JPH05507407A

JPH05507407A - 硬質キャンディー物質を連続的に製造する方法および装置

Info

Publication number: JPH05507407A
Application number: JP91509069A
Authority: JP
Inventors: グーゼ，オットー; ユング，パウル―ヴェルナー; リーザー，アルフレート
Original assignee: ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
Priority date: 1990-06-22
Filing date: 1991-05-25
Publication date: 1993-10-28
Anticipated expiration: 2018-02-24
Also published as: EP0534994A1; WO1992000016A1; DE59106327D1; EP0534994B1; JP3380239B2; DE4019916A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】硬質キャンディ−物質を連続的に製造する方法および装置従来の技術本発明は、請求の範囲第１項の概念による硬質キャンディ−物質の製造法から出発する。最近、キャンディ−の場合には、糖（サッカロース）の代わりにソルビット、マルチット、リカシン、パラチニットＲ等のような糖交換物質を使用する傾向にある。しかし、この糖類似の交換物質からなるキャンディ−は、１％およびそれ以下の著しく低い残留含水量を有する場合にのみ保持可能である。この目的を達成するために、１５０〜１６５℃の範囲内の水溶液の煮沸温度が必要とされる。この溶液の煮沸に引続き溶液の水を負圧下に煮沸処理する際に、これまでの硬質キャンディ−製造装置の場合には、溶液の温度は約２５℃だけ低下する。

キャンディ−物質に添加される甘味剤は１３０〜１４０℃の温度範囲内で分解されるかまたは破壊されるので、キャンディ−物質は、差当たり後接続された冷却ドラムまたは冷却ベルト上で冷却されなければならない。このことは、糖および糖交換物質の加工の際の交換時に従来の装置に対して真空室の配達装置に引き続く混合装置を代替することを意味する。従って、糖ならびに糖交換物質を大きな転向なしに加工することができる方法および装置を得ようと努力することとなる。

実際に、ドイツ連邦共和国特許第３８２１．５０５号明細書の記載から、糖交換物質からなるキャンディ−物質の製造法は、公知であり、この場合糖交換物質の溶液は、温度を低く維持するために、既に負圧下で煮沸される。この場合には、溶液の水は大部分が既に煮沸時に除去されるので、温度は、事後の蒸発によってなお非本質的にのみ低下させることができる。

発明の利点請求の範囲第１項の特徴部を有する本発明による方法は、溶液を溶液の水の蒸発の間に添加剤の混入に適した温度に冷却し、製造過程を連続的にさらに実施することができるという利点を有する。請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項に記載の本発明による方法を実施する、同第４項に記載の特徴を有する装置は、接触熱交換によって迅速な再冷却が生じ、この再冷却が蒸発によって支持されるという利点を有する。更に、本質的な利点は、冷却装置が本質的な費用なしにスイッチの切換え可能であり、したがって装置上で大きな転向の作業なしに従来方法ならびに新規方法で糖または糖交換物質からなる溶液を加工することができることにある。

実施例の記載図面には、キャンディ−物質を製造する１つの装置が略示されており、以下には、この実施例につきキャンディ−物質を製造する方法が詳説されている。装置は、連続流型加熱装置１、これに後接続された蒸発室２、溢流弁３を介して蒸発室に接続された真空室４、溢流弁３に分路で接続された冷却装置５、真空室４の出口に配置された配達装置６および混合装置７を有する。原料の糖または糖交換物質および水から調製された溶液を差当たりポンプ１１を用いて連続流型加熱装置１の蒸発室１２中に存在する蛇管１３を通してポンプ輸送し、この場合溶液には、水の蒸発に必要とされる蒸発熱が供給され、かつ溶液は少なくとも蒸発温度に加熱される。この場合、含水量的２０％を有する、１４０〜１４６℃に加熱された糖溶液または１５５〜１６５℃に加熱された糖交換物質からなる溶液は、蛇管１３から、大気圧で支配されている蒸発室２中に流れる。この蒸発室中で水の一部は蒸発し、この場合溶液の温度は低下し；蒸気は水蒸気排出口１４を経て逃出する。糖を原料として使用する場合には、溶液は、圧力調節された溢流弁３を通じてその下に存在する真空室４中に流れる。真空ポンプ１５により真空室４中で約５０ミリバールの負圧が生成され、この場合溶液は、１％未鵬の残留含水量に蒸発され、その際に溶液は冷却される。物質は配達装置６によって真空室４がら取り出され、かつ混合装置７中に到達し、この混合装置中で、配量装置１６もしくは１７から供給された液状または粉末状の加香料および／または甘味剤が物質中に混入され、その後に物質は硬質キャラメルへの後加工のために混合装置７を去る。

