JPH05506319A - 非線形光学デバイス - Google Patents
非線形光学デバイスInfo
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- JPH05506319A JPH05506319A JP91507529A JP50752991A JPH05506319A JP H05506319 A JPH05506319 A JP H05506319A JP 91507529 A JP91507529 A JP 91507529A JP 50752991 A JP50752991 A JP 50752991A JP H05506319 A JPH05506319 A JP H05506319A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ブ・ デバイス
本発明は、光学波長;磁側り特にレーザ輻射の第二高調波発生(SHG)を生じ
る第二高調波発生材料から成る非線形光学(NLO)デバイスに係る。
種々の有機及び無機化合物は、これらの化合物を通過するレーザ光の周波数を倍
加する能力を有することが知られている。この能力は第二高調波発生(SHG)
として知られており、元のレーザ光源により提供されるより6高いエネルギーの
レーザ光を発生できるので特に重要である。
SHG特性を有する既知の無機化合物としては、α−シリカ、リン酸二水素カリ
ウム(KDP)−閃亜鉛鉱、ウルツ鉱、モリブデン酸ガドリニウム及びモリブデ
ン酸テルビジウムなどがある。SHG特性を有する既知の有機化合物としては、
尿素、カドミウム−チオ尿素複合体、リン酸二水素L−アルギニウム・−水和物
(LAP)、所定のシロキサン及びシリコーンポリマー液晶、スチルベン含有液
晶、所定の銀含有エマルジョン、酒石酸二カリウム・0.5水和物、酒石酸ナト
リウムカリウム・四水和物、4−(N−ピロリジノ)−3−(N−エタンアミド
)−二トロベンゼン(PAN)や4−(ジメチルアミノ)−3−(N−エタンア
ミド)−ニトロベンゼン(DAN)のように大きい二次分子感受率(secon
dary molecular 5usceptibilities) (β値
)を有する化合物、ヨーロッパ特許出願第EP−0338702−A1号に開示
されているような高β値化合物とポリペプチドとのブレンドなどがある。
既知のSHG材料の範囲で、多数の結晶材料は溶液から良好な光学品質を有する
大形の透過性単結晶に成長し得るので、重要な票を形成する。しがしながら、理
想的には結晶SHG材料は、NLOデバイスに組み込むのに実際に有用であるた
めに望ましい特性を兼備しなければならない。
これらの特性の最も重要なものを以下に挙げる。
(1)溶液からの妥当な結晶成長速度を助長するために、有機及び/又は水性媒
体中の溶解度が高いこと、(2)良好な結晶成長特性、
(3)材料をNLOデバイスに(一般に高温で)組み込み易くし且つレーザ輻射
の存在下で十分な耐熱損傷性を提供するために、高い熱安定性、特に高融点、(
4)良好な機械的強度、
(5)全光学波長での高い光透過率とレーザエネルギーの低い吸熱とを助長する
ために無色であること、(6)吸湿性がないこと、
(7)レーザ輻射により水和結晶材料を長時間加熱すると、水蒸気の遊離を助長
し、従って、内部がら材料の構造を分解する可能性があるので、無水結晶を形成
できること、(8)高いSHG応答特徴、
(9)製造費用が安価であること。
実際のNLOデバイスで有用であるために十分な数のこれらの特性を有する結晶
材料は極めて僅かである。SHG応答を示す既知の結晶無機化合物の主な欠点は
、光損傷に対する闇値が一般に低いため、レーザ光により損傷し易いことである
。SHG応答を示す既知の結晶有機化合物の主な欠点は、製造費用が一般に高い
ことと、結晶強度が一般に低く、高揮発性であるため、材料の機械的損傷及び散
逸を生じることである。材料が損傷すると、材料を使用するNLOデバイスから
放出される光のパワーが低下し、材料は過剰量の熱を吸収し、更に損傷しかねな
い0例えば、KDP及びLAPは現在NLOデバイスで広く使用されているが、
