイシ ンを補充したダルベツコ変性イーグル培地(DMEM)中で成長させた。ハイブ リドーマ系統は、5%のFCS、5%のHECS、HAT(0,1ミリモルのハ イポキサンチン10.4μモルのアミノブレリン/16ミリモルのチミジン)、 1ミリモルのグルタミン、IOU/mlのペニシリン、0.01mg/mlのス トレプトマイシンを有するDMEM中で維持した。
実施例1: p24/p17切断部位を含有するga l−gagll。
融合タンパク質の調製および特性決定 bp631〜1258のHIV−gag DNAからのHindIll−Hin dlll断片[A、ワイン(Wa i n−Ho b s o n、 P。
ソニゴ(Son i go) 、O,クラス(Danos) 、S、:]−ル( Cole)およびM、アリシン(Alizon):細胞(Cell)40.9− 17.1985コをpUc19 [ギブコ(GIBCO)BRL1インターナシ ョナル・ディビジョン、マリイランド州ガイサーンヤーグ]の独特Hindl1 1部位の中にサブクローニングした。生ずる構成体から、bp631〜961の HIV−I DNAからのHindIII−Pstl断片に融合したT)UC1 9ポリリンカーから8bp(Ps t l−Hlnd I I I)を含有する Pstl−Pstl断片を分離し、そしてpUR292[U、ルザー(Ruth er)およヒB、ムラー−ヒル(Mu I I e r−Hi l 1) :  EMBOJ、2.171〜1794.1983]の独特Pst1部位の中に挿入 した。これはプラスミドpGA22を与え、ここでgag断片はLacZ遺伝子 の末端にインフレームで融合し、こうして融合タンパク質はエンコードされる。
このrgal−gaglIOJ融合タンパク質の構造は第1D図に描写されてい る。 このプラスミドpGA22を使用してE、coli菌株JMI09を形質 転換した。
E、coli JM109 (pGA22)を37℃において50μg/mlの アンピシリンを有するLB培地中で成長させた。OD、。。において、IPTG を1ミリモルの最終濃度に添加した。2時間後、バクテリアを収穫し、そして領  1ミリモルのPMSF、1ミリモルのベンズアミジン−HCl、0.1モルの アルギニンおよび1mg/m+のリゾチームを含有する1150体積の50ミリ モルのトリスHCLpH8,50ミリモルのNaCl、1ミリモルのEDTA  (緩衝液A)、の中に再懸濁させた。4℃において30分後、細胞を超音波処理 により崩壊し、そして25,000gで10分間遠心した。沈澱を70ミリモル の2−メルカプトエタノール(2−ME)および0.05%のトリトン−X10 0を含有する緩衝液Aの中に再懸濁させることによって2回洗浄し、そして25 ,000g出遠心した。最後に、沈澱を8モルの尿素を含有する0、1モルのト リスHCL pH7,8,0,1モルのNaCl。
1ミリモルのM g C1x、0.5ミリモルのEDTA、70ミリモルの2− ME (緩衝液B)の中に溶解した。50.000gで20分間遠心した後、上 澄み液をまず緩衝液Bで5モルの尿素に希釈し、次いで2−Mを含まない緩衝液 Bに対して広範に透析した。TPEG−セファローズ(Sepharose)の 親和クロマトグラフィーを本質的に記載されているように実施したEA、ウルマ ン(UI Imann):遺伝子(Gene)29.27−31.1984]。
各精製工程におけるga I−gaglloの回収は5DS−PAGEによりP HAST−GEL系[ファーマシア(Ph a rma c i a)コを使用 してチユブラした。
精製したgag前駆体は5DS−PAGEにより検査し、ここでそれは約130 .0OODの主要なバンドを与えた(参照、第1A図、レーンNo EX)。こ れは116.0OOD、β−ガラクトシダーゼの分子量+1.4.000D、酵 素に融合した282部分の期待される分子量、に相当する。このようなタンパク 質は事実HIVプロテアーゼにより切断されて(第1A図、レーン0115およ び30に示すように)約120.0OODaにおけるバンドを生ずる。
