JPH05505973A - インレイビニルシート及びその製法 - Google Patents

インレイビニルシート及びその製法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インレイビニルシート及びその製法 発明の分野 本発明は、ビニルシート、特に装飾用粒子がインレイされている、床仕上材とし て有用なビニルシート、並びにそのような製品を製造する方法、特に装飾用粒子 をシートに包含させる方法に関する。
装飾用で耐磨耗性であるビニルシートは、壁装材、テーブルの上板、ブックカバ ーなとのような種々の製品、並びに床仕上材に広く使用されている。装飾は製品 の魅力の重要な面である。
本発明をまず床仕上材としての用途に関して記載する。しかしなから、本発明は 以下に記載するようなその他の用途にも使用しつる。
製品に装飾又は美的な効果を付与するいくつかの層を使用することを含むビニル 床仕上材を装飾する技術はたくさんある。例えば、着色ビニル樹脂は一様に着色 した床材を提供するのに用いら札ビニルシートは一種以上の着色インクの柄にオ ーバープリントしうる。後者の場合には、足の往来に耐えるために通常柄は透明 な磨耗層で保護しなければならない。そのような製品は、床仕上材に望ましいと 考えられる三次元の外観をもたない。
装飾が三次元の外観を有するビニル床仕上材は当業者には公知である。そのよう な製品には、例えばインレイ及びエンボスビニル床用シートか含まれる。インレ イビニルシートは、裏材料上に形成されたり、着色された地の上に置かれたりし た粒状材料の層を含むので、上から見ると着色された層か粒子を含む層の下に見 える。足の往来は比較的厚い装飾を磨耗しないのでインレイ製品は磨耗層を必要 としない。
インレイビニルシートは、実質的に一様にシートを覆う粒状層、すなわちインレ イ層か一体式である粒状層又はインレイか模様又は幾何模様の形で存在する粒状 層を含みつる。これらの製品は種々の方法で製造される。
模様をつけた種類のインレイ製品においては、所望の模様に従って粒状物質を適 用する。一般的には、粒子は液体媒体で変性して、数種の印刷技術の−によりシ ートに包含させる。例えば、米国特許第3,325,574号には粒状層がフェ ルトのような裏材料に塗布された種々の着色粒子の幾何学模様であるインレイシ ートの製造か開示されている。各着色粒子を含む組成物は可塑化されたビニル樹 脂(1重量部の可塑剤に対して約3重量部の樹脂)、充填剤、及び所望の色の顔 料を含む。粒子は、約0.5乃至10%の相溶性のビニルプラスチゾル(1重量 部の可塑剤に対して約1重量部の樹脂)中に懸濁されているのではなく、それに コーティングされている。模様中の各色は逐次ステンシルを通して裏材料に塗布 される。次いで得られた着色シートを加圧下で加熱して粒子を団結させてプラス チゾルを融合させる。
米国特許第3.350,483号に記載されているインレイ床仕上材は、ステン シルにより、大きな斑点として不連続的に塗布された、装飾用粒子を含む層をオ ーバーコートした着色プラスチゾルを含む。オーバーコートはビニルプラスチゾ ル中に例えば着色樹脂粒子を含む装飾用樹脂粒子を含む。粒子を含む層は大きな 斑点を加圧及び平坦化する前に部分的に融合する。
米国特許第4.278,483号には、ポリ塩化ビニルの顆粒が裏材料に塗布さ れ、部分的に融合して多孔性層を形成し、シルクスクリーン法により装飾用組成 物で印刷したインレイ製品が記載されている。装飾用組成物はビニルプラスチゾ ル中に着色ポリ塩化ビニル粒子を含む。
模様をつけた種類のインレイ製品は多くの用途に選択されるけれとも、一体式の インレイ製品の需要も工業界にはある。本発明は一体式のインレイビニルシート 及びその製法に関する。
報告されている開発 一体式のインレイ製品においては、顆粒又はその他の種類の粒子(しばしば本明 細書においては“装飾用粒子”と呼ぶ)が表面の全体に実質的に一様に分布する ように、すなわち粒子の層が一体になるように表面に塗布されている。例えば、 米国特許第4.212.691号には、粘着性のゲル化していないビニルプラス チゾルをコーティングした移動及び振動しているウェブへの装飾用粒子の付着か 開示されている。この後圧力を加えることにより粒子及びゲル化していないプラ スチゾルを圧縮して単一の層とし、その後高温でプラスチゾルをゲル化する。そ して最後に粒子か埋封されているゲル化したプラスチゾルを融合して永久に粒子 を固定する。多少異なる圧力/融合装置を用いる同様な技術が米国特許第4.7 94,020号に開示されている。そして米国特許第4.440,826号によ れば、粒子を熱可塑性樹脂の下部表面に塗布し、圧力及び熱を加えることにより 熱可塑性樹脂の層に押し込みつる。