KDPは吸湿性であり、LAPは水和物であると共に融点が140℃に過ぎず、
高いSHG応答値も示さない。
本発明の目的は、上記欠点をより許容可能なレベルまで減らすようにSHG応答
を提供することが可能なNLOデバイス用材料を提供することである0本発明の
別の目的は、同等の効力を有する既知のSHG応答材料よりも廉価な有効なSH
G応答材料を提供することである。
従って本発明は、レーザの光路に配置された結晶SHG材料から成るNLOデバ
イスを提供するものであり、結晶材料はカルボン酸塩と有機含窒素塩基の塩から
なり、該結晶塩は非中心対称結晶構造(non−eentrosymmetri
c crystalstructure)を有する。
NLOデバイスで本発明の有機塩を使用する主な利点は、該塩が良好な結晶成長
特性を有しており、良好な光学品質の結晶を成長させ、結晶が一般に無色であり
、比較的高い融点を有しており、容易に入手可能で且つ比較的廉価な多種の出発
材料(酸及び塩基)から製造できるという点にある。
好適には、酸又は塩基分子の一方又は両方は1個以上のキラル中心を有しており
、塩は光学分割されたもののみからなり、即ち酸又は塩基のし又はD形のいずれ
かが使用され、ラセミ体又はメソ形は非中心対称結晶構造を確保する所望の能力
をもたない、このような光学的に純粋なエナンチオマーを使用して塩結晶を製造
すると、非中心対称結晶構造を形成することができる。しかしながら、下記実施
例に示すように、必要な構造を得るために必ずしも光学的に活性な酸及び/又は
塩基を使用しなくてもよい、−i5要な非中心対称構造の存在は、X線結晶解析
、又はより適切な方法として、入射赤外レーザ光に暴露された材料の粉末サンプ
ルにおける周波数倍加応答の存在を(視覚的もしくはKurts and Pe
rry、J、A 1.Phs、、 1968. 11.3798に記載されてい
る方法により)検出することにより確認することができる。
SHG応答の大きさは、結晶中のイオンの固定アラインメント(fixed a
lignment)により影響され、標的材料の全体的結晶形状に影響する結合
相互作用(bondrng 1nteractions)により助長される。水
素結合は非中心対称結晶構造を生成する確率を増加することが認められており、
従って、水素結合を助長する供与体及び受容体を含む酸及び/スは塩基が好適で
ある。規則的結晶構造の助長効果は、本発明のデバイスで使用されるキラル及び
非キラル塩両方の特徴である。
有機カルボン酸は好ましくは、カルボキシル(−Co。
H)基以外に塩基との水素結合を助長する1個以上の置換[基を含む、これらの
付加基は好ましくは、ヒドロキシル(−OH)及びカルボキシル(〜C00H)
基から独立して選択され、酸分子当たりの付加基の数は好ましくは1〜4、より
好ましくは1〜3である。上記利点以外に、水素結合は結晶材料の熱安定性及び
a!械的強度を増加し、結晶水和物の形成を抑制する傾向がある。
SHG応答の大きさは酸の分子量の増加と共に減少する傾向があることが知見さ
れた。従って、酸の分子量は好ましくは100x(ここでXは酸分子牛に存在す
るヒドロキシル(−OH)及びカルボキシル(−COOH)基の合計数に等しい
整数である)未満である。
有機カルボン酸としては、水素結合を助長する置換基を含むキラル酸の鏡像異性
的に純粋で光学活性なエナンチオマーが好適である。このような水素結合を助長
する基は好ましくは−OH及び−COOHから選択される。これらの酸は好まし
くは鏡像異性的に純粋である。このような好適酸の例としては、酪酸、リンゴ酸
、コハク酸、酒石酸、桂皮酸、シトラコン酸、グルタコン酸、フマル酸、マレイ
ン酸の光学的に純粋なし−又はD−エナンチオマーと挙げることができる。この
好*aのキラル酸に含まれる酸の特に好適な塩としては、一般に容易且つ廉価に
製造でき、水濃度が高く、通常無色透明な優れた結晶を成長できるという理由で
、L−又はD−酒石酸水素塩、特にL−酒石酸水素塩を挙げることができる。酒
石酸水素アニオンと共に結晶を形成するために十分なpKbを有する任意の有機
含窒素塩基のし−又はD−酒石酸水素塩の場合に、非線形SHG特性を実質的に
