JPH05506416A - 容器と封止体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容器と封止体 この発明は、容器の首と容器の封止体とに関するものであり、また容器とそのた めの封止体とに関するものである。

蓋（封止体）を有する容器はよく知られており、種々の方面で広く使用されてい る。例えば、それらは医薬または調合薬を収容することができる。それらは、炭 酸水若しくは非炭酸水、コーラおよびその類似物、またはワイン若しくはスピリ ッツ（例えば、ジンあるいはウィスキー）のような飲物を収容することができる 。さらに、それらは、石油、油、または毛髪用製品、洗剤、漂白剤およびその類 似物のような家庭の常備物若しくは薬品を収容することができる。この発明は、 これらの使用の全領域と、さらに他の多くの使用の領域とに適用可能である。

従来の容器は、一般に、単一ねじの蓋を有しているが、単一ねじの蓋には、種々 の不利益がある。例えば、そのような蓋は、年配者や衰弱した者にとって操作が 困難である。なぜなら、蓋を取り外したり締め付けたりするために、非常に大き なトルクが要求されたり、１回転以上回転させる必要があるからである。

もし、容器が飲物用の容器であるならば、使用者が容器を満足し得る程度に封止 することが困難である。すなわち、一方で使用者は、蓋を容器に対して不十分に 締めるかもしれない（それ故、容器と蓋と間に効果的な封止が行われない。）。

そのような場合には、飲物であればその品質を維持することができなくなってし まう。ソフト飲料や泡立たないワインであれば、新鮮さを維持することができな くなってしまうであろうし、炭酸飲料や泡立つワインやシャンペンであれば、発 泡性を失ってしまうであろうし、スピリットであれば、蒸発してしまうであろう 。他方、もし使用者が蓋を過度に締めるならば、蓋は再び緩めることが困難にな るであろう。

同様な封止の問題は、他の液体用の容器にも生じる。もし、使用者が蓋を不十分 に締めるならば、液体は蒸発してしまうかもしれず（例えば、石油）、臭いや害 のある蒸気を放出するかもしれず（例えば、油またはある種の危険な化学製品） 、または汚染されるかもしれない。さらに、もし使用者が蓋を過度に締めるなら ば、蓋は緩めることが困難になるかもしれない。

この発明の一面によれば、容器の首と封止体とのうちの一方に設けられた第１の ねじと、封止体を首に対して３６０’より小さい角度だけ回すことにより、封止 体が完全に外れた状態から完全に閉じた状態まで移動することができるように、 首と封止体との他方に設けられた相補的な第２のねじと、首と封止体とのうちの 上記一方に設けられた停止体と、首と封止体とのうちの上記他方に設けられ、封 止体を首の封止位置に保持するために停止体または停止体のうちの少なくとも１ つと係合可能な停止手段とを備え、封止体が首に螺合されるとき、停止手段が停 止体または停止体のうちの少なくとも１つと係合することなくそれを過ぎて回転 するように、停止体または各停止体、停止手段およびねじが配置され、停止体ま たは停止体のうちの少なくとも１つとの停止手段の係合が、封止状態に近付いた ときにだけ始まる容器の首と容器の封止体が得られる。

望ましくは、封止位置に近付いたときにだけ停止体または停止体のうちの少なく とも１つと停止手段とが係合を開始するよう、停止体または各停止体が第１のね じと同じ向きに切り欠かれる。

停止体または各停止体に軸方向の切り欠きを形成すれば、停止体を、切り欠きを 形成しない場合に達成できる高さより平均して高く設計することができ、しかも 封止体を首にねじ込む間に停止手段が停止体と過度に早（係合するのを牽けるこ とができる。このように、停止体の高さを高くすれば、より確実な封止動作が得 られる。

望ましくは、停止体または各停止体に形成された切欠きが第１のねじと同一また はほぼ同一のピッチを有する。

望ましくは、首が開口部を有しており、停止体または各停止体が開口部から離゛ れる第１のねじの一端側の首に配置される。

望ましくは、停止体または各停止体が、封止体が首に閉められたとき、停止手段 が係合する空間を互いの間に区画する停止部の対を含む。望ましくは、封止位置 に近付いたときに停止手段によって係合される、停止体または各停止体の停止部 が、封止体が首にねじこまれる間、停止手段によりて漸進的に係合される傾斜部 と、停止部の対によりて区画される空間に隣接した傾斜部の表面から突出する突 出部とを含む。突出部は軸方向に延びるリブであることが好都合である。

望ましくは、封止体を首に対してほぼ９０″回転させることにより、封止体が完 全に外れた状態から完全に閉じた状態まで移動可能である。

望ましくは、第１および第２のねじがそれぞれ４つの開始位置を有する。

望ましくは、停止手段が、互いに角度的に離れた軸方向に延びる複数のリブを含 む。さらに望ましくは、容器の首と封止体とが、角度的に９０°離れた４つのリ ブと角度的に１８０°離れた２つの停止体とを備える。