一体式の装飾用粒状層をインレイ層としてビニルシートに包含させる公知の方法 は面倒で非能率的であり、一般的には粒子を樹脂の表面に散布してそこに付着及 び/又は圧力及び熱を加えて埋封し、粒子及び樹脂を融合して永久にそれらをシ ート内に固定することにより粒子を塗布することを含む。粒子はくっつきあう傾 向かあるので、粒子を散布すると受容表面上の分布は一様ではなくなる。粒子の 凝集物か形成され装置の動きを妨げる傾向がある。また、製品が刷り重ねを必要 とする場合には好ましい印刷法である輪転グラビア印刷が可能なほど粒状層は一 般的には平坦ではない。
更に、散布法により粒子を塗布する伝統的な方法に伴う問題は、受容表面の幅か 伝統的に使用されるシート幅(一般的には6フイート(1,8m)を越えない) より増大した場合に悪化する。今日工業界では12フイート(3,7m)以下又 はそれ以上の幅の一体式インレイシートが必要である。そのような幅のシートを 製造しつるように従来の形式の装置に質本を投資することは法外である。そして 、前述のように、今日の装置に伴う問題はそのような幅のシートを製造する場合 には悪化することが予想される。
従って、約12フイート(3,7m)以下又はそれ以上の幅のシートを含むビニ ルシートにインレイ粒状層を包含させるのに面倒でなく、低価格で、能率的で、 かつ精確な方法を提供することが本発明の目的の−である。一様なインレイ層を 提供することも別の目的である。容易に入手しつる装置で実施しつる技術を提供 することも更に別の目的である。
発明の要約 本発明によれば、無限の長さの予め決められた幅の多層シートであって、装飾用 粒子を含む前記シートの幅と実質的に同一の広がりをもつ一体式の層を含む多層 シートを製造する改良された連続方法であって、前記多層シートの一層の表面に 実質的に表面の幅全体にわたって延在する領域において前記装飾用粒子を分散さ せた液体物質を含む組成物を連続的に塗布することにより、前記一体式の層を形 成する。その際、前記シートか前記領域の横方向に連続的に移動するにしたかっ て前記組成物から形成された一体式の層の厚さが実質的に一様であって装飾用粒 子か実質的に一様に分散するような条件下で前記組成物を塗布し、かつ前記一体 式の層の粒子を前記屡の表面に永久的に付着させることにより実質的に一様な厚 さの装飾用粒子が実質的に一様に分散している一体式の層を含むシートを提供す ることを含む改良方法が提供される。
好ましい実施態様においては、装飾用粒子の一体式の層を形成するのに使用する 組成物は、以下に記載するように着色ビニルトライブレンドの固体粒子を分散さ せたビニルプラスチゾルである。別の好ましい実施態様においては、前記装飾用 粒子を分散させた液体キャリヤー物質を含む組成物を塗布するのに用いる手段は 、以下に記載するように公知の種類の装置であるリバースロールコータ−である 。
本発明の別の面は、改良された多層シートであって、予め決められた幅を存し、 前記シートの幅と実質的に同一の広がりをもつ、装飾用粒子を含む一体式の層を 含み、かつ前記一体式の層を形成するのに使用した粒子が予め決められた形状を 育するか圧力の影響下では変形されつる多層シートであって、前記シートの一体 式の層の厚さか実質的に一様で、前記粒子が前記一体式の層内に実質的に一様に 分散しており、前記一体式の層内の粒子が前記予め決められた形状と実質的に同 一の形状を育することを含む改良多層シートを提供する。
好ましい実施態様においては、多層シートは、一体式の層が着色塩化ビニルを基 剤とする樹脂を含む単一寸法の粒子、例えばそのような樹脂の顆粒を分散させた 塩化ビニルを基剤とする樹脂の透明なマトリックスを含み、床仕上材の磨耗層で ある弾性床仕上材を含む。本発明の特に好ましい実施態様においては、前述の磨 耗層は、多層床仕上材の模様のついた又は印刷されたエンボス層の上にあって、 それに付着しており、この多層床仕上材は、そのエンボス層の下にあって、それ に付着している裏材料も含む。
本発明の製品の面に関しては、先行技術のシートの製造において一般に使用され ている装飾用粒子か典型的には圧力の影響下で変形しうる熱可塑性樹脂のような 材料を含むことが注目される。そのような材料の変形は、粒子か熱及び圧力の両 方を受けた場合には容易に遭遇する。前述のように、シートのインレイ粒状層を 形成する先行技術の方法においては典型的には熱及び圧力の両方を用いる。その ような条件を用いると粒子は変形する傾向かあり、その結果所望の三次元効果及 び/又は装飾用粒子の使用により成就される予定のその他の所望の効果か減少す る。そのような問題は、圧力を使用することなくインレイ粒状層を形成するのに 効果的に使用しうる本発明を実施することにより回避しつる。従って、装飾用粒 子のもとの形状は層を構成する粒子において保持され、美的な効果を含む所望の 効果か十分実現する。