保証することができる。
酒石酸水素塩の多くのSHG活性は、α−シソ力及びリン酸二水素カリウムと同
等である(下記表1参照)が、酒石酸水素塩のほうが著しく望ましい化学的及び
物理的特性を有する。
好適なカルボン酸の別の票は、カルボキシル(−COOH)及びヒドロキシル(
−OH)基から独立して選択された1〜4個、好ましくは1〜3個の基により置
換された安息香酸である。これらはキラル酸ではないが、広範な有機含窒素塩基
と共に良好な品質の無色無水SHG活性塩結晶を形成し、更に一般にこれらの塩
基との間に優れた結晶成長特性を示すことが知見された。この票の酸ではヒドロ
キシ安息香酸が特に好適である。
有機塩基は好ぢしくはアミン又はイミンである。好適有機塩基は、低級アルキル
アミン、アリールアミン又は塩基性窒素原子を含む複素環式化合物(アミン又は
イミン)である、塩基は環式化合物が最適であり、塩基性窒素原子は複素環の一
部を形成するが又は環の外側で環内の炭素原子に直接結合する。有機塩基は場合
により水素結合を助長する基、例えばヒドロキシル又はアミド基で置換され得る
。
このような有機塩基の例としては、ピペリジン、ピリジン、ピペラジン、ベンジ
ルアミン、イミダゾール、ピリミジン及びフェニルエチルアミンから選択され、
場合により置換基を有する塩基を挙げることができる。
有機含窒素塩基の好適想は、高い二次分子感受率を有しており、従って、結晶格
子内に所定の分子アラインメントで高いSHG応答値を示し得る化合物である。
これらの化合物は好ましくはlXl0−”esu以上、より好ましくは10xl
O−”esu以上の二次分子感受率(β値)を有しており、例えばエノン、ニト
ロアニリン、スチルベン及び種々の複素環の誘導体であり、典型的には高いSH
G応答値と発生するために必要な非中心対称単結晶形に成長することが非常に困
難である。これらの化合物は更に典型的には、融点が比較的低く、蒸気圧が高い
ので夫々熱安定性及び毒性の問題を生じるという欠点がある。十分な塩基性を有
するこれらの塩基は、カルボン酸、特にキラル酸と反応して、高結晶成長特性、
高融点及び低蒸気圧を示すことを見い出せるSHG応答応答層成する。陽子を受
容することが可能な少なくとも1個の窒素原子を含むニトロアニリンの誘導体、
特にアミド誘導体は、カルボン酸と容易に反応して塩を形成するので特に好適で
ある。少なくとも1個の窒素原子は、好ましくは化合物のベンゼン環上に存在す
る二次アミン置換基中に存在する。これらの特に好適な塩基の例は、4−(N−
ピペラジノ)−3−(N−エタンアミド)ニトロベンゼン及び4−N−(4−(
アミノメチル)−ピペリジノ)−3−(N−エタンアミド)ニトロベンゼンであ
る。
本発明のNLOデバイスで使用するのに好適な材料を単なる例示として以下に説
明する。
1:L−+ビ1ジニウムの・
ピリジン(0,5g: 6.3mmol)を(L)−酒石r11(1,0g;
6.7mmol)の水<5cm’)溶液に加えた。次にプロパツール及びエタノ
ール(1: 1 ;5cm’)の混合物を加え、白色固体を形成した。固体をP
取し、プロパツール(10cm’)で洗った1次に生成物を水で再結晶し、風乾
させた。収量: 1.20g。
83%、実測値: C47,0%; H4,8%; N6゜0%、C1H1lN
O6の計算値: C47,16%: H4゜85%;N6.11%、m、p、1
43−145℃。
2:L−、ピページウムの:
(L)−酒石11(1,0g; 6.7mmol>の水(10cm’)溶液をピ
ペラジン(0,58g; 6.7mmo1)のメタノール(10cm’)溶液に
加えた。煮沸により容量を半減させ、エタノール−エタンニトリル(1:1;
6cm’)混合物で生成物を析出させた。白色固体を沢取し、冷エタノール(5
cm勺で注意深く洗った後、風乾させた。収量: 1.27g、85%、実測値
: 040.6%;H6,6%、N11.9%、C,Hl、N206の計算値:
C40,67%、H6,84%; N11.86%、m、p、250℃。
3: 2+ ビス L−、ビページ
二!しム!Ilニー
(L)−酒石酸(1,0g; 6.7mmo+)の水(1Ocm″)溶液をピペ