停止体または各停止体は首の外面に設けられるのがよい。

望ましくは、封止体は停止手段が設けられたスカート部を有しており、スカート 部は、スカート部の形状のたわみと変形とを許容するよう、十分に弾性的であり 、それにより首と封止体とに形成された停止体と停止手段とが係合したり外れた りするときにばね作用を生じる。スカートは、円筒形であってもよいが、首と封 止体とに形成された停止体と停止手段とが完全に係合する位置に近付いたときに は一時的に断面楕円形に変形することが可能であり、停止体と停止手段とが完全 に係合したときには断面円形に復帰することが可能である。

望ましくは、封止体は封止リングを備えている。この封止リングは、首に螺合し た封止体の回転軸と同軸で、かつ首と封止体とに形成された停止体と停止手段と が係合するとき容器を封止するために首の内側に係合するように配置される。

この発明は、前述のように、首を有する容器と封止体にまで及ぶのであり、容器 は、首が延び出す実質的に断面四角形の容器部を有しており、封止体は、平らな つまみ部を有している。ねじ、停止体および停止手段は、封止位置においてつま み部が四角形の側面の１つと平行になることを保証する。

勿論、一般に容器が必ずしも断面四角形である必要がないことは理解されるであ ろう。容器は、実質的に断面円形であってもよく（特に、炭酸飲料を収容するた めに使用されるならば、）、他の適切などのような断面形状であってもよい。

たとえ容器が断面円形であったとしても、この発明は容器と封止体が確実に方向 を合わせて一列に並ぶことをいまだ保証するのであり、例えば容器および／また は封止体にラベルを添付するのであれば、そのように並ぶことが有用であること が理解されるであろう。

密接に関連した面において、この発明は、容器とそのための封止体とを提供する 。容器は、首と、首に形成され、収容物を容器に入れたり容器から取り出したり するのを許容する開口部とを有しており、首が第１のねじを有し、封止体が、相 補的な第２のねじを有し、首と封止体とのうちの一方が停止手段を有し、首と封 止体とのうちの他方が少なくとも一対の停止部を有し、停止部は封止体を首に封 止位置で保持するために停止手段が係合する空間を互いの間に区画し、封止体が 封止リングを有し、封止リングは、首に螺合した封止体の回転軸と同軸で、かつ 停止手段が停止部の対または少なくとも１つの対と係合するときに容器を封止す るために首の内側に係合するように配置されている。

このような構成により、容器と封止体との間の効果的な封止が確実に、かつ容易 に達成され得る。停止手段と停止部とが協働して封止体を容器の所定の位置に停 止させる。それにより、封止体が容器に過度に弱く締め付けられたり（そのよう な場合には、効果的な封止が達成されないであろう。）、過度に強く締め付けら れたりする（その場合には、封止体を再び緩めることが困難になるであろう。

）ことがないことが保証される。

望ましくは、第１および第２のねじはそれぞれ少な（とも３つの開始位置を有す る。

望ましくは、第１および第２のねじのピッチが、封止体を首に対して３６０゜よ り小さい角度だけ回転させることによって封止体を首から完全に外れた状態から 完全に係合した状態まで移動させることができるようなピッチである。

密接に関連した他の面において、この発明は、容器とそのための封止体とを提供 する。容器は、首と、首に形成され、収容物を容器に入れたり容器から取り出し たりするのを許容する開口部とを有しており、首が第１のねじを有し、封止体が 相補的な第２のねじを有し、首と封止体とのうちの一方が停止手段を有し、首と 封止体とのうちの他方が少なくとも一対の停止部を有し、この停止部は、封止体 を首に封止位置で保持するために停止手段が係合する空間を互いの間に区画し、 封止体は封止リングを有し、この封止リングは首に螺合した封止体の回転軸と同 軸で、かつ停止手段が停止部の対または少なくとも１つの対と係合するときに容 器を封止するために首の内側に係合するように配置され、第１および第２のねじ のピッチが、封止体を首に対して３６０°より小さい角度だけ回転させることに よって封止体を首から完全に外れた状態から完全に係合した状態まで移動させる ことができるようなピッチであり、第１および第２のねじがそれぞれ少なくとも ３つの開始位置を有する。

首と封止体とに３つのねじ山出発位置を設ければ、１つまたは２つのねじ山出発 位置を設ける場合に比して、封止体を容器にねじ込むときに封止体が傾斜したり 、揺れたりする傾向を少なくすることができる。これにより、停止手段と停止部 の対または各対とをより確実にかつ正確に係合させることができる。

望ましくは、封止体が封止リングを有する。この封止リングは、首に螺合した封 止体の回転軸と同軸で、かつ停止手段が停止部の対または少な（とも１つの対と 係合するときに容器を封止するために首の内側に係合するように配置される。

首と封止体とに少なくとも３つのねじ山出発位置を設ければ、安定性が高いので 、ねじ山出発点を少なくした場合に比して、よりよい封止作用が得られる。

望ましくは、封止リングは封止体が首に引き付けられるほど容器の首に堅く係合 する外面を有している。

望ましくは、封止体を首に対してほぼ９０°回転させることにより、封止体が完 全に外れた状態から完全に閉じた状態まで移動可能である。

さらに望ましくは、首がそれぞれ９０°にわたって延びる４つの外ねじを有し、 封止体が４つの内ねじを有する。

この発明は、他の関連した面において、平らな頂部と、その頂部から延び出す円 筒部とを備え、円筒部が、容器のねじと係合するための内ねじを有する頂部から 延び出したねじ保持部と、ねじ保持部から延び出すスカートを有し、スカートと その内壁面から内側へ向かって突出するロック手段とを合計した壁厚がねじ保持 部の壁厚より薄くなされ、ロック手段の最も径方向内側に位置する面が封止体の ねじ保持部の最も径方向外側に位置する面より封止体の縦軸から離れている容器 のための封止体を提供する。