本発明の実施により実現しうるその他の利点はたくさんある。従来の装置と比べ て低価格で、面倒でなく、操作及び保持するのに経済的であり、比較的幅広の、 例えば12フイート(3,7m)以上までのシートを製造するのに効果的に使用 されうる装置を使用することにより一貫して高品質の製品か製造されつる。工業 的に使用されている先行技術の方法と比べて、本発明の方法は工程数か少なく、 例えば先行技術の方法の圧力ニ程か回避される。
特に製品の品質に関して、本発明の実施によりもたらされるその他の利点は、そ の厚みの至る所でも実質的に均質で、すなわち装飾用粒子か層を構成するマトリ ックス物質中にその厚みの至る所でも一様に分散している一体式の層を製造しつ るということである。その上、本発明は、厚さか実質的に一様で輪転グラビア印 刷のような従来の印刷に適する平坦な表面を有する一体式の層を形成するのにも 使用しつる。例えば前述の米国特許第4,794,020号における足跡現象の ような先行技術の方法に関連する種々の状兄及びそのような方法により製造され た製品の品質に悪影響を及ぼす種々の状況には本発明の使用においては遭遇しな い。
前述の種々の先行技術の特許の開示が、そこに記載されている方法により形成さ れる装飾用一体式粒状層が効果的な磨耗層であること、あるいは輪転グラビア印 刷技術により印刷するのに十分平坦な表面を有することを提案していることも注 目される。実際に、そのような方法て製造された工業製品は磨耗層を更に必要と するか又はインレイ粒状層の平坦でない表面を平らにする塗膜を更に必要とす図 1は本発明の実施において使用される装置の図である。
発明の詳細な説明 本発明によるシートのインレイ層を形成するのに使用する組成物は固体粒子を分 散させた液体物質を含む。液体物質は粒子のキャリヤー媒体として作用し、イン レイ層内での粒子相互の結合及び塗布された表面への粒子の結合を助ける結合剤 としても作用する。
このため、液体物質は好ましくはビニルプラスチゾル、すなわち液体可塑剤中に 懸濁しているビニル樹脂の微細な粒子を含む。ビニルシートの製造においてプラ スチゾルを使用することは、本発明と同一の鐘受入に譲渡されている米国特許第 4,844,849号に示されているようにもちろん公知である。プラスチゾル の樹脂成分は塩化ビニルのポリマーを含むことか好ましい。
塩化ビニルポリマーは塩化ビニルの単純な未混合ホモポリマーでもよいし、ポリ (塩化ビニル)の実質的なポリマー構造がそれと重合しているその他のエチレン 不飽和化合物の残基で変化をつけられているそれのコポリマー、ターポリマー等 でもよい。ポリ(塩化ビニル)のポリマー構造の本質的な性質は、約40%を越 えないコモノマーが共重合している場合には保持されるであろう。適するコモノ マーには、例えば臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビニル、クロロ酢酸ビニル、 酪酸ビニル、その他の脂肪酸ビニルエステル、ビニルアルキルスルホネート、ト リクロロエチレン等;ビニルエチルエーテル、ビニルイソプロピルエーテル、ビ ニルクロロエチルエーテル等のようなビニルエーテル;スチレン、モノ−及びポ リクロロスチレン、クマロン、インデン、ビニルナフタレン、ビニルピリジン、 ビニルビロール等のような環状不飽和化合物;アクリル酸及びエチルアクリレー ト、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、エチルクロロアクリレート 、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ジエチルマレエート、ジエチルフマ レート等のようなその誘導体:ビニリデンクロライド、ビニリデンブロマイド、 ビニリデンフルオロクロライド等のようなビニリデン化合物:エチレン、プロピ レン、イソブチン等のような不飽和炭化水素:酢酸アリル、塩化アリル、アリル エチルエーテル等のようなアリル化合物;及びブタジェン、イソプレン、クロロ ブレン、2.3−ジメチルブタジェン−1,3−ピペリレン、ジビニルケトン等 のような共役及び交叉共役エチレン不飽和化合物が含まれる。
ポリ(塩化ビニル)を用いた場合に良好な結果が得られた。これはプラスチゾル キャリヤー中で用いる特に好ましい樹脂である。
ビニルプラスチゾルを配合するのに用いる樹脂は平均粒度か約0.02乃至約2 5μm、好ましくは約0.02乃至約10μmであることか推薦される。樹脂成 分はもっと大きい粒度、例えば75μmまでの粒度の樹脂を含みうろことは理解 されるべきである。分散量樹脂が効果的に使用されつる。