使用したHrVプロテアーゼは、C,グエネト(Guenet)ら、ヨーロピア ン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Eur、J、Pharmaco、) −モレキュラー・ファーマコロジー・セクション(Molecular Pha rmacologV 5ection)、172.443−451 (1988 )!=従い、l:、coliの中の合成遺伝子の発現により得られた組み換えH IV−1プロテアーゼである。
HIVプロテアーゼによる切断の前後の精製した融合タンパク質のイムノプロッ ト分析(第1B図)は、このようなタンパク質が切断の前後にE、coli β −ガラクトシダーゼ[ベーリンガー・マンヘイム(Boehringer Ma nnheim)、西ドイツ国]に対して特異的モノクローナル抗体により認識さ れることを示す。
生ずるタンパク質は、E、coli β−ガラクトシダーゼのカルボキシ末端に 融合したHIV−1gagポリタンパク質(p 55)からのA1 a”0−A la”’断片を含有する(第1D図)。このrgal−gagllOJ融合タン パク融合タンパ部質はp24/p17HIV−1プロテア一ゼ切断部位Tyr1 12 p rolHからなる[A、 ワイン(Wain−Hobson、P、ソ ニゴ(Sonigo) 、O,クラス(Danos)、S、:l−ル(Co 1  e)およびM、アリシン(AIiz。
n):細胞(Ce I 1)40.9−17.1985コが、β−ガラクトシダ ーゼ部分は容易に測定可能な酵素活性を提供する。
実施例2: gal−gagllo融合タンパ融合タンパ石質ノクローナル抗体 の生産 雌のBa1b/Cマウスは、この動物の腹膜の中に完全フロインドアジュバント の中の実施例1の融合タンパク質の0.050mg (1: 1)を−60日に 注射することによって免疫化した。不完全フロインドアジュバントの中の同一量 を動物の腹膜に−42,30、−18日に注射した。−3日に、0.05mgの 最終の促進剤を動物に静脈内に与えた。
モノクローナル抗体を得るために、0日に、免疫化したマウスの詳細胞(5X1 0’)をlXl0’のHAT感受性非生産体のマウス骨髄腫Sp210−Ag1 4細胞に融合した。融合はポリエチレングリコール1500を使用して実施し、 次いで細胞を5%のFCS、5%のHEC3SHAT、1ミリモルのグルタミン 、IOU/mlのペニシリン、0.01mg/mlのストレプトマイシンを補充 したDMEMの中の5つの異なる96ウエルのマイクロタイタープレート[コス タ−(Cost a r) 、ワ> 7L/’フイ7−センター(One Al ewife Center)、米国マサチュセッツ州ケンブリッジ〕上にプレイ ティングした。成長するハイブリッドの上澄み液を2〜3日毎に酵素結合免疫収 着アッセイ(ELISA)によりgal−gagllOタンパク質の一部分に対 するモノクローナル抗体の生産について試験した。
実施例3: 抗ga !−gag110タンパク質のモノクローナル抗体の酵素 結合免疫収着アッセイ 96ウエルのマイクロタイタープレート[ファルコンーベックマン・ディックジ ン(Falcon−Beckman Dickinson)]を交互のストリッ プで領 05m1/ウエル(0,000125mg/ウェル)のa)PBS ( リン酸塩緩衝液)、0.1モルの塩化ナトリウムpH7,3の中のga、l−g agllo融合タンパ融合タンパ石質同一緩衝液の中のβ−ガラクトシダーゼで コーティングした。4℃において一夜インキユベーションした後、プレートをP BSで洗浄し、そしてPBSの中の1%のBSA (ウシ血清アルブミン)pH 7,3と室温において1.5時間インキュベーションした。次いで、0.05m 1/ウエルの上澄み液のハイブリドーマを添加し、そして室温において2インキ ユベーシヨンした。PBS、0.005%のツイーン20で洗浄後、0.05m 1の/ウェルの抗マウスIgペルオキシダーゼ接合F(ab’)2断片を添加し た。1.5時間後、プレートを洗浄し、そして0.15m1/ウエルのオルト− フェニレンジアミン、1mg/mlの0. 1モルのクエン酸塩緩衝液pH5/ ウエル、1.75ミリモルのH2O2/ウェルとインキュベーションした。着色 した反応をH2So44.5モルで停止させた。結果をタイターチク・マルチス カン(Titertek Multiskan)分光光度計[フロー・ラボラト リーズ(Flow Laboratories)、英国スコツトランド、アービ ンコにより492Dmにおいて呼んだ。