離れて関連した面において、この発明によれば、第１の横断面積の容器部と、第 １の横断面積より小さい横断面積の首部を備えた容器と、この容器より容量が小 さく、かつ首を通して容器の中に挿入可能であり、これにより容器をその容量全 体、または減少した容量で使用可能にした第２の容器が提供される。

−例を挙げることにより、この発明による容器の具体例について添付の図面を参 照して説明する。ここに、 図１は容器の側面図であり、 図２は図１に示す容器の平面図であり、図３は容器の首の詳細図であり、 図４は容器の首に形成された停止部の拡大平面図であり、図５は図１〜図４に示 す容器用の蓋の側面図であり、図６は図５のＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図であり 、図７は図５および図６に示す蓋の下面図であり、図８は図５〜図７に示す蓋の 封止リングの拡大断面図であり、図９は図５〜図７に示す蓋の締結リブの詳細図 であり、図１０は互いに係合した蓋と容器との側面図であり、図１１は停止部の 変形例の詳細図であり、図１２は停止部の変形例の拡大平面図である。

図１〜図４は、成形可能な材料、例えばポロエチレンのようなポリマーからなる 成形された容器を示すものである。ポリマーとしては、各種のものが使用可能で ある。実際、容器は、ガラス（例えば、飲物用ビン）または金属（例えば、石油 缶）のような他の多くの材料から作ることも可能であることが理解されるであろ う。

容器１０は、装飾的に形成された部分１１．１２とラベルを添付することができ る中央の平面部１３を有する。このような特殊な形状と意匠を有する容器は、主 として、薬を保管するために用いられる。種々の用途のために、容器が他の形状 と意匠とを有することは明らかであろう。容器が飲物を収容するために用いられ るのであれば、容器は断面円形にすることもでき、自動車のエンジンオイルをリ ブ 収容するために用いられるのであれば、缶にすることもできる。

容器は、４つのねじ山を有する首１４を有している。各ねじ山は、首の円周の１ ／４周にわたって延びている。首１４は、収容物を容器に入れたり出したりする ための開口を得るために管状をなしている。

首１４は、その下部に肩部１６を有しており、肩部は停止部を二対有している。

停止部の各対は、第１、第２の停止凸部１７．１８をそれぞれ有している。図１ および図３に示すように、停止部は軸まわりの形状が先細りになっており、図４ に拡大して詳細に示すように、第１．第２の停止凸部１７．１８は、軸方向に見 たとき、形状が互いに異なっている。これらの形状については、図５に示すよう に、蓋と協働した容器とに関連してさらに詳細に説明する。

図５〜図９は、成形可能な材料、例えばポリプロピレンのようなポリマーからな る成形された蓋２０を示す。蓋２０は、射出成形するのが好都合である。蓋を他 の材料から作ることもででき、他の方法によって作ることもできることが理解さ れるであろう。

蓋２０は、容器１０と係合するための、頂部が閉じた円筒形の封止部２１と、手 で容易に握ることができるつまみ部２２とを有する。つまみ部２２は、容器１０ を掛けくぎに吊り下げたり、必要な場合にはでこ作用を増大させるために鉛筆の ような部材を挿入したりするための孔２３を有している。

封止部２１の円筒形をなす内周面は、４つの内ねじ山２４を有している。各ねじ 山は、それぞれ蓋２０の内周の１７４周にわたって延びており、容器１０のねじ 山１５と螺合可能である。必ずしも内ねじ山を蓋の円周１７４周にわたって延ば す必要はないが、例えばその円周の１／２周にわたって延ばすことも可能である ことが理解されるであろう。

封止リング２５は、平らな封止壁２６から封止部２１の開口端に向かって延びて いる。封止リング２５は、図８に拡大して示すように、先細りの形状をなしてお り、そのように形成されることにより、容器１０の上部開口にあるリムとこすり 合わせ嵌合して封止状態を作り出す。

封止部２１は、その下端部にスカート部２７を有しており、スカート部２７は封 止部２１の他の部分の壁より薄くなワている。これにより、スカート部は、封止 部２１の他の部分より柔軟性と変形の可能性とを有している。スカート部２７は 、その内周面に周方向に等間隔をもって配置された軸方向に延びる４つの係止リ ブ２８を有している。２つのリブ２８は、蓋２０が容器に螺合するとき、停止凸 部１７．１８の対と協働する。図９にリブ２８の形状を拡大して示すように、リ ブ２８は蓋の螺合方向に関して傾斜した前面２９と、径方向に延びる後面３０と を有している。

蓋をするときと蓋を外すときとにおける容器と蓋との作用は次のとおりであるま ず、蓋２０は、その封止部２１が容器の首１４に被るようにして容器１０にかぶ せられる。それから、蓋は、そのねじ２４を首のねじ１５に螺合させるために、 時計方向へ回転させられる。螺合の開始位置として９０＠離れた４つの位置が可 能であることが理解されるであろう。