ラジン(0,58g; 6.7mmo1)のメタノール(10cm’)溶液に加
えた。煮沸により容量を半減させ、エタノール−エタンニトリル(1:1; 6
cm’)混合物で生成物を析出させた。白色固体をP取し、冷エタノールで洗っ
た。水でゆっくり再結晶した処、透明な六方晶系を得た。収1: 0.89g、
68%、実測値:C37,1%;N5.6%、N7.2%、 ClxH22N
2012の計算値: C37,31%; N5.75%、N7.25%、m、
p、230℃。
、4: L −ベンジルアンモニウムの・糺
ベンジルアミン(0,68g; 6.3mmol>を(L)−酒石酸(1,0g
; 6.7mmol)の水(10cm3)溶液に滴下した。ブタノール−エタノ
ール(1:1: 5cm’)混合物で白色固体を析出させた。生成物をP取し、
冷プロパツール(5c m’)で洗った。この固体を最終的に水で再結晶し、風
乾させた。収量: 1.39g、86%、実測値: C51,2%;N5.8%
;N5.3%、C,、H,、No、の計算値: C51,35%、85.89%
、N5.45%、m、p、170−172℃。
5: L −,2−アミノビI之ジニウムへ41
(L)−酒石酸(1,Og; 6.7mmol)を水(10cm’)に溶解させ
、2−アミノピリミジン(0,60g; 6.31mmol)の水(5c m’
)溶液にゆっくりと加えた。混合物を4℃で一晩放置した処、白色固体が析出し
た。生成物をP取し、冷プロパツール(5cm’)で洗った。その後、生成物を
水で再結晶し、風乾させた。
収量: 1.1g、71%、実測値: C39,0%;H4,5%、N17.3
%、CmH++Nコ0.の計算値二C39,18%; H4,53%、N17.
14%。
m、P、172−174℃。
6: L −D −−フェニルエ
ルアンモニウムの−
(L)−酒石酸(1,2g; 8.Ommol)の水(10cm3)溶液に、(
D)−1−フェニルエチルアミン(1,0g; 8.25mmoりをゆっくりと
加え、白色固体を得た。固体をr取し、冷プロパツール(5cm’)で洗い、風
乾させた。収量: 1.69g、78%、実測値: C52,9%、 H6、1
%;H5,2%、Cl28I f N Ogの計算値: C53,13%; H
6,33%;H5,16%、m、p、193−195℃。
7: L −j−ヒドロ シピ1ジニウLα1【
3−ヒドロキシピリジン(0,64g: 6.1mm。
l)をメタノール(10cm’)に溶解させ、(L)−酒石酸(1−Og; 6
.7mmol)の水(5cmゴ)溶液に加えた。プロパツール、エタノール及び
メタノール(1:1:1; 6cm’)混合物を加え、黄白色固体を析出させた
。生成物をr取し、メタノールで再結晶し、半透明の針状物を得た。収量: 1
.10g、74%、実測値二C44,1%;H4,5%、H5,6%、C5H1
+N Otの計算値: C44,08%、84.53%;H5,71%、m、p
、137 139℃。
Kurtz and Perry、J、A 1.P足u工、1968. 39.
3798の方法に従い、実施例1〜7の非線形光学材料を実験粉末法により評
価した。Kurtz and Perryによると、粉末サンプルを使用するこ
とにより材料の第二高調波発生(SHG)活性を分類することができ、材料の単
結晶を成長させなければならない冗長な方法を使用せずにすむ、粉末技術を使用
して有望な候補が同定されたら、単結晶を成長させて更に詳しい測定を行うこと
もできる。Kurtz andPerryの粉末方法の成功は、第二高調波発生
が非中心対称構造に非常に感受性であり、従って、出力パワーが十分高いならば
偏かな小粒子でも検出可能な第二高調波(SH)を発生するという事実に存する
。単結晶測定法に比較した粉末測定法の主な欠点は、粉末サンプルの粒子はラン
ダムに配向しているので、所定の結晶学的軸に沿って非線形応答の絶対値が得ら
れないという点にある。粉末法では絶対値が得られないので、材料の粉末測定は
常に粉末標準(例えば石英、KDP、尿素、L I N b Ox等) ニ対シ
テ行われる。
粉末SHG測定は、11064nで発振する5pectron 5L2Q Nd