そのような塩化ビニル樹脂か好ましいけれとも、キャリヤーを含む液体物質を適 する可塑剤に分散させたその他の熱可塑性樹脂から形成しうることは理解される べきである。そのような樹脂の例にはポリスチレン、ポリアクリレート、ポリメ タクリレート、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン及び その他のポリオレフィンホモポリマー及びコポリマーか含まれる。
液体キャリヤー物質か液体可塑剤に分散させた熱可塑性樹脂を含む場合には、組 成物は100部の樹脂当たり約20乃至約150部の可塑剤を含むことか推薦さ れる。100部の樹脂当たり約50乃至約80部の可塑剤が好ましい。
液体キャリヤー物質は好ましくはプラスチゾルを含むけれども、その他の液体物 質もキャリヤーとして使用しうる。例えば、オルガノゾル、すなわち液体可塑剤 中に懸濁させた微細な粒子の樹脂を含み、揮発性液体溶媒も含む組成物も使用し うる。適するオルガノゾルは典型的には100部の樹脂当たり約20乃至約55 部の可塑剤を含む。100部の樹脂当たり約30乃至約40部の可塑剤か特にに 好ましい。オルガノゾルを構成する溶媒の量は、以下に記載するようにキャリヤ ーの所望の粘度に依存する。
プラスチゾル又はオルガノゾルの液体可塑剤は組成物の樹脂成分との相溶性、す なわぢ組成物を加熱した場合にゲル、最終的には十分融合した固体を製造する能 力に基づいて選択される。樹脂が塩化ビニルを含む場合には、適する典型的な可 塑剤は種々のフタレートエステル、例えばニジブチルフタレート、シカプリルフ タレート、ジオクチルフタレート、ジブトキシエチルフタレート、ブチルベンジ ルフタレート、ジベンジルフタレート、及びジー(2−エチルヘキシル)フタレ ートである。その他の可塑剤の例にはジオクチルアジペート、ジデシルアジペー ト、ジブチルセバケート、ジオクチルセバケート、ジベンジルセバケート、ブチ ルベンジルセバケート、トリクレジルホスフェート、オクチルジフェニルホスフ ェート、ジプロピレングリコールジベンゾエート及び二塩基酸グリコールエステ ルか含まれる。
ソートのインレイ層を構成する粒子に関しては、液体キャリヤー物質中に粒子を 分散させることを許容し、粒子を分散させた液体キャリヤー物質をリバースロー ルコータ−により所望の方式でシートの受容表面に塗布することを許容する材料 、寸法又は形状であれば実質的にいずれも含みつる。
粒子を含むインレイはそれ自体が装飾的であるか又はシートの美的性質を増す。
更に、あるいはその代わりに、粒子を含むインレイは例えば磨耗層又は滑り止め 表面を有するシートを提供する機能を果たしつる。便宜上、それ自体が装飾的で あるインレイを形成するか否か、及び/又はシートの美的特質を増す及び/又は 機能的である粒子を本明細書中で“装飾用粒子”と呼ぶ。
粒子の典型的な形状は、球状及び顆粒、フレーク及びチップ状である。粒子は多 くの幾何的な形状、例えば断面が長方形又は三角形である立方体又はその他の多 次元体をとりつる。従って、粒子は一次元体でも多次元体でもよい。粒子の形状 は一様でもランダムでもよい。粒子は透明でも不透明でもよい。
装飾用粒子の寸法は幅広い範囲で変化しうる。粒子が液体キャリヤー物質中に分 散又は懸濁されつる要件か粒子の最大寸法を決定する。その他の寸法の粒子も使 用しつるけれとも、多くの用途においては粒子は約100乃至約1000μmの 寸法範囲であることが期待される。
本発明は樹脂粒子から成るインレイ層の形成に最も幅広く使用されつるとされて いる。使用されつる樹脂の例にはポリエチレンのようなポリオレフィン、及び前 述のようなその他のビニルホモポリマー及びコポリマーがある。ポリ(塩化ビニ ル)ホモポリマー樹脂か特に好ましい。
好ましい実施懸様においては、ポリ(塩化ビニル)樹脂(以下“PVC″)装節 用粒子は、可塑剤及び任意に充填剤、安定剤(光及び/又は熱に対する)、染料 又は顔料のような着色剤及びその他の所望の性質を付与する物質を含む種々の成 分のトライブレンドを含む。
以下はトライブレンドの形の装飾用粒子を調製する配合の代表例である。
成分 重量部 PVC100 可塑剤 20−50 充填剤 0−25 顔料 0−25 安定剤 2−7 従来の技術に従ってトライブレンド混合物を配合した後(以下の実施例の項を参 照)、いずれかの適する手段、例えばカレンダーロールを通過させたり押出たり することにより、所望の厚さのシートに形成しつる。得られたシートは切断によ り所望の形状、例えば正方形、三角形、円、環、その他の多角形等、又は不規則 な寸法及び形状、又はそのような形状のいずれか又は全ての混合物に変形する。
