JPH05505828A - ピリミジンシクロヘキサン誘導体、その製造方法、及び液晶混合物におけるその用途 - Google Patents

ピリミジンシクロヘキサン誘導体、その製造方法、及び液晶混合物におけるその用途

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JPH05505828A
JPH05505828A JP92500993A JP50099392A JPH05505828A JP H05505828 A JPH05505828 A JP H05505828A JP 92500993 A JP92500993 A JP 92500993A JP 50099392 A JP50099392 A JP 50099392A JP H05505828 A JPH05505828 A JP H05505828A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ピリミジンシクロヘキサン誘導体、 その製造方法、及び液晶混合物におけるその用途液晶は異方性と液体性の両方を 合わせ持つという特殊な性質を有しているため、広範な電気光学的スイッチング 及び表示素子において液晶が用いられている。これらの素子においては、配向を 変化させるために、液晶の電気的、磁気的、弾性的及び熱的な性質を用いること ができる。光学的効果は、複屈折、二色性の吸収を有する染料分子の取り込み( 「ゲスト・ホスト・モード」)、又は光散乱等の方法によって得ることができる 。
様々な応用分野における実用上の要求は増加し続けており、これを満足させるた めに、新規な改良された液晶混合物、及び多数の、様々な構造のメゾゲニツク( mesogenic)な化合物に対する要求が常に存在している。このことは、 ネマチ・ツク液晶相(TN=NニライステッドネマチックTN=スーパーツイス テ・ソドネマチック、5BE=スーパーツイステツド複屈折効果、ECB=電気 的制御複屈折等)が用いられる領域及び、スメクチック液晶相(強誘電性又は電 気的斜交(electroclinic)等)を有する領域の両方においてあて はまる。
液晶混合物として適した多(の化合物は、環状化合物(芳香族、ヘテロ芳香族、 もしくは飽和理系)の環が、直鎖のアルキル側鎖又は鎖内で小さな官能基(メチ ル基、塩素等)で置換されていて1カ所で分枝したアルキル側鎖に結合している という、構造的原理によって記述することができる[J、 At Chew、  Soc、、 Vo1108、4736(1986)、 5tructure I ; 5cience、 Mo1.231.350(1986)、 Fig、 I `; J。
Am、 Chew、 Soc、、 Vol、 108.5210(1986)、  Fig 3を参照のことコ。
本発明は、他の成分と組み合わせて、実用上特に有益な性質を有する新規な液晶 混合物を形成することのできる、新規なメゾゲニツクなビスピリミジニルシクロ ヘキサン誘導体を提供することを目的とする。下記の式(I)で表わされる液晶 ビスピリミジニルシクロヘキサン誘導体によって、この目的を達成することがで きる: XI及びX2は同−又は異なり、H,F、C1又はCNであり、好ましくl:H 又(まFであり、 R3、R4、R5及びR6は同−又は異なり、H,C1〜C16の直鎖又:ま分 枝鎖のアルキル基、又はC2〜C+aのアルケニル基であり、さらにここで1個 の−CH2−基が、−〇−1−〇〇−〇−又は−〇−CO−で置き換えられてI 、zでもよく、あるいは、R3及びR4、又はR5及びR6は、−緒になってC 3〜C8の環状アルキル基であり、 R7、R8及びR9は同−又は異なり、C1〜C l 6の直鎖又は分枝鎖のア ルキルは02〜CI6のアルケニル基であり、さらにここで、隣接する原子力< H及び/又はCである1個又はそれ以上の炭素原子にのみケイ素が結合してl, %る場合(こ(ま、1個又は2個の非隣接−C H Z−基が一〇−、−〇〇− 〇−又はーo−co−で置き換えられていてもよく、あるいはR]、R8及びR 9は、C3〜C8の環状アルキル基であるか、又はS1原子と一緒になって下記 のいずれかの基である二〇はC I− C Igの直鎖又は分枝鎖アルキレン基 、又はC2〜cueのアルケニレン基であり、さらにここで、Slが隣接する原 子がH及び/又はCである炭素原子(二のみ結合している場合には、1個又は2 個の非隣接−CH2−基力(、−0−、−s−、−〇−C○−、−C〇−〇−、 づ−co−又はーco−s−で置き換えられていてもよく、 nは3〜8である。) 