:YAGパルスレーザを使用して行った。Hewlett Packard 1
74417100MHz蓄積オシロスコープに連結したHamamatsu I
P28光電子増倍管により、532nmの緑色発光を検出した。オシロスコープ
により、1MΩ抵抗の両端の電圧として光電子増倍管;流を監視した。光電子増
倍管に望遠鏡を装備し、光がサンプルから10cmの距離で±5°の角範囲で受
容されるようにした。レーザから出力される正規パワーは10mJ±1に維持し
た。サンプルを照射するレーザビームの直径は2mmとした。望遠鏡の一連のフ
ィルター及びダイクロミックミラー(dichromicmirrors)を使
用し、サンプルにより透過される11064n輻射を除去した。
振動ボールミル又は乳鉢乳棒を使用してサンプルを粉砕し、その後、標準篩を使
用して分級した6標準光学技術により粒度を検査した処、150〜180nmで
あった0次に分級した粉末をアルミニウムホルダーに入れ、2枚のガラススライ
ド間に配置した。アルミニウムホルダーはスペーサーとしても機能し、サンプル
厚さを全測定で一定にするように確保した。サンプルの厚さは380±40μと
した。微塵粒子は第二高調波にオーバーラツプする可視光のスプリアス信号を発
生する恐れがあるので、ガラススライドに塵がかからないように万全の注意を払
った。乾燥粉末の表面散乱を減らすために、屈折率整合用液体(例えば4−り四
ロトルエン、ジベンジルアミン等)をほとんどの場合で各サンプルに加えた。
最後に、こうして作成したサンアルをスライドホルダーに挿入し、サンプルを入
射基本ビームに対して90°の角度に配置した。ホルダーをステッパーモーター
により調節し、xy力方向移動させた。このように配置することにより、サンプ
ルを表面の種々の部分で容易に照射することができた。
定量的測定のために、サンプルの表面の種々の部分から3種の異なる観測値を抽
出することにより平均値を得た。
全観測値は順方向、即ち入射基本ビームに対して0°で抽出した。SH検出値が
非中心対称サンプルに起因するように、分級した中心対称粉末KBr及びNaC
lと、粉末の不在下のスライド及びサンプルホルダーとを用いて連続的にブラン
クチェックを行った。これらの場合にはいずれもSHは検出されなかった。
轟」−
の 4 の 二 ・ ゛ の
化j]1 効1
対江り対KDP
酒石酸水素ピリジニウム 0.57 0.1酒石酸水素ピペラジニウム 2.8
5 0.5(2+)ビス(酒石酸水素)ピペラジラム 1.57 0.275酒
石酸水素ベンジルアンモニウム 1.77 0.31酒石酸水素2−アミノピリ
ミジニウム 2.00 0゜35酒石酸水素1−フェニルエチルアンモニウム
1.14 0.2酒石酸水素3−ヒドロキシーピリジニウム 13.7 2.4
8:5−2−アセノビ1々ジニ ムの
(S)−乳#(3,0g; 28mmol)をメタノール(5cm’)に溶解さ
せ、2−アミノピリミジン(2゜7g; 28mmol)のメタノール(5c
m’)溶液に加えた。得られた白色生成物をr取し、水で再結晶し、真空乾燥さ
せた。実測値: C58,0%、H5,4%;N16.8%−C12H13N
xo−の計算値: C58,28%; H5,31%; N17.00%、m、
p、125−127℃。
9: S −マンール ベンジルアミンニ ムの(S)−マンデルB(3,Og
: 22mmol>をエタノール(10cm’)に溶解させ、ベンジルアミン(
2゜2g; 20mmol)及びメタノール(5cm’)の混合物に加えた。白
色生成物をr取し、水で再結晶し、真空乾燥させた。実測値二 069.2%;
H6,6%;H5,4%、C,、H,、NO3の計算値: C69,47%、H
6,62%; H5,40%、:m、p、174−175℃。
: S −ヒドロ シコハ ベンジル ン三1Lへ11
(S)−ヒドロキシコハク酸(3,0g; 22mm。
l)をメタノール(10cm’)に溶解させ、ベンジルアミン(2,2g; 2
0mmol)及びエタノール(5cm3 )の混合物に加えた。得られた白色生
成物をr取し、水で再結晶し、真空乾燥させた。実測値: C54,6%、H6
,3%、H5,8%6C+ lH+ s N O<の計算値: C64,76%