色及び色調の多様性か望まれる場合には、個々の着色剤、染料、又は顔料を用い た複数のシートを調製する。そのようなシートを個々に切断して所望の寸法及び 形状とし、多色効果を得るために所望のあるいは必要な割合で混ぜる。異なる厚 さのシートも使用しつる。典型的には、トライブレンド粒子はランダムな形状の 顆粒である。粒子の寸法は約200乃至約450μmであることか好ましい。
トライブレンドの樹脂はPvCを含むことが好ましいけれども、トライブレンド はその他の樹脂から調製しうることは理解されるべきである。
例えば、粒子の寸法、組成物の所望の粘度、液体キャリヤーの種類及び最終製品 に望まれる効果を含む種々の因子がインレイ層を形成するのに使用される組成物 を構成する装飾用粒子の量に影響を及ぼす。プラスチゾルの使用を含む塗布にお いては、装飾用粒子は一般的には組成物の約1乃至約25重量%、好ましくは約 10乃至約15を量%であろう。
組成物の粘度は、組成物か受容表面に一様に分布するように組成物か流動するよ うな値であるへきである。多くの用途においては、約1000乃至約15.0O Ocps (RVTスピンドルNo4. 2Orpmで1分間、80乃至84゜ F(26,7乃至28.9’C))の粘度を有する組成物か満足に使用されうる とされている。前述の種類のトライブレンド粒子をプラスチゾル中に分散させた 組成物か約1500乃至約3000cpsの粘度を有するのが好ましい。
一体式の層の厚さは比較的幅広い範囲で変化しうるか、大部分は製品に望まれる 機能及び/又は美的特質により支配されるであろう。多くの用途においては、一 体式の層の厚さは約0015乃至約0.075インチ(約0.038乃至約0. 19cm)、好ましくは約0.02乃至約0.05インチ(約0.05乃至約0 .13cm)であるとされている。塗膜の厚さは液体懸濁液中の粒子の最大寸法 より大きく選択される。
液体キャリヤー物質及びその中に懸濁している装飾用粒子を含む組成物は多層シ ートの適する表面に塗布しうる。例えば、組成物はフェルトのような裏材料又は 床仕上材の業界において典型的に使用される種類のその他の織布又は不織布裏地 に塗布して、本来的に装飾性である磨耗層として機能する装飾用粒子の一体式の 層とともに実質的に二層の複合材料を形成する。
異なる実施態様においては、液体キャリヤー物質及び分散した装飾用粒子を含む 組成物はシートの発泡性層、例えば本発明と同一の誼受入に譲渡されている米国 特許第3,293,094号に記載されている種類の発泡性層の表面に塗布しつ る。本発明はこの種の塗布に非常に幅広く使用しうるとされている。その特定の 実施態様は本明細書の実施例の項の主題である。
要するに、そのような塗布の実施例は裏材料に、発泡剤(例えば、高温において 分解してガスを発生する化合物)と発泡剤の促進剤(発泡剤が通常分解する温度 を低下させる物質)とを含むビニルプラスチゾルを塗布することを含む。プラス チゾルを裏材料に塗布した後、プラスチゾルがゲル化する温度に加熱する。その 後、ゲル化したプラスチゾルの表面を任意ではあるが好ましくは製品に模様を付 与する液体エンボス組成物で印刷しつる。エンボス組成物は典型的には樹脂結合 剤、顔料及び促進剤の抑制剤(すなわち、製造プロセスの後のほうの工程で発泡 剤を分解させるために複合材料を高温に加熱する場合に、エンボス組成物で印刷 されているプラスチゾルの表面部分が膨張しないようにその促進剤を失活させる 物質)を含む。エンボス組成物で印刷したのち、得られた複合材料に本発明にし たかって装飾用粒子を分散させた液体キャリヤー物質を含む組成物を塗布する。
好ましい態様においては、組成物を構成する物質は特に良好な耐磨耗性を育する 一体式の層を提供するように選択される。そのような組成物は本明細書における 実施例の項の主題である。それを使用するということはシートに別の磨耗層を塗 物質、例えばポリウレタン塗膜から形成されうる光沢のある表面を付与する物質 を塗布しうる。そのような表面処理剤塗膜は公知である。
前述のように、本発明は装飾用粒子の存在にもかかわらず、特に平坦な表面を育 する一体式の層を製造するのに使用しつる。この特徴のために例えば従来の輪転 グラビア印刷装置の使用により有利に表面に容易に印刷しつる。従って、本体に 塗膜組成物を塗布するのに使用されている公知の装置である。しかしながら、リ バースロールコータ−は多層シートの製造を含む用途に本明細書に記載されてい る種類の組成物を塗布するのに使用することは公知ではないとされている。