蓋２０は、容器１０に対して９０″回転すると容器と完全に係合する。９０″回 転の最後の部分では、互いに向かい合った２つのリブ２８が、第１の停止凸部１ ７にそれぞれ乗り上がる。その結果、蓋のスカート部２７が楕円形に変形する。

それから、各リブ２８は、停止凸部１７．１８の間に入り込んで係合する。この 結果、スカート部は円筒形に弾性復帰する。各停止凸部１７は、各停止凸部１８ より緩やかな形状を有している。停止凸部１８は、過剰回転を防止するために、 各リブ２８に対面する直角な面を有している。

蓋２０が首１４に引き付けられるとき、蓋の封止リング２５が首の中に軸方向へ 引き付けられる。係合が多条ねじによって行われているので、蓋は容器１０に対 して軸方向に動き、封止リングは首に正確に着座する。封止リング２５は、こす り合わせテーパ嵌合して、気密かつ水密封止を実現する。リブ２８が停止凸部１ ７．１８によってロックされることにより、効果的なシールが確実に行われる一 方、首が蓋に過剰に締め付けられるのを防止されることが理解されるであろう蓋 ２０を取り外すために、蓋は緩める方向にねじ回される。ねじ回すと、まず係合 したリブ２８の対が停止凸部１７を乗り越えて蓋を解放する。前述したように、 ４つのリブ２８が形成されており、したがつて各螺合のスタート位置のそれぞれ について、停止凸部の対と係合するリブ２８の対が存在する。しかしながら、機 能しない２つのリブ２８による作用を回避するために、停止凸部１７．１８は角 が切り欠かれている。それ故、係合しないリブは、蓋２０と容器１０との係合時 および係合解除時に、停止凸部１７．１８の空き部分を通り過ぎる。図３は、軸 方向に切りかかれた停止凸部１７．１８を示している。

リブ２８と停止凸部１７．１８との形状が変更可能であり、同様に、停止凸部１ ７．１８間にリブ２８が係合することによって生じるロックの強度を変えるため に、スカート部の厚さが変更可能であることが理解されるであろう。ロックを堅 くすればするほど、係合と解除とが困難になる。ロック強度は、各種の使用に応 じてそれぞれ適切なものにするのがよい。停止凸部をスカート部２７の内周面に 形成し、リブを肩１６の外周面に形成することも可能である。

停止凸部１７の他の具体例が図１１および図１２に示されている。停止凸部ｌに 延びるリブ１０２が形成されている。リブ１０２は、完全封止のためにトルクが 不連続的に増大することを要求し、これによって蓋が完全な封止位置に近付いた ことを使用者に警告することに役立つ。また、リブ１０２は、滑らかな斜面形状 の場合よりも明確な閉鎖および解放動作を生じさせる。

４位置スタート、つまり１／４回転係合を述べたが、同一の原則を利用する限り 、他の多位置スタート係合を用いてもよい。

スカート２７は、蓋２０の主体部の厚さのほぼ１／３である。これは、蓋２０を 射出成形することに重要な関係がある。このようにすれば、蓋を成形型から取り 出すとき、成形型の雌型を４つのリブ２８に干渉することなく、蓋２０からねじ 回して取り出すことができるからであり、４つのリブ２８の内周面は、ねじ２４ が形成された部分の蓋２０の内径より大きな直径の円周上に配置されている。

成形後、ライナー（図示せず）を首１４から容器の中に挿入してもよい。そのラ イナーは、首に対して封止するために、円筒形になされるであろうし、容器１０ より小さい容積の容器を供給するための基部を有するであろう。このようにする ことにより、容器１０は、各種の異なる量を収容するために使用することが可能 であり、例えばスリーブを異なる長さにすることにより、スリーブ容積を異なる ものにすることができる。

容器１０は、環状の凹部３５によって作り出される滴受けを首１４の開口部のと ころに有している。

４つのねじ開始位置および蓋２０を容器１０に係合させるために１／４周回転さ せた位置においては、つまみ部は容器１０の実質的に平らな２つの面と平行にな るであろう（図１０参照）。

この実施例によれば、開封が容易であるとともに、蓋と首との十分なロック強度 を有していて、輸送中におけφ問題（開封または収容物の漏れ等）を防止し、子 供が容器を開封することに対して抵抗を有する容器が得られる。