、 H6,28%; H5,81%。
m、p、149−150℃。
11:4−ヒドロ シ 患 ピペリジニウムの=ピペリジン(0,85g; 1
0mmol)を4−ヒドロキシ安息香酸(1,38g; 10mmol)のエタ
ノール(10cm’)溶液に滴下した。この結果、白色固体が析出した。生成物
をr取し、水で再結晶し、半透明の無色結晶を得た。実測値: C64,6%、
87.6%;H6,2%、C,□H,,NO,f)計算値: C64,55%、
H7,69%; H6,24%、m、p、197−199℃。
: −ヒドロ シ 、ビベ1ジニウムの・ピペリジン(0,85g: 10mm
ol)を3−ヒドロキシ安息香酸(1,38g; 10mmol)のエタノール
(10cm’)溶液に滴下した。溶液を開放したビーカーに5℃で2週間放置し
た。こうして所望の生成物を白色固体として得た。生成物をP取し、水で再結晶
し、半透明の無色結晶を得た。実測値: C63,4%; H7゜6%、H6,
2%、Cl2HlフN O3の計算値: C64゜55%、 87.69%、
H6,24%、m、p、154−156℃。
13:2 4−ジヒドロ シ 、ビベ1ジニウムffl
ピペリジン(0,85g; 10mmol)を2.4−ジヒドロキシ安息香酸(
1,54g; 10mmol)のエタノール(10cm’)溶液に滴下した。こ
の混合物を5℃で一晩放置した処、白色固体が析出した。生成物をr取し、水で
再結晶し、針状結晶を得た。実測値: C61゜3%、H7,3%、H5,9%
、 C+ z Hl ? N O−(’)計算値: C60,25%、H7,1
1%、H5,85%、m、p、210−211℃。
14:4−ヒ゛ロ シ 、ベンジル ン ニLへ11
ベンジルアミン(1,07g; 10mmof)を4−ヒドロキシ安息香M(1
,38g; 10mmol)のメタノール(10cm’)溶液に滴下した。白色
固体がすぐに形成された。生成物をFM!シ、水で再結晶し、白色針状結晶を得
た。実測値: C68,6%、H6,2%;N5.6%、 CI4HISN O
sノ計算値: C68,57%; H6,12%; N5.71%、m、p、2
29−230℃。
= 3−ジヒ゛ロ シ 、ベンジル ンi二1Lユ11
ベンジルアミン(1,07g; 10mmol)を2゜3−ジヒドロキシ安息香
酸(1,54g; 10mmo+)のメタノール(10cm”)溶液に滴下した
。黄白色固体がすぐに形成された。生成物をP取し、水で再結晶し、白色結晶を
得た。実測値: C62,0%、N5.8%;N5,1%、 C、、H+sr’
J O、ノ計算値: C64,30%; N5.74%; N5.36%、m、
p、169−170℃。
6: 6一ジヒ′口 : 、ベンジル ンi三1Lユ11
ベンジルアミン(1,07g; 10mmol)を2゜6−ジヒドロキシ安息香
酸(1,54g; lommol)のメタノール(10cm’)溶液に滴下した
。混合物を20℃で一晩放置した処、薄いピンク色の結晶が形成された。
生成物とP取し、水で再結晶し、白色結晶を得た。実測値: C63,8%:N
5.9%+N5.1%、C,,H、、NO,の計算値: C64,30%; N
5.74%;N5.36%、m、p、182 184℃。
7: −ヒ′ロ シ 、d−−フ ニルエルアンモニウムの
d−1−フェニルエチルアミン(1,21g; 10m) mol)を4−ヒド
ロキシ安息香酸(1,38g; 10mmol)のメタノール(10c m’)
溶液ニ滴下Lり。
白色固体がすぐに析出した。生成物をP取し、水で再結晶し、半透明の無色針状
結晶を得た。実測値: C69,6%;H6,7%;N5.3%、 C+sH+
yN Osの計算値: C69,49%、H6,56%; N5.40%。
m、p、208−210℃。
二 −ヒ゛ロ シ ! −エニルエ
ル ンモニ ムの−
d−1−フェニルエチルアミン(1,21g: 10m’ mol)を3ニヒド
ロキシ安息香酸(1,38g; 10mmo 1 )のメタノール(10crn
’)溶液に滴下した。
混合物を5℃で一晩放置した処、白色針状結晶が生成された。生成物を枦取し、
水で再結晶し、半透明の無色針状結晶を得た。実測値: C69,5%、86.
