JPH05507253A - 多機能建設機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多機能建設機械 本発明は、土木建設及び公共工事の現場で使用される多機能機械（ｍｕｌｔｉｆ ｕｎｃｔｉｏｎ　ｍａｃｈｉｎｅ）に関する。

この種の現場で要求される種々の土工、運搬及びコンクリート打ちの作業では、 これらの種々のタイプの工事の施工を可能にするようにそれぞれ適合されている 複数の機械を使用することが必要である。

本発明の目的は、特に孤立した現場で使用するために、自蔵式ユニット（ｓｅｌ ｆ−ｃｏｎｔａｉｎｅｄ　ｕｎｉｔ）において、土工、運搬及びコンクリート打 ちに関する日常の要求事項の総てに実際的に応じることが便利にできる一式の手 段が組み合わされている多機能機械を提供することである。

この目的のために、本発明は、請求の範囲第１項に記載されている機械を提案す るものであり、それによって、ダンパーを介して輸送車両へ運ばれるべき種々の 材料を運搬するために同じ積み込み（ｌｏａｄｉｎｇ）ショベルを使用する可能 性、又は所要量のコンクリートを調製するためにコンクリートミキサーを搭載す る可能性が特に提供される。

積み込みショベルは、請求の範囲第２項によれば、土砂掘削ショベル及びグレー ダ−のような、正しい選択をした一式の可動工具へ組み込まれることが有利であ り得る。

本発明の重要な特徴によれば、コンクリートミキサーは、請求の範囲第３項に記 載の固定容器型であり、その利点は、同じ全寸法あたりの生産能力の大きな増加 を含んでいることである。

本発明の特徴及び利点は、添付図面を参照して実施例によって与えられる以下の 記載から明らかになる。

添付図面おいて、図１は、本発明の機械の側面図であり、図２は、図１の平面■ −■における機械の中央部分の略図であり、図３は、図１の矢印■−■の方向に おける立面正面図である。

図示されている選ばれた実施例では、機械は、中央部分１３のそれぞれの側に前 方部分１１及び後方部分１２を有しているフレーム１０で組み立てられている。

このフレームは、一対の前輪１４及び一対の後輪１５上に取り付けられており、 その４つの車輪のそれぞれは、例えば、図３において略図的に１６で表示されて いるように、油圧式モーター（ｈｙｄｒａｕｌｆｃｍｏｔｏｒ）を備えている。

後輪１５は、かじ取り機構（図示されていない）によってかじを取ることができ 、この機構は、図１において略図的に１８で示されている運転台内にこの目的の ために設置されているかじ取りハンドル１７によって、通常の方式で制御される ように適合されている。

機械の中央部分には、コンクリートミキサー２０が、水タンク２１の上方に垂直 の方向にあり、この水タンク２１は、その中央に、該タンク２１内の水中に浸さ れている作動液タンク２２を有している。

それ自体知られているので図面には示されていない配置によれば、機械には、単 一の内燃機関によって駆動される油圧式（ｈｙｄｒａｕ］ｉｃ）動力装置であっ て、後で再度記載される一式の制御ラム並びに駆動輪に結合しているモーター１ ６等、コンクリートミキサーと連携しているモーター及び水ポンプ駆動モーター に役立つ油圧式動力装置が設けられている。

機械の中央部にあるコンクリートミキサー２０は、半円筒状の下方部分２３を有 し、その上方に、底２６．２つの側壁２７．２８及び傾斜付き後壁２９を有する シュート形状の蓋２５を備えている角柱状上方部分２４がある固定タンクを含ん でなっている。この蓋−シュートは、軸（ｓｈａｆ　ｔ）３１に関節式に連結さ れている（ａｒｔｉｃｕｌａｔｅｄ）２つのアーム３０によって支持され、そし て一対のラム３２によって、図１において実線の輪郭で示されているコンクリー トミキサーの閉じた位置と、同図において鎖線の輪郭２５Ａで示されている持ち 上げられた投棄する位置（ｒａｉｓｅｄ　ｔｉｐｐｉｎｇｐｏｓｉｔｉｏｎ）と の間で操作されるように適合されている。