上記の内容は、実施例としてのものであり、この発明の範囲内において変更また は変形をすることが可能であることが理解されるであろう。

要約 容器の首（１４）と容器の蓋（封止体）とは、首と蓋とのうちの一方に設けられ た第１のねじ（１５）と、蓋を首に対して３６０°より小さい角度だけ回転させ ることにより蓋が首から完全に外れた状態から完全に閉じた状態まで移動するこ とができるように、首と蓋とのうちの他方に設けられた相補的な第２のねじと、 首（１４）と蓋とのうちの上記一方に設けられた少なくとも１つの停止体（１７ ，１８）と、首と蓋との上記他方に設けられ、蓋を首の封止位置に保持するため に、停止体または停止体のうちの少なくとも１つと係合可能な停止手段とを備え ている。停止体または各停止体、停止手段およびねじは、封止体が首に螺合され るとき、停止手段が停止体または停止体の少なくとも１つと係合することなくそ れを過ぎて回転するように配置される。停止手段は、封止位置に近付いたときに だけ停止体または停止体のうちの少なくとも１つと係合し始める。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） １　特許出願の表示　ＰＣＴ／ＧＢ９１１００８５０２　発明の名称　容器と封 止体 ３　特許出願人 住所　イギリス国　ＷＤ３　２ＸＢ　ハーツリックマンスワース　デンハム・ウ ェイハート・フォードハウス 名称　ビーツン・アンド・サンズ・リミテッド代表者　キング・ロジャー・ミル ナー ４　代理人　〒１０５ 住所　東京都港区西新橋２丁目２７番７号三幸ビル　３階　置　（３５７８）８ ５２５６　添付書類の目録 （１）　補正書の翻訳文　１遥 請求の範囲 １、容器の首と封止体とのうちの一方に設けられた第１のねじと、封止体を首に 対して３６０°以下の角度だけ回すことにより、封止体が首から完全に外れた状 態から完全に閉じた状態まで移動することができるように、首と封止体との他方 に設けられた相補的な第２のねじと、首と封止体とのうちの上記一方に設けられ た少な（とも２つの停止体と、首と封止体とのうちの上記他方に停止体より多く 設けられ、封止体と係合して封止体を首の停止位置に保持する複数の停止手段と を備え、第１および第２のねじが少なくとも３つのねじ山開始位置を有し、停止 体と停止手段とは、封止体が３つ以上のねじ山開始位筐によって決定される３つ 以上の螺合開始位置のいずれかからでも封止位置に向かって回転することを許容 するように配！され、少なくとも２つの停止手段は、完全な封止位置に近付いた とき上記少なくとも２つの停止体と係合し、少な（とも１つの停止手段は、停止 体の空所に位置する容器の首と容器の封止体。

２、各ねじが４つ以上のねじ山開始位置を有しており、首と封止体との一方が２ つの停止体を備え、他方が４つの停止手段を備えている請求項１に記載の容器の 首と封止体。

３．２つの停止手段が角度的に１８０°離れており、４つの停止手段が角度的に ９０°離れている請求項２に記載の容器の首と封止体。

４、封止体がほぼ９０″以下の角度だけ回転することにより完全に外れた状態か ら完全に閉じた状態まで移動可能である請求項１．２または３のいずれかに記載 の容器の首と封止体。

５、各停止体が、停止手段が係合するための空間を互いの間に区画する一対の停 止部をそれぞれ備えている請求項１．２．３または４のいずれかに記載の容器の 首と封止体。

６、各停止手段が、上記停止体と係合するためのリブをそれぞれ備えている１、 ２．３．４、または５のいずれかに記載の容器の首と封止体。

７、首と封止体とのうちの一方に設けられた第１のねじと、封止体を首に対して ほぼ９０°以下の角度だけ回すことにより封止体が首から完全に外れた状態から 完全に閉じた状態まで移動することができるように、首と封止体とのうちの他方 に設４すられた相補的な第２のね・じと、首と封止体とのうちの上記一方に設け られた少なくとも１つの停止体と１．首ど封止体どの・うちの上記他方に設けち れ、封止体を首の封止位置に保持するために停止”体または停止体のうちの少な ・ぐを、も江つと係合可能な停止手段とを備え、停止体または各停止体、１停止 手段お、ｔでねじは、封止体力（首に螺合、される・とき、停止手段、またば停 止手段のうぢの少なくとも１つが停止体と係合する。ことなく、停止体または停 止体のうちの少なくとも１つを通過しも回転するよか口装置さ才１）停止体膨た ば停止体のうちの少なくとも１つのと停止手段とめ係企勿（１１Ｂｉｔｔａ悶ｍ ｌ収゛またときにだけ始まる容器の首と容器の封止体。

８、第１および第２のねじが４つのねじ山開始位置をそれぞれ有している請求項 ７に記載の容器の首と封止体。

９、角度的に互いに離れた複数の停止手段を備え、各停止手段が軸方向に延びる リブを有する請求項７または８に記載の容器の首と封止体。

１０、角度的に９０６離れた４つのリブと、角度的に１８０°離れた２つの停止 体とを備えた請求項９に記載の容器の首と封止体。

１１、封止位置に近付いたときにだけ停止手段が停止体または停止体のうちの少 なくとも１つと係合し始めるよう、停止手段または各停止手段が第１のねじと同 じ向きに切り欠かれている請求項７．８．９または１０のいずれかに記載の容器 の首と封止体。

１２、第１のねじがあるねじピッチを有しており、停止体または各停止体が上記 第１のねじのねじピッチとほぼ同じピッチで切り欠かれている請求項１１に記載 の容器の首と封止体。

１３、首が開口部を有しており、停止体または各停止体が、首においてねじより も開口部から離れて位置している請求項７〜１２のいずれかに記載の容器の首と 封止体。

１４、停止体または各停止体は、封止体が首に螺合されたとき停止手段が係合す る空間を互いの間に区画する一対の停止部をそれぞれ備えている請求項７〜１３ のいずれかに記載の容器の首と封止体。