キャンディ−物質の物理的性質のために１５５〜１６５℃の沸騰温度が必要とされるキャンディ−物質の原料として糖交換物質を使用する場合には、煮沸された溶液は、付加的に、その内部空間が負圧で支配されている接続可能な冷却装置中で、１１０℃の温度に冷却される。そのために、冷却装置５の真空室または冷却室２０の入口２１は、導管２２および弁２３を介して真空室４の下部と接続されており、ならびに出口２４は、導管２５、弁２６およびポンプ２７を介して真空室４の下部と接続されており、この下部中で物質は捕集される。更に、冷却装置５の冷却室２０は、導管２８を介して真空室４の上部と接続されており、したがって冷却室２０中では、真空室４の場合と同じ負圧が支配している。閉鎖された溢流弁３の場合および開放された入口弁２３の場合には、蒸発室２と冷却室２０との間の圧力勾配によって蒸発室２の下部中に浸漬された導管２２を通じてそこに捕集された加熱された溶液は吸引濾過され、冷却室２０中の分配ノズル２９を通じて冷却室の上部区間の内壁上に分配され、この内壁から溶液は、重力により内壁に接して下向きに進行する。冷却室２０の円筒状内壁に対して僅かな距離をもって包囲するスクレーバー状の分配部材３０は、冷却室２０の壁面に接して下向きに流れる溶液に循環成分を与え、したがって冷却室２０の冷却された壁面で強力な熱交換が起こる。約１４０℃の温度で冷却室２０中に供給される溶液は、本質的に熱導管によって熱を冷却装置ｆ５の冷却された壁面に放出される。更に、冷却室２０中でそこで支配する負圧の影響下に溶液の水は、１％未鵬の残留含水量になるまで蒸発する。

最後に、冷却室２０の下部で捕集される物質は、１１０℃の温度を有する。冷却室の下部から、ポンプ２７は物質を弁２６の開放の際に導管２５を通して真空室４中に運搬し、この真空室から配達装置は、物質を混合装置７に供給する。

包囲する分配部材３０は、半径方向のアーム３１により真空室２０中で中心で回転する軸３２に固定され、この軸は、モータ３３によって連続的に駆動される。

冷却室２０は、二重壁の外被３５によって包囲され、この外被は、入口３６および出口３７を介して冷媒、例えば水を貫流させる。

上記の記載から、記載されかつ簡易化された装置は、糖ならびに糖交換物質からなるキャンディ−物質を製造するために使用可能であり；１つまたは別の製造種への切り換えのために専ら二三の取扱いを実施することができることは明らかなことである。更に、その上、個々の装置は、測定値を示す圧力センサーおよび温度センサーを装備しており、かっこのセンサーは、前記方法の実施のために処理制御系および処理調整系中で電算機処理されることが指摘される。最後に、本発明の範囲内で、冷却装置を真空室と一緒に１つのユニットに纏めることも可能であり、したがって溶液が、蒸発室から直接に溢流弁を介して真空にされた真空室中に到達し、この真空室中で負圧下および強力な冷却下に蒸発し、かつ次に配達装置から混合装置に供給されることは、注目される。

要　約　書糖または糖交換物質からなる硬質キャンディ−物質を製造する方法の場合に、調製された水溶液は、連続流型加熱装置（１）中で沸騰温度に加熱され、次にこの溶液は、まず大気圧下で蒸発室（２）中で蒸発され、次に負圧下で真空室（４）中でさらに蒸発され、この場合溶液は、冷却され、かつ最後に混合装置（７）中で添加剤と混合される。糖の場合よりも高い沸騰温度を必要とする糖交換物質からなる溶液の加工のために、真空室（４）には、冷却装置（２ｏ）が対応配置されており、この冷却装置中で溶液は、負圧下に付加的に熱導管によって冷却される。溶液は、蒸発室（２）から冷却装置（２０）中に導かれ、かつそこから真空室（４）中に導かれる。冷却装置（２ｏ）中で一交換を支持するために、そこには、包囲するスクレーバー状の分配部材（３０）が配置されている。

国際調査報告［ＩＥ　９１００４３８Ｓ＾　４７５６９

Claims

【特許請求の範囲】１．糖交換物質の水溶液をまず煮沸し、次に負圧下に冷却させながら蒸発させ、かつ最後に添加剤を混合することにより、糖交換物質の水溶液からなる硬質キャンディー物質を連続的に製造する方法において、煮沸された溶液を蒸発の間に負圧下に付加的に熱導管によって冷却することを特徴とする、硬質キャンディー物質の連続的製造法。２．溶液を冷却された壁面と接触させて冷却する、請求の範囲第１項記載の方法。３．溶液を冷却壁面上で分配部材で運動したままにする、請求の範囲第２項記載の方法。４．溶液を蒸発温度になるまで加熱しかつ蒸発熱を供給する連続流型加熱装置、これに接続された蒸発室、溢流弁を介して蒸発室と接続された、負圧下にある真空室および配達装置により真空室から供給する添加剤のために混合装置を備えた、硬質キャンディー物質を製造するための請求の範囲第１項記載の方法を実施するための装置において、真空室（２０）の加熱された溶液によって被覆された壁面に冷却装置が装備されていることを特徴とする、硬質キャンディー物質を連続的に製造する装置。５．冷却された真空室（２０）の壁面に分配部材（３０）が配置されている、請求の範囲第４項記載の装置。６．冷却された真空室（２０）が蒸発室（２）と接続された真空室（４）に接続可能である、請求の範囲第４項または第５項に記載の装置。７．真空室（４）が溢流弁（３）を介して蒸発室（２）に接続され、この蒸発室の出口に配達装置（６）が配置され、冷却された真空室（２０）の内部空間が導管（２８）によって真空室（４）と接続され、冷却室（２０）の内部空間の入口が導管（２２）によって蒸発室（２）と接続され、かつ内部空間の出口がポンプ（２７）を有する導管（２５）によって真空室（４）と接続されている、請求の範囲第６項記載の装置。８．導管（２２，２５）中に遮断弁（２３，２６）が配置されている、請求の範囲第７項記載の装置。９．冷却された真空室の冷却された内壁が円筒状であり、この真空室中で包囲する、壁面を覆う分配部材（３０）が配置されている、請求の範囲第４項から第８項までのいずれか１項に記載の装置。