リバースロールコータ−の使用においては、受容表面が移動する方向と反対方向 に回転するa−ルにより液体組成物を受容表面に塗布する。リバースロールコー タ−は典型的には少なくとも2本のロールを用い、そのうち一方が塗りロールで あり、そのロールが液体組成物を受容表面に運搬して塗布する。もう一方のロー ルは計量ロールと呼ばれ、液体組成物を所望の速度で流動させうるように2本の ロール間に空間を提供するように塗りロールに対して位置している。計量ローを 供給する。塗りロールはプールから受容表面に組成物を運搬する。好ましい態様 においては、塗りロール及び計量ロールは典型的には合成ゴムのようなエラスト マー材料から製造される。
り運搬される層21の表面に塗りロール19の回転表面により所望の量の液体組 木的な装置を用いるため、ロール並びにチェーンの支持手段、ベルト駆動手段、 用な種類の組成物からその他の種類の多層シートを製造するのにも使用しうるこ とは理解されるべきである。以下の実施例は本発明を例証する。
示す。磨耗層を形成する組成物は本発明の方法にしたがって、下層の発泡した樹 発泡性プラスチゾルは以下のものを含有した。
量(ポンド) Goodyear 180 X 10分散型PVC250Harden 432  分散型PVC300Goodyear Mho 懸濁型PVC30Dブチルベ ンジルフタレート可塑剤(BBP) 277アルキル及びアリール炭化水素 1 50殺カビ剤(BBP中に2%)63 ミネラルスピリット 15 アゾジ力ルボンアミド発泡剤 50 炭酸カルシウム 351) 全重量 1755 プラスチゾルは80°F(26,7°C)において2500cpsのブルックフ ィールド粘度を有した(RVTスピンドルNo、4. 20rpmで1分間)。
支持体により支持された発泡性プラスチゾルを加熱によりゲル化させ、最終的に は2層の複合材料をロールに巻き取り、印刷ステーションに運搬した。印刷ステ ーションにおいては、ロールから巻き出し、輪転グラビア印刷プレスによりゲル 化した発泡性プラスチゾルの表面に模様を印刷した。このためには、ゲル化した 発泡性プラスチゾル中の発泡剤を失活させるために、顔料及び抑制剤を含むエン ボス組成物を使用した。(本発明と同一の譲受人に譲渡されている米国特許第3 .292.094号に記載されているように、抑制剤は発泡剤と接触したときに 発泡剤が“発泡する”温度を上昇させる効果がある。したがって、ゲル化した発 泡性プラスチゾルを製造プロセスの後の方の工程で複合材料を高温に加熱するこ とにより融合させたときに、エンボス組成物で印刷されているプラスチゾルの所 定部分は膨張せず、膨張は、発泡剤の活性化によって発泡したプラスチゾルの部 分に限定される。)次いで印刷されたゲル化した複合材料を巻き取り融合ライン に移送した。
融合ラインにおいては、印刷され、ゲル化した複合材料を巻き出し、リバースロ ールコータ−を用いて本発明により塗布した。装飾用粒子を分散させた液体樹脂 組成物(以下では“磨耗層組成物”と呼ぶ)をリバースロールコータ−により印 刷され、ゲル化した複合材料の表面に約0.02インチ(0,05cm)の厚さ で塗布した。
磨耗層組成物の液体樹脂層は以下の成分のプラスチゾルを含有した。
量(ポンド) OXY80HC分散型PVC400 0XY 1732 分散型PVC4500XY BR501懸濁型PVCI 5 02、2.4− トリメチル−1,3−ベンタンジオール 150ジイソブチレ ート(TXIB) ブチルベンジルフタレート可塑剤 110アルキルベンジルフタレート可塑剤1 10アルキル及びアリール炭化水素 30 バリウム/亜鉛ホスフイツト 30 エポキシ化大豆油 50 ミネラルスピリツト 35 ベンゾフエノン 3 全重量 1518 プラスチゾルは84°F(28,9℃)において650cpsのブルックフィー ルド粘度を有した。(RVTスピンドルNo、4. 20rpmで1分間)プラ スチゾルは以下のようにして調製した。可塑剤を熱安定剤、光安定剤、及び希釈 剤と共に高剪断Cowles (登録商標)ミキサーに添加した。液体を1分間 ブレンドした。次いで分散型樹脂を可塑剤/安定剤ブレンドに添加し、その後懸 濁型樹脂を添加した。次いでプラスチゾルを7分間混合すると樹脂の適する分散 液が保証された。プラスチゾルの温度及び粘度を適する分散液の尺度として測定 した。次いでプラスチゾルを脱気して混合プロセスから導入された空気を除去し 、補助タンク(holding tank)に排気した。
磨耗層組成物に使用した装飾用粒子は3種類の着色粒子の混合物を含有した。
異なる着色粒子か作られる3種類の組成物は以下のとおりである。