コンクリートミキサーの固定タンク２０には、その下方部分に、油圧式モーター ３５によって回転されるように適合されている軸３４を備えている内部撹拌機３ ３が設けられている。該軸３４は、一連の連結棒３７．３８．３９を介して、２ つのつる巻羽根４１．４２を支持しており、このつる巻羽根のそれぞれには、タ ンクの下方部分２３の半円筒状の壁の内面と接してスクレーバー（ｓｃｒａｐｅ ｒｓ）を形成するように適合されているエラストマー製リップ４３．４４が取り 付けられている。

反転式モーター３５は、回転の方向に依存して、２つの側壁４３及び４４の一方 又は他方に向かってコンクリート塊を押しやるように適合されており、第二の壁 ４４には、一対の油圧式ラム４６によって開閉され得るハツチ４５が設けられて いる。

図２から理解され得るように、コンクリートミキサーのタンク２０は、ラム４９ により作動されるはさみ型持ち上げ機構４８によってフレームの中央部分１３上 に取り付けられている。

ハツチ４５によって制御されるコンクリートミキサーの出口オリフィスの下端は 、静止時に、例えば（図１）１ｍの高さＨ。

にあり、そして持ち上げ機構４８により、コンクリートを投棄する高さを、例え ば２ｍのさらに高いレベルＨ，まで上げることができる。したがって、この種の 持ち上げ機構（当然に任意である）により、コンクリートを注ぐことが容易にな る。

このためにフレームの後方部分１２上に設けられている支持アーム５２によって 支持された軸５１の廻りにピボットで回転させられるダンパー５０の端が位置し ているのは、大体このレベルＨ２においてである。ダンパーは、ラム５３と支持 ５２及びダンパーのジャーナル５６にそれぞれ結合されている２つのリンク５４ ．５５のコンパス様配置とをそれぞれの側に含んでなる機構によって、実線の輪 郭で示されているダンパーの静止位置と、鎖線の輪郭で示されている持ち上げら れた投棄する位置５０Ａとの間で操作されるように適合されている。フレームの 前方部分１１は、ここでは、積み込みショベル６０、グレーダ−７０及び土砂掘 削ショベル８０を含んでなる一式の土工用工具（ｅａｒｔｈｍｏｖｉｎｇ　ｔｏ ｏｉｓ）を支持している。

積み込みショベル６０は、図１中に、持ち上げられた荷を下ろす位置が実線の輪 郭で、又下げられた積み込み位置（６０Ａ）が鎖線の輪郭で示されている。

積み込みショベルは、ラム６６及び一対のコンパス様リンク６７を含んでなるそ れぞれの側にある作動機構を備えたピボット軸６５によって、６３でフレームに 関節式に連結されている操作アーム６１の端に取り付けられている。操作アーム ６１は、フレームに対して固定されている軸６９に紬ビンで取り付けらねている ラム６８によって作動される。

この実施例においては、積み込みショベル６０は０．　５ｍ３の容量を有し、コ ンクリートタンク２０は２ｍ３の容量を有し又ダンパー５０は１ｍ”の容量を有 している。水タンクは、約１ｍ３．言い換えれば、１０００リツトルの容量を有 し、その１１５が作動液タンク２２によって占められている。

積み込みショベル６０は、その下げられた位置６０Ａにおいて、この高さで得ら れる任意の材料で滴たされるように適合されており、このショベルが上昇するこ とができ、そして、この材料を下ろすことができる高さＨ３は、この実施例では 、約２．８０ｍである。この材料は、蓋−シュート２５のための選ばれた位置に 依存して、コンクリートミキサー内又はダンパー５０内のいずれかへ下ろされる 。いずれの場合においても、材料が運転台１８の上部を越えて運搬されることが 理解され得る。

蓋−シュート２５は、積み込みショベルの容量に実質的に等しい容量、この実施 例では０．　５ｍ３を有するのが有利であり、蓋が閉じた位置では、積み込みシ ョベルは、困難もなくシュート内に荷を下ろすことができ、その後、このシュー トは投棄する位置２５Ａまで上昇させることができ、その位置からその内容物を 全てダンパー５０へ下ろし、次いで、順番に例えば後送用トラック内へ都合よく 下ろすことができる。

グレーダ−７０は、フレームの前面部分１１のいずれかの側に関節式に連結され 、そして２つのラム（図示されていない）により操作される複数の対のアーム７ １．７２によって、地面のレベル近くに支持されている。前方に向かって凹側を 有しているグレーダ−の湾曲したブレード（ｂｌａｄｅ）は、この実施例では、 幅１．９０ｍ及び高さ０．３５ｍである。それは、静止位置では、フレーム１１ と、又地面から約０．３０ｍ上の下方端と実質的に一直線に合わされている。他 方、作動位置では、その端を少なくとも５ｃｍ地面内へ押しつけて、例えば、今 記載される特に土砂掘削ショベル８０の作業の間、機械を安定化することができ る。