好ましくは、ここでR1及びR2が共にC1〜C16の直鎖又(ま分枝鎖アルキ ル又はC r − C + sのアルコキン基、あるいは式R7−Si(CHs )z Gで表わされるアルキルジメチルシリルアルキル(オキシ)基である。さ ら;こ好ましく1マ、R1が直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はアルコキシ基であ り、R2が上述の光学活性な置換基である。また、式(I)においてR+及びR 2が同一である化合物及びXI=X”=H又はX1=X2=Fである化合物が好 ましい。
本発明に従う化合物は、とりわけ、広範囲なネマチック相を有するという事実に よって区別される。この性質によって、これらの化合物は、ネマチック及び強誘 電性混合物において、透明点を上昇させ、融点を低下させるために特に適してい る。さらに、これらの化合物は、強誘電性液晶混合物において有効スイッチング 角を最適化するために特に適している。
本発明はさらに、少なくとも2つの成分(一般には2から20の成分)からなり 、式(I)の化合物を含む液晶混合物(ネマチック、カイラルネマチック、スメ クチック、カイラルスメクチック、又は強誘電相、あるいはこれらの複数の相を 有する)に関する。その他の成分は、原則として周知のメゾゲニツクな化合物( 安息香酸フェニル、ビフェニル、フェニルピリミジン等)のいずれでもよい。
一般に、本発明による混合物は01〜90モル%、特に1〜60モル%の、式( I)のピリミジニルシクロヘキサン誘導体を含む。
本発明はさらに、液晶媒質が少なくとも1つの式(I)の化合物を含む液晶スイ ッチング及び表示素子(外板、液晶媒質、配向膜、電極、偏光子等の通常の成分 を含む)に関する。
本発明による化合物は、トランスーンクロヘキサンジカルボン酸から、下記に示 す合成経路等の周知の標準的な反応によって製造することができる:互生1 式中、SlはR’&同一であるか又は保護基(ペンゾイルオキシ、トリアルキル ンリルオキ入テトラヒドロピラニルオキシ、アシルオキシ、又はベンジルチオ等 )に対応している。
この合成は、トランスーンクロヘキサン−1,4−ンカルボン酸から出発し、例 えば、ロバウス(G、 Lohaus、 Org、 5ynth、 Co11.  Vol、 Vl、 304 (198g))の方法に従って、クロロスルフォ ニルイソシアネートを用いてトランス−ジニトリルに転換させる。ジニトリルの シアミジンへの転換及びジメチルアミノアクロレインとの反応は、シューベルト (H,5chubert)及びザック(H,Zaschke)の方法C1゜Pr akt、 CheII+、 312.494 (1970))に従って、同様に 行う。
式(I )(D不整化合物は、文献から周知の方法(Z、 Naturfors ch、 33b、 433−438(1978)等)に従って、まずトランス− 4−シアノシクロヘキサン−1−カルボン酸エチルを、モノアミジンを経由して トランス−4−(ピリミジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキシアミドに転 換させて合成する。このアミドのアミド基のアミジンへの転換、及びさらにジメ チルアミノアクロレイン又は等価のCS単位の化合物との反応によって、所望の 生産物が得られる(方法■を参照のこと)。
方法■ (IIり 式中、S2はR2と同一であるか(R2はR1と異なる)又は保護基(ペンジル オキシ、トリアルキルンリルオキシ、テトラヒドロビラニルオキシ、アシルオキ シ、ベンジルチオ等)あるいはグリーン(T、 f、 Green、 Prot ective Groups j、n Organic 5ynthesis、 Yiley(1981))の述べたフェノールに適したその他の保護基である。
保護基は同じ文献中で推薦されている方法によって除去することができる。
式(IV)においてX1′2がF又はC1である化合物は、適当なアミジンを2 −エトキンメチレンカルボン酸エステル誘導体を用いて、例えばポラ−らの方法 (A、B。
11er、et al、 Z、 Naturforsch、 33b 433− 438 (1978))を用いて縮合させることによって、次のようにして合成 することができる(方法■を参照のこと)′方法■ 次にピリミジン環の4−ヒドロキシ基を、POCl3又は三フッ化ジエチルアミ ノイオウ(DAST)を用いて、それぞれ塩素又はフッ素置換することができる 。