7%; N5−4 % 、 C+sH+−N O=ノ計算値: C69,49%
:H6,56%; N5.40%6m、p、173−175℃。
:26−ヒドロ シ 印、d−−フェニルエ ル ン ニウムの=
d−1−フェニルエチルアミン(1,21g; 10mmol)2.6−ヒドロ
キシ安息香酸(1,56g+ 10mmo I )のメタノール(10cm’)
溶液に滴下した。
混合物を5℃で一晩放置した処、ピンク色の結晶が生成された。生成物をV取し
、水で再結晶し、無色結晶を得た。
実測値: C64,4%;H6,2%;N5.0%。
C+ s H、? N O−の計算値: C64,45%、H6,18%、N5
.09%、m、p、188−190’C。
20ニー 4−N−4−アミツメ ル ビベ1ジノ −3− N−エ ンアミド
ニトロベンゼンのL −、” L −=AMPE
Σ土α11
2−フルオロ−5−ニトロエタンアニリド(Log;50mmol)のニトロメ
タン(100cm’)溶液を4−(アミンメチル)ピペリジン(6,9g; 6
0mm。
I)及び重炭酸ナトリウム(4,2g; 50mmo+>の混合物のニトロメタ
ン(50cm’)溶液に20〜30分間滴下した。この混合物を還流下に10分
間加熱後、2−フルオロ−5−ニトロエタンアニリド溶液を加えた。
得られた溶液を還流下に更に45分間加熱後、20℃まで降温させた0反応容器
をこの温度で24時間放置し、NaF及び未反応の重炭酸ナトリウム分沈殿させ
た。黄色い液体を注意深く傾瀉後、溶媒を蒸発させた処、黄色い固体が析出した
。その後、粗生成物を最少量のメタノールで再結晶し、以下の文中でAMPEN
と呼称する鮮黄色固体を得た。収量: 10.7g、73%、 C14HzoN
40 xの計算値: C57,3%;N7.2%、N19.1%。
実測値: C55,6%、H6,9%、N18.9%。
m、p、126−128℃1
L−酒石M(0,25g: 1.6mmo+)をメタノール/ブタノール混合物
(1,5cm’/1.5cm’)に溶解させ、AMPENのメタノール溶液(1
6cm’;0、IN)に加えた。この結果、やや粘性のオレンジ−黄色生成物が
出現した。生成物をPI!L、ジエチルエーテルで洗い、生成物を凝固させた。
その後、面体を2週間真空乾燥させた。m、p、175−178℃。
21+ −4−N−ビページノ −3−N−エ ン ≧゛ ニ ロベンゼンの
し −L −、PENHの・
2−フルオロ−5−ニトロエタンアニリド(1,0g;5mmo ! )のエタ
ンニトリル(50cmコ)溶液をピペラジン(0,45g; 5mmol)のエ
タンニトリル(20cm’)溶液に還流加熱下にゆっくりと連続的に加えた。そ
の後、黄色い混合物を更に15分間加熱した。この結果、黄色から金色がかった
黄色に変色した1反応混合物を20℃まで降温させた。降温後、混合物は不透明
になった0次に水(25cm’)を加えると、黄色い固体が析出した。以下の文
中でPENと呼称する生成物をP取し、真空乾燥させた。収量: 0.85g、
63%、CI2H+tN40)の計算値: C54,5%、86.1%、N21
゜2%、実測値: C53,6%;N5.6%; N21゜0%、m、p、14
8−149℃。
L−酒石酸(0,06g: 0.4mmof)をエタンニトリル(5cm’)と
メタノール(10cm’)の混合物に溶解させ、pEN(1,36g)をメタノ
ール(100cm3)及びエタンニトリル(150cm’)の混合物に溶解させ
ることにより形成された標準PEN溶液(20cm’、0.02M)に加えた。
この結果、薄い黄土色のややろう状の生成物が析出した。生成物をr取し、ジエ
チルエーテル(1cm’)で洗い、生成物を凝固させた。その後、固体を2週間
真空乾燥させた。m、p、180−Is3℃。
22: −4−N−ビベージノ −3−N−エ ンア;ド ニ ロベンゼンの
−ヒ゛ロ コーヒ゛ロ シ PENH
4−ヒドロキシ安息香酸(0,056g; 0.4mmof)をエタンニトリル
(5cm’)とメタノール(10c m’)の混合物に溶解させ、実施例21に
記載した方法により調製した標準PEN溶液<20cm’; 0.02M)に加
えた。この結果、薄黄色のややろう状の生成物が析出した。生成物をr取し、ジ
エチルエーテル(1cm’)で洗い、生成物を凝固させた。その後、固体を2週
間真空乾燥させた。m、p、201−203℃。
実施例8〜22の材料のSHG活性を以下の方法によりスクリーニングした。材
料の粉末サンプルを調製し、上記方法により11064n出力Nd : Yag