この手順を使用して、実施例2に記載するように実施した2つの融合実験におい て得られた880のコロニーをスクリーニングした。これらのクローンのうちで 、21はga 1−gagllo融合タンパ融合タンパ石質ガラクトシダーゼの 両者に対して陽性であり、8つはβ−ガラクトシダーゼのみに対して陽性であり 、そして7はga l−gagll。
融合タンパク質のみに対して陽性であった。gal−gagllo融合タンパ融 合タンパ石質7junoクローンを、制限希釈技術およびgal−gagllO 融合タンパ融合タンパ石質性についての確証により、さらにサブクローニングす るための選抜した。4つのクローンのみが確証され、そして連続して実施例4に 従いエピトープ特異性について試験した。
実施例4: エピトープの特性決定によりモノクローナル抗体lG12を分泌す るハイブリドーマの選抜 HIV−1プロテアーゼとのインキュベージジン前後のga l −gag11 0融合タンパ融合タンパ重質泳動のウェスタンプロット分析を、第1C図に記載 する条件に従い一次抗体としてga 1−gagllo融合タンパ融合タンパ石 質性と確証された4つのクローンの上澄み液(参照、実施例3)を使用すること によって実施した。
異なるニトロセルロースのストリップ上にブロッティングしたHIV−1の全体 のウィルスタンパク質を含有するHIVタンパク質検出キットcツバパス・イム ノプロット・ストリップ上(Nvapath 1mmunoblot 5tri ps)、バイオラド(B I 0RAD) 、米国カリフォルニア州すッチモン ド〕を、第2図に記載するプロトコルに従い使用した。
ga l−gagllo融合タンパ融合タンパ石質和性を示す4つのクローンの 1つのみは、プロテアーゼとのインキュベーション後、gal−gagllO融 合タンパク質との結合を示さなかった(参照、第1C図)。この抗体を分泌する クローンを、モノクローナル抗体のそれ以上のより大きい規模の生産のために、 およびその分離および精製のために選抜した。この抗体をlG12と呼ぶ。
実施例5: lG12の規模の調製および精製a) 規模の生産 2つの方法を使用して大量のモノクローナル抗体lG12を生産した1)ブリス タンで前以て増感した1〜2X10’ハイブリドーマ細胞/マウスの注射から成 るマウス系。
注射後10〜15日に、1〜10mg/m1のの腹水の範囲内の抗体を含有する 、腹水をマウスの腹膜から回収した(1〜10m1)。
2)細胞の培養系は中空繊維のバイオリアクター[ビタファイバー(Vitaf  1ber)VLS−アミコン−アミコン−ディビジョン(Ami con−A mi con Di v i 5on) 、W、R0&Co、、米国マサチュセ ッッ州デンバース]。
この系は細胞がその中で成長するブローバス(Plo−Path)バイオリアク ター(3700cm”のカートリッジ)ならびに供給および再循環ポンプ、温度 ;ントロールインジケーター、pHコントローラーおよび空気供給を組み合わせ て有する。
5X108ハイブリドーマ細胞をカートリッジの毛管外の空間において培地供給 物(DMEM+10%のFC5+1ミリモルのグルタミン、10U/mlのペニ シリン、O,01mg/mlのストレプトマイシン)で接種し、この培地供給物 は繊維(30,000のカットオフ)の内腔通過しカリ毛管外の空間で成長する 細胞を供給する。モノクローナル抗体(150,000)は毛管外の空間の中に 濃縮し、そして毎日収穫した。この系を使用して、数グラムのモノクローナル抗 体lG12が生産された。
b) 回収 モノクローナル抗体lG12を次のプロトコルに従い流体から精製した:10m 1の流体を20m1の酢酸塩緩衝液0.06モル、pH4および0.5mlのオ タン酸[カプリル酸、メルク(Merck)AG。