X′72がCNである化合物を得るためには、X1/2がBrである化合物を塩 素化合物と同様にして調製し、これをN−メチルピロリドン等の適当な溶媒中で シアン化銅と反応させる。
式(I)のエーテルは、ヘテロ環化合物の形成の前にエーテル構造が既に存在し ていない場合には、式(I[)、(DI)又は(IT)においてSl又はS2が OH又は0−(アルカリ)であるフェノールから、単官能基又応性ハロゲン化ア ルキル又はハロゲン化アルケニルとの反応によって、又は、単官能基又応性アル コール(R1として示した官能基から誘導することができる)又はそのメシルエ ステル又はトシルエステルから調製することができ、これらの反応成分の合成法 は周知である。
したがって、例えば式CI+)、(III)又は(rV)のフェノール又はチオ フェノールを、トリフェニルフォスフイン/アゾジカルボン酸ジエステルの存在 下で水酸化合物に結合させることができる(ミツノブ反応(Mitsunobu  reaction、 J、 Chets、 Soc。
Perkin Trans 1.1975.461等))。
また、これらのメゾゲニツクな水酸化合物又はメルカプト化合物のアルカリ金属 又はアルカリ土類金属塩を、別々に又は中間体として製造し、/%ロゲン化合物 、トルエンスルフォニルオキシ化合物又はメチルスルフォニルオキシ化合物と反 応さセルコともできる(ウィリアムソン反応(Yilliamson reac tion、 Patai、 TheChelIistry of the Et her Likage、 Interscience Publishers、  New Yo窒求@1967、 S。
446−468等))。
式(n)、(I[[)又は(mV)のフェノール又はチオフェノールは、また、 縮合条件(March、 Advanced Organic Chemist ry、 3rd Ed、、 1iley−InterscienceA New  Y。
rk、 1985. p、240.348−353等)、又はウィリアムソン反 応の条件下で、R1力1ら誘導しつるカルボン酸と反応させ、エステル又はチオ エステルを得ることもできる。同様にして、メゾゲニツクなカルボン酸(S’/ 52=COOH)及びR1力1ら誘導される水酸化物と反応させることも可能で ある。
調製した強誘電性液晶混合物について、自発分極の値Ps (nC/cm2)  、光学的応答時間τ(μS)及び有効スイッチング角e、、、 (0)を以下の ようにして測定した。
Psの値は、ディアマント(H,Diamant)らの方法(Rev、 Sci 、 In5tr、 28.30(1957))に従い、電極間距離が2μ篇であ り、配向膜としてラビングしたポリイミドを有する測定セルを用いて測定した。
τ及びe、、【は、分析器と偏光器の間1こ設置された偏光顕微鏡の回転台の上 に測定セルを置いて測定した。台を回転させ、セルの2つのスイッチング状態に ついて、光の透過が最小になる位置を測定した。
回転台の2つの位置の差は、有効傾き角の2倍に等しい。
応答時間τは、フォトダイオードを用い、光信号の高さが10%から90%に上 昇する時間を測定して決定した。スイッチング電圧は、±10v/μ真の矩形ノ (ルスである。相転移温度は、偏光顕微鏡を用い、加熱に伴うテクスチャーの変 化(:より決定した。これに対し、融点はDSC装置を用いて測定した。次の各 相:ネマチック(N又はN*) スメクチック(Sc又はS c * )スメクチック(SA又はS A * ) 結晶(X又はK) の間の相転移温度は0Cで表わし、相系列において相の記号の間に示す。
実施例1 トランス−1,4−ビス(5−才クチルオキシピリミジン−2−イル)シクロヘ キサンの合成 30m1のジクロロメタン中50.4g (357mmol)のクロロスルフォ ニルイソシアネートを、90m1のジクロロメタン中30g (174mmol )のトランス−シクロヘキサン−1゜4−ジカルボン酸に、還流下に滴下した。
気体の発生が終了した後、さらに1.5時間還流下で混合物を撹拌した。次に4 hl (715mmol)のDMFを−1560から−20゜Cにおいて滴下し 、この混合物をさらに15分間撹拌し、300m1の氷水を用いて加水分解した 。相を分離し、水相をジクロロメタンで抽出した。集めた有機溶媒相を水で4回 洗浄し、MgSO3上で乾燥し、減圧蒸留した。DMFから結晶させて、8、7 4g (37,4%)のトランス−シクロヘキサン−1,4−ジニトリルを得た 。