パルスレーザに対向するようにスライドに配置した。NDフィルター及び30m
m焦点距離凸レンズを介してスライド上にレーザビームを集束させた* 106
4 n m基本周波数を遮断するが、532nm周波数(緑色)輻射を透過する
保護ゴーグルを通してサンプルから散乱する光の強度を観察することによりSH
G活性を評価した。KDPの数桁倍のSHG活性を有することが知られているが
、結晶成長特性が非常に低く、熱安定性も低い材料である尿素の無分級粉末サン
プルに各サンプルのSHG活性を比較した。この比較評価の結果を下記表2に示
す。
13 良好
14 不良
20 非常に良好
21 並/良好
22 並/良好
LLへ1に
比m仁り皿1−
不良:サンプルをレンズの焦点に接近させることにより、弱い緑色の信号が認め
られる場合。
並:緑色の光がすぐにはっきりと観察される場合、観察される緑色の光の量はレ
ンズの焦点に接近するに従って増加良好:サンプルにより放出される緑色の光の
強度が尿素サンプルにより放出される強度とほぼ同等に見える場合。
非常に良好:サンプルにより放出される緑色の光の強度が尿素サンプルにより放
出される強度よりも著しく高い場合。
実施例に記載した全材料の結晶成長特性は一般に優れており、典型的にはリン酸
二水素L−アルギニニウムと同暮であり、KDPよりも良好であった。実施例2
0〜22以外の全材料は無色であったので、光学密度が僅少であり、可視光レー
ザエネルギーの吸収による熱損傷を受けなかった。
レーザの光路に配置したNLOデバイスの概略図である図1に関して本発明の1
実施!!様を説明する。
デバイス1は、赤外レーザ5の光路4でハウジング3内に配置された上記実施例
のいずれかに記載のSHG活性塩材料2の結晶から構成される。波長しの赤外レ
ーザエネルギーは、レーザ5から入口6を通ってハウジング3に受容され、出ロ
アを通って波長0.5Lでデバイス1から送出される。
!1−
非線形光学デバイスは、レーザの光路に配置された結晶質第二高調波発生材料か
らなり、結晶材料は非中心対称結晶構造を有するカルボン酸と有機含窒素塩基の
塩から構成される。
補正音の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)
Claims (13)
- 1.レーザの光路に配置された結晶SHG材料から成るNLOデバイスであって 、結晶材料がカルボン酸と有機含窒素塩基の塩からなり、該結晶塩が非中心対称 結話構造を有することを特徴とするNLOデバイス。
- 2.酸が−OH及び−COOHから独立して選択された1〜4個の置換基を含む ことを特徴とする請求項1に記載のNLOデバイス。
- 3.酸がキラルカルボン酸の光学活性エナンチオマーからなることを特徴とする 請求項1又は2に記載のNLOデバイス。
- 4.酸が酒石酸のL−及びD−エナンチオマーから選択されることを特徴とする 請求項3に記載のNLOデバイス。
- 5.酸が置換安息香酸からなることを特徴とする請求項2に記載のNLOデバイ ス。
- 6.酸がヒドロキシ安息香酸からなることを特徴とする請求項5に記載のNLO デバイス。
- 7.酸の分子量が100x(式中、xは酸分子中に存在する−COOH及び−O H基の合計数である)未満であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一 項に記載のNLOデバイス。
- 8.塩基がイミン又はアミンからなることを特徴とする請求項1から7のいずれ か一項に記載のNLOデバイス。
- 9.塩基がアルキルアミン、アリールアミン及び塩基性窒素原子を含む複素環式 化合物から構成される群から選択されることを特徴とする請求項8に記載のNL Oデバイス。
- 10.塩基が1×10−30esu以上の二次分子感受率(β値)を有する化合 物からなることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のNLOデバ イス。
- 11.塩基がニトロアニリンの誘導体からなることを特徴とする請求項10に記 載のNLOデバイス。
- 12.酸がキラルカルボン酸の光学活性エナンチオマーからなることを特徴とす る請求項10又は11に記載のNL0デバイス。
- 13.NLOデバイスにおける請求項1から12のいずれか一項に記載の結晶S HG活性材料の使用。
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