西ドイツ国ダーマシュタット]と混合し、そして室温において30分間激しく震 盪した。次いで、この溶液を15℃においてベックマン(Beckman)SW 28.lo−ター中で20.000rpmで30分間遠心した。上澄み液を集め 、そしてリン酸塩緩衝液0.02モルの塩化ナトリウムpH7,3に対して一夜 透析した。透析した溶液(1m、 I )を黄色ブドウ球菌(Stapbylo coccus aureus)プロティンA−セフ70−ズ(Sepharos e)CL4B [ファーマシア(Ph a rma c i a) LKBバイ オテクノロジー(Biotechnology)、スウェーデン国つップサラ] カラム、前以て結合緩衝液、1.5モルのグリシン、3モルの塩化ナトリウムp H8,9と平衡化した、に適用した。結合しないタンパク質を5力ラム体積の結 合緩衝液で洗浄除去し、一方結合した分画を特別の溶離緩衝液(0,1モルのク エン酸pH6)で溶離した。カラムを再生緩衝液(0,1モルのクエン酸pH3 )でクリーニングした。モノクローナル抗体lG12をPBSに対して透析し、 還元性および非還元性条件において5DS−PAGEにより均質性について試験 しく参照、第3図)そして−20℃において貯蔵した。
実施例6: モノクローナル抗体lG12の特性決定モノクローナル抗体lG1 2を、クラス特異性について、酵素結合免疫収着アッセイによりBIORADの キット[マウス−タイバー・サブ−アイソタイピング・パネル(Mouse−T yper Sub−isOlyping Pane])、次のものを包含する: IgG、、IgG2a、I gG2b、r gGs、IgM、IgA、に鎖、α 鎖]を使用して試験した。この試験の結果は、モノクローナル抗体lG12がI gG。
クラスに属し、そしてその軽鎖はに型であることを示す。
分子量:モノクローナル抗体の分子量を5DS−PAGEにより還元性および非 還元性条件において評価し、そして分子量の標準と比較した(第3図)。非還元 条件における5DS−PAGE分析は、モノクローナル抗体lG12がIgG、 クラスのすべての免疫グロブリンとじて150.000の均質なバンドにより構 成されていることを示す。このバンドは2−メルカプトエタノールにより、免疫 グロブリンの重鎮および軽鎖に相当する50.000および25,0OODの2 つのバンドに還元される。
親和性、融合タンパク質についてのモノクローナル抗体lG12の親和性定数の 概算の値は、競争酵素イムノアッセイにより評価して5X10”M〜1である。
方法=50μl/ウェルの中の0.000125mgの融合タンパク質を96ウ エルのマイクロタイタープレート上で分布させ、そして4℃において一夜インキ ユベーションした。次の日にプレートをPBSp87.3で洗浄し、次いでPB S−BSA3%と室温において2時間インキュベーションした(200μI/ウ エル)。競争を抗体の滴定曲線の50%に相当するモノクローナル抗体lG12 の固定した濃度と、融合タンパク質の異なる濃度(0,1254mgm1〜0. 00012mgml)との間の溶液1:1中で実施し、そして37℃において2 時間反応させた。次いで、競争の産生物をマイクロタイターの溶離上にプレイテ ィングし、そして溶液の中の抗原と反応しないlG12の量を融合タンパク質に ついて、ペルオキシダーゼと接合したヒツジ抗マウスF(ab′)2抗血清を使 用して、モノクロ−六ル抗体のスクリーニングの間に使用される酵素イムノアッ セイのプロトコルに従い滴定した。競争曲線の50%の値は融合タンパク質につ いての抗体の親和性定数の概算値と仮定する[M、 W、ステワード(S t  ewa rd) 、 J、 スティーンスガード(Steensgaard):  r抗体の親和性(Antib。
dy Affinity)J、CRCブレス・インコーボレーテッド(Pres s、Inc、 米国フロリダ州ポカレイトン、1983)。