１５、封止位置に近付いたときに停止手段が係合する、停止体または各停止体の 停止部が、封止体がねじ込まれる間、停止手段によって漸進的に係合される傾斜 部と、停止部の対によって区画される空間に隣接した傾斜部の表面から突出する 突出部とを備えた請求項１４に記載の容器の首と封止体。

１６、突出部が軸方向に延びるリブである請求項１５に記載の容器の首と封止体 １７、停止体または各停止体が、首に設けられ、かつ首の外面に配置されている 請求項７〜１６のいずれかに記載の容器の首と封止体。

１８、封止体は停止手段が設けられたスカート部を有しており、スカート部は、 首と封止体とに形成された停止体と停止手段とが係合したり外れたりするときに 変形し得るよう、十分に弾性的である請求項７〜１７のいずれかに記載の容器の 首と封止体。

１９、スカートは円形であり、首と封止体とに形成された停止体と停止手段とが 完全に係合する状態に近付いたときには一時的に断面楕円形に変形することが可 能であり、停止体と停止手段とが完全に係合したときにはばね作用により断面円 形に復帰することが可能である請求項１８に記載の容器の首と封止体。

２０、封止体が、回転軸と封止リングとを有しており、封止リングが封止体の回 転軸と同軸であり、かつ首と封止体とに形成された停止体と停止手段とが係合す るとき容器を封止するために首の内面に係合するように配置された請求項７〜１ ９のいずれかに記載の容器の首と封止体。

２１、容器が、首が延び出す実質的に断面四角形の容器部を有しており、封止体 が平らなつまみ部を有しており、ねじ、停止体、および停止手段は、封止位置に おいてつまみ部が四角形の側面の１つと平行になることを保証する＊積項７〜２ １のいずれかに記載の容器の首と封止体。

２２、容器が、首と、首に設けられ、収容物を容器に入れたり容器から取り出し たりするのを許容する開口部とを有しており、首には第１のねじが験砂÷れ、封 止体には相補的な第２のねじか設けられ、封止体は停止手段ｍすられたスカート 部を有し、首には少なくとも一対の停止部が設番すられ、停止部の対は、封止体 を首に対して封止方向に保持するために停止手段が係合する空間を互いの間に区 画しており、第１および第２のねじのピッチは、封止体を首に対して３６０ａよ り小さい角度だけ回転させることにより封止体が首から完全に外れた状態から封 止した状態まで移動することができるようなピッチとされ、第１および第２のね じは少なくとも３つのねじ山開始位置を有し、スカートは実質的に円形であり、 首と封止体とに形成された停止体と停止手段とが完全に係合する状態に近付いた ときには一時的に断面楕円形に変形することが可能であり、停止体と停止手段と が完全に係合したときには断面円形に復帰することが可能であり、停止体と停止 手段とを完全な係合状態から動かすために外部から加えられる開方向へのトルク に応答して一時的に断面楕円形に変形可能である容器と封止体。

２３、封止体は、首に螺合されるときの回転軸を有し、封止体には封止リングが 設けられており、封止リングは、封止体の回転軸と同軸であり、かつ停止手段が 停止手段の対または少なくとも一対と係合するとき容器を封止するために首の内 面と係合するように配置されている請求項２２に記載の容器と封止体。

２４、封止リングが、封止体が首に引き付けられるほど容器の首に堅く係合する 外面を有している請求項２２に記載の容器と封止体。

２５、第１および第２のねじが４つのねじ山開始位置をそれぞれ有している請求 項２５に記載の容器と封止体。

２６、停止手段が互いに角度的に離れた軸方向に延びる複数のリブを備えている 請求項２２．２３．２４または２５のいずれかに記載の容器と封止体。

２７．４つのリブが角度的に９０６離れ、２つの停止体が角度的に１８０６離れ ている請求項２６に記載の容器と封止体。

２８、封止位置に近付いたときにだけ停止手段が停止体または停止体のうちの少 なくとも１つと係合し始めるよう、停止手段または各停止手段が第１のねじと同 じ向きに切り欠かれている請求項２２．２３．２４．２５．２６または２７のい ずれかに記載の容器と封止体。

２９、スカートが封止体のねじ保持部から延び出し、封止体が長手方向の軸を有 し、ねじ保持部が径方向における外側の面を有し、スカートの壁厚がねじ保持部 より薄くなされ、停止手段が径方向において最も内側に位置する表面を有し、そ の最も内側に位置する表面が封止体のねじ保持部の半径方向において最も外側に 位置する表面より封止体の長手方向の軸から離れている請求項２２〜２８のいず れかに記載の容器と封止体。