6.41g (200ルol)の純粋メタノール及び100m1のジオキサン中 6.71g (50關o1)のトランス−シクロヘキサン−1,4−ジニトリル に、混合物が飽和するまでOoCにおいて塩酸を加えた。この混合物をO″Cで 15時間撹拌した。析出した生成物を窒素気流下で吸引濾過し、ジオキサンで洗 浄し、KOH上で5060において減圧乾燥した。
得られた10.05g (37,1mmol=収率74%)のトランス−シクロ ヘキサン−1,4−ジイミノメチルエステルニ塩酸を112m1のエタノールに 溶解し、81.5mlの飽和エタノール性アンモニア溶液を加えた。混合物を6 0°Cにおいて2.5時間、及び室温で15時間撹拌した。次にこの混合物をほ とんど乾燥するまで蒸留し、エーテルとともに撹拌し、得られた析出物を吸引濾 過した。減圧乾燥して、8.45g (94,5%)のトランス−シクロヘキサ ン−1,4−ジアミジンニ塩酸を得た。
5mlのエタノール中2.27g (9,96配o1)の2−才クチルオキシ− 3−ジメチルアミノアクロレイン及び1.0g (4,15mmol)のトラン ス−シクロヘキサン−1,4−ジアミジンニ塩酸を、6.3mlのエタノールに 溶解した230mg (9,96mmol)のナトリウム中に、室温において滴 下した。この混合物を120時間還流した。冷却後、反応液を部分濃@ (se Illiconcentrated) HC]を用いてpH3に調整して蒸留し 、残渣に30m1の水を加えた。水溶液をジクロロメタンで数回抽出した。有機 溶媒相を集め、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧蒸留した。シリカゲルクロマ トグラフィーによる精製及びヘキサンからの結晶化によって、380mg (1 8%)の最終生成物を得た。この生成物は下記の相系列を有していた:X 48  Sx 114.8 N 135 I実施例2 液晶混合物の調製 実施例1の化合物を60モル%、及び4−エチル−2−フルオロ−4′−[2− (トランス−4−n−ペンチルシクロヘキシル)エチル]ビフェニル(成分B) を40モル%含む混合物を調製した。
この混合物の透明点は111°Cであった。純粋な成分B(Bの相系列・X 2 4 SB (13) N 103.4 I)と比較すると、本発明の化合物を添 加することによって、透明点は著しく上昇した。
実施例3 FLC混合物における使用 次の組成を有する液晶混合物を調製した(モル%)。
5−オクチルオキシ−2−(4−へキシルオキシフェニル)ピリミジン 8.1 5−オクチルオキシ−2−(4−ブチルオキシフェニル)ピリミジン 8.65 −才クチルオキシ−2−(4−デシルオキシフェニル)ピリミジン 685−オ クチルオキシ−2−(4−オクチルオキシフェニル)ピリミジン 3.75−オ クチル−2−(4−ヘキシルオキシフェニル)ピリミジン 1285−オクチル −2−(4−オクチルオキシフェニル)ピリミジン 11.55−オクチル−2 −(4−デシルオキシフェニル)ピリミジン 8.7トランスー4−ペンチルシ クロヘキサンカルボン酸4−(5−ドデシルピリミジン−2−イル)フェニル  12.65−ペンチル−2−(−4−シアノフェニル)ピリミジン 2.0(2 3,3S)−2−(4−(5−オクチルピリミジン−2−イル−)フェニルオキ シ)メチル−3−ブチルオキシラン 5.7(2R,3R)−3−プロピル−オ キシラン−2−カルボン酸(4−(2−才クチルオキシピリミジン−5−イル) フェニル 64(S)−4−(2−オクチルオキシビラミジン−5−イル)フェ ニル(スピロ(1,3−ジオキソラン−2,1゛−シクロヘキサン)−4−イル )メチルエーテル 3.3トランス−1,4−ビス(5−オクチルオキシピリミ ジンー2−イル)−シクロヘキサン 98 この混合物は以下の液晶相系列を有しており:X −7Sc* 49 SA*  58 N* 85 I25°Cにおける自発分極は17.5nC/cm2であっ た。
実施例4 スイッチング及び表示素子の構造 実施例3の強誘電性液晶混合物を、ポリイミドでコーティングした厚さ2μ翼の セル(EHC社製、東京)に入れ、15V/cm”、10にの矩形電界で10分 間処理した。
次に、FLC表示素子に電界強度10Vu−’、パルス幅190μsのパルスを 印加してスイッチさせた。この素子の有効スイッチング角は45度であった。
この実施例によって、本発明に従う成分を用いて、液晶セルにおいて短い応答時 間と望ましい有効スイッチング角を有する強誘電性液晶混合物を製造しうること が示された。