実施例7: HIV−1プロテアーゼ阻害活性の検出についての酵素イムノアッ セイにおけるモノクローナル抗体lG12の使用 マイクロタイターウェル[例えば、「マイクロエライザ(MICROELIS人 )」、ブレイナー(Greiner)(FRG)、から]において、推定上のH IV−1プロテアーゼ阻害因子を含有する5μmの試料を、0.25モルの2− (N−モルホリノ)エタンスルホン酸/水酸化ナトリウム緩衝液、pH6,0, 0,6%のウシ血清アルブミン、0.025%のツイーン20および、好ましく は、試験すべき生物学的試料の中に存在することがあるプロテアーゼによる非特 異的タンパク質分解的分解を防止するためのプロテアーゼのカクテル、を含有す る40μlの混合物と混合した。1例として、これは1〜5μg/mlのロイペ プチン、1〜10ミリモルのベンズアミジン、0.5〜1ミリモルのナトリウム エチレン−ジアミノテトラアセテート(EDTA)および0゜2〜1ミリモルの フェニル−メチルスルホニル−フルオライド(PMSP)を添加することによっ て達成できた。すべてのプロテアーゼ阻害因子は示した濃度においてHIV−1 プロテアーゼの活性に影響を与えないことが発見された。5μmの便利には希釈 したHIV−1プロテアーゼ、または5mlのHIV−1プロテアーゼを発現す る組み換えE。
coliからの粗製の抽出物を各ウェルに添加し、そして溶液をある時間(通常 5〜20分)の間保持して、推定上の阻害因子をH1〜′−1プロテアーゼに結 合させた。25μlの便利には希釈した実施例2のgal−gagllo融合タ ンパ融合タンパクルに添加し、そしてマイクロタイタープレートを37℃におい て40分間インキュベーションした。
インキュベーション後、各ウェルからの50μmの溶液をモノクローナル抗体l G12が前辺て固定化されている同様なマイクロタイタープレートの対応するウ ェルの中に移した。プラスチックのウェルへのモノクローナル抗体lG12のこ のような結合は、50μlの50〜100μg/mlのモノクローナル抗体の溶 液を同様なマイクロタイタープレート(すなわち、マイクロエライザ)の各ウェ ル中で室温において1時間〜−夜の間で変化する時間の間インキュベーションす ることによって達成された。モノクローナル抗体lG12と反応しないプラスチ ック上の部位のすべてをブロックするために、250μIのPBSの中のウシ血 清アルブミンの3%の溶液を各ウェルに添加し、そしてマイクロタイタープレー トを室温において1時間インキュベーションした。すべての溶液を廃棄しそして PBSで3〜4回洗浄した後、プレートは使用できる状態にありた。
HIV−1プロテアーゼ、gal−gagllo融合タンパ融合タンパクル上の 阻害因子を含有する溶液を、固定化したモノクローナル抗体lG12と室温にお いて2時間インキュベーションして、切断しない融合タンパク質のマイクロタイ ターウェルへのモノクローナル抗体lG12仲介結合を可能とした。次いで溶液 を廃棄し、そしてプレートを0.05%のツイーン20を含有するPBSで4〜 5回洗浄した。ウェルに結合したままであるβ−ガラクトシダーゼ活性の量を検 出するために、50ミリモルの塩化ナトリウム、1ミリモルの塩化マグネシウム および70ミリモルの2−メルカプト−エタノールの中の240m1の1mg/ mlのp−ニトロ−フェニル−β−D−ガラクトピラノシドを各ウェルに添加し た。マイクロタイタープレートを室温において1時間インキュベーションし、次 いで60μlの1.5モルの炭酸ナトリウムを添加してβ−ガラクトシダーゼの 反応を停止させた。次いで405nmにおける吸収を分光光度測定的にマイクロ プレートのリーダー、例えば、タイターチク・マルチスキャン(Titerte k Multiscan)型[フロー・ラボラトリーズ(Flow Labor atoriesL英国スコツトランド州オアービン]を使用して測定した。
このようなアッセイにおいて、対照試料(HI V−1プロテアーゼ阻害因子で はない)は非常に低い吸収(バックグラウンドのレベル)を示した。なぜなら、 すべてのga I−gagllo融合タンパ融合タンパクル1プロテアーゼによ り切断され、したがって固定化された抗体により結合されなかったからである。
反対に、HIV−1プロテアーゼ阻害因子が存在するとき、ga I−gagl lO融合タンパク質gal−gagllo融合タンパ融合タンパクルず、それゆ え固定化された抗体により結合され、非常に高い吸収値が生じた。