３０、首と封止体とのうちの一方に設けられた第１のねじと、封止体を首に対し て３６０°より小さい角度だけ回すことにより、封止体が首から完全に外れた状 態から完全に閉じた状態まで移動することができるように、首と封止体との他方 に設けられた相補的な第２のねじと、首に設けられた少なくとも１つの停止体と 、封止体のスカート部に設けられた停止手段とを備え、停止手段は、封止体を首 の封止位置に保持するために停止体または停止体のうちの少なくとも１つと係合 可能であり、停止体または各停止体、停止手段およびねじは、封止体が首に螺合 されるとき、停止手段または停止手段のうちの少な（とも１つが係合することな く停止体または停止体のうちの少な（とも１つを通過して回転するように配置さ れ、停止体または停止体のうちの少な（とも１つのと停止手段との係合が、封止 位置に近付いたときにだけ始まり、スカートは実質的に円筒形であり、首と封止 体とに形成された停止体と停止手段とが完全に係合する状態に近付いたときには 一時的に断面楕円形に変形することが可能であり、停止体と停止手段とが完全に 係合したときには断面円形に復帰することが可能であり、停止体と停止手段とを 完全な係合状態から動かすために外部から加えられる開方向へのトルクに応答し て一時的に断面楕円形に変形可能である容器の首と容器の封止体。

３１、封止体が、はぼ９０６以下の角度だけ回転することにより首から完全に外 れた状態から完全に閉じた状態まで移動可能である請求項３０に記載の容器の首 と封止体。

３２、封止体に複数の停止手段が設けられており、各停止手段が軸方向のリブを 有し、そのリブが角度的に互いに離れている請求項３０または３１のいずれかに 記載の容器の首と封止体。

３３、角度的に９０６離れた４つのリブと、角度的に１８０６離れた２つの停止 体とを備えた請求項３２に記載の容器の首と封止体。

３４、第１の横断面積の容器部と、第１の横断面積より小さい横断面積の首と、 首を通して容器の中に挿入可能な円筒形の内スリーブとを備え、円筒形のスリー ブが首の内面を封止するように寸法法めされ、それ故スリーブは首を通して入れ ることができる容器の内部容量を減少させ、これにより容器をその容量全体また １□、１ｍ１ｌｓ。Ｈ，ＰＣＴ／Ｇ９９１１００８５０−ＩＰＣＴｎシ％ｎ＋　 ０−刷寓−Ｉ−−ｃ４１−　Ｎ１１ｌ　２＠　鶴ｔ