要約書 ピリミジンシクロヘキサン誘導体、その製造方法、及び液晶混合物におけるその 用途 (式中、R1及びR2は同−又は異なり、例えば直鎖又は分枝鎖のアルキル基で あり、 Xl及びXlは同−又は異なり、HSF、C1又はCNである)で表わされるビ スピリミジニルシクロヘキサン液晶は、液晶混合物の成分として特に適している 。
ネマチンク及びスメクチック液晶混合物において、これらの化合物は低い融点と 広い相の範囲をもたらす。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I)で表わされるビスビリミジニルシクロヘキサン:▲数式、化学式、 表等があります▼(I)(式中、R1及びR2は、同一又は異なり、C1〜C1 0の直鎖又は分枝鎖(不整炭素原子を含むか又は含まない)のアルキル基又はア ルケニル基であり、ここで1個又は2個の非隣接−CH2−基が、−O−、−S −、−CO−、−CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−で置き換えら れていてもよく、さらに、1個又はそれ以上のHがFで置き換えられていてもよ く、あるいはR1及びR2は下記のいずれかの基である: OCF3、OCHF2、 ▲数式、化学式、表等があります▼ X1及びX2は同一又は異なり、H、F、C1又はCNであり、R3、R4、R 5及びR6は同一又は異なり、H、C1〜C16の直鎖又は分枝鎖のアルキル基 、又はC2〜C16のアルケニル基であり、さらにここで1個の−CH2−基が 、−O−、−CO−O−又は−O−CO−で置き換えられていてもよく、あるい は、R3及びR4、又はR5及びR6は一緒になってC3〜C8の環状アルキル 基であり、 R7、R8及びR9は同一又は異なり、C1〜C16の直鎖又は分枝鎖のアルキ ル基又はC2〜C16のアルケニル基であり、さらにここで、1個又は2個の非 隣接−CH2−基が−O−、−CO−O−又は−O−CO−で置き換えられてい てもよく、あるいはR7、R8及びR9は、C3〜C8の環状アルキル基である か、又はSi原子と一緒になって下記のいずれかの基である:▲数式、化学式、 表等があります▼ GはC1〜C16の直鎖又は分枝鎖アルキレン基、又はC2〜C16のアルケニ レン基であり、さらにここで、1個又は2個の非隣接−CH2−基が、−O−、 −S−、−O−CO−、−CO−O−、−S−CO−又は−CO−S−で置き換 えられていてもよく、 nは3〜8である)。
  2. 2.式(I)において、官能基R1及びR2がともに直鎖又は分枝鎖のアルキル 基、アルコキシ基、又はアルキルジメチルシリルアルキル(オキシ)基である、 請求項1記載のビスピリミジニルシクロヘキサン誘導体。
  3. 3.式(I)においてR1が直鎖又は分枝鎖のアルキル基又はアルコキシ基であ り、R2が少なくとも1つの不整炭素原子を有する原子団である、請求項1記載 のビスピリミジニルシクロヘキサン誘導体。
  4. 4.トランス−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸から出発し、同時にある いは連続してピリミジン環系を形成することを特徴とする、請求項1記載の式( I)で表わされるビスピリミジニルシクロヘキサン誘導体の製造方法。
  5. 5.請求項1記載の式(I)で表わされるビスピリミジニルシクロヘキサン誘導 体の、液晶混合物の1成分としての用途。
  6. 6.液晶混合物がネマチックである、請求項5記載の用途。
  7. 7.液晶混合物が強誘電性である、請求項5記載の用途。
  8. 8.少なくとも2成分からなり、少なくとも1つの、請求項1記載の式(I)で 表わされるビスピリミジニルシクロヘキサン誘導体を含む液晶混合物。
  9. 9.1〜60モル%の、少なくとも1つのビスピリミジニルシクロヘキサン誘導 体を含む、請求項8記載の液晶混合物。
  10. 10.外板、少なくともひとつの配向膜、電極、及び液晶媒体を含み、該液晶媒 体が請求項8記載の液晶混合物である、液晶スイッチング及び表示素子。
JP92500993A 1991-01-05 1991-12-13 ピリミジンシクロヘキサン誘導体、その製造方法、及び液晶混合物におけるその用途 Pending JPH05505828A (ja)

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