代表的な実験において、このHIV−1プロテアーゼのアッセイをペプスタチン [シグマ(S i gma) 、米国ミゾリー州セントルイス]、HIV−1プ ロテアーゼに似たアスパラギン酸プロテアーゼの既知の阻害因子、を使用してチ ェックした。バックグラウンドより上の吸収値は1〜2μg/m!程度に少ない ペプスタチンを使用して得られたが、50〜100μg/rnlの濃度において 、HIV−1プロテアーゼは完全に阻害された。
(A)HIV−1プロテアーゼによる切断前後のgal−gagllO融合タン パク質の5DS−PAGE分析。
レーン: MW St)分子量標準; N0Ex(実施例ではない))精製したgal−gag110融合タンパク質; INC,TIME (インキュベーション時間)0.15.30)HIV−1プ ロテアーゼヲ含有tルE、c o I iノ粗製抽出物と37℃において、それ ぞれ、0115および30分間インキュベーションした後のgal−gagll o融合タンパ融合タ ンパクル(調製物ではない))E、coliの粗製抽出物と37℃において30 分間インキュベーションした後のgal−ga、gllo融合タ融合タンパ クル電気泳動は、ファスト(Phast)−ゲル装置[ファーマンア(Phar macia)、スウェーデン国つツブサラ]によりホモジエネアス(Homog eneous)7.5%を使用して製造業者の指示に従い実施した。2−メルカ プトエタノールを還元剤として使用した。
クーマツシープルー(Coomassie Blue)R−25[バイオラド( BIORAD) 、米国カリフォルニア州すッチモンドコを染色のために使用し た)。
(B)−次抗体としてモノクローナル抗体の抗β−ガラクトシダーゼしプロメガ (Promega)、米国ウィスコンシン州マジジン]を使用する、(A)にお けるゲルのイムノプロット分析。
レーンは(A)における順序である。
ニトロセルロースのフィルターへのタンパク質の転移は、ファスト(Ph、as t)−ゲルの計器のマニュアルにおいて示唆されるように、ゲルを70℃に30 分間加熱することによって実施した。室温においてPBSの中の5%のBSA  (ウシ血清アルブミン)で1時間ブロッキングした後、フィルターを0.25% のBSAを含有するPBSの中の抗β−ガラクトシダーゼの11500希釈物と 一夜インキユベーションした。次いで、フィルターに結合した抗体は、ゴールド (Gold)標識したヤギ抗マウス血清[ジャンンセン(Janssen)、ベ ルギー国ベールセJとインキュベーションし、次いで銀増強(SilverEn h、abcemetn) [ジャンンセン(Janssen)コにより検出した 。
(C)−次抗体としてモノクローナル抗体lG12を使用する、(A)における ゲルのイムノプロット分析。
レーンは(A)における順序である。
タンパク質の転移およびフィルターのブロッキングは(B)におけるように実施 した。次いでフィルターを0.25%のBSAを含有するPBS中のlG12細 胞上澄み液の1=5希釈物と一夜インキユベーションした。結合した抗体の検出 は(B)におけるように実施した。
(D)gap、−gagllo融合タンパク質の記載。
第2図 エイズ患者(レーンa)またはモノクローナル抗体lG12 (レーンb)から のヒト血清を使用して、HIV−1の完全なウィルスのタンパク質のイムノプロ ット分析。
ツババス(Novapath)イムノプロットのストリップ[バイオラド(BI ORAD) 、米国カリフォルニア州すッチモンド]を、(a)125%のBS Aを含有するPBSの中のエイズ患者からのヒト血清の1 + 100希釈物ま たはCb’)0.25%のBSAを含有するPBSの中のlG12細胞の上澄み 液の1:4希釈物と、室温において1時間インキュベーションした。結合した抗 体の検出は第1B図におけるように実施した。
第3図 それは非還元性条件(レーン1.2.3)および還元性条件(レーン4.5)に おけるモノクローナル抗体lG12の5DS−PAGE分析を表す。レーン=1 )分子量標準;2)IG12腹水;3)精製したlG12;4)3)と同一:5 )1)と同一。ゲル電気泳動は、ファスト(Phast)−ゲル装置により10 〜15%の勾配のファスト(Phast)−ゲルを使用して製造業者の指示に従 い実施した。クーマツシープルー(Coomassie Blue)R−250 を染色のために使用した。