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. １．容器の首と封止体とのうちの一方に設けられた第１のねじと、封止体を首に 対して３６０°より小さい角度だけ回すことにより、封止体が完全に外れた状態 から完全に閉じた状態まで移動することができるように、首と封止体との他方に 設けられた相補的な第２のねじと、首と封止体とのうちの上記一方に設けられた 停止体と、首と封止体とのうちの上記他方に設けられ、封止体を首の封止位置に 保持するために停止体または停止体のうちの少なくとも１つと係合可能な停止手 段とを備え、封止体が首に螺合されるとき、停止手段が停止体または停止体のう ちの少なくとも１つと係合することなくそれを過ぎて回転するように、停止体ま たは各停止体、停止手段およびねじが配置され、停止体または停止体のうちの少 なくとも１つとの停止手段の係合が、封止位置に近付いたときにだけ始まる容器 の首と容器の封止体。
2. ２．封止状態に近付いたときにだけ停止体または停止体のうちの少なくとも１つ と停止手段とが係合を開始するよう、停止体または各停止体が第１のねじと同じ 向きに切り欠かれている請求項１に記載の容器の首と封止体。
3. ３．停止体または各停止体に形成された切欠きが第１のねじと同一またはほぼ同 一のピッチを有する請求項２に記載の容器の首と封止体。
4. ４．首が開口部を有しており、停止体または各停止体が開口部から離れる第１の ねじの一端側の首に配置されている請求項１〜３のいずれかに記載の容器の首と 封止体。
5. ５．停止体または各停止体が、封止体が首に閉められたとき、停止手段が係合す る空間を互いの間に区画する停止部の対を含む請求項１〜４のいずれかに記載の 容器の首と封止体。
6. ６．封止位置に近付いたときに停止手段によりて係合される、停止体または各停 止体の停止部が、封止体が首にねじこまれる間、停止手段によって漸進的に係合 される傾斜部と、停止部の対によって区画される空間に隣接した傾斜部の表面か ら突出する突出部とを含む請求項５に記載の容器の首と封止体。
7. ７．突出部が軸方向に延びるリブである請求項６に記載の容器の首と封止体。
8. ８．封止体を首に対してほぼ９０°回転させることにより、封止体が完全に外れ た状態から完全に閉じた状態まで移動可能である請求項１〜７のいずれかに記載 の容器の首と封止体。
9. ９．第１および第２のねじがそれぞれ４つのねじ山開始位置を有する請求項１〜 ８のいずれかに記載の容器の首と封止体。
10. １０．停止手段が、互いに角度的に離れた軸方向に延びる複数のリブを含む請求 項１〜９のいずれかに記載の容器の首と封止体。
11. １１．角度的に９０°離れた４つのリブと角度的に１８０°離れた２つの停止体 とを備えた請求項１０に記載の容器の首と封止体。
12. １２．停止体または各停止体が首の外面に設けられている請求項１〜１１のいず れかに記載の容器の首と封止体。
13. １３．封止体は停止手段を有するスカート部を有しており、スカート部は、首と 封止体とに形成された停止体と停止手段とが係合したり外れたりするときにスカ ートが形状変化するのを許容するよう、十分に弾性的である請求項１〜１２のい ずれかに記載の容器の首と封止体。
14. １４．スカートは、円筒形であるが、首と封止体とに形成された停止体と停止手 段とが完全に係合する状態に近付いたときには一時的に断面楕円形に変形するこ とが可能であり、停止体と停止手段とが完全に係合したときには断面円形に復帰 することが可能である請求項１３に記載の容器の首と封止体。
15. １５．封止体が封止リングを含み、この封止リングが首に螺合した封止体の回転 軸と同軸で、かつ首と封止体とに形成された停止体と停止手段とが係合するとき 容器を封止するために首の内側に係合するように配置された請求項１〜１４のい ずれかに記載の容器の首と封止体。
16. １６．容器が、首が延び出す実質的に断面四角形の容器部を有しており、封止体 が平らなつまみ部を有しており、ねじ、停止体、および停止手段はつまみ部が封 止位置において四角形の側面の１つと平行になることを保証する請求項１〜１５ のいずれかに記載の容器の首と封止体。
17. １７．容器が、菅と、首に形成され、収容物を容器に入れたり容器から取り出し たりするのを許容する開口部とを有しており、首が第１のねじを有し、封止体が 、相補的な第２のねじを有し、首と封止体とのうちの一方が停止手段を有し、首 と封止体とのうちの他方が少なくとも一対の停止部を有し、停止部は封止体を首 に封止位置で保持するために停止手段が係合する空間を互いの間に区画し、封止 体が封止リングを有し、この封止リングは、首に螺合した封止体の回転軸と同軸 で、かつ停止手段が停止部の対または少なくとも１つの対と係合するときに容器 を封止するために首の内側に係合するように配置された容器と封止体。
18. １８．第１および第２のねじが少なくとも３つのねじ山開始位置をそれぞれ有す る請求項１７に記載の容器と封止体。
19. １９．第１および第２のねじのピッチが、封止体を首に対して３６０°より小さ い角度だけ回転させることによって封止体を首から完全に外れた状態から完全に 閉じた状態まで移動させることができるようなピッチである請求項１７または１ ８に記載の容器と封止体。
20. ２０．容器が、首と、首に形成され、収容物を容器に入れたり容器から取り出し たりするための開口部とを有しており、首が第１のねじを有し、封止体が相補的 な第２のねじを有し、首と封止体とのうちの一方が停止手段を有し、首と封止体 とのうちの他方が少なくとも一対の停止部を有し、停止部は封止体を首に封止位 置で保持するために停止手段が係合する空間を互いの間に区画し、封止体が封止 リングを有し、この封止リングは首に螺合した封止体の回転軸と同軸で、かつ停 止手段が停止部の対または少なくとも１つの対と係合するときに容器を封止する ために首の内側に係合するように配置され、第１および第２のねじのピッチが、 封止体を首に対して３６０°より小さい角度だけ回転させることによって封止体 を首から完全に外れた状態から完全に閉じた状態まで移動させることができるよ うなピッチであり、第１および第２のねじが少なくとも３つのねじ山開始位置を それぞれ有する容器と封止体。
21. ２１．封止体が封止リングを有し、この封止リングは、首に螺合した封止体の回 転軸と同軸で、かつ停止手段が停止部の対または少なくとも１つの対と係合する ときに容器を封止するために首の内側に係合するように配置されている請求項２ ０に記載の容器と封止体。
22. ２２．封止リングが、封正体が首に引き付けられるほど容器の首に堅く係合する 外面を有している請求項１７〜１９または２１のいずれかに記載の容器と封止体 。
23. ２３．平らな頂部と、その頂部から延び出す円筒部とを備え、円筒部が、容器の ねじと係合するための内ねじ山を有する頂部から延び出したねじ保持部と、ねじ 保持部から延び出すスカートを有し、スカートとその内壁面から内側へ向かって 突出するロック手段とを合計した壁厚がねじ保持部の壁厚より薄くなされ、ロッ ク手段の最も径方向内側に位置する面が封止体のねじ保持部の量も径方向外側に 位置する面より封止体の縦軸から離れている容器のための封止体。
24. ２４．第１の横断面積の容器部と、第１の横断面積より小さい横断面積の首部を 備えた容器と、この容器より容量が小さく、かつ首を通して容器の中に挿入可能 であり、これにより容器をその容量全体、または減少した容量で使用可能にした 第２の容器。
25. ２５．容器が、首と、この首に形成され、収容物を容器に入れたり容器から取り 出したりするのを許容する開口部を有し、首が複数のねじ山開始位置を有する外 ねじを有し、封止体が、複数のねじ山開始位置を有し、かつ首のねじと係合可能 な内ねじを有し、ねじのピッチが、封止体を首に対して３６０°より小さい角度 だけ回転させることにより封止体を首から完全に外れた状態から完全に閉じた状 態まで移動させることができるピッチであり、封止体と首とは、封止体を首に封 止位置で保持するための相互に係合可能なロック手段を有し、ロック手段の保持 効果は、封止体を外す方向に所定のトルクを作用させることによって解除され、 ロック手段は、封止体の内面のリブ手段と、首の外面の少なくとも一対の停止部 分とを含み、停止部の一対または各対は、封止体が首に締め付けられた時にリブ 手段が係合する空間を互いの間に区画し、停止部は、封止体を容器にねじ込んだ とき、各停止部の対と１つのリブだけが係合するよう、軸方向に切り欠かれてい る容器と封止体。