土砂掘削ショベルは、ラム８２により少なくとも１８０６の角度を通して移動さ れ得る垂直軸マウント８１によって支持されており、このショベルは、ラム８５ ．８６を備えた一連の２つのアーム８３．８４によって、このマウントに嵌合さ れており、一対のコンパス様リンク６７を有するこれらのラムは、例えば、約４ ０ｋｇの容量を有する土砂掘削工具を形成するパケットを作動する。ラム８８は 、関節式トランスミッションを通して第一アーム８３を作動して、例えば、４ｍ を超える高さと３ｍを超える深さとの間で、結果として生じる土砂掘削ショベル の非常に大きな運動を可能にする。この運動の間、工具は、トランスミッション における二重の関節部（ｄｏｕｂｌｅａｒｔｉｃｕｌａｔｉｏｎ）のために、全 直近（のままティることができる。

この実施例では、機械は、全長４．７０ｍ、幅１．９０ｍ及び高さ２．８０ｍで ある。この機械は、ラムのすべて、駆動輪を駆動するモーター１６、ミキサーの モーター３５及び上記していない水ポンプを駆動するモータに役立つ油圧式動力 装置を駆動するための４７．５馬力のディーゼル機関を組み込んである。

要約書 土木建設現場及び公共工事で使用される多機能建設機械。この機械は、自動推進 式フレーム上で、コンクリートミキサーを、その一方の側では、積み込みパワー ショベル（６０）、グレーダ−（７０）及び土砂掘削ショベル（８０）を備えて いる一式の工具と、そして他方の側では、ダンパー（５０）と組み合わせている 。コンクリートミキサーは、回転ミキサー（３３）を備えている固定容器型であ り、ヒンジ付き蓋（２５）が、積み込みショベルからダンパーへ内容物を移動す るための注ぎ口を形成するように適合されている。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．自動推進式フレーム（１０）上の、一方の側にあるダンパー（５０）と他方 の側にある積み込みショベル（６０）との間のコンクリートミキサー（２０）の 配置で、該コンクリートミキサーが、該ショベルの内容物を該ダンパーへ移動す るためのシュートを形成するように閉じた位置で適合されている関節式に連結さ れた蓋（２５）を取り付けてある上部積み込み開口部を有しているような配置で あることを特徴とする自蔵式、自動推進式の、土工、運搬及びコンクリート打ち 機械。 ２．積み込みショベルが、該機械の前部に設置されそして土砂掘削ショベル（８ ０）及びグレーダー（７０）を含んでいる一式の土工用工具の部分であること特 徴とする請求の範囲第１項に記載の機械。 ３．コンクリートミキサーが、半円筒形状の下方部分（２３）内で回転する撹拌 機（３３）を有し、その上に角柱形状の上方部分（２４）がある固定タンクを含 んでいることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の機械。 ４．撹拌機が、一方が固定されそして他方が出口ハッチ（４５）を備えている２ つの側壁の一方又は他方に向かってコンクリート塊を押しやるために、反転式モ ーター（３５）に結合されている軸（３４）上に２つのつる巻羽根（４１、４２ ）を備えていること特徴とする請求の範囲第３項に記載の機械。 ５．該羽根が、スクレーパーを形成するエラストマー製リップ（４３、４４）を 備えていることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の機械。 ６．機械が、単一の内燃機関によって駆動され、そして種々の装置を作動するラ ムのすべて並びに駆動輪、撹拌機及び水ポンプに結合されているモーターに役立 つ油圧式動力装置を備えていることを特徴とする前記請求の範囲の何れか１項に 記載の機械。 ７．コンクリートミキサーの下の下方部分に、水中に浸されている作動液タンク （２２）を中央に有している水タンク（２１）を備えていることを特徴とする請 求の範囲第３項乃至第６項の何れか１項に記載の機械。 ８．コンクリートミキサーが、はさみ型持ち上げ機構（４８）を介して水タンク 上に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第７項に記載の機械。 ９．蓋−シュート（２５）の容量が、積み込みショベル（６０）の容量に実質的 に等しいことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の機械。