クーマツシー 抗B−Gai モノクロナール抗体ブルーの染色 イムノプロッ ト 1G12イムノプロツト 一二ュ脇、≧−2= 要約書 HIV−1プロテアーゼにより小さい構造タンパク質に切断された、p55と命 名する前駆体タンパク質に対して特異的反応性を示すモノクローナル抗体。本発 明の抗体は、p24およびp17の構造タンパク質を発生するHTV−1プロテ アーゼによる切断部位に相当する、p55タンパク質のエピトープに対して特異 的反応性を示す。特異的抗体は150.000ダルトン程度の分子量をもつI  gG、タンパク質であり、これはハイブリドーマにより生産され、そしてこのハ イブリドーマはp24/p17切断部位を含むp55断片を含有するクローニン グされた融合されたタンパク質で免疫化された動物の牌細胞と骨髄腫細胞系との 融合から誘導される。この特異的抗体は、HIV−1の暴露のモニター、p55 配列を含有する自然または合成のペプチドまたはp24/p17切断部位を含む その断片の分離および精製、およびH[’−1プロテアーゼ阻害活性についての 基質のスクリーニングに有用である。
国際調査報告 国際調査報告 EP 9100947 S^ 47486

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、p24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位を含有するエピトープに対 するその特異性により特徴づけられる、HIV−1gagタンパク質前駆体p5 5に対するモノクローナル抗体。 2、さらに、 a〕その分子量は150,000ダルトン程度である、b)それはIgG1クラ スに属しそしてk型の軽鎖を有する、c)ほぼ5×109M−1の値の親和性定 数を有する、という事実により特徴づけられる請求の範囲第1項記載のモノクロ ーナル抗体。 3、さらに、抗原としてgag−gag100融合タンパク質を使用して生産さ れたことを特徴とする、請求の範囲第1および2項記載の抗体。 4、ハイブリドーマである請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の抗体を生産 する細胞系。 5、リンパ芽球様細胞または骨髄腫細胞を、p24/p17HIV−1プロテア ーゼ切断部位を含有するHIV−1gagタンパク質前駆体p55またはその断 片に対して免疫化された動物の脾臓からの抗体生産性細胞と融合することによっ て誘導された請求の範囲第4項記載のハイブリドーマ。 6、免疫化された動物が小さい哺乳動物、好ましくはラットまたはマウスであり 、そして融合の相手がシンジェネイックである、請求の範囲第4および5項記載 のハイブリドーマ。 7、骨髄腫細胞系がHAT感受性非生産体のマウス骨髄腫細胞系Sp2/0−A g14である請求の範囲第4〜6項のいずれかに記載のハイブリドーマ。 8、免疫化剤がp55断片を含有する組み換えHIV−gag融合タンパク質で あり、それはp24およびp17の一部分からなり、そしてβ−ガラクトシダー ゼに結合したp24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位を含む、請求の範 囲第4〜7項のいずれかに記載のハイブリドーマ。 9、免疫化剤がga1−gag110融合タンパク質である請求の範囲第8項記 載のハイブリドーマ。 10、(i)マウスをp55配列を含有するHIV−gag融合タンパク質また はその断片で免疫化し、それはp24およびp17の一部分からなり、そしてβ −ガラクトシダーゼに結合したp24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位 を含み;(ii)免疫化したマウスから脾細胞を回収し、そしてそれらをHAT 感受性非生産体のマウス骨髄腫Sp2/0−Ag14と融合し;(iii)得ら れるハイブリッドを適当なイムノアッセイにより融合タンパク質のp55部分に 対するモノクローナル抗体の生産について試験し;(iv)前のアッセイに対し て陽性の細胞をサブクローニングし;(v)サブクローニングした細胞をエピト ープの特異性について分析し、そしてより大きい培養のために融合タンパク質の p24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位に対して特異的に向けられた抗 体を分泌するハイブリドーマを選抜し;(vi)この分野において通常使用され ている方法に従い、特異的抗体を分離およひ精製することからなる、請求の範囲 第1〜3項のいずれかに記載のモノクローナル抗体の製造方法。 