量(ポンド) 拉エ 白色粒子 ベージュ色粒子 灰色粒子Vygen 310 PVC200 200200ブチルベンジルフタレート 86 86 862、2.4−トリメ チル−1,3−ベンタンジオールジイソブチレート 9.3 9.3 9.3エ ボ午シ化大豆油 17.6 17.6 +7.6錫鉛体安定剤 5.2 5.2  5.2ベンゾトリゾール光安定剤 I L l白色顔料 31.2 − 10 黄色顔料 □ 0.2540 − 赤色顔料 □ 0.0738 − 黒色顔料 □ 0.Q143 0.3510シリカ乾燥剤 3 3 3 前述の各組成物は以下のようにして調製した。Vygen 310樹脂及び顔料 をWelex高速ミキサーに装填した。装置を動かし、温度が140’ F ( 60’C)に達したときに可塑剤/安定剤ブレンドを添加した。可塑剤/安定剤 ブレンドの添加時間は110乃至130秒であった。樹脂、顔料、及び安定剤の 混合物を、195゜F(91℃)の温度に達する(トライブレンド状態を成就す る)まで混合した。
次いで混合を2分間減速した後、冷却室に放出した。次いでシリカ乾燥剤を添加 して(易流動性を促進させ貯蔵時の充填傾向を減少させて)着色安定化トライブ レンドを130°F(54℃)の温度に冷却して冷却室から除去し、室温に冷却 した。
その後装飾用粒子の各バッチを、40メツシユのスクリーン(420um)を通 過させて80メツシユのスクリーン(177μm)上に載せ、余分なもの及び微 粉を除去した。本出願の所望の粒度範囲は188乃至419μmであった。
次いで、所望の寸法範囲の粒子をBaker−Perkinsシグマミキサーの ような低速ミキサー中で以下の割合で混合した。
粒子(色) %装填(%) (ポンド)白色 96.1 600 合計 100% 624 次いで、装飾用粒子をファイバードラム中に貯蔵し、更に処理するために融合ラ インに移送した。
連続混合及び供給系を用いてリバースロールコータ−に供給する磨耗層組成物を 形成するために装飾用粒子とプラスチゾルのブレンドを混合した。このためには 、粒子及びプラスチゾルを混合バスケット及びミキサーを具備する円錐型混合容 器中で混合した。粒子及びプラスチゾルをそれぞれ、装飾用粒子のプラスチゾル に対する重量比を制御しつる重量計量供給装置及び変速液体ポンプの使用により 混合容器に供給した。合計混合時間は約6分間であった。得られた磨耗層組成物 、すなわち装飾用粒子が分散している液体プラスチゾルを混合容器の底部から直 径3インチ(7,6cm)のホースによりリバースロールコータ−の溜めに供給 した。磨耗層組成物は10重量%の濃度の装飾用粒子を含み、80°F(26, 7℃)において1800cpsの粘度を有した。この組成物を以下の条件下で前 述の印刷されたゲル化した複合材料の表面に塗布するためにリバースロールコー タ−の溜めからコーターに送出した。
磨耗層/装飾用素材塗布(ミル) 20.4ライン速度(fpm) 53−60 複合材料ロール速度(fpm) 53−60塗りロール(fpm) 90−10 2 計量ロール(fpm) 4.4−5.1注入比 1.7:1 ニツプ設定(ミル) 23.5 次いで磨耗層組成物の塗膜を有する印刷され、ゲル化した複合材料を高温におい て融合させてインレイ磨耗層を形成し、ゲル化した複合材料中の発泡剤を分解さ せてエンボス組成物で印刷されていない部分を発泡させた。融合は空気循環型の 6個の領域を有する炉の中で実施した。領域の温度は(’C(’ F) )は以 下のとおりであった。(1)177 (350); (2)191 (375) ; (3)210 (410); (4)204 (400); (5)191  (375);及び(6)177 (350)。
次いで融合した製品にウレタン塗膜を塗布し、塗膜を紫外線に暴露することによ り硬化させた。ウレタン塗膜は複合材料に光沢のある外観を与えた。典型的な床 仕上材は以下の特性を有した。
cm (インチ) 全体の厚さ 0.207 (0,0815)ウレタントップコート 0.003 8 (0,0015)インレイ磨耗層 0.0508 (0,020)発泡層( 2,7・1発泡比) 0.0762 (0,030)フェルト裏材料 0゜07 62 (0,030)エンボスの深さ 0.0508 (0,020)得られた 製品の試験結果は、一体式の層が実質的に一様の厚さを有し、表面は特に平坦で 、装飾用粒子が実質的に一様に分散していることを示した。粒子は磨耗層の表面 の上には突き出なかった。それらは表面と同一水準かそれ以下であった。
一体式の層内の粒子は層の形成に用いた粒子の形状と実質的に同一の形状である ことが観察された。
要約すると、本発明は多層シートを含む改良製品を製造する有効な手段を提供す るということができる。
要 約 書 多層ノート(例えば弾性ビニル床仕上材を含む種類のシート)における、粒子を 含む一体式の層か、装飾用粒子(13)を分散させた液体キャリヤー物質(14 )を含む懸濁液(17)からなる組成物をその多層シートの一層の表面(21) に塗布することにより製造される。好ましくは、組成物の塗布はリバースロール (18,19)コーティング法により実施される。
国際調査報告 特表千5−505973(7) ニューシャーシー州 08015 ブラウン ミルズストリート33 ニューシャーシー州 08620 ヤードヴイル りニューシャーシー州 07 003 ブルームフィールド

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.無限の長さの予め決められた幅の多層シートであって、装飾用粒子を含みか つ前記シートの幅と実質的に同一の広がりをもつ一体式の層を含む多層シートを 製造する連続方法において、前記多層シートの一層の表面に実質的に表面の幅全 体にわたって延在する領域において前記装飾用粒子を分散させた液体物質を含む 組成物を連続的に塗布することにより前記一体式の層を形成し、前記シートが前 記領域の横方向に連続的に移動するときに、前記組成物から形成された一体式の 層の厚さが実質的に一様でかつ装飾用粒子が実質的に一様に分散するような条件 下で、前記組成物を塗宿し、次いで前記一体式の層の粒子を前記層の表面に永久 的に付着させることにより、実質的に一様な厚さを有しかつ装飾用粒子が実質的 に一様に分散している一体式の層を含むシートを提供することを含む方法。
  2. 2.前記組成物が実質的に樹脂粒子を分散させたプラスチゾルを含む請求の範囲 第1項記載の方法。
  3. 3.前記プラスチゾルがビニルプラスチゾルであり、前記粒子がビニルドライブ レンドの顆粒である請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.前記粒子が約150乃至約1000μmである請求の範囲第3項記載の方法 。
  5. 5.前記粒子が約200乃至約450μmである請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 6.前記粒子が前記組成物の約1乃至約25重量%の量で含まれる請求の範囲第 3項記載の方法。
  7. 7.前記組成物がリバースロールコーターにより前記表面に塗布される請求の範 囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の方法。
  8. 8.前記組成物を前記多層シートの裏材料に塗布することを含む請求の範囲第7 項記載の方法。
  9. 9.前記多層シートが床仕上材を含み、前記一体式の層が前記床仕上材の磨耗層 であり、部分的に印刷された発泡性のゲル化したプラスチゾルから形成された下 層のエンボス層に付着しており、前記エンボス層は下層の裏材料に付着しており 、前記方法が、前記裏材料上に前記部分的に印刷した発泡性のゲル化プラスチゾ ルを形成し、その表面に前記組成物を塗布し、かつ得られた複合材料を加熱して 発泡性プラスチゾルの印刷されていない部分を発泡させ、複合材料の樹脂を融合 させることを含む請求の範囲第7項記載の方法。
  10. 10.前記装飾用粒子が予め決められた形状を有するが、圧力の影響下で変形可 能であり、前記方法が、前記一体式の層内の前記粒子が前記予め決められた形状 と実質的に同一の形状を有するような条件下で前記一体式の層を形成することを 含む請求の範囲第1項記載の方法。
  11. 11.予め決められた幅の多層シートであって、前記シートの幅と実質的に同一 の広がりをもつ装飾用粒子を含む一体式の層を含み、前記一体式の層を形成する のに使用した粒子が予め決められた形状を有するが、圧力の影響下で変形可能で ある多層シートにおいて、前記シートの前記一体式の層の厚さが実質的に一様で あり、前記粒子が実質的に一様に前記一体式の層内に分散しており、かつ前記一 体式の層内の前記粒子が、予め決められた形状と実質的に同一の形状を有する多 層シート。
  12. 12.前記一体式の層が透明な融合した樹脂マトリックス中に分散した樹脂粒子 を含む請求の範囲第11項記載のシート。
  13. 13.ポリ(塩化ビニル)樹脂粒子がポリ(塩化ビニル)のマトリックス内で融 合している請求の範囲第12項記載のシート。
  14. 14.床仕上材の形態である請求の範囲第13項記載のシート。
  15. 15.裏材料を含み、かつそれに付着している磨耗層からなる前記一体式の層を 含む請求の範囲第14項記載の床仕上材。
  16. 16.印刷されたエンボス層の下にありかつそれに付着している裏材料を含み、 前記一体式の層が前記エンボス層の上にあり、かつそれに付着し、しかも前記床 仕上材の磨耗層を構成する請求の範囲第14項記載の床仕上材。
  17. 17.前記一体式の層の上にありかつそれに付着しているとともに、光沢を有す る外観の表面処理層を含む請求の範囲第16項記載の床仕上材。
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