11、免疫化剤がga1−gag110融合タンパク質である請求の範囲第10 項記載の方法。 12、HIV−1gagタンパク質前駆体p55またはp24/p17HIV− 1切断部位を含有するその断片、p55の同一のアミノ酸配列を含有する自然ま たは合成のポリペプチドまたはp24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位 を含有するその断片を検出するための酵素イムノアッセイにおいて使用するため の請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の抗体。 13、HIV−1gagタンパク質前駆体p55またはp24/p17HIV− 1切断部位を含有するその断片、p55の同一のアミノ酸配列を含有する自然ま たは合成のポリペプチドまたはp24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位 を含有するその断片の分離および精製のための請求の範囲第1〜3項のいずれか に記載の抗体の使用。 14、請求の範囲第13項記載の分離および精製のための親和性マトリックスに おける請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の抗体の使用。 15、HIV−1プロテアーゼ阻害活性のスクリーニングにおいて使用するため の請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の抗体。 16、抗体をサンドイッチELISA型アッセイにおいて使用するための請求の 範囲第15項記載の抗体。 17、HIV−1の暴露の診断およびモニターにおいて使用するための請求の範 囲第15項記載の抗体。 18、HIVプロテアーゼ阻害活性について試験すべき試料が、細胞の抽出物、 微生物の発酵プロス、植物を包含する生物学的物質の合成または自然の産生物ま たは抽出物を含有する溶液から選択される請求の範囲第1〜3項のいずれかに記 載のモノクローナル抗体の使用。 19、(a)試験すべき試料をHIV−1プロテアーゼおよびp55断片を含有 するHIV−gag融合タンパク質とインキュベーションし、それはp24およ びp17の両者の一部分からなりそして、マーカー酵素、好ましくはβ−ガラク トシダーゼに結合したp24/p17HIV−1プロテアーゼ切断部位を含み、 (b)反応混合物を請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の固定化したモノク ローナル抗体とインキュベーションし、(c)生ずる反応混合物を固定化した抗 体から分離し、(d)融合タンパク質のマーカー酵素部分の反応成分、好ましく はβ−ガラクトシダーゼ発色性基質を固定化したモノクローナル抗体に添加し、 (e)HIV−1プロテアーゼ阻害活性を、マーカー酵素の定量により、潜在的 阻害因子を含有しないプランクの試料と比較して測定する請求の範囲第18項記 載の使用。 20、HIV−gag融合タンパク質がgal−gag110融合タンパク質で ある請求の範囲第19項記載の使用。 21、請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の選択的抗体を他の試薬および分 析のアッセイの実施に必要な手段と関連してを含有する、請求の範囲第12、1 5、16、17、18、19および20項のいずれかを使用するキット。
JP91509722A 1990-06-01 1991-05-21 ヒト免疫不全ウイルスのgagタンパク質前駆体に対するモノクローナル抗体 Pending JPH05507409A (ja)

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